JP2009223469A - カメラ付携帯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯装置に搭載されたカメラ装置の操作に関して、用途に応じた携帯装置の使用モードに対して、シャッターボタン等のカメラ操作手段の配置と機能の適正化を実現する。
【解決手段】入力部14およびカメラ装置が配設された本体10と、表示装置20とを備えたカメラ付携帯装置1であって、カメラ付携帯装置1は入力部14と表示装置20とをノート状に開いて使用するノートモードと、表示装置20を入力部14上に重ねて使用するタブレットモードに切り替え可能であり、ノートモードとタブレットモードにおいてカメラ装置の操作手段に関わる配置および機能の割り付けの少なくともいずれかを切り替える。
【選択図】図8

Description

本発明は、カメラを備えた小型パソコン等のカメラ付携帯装置に関するものである。
近年、普及が著しいノートパソコン(以下、パソコンを「PC」と略記する)やモバイルPC等の小型の携帯型PC(以下、「携帯装置」ともいう)は、使用者の膝上や、机上、屋外使用など、様々な形態で使用されるようになってきている。また、PC自体もノート型とタブレット型を切り替え可能な構造になっているものも普及している。
特に、ノートPCやウルトラモバイルPC(仮称:ノートPCより小さく、パームトップPCよりは大きいPC)等の携帯装置の場合は、例えば、使用者がPCを業務用に所持して屋内、屋外で作業を行う用途が想定され、PCへのカメラ内蔵の要望が増えている。この場合、カメラによる撮影画像をWindows(登録商標)などのOS(Operation System)に基づく操作画面に取り込んで表示し、加工して活用することのできる技術が必要となる。
カメラを搭載した携帯装置における撮影画像の表示技術に関しては、携帯電話などにおいて、携帯装置を傾けた状態で撮影を行う場合、携帯装置の傾斜角度に合わせて画面表示を回転させて見やすくする方法が一般的であるが、携帯装置の画面に表示される撮影画像が携帯装置の回転方向と反対の方向に回転するという課題があった。このため、撮影画像の表示に関する回転補正技術が、カメラを搭載した携帯装置の機能と利便性の優劣を左右する重要な要件になっている。
カメラの操作に関しては、撮影時に撮影画像のフレーミングを行う段階で携帯装置を縦横方向その他様々な形態や角度で保持する可能性を伴うため、携帯装置におけるシャッターボタン等のカメラ操作手段の配置や機能の割り付けの適否が、撮影時の利便性に大きな影響を及ぼすことになる。特に、ノート型とタブレット型を切り替え可能なPCにカメラが搭載された場合には、上記機能割り付けはカメラの使い勝手を左右するさらに重要なファクタとなる。
これに対して、近年、カメラ付携帯電話に関し、カメラの向きを方向検出手段によって検出し、表示のレイアウトや撮影画像を回転させる技術が開示されている(例えば、特許文献1、2参照)。
また、ノートモードとタブレットモードを切り替え可能なPCにおいて、どちらのモードで使用されるかを自動検知して、使用モードに応じてマウスやタッチパッド等の入力ユーザインタフェースを切り替える技術が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2006−311224号公報 特開2005−229490号公報 特開2005−149109号公報
しかしながら、特許文献1および2に開示された従来技術は、撮影画像を全画面表示する場合には有効であるが、PCのようにマルチウィンドウでの表示が一般的で、撮影画像を操作画面内の一つのウィンドウ内に表示するような場合には、次のような課題がある。カメラ付携帯装置で、撮影中に携帯装置本体を回転させて(例えば90度回転)、縦長方向や横長方向にして撮影画像を表示した場合、ウィンドウ内の撮影画像は常に正立状態になり問題がないが、操作画面は携帯装置本体の回転に従って回転するので、操作画面とウィンドウ内の撮影画像の向きが回転角度だけずれて見にくくなる。
また、画面を回転させた場合には、使用者にとってカメラ付PCの保持の状況が変化する可能性があるため、PCにおけるカメラ操作手段の配置や機能の割り付けが使用時の利便性に影響を与える重要な要因となるが、特許文献3に開示された従来技術は、カメラ付きのPCは想定されておらず、カメラ操作の観点からの検討がなされていない。
