JP2009230833A - 光ピックアップ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】サブビームに生じる軸外特性の劣化を円滑に解消できる光ピックアップ装置を提供する。
【解決手段】光ピックアップ装置は、半導体レーザ10と、レーザ光をディスク50上に収束させる対物レンズ40と、レーザ光をメインビームと2つのサブビームに分割する回折格子20とを備える。回折格子20は、対物レンズ40におけるメインビームの有効径領域41aよりも小さい中央の領域に、2つのサブビームの両方を重ねて入射させるための回折パターン24a、24b、24cが配されている。こうすると、対物レンズ40上におけるサブビームの入射領域が小さくなり、サブビームに生じる収差が抑制される。
【選択図】図3
【解決手段】光ピックアップ装置は、半導体レーザ10と、レーザ光をディスク50上に収束させる対物レンズ40と、レーザ光をメインビームと2つのサブビームに分割する回折格子20とを備える。回折格子20は、対物レンズ40におけるメインビームの有効径領域41aよりも小さい中央の領域に、2つのサブビームの両方を重ねて入射させるための回折パターン24a、24b、24cが配されている。こうすると、対物レンズ40上におけるサブビームの入射領域が小さくなり、サブビームに生じる収差が抑制される。
【選択図】図3
Description
本発明は、光ピックアップ装置に関するものであり、特に、複数種類のディスクに対応可能な互換型の光ピックアップ装置に用いて好適なものである。
近年、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)の他、ブルーレイディスク等の次世代DVDが商品化されている。これに伴い、各ディスクに同時に対応可能な3波長互換型の光ピックアップ装置の開発が進められている。この場合、一つの対物レンズを用いてCD、DVDおよび次世代DVDに同時に対応可能とすると、光ピックアップ装置の小型化および部品点数の削減を円滑に進めることができる。しかし、こうすると、対物レンズの設計上、高効率の波長帯のレーザ光、すなわち、CD用レーザ光における軸外特性が劣化するとの問題が生じる。
具体的には、対物レンズの光軸に対して斜め方向からCD用レーザ光が入射すると、CD用レーザ光に大きな収差が発生する。他方、トラッキングエラー信号の生成のために3つのビーム(3ビーム法、等)を用いると、2つのサブビームは、対物レンズに対して斜め方向から入射する。よって、このように、CD、DVDおよび次世代DVD用に一つの対物レンズを用いると、CD用レーザ光のサブビームに大きな収差が発生し、トラッキングサーボに悪影響が生じるとの問題が起こる。
特開平10−320826号公報
本発明は、このような問題を解消するためになされたものであり、サブビームに生じる軸外特性の劣化を円滑に解消できる光ピックアップ装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る光ピックアップ装置は、レーザ光を出射するレーザ光源と、前記レーザ光を記録媒体上に収束させる対物レンズと、前記レーザ光源と前記対物レンズの間に配されるとともに前記レーザ光をメインビームと2つのサブビームに分割する回折格子とを備え、前記回折格子は、前記対物レンズにおける前記メインビームの有効径領域よりも小さい中央の領域に、前記2つのサブビームの両方を重ねて入射させる回折作用を前記レーザ光に付与することを特徴とする。
この態様に係る光ピックアップ装置によれば、2つのサブビームがメインビームの有効径よりも小さい領域に入射されるため、有効径全体に入射される場合に比べて、サブビームの開口数が小さくなる。他方、レーザ光に生じる収差の大きさは開口数に比例する。たとえば、コマ収差は開口数の3乗に比例し、また、非点収差は開口数の2乗に比例する。よって、このように2つのサブビームの開口数が小さくされると、これら2つのサブビームに生じる収差が抑制される。よって、この態様に係る光ピックアップ装置によれば、2つのサブビームが対物レンズの光軸に対して斜め方向から入射しても、これにより生じる収差を抑制することができ、3ビーム法によるトラッキングサーボを円滑に実現することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様に係る光ピックアップ装置において、前記回折格子は、前記有効径領域を前記対物レンズのトラッキング方向に横断する帯状の領域に、前記2つのサブビームの両方を重ねて入射させることを特徴とする。
