JP2009228632A - 可変吸気制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸入通路内に溜まった水分が凍結して吸気通路が閉塞されるのを防止することができる可変吸気制御装置を提供すること。
【解決手段】吸気管61と、可変吸気弁62と、アクチュエータ64とを備えた可変吸気制御装置6において、吸気管61が、吸入空気を通す第1の吸入空気通路61cと第1の吸入空気通路61cより短い第2の吸入空気通路61dとを有し、アクチュエータ64が、第1の吸入空気通路61cと第2の吸入空気通路61dとを切り替えるよう可変吸気弁62の開閉を制御するとともに、EGR装置により排気ガスが吸気管61内に還流された状態で、かつ第1の吸入空気通路61cが閉で第2の吸入空気通路61dが開の短通路状態が1時間になったとき、1秒間、第1の吸入空気通路61cが開で第2の吸入空気通路61dが閉の長通路状態になるよう可変吸気弁62の開閉を制御することを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、内燃機関の吸気管の吸気管長を可変とする可変吸気弁を備えた可変吸気制御装置に関する。
一般に、内燃機関の吸気管に吸入された吸入空気は、吸気バルブの開閉動作により吸気通路内で脈動流となることが知られている。吸入空気は、吸気バルブが閉じるとき、吸気バルブの近傍でその慣性力により圧縮され、閉じた吸気バルブより上流側のサージタンクの方向に高速で押し戻される。そして、圧縮されて押し戻された吸入空気がサージタンクに到達すると、サージタンクで圧縮されて吸気バルブの方向に再び押し戻されるので、吸入空気は、吸気通路内で脈動流となる。
この圧縮された吸入空気が、吸気バルブの閉状態の直前、すなわち吸入行程終了直前に再び吸気バルブに戻るよう運転状態に応じて吸気管長やサージタンクなどの吸気通路を変化させると、気筒内に吸入される吸入空気量を増大させることができ、内燃機関のトルクの向上を実現できる。このような吸気慣性効果を利用して内燃機関のトルクの向上を図った可変吸気制御装置が知られている。
また、一般に、内燃機関の気筒内の燃焼状態が良くなり燃焼温度が高温になると、窒素酸化物(NOx:Nitrogen Oxide)の発生量が増加する傾向があるので、排気ガスの一部を吸気通路内に還流させて吸入空気中に混入させることにより燃焼温度を下げてNOxの発生量を低減させるEGR(Exhaust Gas Recirculation)装置が知られている。このEGR装置を兼ね備えた可変吸気制御装置も知られている。
従来、この種の可変吸気制御装置として、吸気通路を有する吸気管と、排気通路を有する排気管と、排気通路から吸気通路に排気ガスを還流させるよう排気還流通路を有する排気還流管と、排気還流制御バルブとを含み、さらに、吸気管長を変化させるよう負圧アクチュエータが連結された制御弁と、制御弁の開閉を制御するECU(Electronic Control Unit)を含んで構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
従来の可変吸気制御装置においては、電子制御ユニットにより排気還流制御バルブの開弁量を制御し、運転状態に応じて排気管から吸気管に向けて還流される排気ガスの量を調節して気筒における燃焼温度を最適値まで低下させ、排気ガス中に含有されるNOxを低減するようにしている。また、機関回転数NEが低い低回転領域では、電子制御ユニットにより制御弁をオン状態とし吸気管長を比較的長い状態にするとともに、機関回転数NEが高い高回転領域では、電子制御ユニットにより制御弁をオフ状態とし吸気管長を比較的短い状態にして、低回転領域で要求される吸気特性と、高回転領域で要求される吸気特性との両立を図っている。
特開平9−137730号公報
しかしながら、前述のような従来の可変吸気制御装置にあっては、内燃機関の種類や運転状態によって異なるが、排気通路から吸気通路に還流される排気ガスは比較的高い温度、例えば、80℃ないし200℃となっている。これに対し、吸気通路内の吸入空気は、内燃機関の外部環境によって異なるが、比較的低い温度、例えば、−10℃ないし30℃となっている。このように、比較的低い温度の吸入空気に比較的高い温度の排気ガスが混入すると、排気ガスの温度が低下し、排気ガスの飽和水蒸気量が減少し、排気ガスに含まれている水蒸気が結露して、可変吸気制御装置内の吸入空気の吸入口近傍に溜まってしまうことがある。このような結露水が溜まるのを防止するため、排気還流管にEGRクーラを設け、排気ガスを冷却することにより排気ガス中の水分を除去するという、いわゆる除湿を行うことが考えられるが、十分に除湿することは困難である。
