JP2009224994A - 撮影装置および撮影装置における画像合成方法 - Google Patents

撮影装置および撮影装置における画像合成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】顔を含む被写体を撮影した撮影画像中の目領域に対する自然なキャッチライトの合成を簡単な構成で実現すること。
【解決手段】デジタルカメラで過去に撮影した撮影画像の中から、原画像とこの原画像中の目領域にキャッチライトとして合成するテンプレート画像とを指定すると、原画像中の目領域の検出を行い、検出した目領域の位置をもとに原画像中に合成位置を設定する。そして先ず、目の大きさをもとにテンプレート画像I1を縮小する(A)。続いて歪加工処理を施し、歪加工画像I5を生成する(B)。続いてトリミング処理を施し、目の形状に従って目領域からはみ出さないように歪加工画像I5の外形を切り出す(C−1,C−2)。そして、トリミング処理した歪加工画像I7,I9を、例えば目領域中に合成する(D−1,D−2)。
【選択図】図4

Description

本発明は、被写体を撮影する撮影部を備えた撮影装置およびこの撮影装置における画像合成方法に関するものである。
従来から、ポートレート撮影を行う際の技法の一つとして、キャッチライト撮影が知られている。このキャッチライト撮影は、例えば光源等を用い、撮影時に被写体に光を当てることによって被写体の目にキャッチライトを映し込むものであり、人物の表情を生き生きとしたものにすることができる。しかしながら、キャッチライト撮影を行うためには光源等が必要であり、また撮影者の熟練を要するため、手軽に実施できるものではなかった。この種の問題を解決するための技術として、画像中の目の領域を検出して加工処理を施すものが知られている。例えば特許文献1には、目領域中の瞳の部分に装飾パターンを貼り付けることによって目にキャッチライトを発生させる技術が開示されている。
特開2006−53718号公報
特許文献1の技術では、目領域中の瞳の部分に対し、ユーザ(操作者)によって指定された装飾パターンを指定された表示色で貼り付けることで目にキャッチライトを発生させている。しかしながら、一様な輝度分布を有する装飾パターンを目領域に合成してしまうと、見た目に合成したことがわかり、合成後の画像に不自然さを生じさせてしまうという問題があった。ここで、装飾パターンの合成によって不自然のないキャッチライトを実現するためには、自然な輝度分布を有する装飾パターンを事前に準備しなければならず、手間であった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、顔を含む被写体を撮影した撮影画像中の目領域に対する自然なキャッチライトの合成を簡単な構成で実現することができる撮影装置および撮影装置における画像合成方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明にかかる撮影装置は、被写体を撮影する撮影部を備えた撮影装置であって、前記撮影部が撮影した撮影画像のうち、顔を含む被写体を撮影した撮影画像を原画像として指定する原画像指定手段と、前記撮影部が撮影した撮影画像のうち、前記原画像に合成する撮影画像を加工画像として指定する加工画像指定手段と、前記原画像に対する前記加工画像の合成を指示する画像合成指示手段と、前記原画像から顔領域を検出し、該顔領域の検出結果をもとに目領域を検出する目検出手段と、前記目検出手段によって検出された目領域の位置をもとに、前記原画像中の合成位置を設定する合成位置設定手段と、前記加工画像を加工する画像加工手段と、前記画像加工手段によって加工された前記加工画像を前記原画像中の合成位置に合成し、合成画像を生成する画像合成手段と、前記合成画像を表示部に表示する制御を行う合成画像表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる撮影装置は、上記の発明において、前記目検出手段は、前記目領域の検出結果をもとに目の視線方向を特定し、前記合成位置設定手段は、前記特定された目の視線方向をもとに目領域中の瞳の基準位置を求め、該瞳の基準位置を前記合成位置として設定することを特徴とする。
また、本発明にかかる撮影装置は、上記の発明において、前記画像加工手段は、前記加工画像に対して、歪加工処理、縮小処理、トリミング処理、明るさ調整処理、色調整処理および透明処理の少なくともいずれか一つを施すことを特徴とする。
また、本発明にかかる撮影装置は、上記の発明において、前記画像加工手段は、前記歪加工処理として、前記加工画像中の所定位置を歪中心とした前記加工画像の歪加工を行うことを特徴とする。
また、本発明にかかる撮影装置は、上記の発明において、前記画像加工手段は、前記歪加工処理の際に、前記加工画像の中心に歪中心を設定することを特徴とする。
また、本発明にかかる撮影装置は、上記の発明において、前記目検出手段は、前記目領域の検出結果をもとに目の視線方向を特定し、前記画像加工手段は、前記歪加工処理の際に、前記特定された目の視線方向から求まる瞳の基準位置に従って、前記目領域に対する前記瞳の基準位置の相対位置をもとに前記加工画像中の歪中心を設定することを特徴とする。
また、本発明にかかる撮影装置は、上記の発明において、前記目検出手段は、前記目領域の検出結果をもとに目の大きさを特定し、前記画像加工手段は、前記縮小処理として、前記特定された目の大きさをもとに前記加工画像の縮小を行うことを特徴とする。
また、本発明にかかる撮影装置は、上記の発明において、前記目検出手段は、前記目領域の検出結果をもとに目の形状を特定し、前記画像加工手段は、前記トリミング処理として、前記特定された目の形状をもとに、所定の切り出し位置を中心とした前記加工画像の切り出しを行うことを特徴とする。
また、本発明にかかる撮影装置は、上記の発明において、前記画像加工手段は、前記トリミング処理の際に、前記加工画像の中心に切り出し位置を設定することを特徴とする。
また、本発明にかかる撮影装置は、上記の発明において、前記目検出手段は、前記目領域の検出結果をもとに目の視線方向を特定し、前記画像加工手段は、前記トリミング処理の際に、前記特定された目の視線方向から求まる瞳の基準位置に従って、前記目領域に対する前記瞳の基準位置の相対位置をもとに前記加工画像中の切り出し位置を設定することを特徴とする。
また、本発明にかかる撮影装置は、上記の発明において、前記歪加工処理の際に用いる歪率、前記縮小処理の際に用いる縮小率、前記トリミング処理の際に用いるトリミング形状および前記透明処理の際に用いる透過率の少なくともいずれか一つを記憶する加工データ記憶手段を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる撮影装置は、上記の発明において、前記画像合成手段によって合成された合成画像を記録する記録手段を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる撮影装置は、上記の発明において、前記撮影部が撮影した撮影画像を前記表示部に順次切り換えて表示する制御を行う撮影画像表示制御手段を備え、前記原画像指定手段は、前記撮影画像表示制御手段によって順次表示制御される撮影画像の中から、顔を含む被写体を撮影した撮影画像を選択することによって前記原画像を指定し、前記加工画像指定手段は、前記撮影画像表示制御手段によって順次表示制御される撮影画像の中から、一の撮影画像を選択することによって前記加工画像を指定し、前記合成画像表示制御手段は、前記合成画像と併せて前記原画像および前記加工画像を表示する制御を行うことを特徴とする。
