JP2009226219A - マルチ・モダリティ撮像データを補正する方法及び装置 - Google Patents

マルチ・モダリティ撮像データを補正する方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】患者に投与されるX線投与線量を低減しつつ患者の体動に誘発される画像アーティファクトを低減する。
【解決手段】CTイメージング・システム(10)の管電流を、診断品質CT画像を形成するのに用いられる第一の管電流値よりも小さい第二の管電流値になるように調節して患者を撮像する(110)。この方法はまた、CTイメージング・システムから複数のCT投影データを生成し(102)、前処理済みCT投影データを生成するようにCT投影データを前処理する(104)。さらに、電子雑音を低減してフィルタ処理済みCT投影データを生成するように前処理済みCT投影データをフィルタ処理し(106)、補正済みPETデータを生成するようにフィルタ処理済みCT投影データに対してマイナス対数演算を実行する(108)。
【選択図】図3(A)

Description

本発明は一般的には、多数のモダリティでの動作が可能なイメージング・システムに関し、さらに具体的には、マルチ・モダリティ撮像データを補正する装置及び方法に関する。
マルチ・モード型イメージング・システムは、例えば限定しないが陽電子放出断層写真法(PET)、単光子放出計算機式断層写真法(SPECT)、及び計算機式断層写真法(CT)のような異なるモダリティを用いて走査することが可能である。従来のPET/CTイメージング・システムは、PETの減弱補正のため複数のCT画像を得て、医師が患者のPET撮像時に用いられたトレーサの吸収位置を突き止めることを支援する解剖学的情報を提供する。場合によっては、CT診断画像は別個に読影される。再構成されるCT数の精度は、器官におけるトレーサ吸収の十分な表現を確保するのに重要である。通常の走査条件下では、CT再構成アルゴリズムに要求されるCT数一様性要件に対する許容範囲が厳しいので、CTイメージング・システムが上述の制約を満たすことは容易である。
マルチ・モダリティ・システム例えば一体型PET/CTシステムでは、PET画像及びCT画像は互いに関して本質的に位置揃えされているものとする。本質的な位置揃え(レジストレーション)は、PETイメージング・システム用の検出器とCTイメージング・システム用の検出器とが共通のフレームに物理的に装着されているときに生ずる。従来の一体型PET/CTシステム又はSPECT/CTシステムは、CTイメージング・システムによって生成されたデータを用いて、PET走査データ又はSPECT走査データのための減弱補正情報を生成している。明確に述べると、CT走査時に生成されたCTデータから複数の放出減弱補正ファクタを導く。CT画像から導かれる放出減弱係数のマップを指すのにCTACとの用語を用いる。CT診断画像の画質は、CTACを生成するのに必要とされるレベルを遥かに上回る。
加えて、患者の体動に誘発される撮像アーティファクトが、PET減弱補正での益々重要な課題となってきた。例えば、CT画像は典型的には短時間で取得されるので、CT画像によって生成される減弱マップは、呼吸運動が殆ど又は全く生じていない時の患者の減弱特性を表わす。対照的に、PET画像は典型的には、相対的に長時間にわたって取得され、この場合には患者は取得時間が長いため自由に呼吸を許される。これら二つのデータ取得モードの不一致のため、減弱処理済みのPET画像に画像アーティファクトが生じ得る。
この撮像アーティファクトを低減する一つの公知の方法は、多数の呼吸相のCT画像(又は最大強度CT画像の生成)を平均して、多数の呼吸周期にわたって収集されたPET取得の効果を模倣するものである。撮像アーティファクトを低減するもう一つの公知の方法は、呼吸同期型CT取得を用いて、呼吸同期型PET取得の呼吸特性にさらに十分に一致する減弱補正マップを生成するものである。典型的なプロトコルは、呼吸運動監視装置による6秒間〜8秒間のシネCT取得を必要とする。次いで、呼吸同期型PET取得における対応する呼吸相を一致させるように多数の呼吸相のCT画像を再構成する。

米国特許第6720812号
公知の方法の各々が患者の体動に誘発される画像アーティファクトを低減するのに実効的であるが、各々の公知の方法ではまた、シネCT走査が幾分延長された時間にわたる多数回の連続的なX線曝射を必要とするため、患者に投与されるX線放射線の線量が増大する。診断CT画像の分解能は、CTACを生成するのに必要とされる分解能を遥かに上回っているため、X線放射線投与線量を低減する一方法では、X線管電流を低減し、すなわちCT画像分解能を低下させる。
例えば、X線管電流をCT診断画像を形成するのに十分なレベルに設定するときには、電子雑音は、X線フォトン統計に起因するゆらぎの極く一部を占めるに留まり、従って最終的な投影測定値に重大な影響を及ぼす訳ではない。しかしながら、X線管電流を低減し、従ってX線束を低減すると、電子雑音は全体的な雑音のかなりの部分を占めるようになる。結果として、X線管電流を低減して患者投与線量を減少させるにつれて、画像の影の著しい増大が生ずると共にCT数の不正確さが顕著になってくる。加えて、診断CT画像を形成するのに用いられるレベルを下回るまでX線管電流を低減すると、最終的にはPET減弱補正に許容し得ないCT画像を生ずるに至る。