この態様によれば、対物レンズがトラッキング方向に変位しても、対物レンズに対するサブビームの入射状態が変化せず、常に対物レンズの中央部分にサブビームを入射させることができる。よって、トラッキングサーボ時に対物レンズが変位されても、サブビームを記録媒体上に常に適正に位置づけることができ、円滑なトラッキングサーボ動作を実現することができる。
本発明の第3の態様は、第1または第2の態様に係る光ピックアップ装置において、前記回折格子には、前記2つのサブビームを生成するための回折領域以外の領域であって、前記有効径領域に対応する前記メインビームの入射領域に、前記回折領域を通過する際に前記メインビームに生じる光強度の減衰と同程度の減衰を前記メインビームに生じさせる光学手段が配されていることを特徴とする。
この態様によれば、光学手段によってレーザ光の強度が上記のように調整されるため、記録媒体上におけるメインビームの強度分布を安定化させることができ、円滑な記録/再生動作を実現することができる。なお、光学手段は、前記メインビームの一部を前記メインビームと前記サブビームの光路外へと導く回折パターンとして構成することができる。
上記各態様に係る光ピックアップ装置は、CD、DVDおよび次世代DVDに対応可能な互換型の光ピックアップ装置として構成することができる。この場合、前記対物レンズは、次世代DVD用の青色波長帯のレーザ光と、DVD用の赤色波長帯のレーザ光と、CD用の赤外波長帯のレーザ光を対応するディスクに収束可能に構成される。また、前記レーザ光源は、CD用の赤外波長帯のレーザ光を出射し、さらに、前記回折格子は、前記CD用の赤外波長帯のレーザ光を前記メインビームと前記2つのサブビームに分割するよう構成される。こうすると、対物レンズの設計上、高効率のCD用レーザ光に軸外特性の劣化が生じても、CD用レーザ光のサブビームに生じる収差を抑制することができる。よって、CD用レーザ光に対するトラッキングサーボを円滑に行うことができる。
以上のとおり、本発明によれば、サブビームに生じる軸外特性の劣化を円滑に解消できる光ピックアップ装置を提供することができる。
本発明の意義ないし効果は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下の実施の形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以下の実施の形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
以下、本発明の実施の形態につき図面を参照して説明する。
<基本構成>
まず、図1ないし図7を参照して、実施の形態の基本構成について説明する。
まず、図1ないし図7を参照して、実施の形態の基本構成について説明する。
図1は、回折格子の回折パターン21aがレーザ光の有効入射領域よりも小さい領域に形成されたときのサブビームの状態を示す図である。同図(c)は、半導体レーザ10からディスク50までの光学系の基本構成を示す図、同図(a)は、回折格子20の構成を示す図、同図(b)は、対物レンズ40上におけるサブビーム(±1次回折光)の入射状態を示す図である。
なお、この光学系では、対物レンズ40の入射領域がアパーチャ41によって制限されている。ここで、アパーチャ41は、円形の開口41aを有し、その中心が対物レンズ40の光軸に一致するように対物レンズ40の入射面に配されている。対物レンズ40が中立位置にあるときにアパーチャ41の開口41a内を通るメインビームの光束範囲は、回折格子20上では、同図(a)の破線で示す範囲となる。半導体レーザ10からのレーザ光は、この破線で示す範囲よりも広い範囲で回折格子に入射し、対物レンズ40の入射面には、アパーチャ41の開口41aよりも広い範囲でレーザ光が照射される。
以下では、同図(a)に破線で示す円形の領域を、“有効入射領域”と称する。なお、開口41aによって規定される対物レンズ40上の光入射領域が、特許請求の範囲における“有効径領域”に対応する。
