JP2009230199A - ネットワークavシステム、コントローラ及び許容負荷レベル設定プログラム - Google Patents

ネットワークavシステム、コントローラ及び許容負荷レベル設定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツの途切れが生じにくいサーバの負荷レベルを精度よく設定できるネットワークAVシステムを提供する。
【解決手段】
コントロールポイントCPは、複数のテスト指示をサーバSV1に送信する。サーバSV1は、テスト指示ごとに異なる負荷を自身にかけ、各テスト指示での負荷情報をコントロールポイントCPに通知する。サーバSV1はさらに、テスト指示により自身に所定の負荷をかけた後、テスト音声ファイルをデコードしてレンダラREにストリーミング配信する。レンダラREは、テスト音声ファイルを再生する。コントロールポイントCPは、再生されたテスト音声ファイルの出力波形情報を取得し、テスト指示に応じた負荷情報と出力波形情報とに基づいて、コンテンツが途切れにくいサーバの許容負荷レベルを設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークAVシステム、コントローラ及び許容負荷レベル設定プログラムに関し、さらに詳しくは、通常音声ファイル及びテスト音声ファイルをデコードしてストリーミング配信するサーバと、サーバから配信される通常及びテスト音声ファイルを再生するクライアントと、サーバ及びクライアントを制御するコントローラとを備えるネットワークAVシステム、コントローラ及びコントローラに実行させる許容負荷レベル設定プログラムに関する。
最近、家庭内のパーソナルコンピュータとAV(Audio Visual)機器とを相互に接続したホームネットワークが登場している。たとえば、DLNA(Digital Living Network Alliance)ガイドラインに基づくホームネットワークでは、コントロールポイントと呼ばれるコントローラが、映像や音楽(音声)といったコンテンツを圧縮ファイルとして蓄積するサーバと、コンテンツを再生するレンダラとを制御する。このようなDLNAガイドラインに基づくホームネットワークでは、サーバは、圧縮ファイルをデコードし、デコードされたコンテンツを、クライアントであるレンダラにストリーミング配信する。
しかしながら、サーバに高い負荷がかかっているときに、ストリーミング配信が実行されれば、コンテンツの配信速度がレンダラの再生速度に追いつかず、再生中の映像や音声が途切れる場合がある。
上述のようなサーバにかかる負荷(以下、サーバ負荷という)に起因したコンテンツの途切れを抑制するためには、高負荷状態のサーバにコンテンツをストリーミング配信させなければよい。このような対策を行うためには、サーバ負荷がどの程度までであれば、スムーズにストリーミング配信が可能であるか、つまり、コンテンツの途切れが生じにくい許容負荷レベルを予め設定しておくのが好ましい。
特開2001−101134号公報 特開2001−236294号公報
本発明の目的は、コンテンツの途切れが生じにくい負荷レベルを精度よく設定できる、ネットワークAVシステムを提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明によるネットワークAVシステムは、サーバと、クライアントと、コントローラとを備える。サーバは、通常音声ファイル及びテスト音声ファイルを配信する。クライアントは、配信された通常音声ファイル及びテスト音声ファイルを再生する。コントローラは、サーバ及びクライアントを制御する。サーバは、テスト実行手段と、送信手段と、配信手段とを備える。テスト実行手段は、コントローラからテスト指示を受けるごとに、受けたテスト指示に応じた動作を実行して、テスト指示ごとに異なる負荷を自身にかける。送信手段は、各テスト指示で自身にかかった負荷に関するテスト負荷情報をコントローラに送信する。配信手段は、テスト指示に応じた負荷がかかった後、テスト音声ファイルをデコードしてクライアントにストリーミング配信する。クライアントは、再生手段と、出力波形送信手段とを備える。再生手段は、配信されたテスト音声ファイルを再生する。出力波形送信手段は、再生されたテスト音声ファイルの出力波形に関する出力波形情報をコントローラに送信する。コントローラは、指示手段と、記憶手段と、許容負荷レベル設定手段とを備える。指示手段は、複数のテスト指示を送信する。記憶手段は、各テスト指示のテスト負荷情報と、出力波形情報とを対応付けて記憶する。許容負荷レベル設定手段は、テスト負荷情報と出力波形情報とに基づいて、サーバが通常音声ファイルをストリーミング配信可能な許容負荷レベルを設定する。
本発明によるネットワークAVシステムでは、コントローラがテスト指示によりサーバの負荷を制御した上で、制御された負荷で得られたテスト音声ファイルの出力波形情報をクライアントから取得する。そして、制御された負荷と出力波形情報とに基づいて許容負荷レベルを設定する。サーバにかかる負荷と出力波形とに基づいて許容負荷レベルを設定できるため、許容負荷レベルを精度よく設定できる。
好ましくは、許容負荷レベル設定手段は、無音区間カウント手段と、第1の特定手段と、決定手段とを備える。無音区間カウント手段は、出力波形内の無音区間の数を出力波形情報ごとにカウントする。第1の特定手段は、記憶手段に記憶されたテスト負荷情報及び出力波形情報に基づいて、無音区間数が、予め設定された基準数に最も近い出力波形に対応する負荷を特定する。決定手段は、第1の特定手段により特定された負荷を許容負荷レベルに決定する。
好ましくは、許容負荷レベル設定手段はさらに、無音時間算定手段と、第2の特定手段とを備える。無音時間算定手段は、出力波形内の無音区間の総時間を出力波形情報ごとに求める。第2の特定手段は、記憶手段に記憶されたテスト負荷情報及び出力波形情報に基づいて、無音区間の総時間が、予め設定された基準時間に最も近い出力波形に対応する負荷を特定する。決定手段は、第1及び第2の特定手段により特定された負荷のうち、小さい方の負荷を許容負荷レベルに決定する。
この場合、許容負荷レベルをより精度よく設定できる。
好ましくは、サーバはさらに、自身に掛かっている負荷に関する通常負荷情報を時系列にコントローラに送信する手段を備える。コントローラはさらに、サーバから、通常負荷情報を取得する手段と、受付手段と、判断手段とを備える。受付手段は、 所定の通常音声ファイルの再生指示を受け付ける。判断手段は、再生指示を受け付けたとき、通常負荷情報と、設定された許容負荷レベルとに基づいて、サーバに通常音声ファイルをデコード及びストリーミング配信させるか否かを判断する。