可変吸気制御装置内の吸入空気の吸入口近傍に溜まった結露水は、内燃機関の外部環境が0℃以下の低温の場合には、凍結してしまう。また、可変吸気制御装置内の吸入空気中の水蒸気や水滴が0℃以下の吸気管の内壁面にぶつかり、氷となって付着する着氷が発生してしまう。このような場合には、結露水の凍結や着氷によって吸入空気の吸入口を閉塞することがあり、内燃機関を始動させることができないという問題があった。
本発明は、前述のような従来における問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。すなわち、本発明は、吸入通路内に溜まった水分が凍結して吸気通路が閉塞されるのを防止することができる可変吸気制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る可変吸気制御装置は、上記目的達成のため、(1)内燃機関の排気ガス還流装置から還流された排気ガスが含まれる吸入空気を通す吸気管と、前記吸気管の吸気管長を可変とする可変吸気弁と、前記可変吸気弁を制御する制御手段と、を備えた可変吸気制御装置において、前記吸気管が、吸入空気を通す第1の吸入空気通路と前記第1の吸入空気通路より短い第2の吸入空気通路とを有し、前記制御手段が、第1の吸入空気通路と前記第2の吸入空気通路とを切り替えるよう前記可変吸気弁を制御するとともに、前記排気ガス還流装置により前記排気ガスが前記吸気管内に還流された状態で、かつ前記第1の吸入空気通路が閉鎖されるとともに、前記第2の吸入空気通路が開通する短通路状態が所定の長期間になったとき、所定の短期間の間、前記第1の吸入空気通路が開通するとともに、前記第2の吸入空気通路が閉鎖される長通路状態になるよう前記可変吸気弁を制御することを特徴とする。
この構成により、短通路状態が維持され長通路状態に切り替わらないようなときでも、強制的に可変吸気弁を閉の状態に切り替わり、所定の短期間の間だけ長通路状態になり、可変吸気制御装置内に溜まった結露水は、吸入空気により下流側に吸い出されて除去される。所定の短期間の間だけ強制的に切り替えて、所定の短期間経過後に元の短通路状態に復帰させるので、内燃機関の運転状態に影響を与えることはない。
また、排気ガス還流装置により排気ガスが吸気管内に還流された状態で、かつ前記第1の吸入空気通路が閉鎖されるとともに、前記第2の吸入空気通路が開通する短通路状態が所定の長期間になったとき、すなわち、最も結露水が溜まり易く、吸い出されるのに適した量が変吸気制御装置内に溜まったタイミングで結露水を除去するようにしているので、効果的に水分除去処理が行われる。その結果、吸入通路内に溜まった水分が凍結して吸気通路が閉塞されるのが防止される。
上記(1)に記載の可変吸気制御装置においては、(2)前記可変吸気弁が開のとき、前記短通路状態となり、前記可変吸気弁が閉のとき、前記長通路状態となるよう構成する。
この構成により、可変吸気弁の開閉という簡単な構成と簡易な制御で、短通路状態から長通路状態への切り替えを確実に行うことができる。
上記(1)または(2)に記載の可変吸気制御装置においては、(3)前記所定の長期間が、0.5時間ないし1.5時間であり、前記所定の短期間が、1秒間ないし3秒間であることが好ましい。
この構成により、排気ガス還流装置により排気ガスが前記吸気管内に還流された状態で、かつ第1の吸入空気通路が閉鎖されるとともに、第2の吸入空気通路が開通する短通路状態であると認識してから、積算時間が0.5時間ないし1.5時間になったときに、可変吸気制御装置内に溜まった結露水を除去するようにしているので、効果的に水分除去処理を行うことができる。すなわち、最も結露水が溜まり易いタイミングで長通路状態に切り替えて水分を除去しているので確実に水分を除去することができる。また、1秒間ないし3秒間だけ強制的に長通路状態に切り替え、元の短通路状態に復帰させるので、内燃機関の運転状態に影響を与えることなく効果的に水分を除去することができる。
上記(1)ないし(3)に記載の可変吸気制御装置においては、(4)前記制御手段が、前記内燃機関の始動時に前記所定の短期間の間、前記長通路状態になるよう前記可変吸気弁を制御することが好ましい。
この構成により、内燃機関の始動時に所定の短期間の間、長通路状態になり、内燃機関の始動時前に可変吸気制御装置内に溜まった結露水などの水分が吸入空気により下流側に吸い出されて除去されるので、運転開始前に効果的に可変吸気制御装置内の水分を除去することができる。
本発明によれば、吸入通路内に溜まった水分が凍結して吸気通路が閉塞されるのを防止することができる可変吸気制御装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る可変吸気制御装置6が適用される内燃機関の構成図であり、図2は、可変吸気制御装置6が適用される内燃機関の断面図であり、図3は、可変吸気制御装置6の模式図である。