同図(a)に示す如く、この光学系では、回折格子20上の有効入射領域と同心円となる領域に回折パターン21aが配されている。この回折パターン21aは、たとえば、ステップ型のホログラムによって構成され、+1次回折光(以下、「+1次光」という)と−1次回折光(以下、「−1次光」という)を、それぞれ、同図(a)のY軸方向に回折させる。なお、回折パターン21aよりも外側は、透明な領域(透明領域21b)である。
回折パターン21aを通ったレーザ光は、回折を受けない0次回折光(以下、「0次光」という)と、+1次光、−1次光に分割される。ここで、0次光はメインビームの一部となり、+1次光と−1次光は、それぞれ、サブビームとなる。ここで、回折パターン21aは、たとえば、0次光の光量が全光量の87.5%、±1次光の光量が全光量の6.25%となるよう調整される。この場合、回折された後の0次光、+1次光、および、−1次光の光量比は、0次光:+1次光:−1次光=14:1:1となる。
+1次光と−1次光は、それぞれ、同図(c)の破線と実線の光路を進んで対物レンズ40に入射する。なお、図中、30はコリメートレンズである。この場合、+1次光(サブビーム)と−1次光(サブビーム)は、同図(b)に示す如く、対物レンズ40の中心からY軸方向にそれぞれ一定距離だけシフトした位置に入射する。ここで、対物レンズ40に対する+1次光(サブビーム)と−1次光(サブビーム)の入射方向は、同図(c)からも分かるとおり、対物レンズ40の光軸に対して一定角度だけY軸方向に傾いている。したがって、+1次光(サブビーム)と−1次光(サブビーム)には、軸外特性に基づく収差が発生する。
しかし、この光学系では、同図(b)の如く、対物レンズ40上の+1次光(サブビーム)と−1次光(サブビーム)の入射領域がアパーチャ41aの開口領域よりもかなり小さくなる。このため、上記の如く、これらサブビームが対物レンズ40の光軸に対して傾いた方向から対物レンズ40に入射しても、これらサブビームに生じる収差は、開口領域全体にサブビームが入射する場合に比べて顕著に小さくなる。
しかし、この光学系では、同図(b)に示す如く、対物レンズ40上における+1次光(サブビーム)と−1次光(サブビーム)の入射領域が円形であるため、トラッキングサーボの際に対物レンズ40がトラッキング方向(図中X軸方向)に変位されると、対物レンズ40に対する+1次光(サブビーム)と−1次光(サブビーム)の入射位置が変化し、これに起因してトラッキング特性が不安定になる惧れがある。
かかる不具合は、回折格子20上における回折パターンの配置領域を図2(a)のように変更することにより解消され得る。ここでは、回折格子20を左右に横切る帯状の領域に回折パターン22aが配されている。回折パターン22aにおける回折作用は、図1(a)の場合と同様である。回折パターン22aの上下は、透明な領域(透明領域22b、22c)となっている。
このように回折パターン22aの配置領域を変更すると、回折パターン22aの回折作用によって生成された+1次光と−1次光は、対物レンズ40の入射面に対して同図(b)の状態で入射する。すなわち、この場合、+1次光と−1次光は、対物レンズ40の中心からY軸方向にそれぞれ一定距離だけシフトした帯状の領域に入射する。具体的には、+1次光は、同図(b)の上下の破線の間の領域に入射し、−1次光は、同図(b)の上下の実線の間の領域に入射する。
なお、対物レンズ40に対する+1次光と−1次光の照射範囲は、アパーチャ41の開口41aよりも、X軸方向に幅広となっている。この照射範囲にて照射された+1次光と−1次光のうち、アパーチャ41の開口41aを通る光が、同図(b)に示す如く、対物レンズ40に入射する。
したがって、この光学系では、トラッキングサーボの際に対物レンズ40がトラッキング方向(図中X軸方向)に変位されても、対物レンズ40に対する+1次光(サブビーム)と−1次光(サブビーム)の入射領域(帯状の領域)が変化することはない。このため、図1の場合のようにトラッキング特性が不安定になる惧れはなく、安定したトラッキング動作を実現できる。