一実施形態では、マルチ・モダリティ撮像データを補正する方法を提供する。この方法は、CTイメージング・システムによって発生される管電流を、診断品質CT画像を形成するのに用いられる管電流値よりも小さい管電流値になるように調節するステップと、該より小さい管電流値に設定されたCTイメージング・システムによって患者を撮像するステップとを含んでいる。この方法はまた、複数の計算機式断層写真法(CT)投影データを生成するステップと、前処理済みCT投影データを生成するようにCT投影データを前処理するステップとを含んでいる。この方法はさらに、電子雑音の影響を低減し、フィルタ処理済みCT投影データを生成する平均保存フィルタを用いて、前処理済みCT投影データをフィルタ処理するステップと、補正済みマルチ・モダリティ撮像データを生成するようにフィルタ処理済みCT投影データに対してマイナス対数演算を実行するステップとを含んでいる。この方法はまた、PETデータを補正するための減弱補正ファクタを生成するのに用いられるCT画像を形成するステップを含んでいる。
もう一つの実施形態では、第一のモダリティ・ユニットと、第二のモダリティ・ユニットと、第一及び第二のモダリティ・ユニットに結合されて動作するコンピュータとを含むマルチ・モダリティ・イメージング・システムを提供する。コンピュータは、複数の計算機式断層写真法(CT)投影データを生成して、前処理済みCT投影データを生成するようにCT投影データを前処理するようにプログラムされている。コンピュータはまた、電子雑音の影響を低減するように前処理済みCT投影データをフィルタ処理して、補正済みマルチ・モダリティ撮像データを生成するようにフィルタ処理済みCT投影データに対してマイナス対数演算及び他の較正ステップを実行するようにプログラムされている。
さらにもう一つの実施形態では、コンピュータに命令するようにプログラムされているプログラムで符号化されているコンピュータ読み取り可能な媒体を提供する。このコンピュータ読み取り可能な媒体は、複数の計算機式断層写真法(CT)投影データを生成して、前処理済みCT投影データを生成するようにCT投影データを前処理するようにプログラムされている。このコンピュータ読み取り可能な媒体また、電子雑音を低減してフィルタ処理済みCT投影データを生成するように前処理済みCT投影データをフィルタ処理して、補正済みマルチ・モダリティ撮像データを生成するようにフィルタ処理済みCT投影データに対してマイナス対数演算及び他の較正ステップを実行するようにプログラムされている。
本発明の一実施形態によるマルチ・モード型イメージング・システムの一例の見取り図である。 本発明の一実施形態による図1に示すシステムのブロック模式図である。 陽電子放出断層写真法(PET)データを補正する方法の一例を示す流れ図である。 陽電子放出断層写真法(PET)データを補正する方法の一例を示す流れ図である。 本発明の一実施形態による単一の投影ビューについて単一の検出器横列に対応する一組のCT投影値のグラフ図である。
図1は、本発明の一実施形態によるマルチ・モード型イメージング・システム10の一例の見取り図である。図2は、本発明の一実施形態による図1に示すマルチ・モード型イメージング・システム10のブロック模式図である。本発明の各実施形態をCTイメージング・システム及びPETイメージング・システムを含む例示的な二元モダリティ・イメージング・システムの文脈で説明するが、本書に記載される作用を果たすことが可能な他のイメージング・システムを用いることも思量されることを理解されたい。
本書では、マルチ・モダリティ撮像データを補正するシステム及び方法を提供する。これらの装置及び方法を図面を参照して説明する。図面では、類似の参照番号は全ての図面において同じ要素を示す。かかる図面は、限定のためではなく例示のためのものであり、説明を分かり易くするために本書に含められている。
上で議論したように、少なくとも一つの公知のマルチ・モダリティ・システムは、診断目的のため、及びCTデータから導かれる複数の減弱補正ファクタを生成するためという両方の目的のためにCT診断品質画像を用いる。例えば一体型PET/CTシステムのようなマルチ・モダリティ・システムでは、システムが取得するPET画像とCT画像との本質的な位置揃えが存在する。患者は取得のPET部分でもCT部分でも同じテーブルに静止横臥しているので、患者は2種の取得において一貫した位置及び配向にあり、CT画像及びPET画像を対応付けて合成する工程が大幅に簡略化する。これにより、CT画像を用いてPET画像の再構成のために減弱補正情報を提供することが可能になると共に、画像の読影者がCT画像に示されている解剖学的情報とPET画像に示されている機能情報とを容易に対応付けることが可能になる。しかしながら、CT診断品質画像を形成するのに用いられるものよりも低いX線管電流を用いるか又は診断品質画像を形成するのに用いられるものよりも低いX線管電圧を用いてPET画像の再構成のための減弱情報を提供することが望ましい。また、X線管電流が低減されたときにCT画像に生ずる撮像アーティファクトを減少させる及び/又は解消することが望ましい。
図1及び図2にはマルチ・モード型イメージング・システム10が示されており、同システム10は第一のモダリティ・ユニット11及び第二のモダリティ・ユニット12を含んでいる。これら二つのモダリティ・ユニット11及び12は、システム10が第一のモダリティ・ユニット11を用いて第一のモダリティにおいて対象又は患者22を走査し、第二のモダリティ・ユニット12を用いて第二のモダリティにおいて同じ対象を走査することを可能にする。システム10は、異なるモダリティでの多数の走査によって、単一の各モダリティ・システムを凌ぐ向上した診断能力を促進することを可能にしている。一実施形態では、マルチ・モード型イメージング・システム10は陽電子放出断層写真法/計算機式断層写真法(PET/CT)イメージング・システム10である。選択随意で、CT及びPET以外のモダリティをシステム10と共に用いる。