まず、構成について説明する。
可変吸気制御装置6は、車両に搭載され内燃機関としてのガソリンエンジン1の一部を構成している。
図1および図2に示すように、ガソリンエンジン1は、例えば、V型6気筒エンジンで構成され、エンジン本体2と、エンジン本体2に燃料を供給する燃料供給装置3と、エアクリーナ4と、スロットルバルブ5と、可変吸気制御装置6と、排気マニホールド7、8と、排気管11、12と、エンジン本体2から排出される排気ガスの一部を可変吸気制御装置6内に還流させる排気ガス還流装置としてのEGR装置13、14と、排気管11、12に設けられた排気ガス後処理装置15、16と、制御手段としてのECU17とを含んで構成されている。
ガソリンエンジン1においては、排気管、EGR装置、排気ガス後処理装置は、それぞれ気筒毎に設けられているので、図示しない他の気筒毎に設けられた構成要素をも含んで構成されている。図示しない他の気筒毎に設けられた構成要素は、図1に示す構成要素と同様に構成されているので、その説明を省略し、以下、図1に示す各構成要素について詳細に説明する。なお、内燃機関は、単気筒、水平対向の多気筒、直列多気筒のガソリンエンジン、ディーゼルエンジンなどのV型6気筒のガソリンエンジン以外のものでもよい。また、燃料は、アルコール燃料などのガソリン以外の燃料であってもよい。
エンジン本体2は、シリンダ部21、22と、ピストン23、24と、吸気バルブ25、26と、排気バルブ27、28と、インジェクタ31、32と、点火装置33、34とを含んで構成されている。これらの各構成要素自体は公知であるので、これ以上詳述しない。
燃料供給装置3は、燃料を貯蔵する燃料タンク3aと、燃料ポンプ3bと、燃料ポンプ3bとインジェクタ31、32とをそれぞれ接続する燃料供給管3c、3dと、燃料供給管3c、3dに設けられ燃料を浄化するフューエルフィルタ3eと、燃料タンク3a内から発生するガソリン蒸気を吸着するためのチャコールキャニスタ3fとを含んで構成されている。燃料タンク3a内の燃料は、燃料ポンプ3bにより燃料供給管3c、3d、フューエルフィルタ3eを介してインジェクタ31、32に供給されるようになっている。
エアクリーナ4は、エレメント4aおよびエレメント4aを収容するケース4bからなり、エレメント4aを通過する新気を浄化するようになっている。
スロットルバルブ5は、例えば、バタフライバルブなどの絞り弁からなり、エアクリーナ4を通過した新気のエンジン内部への流入量を調整するようになっている。
図3に示すように、可変吸気制御装置6は、吸気管61と、吸気管61の吸気管長を可変とする可変吸気弁62と、吸気管61に連結されたサージタンク63と、可変吸気弁62を制御する制御手段としてのアクチュエータ64と、VSV(Vacuum Switching Valve)65と、負圧タンク66と、可変吸気弁62とアクチュエータ64とを連結しアクチュエータ64の動作を可変吸気弁62に伝達するリンク67と、アクチュエータ64とVSV65とを連結する配管68と、VSV65と負圧タンク66とを連結する配管69と、サージタンク63と負圧タンク66とを連結する配管71とを含んで構成されている。
吸気管61は、排気ガス還流装置から還流された排気ガスが含まれる吸入空気を通す吸気通路61aを有する配管からなり、吸気口61bから新気を吸入するようになっている。また、吸気管61は、サージタンク63から供給された吸入空気を通す一点鎖線で示す第1の吸入空気通路61cと、第1の吸入空気通路61cより短い一点鎖線で示す第2の吸入空気通路61dとを有し、第1の吸入空気通路61cと第2の吸入空気通路61dとが可変吸気弁62によって切り替えられるようになっている。吸気口61bから吸入された新気は、吸気通路61aを流通し、エアクリーナ4によって浄化され、スロットルバルブ5を介してサージタンク63内に流入するようになっている。
可変吸気弁62は、図示しないシリンダヘッドに回動可能に支持された回動軸62aと、回動軸62aに固定され回動軸62aとともに回動する弁体62bと、回動軸62aに連結されアクチュエータ64に印加された負圧によって動作する図示しない回動機構と、弁体62bを囲むシリンダヘッドの内壁面によって形成される吸入空気通路62cとを含んで構成されている。この吸入空気通路62cは、第2の吸入空気通路61dの一部を構成している。
可変吸気弁62が開のとき、吸気管61における第1の吸入空気通路61cが閉鎖され、第2の吸入空気通路61dが開通して短通路状態となる。他方、可変吸気弁62が閉のとき、吸気管61における第1の吸入空気通路61cが開通され、第2の吸入空気通路61dが閉鎖されて長通路状態となる。