この場合、許容負荷レベルを用いることにより、通常音声ファイルをサーバに配信させるか否かを判断できる。そのため、たとえば、サーバの負荷が許容負荷レベルを超えている場合に、サーバに配信させないこともでき、この場合、再生中の音声が途切れるのを抑制できる。
本発明によるコントローラは、上述のネットワークAVシステムに利用される。また、本発明による許容負荷レベル設定プログラムは、コントローラ内のコンピュータで実行される。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[全体構成]
図1を参照して、本発明の実施の形態によるネットワークAVシステム1は、コントロールポイントCPと、複数のサーバSV1〜SV3(これらを総称してサーバSVともいう)と、クライアントであるレンダラREとを備える。これらは、DLNAガイドラインに対応しており、UPnPプロトコルに基づいて相互に接続される。図1に示されるレンダラREは1つだが、2以上あってもよい。また、図1中のサーバSVは3つであるが、サーバSVの数は2つでもよいし、4以上あってもよい。
コントロールポイントCPは、サーバSV1〜SV3及びレンダラREを制御する。コントロールポイントCPは、サーバSV1〜SV3に蓄積された複数の通常音声ファイル(以下、曲ファイルという)のうち、ユーザ操作により選択された曲ファイルの再生指示を受け付ける。再生指示を受け付けたとき、選択された曲ファイルを再生するようレンダラREに指示する。レンダラREは、コントロールポイントCPからの指示に応じて、選択された曲ファイルを蓄積するサーバSVに曲ファイルの配信を要求する。
サーバSV1〜SV3は、複数の曲ファイルを蓄積する。蓄積された曲ファイルは、所定の圧縮形式(たとえば、MP3、AAC、WMA等)で圧縮されている。各サーバSVは、レンダラREからの要求に応じて、選択された曲ファイルをデコードし、デコードされた曲ファイルをレンダラREにストリーミング配信する。レンダラREはストリーミング配信された曲ファイルを受け、曲を再生する。
以下、コントロールポイントCP、サーバSV及びレンダラREの構成をそれぞれ説明する。
[コントロールポイント]
図2を参照して、コントロールポイントCPは、CPU(Central Processing Unit)11と、メモリ12と、サーバSV1〜3及びレンダラREと通信するための通信部13と、ハードディスクドライブ(以下、HDDという)14と、ディスプレイ15とを備える。
HDD14は、通常負荷情報データベース141を記憶する。通常負荷情報データベース141には、図3に示すとおり、通常モード時に、サーバSV1〜SV3の各々にかかる負荷に関する情報(以下、通常負荷情報という)が登録される。ここで、通常負荷情報は、各サーバSV1〜SV3にかかる時系列の負荷データから構成される。本実施の形態では、負荷データは、各サーバSV1〜SV3のCPU使用率とする。たとえば、図3において、時刻t01におけるサーバSV1の負荷データ(CPU使用率)は10%である。負荷データは、所定時間ごとに各サーバSVからコントロールポイントCPに送信される。要するに、コントロールポイントCPは、通常モード時に各サーバSVにかかっている負荷を監視する。
HDD14はさらに、ベンチマークプログラム142と、テスト音声ファイル143と、テスト負荷情報データベース144と、再生テスト結果データベース145と、許容負荷レベルデータベース146とを記憶する。
コントロールポイントCPは、テストモード時、HDD14に記憶されたベンチマークプログラム142を各サーバSVに送信する。テスト動作時、各サーバSVではベンチマークプログラム142を用いて負荷テストが実行される。ベンチマークプログラム142は、コントロールポイントCPのテスト指示に応じて種々の動作を各サーバSVに実行させ、各サーバSVにかかる負荷をテスト指示ごとに変更する。テスト負荷情報データベース144には、各テスト指示に対応したサーバSVの負荷データ(以下、テスト負荷情報ともいう)が登録される。
コントロールポイントCPはさらに、テストモード時、複数のテスト音声ファイル143を各サーバSVに送信する。複数のテスト音声ファイル143は、非圧縮状態の同一内容の音声ファイルを種々の圧縮形式で圧縮されたファイルである。本実施の形態では、複数のテスト音声ファイルは、出力波形が正弦波となる音声ファイルを種々の圧縮形式で圧縮されたファイルとし、たとえば、MP3形式で圧縮されたテスト音声ファイルTFmp3や、AAC形式で圧縮されたテスト音声ファイルTFaacや、WMA形式で圧縮されたテスト音声ファイルTFwmaである。なお、テスト音声ファイルの出力波形は正弦波に限られない。
許容負荷レベルデータベース146には、テストモード時に設定された各サーバの許容負荷レベルが登録される。
HDD14はさらに、許容負荷レベル設定プログラム147を記憶する。許容負荷レベル設定プログラム147がメモリ12にロードされ、CPU11で実行されることで、コントロールポイントCPは、以降に説明するように、各サーバSVの許容負荷レベルを設定する。
なお、図示していないが、HDD14には、各サーバSVに蓄積された複数の曲ファイルの詳細及び所在に関する情報(以下、コンテンツ情報という)が登録される。具体的には、コンテンツ情報は、各曲ファイルを特定するための曲ID、曲のタイトルや歌手名といった曲の詳細情報、及び曲ファイルの所在情報であるURI(Uniform Resource Identifier)を含む。コンテンツ情報は、各サーバSVに蓄積された曲ファイルが更新されるごとに各サーバSVからコントロールポイントCPに送信される。
ディスプレイ15は、各サーバSVが蓄積する曲を列挙したプレイリストを表示したり、レンダラREの動作状況(曲再生中、停止中等)を表示したりする。なお、プレイリストはコンテンツ情報に基づいて作成され、ディスプレイ15に表示される。ユーザは、ディスプレイ15に表示されたプレイリストを参照し、所望の曲ファイルを選択する。
[サーバ]
図4を参照して、各サーバSVは、CPU21と、メモリ22と、コントロールポイントCPやレンダラRE等と通信するための通信部23と、HDD24とを備える。
HDD24は、曲データベース241を記憶する。曲データベース241には、複数の曲ファイルが登録される。曲データベース241にはさらに、登録された複数の曲ファイルに対応したコンテンツ情報が登録される。サーバSVは曲データベース241内に新たな曲ファイルが追加されたり、曲ファイルを削除した場合、つまり、曲データベース241が更新された場合、コンテンツ情報を更新し、コントロールポイントCPに送信する。
HDD24はさらに、サーバプログラム242を記憶する。サーバプログラム242がメモリ22にロードされ、CPU21がメモリ22にロードされたサーバプログラム242を実行することにより、サーバSVは後述の動作を実行する。
