JP2009225146A - 旋回カメラ装置、該旋回カメラ装置に用いられる温度制御方法及び温度制御プログラム - Google Patents

旋回カメラ装置、該旋回カメラ装置に用いられる温度制御方法及び温度制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】低温時でも低消費電力で運用可能な旋回カメラ装置を提供する。
【解決手段】温度センサ47から出力された温度検出電圧vdが基準電圧Vrと比較され、温度検出電圧vdが基準電圧Vr以下、かつモータ42が停止状態のとき、ヒータ44が作動(発熱)する一方、温度検出電圧vdが基準電圧Vrよりも大きいとき、ヒータ44の作動(発熱)が停止される。一方、モータ42が旋回する状態になったとき、温度検出電圧vdに関わらず、ヒータ44の作動が停止状態とされる。この場合、旋回開始命令rcに基づいてモータ42の旋回が開始する直前に、ヒータ44の作動が停止される。
【選択図】図1

Description

この発明は、旋回カメラ装置、該旋回カメラ装置に用いられる温度制御方法及び温度制御プログラムに係り、たとえば、寒冷地などでビデオカメラを屋外に設置して必要に応じて旋回すると共に、長距離を隔てた場所から給電される場合などに用いて好適な旋回カメラ装置、該旋回カメラ装置に用いられる温度制御方法及び温度制御プログラムに関する。
ビデオカメラを屋外に設置して周囲を監視する場合、旋回カメラ装置が用いられる。旋回カメラ装置は、カメラ収納部と、同カメラ収納部を旋回する旋回装置とを有している。旋回カメラ装置は、屋外に設置されているため、寒冷地などでは冬季や夜間に周囲温度が低温になり、旋回装置内部のギアやグリスのような駆動系の部品や材料が凍結することがある。このため、旋回装置内部では、凍結を防止するための加温用ヒータが設けられている。
この種の旋回カメラ装置は、たとえば図4に示すものがある。
この旋回カメラ装置1は、カメラハウジング2と、旋回装置3とを有している。カメラハウジング2は、内部に図示しないビデオカメラが収納されている。旋回装置3は、映像信号ケーブル、制御信号ケーブル及び電源ケーブルを介して管理部門などと接続され、同管理部門から給電されると共に、同管理部門による旋回開始命令に基づいてカメラハウジング2を旋回する。
旋回装置3は、図5に示すように、制御部10と、ギア21と、モータ22と、モータドライバ23と、ヒータ24と、切替器25と、電源回路26と、温度センサ27とから構成されている。制御部10は、比較器11と、基準電圧源12とを有している。
この旋回装置3では、管理部門による旋回開始命令rcが制御部10を経てモータドライバ23へ送出される。モータドライバ23により、旋回開始命令rcに基づく駆動電流がモータ22に供給されて駆動される。モータ22が旋回することにより、ギア21が旋回してカメラハウジング2が旋回される。電源回路26には、管理部門などから電源が入力される。
一方、基準電圧源12により、所定の設定温度に対応した基準電圧Vrが出力される。また、温度センサ27により、ギア21近傍の温度が検出されて同温度に対応する温度検出電圧vdが出力される。温度センサ27から出力された温度検出電圧vdは、比較器11で基準電圧Vrと比較され、温度検出電圧vdが基準電圧Vr以下のとき、切替器25がオン状態とされることにより、電源回路26からヒータ24に電源が供給される。そして、ヒータ24が作動(発熱)してギア21に加温される。また、温度検出電圧vdが基準電圧Vrよりも大きいとき、切替器25がオフ状態とされることにより、ヒータ24の作動(発熱)が停止される。
なお、現状では、上記技術に関する適切な先行技術文献情報はない。
しかしながら、上記技術では、次のような問題点があった。