本発明は以上の課題を解決するものであり、小型PC等の多様な使用形態に対して、カメラ撮影時の操作性を向上したカメラ付携帯装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明のカメラ付携帯装置は、入力部およびカメラ装置が配設された本体と、表示装置とを備えたカメラ付携帯装置であって、カメラ付携帯装置は入力部と表示装置とをノート状に開いて使用するノートモードと、表示装置を入力部上に重ねて使用するタブレットモードに切り替え可能であり、ノートモードとタブレットモードにおいてカメラ装置の操作手段に関わる配置および機能の割り付けの少なくともいずれかを切り替えることを特徴とする。
このような構成により、ノートモードとタブレットモードを切り替えた場合に、カメラ装置の操作手段に関わる配置および機能の割り付けの少なくともいずれかを切り替えることが可能となる。したがって、ノートモードとタブレットモードにおいて、カメラ操作手段を適正に配置し、それぞれの操作手段に適正な機能を割り付けることができる。これにより、使用者が用途に応じ、カメラ付携帯装置をノートモードとタブレットモードを使い分けることが可能となる。
また、本発明のカメラ付携帯装置は、ノートモードでは、入力キーを操作手段として割り付ける。このような構成により、ノートモードでは入力キーを操作手段として使用することが可能となる。したがって、ノートモードでは独立した操作手段を配設する必要がなく、カメラ付携帯装置の構成を簡略化することができる。また、多くの入力キーの中から操作上で使用しやすい位置のキーを使用することができ、操作手段の配置が容易となる。
また、本発明のカメラ付携帯装置は、ノートモードで机上に設置した場合には、カメラ装置の操作手段の割り付けを行わない。このような構成により、ノートモードで机上に設置した場合などカメラ撮影機能が不要な場合には、カメラ装置の操作機能を停止することが可能となる。したがって、カメラ撮影機能が不要な場合には、カメラ装置が誤動作することがなく、カメラ付携帯装置の操作に関わる安全性が向上し、利便性と信頼性に優れたカメラ付携帯装置を実現することができる。
また、本発明のカメラ付携帯装置は、タブレットモードでは操作手段を本体の上部側面に配設する。このような構成により、タブレットモードでは本体の上部でカメラ装置を操作することが可能となる。したがって、タブレットモードにおけるカメラ付携帯装置の利便性をさらに高めることができる。
また、本発明のカメラ付携帯装置は、表示装置にカメラ装置の操作手段を配設し、タブレットモードでは表示装置よりカメラ装置の操作を行う。タブレットモードでは表示装置を操作手段として使用することが可能となる。したがって、タブレットモードでは独立した操作手段を配設する必要がなく、カメラ付携帯装置の構成を簡略化することができる。また、表示装置の操作しやすい位置のカメラ操作手段を配置することができ、操作手段の配置が容易となり、カメラ付携帯装置の利便性を高めることができる。
また、本発明のカメラ付携帯装置は、表示装置はカメラ装置の操作手段に関する表示を行う機能を備える。したがって、表示装置によりカメラ装置の操作手段に関する表示を行うことができる。これにより、使用者はカメラ装置の操作を簡単かつ誤りなく実行することができ、カメラ装置に関する利便性をさらに高めることができる。
また、本発明のカメラ付携帯装置は、カメラ装置の操作手段はカメラ起動ボタン、シャッターボタンおよびLED点灯ボタンを備える。これにより、カメラ装置での撮影時に必要な操作を操作ボタンでダイレクトに行うことができ、利便性の高いカメラ装置の操作を実現することができる。
また、本発明のカメラ付携帯装置は、カメラ装置を本体の操作面または背面に配設する。これにより、撮影対象に対してカメラ付携帯装置の操作面または背面を向けて撮影することができる。したがって、使用者は自然な姿勢でカメラ付携帯装置を保持して撮影を行うことができる。カメラ付携帯装置におけるカメラ装置の配設も容易となる。
