JP2009224298A - 車両用灯具 - Google Patents

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Hidetaka Okada
英隆 岡田
Masanori Ono
雅典 大野
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Abstract

【課題】レンズにグラデーション効果を持たせ、奥行感や立体感のある見栄えのよい車両用灯具を安価に提供することができる。
【解決手段】機能色レンズ20の側面から入射したLED30の光は、光拡散面22で拡散され、下端側の肉厚が最も薄く、上端側に行くにしたがって徐々に肉厚が厚くなるように形成された透明レンズ10と、下端側の肉厚が最も厚く、上端側に行くにしたがって徐々に肉厚が薄くなるように形成されたレンズ部21とを介して、平行光として前面に照射される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用灯具に係り、特にグラデーション処理を施した車両用灯具に関する。
近年、自動車用リアランプなどの車両用灯具は、単なるライトとしての機能のみではなく、非点灯時や点灯時の見栄えが良いことが要求されている。
これに対応して、従来、奥行き感や立体感を出すために、レンズ面にグラデーション処理を施したフィルムを貼着することで、灯具の見栄えを良くし、意匠効果を高める技術が用いられている。
また、特許文献1には、レンズの裏面側又は表面側に、上部辺から下方に向けて密度が段々と徐々に粗くなる不透明部を有する透明シートを備えた車両用灯具が開示されている。
更に、特許文献2には、レンズの表面を後方に向けて複数段の階段形状に形成し、この階段形状部の裏面の全面又は階段側方への複数の筋状部分を奥行面からの入射光を前方へ全反射する角度の傾斜面に形成すると共に、レンズに、少なくとも奥行面を周囲からレンズ色よりも低い明度で着色された内面で包囲するようにハウジングが設けられたレンズが開示されている。
特開平2−12705号公報 特許2537382号
しかしながら、従来用いられてきた技術や特許文献1に記載の発明では、レンズとは別にフィルムや透明シートが必要となるため、工数が多くなり、コストアップの要因となるという問題がある。
また、特許文献2に記載の発明では、インナーレンズにレンズカット処理を施す必要があるため、加工の工数が多くなるという問題がある。
さらに、インナーレンズのレンズカット部が外側から見えてしまうため、見栄えが悪く、いかにもそこのレンズカット部に何か意図を感じさせてしまうという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、レンズにグラデーション効果を持たせ、奥行感や立体感のある見栄えのよい車両用灯具を安価に提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の車両用灯具は、透明レンズと、該透明レンズの背面側に該透明レンズと一体となるように設けられた有色透明レンズとで構成された車両用灯具であって、前記透明レンズは、一端面における肉厚が最も厚く、前記一端面の反対側の面に向かうにしたがって肉厚が薄くなるように形成され、前記有色透明レンズは、前記一端面における肉厚が最も薄く、前記一端面の反対側の面に向かうに従って肉厚が厚くなるように、かつ前記透明レンズと前記有色透明レンズとを含めた全体の肉厚が略均一になるように形成され、前記有色透明レンズの背面側の面には、前記有色透明レンズの端面から入射した光を拡散して面発光させるための加工が施されたことを特徴とする。
請求項1に記載の車両用灯具によれば、有色透明レンズの背面側には、有色透明レンズの端面から入射した光(光源が発光した光でも、自然光でもよい)を拡散して面発光させるための加工が施され、有色透明レンズの端面から入射した光はこの面で拡散される。これにより、車両用灯具全体を均一に面発光させることができる。また、有色透明レンズが、一端面における肉厚が最も薄く、反対側の面に向かうに従って肉厚が厚くなるように形成されたことにより、光にグラデーションがかけられるため、奥行感や立体感があり、点灯時も非点灯時も見栄えのよい車両用灯具を安価に提供することができる。また、透明シートなどの別部品を用いる必要がないため、グラデーションがかかった光でレンズ全体を均一に面発光させることができる車両用灯具を安価に提供することができる。
請求項2に記載の車両用灯具は、前記有色透明レンズの背面側にリフレクタが設けられたことを特徴とする。
請求項2に記載の車両用灯具によれば、有色透明レンズの側面から入射した光は、有色透明レンズの背面側に設けられたリフレクタにより反射される。これにより、車両用灯具全体をより明るく面発光させることができる。
請求項3に記載の車両用灯具は、前記有色透明レンズの端面に光源が設けられたことを特徴とする。
請求項3に記載の車両用灯具によれば、有色透明レンズの端面に設けられた光源により有色透明レンズに光が入射される。これにより、点灯時には、面発光する光にグラデーションがかけられるため、奥行感や立体感があり、見栄えのよい車両用灯具を安価に提供することができる。
本発明によれば、レンズにグラデーション効果を持たせ、奥行感や立体感のある見栄えのよい車両用灯具を安価に提供することができる。
以下、本発明の一実施形態である車両用灯具について図面を参照しながら説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態の車両用灯具であるリアランプ100を示し、(a)は正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である。リアランプ100は、グラデーションがかかった機能色(その灯具の機能を発揮させるための色。例えばテールランプの場合には所定の赤色など)で面発光するリアランプであり、主として、クリアレンズ10と、機能色レンズ20と、光源(LED)30とで構成される。