[レンダラ]
図5を参照して、レンダラREは、CPU31と、レンダラプログラムを格納するメモリ32と、外部と通信するための通信部33と、サーバSVからストリーミング配信された曲ファイルを再生するための再生部34とを備える。CPU31がメモリ32に格納されたレンダラプログラムを実行することにより、レンダラREは後述の動作を実行する。
[動作概要]
上述の構成を有するネットワークAVシステム1の動作について説明する。コントロールポイントCPは、曲ファイルの再生等を指示する通常モードと、各サーバSVの許容負荷レベルを設定するテストモードとを有する。
[通常モード]
通常モード時、コントロールポイントCPは、ユーザ操作により選択された曲の再生指示を受け付ける。そして、再生指示を受けたとき、選択された曲ファイルを蓄積するサーバSVを特定し、レンダラREに対して選択された曲ファイルの再生指示を送信する。再生指示には、曲ファイルを蓄積するサーバの所在情報が含まれる。レンダラREは、再生指示を受け、選択された曲ファイルを蓄積するサーバSVに曲ファイルを要求する。サーバSVは、レンダラREからの要求を受けたとき、選択された曲ファイルをデコードしてストリーミング配信する。以上の動作により、レンダラREは曲ファイルを再生する。
[テストモード]
一方、テストモード時、コントロールポイントCPは、サーバSVに対して、負荷テストと、再生テストとを実行する。コントロールポイントCPは、負荷テストを実行することにより、各サーバSVに与える負荷を制御できる。また、再生テストにより、各サーバSVの許容負荷レベルを設定できる。なお、コントロールポイントCPは、各サーバSVごとに、負荷テスト及び再生テストを実行する。
[負荷テスト]
負荷テストでは、ベンチマークプログラム142により、サーバSVが自身に負荷をかける。ベンチマークプログラム142は、コントロールポイントCPから送信されるテスト指示により実行される。ベンチマークプログラム142は、テスト指示に含まれる負荷パラメータLPの値に応じて、各サーバSVのCPU21に実行させる動作の種類を変更したり、CPU21に実行させる動作数を増減する。つまり、ベンチマークプログラム142は、テスト指示内の負荷パラメータLPに応じて、各サーバSVにかける負荷を増減できる。本実施の形態では、ベンチマークプログラム142は、負荷パラメータLPの数値が大きくなる程、各サーバSVにかける負荷を増大する。
コントロールポイントCPは、各サーバSVにベンチマークプログラム142を送信する。そして、各サーバSVに格納されたベンチマークプログラム142に対して、テスト指示を送信する。テスト指示には、上述のとおり、負荷パラメータLPが含まれる。コントロールポイントCPは、異なる負荷パラメータLPを含む複数のテスト指示を時系列にサーバSVに送信し、テスト指示(負荷パラメータLP)ごとにサーバSVにかかった負荷データ(ここでは、CPU使用率とする)を取得する。図6に示すように、取得された負荷データは、負荷パラメータLPを対応付けてテスト負荷情報データベース144に登録される。
コントロールポイントCPは、各サーバSVで負荷テストを実施し、負荷データを取得する。そのため、コントロールポイントCPは、負荷テストを実施した後、テスト負荷情報データベース144に基づいて、各サーバSVに所望の負荷を与えることができる。要するに、負荷テストを実施することにより、コントロールポイントCPは、各サーバSVに与える負荷を制御可能となる。
[再生テスト]
負荷テストによりコントロールポイントCPが各サーバSVの負荷を制御可能とした後、再生テストが実行される。
再生テストでは、コントロールポイントCPは、サーバSVに所定の負荷Lnを与えた後、テスト音声ファイル143の再生指示をレンダラREに送信する。レンダラREは再生指示に基づいて、サーバSVにテスト音声ファイル143を要求する。サーバSVは、コントロールポイントCPからのテスト指示により所定の負荷Lnがかかった状態となった後、レンダラREからの要求に応じてテスト音声ファイル143をデコードし、レンダラREにストリーミング配信する。レンダラREは、ストリーミング配信されたテスト音声ファイルを順次再生する。このとき、レンダラREはテスト音声ファイル143の出力波形を記録し、再生完了後に、再生中のテスト音声ファイルの出力波形に関する情報(以下、出力波形情報という)をコントロールポイントCPに送信する。
コントロールポイントCPは、出力波形情報に基づいて、テスト音声ファイルを再生したときの音切れの発生具合を分析する。コントロールポイントCPは、サーバにかける負荷Lnを順次増加しながら、各負荷Lnでの出力波形情報を取得する。そして、取得された出力波形情報に基づいて、音切れを抑制可能な負荷Lnの最大値を許容負荷レベルに設定する。
以上の動作により、コントロールポイントCPは、各サーバSVの許容負荷レベルを設定する。許容負荷レベルを用いれば、レンダラREから出力される音声の音切れを抑制できる。たとえば、ユーザがコントロールポイントCPに曲の再生指示を入力したとき、コントロールポイントCPは、各サーバSVにかかる通常負荷情報と許容負荷レベルとに基づいて、サーバSVに曲のデコード及びストリーミング配信させるか否かを判断できる。より具体的には、通常負荷情報と各サーバSVの許容負荷レベルとを比較して、音切れの発生しにくいサーバSVを選択して曲ファイルを再生させたり、音切れの発生しにくいサーバSVが存在しない場合は、再生を拒否することができる。
また、許容負荷レベルを各サーバSVに与えれば、各サーバSVが、自身の現在の負荷と許容負荷レベルとを比較して、現在の負荷が許容負荷レベルよりも低ければ、曲ファイルをデコードし、許容負荷レベルよりも高ければ、曲ファイルのデコードを開始しないこともできる。
なお、負荷テスト及び再生テストは、各サーバSVがネットワークAVシステム1に最初に接続されたときに実行され、2回目以降の接続時には実行される必要はない。以下、上述の負荷テスト及び再生テストの詳細を説明する。なお、以降の説明では、負荷テスト及び再生テストの対象となるサーバSVをサーバSV1として説明するが、サーバSV2及びSV3に対しても同様のテストが実行される。
[負荷テスト時の動作処理]
コントロールポイントCPは、テストモード時に負荷テスト及び再生テストを実施する。このとき、コントロールポイントCPは初めに、サーバSV1に、現在実行している動作処理を停止するよう処理中断指示を送信する。処理中断指示を受けたサーバSV1は、実行中の動作処理を停止し、自身にかかる負荷(CPU使用率)を所定の下限値(たとえば1%)以下とする。サーバSV1は、自身にかかる負荷が所定の下限値以下となったとき、コントロールポイントにその旨を通知する。