第一のモダリティ・ユニット11すなわちCTイメージング・システムはガントリ13を含んでおり、ガントリ13は、ガントリ13の反対側に設けられている検出器アレイ18に向かってX線のビーム16を投射するX線源15を有している。検出器アレイ18は、各々が複数の検出器素子20を含む複数の検出器横列によって形成されており、検出器素子20が共に、患者22のような対象を透過した投射X線を感知する。各々の検出器素子20が、入射したX線ビームの強度を表わし従ってビームが対象又は患者22を透過するときの減弱の推定を可能にする電気信号を発生する。X線投影データを取得する走査の間に、ガントリ13及びガントリ13に装着されている構成要素が回転中心24の周りを回転する。図2は、検出器素子20の単一の横列(すなわち検出器横列1列)のみを示している。しかしながら、マルチ・スライス検出器アレイ18は、複数のスライスに対応する投影データが走査の間に同時に取得され得るように検出器素子20の複数の平行な検出器横列を含んでいる。
ガントリ13の回転及びX線源15の動作は、PET/CTシステム10の制御機構26によって制御される。制御機構26は、X線制御器28とガントリ・モータ制御器30とを含んでおり、X線制御器28はX線源15に電力信号及びタイミング信号を供給し、ガントリ・モータ制御器30はガントリ13の回転速度及び位置を制御する。制御機構26内に設けられているデータ取得システム(DAS)32が検出器素子20からのアナログ・データをサンプリングして、後続の処理のためにこのデータをディジタル信号へ変換する。画像再構成器34が、サンプリングされてディジタル化されたX線データをDAS32から受け取って高速画像再構成を実行する。再構成された画像はコンピュータ36への入力として印加され、コンピュータ36は大容量記憶装置38に画像を記憶させる。コンピュータ36はまた、キーボードを有するコンソール40を介して操作者から指令及び走査用パラメータを受け取る。付設されている目視表示ユニット42によって、操作者は、再構成された画像及びコンピュータ36からのその他のデータを観測することができる。
操作者が供給した指令及びパラメータはコンピュータ36によって用いられて、DAS32、X線制御器28及びガントリ・モータ制御器30に制御信号及び情報を供給する。加えて、コンピュータ36は、電動式テーブル46を制御するテーブル・モータ制御器44を動作させて、患者22をガントリ12内で配置する。具体的には、テーブル46は患者22の少なくとも一部分をガントリ開口48を通して移動させる。
一実施形態では、コンピュータ36は、フレキシブル・ディスク、CD−ROM、DVD、又はネットワーク若しくはインターネットのような他のディジタル・ソース等のコンピュータ読み取り可能な媒体52からの命令及び/又はデータを読み取る装置50、例えばフレキシブル・ディスク・ドライブ、CD−ROMドライブ、DVDドライブ、光磁気ディスク(MOD)装置又はイーサネット(商標)装置等のネットワーク接続装置(「イーサネット」は商標)を含めたその他任意のディジタル装置、並びに開発途上のディジタル手段を含んでいる。他の実施形態では、コンピュータ36はファームウェア(図示されていない)に記憶されている命令を実行する。コンピュータ36は、本書に記載する作用を実行するようにプログラムされており、本書で用いられるコンピュータとの用語は当技術分野でコンピュータと呼ばれている集積回路のみに限らず、コンピュータ、プロセッサ、マイクロコントローラ、マイクロコンピュータ、プログラマブル論理コントローラ、特定応用向け集積回路、及び他のプログラム可能な回路を広範に指しており、これらの用語は本書では互換的に用いられている。
PET/CTシステム10はまた、第二の撮像モダリティ12すなわちPET撮像モダリティを含んでいる。PET撮像モダリティ12は、複数の検出器素子(図示されていない)を含むPET放出検出器60を含んでいる。PET放出検出器60及びCT検出器アレイ18は共に放射線を検出し、本書では共に放射線検出器と呼ばれる。一実施形態では、PET/CTシステム10は、米国ウィスコンシン州WaukeshaのGeneral Electric Healthcare社から市販されており本書に記載するように構成されているDiscovery LS PET/CTシステムである。他の実施形態では、マルチ・モダリティ・イメージング・システム10は、やはり米国ウィスコンシン州WaukeshaのGeneral Electric Healthcare社から市販されており本書に記載するように構成されているHawkeye PET/SPECT/CTシステムである。加えて、医療環境において説明しているが、本書に記載する本発明の利点は、全てのマルチ・モダリティ・イメージング・システムにおいて享受され得るものと思量される。
この実施形態の例では、X線源15及び検出器アレイ18は、X線ビーム16が被撮像患者24と交差する角度が定常的に変化するように撮像平面内で患者24の周りをガントリ13と共に回転する。一つのガントリ角度での検出器アレイ18からの一群のX線減弱測定値すなわち投影データを「ビュー」と呼ぶ。患者24の「走査(スキャン)」は、X線源15及び検出器18が一回転する間に様々なガントリ角度すなわちビュー角度において形成される一組のビューを含んでいる。
CT走査では、投影データを処理して、患者24を通して得られる二次元スライスに対応する画像を構築する。一組の投影データから画像を再構成する一方法は当業界でフィルタ補正逆投影法と呼ばれている。この方法は、積分減弱測定値を、各々のピクセルにおいて患者の減弱を表わす画像へ変換する。減弱測定値は典型的には、CT数の単位又はハンスフィールド単位に変換される。
