JP2009228833A - ネジ緩み止め構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、部品点数を低減し低コスト化を図りつつ、迅速な作業によりネジの緩み止めを図ることができるネジの緩み止め構造を提供する。
【解決手段】ネジの緩み止め構造1では、雄ネジ部2aを有するタイボルト2に緩み止め手段2cを設け、タイボルト2とシャフト3との相対回転により雄ネジ部2aと雌ネジ部3aとが螺合した状態で、回転する遠心力によって雄ネジ部2aの端部側がシャフト3に設けられた雌ネジ部3aに圧接するように変形するため、雄ネジ部2aの端部側と雌ネジ部3aとの間に互いを固定するように緊迫力を発生させることができる。これによって、タイボルト2及びシャフト3の他の別部材を設けることなく、ネジの緩み止めが実現されるため、部品点数が低減され低コスト化を図ることができると共に、螺合したタイボルト2がそのまま回転することによりネジの緩み止めが行われるため、作業の迅速化を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネジの緩み止め構造に関するものである。
従来、ネジの緩み止め構造として、くさび状の固定具を用いるものが知られている。例えば、以下の特許文献1に記載されたネジの緩み止め装置は、雌ネジ部を有する回転体と、雄ネジ部を有する円筒状の調整具と、回転体の内部で回転体の半径方向に移動可能に設けられたくさび状の固定具と、その内面が雌ネジ部の一部を構成して、調整具の雄ネジに面接触されると共にその外面が固定具を摺動可能にするように面接触する調整補助具とを備え、回転体の回転により生じる遠心力によって、くさび状の固定具が回転体外側に向けて移動され、これによって、調整補助具が調整具を圧迫するため、調整具の雄ネジ部と回転体の雌ネジ部とが押し付けられて、ネジの緩み止めが図られるとされている。
実開昭62−117311号公報
しかしながら、上記ネジの緩み止め装置のように、固定具や調整補助具を設けると、部品数が増えて、ネジの締結構造が複雑化してしまう。また、ネジを締結する前に、固定具や調整補助具を配置する必要があるため、ネジの締結作業にかかる時間が増えてしまうという問題があった。
そこで、本発明は、部品点数を低減し低コスト化を図りつつ、迅速な作業によりネジの緩み止めを図ることができるネジの緩み止め構造を提供することを目的とする。
本発明のネジの緩み止め構造は、雄ネジ部を有する雄ネジ部材と、雌ネジ部を有する雌ネジ部材と、雄ネジ部材に設けられ、雄ネジ部材と雌ネジ部材との相対回転により雄ネジ部と雌ネジ部とが螺合した状態で、この螺合した雄ネジ部材が回転する遠心力によって雄ネジ部の軸線方向の端部側を雌ネジ部に圧接するように変形させる緩み止め手段と、を備えることを特徴とする。
このネジの緩み止め構造によれば、緩み止め手段が設けられ、雄ネジ部材と雌ネジ部材との相対回転により雄ネジ部と雌ネジ部とが螺合した状態で、この螺合した雄ネジ部材が回転する遠心力によって雄ネジ部の端部側が雌ネジ部に圧接するように変形するため、雄ネジ部の端部側と雌ネジ部との間に互いを固定するように緊迫力を発生させることができる。これによって、雄ネジ部材及び雌ネジ部材の他の別部材を設けることなく、ネジの緩み止めが実現されるため、部品点数が低減され低コスト化を図ることができると共に、螺合した雄ネジ部材がそのまま回転することによりネジの緩み止めが行われるため、作業の迅速化を図ることができる。
また、緩み止め手段は、雄ネジ部の軸線方向の端部側から雄ネジ部材の回転軸線に沿って突出する突起部を有し、突起部は、雄ネジ部材と雌ネジ部材との相対回転により雄ネジ部と雌ネジ部とが螺合した状態で、この螺合した雄ネジ部材が回転する遠心力によって雌ネジ部側に倒れ込み変形することが好ましい。この場合、螺合した雄ネジ部材が回転する遠心力によって突起部が雌ネジ部側に倒れ込み変形することで、突起部が設けられた雄ネジ部の端部側が雌ネジ部により強く圧接されるため、効果的にネジの緩み止めを図ることができる。
また、突起部の倒れ込み変形による前記雄ネジ部の端部側の変形によって雌ネジ部のネジ山が咬持されることが好ましい。このように、雌ネジ部のネジ山が雄ネジ部の端部側の変形により咬持されることによって、より効果的にネジの緩み止めを図ることができる。