図7を参照して、コントロールポイントCPは、上述の通知を受けた後、負荷テストの対象となるサーバSV1にベンチマークプログラム142を送信する(S1)。サーバSV1はベンチマークプログラム142を受信し、HDD24に保存する(S2)。保存後、サーバSV1はベンチマークプログラム142の受理通知をコントロールポイントCPに送信する(S3)。
コントロールポイントCPは、受理通知を受信した後(S4)、ベンチマークプログラム142に送信するテスト指示に含む負荷パラメータLPを「α」に設定する(S5)。ここで、αは自然数とし、本実施の形態では「5」とする。上述のとおり、ベンチマークプログラム142は、負荷パラメータLPが大きいほど、サーバSVに与える負荷を増加する。
負荷パラメータLPを設定した後、コントロールポイントCPは、サーバSV1に対して、テスト指示を送信する(S6)。テスト指示は、ステップS5で設定された負荷パラメータLP(ここでは5)を含む。
サーバSV1は、テスト指示を受け、ベンチマークプログラム142を実行する。ベンチマークプログラム142は、テスト指示内の負荷パラメータLPに応じた動作をCPU21に実行させ、これにより、サーバSV1に負荷がかかる(S7)。
サーバSV1は、ベンチマークプログラム142の実行を開始した後、自身にかかる負荷(ここではCPU使用率)を監視する(S8)。そして、図8に示すように、負荷が定常状態になったとき(S8でYES)、定常状態時の負荷Lnを求め、負荷LnをコントロールポイントCPに送信する(S9)。ステップS8の判断は、たとえば、以下のとおりに行われる。サーバSVは所定期間ΔtごとにCPU21にかかる負荷を求める。そして、求めた負荷と前回求めた負荷との差分ΔLが所定の値以下となったとき、サーバSVは負荷が定常状態になったと判断する。定常状態になってから所定の期間(Δtよりも長い時間)が経過した後、サーバは、定常状態になった後に所定時間Δtごとに求めた負荷の平均を算出し、算出された負荷を負荷Lnと定義する。ステップS9で、サーバSVは、負荷Lnとともに、自身の識別ID(以下、サーバIDという)も送信する。
コントロールポイントCPは、負荷Lnを受けたとき(S10)、テスト負荷情報データベース144を参照する。そして、負荷Lnを送信したサーバSV1のテスト負荷情報が、テスト負荷情報データベース144に登録されているか否かを判断する(S11)。図6に示すように、テスト負荷情報データベース144には、サーバSVごとのテスト負荷情報が登録される。具体的には、テスト負荷情報データベース144には、サーバIDと、負荷パラメータPLと、負荷パラメータPLに対応した負荷データ(サーバ負荷)とが登録される。
コントロールポイントCPは、ステップS9で受けたサーバID=SV1のサーバ負荷Lnが、テスト負荷情報データベース144に既に登録されているか否かを判断する。コントロールポイントCPは、今回初めてサーバSV1から負荷データLnを受信したため、テスト負荷情報データベース144には、サーバID=SV1の負荷データは登録されていない(S11でNO)。
そこで、コントロールポイントCPは、負荷データLnが基準負荷Lrefよりも大きいか否かを判断する(S12)。基準負荷Lrefは予め設定されている基準値であり、たとえば、基準負荷Lrefは5%とする。
コントロールポイントCPは、後述の再生テスト時に、テスト負荷情報データベース144に基づいてサーバSV1に所望の負荷を与える。そのため、テスト負荷情報データベースには、サーバSV1の負荷Lnを低く設定できる負荷パラメータLPを登録しておく必要がある。そのため、基準負荷Lref以下の負荷Lnが取得されるように、ステップS12が設けられている。
ステップS12で判断の結果、負荷Lnが基準値Lrefよりも大きいとき、たとえば、負荷Lnが7%である場合(S12でYES)、コントロールポイントCPは、負荷パラメータPLをデクリメントしてPL=4とし(S13)、ステップS6に戻る。要するにこの場合、ベンチマークプログラム142は、サーバSVに与える負荷を前回より下げる。
一方、ステップS12で判断の結果、負荷Lnが基準値Lref以下であったとき(S12でNO)、コントロールポイントCPは、負荷LnをステップS5で設定された負荷パラメータLPとともに、テスト負荷情報データベース144に登録する(S14)。そして、登録された負荷Lnが100%でない場合(S15でNO)、負荷パラメータLPをインクリメントしてLP=6とし(S16)、ステップS6に戻る。要するに、コントロールポイントCPは、負荷パラメータLPを順次インクリメントして、順次テスト指示をサーバSV1に送信する。そして、テスト指示ごとに、ベンチマークプログラム142がサーバSVに与える負荷を増加させ、テスト指示(負荷パラメータLP)ごとの負荷データLnをテスト負荷情報データベース144に順次登録する(S14)。登録された負荷Lnが100%となったとき(S15でYES)、コントロールポイントCPは負荷テストを終了する。
以上の負荷テストにより作成されたサーバSV1のテスト負荷情報データベース144の一例は図6に示すとおりである。コントロールポイントCPは、ネットワークAVシステム1上の全てのサーバSV1〜SV3について、負荷テストを実施し、図6に示すようなテスト負荷情報データベース144を作成する。
負荷テストを実行してサーバSV1のテスト負荷情報を取得した結果、コントロールポイントCPは、サーバSV1に所望の負荷を与えることができる。たとえば、コントロールポイントCPが、サーバSV1の負荷を15%にしたい場合、コントロールポイントCPは、負荷パラメータLP=7としたテスト指示をサーバSV1に送信すればよい。テスト指示を受けたサーバSV1内のベンチマークプログラム142は、負荷パラメータLP(=7)に基づいて、サーバSV1に負荷を与える。その結果、サーバSV1の負荷が15%となる。
[再生テスト時の動作処理]
負荷テストを実施した後、コントロールポイントCPは、サーバSV1に対して再生テストを実行する。再生テスト時、コントロールポイントCPはまず、レンダラREにテスト音声ファイル143を再生させ、出力波形情報を取得する(波形取得処理)。そして、取得した出力波形情報に基づいて、許容負荷レベルを設定する(レベル設定処理)。
[波形取得処理]
