JP2009225055A - ボタン電話機の誤操作防止方法及び誤操作防止機能を有するボタン電話システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ボタン電話機に対するユーザの誤操作を防止できるようにする。
【解決手段】 本発明によるボタン電話装置は、ボタン電話機に対するキー入力の内容を少なくともその時刻と共に、ユーザ操作履歴としてボタン電話機毎、かつ時間帯別にファイル形式にて保存用メモリに記憶するユーザ操作記憶手段と、あるボタン電話機に対してキー入力があると、少なくとも当該キー入力の内容及びその時刻をキーとして前記保存用メモリにおける前記あるボタン電話機のファイルに検索を行い、当該キー入力の時刻に最も近い時刻を持つ前記ユーザ操作履歴を抽出する操作履歴検索手段と、前記ユーザ操作記憶手段、前記操作履歴検索手段と接続し、前記操作履歴検索手段で抽出されたユーザ操作履歴と前記当該キー入力の内容とが一致するかどうかの判別を行い、一致しない場合には前記あるボタン電話機に対して確認のための表示を行なわせる処理手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明はボタン電話機の誤操作防止方法及び誤操作防止機能を有するボタン電話システムに関する。
ボタン電話システムにおいて、ユーザが、システムとして提供していない操作をボタン電話機に対して行った場合にはその操作を誤りであるとして検出し、エラー表示等でユーザに提示することが可能である。しかし、実際に存在するがユーザが意図したものとは別の操作、例えば機能特番の誤入力をしてしまった場合や、内線/外線発信時の誤ダイヤルなどは誤操作として検出することができなかった。
このような事情に鑑み、ボタン電話機におけるユーザ操作の誤りを検出したいという要求がある。このような要求に対し、例えば電話装置の誤ダイヤル等を防ぐ方法が特許文献1に開示されている。この方法は、発信処理時に、事前に登録記憶されたダイヤル情報を検索し、候補を提示することにより誤ダイヤルを防ぐとともに、迅速なダイヤル入力を可能とすることを企図している。
特開2005−217625号公報
しかし、上記方法は時間帯によるユーザ操作の傾向などは考慮していないため、似たダイヤル情報が複数登録されていた場合などには誤ダイヤルを確実に防ぐことができない。
また、上記方法は特番入力や各種機能設定などのユーザ操作に対応していない。
本発明の課題は、事前に記憶、保存しておいたユーザ操作の履歴と現時点で行われたユーザのキー入力操作を比較し、比較結果に応じてユーザに対し確認のための表示を行なうことによりユーザの誤操作防止を図るボタン電話システムを提供することにある。
本発明の第1の態様によれば、ボタン電話装置に1台以上のボタン電話機を接続してなるボタン電話システムであって、前記ボタン電話装置は、ボタン電話機に対するキー入力の内容を少なくともその時刻と共に、ユーザ操作履歴としてボタン電話機毎、かつ時間帯別にファイル形式にて保存用メモリに記憶するユーザ操作記憶手段と、あるボタン電話機に対してキー入力があると、少なくとも当該キー入力の内容及びその時刻をキーとして前記保存用メモリにおける前記あるボタン電話機のファイルに検索を行い、当該キー入力の時刻に最も近い時刻を持つ前記ユーザ操作履歴を抽出する操作履歴検索手段と、前記ユーザ操作記憶手段、前記操作履歴検索手段と接続し、前記操作履歴検索手段で抽出されたユーザ操作履歴と前記当該キー入力の内容とが一致するかどうかの判別を行い、一致しない場合には前記あるボタン電話機に対して確認のための表示を行なわせる処理手段とを備えたことを特徴とするボタン電話システムが提供される。
なお、前記処理手段は、前記確認のための表示と共に、前記当該キー入力を解除するか、あるいは前記当該キー入力を前記抽出されたユーザ操作履歴によるキー入力の内容に変更するかの表示を行なわせ、前記あるボタン電話機において前記当該キー入力の解除を指定する操作が行なわれた場合には前記当該キー入力の解除を行い、あるいは前記抽出されたユーザ操作履歴によるキー入力の内容に変更することを指定する操作が行なわた場合にはキー入力内容の変更を行なうようにすることが好ましい。