この短通路状態になったとき、吸気管長が短くなり、長通路状態になったとき、吸気管長が長くなるよう構成されている。この吸気管長は、可変吸気制御装置6における第1の吸入空気通路61cおよび第2の吸入空気通路61dの各長さを表しており、第1の吸入空気通路61cおよび第2の吸入空気通路61dを流通する吸入空気の脈動が伝播する吸気通路の実質的な長さを表している。具体的には、吸入空気は、エンジン本体2の吸気バルブ25が閉じるとき、吸気バルブ25の近傍でその慣性力により圧縮され、閉じた吸気バルブ25より上流側のサージタンク63の方向に高速で押し戻される。そして、圧縮されて押し戻された吸入空気がサージタンク63に到達すると、サージタンク63で圧縮されて吸気バルブ25の方向に再び押し戻されることにより、吸入空気に脈動流が発生するので、吸気管長は、吸気バルブ25とサージタンク63との間の長さを表すことになる。
第1の吸入空気通路61cおよび第2の吸入空気通路61dの一方端部は、図示しないシリンダヘッドの吸気ポートと連通しており、吸入空気は、第1の吸入空気通路61cおよび第2の吸入空気通路61dを流通して各気筒に流入するようになっている。
サージタンク63は、吸気管61から流入する吸入空気を溜めるサージタンク室63aを含んで構成されており、サージタンク室63aは、吸気管61の吸気通路61aと連通している。また、サージタンク室63aは、可変吸気弁62の吸入空気通路62cと連通しており、可変吸気弁62が開のとき、サージタンク室63aと第2の吸入空気通路61dとが連通するようになっている。サージタンク63が、吸気管61と各気筒の間に設けられているので、吸気管61と各気筒との間に生ずる吸気脈動が緩和され、各気筒に均一な適量の吸気量の吸入空気が供給されるようになっている。
アクチュエータ64は、可変吸気弁62の開閉を駆動する駆動機構からなり、配管68を介して負圧が加わると駆動するようになっている。駆動機構の駆動力は、リンク67を介して可変吸気弁62に伝達されるようになっている。
VSV65は、ECU17から送られる駆動信号に応じて動作する電磁弁からなり、ECU17からオン信号が送られている場合には、アクチュエータ64と負圧タンク66とを導通状態とし、ECU17からオン信号が送られていない場合には、アクチュエータ64と負圧タンク66とを遮断した状態でアクチュエータ64を大気に開放するようになっている。
負圧タンク66は、負圧の吸入空気を貯留するタンク部66aと、逆止弁66bとを含んで構成されており、タンク部66aは、配管71を介してサージタンク63と連結され、サージタンク63内の負圧の吸入空気がタンク部66a内部に流入するようになっている。逆止弁66bは、タンク部66aからサージタンク63へ向かう空気の流れのみを許容する一方向弁で構成されている。タンク部66aの内圧がサージタンク63の内圧に比べて低い場合には、逆止弁66bは、閉弁状態で維持され、タンク部66aの内圧がサージタンク63の内圧に比べて高い場合には、タンク部66aからサージタンク63へ空気が流動するので、タンク部66aの高い内圧がサージタンク63内の低圧にまで低下するようになっている。
タンク部66a内に適切な負圧が蓄えられているとき、VSV65に対してECU17からオン信号が送られると、負圧タンク66とアクチュエータ64とが導通状態となり、リンク67を介して、可変吸気弁62が開の状態で維持される。他方、タンク部66a内に適切な負圧が蓄えられていないとき、またはVSV65に対してECU17からオン信号が送られていないとき、負圧タンク66とアクチュエータ64とが遮断状態となり、リンク67を介して、可変吸気弁62が閉の状態で維持される。
なお、リンク67の構造を変え、負圧タンク66とアクチュエータ64とが導通状態となったとき、可変吸気弁62を閉の状態で維持し、負圧タンク66とアクチュエータ64とが遮断状態となったとき、可変吸気弁62を開の状態で維持するようにしてもよい。
図1および図2に示すように、排気マニホールド7は、図示しないシリンダヘッドの各気筒の排気ポート出口に連結する多岐管部と、多岐管を集合させた集合管部と、連結部とを含んで構成されており、単一の排気管11に連結されている。排気マニホールド8も、排気マニホールド7と同様に構成されており、単一の排気管12に連結されている。
排気管11は、排気マニホールド7の集合管部から排出される排気ガスを大気に放出させる配管からなり、排気通路を有し、一端が集合管部に連結されている。この集合管部とEGR装置13とが連結されており、排気ガスの一部が吸気管61に導入されるようになっている。また、この排気管11には、排気ガス後処理装置15が設けられており、排気ガス中の有害物質が除去されるようになっている。また、排気管11には、排気ガス後処理装置15の下流側に図示しないマフラーなどの消音装置が設けられている。