なお、この場合も、対物レンズ40に対する+1次光(サブビーム)と−1次光(サブビーム)の入射方向は、同図(c)からも分かるとおり、対物レンズ40の光軸に対して一定角度だけY軸方向に傾いている。したがって、この場合も、+1次光(サブビーム)と−1次光(サブビーム)には、軸外特性に基づく収差が生じるが、対物レンズ40上の+1次光(サブビーム)と−1次光(サブビーム)の入射領域がアパーチャ41aの開口領域よりも小さいため、上記と同様、これらサブビームに生じる収差は、開口領域全体にサブビームが入射する場合に比べて抑制される。
ところで、図1、図2の光学系では、図1(b)および図2(b)に示すように、対物レンズ40の中心からY軸方向にそれぞれ一定距離だけシフトした位置に+1次光と−1次光が入射される。しかし、通常、対物レンズ40に対するレーザ光の入射位置が対物レンズ40の光軸からずれる程、レーザ光に生じる収差が大きくなり、レーザ光の光学特性が劣化する。したがって、2つのサブビームの光学特性をより良好にするには、これら2つのサブビームを、ともに対物レンズ40の光軸付近に入射させるのが望ましい。
図3(a)は、2つのサブビームをともに対物レンズ40の光軸付近を通過させる場合の回折格子20の構成を示す図である。同図(a)において、回折パターン24aと回折パターン24bは、同図(c)に示す第2サブビーム(実線)を生成するための回折パターンであり、回折パターン24aと回折パターン24cは、同図(c)に示す第1サブビーム(破線)を生成するための回折パターンである。ここで、回折パターン24a、24b、24cは、以下の設計思想に基づいて構成される。
図4(a)は図3(c)の部分拡大図、図4(b)は回折格子20の側断面図、図4(c)は回折格子20の平面図である。
図4(a)を参照して、ディスク50上における第1サブビームと第2サブビームの集光位置から対物レンズ40中央の同じ領域Da(図3(b)参照)を通る光線を回折格子20に向かう方向に追跡すると、回折格子20上における第1サブビームと第2サブビームの発生領域W1、W2は、Y軸方向に、一部重なり合った状態で、所定距離だけずれた位置にある。この場合、発生領域W1は、第1サブビームをY軸方向に一定角度だけ回折させ、発生領域W2は、第2サブビームを第1サブビームの回折方向とは逆の方向に第1サブビームと同じ角度だけ回折させれば良い。
この場合、発生領域W1、W2の重なり部分は、この部分を通るレーザ光に対してY軸方向にプラス/マイナスの回折作用を与えて第1サブビームと第2サブビームを生成できれば良い。したがって、この重なり部分には、図2の回折パターン22aと同様、±1次の回折光を生成する回折パターンが配されれば良いこととなる。この重なり部分に配される回折パターンが、図3(a)および図4(b)、(c)における回折パターン24aである。この回折パターン24aは、上記図2の場合と同じく、たとえば、ステップ型のホログラムによって形成される。
次に、発生領域W1のうち、この重なり部分よりもY軸方向外側にある部分については、上記の如く、第1サブビームをY軸方向に一定角度だけ一方向に回折させる回折作用を付与できれば良い。よって、この部分には、この方向のみに回折作用を付与する回折パターンが配されれば良いこととなる。この部分に配される回折パターンが、図3(a)および図4(b)、(c)における回折パターン24cである。この回折パターン24cは、たとえば、ブレーズ型のホログラムによって形成される。
さらに、発生領域W2のうち、前記重なり部分よりもY軸方向外側にある部分については、上記の如く、第2サブビームを第1サブビームの回折方向とは逆の方向に第1サブビームと同じ角度だけ回折させる回折作用を付与できれば良い。よって、この部分には、この方向のみに回折作用を付与する回折パターンが配されれば良いこととなる。この部分に配される回折パターンが、図3(a)および図4(b)、(c)における回折パターン24bである。この回折パターン24bは、たとえば、ブレーズ型のホログラムによって形成される。
なお、図4(b)に示す構成例では、回折格子20が、2つの透明基板24g、24hと、これら透明基板24g、24hによって挟まれたホログラム層24fからなっている。このホログラム層24f中、発生領域W1、W2の重なり部分に、ステップ型ホログラムによる回折パターン24aが形成され、また、発生領域W1、W2の前記重なり部分以外の領域に、ブレーズ型ホログラムによる回折パターン24b、24cが形成されている。なお、発生領域W1、W2よりもさらに外側は、同図(c)に示す如く、透明な領域(透明領域24d、24e)となっている。