本発明によれば、小型PC等の多様な使用形態に対して、カメラ撮影時の操作性を向上したカメラ付携帯装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図1から図9を用いて説明する。
(実施の形態)
本発明の実施の形態におけるカメラ付携帯装置(以下、「装置」と略記する)1について、以下に説明する。
まず、図1および図2を用いて、装置1の構造の概略について説明する。図1および図2は、装置1を二つの使用方法で使用した場合の装置1の外観を示す斜視図である。
図1は、装置1をノートPCとして通常の使用方法(以下、「ノートモード」と略記する)で使用した場合を示し、装置1は、本体10および表示装置20を備え、表示装置20は、本体10に配設された支持部16および表示装置20に配設された支持部23により係合され、表示装置20は本体10に対して開閉可能に構成されている。表示装置20はLCD表示素子で構成されている。また、本体10の操作面11にはキーボードによる入力部14および操作部(タッチパッド)15が、側面12には操作ボタン41、42、43、44がそれぞれ配設され、表示装置20の表示面21にはタッチパネルによる表示部22が設けられている。
装置1の筐体構造としては、表示装置20は支持部23に配設された回転機構(図示せず)によりXX軸を中心として回転可能に構成され、装置1をノートモードで使用する場合には、本体10の操作面11と表示装置20の表示面21を対向させた状態で開閉することができる。表示装置20は、さらに本体10の支持部16に配設された回転機構(図示せず)によりYY軸を中心として回転可能に構成されており、支持部16および支持部23の作用により表示装置20を2方向に回転させることにより、本体10に対して表示装置20の表示部22を外側にして閉じることができる。これにより、装置1をコンパクトな形態にして表示装置20の表示部(タッチパネル)22から入力を行う方法(以下、「タブレットモード」と略記する)で使用することができる。
図2は、装置1のタブレットモードにおける外観を示し、図2(a)は、装置1の表示面(前面)21の側を、図2(b)は、装置1の背面13の側をそれぞれ示す斜視図である。
図2(a)に示すように、装置1の表示面21を正面にしたとき、本体10の側面12は天面となる。また、図2(b)に示すように、装置1にはカメラ装置30が搭載されており、背面13にレンズ31と、レンズ31の両側にLEDが暗所撮影用の補助光源としてそれぞれ2個ずつ、合計4個配列されている。従来はノートPCにカメラ装置30を取り付ける場合、表示装置20の上部やヒンジ近くに設けることが多かった。
しかしながら、本実施の形態のように、ノートモードとタブレットモードを切り替え可能なPCにおいてカメラ装置30を設ける場合、表示装置20の上部に設けると、両モードでカメラ装置30を使用することが困難である。また、ヒンジ近くにカメラ装置30を設けると強度的に問題があり、使い勝手が悪い。上述したように、カメラ装置30を本体10の背面13に配設することにより、ノートモードでもタブレットモードでもカメラ撮影が可能となりPCの使い勝手が向上する。その際、ノートモードにしたときにレンズ31が机等に接触しないように、背面13の四隅の足(図指せず)よりも低い位置に設ける。カメラ装置30の操作ボタン等に関わる構成については、後述する。
次に、本発明の実施の形態における装置1の表示画面の回転機能について、図3〜図6を用いて説明する。
図3は、装置1の使用条件と表示画面との関係を示す説明図であり、図4〜図6は、装置1の回転使用時の表示画面に関する説明図である。
図3(a)および図3(b)は、装置1をノートモードで使用した場合の表示装置20の表示画面を示す。表示部(タッチパネル)22には、OSに基づく表示画面として、例えばWindows(登録商標)などの操作画面51が表示され、表示方向が正位置(正立表示)に設定されている。また、Windows(登録商標)の操作画面51にはカメラ装置30のレンズを通した撮影中の撮影画像(カメラ画像)52が別ウィンドウとして重ね合わせて(合成されて)表示される。図3(a)は、撮影対象にカメラ装置30のレンズ31(図示せず)を向けて撮影する場合であり、図3(b)は、表示装置20を反転させてレンズ31を自分に向けて自分を撮影する場合の表示画面をそれぞれ示している。