また、本発明にかかる撮影装置は、上記の発明において、前記合成画像表示制御手段は、前記合成画像を、前記原画像および前記加工画像と比して大きく表示する制御を行うことを特徴とする。
また、本発明にかかる撮影装置は、上記の発明において、前記撮影画像表示制御手段は、前記原画像指定手段によって前記原画像が指定された場合に、該指定された原画像を前記表示部に表示させた状態で前記撮影画像を順次切り換えて表示する制御を行うことを特徴とする。
また、本発明にかかる撮影装置は、上記の発明において、前記加工画像指定手段は、前記原画像指定手段によって前記原画像が指定された後、前記撮影画像表示制御手段によって前記撮影画像の表示が切り換えられる度に新たに表示制御された撮影画像を前記加工画像として指定し、前記画像合成指示手段は、前記加工画像指定手段によって前記加工画像が指定される度に前記原画像に対する前記加工画像の合成を指示することを特徴とする。
また、本発明にかかる撮影装置は、上記の発明において、前記撮影画像表示制御手段は、前記指定された原画像を前記表示部に表示させた状態で前記撮影画像を順次切り換えて表示する制御を行う際に、前記原画像と比して前記撮影画像を大きく表示する制御を行うことを特徴とする。
また、本発明にかかる撮影装置における画像合成方法は、被写体を撮影する撮影部を備えた撮影装置における画像合成方法であって、前記撮影部が撮影した撮影画像のうち、顔を含む被写体を撮影した撮影画像を原画像として指定する原画像指定ステップと、前記撮影部が撮影した撮影画像のうち、前記原画像に合成する撮影画像を加工画像として指定する加工画像指定ステップと、前記原画像に対する前記加工画像の合成を指示する画像合成指示ステップと、前記原画像から顔領域を検出し、該顔領域の検出結果をもとに目領域を検出する目検出ステップと、前記目検出ステップで検出された目領域の位置をもとに、前記原画像中の合成位置を設定する合成位置設定ステップと、前記加工画像を加工する画像加工ステップと、前記画像加工ステップで加工された前記加工画像を前記原画像中の合成位置に合成し、合成画像を生成する画像合成ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、自然な輝度分布を有する撮影画像を加工画像として加工し、顔を含む被写体を撮影した撮影画像の目領域に対してキャッチライトとして合成することができる。したがって、目領域にキャッチライトとして合成する素材を事前に準備する必要がなく、目領域に対する自然なキャッチライトの合成を簡単な構成で実現することができるという効果を奏する。
以下、図面を参照し、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。本実施の形態では、本発明の撮影装置をデジタルカメラに適用した場合を例にとって説明する。
(実施の形態)
図1は、デジタルカメラの背面図である。図1に示すように、デジタルカメラ1は、カメラ本体2の上面に配設された撮影タイミングを指示するためのシャッターボタン(レリーズボタン)3、カメラ本体2の背面に配設された電源ボタン4やメニューボタン5、上下左右の各方向ボタン(上ボタン、下ボタン、左ボタンおよび右ボタン)を有する十字ボタン6、操作内容を確定する等のためのOKボタン7、各種画面を表示する表示部24等を備えている。また、図示しないが、カメラ本体2の前面には、ファインダーや撮像レンズ等が配設される。
図2は、このデジタルカメラ1のシステム構成を示すブロック図である。図2に示すように、デジタルカメラ1は、撮像素子11と、レンズ系ユニット12と、レンズ駆動回路13と、撮像回路14と、SDRAM15と、AE部16と、AF部17と、画像処理部18と、目検出手段としての器官検出部20と、CPU21と、内蔵メモリ22と、表示駆動回路23と、表示部24と、通信I/F25と、操作部26と、着脱メモリ27と、電源回路28と、電池29とを備え、撮像回路14、レンズ駆動回路13、記憶部としてのSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)15、AE部16、AF部17、画像処理部18、器官検出部20、CPU21、表示駆動回路23および着脱メモリ27がバス30を介して接続されて構成されている。また、撮像素子11やレンズ系ユニット12、レンズ駆動回路13、撮像回路14は、被写体を撮影する撮影部を構成する。
撮像素子11は、例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサであって、レンズ系ユニット12を通して入射する被写体像を光電変換し、アナログ電気信号を出力する。
レンズ系ユニット12は、AF(Auto-Focus)用レンズやズーム用レンズ等を含む撮像レンズ、絞り、シャッター等を含み、レンズ駆動回路13は、CPU21の制御のもと、レンズ系ユニット12を駆動する。
撮像回路14は、撮像素子11から出力されたアナログ電気信号に対してCDS(Correlated Double Sampling)やAGC(Automatic Gain Control)等のアナログ信号処理を行った後、デジタル電気信号に変換するとともに、このデジタル電気信号に対して画素補間処理や色補正処理等のデジタル信号処理を行い、画像データとして出力する。この画像データは、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)15に一時的に記憶される。
SDRAM15は、撮像回路14から出力される画像データや、画像処理部18による処理中の画像データ等の一時記憶用に使用される。例えば、撮影タイミングで撮像回路14から出力された静止画像(以下、「撮影画像」という。)の画像データや、スルー画像(ライブ画像)の画像データ等が一時的に記憶される。デジタルカメラ1のモードの一つである撮影モード等では、撮像素子11に結像されている被写体像が動画的にリアルタイムに表示部24に表示されるようになっており、スルー画像とは、この画像のことをいう。
AE部16は、撮像回路14から出力された画像データをもとに、自動露出を行う。AF部17は、撮像回路14から出力された画像データをもとに、自動焦点調節を行う。