本発明の第2の態様によれば、ボタン電話装置に1台以上のボタン電話機を接続してなるボタン電話システムに適用されるボタン電話装置であって、前記ボタン電話装置は、ボタン電話機に対するキー入力の内容を少なくともその時刻と共に、ユーザ操作履歴としてボタン電話機毎、かつ時間帯別にファイル形式にて保存用メモリに記憶するユーザ操作記憶手段と、あるボタン電話機に対してキー入力があると、少なくとも当該キー入力の内容及びその時刻をキーとして前記保存用メモリにおける前記あるボタン電話機のファイルに検索を行い、当該キー入力の時刻に最も近い時刻を持つ前記ユーザ操作履歴を抽出する操作履歴検索手段と、前記ユーザ操作記憶手段、前記操作履歴検索手段と接続し、前記操作履歴検索手段で抽出されたユーザ操作履歴と前記当該キー入力の内容とが一致するかどうかの判別を行い、一致しない場合には前記あるボタン電話機に対して確認のための表示を行なわせる処理手段とを備えたことを特徴とするボタン電話装置が提供される。
本発明の第3の態様によれば、ボタン電話装置に1台以上のボタン電話機を接続してなるボタン電話システムにおける前記ボタン電話機の誤操作を防止するための方法であって、ボタン電話機に対するキー入力の内容を少なくともその時刻と共に、ユーザ操作履歴としてボタン電話機毎、かつ時間帯別にファイル形式にて保存用メモリに記憶する記憶処理と、あるボタン電話機に対してキー入力があると、少なくとも当該キー入力の内容及びその時刻をキーとして前記保存用メモリにおける前記あるボタン電話機のファイルに検索を行い、当該キー入力の時刻に最も近い時刻を持つ前記ユーザ操作履歴を抽出する検索処理と、前記検索処理で抽出されたユーザ操作履歴と前記当該キー入力の内容とが一致するかどうかの判別を行い、一致しない場合には前記あるボタン電話機に対して確認のための表示を行なわせる制御処理とを含むことを特徴とするボタン電話機の誤操作防止方法が提供される。
本発明の第4の態様によれば、ボタン電話装置に1台以上のボタン電話機を接続してなるボタン電話システムにおける前記ボタン電話装置に搭載されたコンピュータに、ボタン電話機に対するキー入力の内容を少なくともその時刻と共に、ユーザ操作履歴としてボタン電話機毎、かつ時間帯別にファイル形式にて保存用メモリに記憶するステップと、あるボタン電話機に対してキー入力があると、少なくとも当該キー入力の内容及びその時刻をキーとして前記保存用メモリにおける前記あるボタン電話機のファイルに検索を行い、当該キー入力の時刻に最も近い時刻を持つ前記ユーザ操作履歴を抽出するステップと、前記抽出するステップで抽出されたユーザ操作履歴と前記当該キー入力の内容とが一致するかどうかの判別を行い、一致しない場合には前記あるボタン電話機に対して確認のための表示を行なわせる処理ステップとを実行させるためのプログラムが提供される。
本発明によれば、内外線発信時の誤ダイヤルや、各種機能設定時の誤設定を防止することができ、特に、時間帯に応じたより可能性の高い操作をユーザに提示することができる。
図1は、本発明にかかるボタン電話システムの構成を示し、ここでは、説明を簡単にするために、ボタン電話装置(主装置)10に1台のボタン電話機20が接続された構成を示している。従って、以降の説明は、ボタン電話装置10と1台のボタン電話機20との間のみについて行なわれるが、ボタン電話装置10に接続されるすべてのボタン電話機に適用され得ることは言うまでも無い。
ボタン電話装置10は、操作履歴検索部11、ユーザ操作記憶部12、保存用メモリ13、ボタン電話装置メイン処理部(以下、メイン処理部と略称する)14を有する。
メイン処理部14は、ボタン電話機20に対するユーザによるキー入力操作検出時にユーザ操作記憶部12に対し、ユーザが行なったボタン電話機20へのキー入力の内容及び少なくともその時刻の保存要求を行う。ユーザ操作記憶部12は時間帯別に整理したうえで保存用メモリ12におけるボタン電話機20用の記憶領域に対しキー入力の内容をユーザ操作履歴として保存する。メイン処理部14はまた、ボタン電話機20のユーザによるキー入力操作検出時に操作履歴検索部11に対して操作履歴検索要求を行う。操作履歴検索部11は、キー入力の内容及び現在時刻をキーとして保存用メモリ13におけるボタン電話機20用の記憶領域に対して検索を行う。この際、操作履歴検索部11は、時間帯別に重み付け(現在時刻により近い時間帯に行われ保存されたユーザ操作ほど有力とする)を行うことにより、より可能性の高いユーザ操作を検索するようにしても良い。メイン処理部14は、操作履歴検索部11で検索されたユーザ操作とキー入力の内容とを比較し、両者が異なる場合にはボタン電話機20に対して確認のための表示を行なわせることで誤りの可能性があることをユーザに提示する。