こうして、回折格子20を生成すると、図3(b)に示す如く、第1サブビームと第2サブビームを、ともに、対物レンズ40中央の帯状の領域に入射させることができる。よって、2つのサブビームの光学特性をより良好にすることができ、安定したトラッキングサーボ動作を実現することができる。
なお、図3および図4には、対物レンズ40中央の帯状の領域に2つのサブビームを導く場合を例示したが、図5(b)のように対物レンズ40中央の円形の領域に2つのサブビームを導く場合には、回折格子20上の回折パターンを図5(a)のように変更すれば良い。この場合、図4の発生領域W1、W2は円形となり、その重なり部分に、±1次の回折光を生成する回折パターン23aが配され、この重なり部分よりも外側の部分に、一方向のみに回折作用を付与する回折パターン23b、23cが配される。この場合も、回折パターン23aは、たとえばステップ型のホログラムによって形成され、回折パターン23b、23cは、たとえばブレーズ型のホログラムによって形成される。回折パターン23a、23b、23cよりも外側は、透明な領域(透明領域23d)とされる。
ところで、上記図3(a)および図5(a)の回折格子20では、回折パターンが配されていない領域が透明な領域となっている。しかし、メインビームのうち回折パターンを通過する部分の光強度は、回折作用によってサブビームが発生することに応じて光量が低下する。
たとえば、図3(a)の回折パターン24aにおける0次光、+1次光、−1次光の回折効率を、0次光:+1次光:−1次光=87.5%:6.25%:6.25%とすると、メインビームのうち回折パターン24aを通過する光の光量は、回折作用によって12.5%低下する。また、図3(a)の回折パターン24bにおける0次光、+1次光の回折効率を、0次光:+1次光=93.75%:6.25%とすると、メインビームのうち回折パターン24bを通過する光の光量は、回折作用によって6.25%低下する。同様に、図3(a)の回折パターン24cにおける0次光、−1次光の回折効率を、0次光:−1次光=93.75%:6.25%とすると、メインビームのうち回折パターン24cを通過する光の光量は、回折作用によって6.25%低下する。
このように、メインビームの光量は、透明領域24d、24eを通るか、回折領域24a、24b、24cを通るかで減衰の程度が相違することとなる。その結果、ディスク上におけるビームスポットの光量分布が、周辺部分にサイドローブを持った分布となり、これによって記録/再生特性に何らかの影響が生じる惧れがある。
この点は、たとえば、図6に示すように、回折パターン24a、24b、24cより外側の領域にも回折パターン24i、24jを配し、回折パターン24i、24jを通るメインビームの一部を、メインビームとサブビームの光路外に拡散または散乱させることにより解消できる。ここで、回折パターン24i、24jにおける拡散または散乱のための回折効率は、回折パターン24aにおける±1次光の回折効率と同程度とされる。こうすると、メインビームのうち、回折パターン24i、24jを通る光が、回折パターン24aを通る光と同程度に減衰され、これにより、ディスク上におけるビームスポットの光量分布が、周辺部分にサイドローブを持った分布となるのを抑制できる。
なお、図5の構成例においても、図6の場合と同様、ディスク上におけるビームスポットの光量分布に歪が生じる。この場合も、図7に示すように、回折パターン23a、23b、23cより外側の領域にも回折パターン23eを配し、回折パターン24i、24jを通るメインビームの一部を、メインビームとサブビームの光路外に拡散または散乱させることにより、光量分布の歪を抑制することができる。
<実施例>
次に、本発明の実施例について説明する。本実施例は、CD、DVDおよびブルーレイディスク(以下、「BD」という)に対応可能な互換型の光ピックアップ装置に本発明を適用したものである。
次に、本発明の実施例について説明する。本実施例は、CD、DVDおよびブルーレイディスク(以下、「BD」という)に対応可能な互換型の光ピックアップ装置に本発明を適用したものである。