排気管12も、排気管11同様に構成されており、集合管部とEGR装置14とが連結されており、排気ガスの一部が吸気管61に導入されるようになっている。排気管12には、排気ガス後処理装置16が設けられており、排気ガス中の有害物質が除去されるようになっている。また、排気管12には、排気管11同様に排気ガス後処理装置16の下流側に図示しないマフラーなどの消音装置が設けられている
EGR装置13は、EGR管81と、EGRバルブ82と、EGRクーラ83とを含んで構成されており、排気マニホールド7の排気通路内の排気ガスの一部を吸気管61の吸気通路61a内に還流させて吸入空気中に混入させることにより、気筒内の燃焼温度を下げてNOxの発生量を低減させるようになっている。
EGR管81は、EGR通路81aを有しており、EGR管81の吸気管61側には、EGRバルブ82が設けられ、EGR管81の排気マニホールド7側には、EGRクーラ83が設けられている。EGRバルブ82は、その開度がECU17により制御され、吸気通路61a内に還流される排気ガスの量を調整するようになっている。また、EGRクーラ83により、還流される排気ガスの温度が下げられ、その密度が高められるようになっている。
EGR装置14も、EGR装置13と同様に構成され、排気マニホールド8の排気通路内の排気ガスを吸気管61の吸気通路61a内に、EGR管85、EGRクーラ86およびEGRバルブ87を介して還流させるようになっている。
排気ガス後処理装置15は、図示しないNSR(NOx Strage−Reduction)触媒と、DPNR(Diesel Paticulate−NOx Reduction)触媒と、酸化触媒とからなる触媒と、排気温センサ、空燃比センサとを含んで構成されている。
NSR触媒は、NOx吸蔵物質を含んで構成されており、排気空燃比がリーンの時に排気ガス中のNOxを吸蔵し、排気空燃比がリッチになった時に吸蔵していたNOxを還元させて排気ガス中のNOxを低減するようになっている。DPNR触媒は、排気ガスに含まれるすすなどのPM(Particulate Matter)を酸化させる性能を有するNOx吸蔵還元触媒が塗布された多孔質セラミックからなり、排気ガス中のPMを捕集し、これを排気ガス中のNOxと同時に浄化させるようになっている。これらの浄化の際には、PMが酸化されるとともに、CO(一酸化炭素)やHC(炭化水素)も酸化され、NOxが還元される。酸化触媒は、各種ガスに対して酸化活性のある白金、パラジウムなどの触媒金属からなり、排気ガス中の有害物質、例えば、HCを酸化させ二酸化炭素および水蒸気に分解処理するようになっている。
排気ガス後処理装置16も、排気ガス後処理装置15と同様に構成されている。
ECU17は、CPU(Central Processing Unit)、処理プログラムなどを記憶するROM(Read Only Memory)、一時的にデータを記憶するRAM(Random Access Memory)、バッテリを電源として作動し書換え可能な不揮発性のメモリからなるEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)、A/D変換器やバッファ等を含む入力インターフェース回路および駆動回路等を含む出力インターフェース回路を含んで構成されている。
ECU17の入力インターフェース回路には、図示しないEGRバルブ開度センサ、リーンセンサ、スロットル開度センサ、クランクポジションセンサ、吸入空気圧センサ、吸入空気量センサなどのセンサがそれぞれ接続されており、これらのセンサから出力される情報は、入力インターフェース回路を介してECU17に取り込まれるようになっている。ECU17においては、クランクポジションセンサなどのエンジン本体2の回転数を検知するセンサからの情報に基づいてエンジン本体2の回転数(rpm)が求められるようになっている。また、スロットル開度センサ、吸入空気量センサ、アクセルポジションセンサおよびクランクポジションセンサなどのエンジン本体2の出力に関する情報に基づいて、エンジン本体2の可変吸気弁62の開閉タイミングが制御されるようになっている。
次に、本発明の実施の形態に係る可変吸気制御装置6内に溜まった水分を除去する水分除去処理を行う可変吸気弁の制御について説明する。
図4は、本発明の実施の形態に係る可変吸気制御装置6の水分除去処理を示すフローチャートである。図5は、可変吸気制御装置6の模式図であり、可変吸気制御装置6が短通路状態で、サージタンク63の底面部63bに結露水が溜まった状態を示し、図6は、可変吸気制御装置6が長通路状態で、サージタンク63の底面部63bに溜まった結露水が除去された状態を示す。