画像処理部18は、撮像回路14から出力された画像データに対して各種の画像処理を施すとともに、記録用、表示用、キャッチライト合成用等に適した画像データに変換する処理を行う。例えば、撮影画像の画像データを記録する際、あるいは記録されている画像データを表示する際等に、JPEG(Joint Photographic Experts Group)方式等に基づく画像データの圧縮処理や伸張処理を行う。また、画像データを加工して歪ませる歪加工処理、画素数を増減させて画像データを拡大または縮小させるリサイズ処理、画像データを切り出すトリミング処理、各画素の輝度成分や色成分を調整する明るさ調整処理や色調整処理、透明処理等、画像データに対する各種の画像処理を行う。この画像処理部18は、歪加工処理を行う歪加工処理部181を含む。図3は、歪加工処理部181の構成を示すブロック図である。図3に示すように、歪加工処理部181は、歪加工処理を施す加工対象の撮影画像(加工画像)の元座標(x,y)を生成する座標生成部183と、周知技術であるの歪加工の手法を適用し、座標生成部183が生成した元座標(x,y)を歪加工座標(x´,y´)に変換して出力する歪加工座標変換部185とを備え、加工画像中の所定位置を歪中心としてこの加工画像を所定の歪率で歪ませる処理を行う。この歪加工処理部181は、制御レジスタ191を通じて動作制御され、得られた歪加工座標(x´,y´)が結果格納用レジスタ193に格納されようになっている。
器官検出部20は、撮影画像の画像データをもとに、周知技術であるパターンマッチングを適用してこの画像データ中の顔の領域(顔領域)を検出し、この顔領域の検出結果をもとに左右の目や鼻、唇等の各顔パーツを検出する。本実施の形態では、器官検出部20は、顔領域の検出結果をもとに左右の目の領域(目領域)を検出し、この目領域の検出結果をもとに目の大きさ、形状および視線(視軸)の方向を特定する。視線方向の特定は、適宜周知の手法を用いて行うことができるが、例えば、目領域中の瞳孔部分および瞳孔周辺の虹彩部分である黒目の位置を検出するとともに、左右二つの目領域が検出されているか否かや、顔領域に対する検出された目領域の位置、顔領域に対する鼻や唇等の他の顔パーツの位置、目領域に対する黒目の位置等を組み合わせることにより特定することができる。検出された人物画像中の顔領域の位置座標、目領域の位置座標や目の大きさ、形状および視線方向を含む顔パーツのデータは、SDRAM15に記憶される。
CPU21は、操作部26からの操作信号等に応じて内蔵メモリ22からカメラプログラムを読み出して実行し、デジタルカメラ1を構成する各部に対する指示やデータの転送等を行ってデジタルカメラ1の動作を統括的に制御する。内蔵メモリ22は、例えばフラッシュメモリ等の電気的に書き換えが可能な不揮発性メモリであり、この内蔵メモリ22には、デジタルカメラ1を動作させ、このデジタルカメラ1が備える種々の機能を実現するための各種のカメラプログラムや、このカメラプログラムの実行中に使用されるデータ等が予め記録されている。
表示駆動回路23は、CPU21の制御のもと、表示部24を駆動する。
表示部24は、撮影画像やスルー画像の他、デジタルカメラ1の各種設定情報等を表示するためのものであり、LCD(Liquid Crystal Display)やELディスプレイ(Electroluminescence Display)等の表示装置で実現される。この表示部24には、撮影モード中は例えば1フレーム毎にスルー画像が再描画されて動画的に連続表示され、再生モード中は撮影画像が表示される。
操作部26は、撮影タイミングの指示、撮影モードや再生モードといったモードの設定操作、撮影条件の設定操作等、ユーザによる各種操作を受け付けて操作信号をCPU21に通知するためのものであり、各種機能が割り当てられたボタンスイッチ等で実現される。この操作部26は、図1のシャッターボタン3、電源ボタン4、メニューボタン5、十字ボタン6、およびOKボタン7を含む。
通信I/F25は、例えばUSB(Universal Serial Bus)等の通信規格によってデジタルカメラ1を例えばパソコン等の外部機器と接続するためのインターフェースである。
着脱メモリ27は、例えばxD−ピクチャーカード(登録商標)やコンパクトフラッシュ(登録商標)カード等のデジタルカメラ1に着脱自在なメモリカードである。この着脱メモリ27には、その種類に応じた図示しない読み書き装置によって撮影画像の画像データが書き込まれ、または読み書き装置によって着脱メモリ27に記録された画像データが読み出される。
電源回路28は、装填されている電池29によって供給される電力を、所定の電力に変換してデジタルカメラ1の各部へと供給する。
ここで、以上のように構成されるデジタルカメラ1の機能の一つであるキャッチライト合成機能の概要について説明する。本実施の形態のデジタルカメラ1は、人物等の顔を含む被写体を撮影した撮影画像を原画像とし、この原画像中の目領域にキャッチライトを合成する処理を行うが、このとき、デジタルカメラ1のユーザが過去に撮影した撮影画像を加工画像(以下、本実施の形態では、「テンプレート画像」と称す。)として加工する。そして、加工したテンプレート画像をキャッチライトとして原画像中の目領域に合成する。
図4は、キャッチライトの合成原理を説明する説明図である。キャッチライトの合成に際しては、事前に原画像中の目領域を検出し、目の大きさ、形状および視線方向を特定しておく。そして、特定した目の視線方向をもとに目領域中の瞳の基準位置を求め、この瞳の基準位置を合成位置として設定するとともに、特定した目の大きさ、形状および視線方向をもとにテンプレート画像を加工し、加工したテンプレート画像を原画像中の目領域の合成位置に合成する。ここで、左右の二つの目領域が検出されている場合には、それぞれに合成位置を設定し、対応する目の大きさ、形状および視線方向をもとにテンプレート画像を別個に加工して対応する合成位置に合成する。
すなわち先ず、図4に示すように、テンプレート画像I1に縮小処理を施し、特定した目の大きさに応じた縮小率α(α<1)でテンプレート画像I1を縮小する(A)。続いて、縮小処理したテンプレート画像I3に歪加工処理を施し、縮小処理したテンプレート画像I3の例えば中心を歪中心とした歪加工を行って歪加工画像I5を生成する(B)。このとき、歪加工処理部181によって、縮小したテンプレート画像I3中の例えば元座標P1(x,y)が歪加工座標P3(x´,y´)に変換される。図5−1は、縮小処理したテンプレート画像I11の一例を示す図であり、図5−2は、図5−1の縮小処理したテンプレート画像に対して歪加工処理を施した歪加工画像I13の一例を示す図である。縮小処理したテンプレート画像I11に対して歪加工処理を施すのは、加工後のテンプレート画像を最終的に球面状の眼球が映る目領域に合成するためであり、例えば予め設定された所定の歪率で縮小処理したテンプレート画像I11を歪ませて、図5−2に示すような歪加工画像I13を生成する。これにより、合成後の画像に不自然さが生じないようにすることができる。