図8(a)は、本実施例に係る光ピックアップ装置の光学系の構成を示す図、図8(b)は、対物レンズ112の構成を示す図である。なお、同図(a)には、便宜上、回路側の構成(再生回路301、サーボ回路302、駆動回路303)が重ねて図示されている。
図示の如く、光ピックアップ装置の光学系は、BD用レーザ101と、回折格子102と、ダイクロプリズム103、DVD用レーザ104と、回折格子105と、偏光ビームスプリッタ116と、ミラー107と、ダイクロイックプリズム108と、コリメートレンズ109と、1/4波長板111と、立ち上げミラー112と、対物レンズ113と、レンズホルダ114と、対物レンズアクチュエータ115と、アナモレンズ116と、光検出器117と、CD用レーザ121と、回折格子122と、偏光ビームスプリッタ123と、アナモレンズ124と、光検出器125を備えている。
BD用レーザ101は、青色波長(405nm程度)のレーザ光(以下、「BD用レーザ光」と称する)を出射する。回折格子102は、BD用レーザ光をメインビームと2つのサブビームに分割する。なお、この回折格子102は、上述の回折格子ではなく、通常の回折格子である。ダイクロプリズム103は、BD用レーザ101から出射されたBD用レーザ光を透過し、DVD用レーザ104から出射されたレーザ光を反射する。
DVD用レーザ104は、赤色波長(650nm程度)のレーザ光(以下、「DVD用レーザ光」と称する)を出射する。回折格子105は、DVD用レーザ光をメインビームと2つのサブビームに分割する。なお、この回折格子105も、上述の回折格子ではなく、通常の回折格子である。
偏光ビームスプリッタ106は、ダイクロイックプリズム103側から入射されたBD用レーザ光とDVD用レーザ光を略全透過する。偏光ビームスプリッタ106を透過したBD用レーザ光またはDVD用レーザ光は、ミラー107によって反射された後、ダイクロイックプリズム108を透過し、コリメートレンズ109に入射する。ダイクロックプリズム108は、BD用レーザ光とDVD用レーザ光を透過し、CD用レーザ121から出射された赤外波長(780nm程度)のレーザ光(以下、「CD用レーザ光」という)を反射する。
コリメートレンズ109は、ダイクロイックプリズム108側から入射されたBD用レーザ光、DVD用レーザ光およびCD用レーザ光を平行光に変換する。なお、BD用レーザ光が用いられる場合、コリメートレンズ109は、レンズアクチュエータ110によって光軸方向に変位される。これにより、BD用レーザ光の収差が抑制される。
1/4波長板111は、コリメートレンズ109側から入射されたBD用レーザ光、DVD用レーザ光およびCD用レーザ光を円偏光に変換し、また、立ち上げミラー112側から入射されたBD用レーザ光、DVD用レーザ光およびCD用レーザ光を、コリメートレンズ109側から入射されたときの偏光方向に直交する直線偏光に変換する。立ち上げミラー112は、1/4波長板111側から入射されたBD用レーザ光、DVD用レーザ光およびCD用レーザ光を対物レンズ113に向かう方向に反射する。
対物レンズ113は、BD用レーザ光を、カバー厚0.1mmのBD上に適正に収束でき、且つ、DVD用レーザ光およびCD用レーザ光を、基板厚0.6mmのDVDおよび基板厚1.2mmのCD上に適正に収束できるよう設計されている。
同図(b)に示す如く、対物レンズ113の入射面には、CD用レーザ光のみを拡散または散乱させる波長選択性のホログラム113aが形成されている。ホログラム113aはリング状に形成されており、CD用レーザ光は、ホログラム113aが形成されていない円形状の開口部分から対物レンズ113に入射する。なお、このホログラム113aは、上記図1〜図7におけるアパーチャ41に相当する。このホログラム113aによってCD用レーザ光の外周部分がカットされる。これにより、CD用レーザ光のメインビームが適正な開口数にて対物レンズ113に入射し、CD上に適正にフォーカスされる。
なお、ホログラム113aによって規定される対物レンズ113上のCD用レーザ光の入射領域が、特許請求の範囲における“有効径領域”に対応する。
対物レンズ113は、ホルダ114に装着されている。対物レンズアクチュエータ115は、サーボ回路302からのサーボ信号に応じて、ホルダ114をフォーカス方向およびトラッキング方向に駆動する。これにより、対物レンズ113は、フォーカス方向およびトラッキング方向に駆動される。なお、対物レンズアクチュエータ115には、たとえば、コイルと磁気回路からなる従来周知の電磁駆動方式のアクチュエータが用いられる。このうち、コイルがホルダ114に装着される。