本実施の形態に係る可変吸気制御装置6は、図2に示すように、EGR装置13、14を備えているので、その内部に水が溜まってしまうことがある。すなわち、排気マニホールド7、8から吸気管61に還流される排気ガスが、比較的高い80℃ないし200℃となっているのに対し、吸気通路61a内の吸入空気は、比較的低い−10℃ないし30℃となっている。このように、低い温度の吸入空気に高い温度の排気ガスが混入すると、排気ガスの飽和水蒸気量が減少し、排気ガスに含まれている水蒸気が結露して、可変吸気制御装置6内のサージタンク63の底面部63bに結露水が溜まってしまうことがある。
特に、エンジン本体2が高負荷運転時には、吸気脈動効果を高めるため可変吸気弁62が開の状態が維持されるので、サージタンク63の底面部63bに結露水が溜まり易い。
この場合、可変吸気制御装置6が摂氏0度以下になると結露水が氷結してしまい吸気通路が閉塞されてエンジン本体2の始動が不能となるおそれがある。また、エンジン本体2の始動時には、サージタンク63の底面部63bに水滴が溜まっていることがあり、これらの結露水や水滴を除去して、エンジン本体2のスムースな始動を可能にするとともに、吸気通路内の吸入空気の流通をよくする必要がある。そのため、サージタンク63の底面部63bに溜まった水分を除去するよう、以下の水分除去処理が必要となる。
図4に示す可変吸気制御装置6の水分除去処理は、次のように行われる。
まず、図示しないバッテリを電源として動作しているECU17がエンジン本体2が始動されたか否かを所定の間隔で監視し、始動したエンジン本体2が始動時であるかを判断する(ステップS1)。所定の間隔は、寒冷地仕様、暖地仕様などの車種や、ガソリンエンジンの仕様、特性などにより適宜選択され、例えば、1分間隔ないし数分間隔であることが好ましい。エンジン本体2が始動されたか否かは、ガソリンエンジン1を構成する図示しないイグニッションスイッチがオンになったか否かで判断される。なお、エンジン本体2の機関回転数が所定回転数であるか否か、エンジン本体2の油圧が所定油圧であるか否かなどの他の手段により判断してもよい。
ステップS1において、エンジン本体2が始動されたと判断された場合には、ECU17が、図3に示す可変吸気制御装置6のVSV65に対してオン信号を送らないので、負圧タンク66とアクチュエータ64とが遮断状態となり、リンク67を介して可変吸気弁62が閉の状態で所定の短期間として1秒間ないし3秒間、好ましくは1秒間、維持される(ステップS2)。可変吸気弁62が閉であると、第1の吸入空気通路61cが開通するとともに、第2の吸入空気通路61dが閉鎖される長通路状態になる。このとき、図5に示すように、サージタンク63の底面部63bに結露水が溜まった状態から、図6に示すように、可変吸気制御装置6が長通路状態となり、サージタンク63の底面部63bに溜まった結露水が吸入空気により下流側に吸い出されることにより、除去される。
ステップS2の場合、切り替え時間を1秒間ないし3秒間としたのは、切り替え時間が1秒間未満であると、サージタンク63の底面部63bに溜まった結露水を十分に除去しきれないことがあり、3秒間を超えると、例えば、エンジン本体2の暖機運転時などに適した吸気脈動効果が減衰してしまうおそれがあるからである。
ステップS1において、エンジン本体2が始動時でないと判断された場合には、ステップS2に進む。
続いて、ECU17が、EGRバルブ82の開閉および可変吸気弁の開閉を、1分間隔で監視し、EGRバルブ82が開であり、かつ可変吸気弁が開であるか否かを判断する(ステップS3)。EGRバルブ82が開であり、かつ可変吸気弁が開でないと判断した場合には、ステップS1に戻り、エンジン本体2が停止するまで継続してECU17がエンジン本体2の状態を監視する。
EGRバルブ82が開であり、かつ可変吸気弁62が開であると判断した場合には、ECU17がタイマのカウントを開始させ、その積算時間が所定の長期間としての0.5時間ないし1.5時間、好ましくは、1時間になったか否かを判断する(ステップS4)。
EGRバルブ82が開であり、かつ可変吸気弁62が開のときは、排気マニホールド7、8から吸気管61に排気ガスが還流されている状態であり、ECU17が、図3に示す可変吸気制御装置6のVSV65に対してオン信号を送り、負圧タンク66とアクチュエータ64とを導通状態とし、リンク67を介して可変吸気弁62が開の状態を維持した状態となっている。