なお、メイン処理部14は、通常、CPU等のコンピュータで実現され、この場合、制御動作を実行するためのプログラムを格納した記憶装置を有し、メイン処理部14は、制御動作を実行するに際し、記憶装置からプログラムを読み出して以下で説明されるような制御動作を実行する。
以下に、幾つかの実施例について説明する。
(第1の実施例)
[外線発信時の誤ダイヤル検出]
ボタン電話機20におけるユーザによるキー入力操作を検出すると、メイン処理部14においてボタン電話機20からのキー入力の内容を解析し、操作履歴検索部11に対して操作履歴の検索指示を行なう。メイン処理部14は、キー入力の内容と、操作履歴検索部11で得られた検索結果(ユーザ操作)とを比較し、両者が異なる場合には、誤りの可能性がある旨と、正しいキー入力の候補とをボタン電話機20のディスプレイに表示させる。この場合のキー入力の候補は、操作履歴検索部11で得られた検索結果によるものである。
[キー入力(ユーザ操作)の記録]
メイン処理部14は、ボタン電話機20における外線捕捉、発信操作を検出すると、ボタン電話機20において操作されたキー入力をユーザ操作記憶部12に渡す。ユーザ操作記憶部12は現在時刻を参照し、保存用メモリ13において時間帯別に管理されたボタン電話機20用の保存エリアに、キー入力の内容をユーザ操作として保存する。
[ユーザの誤ダイヤルの検出]
メイン処理部14は、ボタン電話機20における外線捕捉、発信操作を検出すると、ボタン電話機20においてユーザにより入力されたキー入力を操作履歴検索部11に渡す。操作履歴検索部11は、渡されたキー入力と類似するユーザ操作を保存用メモリ13におけるボタン電話機20用の保存エリアより検索する。この際に保存エリアに保存されているユーザ操作履歴データの中に複数の候補が有る場合には、操作履歴検索部11は現在時刻により近い時間帯に行われ保存されたユーザ操作を最有力候補とし、これをメイン処理部14に返す。メイン処理部14はこの候補と実際のキー入力の内容とが異なる場合には、その旨をボタン電話機20のディスプレイに表示させることによりユーザのキー入力が誤りである可能性をユーザに提示する。このような提示に併せて正しいキー入力の候補をボタン電話機2に表示させても良い。
以上のような実施例に代えて、様々な実施例が考えられる。例えば、事前のユーザ操作(ユーザ入力)との関係性を保持、検索することにより、より精度の高い操作検索を行うことができる。例えば不在設定の解除後にはボイスメールへのアクセスを行う可能性が高いという関係性を保持することで履歴操作検索の精度を高めることができる。
[他の実施例]
以下に、他の実施例について説明する。
[転送設定]
ボタン電話システムの持つ機能に、転送設定の機能がある。転送設定には不在転送(着信時に即時転送する)、話中転送(話中の場合に転送する)などがあり、特番入力などにより設定できる。
通常の使用例として、出社時には話中転送で転送先をボイスメールに設定し、退社時には不在転送で転送先をボイスメール、もしくは携帯電話に設定するといったことが行なわれる。
しかし、それぞれの設定に使用される特番が似ているために、誤操作により誤って登録してしまう可能性がある。
このような場合に、時間帯別にユーザ操作(キー入力)を記憶しておくことにより、例えば夕方に誤って話中転送の設定を行なってしまった際に、誤操作の可能性をユーザに提示するといったことが可能となる。
以下に、この例について説明する。
図2に保存用メモリ13におけるボタン電話機20用の操作履歴ファイル構造を特番の場合について例示する。図2において、保存用メモリ13はボタン電話機20用の保存エリアに、特番を操作した操作時刻と、特番(項目)、及び特番に対応する宛先(転送先)を記憶するファイルを持つ。