全走査時間を短縮するために、「ヘリカル」・スキャン(螺旋走査)を行なうこともできる。「ヘリカル」・スキャンを行なうためには、患者24を移動させながら所定の数のスライスのデータを取得する。かかるシステムは、一回のファン・ビーム・ヘリカル・スキャンから単一の螺旋を生成する。ファン・ビームによって悉く写像された螺旋から投影データが得られ、投影データから各々の所定のスライスにおける画像を再構成することができる。マルチ・スライス検出器を用いると多数の螺旋が得られる。
ヘリカル・スキャンのための再構成アルゴリズムは典型的には、収集したデータにビュー角度及び検出器チャネル番号の関数として加重する螺旋加重アルゴリズムを用いる。明確に述べると、フィルタ補正逆投影工程の前に、ガントリ角度及び検出器角度の両方の関数である螺旋加重ファクタに従ってデータに加重する。次いで、加重したデータを処理してCT数を生成すると共に、患者24を通して得られる二次元スライスに対応する画像を構築する。マルチ・スライスPET/CTシステム10の動作時には、多数の投影が多数の検出器横列によって同時に取得される。ヘリカル・スキャンの場合と同様に、フィルタ補正逆投影工程の前に加重関数を投影データに適用する。
PETイメージング・システム19の動作時には、陽電子すなわち正に荷電した電子又は反電子が、サイクロトロン又は他の装置を用いて製造された放射性核種によって放出される。診断撮像に最も多用される放射性核種は、フッ素18(18F)、ルビジウム82(82Rb)、炭素11(11C)、窒素13(13N)及び酸素15(15O)である。放射性核種は、グルコース又は二酸化炭素のような物質に組み入れることにより「放射性医薬品」と呼ばれる放射性トレーサとして用いられる。
典型的な用法では、放射性医薬品は患者24のような患者に注射されて、撮像したい器官又は血管等に蓄積する。特定の放射性医薬品が何らかの器官の内部で濃縮すること、又は血管の場合には特定の放射性医薬品が血管壁によって吸収されないことは公知である。濃縮の過程はしばしば、グルコース代謝、脂肪酸代謝及び蛋白質合成のような過程と関連する。
放射性医薬品が注目器官の内部で濃縮した後に放射性核種が減衰している間に、放射性核種は陽電子を放出する。陽電子は極く短い距離を飛翔した後に電子と衝突し、陽電子が電子と衝突すると陽電子は消滅して2個のフォトンに変換される。この消滅事象は、フォトン放出断層写真法(PET)を用いた撮像、特に医療撮像に関連する二つの特徴によって特徴付けられる。第一に、各々の消滅フォトンは、消滅時に約511keVのエネルギを有すること、第二に、2個の消滅フォトンは実質的に反対方向に向かうことである。
PET撮像では、消滅の大凡の位置を三次元において特定することができれば、注目器官の三次元画像を再構成して観察することができる。消滅位置を検出するために、例えば放出検出器60(図2に示す)のようなPETカメラが用いられる。PETカメラの一例は、複数の検出器と、特に同時計数検出サーキットリを含むプロセッサとを含んでいる。
同時計数サーキットリ(図示されていない)は、撮像域の本質的に相対する両側に設けられている検出器に対応する本質的に同時に生じたパルス対を特定する。このようにして、同時に生じたパルス対は、消滅事象が一対の関連する検出器の間の直線において生じたことを示す。数分間の取得時間にわたって、数百万回の消滅が記録され、各々の消滅が、例えばPET DAS32を介して特定の検出器対に関連付けられる。取得時間の後に、記録された消滅データを、幾つかの異なる周知の画像再構成方法の任意のものを介して利用して、注目器官の三次元画像を構築することができる。
本書で用いる場合には、単数形で記載されており単数不定冠詞を冠した要素またはステップとの用語は、排除を明記していない限りかかる要素又はステップを複数備えることを排除しないものと理解されたい。さらに、本発明の「一実施形態」に対する参照は、所載の特徴を同様に組み入れている付加的な実施形態の存在を排除しないものと解釈されたい。
また、本書で用いられる「画像を再構成する」との表現は、画像を表わすデータが生成されるが可視画像は形成されないような本発明の実施形態を排除するものではない。従って、本書で用いられる「画像」との用語は、可視画像及び可視画像を表わすデータの両方を広く指す。但し、多くの実施形態は少なくとも1枚の可視画像を形成する(か又は形成するように構成されている)。
上で議論したように、PET/CTシステム10は、システム10のCTモダリティを動作させて生成されたデータを用いて、システム10のPETモダリティの動作時に用いられる減弱補正ファクタを生成するように構成されている。明確に述べると、放出減弱補正ファクタ(CTAC)が、CT走査時に生成されたCTデータから導かれ、このときCTシステムは、最高のCT画質を生ずるような間隔及び手法でCTデータを生成し、同じCT投影データを用いて減弱補正済みPET画像を形成するように構成されている。
PET/CTイメージング・システム10の動作時に、患者24は複数のCT画像を形成するように走査される(ブロック102)。本書での議論では、「画像」との用語は、可視画像及び可視画像を表わすデータの両方を広く指す。次いで、形成された画像を用いてCT減弱補正ファクタを生成する。
図3は、マルチ・モダリティ撮像データを補正する方法100の一例を示す流れ図である。この実施形態の例では、マルチ・モダリティ撮像データは、例えばPET撮像データ又はSPECT撮像データであってよい。この実施形態の例では、方法100は、複数の計算機式断層写真法(CT)投影データを生成するステップ102、及び前処理済みCT投影データを生成するようにCT投影データを前処理するステップ104を含んでいる。方法100はまた、電子雑音を低減してフィルタ処理済みCT投影データを生成するように前処理済みCT投影データをフィルタ処理するステップ106、及び補正済みCTACデータを生成するようにフィルタ処理済みCT投影データにマイナス対数演算を実行するステップ108を含んでいる。