また、図面中の矢印53は表示装置20の上下の向きを示している。LCD表示素子の場合は、使用者の見る向き(例えば、上下方向)によって、指向性、輝度、色度等が変化する。特に、装置1をタブレットモードで使用する際は、使用者からの入力はタッチペン等で行われるため正確な位置をタッチペンで指示するためには上記指向性を同じ状態に保つことが重要である。このために、LCD表示素子を上下反転して使用する場合には、再度キャリブレーション作業が必要となる。
また、周辺機器との接続や操作ボタンの配置により、特定方向での使用が困難な場合もある。図3(c)は、図3(a)のノートモードからタブレットモードに使用形態を変更した場合の表示画面の変化を示す。図3(c)に示すタブレットモードでは表示装置20aが図3(a)における表示装置20と上下の向きが逆になり、OSに基づく操作画面51aも操作画面51に対して上下が逆の表示になってしまう。撮影画像52についても同様であり、上下が逆の撮影画像52aとなる。この場合、図3(d)に示すように、操作画面51aと撮影画像52aが合成された合成画面を画像処理により反転させると操作画面51および撮影画像52は正常な方向に戻る。しかしながら、図3(d)では表示装置20aは本来の上下方向から反転してしまい前述した理由からこの状態で使用することは好ましくない。
そこで、本来の方向に戻すために装置1を反転した場合が図3(e)である。この場合は、表示装置20aおよび操作画面51aはともに反転して表示装置20および操作画面51に戻るが、撮影画像52aだけは、カメラ装置30の結像特性により、反転せず、上下が逆のまま維持される。そこで、次に撮影画像52aのみを画像処理により反転させると図3(f)のように表示装置20、操作画面51、撮影画像52のすべてが図3(a)と同じ関係に戻ることになる。
上記では、装置1をノートモードとタブレットモードで切り替えて使用する場合に、撮影画像52、操作画面51および表示装置20のすべての方向が正しく保たれる方法について説明した。
次に、装置1をタブレットモードにして使用する際の、装置1の回転に基づく操作画面51と撮影中の撮影画像52の関係を一定に保つための補正方法について図4〜図7を用いて説明する。なお、ここでは説明の簡略化のために表示装置20自体の上下反転の補正は行わないものとする。
図4は、表示装置20を右方向に90度、180度、270度回転させた場合の表示画面の変化を示す。この場合、表示装置420aは回転に伴い、表示装置420b、420c、420dとなって向きが変化し、操作画面451aも表示装置420aと一体となって回転して、操作画面451b、451c、451dとなり、操作画面の向きが変化する。これに対して、撮影画像452は、表示装置420aの回転とは無関係であり、表示の向きが変わらず、当初の向きが維持される。この結果、表示装置420aを回転するとOSに基づく表示画面(操作画面)が回転することとなり、使用上不便である。
次に、図5を用いて、表示装置の回転に伴う操作画面の回転を補正する方法の事例と効果について説明する。図5は、操作画面に撮影画像を重ね合わせた画面(合成画面)を表示装置の回転方向と逆の方向に同じ角度だけ回転させることにより、操作画面が正方向に維持されるように補正した場合の画面表示を示す。表示装置420aが右方向に90度、180度、270度回転しても、操作画面451は補正効果によって正方向に維持される。しかし、合成画面を回転させるため、撮影画像452aが撮影画像452b、452c、452dへと回転してしまう。
これを改善するために、本発明の実施の形態における装置1は、以下に示す構成と機能を備えている。図6は、装置1に備える補正の方法、機能および効果を示す。この事例では、図5に示す補正措置に加えて、さらに、撮影画像の補正を行う。図6に示すように、表示装置420aが右に90度回転した場合には、合成画面451を左方向に90度回転するとともに、合成画面451上の撮影画像452を右方向に90度回転させる。この結果、表示装置420aが右方向に90度回転しても操作画面451および撮影画像452の表示画面は、いずれも回転せず正方向に維持される。表示装置420aを180度、270度回転させた場合も同様である。