図9を参照して、コントロールポイントCPはまず、サーバSV1に圧縮形式の異なる複数のテスト音声ファイル143を送信する(S101)。コントロールポイントCPは、波形取得処理を実行する前に、サーバSV1がデコード可能な圧縮形式に関する情報(圧縮形式情報)を、サーバSV1から取得する。コントロールポイントCPは、取得された圧縮形式情報に基づいて、サーバSV1が対応可能な圧縮形式のテスト音声ファイル143を全て送信する。たとえば、サーバSV1が、MP3形式、AAC形式及びWMA形式のファイルをデコードできる場合、コントロールポイントCPは、MP3形式のテスト音声ファイルTFmp3と、AAC形式のテスト音声ファイルTFaacと、WMA形式のテスト音声ファイルTFwmaとをサーバSV1に送信する。なお、これらのテスト音声ファイルTFmp3、TFaac、TFwmaの圧縮前のデータは、全て同じ音声ファイルである。本実施の形態では、テスト音声ファイルは、デコード後の出力波形が正弦波となる音声ファイルとする。
サーバSV1は、複数のテスト音声ファイルTFmp3、TFaac及びTFwmaを受信し、メモリ22に格納する(S102)。そして、複数のテスト音声ファイル143の受理通知をコントロールポイントCPに送信する(S103)。
コントロールポイントCPは、受理通知を受けた後、送信した複数のテスト音声ファイル143(TFmp3、TFaac、TFwma)の中から、調査対象とするテスト音声ファイルを選択する(S104)。ここでは、対象テスト音声ファイルとしてTFmp3を選択した仮定して説明を続ける。
テスト音声ファイルTFmp3を選択後、コントロールポイントCPは、テスト負荷情報データベース144から、サーバSV1のテスト負荷情報を読み出す(S105)。そして、テスト負荷情報内の負荷パラメータのうち、最小の負荷パラメータPLminを指定負荷パラメータとし(S106)、指定負荷パラメータPLminを含むテスト指示をサーバSV1に送信する。ここでは、図6に示すとおり、指定負荷パラメータPLを「5」に設定する。
テスト指示を受けたサーバSV1は、ベンチマークプログラム142を実行する(S108)。そして、自身にかかる負荷が定常状態になったとき(S109でYES)、コントロールポイントCPにその旨を通知し(S110)、コントロールポイントCPはその通知を受ける(S111)。これにより、サーバSV1は、5%の負荷がかかった状態となる。なお、ステップS110でサーバSV1から負荷データ(5%)が通知されてもよい。
サーバSV1に5%の負荷がかかった状態で、コントロールポイントCPは、テスト音声ファイルTFmp3の再生指示をレンダラREに送信する(S112)。再生指示は、再生するファイルに関する情報(ここではテスト音声ファイルTFmp3に関する情報)と、配信元となるサーバSV1に関する情報とを含む。レンダラREは、再生指示を受け(S113)、再生指示に基づいて、サーバSV1に対して、テスト音声ファイルTFmp3の配信要求を送信する(S114)。
サーバSV1は、テスト音声ファイルTFmp3の配信要求を受けたとき(S115)、メモリ22に格納されたテスト音声ファイルTFmp3をデコードし、レンダラREにストリーミング配信する(S116)。つまり、サーバSV1は、5%の負荷がかかった状態からさらに、デコード処理及びストリーミング配信処理を実行する。
レンダラREはストリーミング配信されたデータを受信し、再生を開始する(S117)。このとき、レンダラREは、再生されたデータの出力波形を時系列にメモリ32に記録していく(S118)。そして、テスト音声ファイルTFmp3の再生が完了した後(S119でYES)、保存された出力波形を示す出力波形情報OW1をコントロールポイントCPに送信する(S120)。出力波形情報OW1は、図10に示すような出力波形図に関する情報である。出力波形図の縦軸は、テスト音声ファイルから生成された信号の振幅を示し、横軸は、時間を示す。
コントロールポイントCPは、出力波形情報OW1を受信し、再生テスト結果データベース145に登録する(S121)。再生テスト結果データベース145の一例を図11に示す。再生テスト結果データベース145には、サーバIDと、再生を実行したテスト音声ファイル143の識別情報と、ステップS107でテスト指示に含めた負荷パラメータPL値と、そのテスト指示でベンチマークプログラム142が実行されたときにサーバSV1にかかる負荷と、ステップS120で送信された出力波形情報とが登録される。
続いて、コントロールポイントCPは、ステップS107で送信されたテスト指示中の指定負荷パラメータPLが最大値か否かを判断する(S122)。具体的には、コントロールポイントCPは、テスト負荷情報データベース144内のサーバSV1のテスト負荷情報を参照し、ステップS107で送信された指定負荷パラメータPLが、テスト負荷情報内の負荷パラメータPLの最大値か否かを判断する。最大値でない場合(S122でNO)、コントロールポイントCPは、指定負荷パラメータPLをインクリメントして「6」とし(S123)、ステップS107に戻る。要するに、コントロールポイントCPは、テスト負荷情報に含まれる全ての負荷パラメータPLに対して、出力波形情報OWを取得する。
テスト負荷情報に含まれる全ての負荷パラメータPLに対して、出力波形情報OWを取得したとき(S122でYES)、コントロールポイントCPは、S101で送信された全てのテスト音声ファイル143に対して出力波形情報OWを取得したか否かを判断する(S124)。そして、出力波形情報OWを取得していないテスト音声ファイルTFが存在する場合は(S124でNO)、ステップS104に戻る。一方、全てのテスト音声ファイル143に対して出力波形情報OWを取得している場合(S124でYES)、波形取得処理を終了する。
以上の動作により、コントロールポイントCPは、再生テスト結果データベース145に、各テスト音声ファイル143の出力波形情報OWを登録する。波形取得処理が完了した後の再生テスト結果データベース145の一例を図12に示す。
[レベル設定処理]
レベル設定処理では、コントロールポイントCPは、波形取得処理により作成された再生テスト結果データベース145に基づいて、サーバSV1の許容負荷レベルを設定する。ここで、コントロールポイントCPは、各テスト音声ファイル143ごとに許容負荷レベルを設定する。
初めに、レベル設定処理の概要を説明する。図13(a)〜(e)を参照して、コントロールポイントCPは、所定のテスト音声ファイル143(たとえばTFmp3)で得られた、負荷パラメータごとの出力波形情報を読み出す。そして、各出力波形情報で示される出力波形で発生した音切れの数をカウントする。図13(b)に示すように、音切れが発生するとき、出力波形の振幅は「0」になる。そのため、出力波形に無音区間st1が発生する。そこで、コントロールポイントCPは、各出力波形で、無音区間(振幅が「0」となる区間)の発生回数をカウントする。