すなわち、旋回カメラ装置1と管理部門とを接続する映像信号ケーブル及び制御信号ケーブルは、ある程度の長距離に伸ばすことができるが、電源ケーブルでは、ヒータ24の消費電力量が大きいため、電圧降下が著しく、長さに制約を受ける。特に、周囲温度が低温になる冬季や夜間では、ヒータ24の消費電流が極めて大きいので、電源ケーブルでの電圧降下も大きくなる。このため、一般的には、映像信号ケーブル及び制御信号ケーブルと電源ケーブルとは別配線とされ、同電源ケーブルが旋回カメラ装置1の付近に電源箱(配電盤)などが設けられて配線されるか、もしくは、ケーブル線径を太くして長距離配線されることが多い。ところが、敷設環境などの都合により、映像信号ケーブル、制御信号ケーブル及び電源ケーブルを1本の複合ケーブルで配線しなければならないことがあり、この場合、装置の消費電流が大きいほど給電距離を短く制限する必要がある。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、低温時でも低消費電力で運用可能で、電源ケーブルを長くできる旋回カメラ装置、該旋回カメラ装置に用いられる温度制御方法及び温度制御プログラムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、この発明の第1の構成は、カメラ収納部と、該カメラ収納部を旋回する旋回装置とを有する旋回カメラ装置に係り、該旋回装置は、前記カメラ収納部を旋回するための旋回機構部と、該旋回機構部を旋回させるモータと、該モータを駆動するモータ駆動部と、前記旋回機構部に対して加温するための加温手段と、前記旋回機構部又はその近傍の温度を検出して該温度に対応する温度検出電圧を出力する温度検出手段と、該温度検出手段から出力された前記温度検出電圧を所定の設定温度に対応した基準電圧と比較し、前記温度検出電圧が前記基準電圧以下、かつ前記モータが停止状態のとき、前記加温手段を作動させる一方、前記温度検出電圧が前記基準電圧よりも大きいとき、前記加温手段の作動を停止させる比較手段と、前記モータが旋回する状態になったとき、前記温度検出電圧に関わらず、前記加温手段の作動を停止状態とする加温停止手段とを備えてなることを特徴としている。
この発明の第2の構成は、カメラ収納部と、該カメラ収納部を旋回する旋回装置とを有する旋回カメラ装置に用いられる温度制御方法に係り、該旋回装置に、前記カメラ収納部を旋回するための旋回機構部と、該旋回機構部を旋回させるモータと、該モータを駆動するモータ駆動部と、前記旋回機構部に対して加温するための加温手段と、前記旋回機構部近傍の温度を検出して該温度に対応する温度検出電圧を出力する温度検出手段とを設けておき、該温度検出手段から出力された前記温度検出電圧を所定の設定温度に対応した基準電圧と比較し、前記温度検出電圧が前記基準電圧以下、かつ前記モータが停止状態のとき、前記加温手段を作動させる一方、前記温度検出電圧が前記基準電圧よりも大きいとき、前記加温手段の作動を停止させる比較処理と、前記モータが旋回する状態になったとき、前記温度検出電圧に関わらず、前記加温手段の作動を停止状態とする加温停止処理とを行うことを特徴としている。
この発明の構成によれば、モータが旋回する状態になったとき、温度検出電圧に関わらず、加温手段の作動が停止状態とされるので、消費電流の増加を抑制できる。これにより、電源ケーブルでの電圧降下が小さくなり、給電距離を長くすることができる。また、電源箱(配電盤)を旋回カメラ装置側に設置する必要性が少なくなり、全体の構成を簡素化できる。また、消費電力の増加を抑制できる。
旋回装置は、カメラ収納部を旋回するための旋回機構部と、同旋回機構部を旋回させるモータと、同モータを上記旋回開始命令に基づいて駆動するモータ駆動部と、上記旋回機構部に対して加温するための加温手段と、上記旋回機構部近傍の温度を検出して同温度に対応する温度検出電圧を出力する温度検出手段と、同温度検出手段から出力された上記温度検出電圧を所定の設定温度に対応した基準電圧と比較し、上記温度検出電圧が上記基準電圧以下、かつ上記モータが停止状態のとき、上記加温手段を作動させる一方、上記温度検出電圧が上記基準電圧よりも大きいとき、上記加温手段の作動を停止させる比較手段と、上記モータが旋回する状態になったとき、上記温度検出電圧に関わらず、上記加温手段の作動を停止状態とする加温停止手段とを有する旋回カメラ装置を提供する。