ところで、上述したように表示装置20、操作画面451および撮影画像452を相対的に回転させると撮影画像452を表示したウィンドウのアスペクト比の関係で撮影画像452の両端および上下に表示不能な領域が発生する可能性がある。これに対する措置としては、例えば、操作画面451の中で重ね合わされる撮影画像452の一部(はみ出た領域など)を削除、補完または拡大することにより、撮影画像をより見やすくすることが可能である。また、上記問題は、撮影画像451を表示するウィンドウが長方形であることに起因しており、このウィンドウを長方形でなく正方形にすることにより、この問題を解消することもできる。
次に、図7を用いて、装置1における上記の補正機能に関わる構成について説明する。
図7は、装置1における補正機能に関わる主要な構成要素からなる装置100を示すブロック図である。
装置100は、表示部110、カメラ装置120、回転操作部130および表示処理部140の構成要素を備え、表示処理部140は、操作画面処理部150、撮影画像処理部160および回転制御部170を備えている。また、操作画面処理部150は、操作画面生成部151、画面合成部152および合成画面回転処理部153を備え、撮影画像処理部160は撮影画像生成部161、撮影画像回転処理部162を備えている。
操作画面生成部151はOSの指示に基づいてWindows(登録商標)画面や各種アプリケーション画面からなるPCの操作画面を生成する。また、画面合成部152は上記操作画面生成部151で生成された操作画面と後述するカメラ装置120で撮影された撮影画像とを1枚の画面に合成するものである。すなわち、撮影画像を表示させるウィンドウに撮影画像を表示させ、この撮影画像表示ウィンドウを上記操作画面上に合成して表示するものである。合成画面回転処理部153は回転操作部130からの指令を受けた回転制御部170の指示に基づいて画面合成部152で合成された画面を回転し、表示部110へ出力する。
撮影画像生成部161は、カメラ装置120からの出力を受け取り、画像サイズ、アスペクト比等をPC表示に適するフォーマットに変換して撮影画像を生成する。撮影画像回転処理部162では回転制御部170からの指示に基づいて操作画面に合成する撮影画像に対して回転処理を施す。
回転操作部130では画面回転ボタン43(図2)から表示装置20の画面回転に関する指示情報を受け取り、必要なデータ処理を行い、指示情報を回転制御部170に出力する。
次に、本発明の実施の形態における装置1の構成上の特徴であるカメラ装置30の使用に関わる操作ボタン等の配置および機能の割り付けについて、図2、図8および図9を用いて説明する。図2、図8および図9は、装置1のカメラ操作手段に関わる構成例を示す平面図および斜視図である。
まず、図2に示すように、カメラ装置30に関わる操作手段として、本体10の手前側の側面12の左部にシャッターボタン41、LED点灯ボタン42、画面回転ボタン43およびカメラ起動ボタン44が配設されている。ただし、これらの操作ボタンは、装置1がノートモードにセットされている場合には機能せず、装置1をタブレットモードにセットしてカメラ起動ボタン44を押すことにより、シャッターボタン41、LED点灯ボタン42および画面回転ボタン43が動作するように機能制御が行われている。
この場合、装置1をノートモードからタブレットモードに切り替えることにより、本体10の手前側の側面12の左部に配置されたシャッターボタン41、LED点灯ボタン42、画面回転ボタン43およびカメラ起動ボタン44は、装置1の天面右部の本体10の上部側面12に配設位置が切り替わるとともに動作が可能となり、カメラ装置30の使用に関わる操作手段の機能が切り替わる。なお、シャッターボタン41はカメラ装置30のシャッター動作を実行する機能を、LED点灯ボタン42は、LED32、33、34、35のON/OFF(点灯および消灯)を行う機能をそれぞれ備え、画面回転ボタン43は、表示装置20における表示角度の切り替えを行い、例えば、90度、180度、270度などの回転角度の設定を行うことができる。