各出力波形の無音区間の数をカウントした後、コントロールポイントCPは、許容負荷レベルを決定する。具体的には、コントロールポイントCPは、予め設定された基準数SNref以下であり、かつ、基準数SNrefに最も近い無音区間数を有する出力波形を特定する。たとえば、SNref=3である場合、コントロールポイントCPは、負荷パラメータPL=20の出力波形(図13(c))を特定する。そして、特定された出力波形の負荷パラメータPL=20に対応するサーバSV1の負荷Ln=89%を、サーバSV1におけるmp3形式の曲ファイルの許容負荷レベルに決定する。
以上のとおり、コントロールポイントCPは、出力波形情報に基づいて、許容負荷レベルを各サーバSVの圧縮形式ごとに設定する。なお、上述では、出力波形に現れる無音区間数に基づいて許容負荷レベルを設定したが、次に説明するとおり、無音区間数及び無音区間の総時間に基づいて、許容負荷レベルを設定することもできる。以下、レベル設定処理を詳述する。
図14を参照して、コントロールポイントCPは、サーバSV1がデコード可能な圧縮形式ごとに、許容負荷レベルを設定する。コントロールポイントCPはまず、設定対象となるテスト音声ファイル143を選択する(S201)。具体的には、コントロールポイントCPは、図12に示した再生テスト結果データベース145を参照し、設定対象となるテスト音声ファイルを「TFmp3」とする。つまり、コントロールポイントCPは、以降の動作により、サーバSV1の圧縮形式「mp3」について、許容負荷レベルを設定する。
コントロールポイントCPは、指定負荷パラメータPLを、再生テスト結果データベース145のうち、最小の値(ここではPL=5)に設定する(S202)。そして、指定負荷パラメータPLに対応した出力波形情報OW1を読み出す(S203)。
コントロールポイントCPは、読み出された出力波形情報OW1について、無音区間数SNをカウントする(S204)。たとえば、読み出された出力波形が図13(c)である場合、無音区間st2〜st4が出力波形上に存在するため、無音区間数は3となる。コントロールポイントCPはさらに、無音区間の総時間(以下、無音時間という)STも算出する(S205)。たとえば、読み出された出力波形が図13(c)である場合、無音時間STは、各無音区間の合計時間(st2+st3+st4)となる。無音区間数SN及び無音時間STは、指定負荷パラメータPLと対応付けてメモリ12に格納される(S206)。なお、読み出された出力波形が図13(d)である場合、無音区間数SNは5であり、無音時間STはst5〜st9の総計である。また、読み出された出力波形が図13(e)である場合、無音区間数SNは7であり、無音時間st10〜st16の総計である。
無音区間数SN及び無音時間STを決定した後、コントロールポイントCPは、指定負荷パラメータが最大値(ここではPL=25)であるか否かを判断する(S207)。指定負荷パラメータが最大値でない場合(S207でNO)、指定負荷パラメータをインクリメントし(S208)、ステップS203に戻る。要するに、コントロールポイントCPは、再生テスト結果データベース145内の全ての負荷パラメータPLについて、無音区間数SN及び無音時間STを求める。
全ての負荷パラメータPLについて無音区間数SN及び無音時間STを求めたとき(S207でYES)、コントロールポイントCPは、サーバSV1のMP3形式の曲ファイルに対する許容負荷レベルを設定する。コントロールポイントCPはまず、メモリ12に格納された無音区間数SNのうち、予め設定されている基準数SNref以下であり、かつ、基準数SNrefに最も近い無音区間数SNを検索する。そして、検索により見つかった無音区間数に対応する負荷パラメータPLを特定する。コントロールポイントCPは、再生テスト結果データベース145に基づいて、特定された負荷パラメータPLに対応したサーバ負荷LO1を特定する(S209)。このステップにより、コントロールポイントCPは、無音区間数に基づく許容負荷レベルLO1を特定する。
続いて、コントロールポイントCPは、メモリ12に格納されている複数の無音時間STのうち、予め設定されている基準時間STref以下であり、かつ、基準時間STrefに最も近い無音時間STを検索する。そして、検索により見つかった無音時間STに対応する負荷パラメータPLを特定する。さらに、再生テスト結果データベース145に基づいて、特定された負荷パラメータに対応するサーバ負荷LO2を特定する(S210)。このステップにより、コントロールポイントCPは、無音時間に基づく許容負荷レベルLO2を特定する。
続いて、コントロールポイントCPは、無音区間数SNのみで許容負荷レベルを設定するか否かを判断する(S211)。許容負荷レベルを無音区間数SNのみで設定するか否かは、たとえば、ユーザにより選択される。選択された結果は、メモリ12に格納されている。コントロールポイントCPは、メモリ12に格納された選択結果を読み出して、ステップS211の判断を行う。
ステップS211の判断の結果、無音区間数SNのみで許容負荷レベルを決定する場合(S211でYES)、コントロールポイントCPは、負荷LO1を、サーバSV1のMP3形式の曲ファイルに対する許容負荷レベルとして設定する(S213)。このとき、コントロールポイントCPは、図15に示す許容負荷レベルデータベース146に、負荷LO1を登録する。許容負荷レベルデータベース146は、サーバIDと、ファイルの圧縮形式と、許容負荷レベルとを対応づけて登録する。
一方、ステップS211で判断の結果、無音区間数SNのみで許容負荷レベルを決定しない場合(S211でNO)、コントロールポイントCPは、ステップS209で決定された負荷LO1と、ステップS210で決定された負荷LO2とを比較する(S212)。そして、値の低い方を許容負荷レベルに設定する(S212〜S214)。たとえば、負荷LO1が負荷LO2以下である場合(S212でYES)、コントロールポイントCPは、負荷LO1を許容負荷レベルに決定し、許容負荷レベルデータベース146に登録する(S213)。一方、負荷LO2が負荷LO1よりも低い場合(S212でNO)、負荷LO2を許容負荷レベルに決定し、許容負荷レベルデータベース146に登録する(S214)。
登録後、コントロールポイントCPは、再生テスト結果データベース145に、他の圧縮形式のテスト音声ファイルが登録されているか否か判断し(S215)、登録されていれば、ステップS201に戻り、他のテスト音声ファイルについても許容負荷レベルを設定する。
以上の動作により、コントロールポイントCPは、サーバSV1がデコード可能な圧縮形式ごとに、許容負荷レベルを設定する。レベル設定処理が完了したときの許容負荷レベルデータベース146の一例を図16に示す。
なお、上述の説明では、圧縮形式ごとに許容負荷レベルを設定したが、各圧縮形式での異なるビットレートごとに、許容負荷レベルを設定してもよい。圧縮形式及びビットレートごとの許容負荷レベルを設定した場合、許容負荷レベルデータベース146はたとえば図17のようになる。