続いて、図4に示すように、歪加工画像I5にトリミング処理を施し、特定した目の形状に従って目領域からはみ出さないように歪加工画像I5の外形を切り出す。具体的には先ず、特定した目の視線方向から求まる瞳の基準位置(本実施の形態では合成位置)に従って、歪加工画像中の切り出し位置を設定する。例えば特定した目の視線方向が正面向きであれば、図4中のトリミング処理(C−1)の上段に示すように、目領域E1中の黒目の中心が瞳の基準位置P5として求められるが、この瞳の基準位置P5の目領域E1に対する相対位置から、歪加工画像I5中の切り出し位置P6を設定する。これによって、目領域E1に対する瞳の基準位置P5の相対位置と略一致するように、歪加工画像I5の中心付近に切り出し位置P6が設定される。これに対し、例えば視線方向が右方向に横を向いている場合には、図4中のトリミング処理(C−2)の上段に示すように、瞳の基準位置P7が黒目の中心よりも右側にずれた位置として求められ、目領域E3に対する瞳の基準位置P7の相対位置から、歪加工画像I5中の切り出し位置P8を設定する。これによって、歪加工画像I5中において、その中心から右側にずれた位置に切り出し位置P8が設定される。
そして、図4中のトリミング処理(C−1)の下段に示すように、求めた切り出し位置P6を中心とし、予め設定された所定のトリミング形状で歪加工画像I7を切り出す。あるいは、図4中のトリミング処理(C−2)の下段に示すように、求めた切り出し位置P8を中心とし、予め設定された所定のトリミング形状で歪加工画像I9を切り出す。図示の例では、トリミング形状を円形状としている。具体的には、特定した目の形状をもとに、目領域からはみ出さないようにトリミング形状のサイズを決定し、決定したサイズで歪加工画像I5の切り出しを行う。
そして最後に、トリミング処理した歪加工画像I7,I9を、瞳の基準位置P5,P7である原画像中の目領域の合成位置に合成する。このとき、原画像中の上書き対象位置が黒目の位置の場合にはトリミング処理した歪加工画像の色成分および輝度成分で上書きする。一方、黒目の位置でない場合(白目の位置の場合)には、原画像中の上書き対象位置よりもトリミング処理した歪加工画像が明るい場合に、輝度成分のみを上書きすることとする。例えば、図4中の合成処理(D−1)では、黒目の範囲E5についてはトリミング処理した歪加工画像I7の色成分および輝度成分を上書きする。そして、白目の範囲E6については、原画像中の上書き対象位置よりもトリミング処理した歪加工画像I7が明るければ、歪加工画像I7の輝度成分のみを上書きする。一方、図4中の合成処理(D−2)では、トリミング処理した歪加工画像I9の上書き対象位置が全て黒目の範囲E7内であるため、トリミング処理した歪加工画像I9の色成分および輝度成分を上書きする。これによって、トリミング処理した歪加工画像を白目の位置に合成する場合であっても、合成画像に不自然さが生じないようにすることができる。
次に、デジタルカメラ1の動作について説明する。図6は、デジタルカメラ1の基本動作を示すフローチャートである。図6に示すように、デジタルカメラ1は、電源ボタン4が押下されて電源投入(パワーON)されると(ステップa1:Yes)、パワーON状態に遷移する(ステップa3)。
そして、メニュー操作ありの場合(メニューボタン5が押下された場合)には(ステップa5:Yes)、メニュー動作に移る(ステップa7)。このメニュー動作では、CPU21がメニュー処理を開始し、メニュー画面を表示部24に表示させてモードの設定メニューや各種撮影条件の設定メニュー等のメニュー項目を提示する。そして、CPU21は、ユーザ操作によって選択されたメニュー項目に応じた処理を行い、操作部26からの操作信号に従ってモードの設定や撮影条件の設定・変更等を行うための処理を実行する。ここでのメニュー処理によって、例えば撮影モードや再生モード等のモードを設定することができる。
メニュー操作がなければ(ステップa5:No)、現在設定されているモードに応じた動作に移る。すなわち、現在のモードが撮影モードの場合には(ステップa9:Yes)、撮影モード動作に移る(ステップa11)。ここで、撮影モード動作に移ると、表示部24に対してスルー画像の表示が継続的に行われるスルー画像表示状態となる。すなわち、撮像素子11に結像されている被写体像の画像データをSDRAM15に一時的に記憶するとともに、この画像データを表示部24に表示する一連の処理を繰り返し行い、スルー画像を動画的に連続表示する。そして、例えばシャッターボタン3が押下されたタイミングで撮影処理を行い、このときの撮影範囲の画像を撮影画像として生成する。一方、現在のモードが撮影モードではなく(ステップa9:No)、再生モードの場合には(ステップa13:Yes)、再生モード動作に移る(ステップa15)。このときCPU21は、例えば、着脱メモリ27に記録されている撮影画像の画像データを読み出して表示部24に再生表示するための制御を行う。また、現在のモードが再生モードではなく(ステップa13:No)、その他のモードの場合には(ステップa17:Yes)、そのモードに応じた動作に移る(ステップa19)。
そして、電源ボタン4が押下されて電源が遮断(パワーOFF)されると(ステップa21:Yes)、デジタルカメラ1はパワーOFF状態へと遷移し(ステップa23)、基本動作を終える。パワーOFFされなければ(ステップa21:No)、ステップa5に戻る。
次に、再生モードの場合のデジタルカメラ1の再生モード動作について説明する。図7は、デジタルカメラ1の再生モード動作を示すフローチャートである。再生モード動作に移ると、CPU21は、再生モード処理を開始する。CPU21は先ず、再生メニュー処理を行い、再生モードのメニュー項目を表示部24に表示させてその選択操作を受け付ける(ステップb1)。そして、キャッチライト合成メニュー以外のメニュー項目が選択された場合には(ステップb3:No)、選択されたメニュー項目に応じた再生動作に移り(ステップb5)、その後、図6のステップa15にリターンし、ステップa21に移行する。
一方、キャッチライト合成メニューが選択された場合には(ステップb3:Yes)、CPU21は、撮影画像表示制御手段として、着脱メモリ27に記録されている撮影画像を順次表示部24に表示させて再生する制御を行い、キャッチライトを合成する原画像の選択操作を受け付ける。具体的には、CPU21は、十字ボタン6が押下された場合に(ステップb7:Yes)、原画像切換処理を行って再生する撮影画像を切り換えて表示部24に表示制御する(ステップb9)。そして、CPU21は、OKボタン7が押下された場合には(ステップb11:Yes)、原画像指定手段として、表示中の撮影画像を原画像として指定する(ステップb13)。OKボタン7が押下されなれければ(ステップb11:No)、ステップb7に戻る。ユーザは、撮影画像の中から、人物等の顔を含む被写体を撮影した撮影画像を原画像として指定する。
続いて、CPU21は、撮影画像表示制御手段として、再度着脱メモリ27に記録されている撮影画像を順次表示部24に表示させて再生する制御を行い、ステップb13で指定した原画像に合成するテンプレート画像の選択操作を受け付ける。具体的には、CPU21は、十字ボタン6が押下された場合に(ステップb14:Yes)、テンプレート画像切換処理を行って再生する撮影画像を切り換えて表示部24に表示制御する(ステップb15)。そして、CPU21は、OKボタン7が押下された場合には(ステップb17:Yes)、加工画像指定手段として、表示中の撮影画像をテンプレート画像として指定する(ステップb19)。OKボタン7が押下されなれければ(ステップb17:No)、ステップb14に戻る。ユーザは、撮影画像の中から、原画像に映る被写体の目領域にキャッチライトとして合成する撮影画像をテンプレート画像として指定する。