このような構成により、装置1がノートモードで使用される場合には、装置1の本体10の手前の側面12に配置されたカメラ装置30の操作ボタン41、42、43、44は動作不能に設定されており、使用者が不用意に操作ボタンに触れても、誤動作することがない。また、装置1をタブレットモードで使用する場合には、カメラ装置30の操作ボタン41、42、43、44は装置1の右上部に配置され、カメラ装置30の操作を容易に行うことができる。したがって、利便性および信頼性の高いカメラ付携帯装置を提供することができる。
なお、上記説明ではノートモードで使用する場合に、操作ボタン41、42、43、44を動作不能に設定するとしたが、これらの操作ボタンにカメラ操作以外のPCの各種機能を割り付けてもよい。これにより、操作ボタンを有効に活用できるとともに省スペースを実現できる。また、この場合にカメラ起動ボタン44の機能を表示装置20の表示部22に表示させたメニュー等でソフト的に設定するようにしてもよい。こうすることにより、誤ってカメラが起動される心配がない。
また、前述した本体10の背面13の4隅の足の部分に、接地センサを設け、ノートモードでかつ接地センサにより接地状態が検知された場合には、PCは机上等に設置されていると判断できる。したがって、この場合は、たとえカメラ起動ボタン44が押されていてカメラ装置30が起動していても、速やかにカメラ機能、照明機能を停止し、上記4つの操作ボタン41、42、43、44にカメラ操作以外の機能を自動的に割り付けてもよい。
なお、PCが机上等にあることの検出は、上記設置センサ以外にも、例えば、カメラ装置30の撮影画像の周波数成分の分析によっても可能である。すなわち、PCが机上等にある場合は、カメラ装置30は机の表面を撮影することになり、その撮影画像には高周波性分はほとんど含まれない。
次に、カメラ装置30の操作ボタン等の配置および機能の割り付けに関わる別の事例について、図8および図9を用いて説明する。
図8は、装置1をノートモードで使用する場合に、入力キーをカメラ操作手段として割り付ける事例を示す。図8(a)に示すように、ノートモードでは本体10の操作面11の入力部14に配列された入力キーのうち、入力キー41a、42a、43a、44aをそれぞれシャッターボタン、LED点灯ボタン、画面回転ボタンおよびカメラ起動ボタンとして割り付けている。この場合、ノートモードではシャッターボタン41、LED点灯ボタン42、画面回転ボタン43およびカメラ起動ボタン44は動作不能に設定され、操作することができない。
また、図8(b)は、装置1をタブレットモードで使用する場合に、表示装置20によりカメラ装置30の操作ボタンに関わる表示を行う事例を示している。表示装置20の表示部22により、シャッターボタン41、LED点灯ボタン42、画面回転ボタン43およびカメラ起動ボタン44のそれぞれに略対応する位置に、それぞれの操作ボタンに関わる表示41H、42H、43Hおよび表示44Hを割り当てる。表示は記号、操作ボタンの名称または機能に関わる説明文字などとする。これにより、装置1の使用者は、装置1をタブレットモードに切り替えてカメラ装置30により撮影を行う場合、操作ボタン41、42、43および操作ボタン44の操作にあたり、表示装置20に表示される操作ボタンの名称や機能などを確認することができる。したがって、カメラ装置30を誤りなく操作し、撮影を確実かつ簡単に行うことができる。
また、図9は、表示装置20の表示部22にタッチパネルを使用することにより、表示装置20の表示部22からカメラ装置30の操作を行う事例を示す。図9(a)に示すように、表示部(タッチパネル)22の右側に、カメラ装置30の操作手段としてのシャッターボタン41、LED点灯ボタン42、画面回転ボタン43およびカメラ起動ボタン44に相当する入力部41b、42b、43bおよび入力部44bを配設する。それぞれの表示部A、B、C、Dにはカメラ装置30の操作に関わる記号、名称、説明文字などが表示される。カメラの撮影ではフレーミングを行う必要があるため、使用者が装置1を横方向から縦方向に変えた場合には、表示A、B、C、Dの方向を変えて入力部41c、42c、43c、44cとすることや、表示部22における配置を変更して入力部41d、42d、43d、44dとすることができる。このような構成により、カメラ撮影時に縦横いずれの方向でフレーミングを行っても、カメラ装置30を簡単かつ確実に操作することが可能となり、利便性に優れたカメラ付携帯装置を提供することができる。