CT診断品質画像を形成するために、方法100は、CTイメージング・システムによって用いられる管電流を、第一の管電流よりも小さい減弱補正マップを生成するための第二の管電流になるように調節するステップ110を含んでいる。さらに明確に述べると、CTイメージング・システム11は、管電流レベルが、この実施形態の例では約200mA〜400mAの間にある第一の管電流に設定されているときにCT高品質診断画像を形成するように構成されている。しかしながら、上で議論したように、CT診断品質画像の分解能は、CTACを生成するのに必要とされる分解能を遥かに上回る。従って、方法100は、減弱補正マップ(CTAC)を生成するために管電流のレベルを第一の管電流値よりも小さい本書では減弱補正マップ値又は第二の管電流値と呼ばれる値になるように調節する又は低減するステップ110を含んでいる。
CTAC値は診断品質CT画像を形成するのに用いられる管電流設定値よりも小さい。例えば、第二の管電流値又は減弱補正マップ(CTAC)値は20mA未満である。この実施形態の例では、減弱補正マップ(CTAC)値は約10mAと約20mAとの間である。管電流を減弱補正マップ(CTAC)値に設定することにより、走査の間に患者22が受ける全X線投与線量を低減すると共にCT画像分解能を低下させることを容易にする。このことについては後に改めて説明する。方法100はさらに、管電流を減弱補正マップ(CTAC)値に設定して複数の計算機式断層写真法(CT)投影データを生成するステップ102を含んでいる。
方法100はまた、前処理済みCT投影データを生成するようにCT投影データを前処理するステップ104を含んでいる。この実施形態の例では、CT投影データを前処理するステップ104は、CT投影データに対して検出器ゲイン較正、参照チャネル正規化及び/又は他の補正を施すステップ112を含んでいる。選択随意で、CT投影データを前処理するステップ104はまた、散乱補正を施すこと又は他の様々な手法を用いてCT投影データを前処理することを含んでいてよい。
上で議論したように、管電流値又は管電圧値を低下させると負の信号が生じ得る。例えば、図4は、人体ファントムの単一の投影ビューについて単一の検出器横列に対応する一組のCT投影値のグラフ図である。図4に示すように、X線管電流が減弱補正マップ(CTAC)値に設定されているときには、かなりの数のチャネルがゼロ未満に低下する。これら負の値によって、再構成画像にかなりの影及び縞が生ずる。
これら負の値は、CT DASシステム32の電子雑音の存在によって生じている。上で議論したように、管電流が診断品質画像を形成するように設定されているすなわち相対的に高い管電流に設定されているときには、相対的に高い管電流に起因して相対的に高いX線束状態が生ずる。電子雑音はX線フォトン統計に起因するゆらぎの極く一部を占めるに留まるので、最終的な投影測定値に重大な影響を及ぼす訳ではない。しかしながら、管電流を診断又は解剖学的な位置決めに許容可能なCT画像を形成するのに用いられる値よりも低い値に設定すると、X線束は減少し、電子雑音の影響が全体的な雑音のかなりの部分を占めるようになり、図4に示す負の値の発生を招く。電子雑音の影響を小さくするために、方法100はさらに、電子雑音を低減してフィルタ処理済みCT投影データを生成するように前処理済みCT投影データをフィルタ処理するステップ106を含んでいる。
診断品質画像に縞を生ずる負の値を除去するフィルタ処理は、負の値を近傍の検出器チャネルの前処理済み投影データの平均によって置き換えることにより達成され得る。負の値を置き換えると、平均値が変化して正となり、得られるデータは見かけ上減弱が小さくなる。相対的に低い管電流において実行される走査の場合には、この変化によってCT数が下方に偏移して、生成されるCTAC値はPETデータを補正するには不足したものとなる。正確なCTACデータを生成するためには、負の値を除去するのに用いられるフィルタ処理又は他の処理は、平均値を保存するものとする。例えば、負の投影データのN×Nの近傍において、フィルタ処理の前後における平均値は同じになる。後述するように多くのフィルタ処理がこのような特性を示す。かかる要件を満たすフィルタは平均保存フィルタ(mean-preserving filters)と呼ばれる。
この実施形態の例では、電子雑音を低減するように前処理済みCT投影データをフィルタ処理するステップ106は、CT投影データにマイナス対数演算を実行する前に低域通過フィルタを用いて前処理済みCT投影データをフィルタ処理するステップ106を含んでいる。次式は、前処理済み投影データをフィルタ処理するのに用いられ得る低域通過フィルタの一例を表わしている。
式中、γ、β及びzはそれぞれ検出器チャネル番号、ビュー番号及び横列番号を表わし、f(γ,β,z)は低域通過フィルタであり、
は畳み込み演算子である。
この実施形態の例では、フィルタ処理するステップ106は、マイナス対数演算の前に且つ検出器ゲイン較正が生じた後に、多くの異なる位置において実行され得る。明確に述べると、検出器ゲイン較正を行なわなければ、検出器チャネル間でのゲインのばらつきが投影信号に存在し、低域通過フィルタ処理演算によってこれらのばらつきがフィルタ処理後の信号に混入して最終画像に環状アーティファクトを生ずる場合がある。各々の次元での非一様性を補正するために適当な較正が適用されたら直ちに当該次元での平滑化を実行することができる。ビュー間での平滑化は検出器ゲイン較正の前に実行しても後に実行してもよいが、チャネル間での平滑化は空気較正の後に実行すべきである。独立に各々の次元に対して平滑化を実行すると、適当なデータの入手を容易にすることができる。