そして、このようにしてユーザの選択操作に従って原画像およびテンプレート画像を指定したならば、CPU21は、画像合成指示手段として合成処理の開始を制御し、原画像の目領域にテンプレート画像をキャッチライトとして合成した合成画像を生成する(ステップb21)。そして、CPU21は、合成画像表示制御手段として、生成した合成画像を表示部24に表示する制御を行うとともに(ステップb23)、この合成画像を記録手段としての着脱メモリ27に記録する制御を行う(ステップb25)。その後、図6のステップa15にリターンし、ステップa21に移行する。
図8は、合成処理の詳細な処理手順を示すフローチャートである。図8に示すように、合成処理では先ず、器官検出部20が器官検出処理を行い、原画像から顔領域を検出し、この顔領域の検出結果をもとに、左右の目領域等の顔パーツを検出する(ステップc1)。このとき、器官検出部20は、検出した目領域中の黒目の位置を検出する。そして、器官検出部20は、目領域の検出結果をもとに、左目の大きさ、形状および視線方向を特定するとともに(ステップc3)、右目の大きさ、形状および視線方向を特定する(ステップc5)。ここで、原画像が横顔を写した撮影画像の場合等、ステップc1で検出した目領域が一つの場合には、この一つの目領域について、目の大きさ、形状および視線方向を特定する。
続いて、画像処理部18が、合成位置設定手段として、例えばステップc3およびステップc5で特定した目の視線方向をもとに目領域中の瞳の基準位置を求め、この瞳の基準位置を合成位置とする(ステップc7)。このとき、左右の目領域を検出している場合には、その瞳の基準位置をそれぞれ合成位置として設定する。そして、画像処理部18が、検出した目領域について(左右の目領域を検出している場合には各目領域それぞれについて個別に)ステップc9〜ステップc13の処理を順次実行することにより、画像加工手段としてテンプレート画像を加工し、画像合成手段として原画像中の対応する目領域に設定された合成位置に加工したテンプレート画像をキャッチライトとして合成する。
すなわち先ず、画像処理部18は、テンプレート画像の縮小処理を行う(ステップc9)。このとき、ステップc3およびステップc5で特定した目の大きさをもとに縮小率αを決定し、この縮小率αでテンプレート画像を縮小する。次いで、画像処理部18において、歪加工処理部181が、縮小処理したテンプレート画像の例えば中心を歪中心として歪加工処理を行い、この縮小処理したテンプレート画像を歪加工して歪加工画像を生成する(ステップc11)。次いで、画像処理部18は、歪加工画像のトリミング処理を行う(ステップc13)。具体的には先ず、ステップc3およびステップc5で特定した目の視線方向から求まる瞳の基準位置に従って、対応する目領域に対する瞳の基準位置の相対位置をもとに歪加工画像中の切り出し位置を設定する。なお、本実施の形態では、ステップc7で設定した合成位置が瞳の基準位置に相当する。そして、ステップc3およびステップc5で特定した目の形状をもとに、設定した切り出し位置を中心とした歪加工画像の切り出しを行い、歪加工画像の外形が対応する目領域からはみ出さないように切り出す。
続いて、画像処理部18は、トリミング処理した歪加工画像のピクセルを順番に処理ピクセルに設定する(ステップc14)。そして、画像処理部18は、原画像中の目領域の合成位置をもとに、設定した処理ピクセルに対応する原画像中の上書き対象位置のピクセルが黒目の位置か否かを判定する。黒目の位置であれば(ステップc15:Yes)、画像処理部18は、原画像中の上書き対象位置のピクセルの色成分および輝度成分を、処理ピクセルの色成分および輝度成分で上書きすることにより合成を行い(ステップc17)、ステップc23に移行する。黒目の位置でない場合、すなわち白目の位置の場合には(ステップc15:No)、画像処理部18は、続いて原画像中の上書き対象位置のピクセルの輝度成分と処理ピクセルの輝度成分とを比較し、上書き対象位置のピクセルの輝度が処理ピクセルの輝度以上の場合には(ステップc19:No)、ステップc23に移行する。一方、上書き対象位置のピクセルの輝度が処理ピクセルの輝度未満の場合には(ステップc19:Yes)、原画像中の上書き対象位置のピクセルの輝度成分を処理ピクセルの輝度成分で上書きすることにより合成を行い(ステップc21)、ステップc23に移行する。
そして、ステップc23では、トリミング処理した歪加工画像の全てのピクセルを処理ピクセルとしてステップc15〜ステップc21の処理を行ったか否かを判定する。全てのピクセルを処理していない場合には(ステップc23:No)、次のピクセルを処理ピクセルに設定し(ステップc25)、ステップc15に戻る。全てのピクセルを処理した場合には(ステップc23:Yes)、図7のステップb21にリターンし、その後ステップb23に移行する。
次に、原画像の目領域にテンプレート画像をキャッチライト合成する際のデジタルカメラ1の操作例について説明する。図9〜図13は、キャッチライト合成メニューを選択した際に表示部24に表示される表示画面の遷移例を示す図であり、原画像の目領域にテンプレート画像をキャッチライト合成する際のデジタルカメラ1の第1の操作例を示している。モードを再生モードに切り替え、再生メニューからキャッチライト合成メニューを選択すると、先ず、図9に示すように、画面中央の撮影画像表示エリアE21において、過去に撮影されて着脱メモリ27に記録されている撮影画像が表示されて再生される。そして、この撮影画像表示エリアE21の最前面の撮影画像がユーザ操作に従って切り換えられ、撮影画像が順次表示されるようになっている。具体的には、ユーザは、十字ボタン6を押下し、撮影画像表示エリアE21の最前面の撮影画像を切り換える。そして、人物等の顔を含む被写体を撮影した所望の撮影画像が最前面に表示された状態でOKボタン7を押下することによって、原画像の選択操作を行う。例えば図9に示す状態でOKボタン7を押下すると、図10に示すように、撮影画像表示エリアE21の最前面の撮影画像I21が画面左上の原画像表示エリアE23に移動しながら段階的に縮小していく演出表示がなされ、最終的に撮影画像I21が原画像表示エリアE23に縮小表示されてこの撮影画像I21が原画像として指定される。