また、この発明では、上記モータ駆動部は、上記モータに対して上記旋回開始命令に基づく駆動電流を供給し、かつ、同駆動電流の供給時に発熱を伴う構成とされている。
また、この発明では、上記加温停止手段は、上記旋回開始命令に基づいて上記モータの旋回が開始するとき、上記加温手段の作動を停止させる構成とされている。
また、この発明では、上記モータの旋回が開始する直前に、上記加温手段の作動を停止させる構成とされている。
また、この発明では、上記モータの回転を検出する回転検出手段が設けられ、上記加温停止手段は、上記回転検出手段で上記モータの回転が検出されたとき、上記加温手段の作動を停止させる構成とされている。
図1は、この発明の第1の実施例である旋回カメラ装置の旋回装置の要部の構成を示すブロック図である。
この例の旋回装置3Aは、図4中の旋回装置3に代えて設けられるものであり、映像信号ケーブル、制御信号ケーブル及び電源ケーブルを介して管理部門などと接続され、同管理部門から給電されると共に、同管理部門による旋回開始命令に基づいてカメラハウジング2を旋回する。この旋回装置3Aは、図1に示すように、制御部30と、ギア41と、モータ42と、モータドライバ43と、ヒータ44と、切替器45と、電源回路46と、温度センサ47とから構成されている。
ギア41は、図4中のカメラハウジング2を旋回する。モータ42は、たとえばステップモータなどで構成され、ギア41を旋回させる。モータドライバ43は、たとえば、旋回開始命令rcに基づいて導通状態が制御されるトランジスタなどで構成され、モータ42に対して同旋回開始命令rcに基づく駆動電流を供給し、かつ、駆動電流の供給時に発熱を伴う構成とされている。このモータドライバ43は、ギア41の近傍に配置されている。ヒータ44は、ギア41に対して加温する。電源回路46は、管理部門などの図示しない外部制御端末から電源が入力される。温度センサ47は、ギア41近傍の温度を検出して同温度に対応する温度検出電圧vdを出力する。
制御部30は、同制御部30全体を制御するコンピュータとしてのCPU(中央処理装置)30a及び同CPU30aを動作させるための温度制御プログラムが記録されたROM(Read Only Memory)30bを有し、管理部門の外部制御端末による旋回開始命令rcをモータドライバ43へ送出する。特に、この実施例では、制御部30は、比較器31と、基準電圧源32と、切替器33とを有している。基準電圧源32は、たとえばツェナ・ダイオードやバンド・ギャップ・リファレンスなどで構成され、所定の設定温度に対応した基準電圧Vrを出力する。切替器33は、旋回開始命令rcがアクティブモードのときにオフ状態となり、ノンアクティブモードのときにオン状態となる。
比較器31は、モータ42が停止状態(すなわち、旋回開始命令rcがノンアクティブモードで、切替器33がオン状態)のとき、温度センサ47から出力された温度検出電圧vdを基準電圧Vrと比較し、温度検出電圧vdが基準電圧Vr以下のとき、切替器45をオン状態とすることにより、電源回路46からヒータ44に電源を供給して作動(発熱)させる一方、温度検出電圧vdが基準電圧Vrよりも大きいとき、切替器45をオフ状態とすることにより、ヒータ44の作動(発熱)を停止させる。また、モータ42が旋回する状態(すなわち、旋回開始命令rcがアクティブモードで、切替器33がオフ状態)のとき、切替器33は、温度検出電圧vdに関わらず、切替器45をオフ状態とすることにより、ヒータ44の作動を停止状態とする。特に、この実施例では、切替器33は、旋回開始命令rcに基づいてモータ42の旋回が開始する直前に、ヒータ44の作動を停止させる。