利用時には、低域通過フィルタを用いて前処理済み投影データフィルタ処理するステップ106は空間分解能を低下させる。しかしながら、方法100は、CT画像の空間分解能とPET画像の空間分解能との間の不一致を利用する。上で議論したように、CTの空間分解能はPETよりも遥かに高く、また減弱マップに求められる分解能を十分に上回っている。結果として、前処理済みCT投影データに対してフィルタ処理演算を実行するステップ106を実行しても最終的な減弱マップの精度に影響を及ぼすことはない。寧ろ、CT画像の空間分解能は、再構成カーネル及び後処理手法を用いて意図的に低減される。
一実施形態では、電子雑音を低減するためにCT投影データをフィルタ処理するステップ106はさらに、三次元ボックスカー・フィルタを用いてCT投影データをフィルタ処理するステップ120を含んでいる。低域通過フィルタ処理演算、ボックスカー平滑化を用いると、式(1)を下式のように書き換えることができる。
式中、γ、β及びzはそれぞれ検出器チャネル番号、ビュー番号及び横列番号を表わし、p′(γ,β,z)はビュー次元、横列次元及びチャネル次元にわたって平均又はフィルタ処理を実行する三次元低域通過ボックスカー・フィルタであり、N、M及びLはボックスカー・フィルタのパラメータである。これらのパラメータは、走査手法及び走査対象に基づいて先験的に決定することもできるし、投影に存在する負の値の量に基づいて動的に決定することもできる。
選択随意で、CT投影データをフィルタ処理するステップ106は、それぞれビュー次元、横列次元及びチャネル次元にわたって独立に5×5×5、又は5×3×5若しくは3×1×3の平均又はフィルタ処理を実行する三次元低域通過ボックスカー・フィルタのようなさらに広いカーネルを用いて投影をフィルタ処理するステップ120を含んでいる。例えば、フィルタの一例は、ビュー方向の3×1フィルタ、横列方向の5×1フィルタ、及びチャネル方向の3×3フィルタであってよい。この実施形態の例では、CT投影データをフィルタ処理するステップ120は、加重平均等によるもののようなカーネル係数を有する任意寸法の低域通過フィルタを用いること、及び/又は各々の次元毎に異なるカーネルを有し得るその他任意の所望の低域通過フィルタを用いることを含んでいる。この実施形態の例では、得られた信号に負の値が依然として観察される場合には、フィルタ処理後のデータに付加的なフィルタ処理を適用する。
他の実施形態では、CT投影データをフィルタ処理するステップ106は、方法120において実行されるものと等価の動作を実行するために、CTスキャナにおいて利用可能な異なるデータ取得モードを用いてCT投影データをフィルタ処理するステップ122を含んでいる。この実施形態の例では、フィルタ処理するステップ122は、検出器の横列を拡大してCT投影データを取得すること、及び多数の入力チャネルにわたって電子雑音を平均することを含んでいる。例えば、16列×1.25mmの検出器を、16列×1.25mm検出器として構成することもできるし、8列×2.5mm検出器として構成することもできるし、4列×3.75mm検出器として構成することもできる。本実施形態では、フィルタ処理するステップ122は、8列×2.5mmの検出器構成又は4列×3.75mmの検出器構成を用いてCT投影データを取得することを含んでいる。アナログ検出器信号は、前処理するステップ104の前にフロント・エンド・プロセッサにおいて加算され、従ってマイナス対数演算を実行するステップ108の前に加算されるので、横列方向のフィルタ処理はデータ取得が完了した後に別個の処理を行なわなくても達成される。この実施形態の例では、4列×3.75mm検出器構成を用いて発生されるアナログ信号は、16列×1.25mm検出器構成を用いて発生されるアナログ信号の約3倍の大きさであり、上で議論したような横列次元においてカーネル長さ3を用いて平均することと近似的に等価である。また、16列×1.25mm検出器構成を用いてデータを取得するときには全20mm分の検出器アレイ18を用いるが、4列×3.75mm検出器構成を用いてデータを取得するときには15mm分の検出器アレイ18しか用いない。選択随意で、8列×2.5mm検出器構成を用いてCT投影データを取得してもよい。8列×2.5mm検出器構成は全20mm分の検出器アレイ18を用い、この構成は、上で議論したような横列次元においてカーネル長さ2を用いて平均することと近似的に等価であり、16列×1.25mm検出器アレイ構成の約2倍の大きさのアナログ信号を発生する。
全20mm分の検出器アレイ18を用いる16列×1.25mm検出器構成とは異なる検出器構成を用いると、CT投影データをフィルタ処理するさらに効率のよい方法が得られる。例えば、異なる検出器横列からの投影標本は異なるプロセッサによって処理され、これらのプロセッサの間には通信路が殆ど存在しない。結果として、検出器横列、検出器チャネル又は投影ビューのいずれかを横断して平均又は低域通過フィルタ処理を実行するのにさらに長時間が掛かる。しかしながら、4列×3.75mm検出器構成、又は上述のその他選択随意の検出器構成を用いると、イメージング・システムが同じビュー及び横列において取得されたデータを用いてCT投影データを処理することが可能になり、このようにして検出器チャネルを横断した平均又は低域通過フィルタ処理を実行するときの効率が高まる。他の実施形態では、検出器チャネルを検出器の円弧にわたってまとめて、さらに粗い空間分解能の投影を生成する。例えば、隣り合った二つのチャネルを電子的に結合して、公称の888チャネル×64横列ではなく444チャネル×64横列分のデータ収集を可能にする。このアプローチを検出器横列構成とさらに結合すると、ビュー当たり444チャネル×16横列分のデータ標本を得ることができる。言うまでもなく他の検出器構成の組み合わせも可能である。