原画像を指定すると、図11に示すように、画面左上の原画像表示エリアE23に原画像の撮影画像I21が縮小表示された状態で、画面中央の撮影画像表示エリアE21において再度撮影画像が再生表示される。そして、この撮影画像表示エリアE21の最前面の撮影画像がユーザ操作に従って切り換えられ、撮影画像が順次表示されるようになっている。ユーザは、原画像を指定したときと同じ要領で、十字ボタン6を押下することによって撮影画像表示エリアE21の最前面の撮影画像を切り換え、所望の撮影画像が最前面に表示された状態でOKボタン7を押下することによってテンプレート画像の選択操作を行う。例えば、図11に示す状態でOKボタン7を押下すると、図12に示すように、撮影画像表示エリアE21の最前面の撮影画像I23が画面左下のテンプレート画像表示エリアE25に移動しながら段階的に縮小していく演出表示がなされ、最終的に撮影画像I23がテンプレート画像表示エリアE25に縮小表示されてこの撮影画像I23がテンプレート画像として指定される。
テンプレート画像を指定すると、内部処理として図8に示した合成処理が行われ、縮小処理、歪加工処理およびトリミング処理が順次施されて加工されたテンプレート画像である撮影画像I23を原画像である撮影画像I21の左右の目領域にキャッチライトとしてそれぞれ合成した合成画像I25が生成される。そして、図13に示すように、画面左上の原画像表示エリアE23に原画像の撮影画像I21が縮小表示されるとともに、画面左下のテンプレート画像表示エリアE25にテンプレート画像の撮影画像I23が縮小表示された状態で、画面中央に生成された合成画像I25が表示される。この合成画像I25は、その目領域において、図5−2に示して説明したような歪加工処理を含む加工が施された撮影画像I23がキャッチライトとして合成された画像である。そして、このときOKボタン7を押下すると、合成画像I25が着脱メモリ27に記録される。
この第1の操作例によれば、指定した原画像の目領域に対して加工したテンプレート画像をキャッチライトとして合成した合成画像を、原画像およびテンプレート画像に指定した各撮影画像とともに、同じ画面上で確認することができるという効果がある。また、原画像の選択操作時には、撮影画像が画面中央に表示される。そして、テンプレート画像の選択時には、既に指定した原画像が縮小表示され、画面中央の撮影画像が原画像と比して大きく表示されるので、撮影画像の中から原画像またはテンプレート画像を選択する際に撮影画像を視認し易い。さらに、原画像およびテンプレート画像の指定後においては、指定した原画像およびテンプレート画像が縮小表示され、画面中央の合成画像が原画像およびテンプレート画像と比して大きく表示されるので、合成イメージを確認し易い。
また、図14および図15は、キャッチライト合成メニューを選択した際に表示部24に表示される表示画面の他の遷移例を示す図であり、原画像の目領域にテンプレート画像をキャッチライト合成する際のデジタルカメラ1の第2の操作例を示している。
第2の操作例では、モードを再生モードに切り替え、再生メニューからキャッチライト合成メニューを選択すると、先ず、図14に示すように、画面左上の原画像指定エリアE31において、過去に撮影されて着脱メモリ27に記録されている撮影画像が表示されて再生される。そして、この原画像指定エリアE31の最前面の撮影画像がユーザ操作に従って切り換えられ、撮影画像が順次表示されるようになっている。ユーザは、十字ボタン6を押下することによって原画像指定エリアE31の最前面の撮影画像を切り換え、顔を含む被写体を撮影した所望の撮影画像を最前面に表示させた状態でOKボタン7を押下することによって原画像の選択操作を行う。
そして、例えば図14に示す状態でOKボタン7を押下すると、この原画像指定エリアE31の最前面の撮影画像I31が原画像として指定され、続いて図15に示すように、画面左上の原画像表示エリアE33に原画像の撮影画像I31が縮小表示された状態で、画面左下のテンプレート画像指定エリアE35において撮影画像が再生表示される。そして、このテンプレート画像指定エリアE35の最前面の撮影画像がユーザ操作に従って切り換えられ、撮影画像が順次表示されるようになっている。ここで、ユーザは、十字ボタン6を押下することによってテンプレート画像指定エリアE35の最前面の撮影画像を切り換え、所望の撮影画像をテンプレート画像として指定することができるが、第2の操作例では、テンプレート画像指定エリアE35において最前面の撮影画像が切り換えられる度に、画面中央の合成画像表示エリアE37において合成画像がプレビュー表示されるようになっている。具体的には、内部処理としてテンプレート画像指定エリアE35の最前面の撮影画像I33を加工し、原画像である撮影画像I31の目領域にキャッチライトとして合成する処理が行われ、画面中央の合成画像表示エリアE37において、生成された合成画像I35が表示される。例えば図15に示す状態でOKボタン7を押下すれば、合成画像I35が着脱メモリ27に記録される。一方、OKボタン7を押下せずに十字ボタン6を押下した場合には、テンプレート画像指定エリアE35の最前面の撮影画像が切り換えられる。そして、内部処理として、テンプレート画像指定エリアE35において新たに最前面に表示された撮影画像を加工し、原画像である撮影画像I31の目領域にキャッチライトとして合成する処理が行われ、画面中央の合成画像表示エリアE37の表示が更新されて新たに生成された合成画像が表示されることとなる。
この第2の操作例によれば、原画像を指定した状態でテンプレート画像指定エリアE35においてテンプレート画像を切り換えることにより、指定した原画像の目領域に対してテンプレート画像をキャッチライトとして合成した場合の合成画像をリアルタイムに確認することができる。指定するテンプレート画像(詳細には、指定するテンプレート画像の輝度分布)によって合成イメージは当然異なるが、この第2の操作例によれば、合成イメージを確認しながら原画像に合成するテンプレート画像を指定することができる。またこのとき、合成画像とともに、原画像およびテンプレート画像に指定した撮影画像を同じ画面上で確認することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、撮影画像をテンプレート画像として加工し、顔を含む被写体を撮影した撮影画像の目領域に対してキャッチライトとして合成することができる。ここで、テンプレート画像として用いる撮影画像は、人物や風景等、ユーザが過去に撮影した撮影画像の中から自由に選択することができるが、撮影画像は自然な輝度分布を有する。したがって、撮影画像で得られる自然な輝度分布によって、目領域にキャッチライトとして合成する素材を事前に準備することなく、簡単な構成で自然なキャッチライト合成が実現できるという効果を奏する。また、テンプレート画像に対し、目の大きさ、形状および視線方向をもとに縮小処理や歪加工処理、トリミング処理等を施し加工するので、より自然なキャッチライトが実現できる。
以上、この発明の好適な実施の形態について説明したが、この発明は、上記したものに限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