図2は、図1の旋回装置3Aの動作を説明するフローチャートである。
この図を参照して、この例の旋回カメラ装置に用いられる温度制御方法の処理内容について説明する。
この旋回カメラ装置では、温度センサ47から出力された温度検出電圧vdが基準電圧Vrと比較され、温度検出電圧vdが基準電圧Vr以下、かつモータ42が停止状態のとき、ヒータ44が作動(発熱)する一方、温度検出電圧vdが基準電圧Vrよりも大きいとき、ヒータ44の作動(発熱)が停止される(比較処理)。一方、モータ42が旋回する状態になったとき、温度検出電圧vdに関わらず、ヒータ44の作動が停止状態とされる(加温停止処理)。この加温停止処理では、旋回開始命令rcに基づいてモータ42の旋回が開始する直前に、ヒータ44の作動が停止される。
すなわち、図2に示すように、温度センサ47から出力される温度検出電圧vdが設定温度に対応した基準電圧Vrよりも低いか否かが比較器31を介してCPU30aにより監視され(ステップA1)、かつ、外部制御端末から受信された旋回開始命令rcに基づいて、切替器33でヒータ44に対する通電のオン/オフの切替え動作が行われる(ステップA2)。たとえば、内部の駆動系部品(たとえば、ギア、ベルト、グリースなど)周辺に設置された温度センサ47の検出温度が設定温度(たとえば、5℃)以下であり、かつモータ42が旋回停止状態であれば、CPU30aによりヒータ44に対する通電がオン状態とされ(ステップA3)、駆動系部品が加温されて性能の劣化が防止される。また、旋回開始命令rcが受信されたとき、ヒータ44に対する通電がオフ状態とされ(ステップA4)、モータ42が旋回したことによる消費電流の増加分と、ヒータ44に対する通電がオフ状態となることによる消費電流の減少分とが相殺されることにより、全体の消費電流の上昇が抑えられる。このようにして、周囲温度が低くても、モータ42が旋回中であれば、ヒータ44に対する通電が遮断されて消費電流の増加が抑制され、長い給電可能距離が実現する。
以上のように、この第1の実施例では、モータ42が旋回する状態になったとき、温度検出電圧vdに関わらず、ヒータ44の作動が停止状態とされるので、消費電流の増加が抑制される。これにより、電源ケーブルでの電圧降下が小さくなり、給電距離を長くすることができる。また、電源箱(配電盤)をローカル側(旋回カメラ装置側)に設置する必要性が少なくなり、全体の構成が簡素化される。また、消費電力の増加が抑制される。
図3は、この発明の第2の実施例である旋回カメラ装置の旋回装置の要部の構成を示すブロック図であり、第1の実施例を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
この例の旋回装置3Bでは、同図3に示すように、図1中の制御部30に代えて、異なる機能を有する制御部30Aが設けられ、また、エンコーダ48が付加されている。エンコーダ48は、モータ42の回転を検出して回転検出信号rsを出力する。制御部30Aは、エンコーダ48から回転検出信号rsが出力されたとき、切替器33をオフ状態とする。特に、この実施例では、切替器33は、回転検出信号rsに基づいてモータ42の旋回が開始されたとき、即時ヒータ44の作動を停止させる。他は、図1と同様の構成である。
この旋回装置3Bでは、旋回開始命令rcに基づいてモータ42が旋回したとき、エンコーダ48により、モータ42の回転が検出されて回転検出信号rsが出力される。回転検出信号rsにより切替器33がオフ状態となり、温度検出電圧vdに関わらず、切替器45がオフ状態となることにより、ヒータ44の作動が停止する(加温停止処理)。