以上のとおり、コントロールポイントCPは、テスト音声ファイルを再生することにより得られた出力波形情報を利用して、各サーバSVのデコード可能な圧縮形式ごとに、許容負荷レベルを設定する。
コントロールポイントCP及びサーバSVは、設定された許容負荷レベルを利用することで、曲の再生中の音切れを抑制できる。たとえば、通常モード時に、コントロールポイントCPがUPnPプロトコルに基づいて各サーバSVを監視し、各サーバSVから定期的に通常負荷情報を取得する。ユーザから所定の曲ファイルの再生指示を受けたとき、コントロールポイントCPは、各サーバの通常負荷情報と、各サーバSVの許容負荷レベルとに基づいて、対象となるサーバが、音切れを抑制しつつストリーミング配信できるか否かを判断できる。
また、コントロールポイントCPが、設定された許容負荷レベルを各サーバSV1に送信すれば、各サーバSV自身が、要求された曲ファイルを、音切れを起こすことなくストリーミング配信できるか否かを判断できる。
一例として、曲ファイルを再生する場合のネットワークAVシステム1の動作を説明する。
図18を参照して、コントロールポイントCPは、各サーバSV1〜SV3から所定期間ごとに、各サーバSVにかかっている負荷に関する通常負荷データを取得する(S301)。取得された通常負荷データは、通常負荷情報データベース141に登録される。
コントロールポイントCPがユーザから所定の曲ファイルM1の再生指示を受けたとき(S302でYES)、コントロールポイントCPは、HDD14に格納されたコンテンツ情報に基づいて、曲ファイルM1を蓄積するサーバSVを特定する(S303)。続いて、コントロールポイントCPは、特定されたサーバSVの通常負荷情報を通常負荷情報データベース141から読み出し、かつ、特定されたサーバSVの、曲ファイルM1の圧縮形式における許容負荷レベルを許容負荷レベルデータベース146から読み出す。そして、通常負荷情報及び許容負荷レベルに基づいて、サーバSVに曲ファイルM1を配信させるか否かを判断する(S304)。ここで、コントロールポイントCPは、最新の通常負荷データ、つまり、サーバSVにかかる直近の負荷と許容負荷レベルとを比較してもよいし、通常負荷情報に基づいて将来サーバSVにかかる負荷を予想した上で、予想された負荷と許容負荷レベルとを比較してもよい。
ステップS304での判断の結果、通常負荷情報に基づく負荷が許容負荷レベルよりも小さいサーバSV(以下、対応可能サーバSV0という)が存在するとき(S305でYES)、コントロールポイントCPは、レンダラREに対して、対応可能サーバSV0から曲M1を受信して再生するよう再生指示コマンドを送信する(S306)。対応可能サーバSV0が複数存在する場合、コントロールポイントCPは、現在の負荷と許容負荷レベルとの差が最も大きいサーバから曲M1を受信するようレンダラREに指示する。
一方、ステップS305の判断の結果、現在の負荷が許容負荷レベル以下であるサーバが存在しない場合、コントロールポイントCPは、ディスプレイ15に、現在再生を開始すれば音切れが発生する可能性がある旨を表示する(S307)。
以上のとおり、ネットワークAVシステム1では、音切れの発生を抑制するために、音切れを抑えるしきい値である許容負荷レベルを設定する。このとき、ベンチマークプログラムを用いることで、コントロールポイントCPがサーバにかかる負荷を制御可能とし、かつ、テスト音声ファイルを用いることで、精度の高い許容負荷レベルを容易に設定できる。
なお、本実施の形態では、負荷テストにより負荷パラメータとサーバSVの負荷とを対応付けたが、波形取得処理のS110でサーバSVにテスト負荷データを送信させることで、負荷テスト処理を省略することもできる。この場合、ステップS110で送信されたテスト負荷データが100%となるまで、波形取得処理は継続される。
また、本実施の形態では、コントロールポイントCPがサーバSVやレンダラREと別個の装置としたが、コントロールポイントCPとサーバSVとが1つの装置に含まれてもよいし、コントロールポイントCPとレンダラREとが1つの装置に含まれていてもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
本発明の実施の形態によるネットワークAVシステムの構成を示す機能ブロック図である。 図1中のコントロールポイントの構成を示す機能ブロック図である。 図2中の通常負荷情報データベースのデータ構造を示す図である。 図1中のサーバの構成を示す機能ブロック図である。 図1中のレンダラの構成を示す機能ブロック図である。 図2中のテスト負荷情報データベースのデータ構造を示す図である。 図1に示すネットワークAVシステムの負荷テスト処理の詳細を示すフロー図である。 図7の負荷テスト処理中にサーバにかかる負荷を時系列に示した図である。 図1に示すネットワークAVシステムの波形取得処理の詳細を示すフロー図である。 図9の波形取得処理で取得されるテスト音声ファイルの出力波形を示す図である。 図9の波形取得処理で作成される再生テスト結果データベースのデータ構造を示す図である。 図11と異なる、再生テスト結果データベースのデータ構造の他の例を示す図である。 図1に示すネットワークAVシステムのレベル設定処理の概要を説明するための図である。 図1に示すネットワークAVシステムのレベル設定処理の詳細を示すフロー図である。 図14のレベル設定処理で作成される許容負荷レベルデータベースのデータ構造を示す図である。 図15と異なる、許容負荷レベルデータベースの他のデータ構造を示す図である。 図15及び図16と異なる、許容負荷レベルデータベースの他のデータ構造を示す図である。 図1中のコントロールポイントの曲ファイルの再生時の動作の詳細を示すフロー図である。
符号の説明
1 ネットワークAVシステム
141 通常負荷情報データベース
142 ベンチマークプログラム
143 テスト音声ファイル
144 テスト負荷情報データベース
145 再生テスト結果データベース
146 許容負荷レベルデータベース
147 許容負荷レベル設定プログラム
241 曲データベース
241 曲ベース
CP コントロールポイント
RE レンダラ
SV サーバ

Claims (9)

  1. 通常音声ファイル及びテスト音声ファイルを配信するサーバと、配信された通常音声ファイル及びテスト音声ファイルを再生するクライアントと、前記サーバ及びクライアントを制御するコントローラとを備えるネットワークAVシステムであって、
    前記サーバは、
    前記コントローラからテスト指示を受けるごとに、受けたテスト指示に応じた動作を実行して、前記テスト指示ごとに異なる負荷を自身にかけるテスト実行手段と、
    前記各テスト指示で自身にかかった負荷に関するテスト負荷情報を前記コントローラに送信する送信手段と、