図3は特番設定により不在着信があった場合に携帯電話機へ転送する不在着信転送設定の動作フローを示す。
図4は特番設定により話中転送機能設定を行う時の動作フローを示す。
図5は参考例として従来の特番設定と解除のフローを示す。
はじめに、図5の従来の特番設定(不在着信転送:携帯電話へ転送)について説明する。
ボタン電話機の受話器をオフフックして内線を捕捉し、内線発信音が聞こえると、ユーザはボタン電話機に対して不在着信転送特番(942)を入力(ダイヤル)すると共に、転送先(携帯電話番号)を入力する(ステップ51)。
設定を行なうかどうかの確認(ステップ52)に対して設定を行なう場合にはユーザは“1”を入力し(ステップ53)、設定を止める場合には“0”を入力する(ステップ54)。続いてユーザは、受話器をオンフックする。
このような従来の設定操作では、ユーザが退社時に、ボタン電話機に対して不在着信転送設定を行なうべきところ、誤って話中転送に設定しても設定内容がわからないために不在着信転送が機能せず、退社後の携帯電話での応答ができない不具合となる。従来はこのような不具合を解消するための確認動作として、不在着信転送設定後、他の電話機から当該ボタン電話機へダイヤルし、携帯電話への着信転送ができることを確認しなければならないという不便さがあった。
このような不便さを解消することができる、本発明の他の実施例について説明する。
図2は、保存用メモリ13における保存エリアのキー入力(ユーザ操作)の履歴を、特番入力の場合について記憶したファイル構造例を示す。図2において、操作時刻として示されているのは、通常は異なる日付において記憶された時刻である。
図2において、上位から、
08:03に話中転送(特番943入力)の機能設定により、ボイスメールへの転送設定が行なわれたことを示す。
08:10 同上
08:15 同上
17:05に不在着信転送(特番942入力)の機能設定が行なわれ、携帯電話番号が入力されたことを示す。
17:12 同上
17:13 同上
17:20 同上
保存用メモリ13においては、このようなファイル構造がボタン電話機毎に用意されることは言うまでも無い。なお、保存用メモリ13の記憶容量を考慮し、ユーザ操作の記憶数を制限する場合には、制限数に達したら古いデータから順に消去する、いわゆるFIFO形式で記憶するようにしても良い。
図3は、保存用メモリ13が図2のようなキー入力(ユーザ操作)履歴を持つことを前提として、不在着信転送の設定を行なおうとする場合の動作フローを示す。例えば、17:00に業務を終了し、不在着信転送設定操作にて設定以降に着信があった場合には設定した携帯電話へ着信転送動作が行われることとなる。
図2では17:05以降の特番設定がすべて不在転送設定の操作履歴として記憶されている。
図3において、ボタン電話機20のユーザがオフフックして内線捕捉し、不在着信転送設定のための特番(942)をダイヤル(入力)すべきところ、誤って特番(943)をダイヤルし、続いて携帯番号をダイヤルしたものとする(ステップ31)。この場合、例えば操作した現在の時刻が17:07とすると、これを検出したメイン処理部14からの指示により操作履歴検索部11は保存用メモリ13におけるボタン電話機20用のファイルに対しこの時刻に近い操作履歴(ユーザ操作)の検索を行う(ステップ32)。
操作履歴検索部11は、現在の時刻17:07に近い操作履歴は17:05のユーザ操作であるとして検索し、それをメイン処理部14に返す。
メイン処理部14は、操作履歴検索部11から返されたユーザ操作と、キー入力の内容(今回の特番)を比較し、一致するかどうかの判別を行なう(ステップ33)。
前述したように、今回の特番は誤って(943)がダイヤルされているので、17:05のユーザ操作である不在着信転送(942)のダイヤルと一致しない。この場合、メイン処理部14は特番の違いをボタン電話機20のディスプレイに表示させる(ステップ34)。特に、ステップ31でダイヤルされたのは特番(943)の話中転送設定であるので、メイン処理部14はボタン電話機20に「話中転送設定でいいですか?」などを表示させる。
なお、この場合、「話中転送設定でいいですか?