例えば、上記した実施の形態では、歪加工処理の際の歪中心を、縮小処理したテンプレート画像の中心とする場合について説明したが、目の視線方向から求まる瞳の基準位置に従って、対応する目領域に対する瞳の基準位置の相対位置をもとに縮小処理したテンプレート画像中の歪中心を設定することとしてもよい。図16−1および図16−2は、この場合の歪中心の設定方法を説明する図である。例えば、図16−1に示すように目の視線方向が正面向きであれば、目領域E41中の黒目の中心を瞳の基準位置O41とし、目領域E41に対する瞳の基準位置O41の相対位置と略一致するように、縮小処理したテンプレート画像I41の中心付近に歪中心O43を設定する。これに対し、例えば視線方向が左方向に横を向いている場合には、図16−2に示すように、瞳の基準位置O45が黒目の中心よりも左側にずれた位置として求められ、目領域E43に対する瞳の基準位置O45の相対位置から、縮小処理したテンプレート画像I43中の歪中心O47を設定する。
図17は、本変形例におけるキャッチライトの合成原理を説明する説明図である。本変形例では、上記した実施の形態と同様にして、先ずテンプレート画像I51に縮小処理を施す(E)。続いて、図16−1,2に示して説明したように、目領域に対する瞳の基準位置の相対位置から縮小処理したテンプレート画像I51中の歪中心を設定し、この歪中心に従って歪加工を行って歪加工画像I55を生成する(F)。図示の例では、歪加工処理部181によって、縮小したテンプレート画像I53中の例えば元座標P51(x,y)が歪加工座標P53(x´,y´)に変換される。続いて、図17に示すように、歪加工画像I55にトリミング処理を施し、特定した目の形状に従って目領域からはみ出さないように歪加工画像I55の外形を切り出す(G)。具体的には、歪加工画像I55中の例えば歪中心を切り出し位置P55とし、この切り出し位置P55を中心として歪加工画像I55の切り出しを行う。そして最後に、トリミング処理した歪加工画像I57を原画像中の目領域中の瞳の基準位置P57である合成位置に合成する(H)。
また、上記した実施の形態では、歪加工処理の際、縮小したテンプレート画像を、その矩形形状に内接するように歪ませる場合について説明したが、これに限定されるものではない。図18は、歪加工処理の変形例を説明する図である。例えば、縮小したテンプレート画像I61中の例えば元座標P61(x,y)を歪加工座標P63(x´,y´)に変換するように歪加工を行い、縮小したテンプレート画像I61をその矩形形状に外接するように歪ませて歪加工画像I63を生成するようにしてもよい。
また、瞳(黒目)の大きさや形状をもとに、瞳からはみ出さないように歪加工画像をトリミング処理することとしてもよい。これによれば、目領域の瞳の部分に、加工したテンプレート画像をキャッチライトとして合成することができる。またこの場合に、トリミング処理する際のトリミング形状を、瞳の外形に沿うように決定することとしてもよい。
また、加工したテンプレート画像を、原画像中の目領域にキャッチライトとして合成した後で、このキャッチライトの位置をユーザ操作に従って微調整できるように構成してもよい。例えば、図7のステップb23において合成画像を表示部24に表示制御した後、ステップb25において合成画像を記録する前に、キャッチライト位置の微調整を受け付けるメッセージを表示部24に表示する制御を行う。そして、例えば十字ボタン6によってキャッチライト位置の上下左右の4方向での微調整を受け付け、OKボタン7によって操作を確定するようにしてもよい。
また、上記した実施の形態では、所定の歪率で歪加工処理を行う場合について説明したが、例えば目の大きさ、形状、視線方向またはこの視線方向から算出する瞳の基準位置等に応じて歪率を可変することとしてもよい。またこの場合に、この歪率を内蔵メモリ22やSDRAM15に予め記憶しておくこととしてもよい。
また、上記した実施の形態では、トリミング形状を円形状としてトリミング処理を行う場合について説明したが、トリミング形状は楕円形状等の他の形状としてもよい。また、予め複数パターンのトリミング形状を内蔵メモリ22やSDRAM15に記憶しておき、例えば目の大きさ、形状、視線方向またはこの視線方向から算出する瞳の基準位置等に応じて適切なトリミング形状を選出するように構成することもできる。
また、上記した実施の形態では、テンプレート画像として指定された撮影画像に対して歪加工処理、縮小処理およびトリミング処理を施す場合について説明したが、明るさ調整処理や色調整処理、透明処理等の画像処理を適宜施してテンプレート画像を加工することとしてもよい。また、テンプレート画像に透明処理を施して加工する場合に、この透明処理の際に用いる透過率を予め内蔵メモリ22やSDRAM15に記憶しておき、この透過率に従ってテンプレート画像を透明処理することとしてもよい。
また、上記した実施の形態では、テンプレート画像を目の大きさをもとに縮小処理した後、歪加工処理を施して加工することとしたが、先に歪加工処理を施し、その後目の大きさをもとに縮小処理することとしてもよい。
また、上記した実施の形態では、撮影画像の中から先ず原画像を指定し、次いで原画像の目領域にキャッチライトとして合成する加工画像を指定する場合について説明したが、加工画像を指定した後に、原画像を指定するようにしても構わない。
デジタルカメラの背面図である。 デジタルカメラのシステム構成を示すブロック図である。 歪加工処理部の構成を示すブロック図である。 キャッチライトの合成原理を説明する説明図である。 縮小処理したテンプレート画像の一例を示す図である。 図5−1の縮小処理したテンプレート画像に対して歪加工処理を施した歪加工画像の一例を示す図である。 デジタルカメラの基本動作を示すフローチャートである。 デジタルカメラの再生モード動作を示すフローチャートである。 合成処理の詳細な処理手順を示すフローチャートである。 デジタルカメラの第1の操作例を説明する画面遷移例を示す図である。 デジタルカメラの第1の操作例を説明する画面遷移例を示す図である。 デジタルカメラの第1の操作例を説明する画面遷移例を示す図である。 デジタルカメラの第1の操作例を説明する画面遷移例を示す図である。 デジタルカメラの第1の操作例を説明する画面遷移例を示す図である。 デジタルカメラの第2の操作例を説明する画面遷移例を示す図である。 デジタルカメラの第2の操作例を説明する画面遷移例を示す図である。 変形例における歪中心の設定方法を説明する図である。 変形例における歪中心の設定方法を説明する図である。 変形例におけるキャッチライトの合成原理を説明する説明図である。 歪加工処理の変形例を説明する図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 カメラ本体
3 シャッターボタン(レリーズボタン)
5 メニューボタン
6 十字ボタン
7 OKボタン
11 撮像素子
12 レンズ系ユニット
13 レンズ駆動回路
14 撮像回路
15 SDRAM
16 AE部
17 AF部
18 画像処理部
181 歪加工処理部
183 座標生成部
185 歪加工座標変換部
20 器官検出部
21 CPU
22 内蔵メモリ
23 表示駆動回路
24 表示部
25 通信I/F
26 操作部
27 着脱メモリ
28 電源回路
29 電池
30 バス

Claims (18)