以上のように、この第2の実施例では、第1の実施例と異なる構成により、同様の利点がある。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成は同実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあっても、この発明に含まれる。
たとえば、ヒータ44に代えて、黒鉛や炭化ケイ素などの非金属発熱体を用いても良い。
また、上記実施例では、温度センサ47は、ギア41近傍の温度を検出するようになっているが、ギア41が温度センサ47を直接取り付け可能な構成になっていれば、同ギア41自体の温度を検出するようにしても良い。
この発明は、屋外用の旋回カメラ装置全般に適用でき、特に、長距離の電源ケーブルにより給電する場合に効果的である。
この発明の第1の実施例である旋回カメラ装置の旋回装置の要部の構成を示すブロック図である。 図1の旋回装置3Aの動作を説明するフローチャートである。 この発明の第2の実施例である旋回カメラ装置の旋回装置の要部の構成を示すブロック図である。 旋回カメラ装置の外観を示す図である。 図4中の旋回装置3の内部構成図である。
符号の説明
1 旋回カメラ装置
2 カメラハウジング(カメラ収納部)
3A 旋回装置
30,30A 制御部
30a CPU(中央処理装置)
30b ROM(Read Only Memory)
31 比較器(比較手段の一部)
32 基準電圧源(比較手段の一部)
33 切替器(加温停止手段)
41 ギア(旋回機構部)
42 モータ
43 モータドライバ(モータ駆動部)
44 ヒータ(加温手段)
45 切替器(比較手段の一部)
46 電源回路
47 温度センサ(温度検出手段)
48 エンコーダ(回転検出手段)

Claims (13)

  1. カメラ収納部と、該カメラ収納部を旋回する旋回装置とを有する旋回カメラ装置であって、
    該旋回装置は、
    前記カメラ収納部を旋回するための旋回機構部と、
    該旋回機構部を旋回させるモータと、
    該モータを駆動するモータ駆動部と、
    前記旋回機構部に対して加温するための加温手段と、
    前記旋回機構部又はその近傍の温度を検出して該温度に対応する温度検出電圧を出力する温度検出手段と、
    該温度検出手段から出力された前記温度検出電圧を所定の設定温度に対応した基準電圧と比較し、前記温度検出電圧が前記基準電圧以下、かつ前記モータが停止状態のとき、前記加温手段を作動させる一方、前記温度検出電圧が前記基準電圧よりも大きいとき、前記加温手段の作動を停止させる比較手段と、
    前記モータが旋回する状態になったとき、前記温度検出電圧に関わらず、前記加温手段の作動を停止状態とする加温停止手段とを備えてなることを特徴とする旋回カメラ装置。
  2. カメラ収納部と、該カメラ収納部を旋回開始命令に基づいて旋回する旋回装置とを有する旋回カメラ装置であって、
    該旋回装置は、
    前記カメラ収納部を旋回するための旋回機構部と、
    該旋回機構部を旋回させるモータと、
    該モータを前記旋回開始命令に基づいて駆動するモータ駆動部と、
    前記旋回機構部に対して加温するための加温手段と、
    前記旋回機構部近傍の温度を検出して該温度に対応する温度検出電圧を出力する温度検出手段と、
    該温度検出手段から出力された前記温度検出電圧を所定の設定温度に対応した基準電圧と比較し、前記温度検出電圧が前記基準電圧以下、かつ前記モータが停止状態のとき、前記加温手段を作動させる一方、前記温度検出電圧が前記基準電圧よりも大きいとき、前記加温手段の作動を停止させる比較手段と、
    前記モータが旋回する状態になったとき、前記温度検出電圧に関わらず、前記加温手段の作動を停止状態とする加温停止手段とが設けられていることを特徴とする旋回カメラ装置。
  3. 前記モータ駆動部は、
    前記モータに対して前記旋回開始命令に基づく駆動電流を供給し、かつ、該駆動電流の供給時に発熱を伴う構成とされていることを特徴とする請求項1又は2記載の旋回カメラ装置。