また、突起部の先端には、雄ネジ部材の半径方向外側に突出する突部が設けられていることが好ましい。このような構造によれば、突起部の先端の厚みが突起部の根元の厚みより厚くされるため、回転時に根元より強い遠心力を先端に発生させることができる。その結果、遠心力の差による曲げの作用が効果的に発生して、良好に突起部の雌ネジ部側への倒れ込み変形が行われるため、雄ネジ部の端部側が雌ネジ部により強く圧接されて、大きな緊迫力を発生させることができ、より効果的にネジの緩み止めを図ることができる。
また、突部は、雄ネジ部材の回転軸線方向に雄ネジ部から離間するにつれて、徐々に雄ネジ部材の半径方向に突出する傾斜面を有する断面略三角形状であることが好ましい。この場合、突部では、雄ネジ部から離間するにつれて徐々に厚みが増すため、回転時に前述した傾斜面に従い雄ネジ部から離れた部位ほど強い遠心力が発生することになる。これによって、突起部では、根元部の曲げの作用がより効果的に発生して、良好に突起部の雌ネジ部側への倒れ込み変形が行われる。従って、より効果的にネジの緩み止めを図ることができる。
また、緩み止め手段は、雄ネジ部材における雄ネジ部の端部側に対応する内側の位置に設けられた、回転軸線方向に凹む溝を有することが好ましい。このような溝を設けることにより、雄ネジ部の端部側が雌ネジ部側(半径方向外側)に変形しやすくなるため、効果的にネジの緩み止めが図られると共に、作業の迅速化を図ることができる。
本発明のネジの緩み止め構造によれば、部品点数を低減し低コスト化を図りつつ、迅速な作業によりネジの緩み止めを図ることができる。
以下、本発明に係るネジの緩み止め構造の好適な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本発明は、回転体のネジの緩み止めを目的としたものである。回転体の雄ネジ部材と雌ネジ部材とは、螺合した状態で高速回転されると、回転時の遠心力によって雌ネジ部材が外径側に変形し、ネジの緩みが生じるおそれがある。本発明は、回転体の遠心力を利用してこのような緩みを防止するものである。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るネジの緩み止め構造を示す拡大断面図である。図1に示すように、本実施形態に係るネジの緩み止め構造1は、例えば、車両の動力伝達機構を構成するシャフトにおけるタイボルトのネジ止めに用いられ、雄ネジ部2aを有するタイボルト(雄ネジ部材)2と、雌ネジ部3aを有するシャフト(雌ネジ部材)3とを備える構成とされている。
タイボルト2は、回転軸線Lに沿って延在するボルト本体部2bを有し、ボルト本体部2bにおいて雄ネジ部2aを有している。そして、このタイボルト2の雄ネジ部2aの軸線方向の端部には、ネジの緩み止め手段として機能する突起部2cが連設されている。
この突起部2cは、雄ネジ部2aにおけるボルト先端と反対側の端部側(以下、雄ネジ部2aの根元端部側と呼ぶ)から回転軸線Lに沿って突出すると共に、その根元が雄ネジ部2aの根元端部側を構成するように設けられている。
シャフト3は、円筒状に構成され、回転軸線Lに沿って延在するシャフト本体3bを有し、このシャフト本体3bと雌ネジ部3aとの間の軸線方向の一端側には、回転軸線L方向に凹む溝3cが設けられている。
このような第1の実施形態に係るネジの緩み止め構造1では、シャフト3とタイボルト2との相対回転(ここではシャフト3の回転によるがタイボルト2の回転でもよい)により雄ネジ部2aと雌ネジ部3aとが螺合した状態で高速回転されると、回転の遠心力によって矢印で示すように雄ネジ部材2aの根元端部側が雌ネジ部3aに圧接するように変形し、雄ネジ部2aの根元端部側と雌ネジ部3aとの間に互いを固定するように緊迫力を発生させることができる。具体的には、突起部2cが雌ネジ部3a側に倒れ込み変形され、突起部2cが設けられた雄ネジ部2aの根元端部側が雌ネジ部3aに強く圧接される。その結果、タイボルト2及びシャフト3の他に別部材を設けることなく、ネジの緩み止めが実現されるため、部品点数が低減され低コスト化を図ることができると共に、螺合したタイボルト2がそのまま回転することによりネジの緩み止めが行われるため、作業の迅速化を図ることができる。
さらに、このネジの緩み止め構造1では、突起部2cが雌ネジ部3a側に倒れ込み変形されることによって、突起部2cの根元が雌ネジ部3aのネジ山を咬持する。従って、より効果的にネジの緩み止めを図ることができる。
そして、このような構成のネジの緩み止め構造1にあっては、高速回転による遠心力によって雌ネジ部3aとシャフト本体3bとの間に生じる応力が溝3cにより緩和されるため、雌ネジ部3aがシャフト本体3b側に変形することが抑制され、上記緩み止めの効果と相まってシャフト3の回転によりネジが緩むことはない。