他の実施形態では、CT投影データをフィルタ処理するステップ106は、ビュー圧縮手法を用いてCT投影データをフィルタ処理するステップ124を含んでいる。この実施形態の例では、ビュー圧縮は、ガントリが通常の取得よりも低速で回転して通常の取得の整数倍となる回転当たりのビュー数を生成するようなモードである。前処理するステップ104の間に、負対数が適用されるよりも前にこれらのビューを平均して再構成時の雑音を低減する。この実施形態の例では、PET減弱補正のための低線量CTを行なう目的で、同じガントリ速度(すなわちCT診断品質画像を形成するのに用いられるのと同数のビュー)を用いてCT投影ビューを取得する。加えて、ビュー圧縮手法を用いる前にビューの数を減少させて、負対数が適用される前の信号の電子雑音成分を平均する。利用時には、ビュー圧縮手法は、ビュー圧縮ファクタをCT投影データに適用する。この実施形態の例では、ビュー圧縮ファクタは3:1であり、このようにして上で議論したようなカーネル長さを3としたビューを横断するフィルタ処理と等価の効果を奏する。従って、方法100は、低線量X線で患者を走査しながら正確なCTハンスフィールド単位値を生成することを容易にする。本発明の他の実施形態では、DAS(データ取得システム)のサンプリング・レートを、診断CTデータ収集サンプリング・レートよりも遅くなるように変更する。例えば、1秒のガントリ回転速度について、DASサンプリング・レートを、標本当たりのX線フォトン数が増大するように1000Hzではなく500Hzまで低下させる。
前処理済みCT投影データが電子雑音を低減するようにフィルタ処理された後に、方法100はまた、フィルタ処理済みCT投影データにマイナス対数演算を実行するステップ108を含んでいる。この実施形態の例では、マイナス対数ステップは、あらゆる負の検出器信号を除去するように投影値の絶対値を取る等のような付加的な処理を含んでいる。代替的には、対数演算の後の平均信号が実質的に不変となるように、平均保存フィルタを適用することができる。平均保存フィルタは、平均値を実質的に同じに保つように隣接する標本の値を同時に変化させながら、負の標本値を所定の値に割り当てる。代替的には、動的に算出された値を用いて、所定の値の代わりに負の値を置き換えると共に、隣接するチャネル値を呼応して変更する。次いで、処理済みの投影データを他の前処理するステップ及び再構成ステップを介して供給して、再構成画像に到達することができる。
本書に記載した方法及び装置は、PET画像から減弱及び散乱の効果を除去するのに用いることのできる減弱補正データを生成することを容易にする。明確に述べると、本書に記載した方法及び装置は、患者に投与されるX線投与線量を低減しつつ患者の体動に誘発される画像アーティファクトを低減することを容易にする。影の発生及び低線量放射線撮像に一般に関連する他の撮像の問題を克服するために、所載の方法はまた、マイナス対数演算を実行する前にCT投影データをフィルタ処理するステップを含んでおり、CTデータ取得システムの電子雑音の結果として生ずる負の投影値を減少させる。
本発明を様々な特定の実施形態について記載したが、当業者であれば、特許請求の範囲の要旨及び範囲内にある改変を施して本発明を実施し得ることを認められよう。
以上、マルチ・モダリティ・イメージング・システムの実施形態の幾つかの例を詳細に説明した。説明したマルチ・モダリティ・イメージング・システムの構成要素は、本書に記載した特定の各実施形態に限定される訳ではなく、各々のマルチ・モダリティ・イメージング・システム構成要素を、本書に記載したその他構成要素とは独立に別個に用いてもよい。例えば、以上に記載したマルチ・モダリティ・イメージング・システムの各構成要素を他のイメージング・システムと共に用いてもよい。
本書で用いられる「コンピュータ」との用語は、マイクロコントローラ、縮小命令セット・コンピュータ(RISC)、特定応用向け集積回路(ASIC)、論理回路、及び本書に記載された作用を実行することが可能な他の任意の回路又はプロセッサを用いたシステムを含む任意のプロセッサ方式のシステム又はマイクロプロセッサ方式のシステムを含み得る。上の例は例示のみのためのものであり、従って「コンピュータ」との語の定義及び/又は意味を限定するものでは一切ない。
コンピュータ又はプロセッサは、入力データを処理するために1又は複数の記憶要素に記憶されている一組の命令を実行する。これらの記憶要素はまた、所望又は必要に応じてデータ又は他の情報を記憶していてもよい。記憶要素は、処理機械の内部の情報源又は物理的メモリ要素の形態にあってもよい。
上述の一組の命令は、本発明の様々な実施形態の方法及び工程のような特定の動作を実行するように処理機械としてのコンピュータ又はプロセッサに命令する様々な命令を含み得る。一組の命令は、ソフトウェア・プログラムの形態にあってよい。ソフトウェアは、システム・ソフトウェア又はアプリケーション・ソフトウェアのような様々な形態にあってよい。さらに、ソフトウェアは、別個のプログラムの集合、より大きなプログラムの内部のプログラム・モジュール又はプログラム・モジュールの一部の形態にあってよい。ソフトウェアはまた、オブジェクト指向プログラミングの形態のモジュール型プログラミングを含み得る。処理機械による入力データ処理は、利用者の指令に応答して行なわれてもよいし、以前の処理の結果に応答して行なわれてもよいし、他の処理機械によって発行された要求に応答して行なわれてもよい。
本書で用いられる「ソフトウェア」及び「ファームウェア」との用語は互換的であり、RAMメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ及び不揮発性RAM(NVRAM)メモリを含めてコンピュータによる実行のためにメモリに記憶される任意のコンピュータ・プログラムを含む。以上のメモリ形式は例示のみのためのものであって、従ってコンピュータ・プログラムの記憶のために利用可能なメモリの形式について限定するものではない。