  1. 被写体を撮影する撮影部を備えた撮影装置であって、
    前記撮影部が撮影した撮影画像のうち、顔を含む被写体を撮影した撮影画像を原画像として指定する原画像指定手段と、
    前記撮影部が撮影した撮影画像のうち、前記原画像に合成する撮影画像を加工画像として指定する加工画像指定手段と、
    前記原画像に対する前記加工画像の合成を指示する画像合成指示手段と、
    前記原画像から顔領域を検出し、該顔領域の検出結果をもとに目領域を検出する目検出手段と、
    前記目検出手段によって検出された目領域の位置をもとに、前記原画像中の合成位置を設定する合成位置設定手段と、
    前記加工画像を加工する画像加工手段と、
    前記画像加工手段によって加工された前記加工画像を、前記原画像中の合成位置に合成して合成画像を生成する画像合成手段と、
    前記合成画像を表示部に表示する制御を行う合成画像表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮影装置。
  2. 前記目検出手段は、前記目領域の検出結果をもとに目の視線方向を特定し、
    前記合成位置設定手段は、前記特定された目の視線方向をもとに目領域中の瞳の基準位置を求め、該瞳の基準位置を前記合成位置として設定することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記画像加工手段は、前記加工画像に対して、歪加工処理、縮小処理、トリミング処理、明るさ調整処理、色調整処理および透明処理の少なくともいずれか一つを施すことを特徴とする請求項1または2に記載の撮影装置。
  4. 前記画像加工手段は、前記歪加工処理として、前記加工画像中の所定位置を歪中心とした前記加工画像の歪加工を行うことを特徴とする請求項3に記載の撮影装置。
  5. 前記画像加工手段は、前記歪加工処理の際に、前記加工画像の中心に歪中心を設定することを特徴とする請求項4に記載の撮影装置。
  6. 前記目検出手段は、前記目領域の検出結果をもとに目の視線方向を特定し、
    前記画像加工手段は、前記歪加工処理の際に、前記特定された目の視線方向から求まる瞳の基準位置に従って、前記目領域に対する前記瞳の基準位置の相対位置をもとに前記加工画像中の歪中心を設定することを特徴とする請求項4に記載の撮影装置。
  7. 前記目検出手段は、前記目領域の検出結果をもとに目の大きさを特定し、
    前記画像加工手段は、前記縮小処理として、前記特定された目の大きさをもとに前記加工画像の縮小を行うことを特徴とする請求項3〜6のいずれか一つに記載の撮影装置。
  8. 前記目検出手段は、前記目領域の検出結果をもとに目の形状を特定し、
    前記画像加工手段は、前記トリミング処理として、前記特定された目の形状をもとに、所定の切り出し位置を中心とした前記加工画像の切り出しを行うことを特徴とする請求項3〜7のいずれか一つに記載の撮影装置。
  9. 前記画像加工手段は、前記トリミング処理の際に、前記加工画像の中心に切り出し位置を設定することを特徴とする請求項8に記載の撮影装置。
  10. 前記目検出手段は、前記目領域の検出結果をもとに目の視線方向を特定し、
    前記画像加工手段は、前記トリミング処理の際に、前記特定された目の視線方向から求まる瞳の基準位置に従って、前記目領域に対する前記瞳の基準位置の相対位置をもとに前記加工画像中の切り出し位置を設定することを特徴とする請求項8に記載の撮影装置。
  11. 前記歪加工処理の際に用いる歪率、前記縮小処理の際に用いる縮小率、前記トリミング処理の際に用いるトリミング形状および前記透明処理の際に用いる透過率の少なくともいずれか一つを記憶する加工データ記憶手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の撮影装置。
  12. 前記画像合成手段によって合成された合成画像を記録する記録手段を備えることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載の撮影装置。
  13. 前記撮影部が撮影した撮影画像を前記表示部に順次切り換えて表示する制御を行う撮影画像表示制御手段を備え、
    前記原画像指定手段は、前記撮影画像表示制御手段によって順次表示制御される撮影画像の中から、顔を含む被写体を撮影した撮影画像を選択することによって前記原画像を指定し、
    前記加工画像指定手段は、前記撮影画像表示制御手段によって順次表示制御される撮影画像の中から、一の撮影画像を選択することによって前記加工画像を指定し、
    前記合成画像表示制御手段は、前記合成画像と併せて前記原画像および前記加工画像を表示する制御を行うことを特徴とする請求項1〜12のいずれか一つに記載の撮影装置。
  14. 前記合成画像表示制御手段は、前記合成画像を、前記原画像および前記加工画像と比して大きく表示する制御を行うことを特徴とする請求項13に記載の撮影装置。
  15. 前記撮影画像表示制御手段は、前記原画像指定手段によって前記原画像が指定された場合に、該指定された原画像を前記表示部に表示させた状態で前記撮影画像を順次切り換えて表示する制御を行うことを特徴とする請求項13または14に記載の撮影装置。
  16. 前記加工画像指定手段は、前記原画像指定手段によって前記原画像が指定された後、前記撮影画像表示制御手段によって前記撮影画像の表示が切り換えられる度に新たに表示制御された撮影画像を前記加工画像として指定し、
    前記画像合成指示手段は、前記加工画像指定手段によって前記加工画像が指定される度に前記原画像に対する前記加工画像の合成を指示することを特徴とする請求項15に記載の撮影装置。
  17. 前記撮影画像表示制御手段は、前記指定された原画像を前記表示部に表示させた状態で前記撮影画像を順次切り換えて表示する制御を行う際に、前記原画像と比して前記撮影画像を大きく表示する制御を行うことを特徴とする請求項15または16に記載の撮影装置。
  18. 被写体を撮影する撮影部を備えた撮影装置における画像合成方法であって、
    前記撮影部が撮影した撮影画像のうち、顔を含む被写体を撮影した撮影画像を原画像として指定する原画像指定ステップと、
    前記撮影部が撮影した撮影画像のうち、前記原画像に合成する撮影画像を加工画像として指定する加工画像指定ステップと、
    前記原画像に対する前記加工画像の合成を指示する画像合成指示ステップと、
    前記原画像から顔領域を検出し、該顔領域の検出結果をもとに目領域を検出する目検出ステップと、
    前記目検出ステップで検出された目領域の位置をもとに、前記原画像中の合成位置を設定する合成位置設定ステップと、
    前記加工画像を加工する画像加工ステップと、
    前記画像加工ステップで加工された前記加工画像を前記原画像中の合成位置に合成し、合成画像を生成する画像合成ステップと、
    を含むことを特徴とする撮影装置における画像合成方法。
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