設定解除:0をダイヤル/そのまま設定:1をダイヤル/不在着信転送へ変更:2をダイヤル」というような表示を行なうようにしても良い(ステップ35)。このような表示に対し、ユーザが、0をダイヤルすると設定は解除され(ステップ36)、そのまま話中転送を設定するのであれば「1」をダイヤル(ステップ37)してオンフックし設定を終了する。
一方、誤操作による話中転送設定から不在着信転送設定へ変更する場合、ユーザは「2」をダイヤル(ステップ38)しオンフックして設定する。この場合、メイン処理部14は、機能設定を、比較に用いた17:05のユーザ操作である不在着信転送へ変更する。つまり、再度最初から設定をやり直す必要が無い。念のため、この場合にも不在着信転送への設定変更であることをボタン電話機20に表示させるようにしても良い。
なお、もしステップ31で不在着信転送のための特番(942)が正確にダイヤルされていれば、メイン処理部14は、検索で得られたユーザ操作と、キー入力の内容、つまり今回の特番(942)が同じとなる。この場合、メイン処理部14は、設定を行なうかあるいは解除するかの問い合わせを行い(ステップ39)、解除の場合0(ステップ36)を、設定の場合1(ステップ37)をそれぞれダイヤルするように促し、オンフックにて不在着信転送設定が完了する。
図4は、保存用メモリ13が図2のようなキー入力(ユーザ操作)履歴を持つことを前提として、話中転送の設定を行なおうとする場合の動作フローを示す。話中転送とは通話中に着信があった場合、その着信をボイスメール側(ボイスメール番号)としボイスメールにて対応する機能であり、例えば08:00にこの設定を行なった後から業務中の通話中に着信があった場合は、着信への応答をボイスメールにて応答することになる。
図4において、ユーザがオフフックして内線捕捉し、話中転送設定のための特番(943)をダイヤル(入力)すべきところ、誤って特番(942)をダイヤルし、続いてボイスメール番号をダイヤルしたものとする(ステップ41)。以降の動作は、図3で説明した動作とほぼ同じであるので、図3と同じステップには同じステップ番号を付す。
例えば話中転送設定操作した現在の時刻が08:00とすると、これを検出したメイン処理部14からの指示により操作履歴検索部11は保存用メモリ13におけるボタン電話機20用のファイルに対しこの時刻に近い操作履歴(ユーザ操作)の検索を行う(ステップ32)。
操作履歴検索部11は、現在の時刻08:00に近い操作履歴は08:03のユーザ操作であるとして検索し、それをメイン処理部14に返す。
メイン処理部14は、操作履歴検索部11から返されたユーザ操作と、キー入力の内容(今回の特番)を比較し、一致するかどうかの判別を行なう(ステップ33)。
前述したように、今回の特番は誤って(942)がダイヤルされているので、08:03のユーザ操作である話中転送(943)のダイヤルと一致しない。この場合、メイン処理部14は特番の違いをボタン電話機20に表示させる(ステップ34)。特に、ステップ31でダイヤルされたのは特番(942)の不在着信転送設定であるので、メイン処理部14はボタン電話機20に「不在着信転送設定でいいですか?」などを表示させる。
例えば「不在着信転送設定でいいですか?