ディスク(BDまたはDVD)によって反射されたBD用レーザ光またはDVD用レーザ光は、上記光路を逆行し、偏光ビームスプリッタ106に入射する。このとき、BD用レーザ光またはDVD用レーザ光は、1/4波長板111による作用により、偏光ビームスプリッタ106に対してS偏光となっている。よって、ディスク(BDまたはDVD)にて反射されたBD用レーザ光またはDVD用レーザ光は、偏光ビームスプリッタ106によって反射され、アナモレンズ116に入射する。
アナモレンズ116は、入射されたBD用レーザ光またはDVD用レーザ光に非点収差を導入して光検出器117へと収束させる。光検出器117は、受光したレーザ光の強度分布から再生RF信号、フォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号を導出するためのセンサーパターンを有している。各センサからの信号は、再生回路301、サーボ回路302および駆動回路303に出力される。
CD用レーザ121は、赤外波長(780nm程度)のCD用レーザ光を出射する。回折格子122は、CD用レーザ光をメインビームと2つのサブビームに分割する。なお、この回折格子122として、たとえば、上記図3(a)または図5(a)の構成の回折格子が用いられる。あるいは、図6(a)または図7(a)の構成の回折格子を用いても良い。
回折格子122によって3ビームに分割されたCD用レーザ光は、偏光ビームスプリッタ123を透過した後、ダイクロイックプリズム108によって反射され、BD用レーザ光およびDVD用レーザ光と同様の光路を辿って対物レンズ113に入射する。この際、上記のとおり、対物レンズ113入射面のホログラム113aによって開口数が適正化される。
ディスク(CD)によって反射されたCD用レーザ光は、ディスクへ入射する際の光路を逆行し、偏光ビームスプリッタ123に入射する。このとき、CD用レーザ光は、1/4波長板111による作用により、偏光ビームスプリッタ123に対してS偏光となっている。よって、ディスク(CD)にて反射されたCD用レーザ光は、偏光ビームスプリッタ123によって反射され、アナモレンズ124に入射する。
アナモレンズ124は、入射されたCD用レーザ光に非点収差を導入して光検出器125へと収束させる。光検出器125は、受光したレーザ光の強度分布から再生RF信号、フォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号を導出するためのセンサーパターンを有している。各センサからの信号は、再生回路301、サーボ回路302および駆動回路303に出力される。
再生回路301は、光検出器117、125から受信したセンサ信号を演算処理して再生RF信号を導出し、これを復調して再生データを生成する。サーボ回路302は、光検出器117、125から受信したセンサ信号を演算処理してトラッキングエラー信号およびフォーカスエラー信号を導出し、これに基づいてトラッキングサーボ信号およびフォーカスサーボ信号を生成して対物レンズアクチュエータ115に出力する。駆動回路303は、再生RF信号を逐次モニタし、再生RF信号が最適となるよう、レンズアクチュエータ110にサーボを掛ける。
本実施例では、回折格子122として、上記図3(a)または図5(a)の構成の回折格子、あるいは、図6(a)または図7(a)の構成の回折格子が用いられるため、上記図3(b)、図5(b)、図6(b)または図7(b)に示すように、対物レンズ113上における2つのサブビームの入射領域を、CD用レーザ光(メインビーム)の有効径(ホログラム113内の開口部分)よりも小さくすることができ、このため、これらサブビームに生じる軸外特性に基づく収差を抑制することができる。
また、CD用レーザ光の2つのサブビームを、ともに、対物レンズ113の中央領域に入射させることができるため、これら2つのサブビームの光学特性を良好にすることができ、安定したトラッキングサーボ動作を実現することができる。