(第2の実施形態)
図2は、本発明の第2の実施形態に係るネジの緩み止め構造を示す拡大断面図である。
この第2の実施形態のネジの緩み止め構造11が第1の実施形態のネジの緩み止め構造1と違う点は、緩み止め手段として、突起部2cに代えて回転軸線方向Lに凹む溝2dを設けた点である。
具体的には、溝2dは、タイボルト2における雄ネジ部2aの根元端部側に対応する内側の位置に設けられている。
このような第2の実施形態に係るネジの緩み止め構造11では、シャフト3とタイボルト2との相対回転により雄ネジ部2aと雌ネジ部3aとが螺合した状態で高速回転されると、回転の遠心力によって溝2dの外側に位置する雄ネジ部2aの根元端部側が雌ネジ部3a側に圧接されるように容易に変形するため、雄ネジ部2aの根元端部側と雌ネジ部3aとの間に緊迫力を発生させることができる。これによって、効果的にネジの緩み止めを図ることができると共に、螺合したタイボルト2がそのまま回転することによりネジの緩み止めが行われるため、作業の迅速化を図ることができる。
(第3の実施形態)
図3は、本発明の第3の実施形態に係るネジの緩み止め構造を示す要部拡大断面図である。この第3の実施形態のネジの緩み止め構造21が第1の実施形態のネジの緩み止め構造1と違う点は、突起部2cの先端に突部2eを設けると共に、第2の実施形態と同様な溝2dを設けた点である。
突部2eは、突起部2cにおいてタイボルト2の半径方向外側に突出して、断面矩形状となるように設けられている。
このような第3の実施形態に係るネジの緩み止め構造21では、突起部2cの先端の厚みが根元の厚みより厚くなるため、シャフト3と螺合したタイボルト2の回転時に、矢印で示すように根元より強い遠心力が突起部2cの先端に生じることになる。その結果、遠心力の差による曲げの作用が効果的に発生して、曲線状の矢印で示すように良好に突起部2cの雌ネジ部3a側への倒れ込み変形が行われるため、雄ネジ部2aの根元端部側が雌ネジ部3aにより強く圧接されて、大きな緊迫力を発生させることができ、より効果的にネジの緩み止めを図ることができる。
さらに、ネジの緩み止め構造21では、雄ネジ部2aの根元端部側に対応する内側の位置に溝2dが設けられているため、雄ネジ部2aの根元端部側が雌ネジ部3a側に変形しやすくなり、突部2eを含む突起部2cの変形による雄ネジ部2aの根元端部側の雌ネジ部3a側への変形が効率よく行われるため、更に効果的にネジの緩み止めを図ることができる。
(第4の実施形態)
図4は、本発明の第4の実施形態に係るネジの緩み止め構造を示す要部拡大断面図である。この第4の実施形態のネジの緩み止め構造31が第3の実施形態のネジの緩み止め構造21と違う点は、断面矩形状の突部2eに代えて断面略三角形状の突部2fを設けた点である。
断面略三角形状の突部2fは、回転軸線L方向に雄ネジ部2aから離間するにつれて、徐々にタイボルト2の半径方向に突出する傾斜面2gを有している。
このような第4の実施形態に係るネジの緩み止め構造31では、突部2fの傾斜面2gに従い雄ネジ部2aから離間するにつれて徐々に厚みが増すことになるため、シャフト3と螺合したタイボルト2の回転時に、傾斜面2gに従い雄ネジ部2aから離れた部位ほど強い遠心力が発生することになる。その結果、突起部2cでは、その根元と先端の突部2fとの間だけではなく、突部2fの内部においても、矢印で示すように遠心力の強さに差が生じることになる。これによって、曲げの作用がより効果的に発生して、曲線状の矢印で示すように良好に突起部2cの雌ネジ部側への倒れ込み変形が行われるため、大きな緊迫力を発生させることができ、更に効果的にネジの緩み止めを図ることができる。
(第5の実施形態)
図5は、本発明の第5の実施形態に係るネジの緩み止め構造を示す拡大断面図である。この第5の実施形態のネジの緩み止め構造41が第2の実施形態のネジの緩み止め構造11と違う点は、雄ネジ部2aの根元端部側に対応する内側の位置に設けられた溝2dに代えて、雄ネジ部2aのボルト先端部寄りの端部側に対応する内側の位置に溝2hを設けた点である。
このような第5の実施形態に係るネジの緩み止め構造41では、タイボルト2とシャフト3との相対回転により雄ネジ部2aと雌ネジ部3aとが螺合した状態で高速回転されると、回転の遠心力によって、溝2hの外側に位置する雄ネジ部2aの端部側が雌ネジ部3a側に圧接されるように容易に変形するため、効果的にネジの緩み止めを図ることができると共に、螺合したタイボルト2がそのまま回転することによりネジの緩み止めが行われるため、作業の迅速化を図ることができる。このような第5の実施形態にあっては、第2の実施形態と比べて、溝を設けることが容易である。