  4. 前記加温停止手段は、
    前記旋回開始命令に基づいて前記モータの旋回が開始するとき、前記加温手段の作動を停止させる構成とされていることを特徴とする請求項2又は3記載の旋回カメラ装置。
  5. 前記モータの旋回が開始する直前に、前記加温手段の作動を停止させる構成とされていることを特徴とする請求項4記載の旋回カメラ装置。
  6. 前記モータの回転を検出する回転検出手段が設けられ、
    前記加温停止手段は、
    前記回転検出手段で前記モータの回転が検出されたとき、前記加温手段の作動を停止させる構成とされていることを特徴とする請求項2又は3記載の旋回カメラ装置。
  7. カメラ収納部と、該カメラ収納部を旋回する旋回装置とを有する旋回カメラ装置に用いられる温度制御方法であって、
    該旋回装置に、
    前記カメラ収納部を旋回するための旋回機構部と、該旋回機構部を旋回させるモータと、
    該モータを駆動するモータ駆動部と、
    前記旋回機構部に対して加温するための加温手段と、
    前記旋回機構部近傍の温度を検出して該温度に対応する温度検出電圧を出力する温度検出手段とを設けておき、
    該温度検出手段から出力された前記温度検出電圧を所定の設定温度に対応した基準電圧と比較し、前記温度検出電圧が前記基準電圧以下、かつ前記モータが停止状態のとき、前記加温手段を作動させる一方、前記温度検出電圧が前記基準電圧よりも大きいとき、前記加温手段の作動を停止させる比較処理と、
    前記モータが旋回する状態になったとき、前記温度検出電圧に関わらず、前記加温手段の作動を停止状態とする加温停止処理とを行うことを特徴とする温度制御方法。
  8. カメラ収納部と、該カメラ収納部を旋回開始命令に基づいて旋回する旋回装置とを有する旋回カメラ装置に用いられる温度制御方法であって、
    該旋回装置に、
    前記カメラ収納部を旋回するための旋回機構部と、
    該旋回機構部を旋回させるモータと、
    該モータを前記旋回開始命令に基づいて駆動するモータ駆動部と、
    前記旋回機構部に対して加温するための加温手段と、
    前記旋回機構部近傍の温度を検出して該温度に対応する温度検出電圧を出力する温度検出手段とを設けておき、
    該温度検出手段から出力された前記温度検出電圧を所定の設定温度に対応した基準電圧と比較し、前記温度検出電圧が前記基準電圧以下、かつ前記モータが停止状態のとき、前記加温手段を作動させる一方、前記温度検出電圧が前記基準電圧よりも大きいとき、前記加温手段の作動を停止させる比較処理と、
    前記モータが旋回する状態になったとき、前記温度検出電圧に関わらず、前記加温手段の作動を停止状態とする加温停止処理とを行うことを特徴とする温度制御方法。
  9. 前記モータ駆動部を、前記モータに対して前記旋回開始命令に基づく駆動電流を供給し、かつ、該駆動電流の供給時に発熱を伴う構成とすることを特徴とする請求項7又は8記載の温度制御方法。
  10. 前記加温停止処理では、
    前記旋回開始命令に基づいて前記モータの旋回が開始するとき、前記加温手段の作動を停止させることを特徴とする請求項8又は9記載の温度制御方法。
  11. 前記モータの旋回が開始する直前に、前記加温手段の作動を停止させることを特徴とする請求項10記載の温度制御方法。
  12. 前記モータの回転を検出する回転検出手段を設けておき、
    前記加温停止処理では、
    前記回転検出手段で前記モータの回転が検出されたとき、前記加温手段の作動を停止させることを特徴とする請求項8又は9記載の温度制御方法。
  13. コンピュータに請求項1乃至6のいずれか一に記載の旋回カメラ装置を制御させるための温度制御プログラム。
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