さらに、回折格子122として、図3(a)または図6(a)の構成の回折格子を用いれば、トラッキングサーボの際に対物レンズ113がトラッキング方向に変位されても、対物レンズ113に対する2つのサブビームの入射領域(帯状の領域)が変化することはない。このため、トラッキング特性が不安定になることはなく、安定したトラッキング動作を実現することができる。
特に、図6(a)の構成の回折格子を用いれば、上記のごとく、ディスク上におけるメインビームスポットの光量分布に歪が生じるのを抑制でき、安定した記録/再生動作を実現できる。
このように、本実施例によれば、対物レンズ113の設計上、高効率のCD用レーザ光に軸外特性の劣化が生じるような場合にも、CD用レーザ光のサブビームに生じる収差を効果的に抑制することができる。よって、CD用レーザ光に対するトラッキングサーボを円滑に行うことができ、安定した記録/再生動作を実現することができる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の実施形態も、上記以外に種々の変更が可能である。たとえば、上記実施例は、CD/DVD/BD互換タイプの光ピックアップ装置に本発明を適用したものであったが、CD/DVDと青色波長光源を用いた他の互換タイプの光ピックアップ装置に本発明を適用することも可能である。また、光学系の構成も適宜変更可能である。
本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
10 半導体レーザ
20 回折格子
21a 回折パターン
22a 回折パターン
23a、23b、23c 回折パターン
23e 回折パターン(光学手段)
24a、24b、24c 回折パターン
24i、24j 回折パターン(光学手段)
40 対物レンズ
113 対物レンズ
121 CD用レーザ
122 回折格子
20 回折格子
21a 回折パターン
22a 回折パターン
23a、23b、23c 回折パターン
23e 回折パターン(光学手段)
24a、24b、24c 回折パターン
24i、24j 回折パターン(光学手段)
40 対物レンズ
113 対物レンズ
121 CD用レーザ
122 回折格子
Claims (5)
- レーザ光を出射するレーザ光源と、
前記レーザ光を記録媒体上に収束させる対物レンズと、
前記レーザ光源と前記対物レンズの間に配されるとともに前記レーザ光をメインビームと2つのサブビームに分割する回折格子とを備え、
前記回折格子は、前記対物レンズにおける前記メインビームの有効径領域よりも小さい中央の領域に、前記2つのサブビームの両方を重ねて入射させる回折作用を前記レーザ光に付与する、
ことを特徴とする光ピックアップ装置。 - 請求項1において、
前記回折格子は、前記有効径領域を前記対物レンズのトラッキング方向に横断する帯状の領域に、前記2つのサブビームの両方を重ねて入射させる、
ことを特徴とする光ピックアップ装置。 - 請求項1または2において、
前記回折格子には、前記2つのサブビームを生成するための回折領域以外の領域であって、前記有効径領域に対応する前記メインビームの入射領域に、前記回折領域を通過する際に前記メインビームに生じる光強度の減衰と同程度の減衰を前記メインビームに生じさせる光学手段が配されている、
ことを特徴とする光ピックアップ装置。 - 請求項1ないし3の何れか一項において
前記光学手段は、前記メインビームの一部を前記メインビームと前記サブビームの光路外へと導く回折パターンである、
ことを特徴とする光ピックアップ装置。 - 請求項1ないし4の何れか一項において
前記対物レンズは、次世代DVD用の青色波長帯のレーザ光と、DVD用の赤色波長帯のレーザ光と、CD用の赤外波長帯のレーザ光を対応するディスクに収束可能に構成されており、
前記レーザ光源は、CD用の赤外波長帯のレーザ光を出射し、
前記回折格子は、前記CD用の赤外波長帯のレーザ光を前記メインビームと前記2つのサブビームに分割する、
ことを特徴とする光ピックアップ装置。
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- 2008-03-25 JP JP2008077800A patent/JP2009230833A/ja active Pending
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