(第6の実施形態)
図6は、本発明の第6の実施形態に係るネジの緩み止め構造を示す拡大断面図である。この第6の実施形態のネジの緩み止め構造51が第4の実施形態のネジの緩み止め構造31と違う点は、タイボルト2が矢印Aの向きに引かれつつ、シャフト3に螺合される構造である点と、緩み止め手段として、雄ネジ部2aにおけるボルト先端と反対側に突出する突起部2cに代えてボルト先端部から突出する突起部2jを設けた点である。
突起部2jは、雄ネジ部2aにおいてネジ山の終端から回転軸線L方向に突出するように設けられている。
このような第6の実施形態に係るネジの緩み止め構造51では、タイボルト2とシャフト3との相対回転により雄ネジ部2aと雌ネジ部3aとが螺合した状態で高速回転されると、回転の遠心力によって第4の実施形態と同様に突起部2jが雌ネジ部3a側に倒れ込み変形されて、突起部2jが設けられた雄ネジ部2aの端部側が雌ネジ部3aに圧接するように変形されるため、好適にネジの緩み止めを図ることができる。
また、このような第6の実施形態にあっては、雄ネジ部2aのボルト先端側に対応する内側の位置に軸線方向に凹む溝2kが設けられているため、第4の実施形態と同様に雄ネジ部2aの端部側が雌ネジ部3a側に変形しやすくなり、突起部2jの変形による雄ネジ部2aの端部側の雌ネジ部3a側への変形が効率よく行われ、より効果的にネジの緩み止めを図ることができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、第4の実施形態や第6の実施形態において、第5の実施形態における溝を採用してもよい。
第1の実施形態に係るネジの緩み止め構造を示す拡大断面図である。 第2の実施形態に係るネジの緩み止め構造を示す拡大断面図である。 第3の実施形態に係るネジの緩み止め構造を示す要部拡大断面図である。 第4の実施形態に係るネジの緩み止め構造を示す要部拡大断面図である。 第5の実施形態に係るネジの緩み止め構造を示す拡大断面図である。 第6の実施形態に係るネジの緩み止め構造を示す拡大断面図である。
符号の説明
1,11,21,31,41,51…ネジの緩み止め構造、2…タイボルト(雄ネジ部材)、2a…雄ネジ部、2c…突起部(緩み止め手段)、2d,2h,2k…溝(緩み止め手段)、3…シャフト(雌ネジ部材)、3a…雌ネジ部、L…回転軸線。

Claims (6)

  1. 雄ネジ部を有する雄ネジ部材と、
    雌ネジ部を有する雌ネジ部材と、
    前記雄ネジ部材に設けられ、前記雄ネジ部材と前記雌ネジ部材との相対回転により前記雄ネジ部と前記雌ネジ部とが螺合した状態で、この螺合した雄ネジ部材が回転する遠心力によって前記雄ネジ部の軸線方向の端部側を前記雌ネジ部に圧接するように変形させる緩み止め手段と、を備えることを特徴とするネジ緩み止め構造。
  2. 前記緩み止め手段は、前記雄ネジ部の軸線方向の前記端部側から前記雄ネジ部材の回転軸線に沿って突出する突起部を有し、
    前記突起部は、前記雄ネジ部材と前記雌ネジ部材との相対回転により前記雄ネジ部と前記雌ネジ部とが螺合した状態で、この螺合した雄ネジ部材が回転する遠心力によって前記雌ネジ部側に倒れ込み変形することを特徴とする請求項1記載のネジ緩み止め構造。
  3. 前記突起部の倒れ込み変形による前記雄ネジ部の端部側の変形によって前記雌ネジ部のネジ山が咬持されることを特徴とする請求項2記載のネジ緩み止め構造。
  4. 前記突起部の先端には、前記雄ネジ部材の半径方向外側に突出する突部が設けられていることを特徴とする請求項2又は3記載のネジ緩み止め構造。
  5. 前記突部は、前記雄ネジ部材の回転軸線方向に前記雄ネジ部から離間するにつれて、徐々に前記雄ネジ部材の半径方向に突出する傾斜面を有する断面略三角形状であることを特徴とする請求項4記載のネジ緩み止め構造。
  6. 前記緩み止め手段は、前記雄ネジ部材における前記雄ネジ部の端部側に対応する内側の位置に設けられた、前記回転軸線方向に凹む溝を有することを特徴とする請求項1記載のネジの緩み止め構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021148184A (ja) * 2020-03-18 2021-09-27 株式会社鷺宮製作所 ねじの嵌合構造、ねじの固定構造及び弁装置並びに冷凍サイクルシステム
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