以上の記載は例示説明のためのものであって制限するものではないことを理解されたい。例えば、上述の実施形態(及び/又は各実施形態の各観点)を互いに組み合わせて用いることができる。加えて、本発明の範囲から逸脱せずに特定の状況又は材料を本発明の教示に合わせて適応構成する多くの改変を施してよい。本書に記載されている材料の寸法及び形式は、本発明の各パラメータを定義するためのものであるが、限定的な実施形態ではなく、例示的な実施形態である。以上の記載を吟味すれば、当業者には他の多くの実施形態は明らかとなろう。従って、本発明の範囲は、特許請求の範囲に関連して、かかる特許請求の範囲が網羅する等価物の全範囲と共に決定されるものとする。特許請求の範囲では、「including包含する」等の用語は「comprising含む」の標準英語の同義語として、また「in whichこのとき」等の用語は「whereinここで」の標準英語の同義語として用いられている。また、特許請求の範囲では、「第一」「第二」及び「第三」等の用語は単にラベルとして用いられており、これらの用語の目的語に対して数値的要件を課すものではない。さらに、特許請求の範囲の制限は、「手段プラス機能(means-plus-function)」式で記載されている訳ではなく、かかる特許請求の範囲の制限が、「〜のための手段」に続けて他の構造を含まない機能の言明を従えた文言を明示的に用いていない限り、合衆国法典第35巻第112条第6パラグラフに基づいて解釈されるべきでない。
10 マルチ・モード型イメージング・システム
11 第一のモダリティ・ユニット
12 第二のモダリティ・ユニット
13 ガントリ
15 X線源
16 X線ビーム
18 検出器アレイ
20 検出器素子
22 患者
24 回転中心
26 制御機構
42 表示器
46 電動式テーブル
48 ガントリ開口
50 読み取り装置
52 コンピュータ読み取り可能な媒体
60 PET放出検出器
100 マルチ・モダリティ撮像データを補正する方法

Claims (10)

  1. マルチ・モダリティ撮像データを補正する方法であって、
    計算機式断層写真法(CT)イメージング・システムから複数のCT投影データを生成するステップと、
    前処理済みCT投影データを生成するように前記CT投影データを前処理するステップと、
    電子雑音の影響を小さくしてフィルタ処理済みCT投影データを生成するように前記前処理済みCT投影データをフィルタ処理するステップと、
    前記補正済みマルチ・モダリティ撮像データを生成するように前記フィルタ処理済みCT投影データにマイナス対数演算を実行するステップと
    を備えた方法。
  2. 補正済み陽電子放出断層写真法(PET)データ及び補正済み単光子放出計算機式断層写真法(SPECT)データの少なくとも一方を生成するために、前記フィルタ処理済みCT投影データにマイナス対数演算を実行するステップをさらに含んでいる請求項1に記載の方法。
  3. 前記CTイメージング・システムは、診断品質CT画像を形成するために第一の管電流を用い、当該方法はさらに、
    前記CTイメージング・システムにより用いられる管電流を、前記第一の管電流よりも小さい減弱補正マップを生成するための第二の管電流になるように調節するステップと、
    前記第二の管電流に設定されている前記CTイメージング・システムにより患者を撮像するステップと
    を含んでいる請求項1に記載の方法。
  4. 前記前処理済みCT投影データをフィルタ処理するステップは、低域通過フィルタを用いて前記CT投影データをフィルタ処理するステップをさらに含んでいる請求項1に記載の方法。
  5. 前記前処理済みCT投影データをフィルタ処理するステップは、チャネル方向、横列方向及びビュー方向にわたって独立に平均演算子フィルタを適用するステップをさらに含んでいる、請求項1に記載の方法。
  6. 前記前処理済みCT投影データをフィルタ処理するステップは、
    前記CT投影データを第一の方向にフィルタ処理するステップと、
    前記CT投影データを前記第一の方向とは異なる第二の方向にフィルタ処理するステップと、
    前記CT投影データを前記第二の方向とは異なる第三の方向にフィルタ処理するステップと
    をさらに含んでいる、請求項1に記載の方法。
  7. 前記前処理済みCT投影データをフィルタ処理するステップは、平均保存フィルタを用いて前記CT投影データをフィルタ処理するステップをさらに含んでいる、請求項1に記載の方法。
  8. 前記前処理済みCT投影データをフィルタ処理するステップは、隣り合った検出器チャネル、隣り合った横列、及び隣り合ったビューから発生されるアナログ信号を電子的に結合することにより前記前処理済みCT投影データをフィルタ処理するステップをさらに含んでいる、請求項1に記載の方法。
  9. 前記前処理済みCT投影データをフィルタ処理するステップは、前記前処理済みCT投影データの負の値の量に基づいて動的に調節されるフィルタ処理パラメータを用いて前記前処理済みCT投影データをフィルタ処理するステップをさらに含んでいる、請求項1に記載の方法。
  10. 前記前処理済みCT投影データをフィルタ処理するステップは、前記前処理済みCT投影データの負の値の量を減少させる平均保存フィルタを用いて前記前処理済みCT投影データをフィルタ処理するステップをさらに含んでいる、請求項1に記載の方法。
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