クリアレンズ10は、正面から見て略矩形状の無色透明のレンズであり、リアランプ100の下端側の肉厚が最も薄く、上端側に向かうにしたがって徐々に肉厚が厚くなるように形成される。
機能色レンズ20は、クリアレンズ10と正面から見て略同一形状であり、クリアレンズ10の背面側にオーバーレイ(2色成型)される。機能色レンズ20は、機能色が付けられ、かつ光が透過する有色透明レンズである。機能色レンズ20の下端には、機能色レンズ20の端面から光が入射するように、LED30が設けられる。
機能色レンズ20は、レンズ部21と、レンズ部21の背面側に形成された光拡散面22とで構成される。
レンズ部21は、リアランプ100全体の肉厚が略均一になるように、リアランプ100の下端側の肉厚が最も厚く、上端側に向かうにしたがって徐々に肉厚が薄くなるように形成される。これにより、非点灯時にも、レンズに奥行感や立体感を持たせて、見栄えをよくすることができる。
光拡散面22は、レンズ部21の下端から入射したLED30の光を拡散して全体を均一に面発光させるための加工が施された面であり、レンズ部21のクリアレンズ10と対向する側(背面側)の面全体に加工が施される。この加工は、シボ加工、ドット加工、印刷加工等により行われる。
本実施の形態によれば、拡散面を機能色レンズの背面側に形成することで、レンズ全体を均一に面発光させることができる。また、機能色レンズの板厚を変化させることにより、光にグラデーションがかけられるため、奥行感や立体感があり、見栄えのよいリアランプを提供することができる。また、透明シートなどの別部品を用いる必要がないため、グラデーションがかかった光でレンズ全体を均一に面発光させることができる車両用灯具を安価に提供することができる。
なお、本実施の形態では、機能色が付けられ、かつ光が透過する機能色レンズ20を透明レンズの背面側にオーバーレイしたが、機能色レンズの代わりに、有色透明レンズであるスモークレンズを透明レンズの背面側にオーバーレイしてもよい。
また、本実施の形態では、下端側の肉厚が最も薄く、上端側に向かうにしたがって徐々に肉厚が厚くなるクリアレンズ10と、下端側の肉厚が最も厚く、上端側に向かうにしたがって徐々に肉厚が薄くなる機能色レンズ20とを用いたが、下端側の肉を最も薄く、上端側に向かうにしたがって徐々に肉厚が厚くなる機能色レンズなど、様々な形態のものを用いることができる。
また、本実施の形態では、機能色レンズ20の下端にLED30を設けたが、機能色レンズ20の端面以外にも、様々な位置にLEDを設けることができる。また、光源として、LED以外の様々な発光体を用いることができる。
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態は、機能色レンズの裏面に形成された拡散面により、リアランプ全体を均一に面発光させるものであるが、拡散面から背面側に拡散された光を有効に利用できていない。
第2の実施の形態は、機能色レンズの裏面にリフレクタを設けることで、LEDから出る光を確実に正面側へ照射させるものである。図2は、第2の実施の形態のリアランプ101を示し、(a)は正面図であり、(b)は(a)のB−B断面図である。なお、第1の実施の形態と同一の部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
リアランプ101は、グラデーションがかかった機能色で面発光するリアランプであり、主として、クリアレンズ10と、機能色レンズ20と、LED30と、リフレクタ40とで構成される。
リフレクタ40は、ABSなどの樹脂材料の表面にアルミニウム蒸着などの鏡面処理を施すことにより、表面で光を反射させるものであり、機能色レンズ20の背面側に、光拡散面22に隣接して設けられる。
本実施の形態によれば、リフレクタにより光が反射されることで、リアランプ全体を均一により明るく面発光させることができる。
上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎない。これらの記載によって本発明は限定的に解釈されるものではない。本発明はその精神または主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形で実施することができる。例えば、本発明はリアランプ以外の車両用灯具にも適用できるし、一般照明や遊戯機器照明にも適用できる。
(a)はリアランプ100の正面図であり、(b)はリアランプ100のA−A断面図である。 (a)はリアランプ101の正面図であり、(b)はリアランプ101のB−B断面図である。
符号の説明
10…透明レンズ、20…有色透明レンズ、21…レンズ部、22…光拡散面、30…LED、40…リフレクタ

Claims (3)

  1. 透明レンズと、該透明レンズの背面側に該透明レンズと一体となるように設けられた有色透明レンズとで構成された車両用灯具であって、
    前記透明レンズは、一端面における肉厚が最も厚く、前記一端面の反対側の面に向かうにしたがって肉厚が薄くなるように形成され、
    前記有色透明レンズは、前記一端面における肉厚が最も薄く、前記一端面の反対側の面に向かうに従って肉厚が厚くなるように、かつ前記透明レンズと前記有色透明レンズとを含めた全体の肉厚が略均一になるように形成され、
    前記有色透明レンズの背面側の面には、前記有色透明レンズの端面から入射した光を拡散して面発光させるための加工が施されたことを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記有色透明レンズの背面側にリフレクタが設けられたことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記有色透明レンズの端面に光源が設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用灯具。
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