設定解除:0をダイヤル/そのまま設定:1をダイヤル/話中転送へ変更:2をダイヤル」というような表示を行なわせる。
本例でも、誤操作による不在着信転送設定から話中転送設定へ変更する場合は「2」をダイヤル(ステップ38)しオンフックして設定する。この場合、メイン処理部14は、機能設定を、比較に用いた08:03のユーザ操作である話中転送へ変更する。従って、再度最初から設定をやり直す必要が無い。本例でも念のため、話中転送への設定変更であることをボタン電話機20に表示させるようにしても良い。
以上説明した本発明の実施例によれば、以下の効果がえ得られる。
1.内外線発信時の誤ダイヤルや、機能設定時の誤設定を防止することができる。
2.時間帯に応じたより可能性の高い操作をユーザに提示できる。
図1は、本発明にかかるボタン電話システムの構成を示す。 図2は、図1に示された保存用メモリにおける操作履歴ファイル構造を特番の場合について例示した図である。 図3は特番設定により不在着信があった場合に携帯電話機へ転送する不在着信転送設定の動作フローを示す。 図4は特番設定により話中転送機能設定を行う時の動作フローを示す。 図5は参考例として従来の特番設定と解除のフローを示す。
符号の説明
10 ボタン電話装置
11 操作履歴検索部
12 ユーザ操作記憶部
13 保存用メモリ
14 ボタン電話装置メイン処理部
20 ボタン電話機

Claims (11)

  1. ボタン電話装置に1台以上のボタン電話機を接続してなるボタン電話システムにおいて、
    前記ボタン電話装置は、
    ボタン電話機に対するキー入力の内容を少なくともその時刻と共に、ユーザ操作履歴としてボタン電話機毎、かつ時間帯別にファイル形式にて保存用メモリに記憶するユーザ操作記憶手段と、
    あるボタン電話機に対してキー入力があると、少なくとも当該キー入力の内容及びその時刻をキーとして前記保存用メモリにおける前記あるボタン電話機のファイルに検索を行い、当該キー入力の時刻に最も近い時刻を持つ前記ユーザ操作履歴を抽出する操作履歴検索手段と、
    前記ユーザ操作記憶手段、前記操作履歴検索手段と接続し、前記操作履歴検索手段で抽出されたユーザ操作履歴と前記当該キー入力の内容とが一致するかどうかの判別を行い、一致しない場合には前記あるボタン電話機に対して確認のための表示を行なわせる処理手段と、
    を備えたことを特徴とするボタン電話システム。
  2. 前記処理手段は、前記確認のための表示と共に、前記当該キー入力を解除するか、あるいは前記当該キー入力を前記抽出されたユーザ操作履歴によるキー入力の内容に変更するかの表示を行なわせ、前記あるボタン電話機において前記当該キー入力の解除を指定する操作が行なわれた場合には前記当該キー入力の解除を行い、あるいは前記抽出されたユーザ操作履歴によるキー入力の内容に変更することを指定する操作が行なわた場合にはキー入力内容の変更を行なうことを特徴とする請求項1に記載のボタン電話システム。
  3. 前記キー入力は、外線発信のためのダイヤル操作、特番のキー入力による不在着信転送設定操作、特番のキー入力による話中転送設定操作のいずれかであることを特徴とする請求項1又は2に記載のボタン電話システム。
  4. ボタン電話装置に1台以上のボタン電話機を接続してなるボタン電話システムにおいて、
    前記ボタン電話装置は、
    ボタン電話機に対するキー入力の内容を少なくともその時刻と共に、ユーザ操作履歴としてボタン電話機毎、かつ時間帯別にファイル形式にて保存用メモリに記憶するユーザ操作記憶手段と、
    あるボタン電話機に対してキー入力があると、少なくとも当該キー入力の内容及びその時刻をキーとして前記保存用メモリにおける前記あるボタン電話機のファイルに検索を行い、当該キー入力の時刻に最も近い時刻を持つ前記ユーザ操作履歴を抽出する操作履歴検索手段と、
    前記ユーザ操作記憶手段、前記操作履歴検索手段と接続し、前記操作履歴検索手段で抽出されたユーザ操作履歴と前記当該キー入力の内容とが一致するかどうかの判別を行い、一致しない場合には前記あるボタン電話機に対して確認のための表示を行なわせる処理手段と、
    を備えたことを特徴とするボタン電話装置。