この可変吸気弁62が開であると、第1の吸入空気通路61cが閉鎖されるとともに、第2の吸入空気通路61dが開通し短通路状態になるので、エンジン本体2が高負荷運転時に適した吸気脈動効果が得られる。積算時間を0.5時間ないし1.5時間としたのは、積算時間が0.5時間未満であると、サージタンク63の底面部63bに溜まった結露水が除去を要するほど多くないことがあり、水分除去処理が煩雑となるおそれがあり、1.5時間を超えると溜まった結露水が多くなり除去に時間がかかるおそれがあるからである。
ECU17において、積算時間が1時間になったと判断したときは、ECU17が、図3に示す可変吸気制御装置6のVSV65に対してオン信号の送信を停止し、負圧タンク66とアクチュエータ64とを遮断状態とし、リンク67を介して可変吸気弁62を閉の状態に所定の短期間としての1秒間ないし3秒間、好ましくは1秒間だけ強制的に切り替え(ステップS5)、短期間経過後に元の短通路状態に復帰させる。この可変吸気弁62が閉であると、第2の吸入空気通路61dが閉塞されるので、第1の吸入空気通路61cが開通し長通路状態になるので、図5に示すサージタンク63の底面部63bに溜まった結露水が、図6に示すように、吸入空気により下流側に吸い出されることにより、除去される。なお、強制的に可変吸気弁62を閉の状態に切り替えるようにしたのは、本実施の形態に係るエンジン本体2の適合上、スロットルバルブ5の開度が一定以上開かないと、短通路状態が維持され長通路状態に切り替わらないからである。
ステップS5の場合、切り替え時間を1秒間ないし3秒間としたのは、切り替え時間が1秒間未満であると、サージタンク63の底面部63bに溜まった結露水を十分に除去しきれないことがあり、3秒間を超えると、例えば、エンジン本体2の高負荷運転時に適した吸気脈動効果が減衰してしまうおそれがあるからである。
このように、本実施の形態に係る可変吸気制御装置6は、前述のように構成されているので、以下のような効果が得られる。すなわち、可変吸気制御装置6は、EGR装置13から還流された排気ガスが含まれる吸入空気を通す吸気管61と、吸気管61の吸気管長を可変とする可変吸気弁62と、1分間隔で監視するECUの指令により可変吸気弁62を制御するアクチュエータ64とを含んで構成されている。この吸気管61が、吸入空気を通す第1の吸入空気通路61cと第2の吸入空気通路61dとを有し、アクチュエータ64が、第1の吸入空気通路61cと第2の吸入空気通路61dとを切り替えるよう可変吸気弁62を制御するとともに、EGR装置13により排気ガスが吸気管61内に還流された状態で、かつ第1の吸入空気通路61cが閉鎖されるとともに、第2の吸入空気通路61dが開通する短通路状態が1時間になったとき、およびエンジン本体2の始動時に、1秒間、第1の吸入空気通路61cが開通するとともに、第2の吸入空気通路61dが閉鎖される長通路状態になるよう可変吸気弁62を制御するよう構成されている。
その結果、本実施の形態に係るエンジン本体2のスロットルバルブ5の開度が一定以上開かないと、短通路状態が維持され長通路状態に切り替わらないようなときでも、強制的に可変吸気弁62を閉の状態に切り替えて、1秒間だけ長通路状態にし、サージタンク63の底面部63bに溜まった結露水を吸入空気により下流側に吸い出すことにより除去することができる。1秒間だけ強制的に切り替え、1秒経過後に元の短通路状態に復帰させるので、例えば、エンジン本体2の始動時の暖機運転の際などに適した吸気脈動効果が減衰してしまうことがなく、また、エンジン本体2の高負荷運転時などに適した吸気脈動効果が減衰してしまうこともない。このような、長通路状態に切り替えるか否かの判断は、ECU17が、EGRバルブ82が開であり、かつ可変吸気弁62が開である短通路状態と認識してから、積算時間が1時間になったときに、サージタンク63の底面部63bに溜まった結露水を除去するようにしているので、効果的に水分除去処理を行うことができる。すなわち、最も結露水が溜まり易く、吸い出されるのに適した量が変吸気制御装置内に溜まったタイミングで、長通路状態に切り替えて水分を除去しているので確実に水分を除去することができる。また、ECU17は、1分間隔で可変吸気弁62が開の短通路状態であるか否かを監視しているので、確実に水分除去処理を行うことができ、吸入通路内に溜まった水分が凍結して吸気通路が閉塞されるのを防止することができる。
本実施の形態に係る可変吸気制御装置6の水分除去処理においては、ステップS1でエンジン本体2が始動時であると判断されたときは、ステップS2で可変吸気弁62を閉の状態で維持するよう制御する場合について説明したが、本発明に係る可変吸気制御装置においては、エンジンの低負荷運転時に可変吸気弁が閉の状態であることが多い車種などの場合には、エンジンが始動時のときに可変吸気弁を閉の状態で維持するよう制御しなくてもよい。すなわち、可変吸気制御装置の水分除去処理をステップS3ないしステップS5の内容で実行するようにしてもよい。