    前記テスト指示に応じた負荷がかかった後、テスト音声ファイルをデコードして前記クライアントにストリーミング配信する配信手段とを備え、
    前記クライアントは、
    前記配信されたテスト音声ファイルを再生する再生手段と、
    再生された前記テスト音声ファイルの出力波形に関する出力波形情報を前記コントローラに送信する出力波形送信手段とを備え、
    前記コントローラは、
    複数の前記テスト指示を送信する指示手段と、
    前記テスト指示のテスト負荷情報と、前記出力波形情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記テスト負荷情報と前記出力波形情報とに基づいて、前記サーバが通常音声ファイルをストリーミング配信可能な許容負荷レベルを設定する許容負荷レベル設定手段とを備えることを特徴とするネットワークAVシステム。
  2. 請求項1に記載のネットワークAVシステムであって、
    前記許容負荷レベル設定手段は、
    前記出力波形内の無音区間の数を前記出力波形情報ごとにカウントする無音区間カウント手段と、
    前記記憶手段に記憶されたテスト負荷情報及び出力波形情報に基づいて、前記無音区間数が、予め設定された基準数に最も近い出力波形に対応する負荷を特定する第1の特定手段と、
    第1の特定手段により特定された負荷を前記許容負荷レベルに決定する決定手段とを備えることを特徴とするネットワークAVシステム。
  3. 請求項2に記載のネットワークAVシステムであって、
    前記許容負荷レベル設定手段はさらに、
    前記出力波形内の無音区間の総時間を前記出力波形情報ごとに求める無音時間算定手段と、
    前記記憶手段に記憶されたテスト負荷情報及び出力波形情報に基づいて、前記無音区間の総時間が、予め設定された基準時間に最も近い出力波形に対応する負荷を特定する第2の特定手段とを備え、
    前記決定手段は、前記第1及び第2の特定手段により特定された負荷のうち、小さい方の負荷を前記許容負荷レベルに決定することを特徴とするネットワークAVシステム。
  4. 請求項3に記載のネットワークAVシステムであってさらに、
    前記サーバはさらに、
    自身にかかっている負荷に関する通常負荷情報を時系列に前記コントローラに送信する手段を備え、
    前記コントローラはさらに、
    前記サーバから、前記通常負荷情報を取得する手段と、
    所定の通常音声ファイルの再生指示を受け付ける受付手段と、
    前記再生指示を受け付けたとき、前記通常負荷情報と、前記設定された許容負荷レベルとに基づいて、前記サーバに前記通常音声ファイルをデコード及びストリーミング配信させるか否かを判断する判断手段とを備えることを特徴とするネットワークAVシステム。
  5. 通常音声ファイル及びテスト音声ファイルを配信するサーバと、配信された通常音声ファイル及びテスト音声ファイルを再生するクライアントと、前記サーバ及びクライアントを制御するコントローラとを備えるネットワークAVシステムにおける前記コントローラであって、
    前記サーバに所定の動作を実行させて負荷をかける複数のテスト指示を送信する指示手段と、
    各テスト指示でサーバにかかった負荷に関するテスト負荷情報を取得する手段と、
    前記テスト指示に応じた負荷がかかった状態の前記サーバからストリーミング配信されたテスト音声ファイルを前記クライアントが再生したときの出力波形に関する出力波形情報を取得する手段と、
    前記テスト指示のテスト負荷情報と、前記出力波形情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記テスト負荷情報と前記出力波形情報とに基づいて、前記サーバが通常音声ファイルを配信可能な許容負荷レベルを設定する許容負荷レベル設定手段とを備えることを特徴とするコントローラ。
  6. 請求項5に記載のコントローラであって、
    前記許容負荷レベル設定手段は、
    前記出力波形内の無音区間の数を前記出力波形情報ごとにカウントする無音区間カウント手段と、
    前記記憶手段に記憶されたテスト負荷情報及び出力波形情報に基づいて、前記無音区間数が、予め設定された基準数に最も近い出力波形に対応する負荷を特定する第1の特定手段と、
    第1の特定手段により特定された負荷を前記許容負荷レベルに決定する決定手段とを備えることを特徴とするコントローラ。
  7. 請求項6に記載のコントローラであって、
    前記許容負荷レベル設定手段はさらに、
    前記出力波形内の無音区間の総時間を前記出力波形情報ごとに求める無音時間算定手段と、
    前記記憶手段に記憶されたテスト負荷情報及び出力波形情報に基づいて、前記無音区間の総時間が、予め設定された基準時間に最も近い出力波形に対応する負荷を特定する第2の特定手段とを備え、
    前記決定手段は、前記第1及び第2の特定手段により特定された負荷のうち、小さい方の負荷を前記許容負荷レベルに決定することを特徴とするコントローラ。
  8. 請求項7に記載のコントローラであってさらに、
    前記サーバにかかる負荷に関する通常負荷情報を時系列に取得する手段と、
    ユーザ操作に応じて所定の通常音声ファイルの再生指示を受け付ける受付手段と、
    前記再生指示を受け付けたとき、前記通常負荷情報と、前記設定された許容負荷レベルとに基づいて、前記サーバに前記通常音声ファイルをデコード及びストリーミング配信させるか否かを判断する判断手段とを備えることを特徴とするコントローラ。
  9. 通常音声ファイル及びテスト音声ファイルを配信するサーバと、配信された通常音声ファイル及びテスト音声ファイルを再生するクライアントと、前記サーバ及びクライアントを制御するコントローラとを備えるネットワークAVシステムにおける前記コントローラに、
    前記サーバに所定の動作を実行させて負荷をかける複数のテスト指示を送信するステップと、
    各テスト指示でサーバにかかった負荷に関するテスト負荷情報を取得するステップと、
    前記テスト指示に応じた負荷がかかった状態の前記サーバからストリーミング配信されたテストファイルを前記クライアントが再生したときの出力波形に関する出力波形情報を取得するステップと、
    前記テスト指示のテスト負荷情報と、前記出力波形情報とを対応付けて記憶するステップと、
    前記テスト負荷情報と前記出力波形情報とに基づいて、前記サーバが通常音声ファイルを配信可能な許容負荷レベルを設定するステップとを実行させることを特徴とする許容負荷レベル設定プログラム。
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