  5. 前記処理手段は、前記確認のための表示と共に、前記当該キー入力を解除するか、あるいは前記当該キー入力を前記抽出されたユーザ操作履歴によるキー入力の内容に変更するかの表示を行なわせ、前記あるボタン電話機において前記当該キー入力の解除を指定する操作が行なわれた場合には前記当該キー入力の解除を行い、あるいは前記抽出されたユーザ操作履歴によるキー入力の内容に変更することを指定する操作が行なわた場合にはキー入力内容の変更を行なうことを特徴とする請求項4に記載のボタン電話装置。
  6. 前記キー入力は、外線発信のためのダイヤル操作、特番のキー入力による不在着信転送設定操作、特番のキー入力による話中転送設定操作のいずれかであることを特徴とする請求項4又は5に記載のボタン電話装置。
  7. ボタン電話装置に1台以上のボタン電話機を接続してなるボタン電話システムにおける前記ボタン電話機の誤操作を防止するための方法であって、
    ボタン電話機に対するキー入力の内容を少なくともその時刻と共に、ユーザ操作履歴としてボタン電話機毎、かつ時間帯別にファイル形式にて保存用メモリに記憶する記憶処理と、
    あるボタン電話機に対してキー入力があると、少なくとも当該キー入力の内容及びその時刻をキーとして前記保存用メモリにおける前記あるボタン電話機のファイルに検索を行い、当該キー入力の時刻に最も近い時刻を持つ前記ユーザ操作履歴を抽出する検索処理と、
    前記検索処理で抽出されたユーザ操作履歴と前記当該キー入力の内容とが一致するかどうかの判別を行い、一致しない場合には前記あるボタン電話機に対して確認のための表示を行なわせる制御処理と、
    を含むことを特徴とするボタン電話機の誤操作防止方法。
  8. 前記制御処理においては、前記確認のための表示と共に、前記当該キー入力を解除するか、あるいは前記当該キー入力を前記抽出されたユーザ操作履歴によるキー入力の内容に変更するかの表示を行なわせ、前記あるボタン電話機において前記当該キー入力の解除を指定する操作が行なわれた場合には前記当該キー入力の解除を行い、あるいは前記抽出されたユーザ操作履歴によるキー入力の内容に変更することを指定する操作が行なわた場合にはキー入力内容の変更を行なうことを特徴とする請求項7に記載のボタン電話機の誤操作防止方法。
  9. 前記キー入力は、外線発信のためのダイヤル操作、特番のキー入力による不在着信転送設定操作、特番のキー入力による話中転送設定操作のいずれかであることを特徴とする請求項7又は8に記載のボタン電話機の誤操作防止方法。
  10. ボタン電話装置に1台以上のボタン電話機を接続してなるボタン電話システムにおける前記ボタン電話装置に搭載されたコンピュータに、
    ボタン電話機に対するキー入力の内容を少なくともその時刻と共に、ユーザ操作履歴としてボタン電話機毎、かつ時間帯別にファイル形式にて保存用メモリに記憶するステップと、
    あるボタン電話機に対してキー入力があると、少なくとも当該キー入力の内容及びその時刻をキーとして前記保存用メモリにおける前記あるボタン電話機のファイルに検索を行い、当該キー入力の時刻に最も近い時刻を持つ前記ユーザ操作履歴を抽出するステップと、
    前記抽出するステップで抽出されたユーザ操作履歴と前記当該キー入力の内容とが一致するかどうかの判別を行い、一致しない場合には前記あるボタン電話機に対して確認のための表示を行なわせる処理ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  11. 前記コンピュータに更に、前記処理ステップにおいて、前記確認のための表示と共に、前記当該キー入力を解除するか、あるいは前記当該キー入力を前記抽出されたユーザ操作履歴によるキー入力の内容に変更するかの表示を行なわせ、前記あるボタン電話機において前記当該キー入力の解除を指定する操作が行なわれた場合には前記当該キー入力の解除を行い、あるいは前記抽出されたユーザ操作履歴によるキー入力の内容に変更することを指定する操作が行なわた場合にはキー入力内容の変更を行なうステップを実行させるためのプログラム。
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