また、本実施の形態に係る可変吸気制御装置6においては、可変吸気弁62の制御をサージタンク63内の負圧を利用したアクチュエータ64により行う場合について説明したが、発明に係る可変吸気制御装置においては、変吸気弁の制御を他の手段により行うようにしてもよい。例えば、変吸気弁の回動軸を回動させる駆動装置を設け、この駆動装置を制御手段により制御するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明に係る可変吸気制御装置においては、可変吸気弁が開の短通路状態から、強制的に可変吸気弁が閉の長通路状態に切り替えて、1秒間だけ長通路状態にし、可変吸気制御装置内に溜まった結露水を吸入空気により下流側に吸い出すことにより除去することができる。その結果、吸入通路内に溜まった水分が凍結して吸気通路が閉塞されるのを防止することができる可変吸気制御装置を提供することができ、内燃機関の可変吸気制御装置全般に有用である。
本発明の実施の形態に係る可変吸気制御装置が適用される内燃機関の構成図である。 本発明の実施の形態に係る可変吸気制御装置が適用される内燃機関の断面図である。 本発明の実施の形態に係る可変吸気制御装置の模式図である。 本発明の実施の形態に係る可変吸気制御装置の水分除去処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る可変吸気制御装置の模式図であり、可変吸気制御装置が短通路状態で、サージタンクの底面部に結露水が溜まった状態を示す。 本発明の実施の形態に係る可変吸気制御装置の模式図であり、可変吸気制御装置が長通路状態で、サージタンクの底面部に溜まった結露水が除去された状態を示す。
符号の説明
1 ガソリンエンジン(内燃機関)
2 エンジン本体(内燃機関)
3 燃料供給装置
4 エアクリーナ
5 スロットルバルブ
6 可変吸気制御装置
7、8 排気マニホールド
11、12 排気管
13、14 EGR装置
15、16 排気ガス後処理装置
17 ECU(制御手段)
61 吸気管
61c 第1の吸入空気通路
61d 第2の吸入空気通路
62 可変吸気弁
63 サージタンク
64 アクチュエータ(制御手段)
65 VSV
66 負圧タンク
67 リンク
68、69、71 配管
81 EGR管
82 EGRバルブ
83 EGRクーラ
85 EGR管
86 クーラ
87 EGRバルブ

Claims (4)

  1. 内燃機関の排気ガス還流装置から還流された排気ガスが含まれる吸入空気を通す吸気管と、前記吸気管の吸気管長を可変とする可変吸気弁と、前記可変吸気弁を制御する制御手段と、を備えた可変吸気制御装置において、
    前記吸気管が、吸入空気を通す第1の吸入空気通路と前記第1の吸入空気通路より短い第2の吸入空気通路とを有し、
    前記制御手段が、第1の吸入空気通路と前記第2の吸入空気通路とを切り替えるよう前記可変吸気弁を制御するとともに、前記排気ガス還流装置により前記排気ガスが前記吸気管内に還流された状態で、かつ前記第1の吸入空気通路が閉鎖されるとともに、前記第2の吸入空気通路が開通する短通路状態が所定の長期間になったとき、所定の短期間の間、前記第1の吸入空気通路が開通するとともに、前記第2の吸入空気通路が閉鎖される長通路状態になるよう前記可変吸気弁を制御することを特徴とする可変吸気制御装置。
  2. 前記制御手段が、前記可変吸気弁が開のとき、前記短通路状態となり、前記可変吸気弁が閉のとき、前記長通路状態となるよう制御することを特徴とする請求項1に記載の可変吸気制御装置。
  3. 前記所定の長期間が、0.5時間ないし1.5時間であり、前記所定の短期間が、1秒間ないし3秒間であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の可変吸気制御装置。
  4. 前記制御手段が、前記内燃機関の始動時に前記所定の短期間の間、前記長通路状態になるよう前記可変吸気弁を制御することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1の請求項に記載の可変吸気制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014058217A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Toyota Motor Corp 内燃機関の停止制御装置
JP2019085920A (ja) * 2017-11-07 2019-06-06 マツダ株式会社 多気筒エンジンの吸気装置

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