以上の通り、本実施の形態によれば、カメラ付携帯装置1を縦横方向に傾けて撮影するなどの操作方向に応じて、Windows(登録商標)などの操作画面およびカメラ撮影画像の表示方向を常に正方向に維持することができる。また、ノートモードとタブレットモードを切り替えて使用する場合に、カメラ装置の操作手段に関わる配置および機能の割り付けの少なくともいずれかを切り替えることにより、ノートモードとタブレットモードにおいて、カメラ操作手段を適正に配置し、それぞれの操作手段に適正な機能を割り付けることができる。したがって、使用者が用途に応じ、カメラ付携帯装置1をノートモードとタブレットモードを使い分け、それぞれのモードにおいて適正に配置され利便性の高い機能を付与された操作手段によりカメラ撮影を行うことができる。これにより、複数の使用モードにおいてカメラ撮影に関し優れた操作性を備えたカメラ付携帯装置を実現することができる。
また、装置1をタブレットモードにして、表示装置20にカメラ画像を表示することにより、表示装置20をファインダーとしてカメラ撮影を行うことができる。
また、表示装置20を同じ方向で使用するため、視野角、明るさ、色などに関するタッチパネル22のキャリブレーションが不要である。
また、使用者が画面回転ボタン43を押下することにより、簡単に表示画面を回転させることができる。
また、タブレットモードでは装置1の天面にシャッターボタン41が配置され、簡単にシャッター操作を行うことができる。
なお、本発明の実施の形態では、本体10の背面13にカメラ装置30が配置されているが、操作面11に配設することによっても、同様の効果を発揮することができる。
本発明によるカメラ付携帯装置は、複数の使用モードにおいて、カメラ撮影に関し優れた操作性を発揮することができる。したがって、カメラ操作に関し高度の機能と利便性が求められるカメラ付携帯装置として有用である。
本発明の実施の形態におけるカメラ付携帯装置の外観を示す正面斜視図 同装置の使用時の外観を示す正面および背面斜視図 同装置の使用条件と表示画面との関係を示す説明図 同装置の回転使用時の表示画面に関する説明図 同装置の回転使用時の表示画面に関する説明図 同装置の回転使用時の表示画面に関する説明図 同装置の補正機能に関する主要な構成要素を示すブロック図 同装置のカメラ操作部の構成例を示す平面図および斜視図 同装置のカメラ操作部の構成例を示す斜視図
符号の説明
1,100 カメラ付携帯装置(装置)
10 本体
11 操作面
12 側面
13 背面
14 入力部
15 操作部(タッチパッド)
16,23 支持部
20,20a,420a,420b,420c,420d 表示装置
21 表示面(前面)
22,110 表示部(タッチパネル)
30,120 カメラ装置
31 レンズ
32,33,34,35 LED
41 シャッターボタン
41a,42a,43a,44a 入力キー
41b,42b,43b,44b,41c,42c,43c,44c,41d,42d,43d,44d 入力部
42 LED点灯ボタン
43 画面回転ボタン
44 カメラ起動ボタン
51,51a,451,451a,451b,451c,451d 操作画面(合成画面)
52,52a,452,452a,452b,452c,452d 撮影画像(カメラ画像)
130 回転操作部
140 表示処理部
150 操作画面処理部
151 操作画面生成部
152 画面合成部
153 合成画面回転処理部
160 撮影画像処理部
161 撮影画像生成部
162 撮影画像回転処理部
170 回転制御部

Claims (8)

  1. 入力部およびカメラ装置が配設された本体と、表示装置とを備えたカメラ付携帯装置であって、前記カメラ付携帯装置は前記入力部と前記表示装置とをノート状に開いて使用するノートモードと、前記表示装置を前記入力部上に重ねて使用するタブレットモードに切り替え可能であり、前記ノートモードと前記タブレットモードにおいて前記カメラ装置の操作手段に関わる配置および機能の割り付けの少なくともいずれかを切り替えたカメラ付携帯装置。
  2. ノートモードでは、入力キーを前記操作手段として割り付けることを特徴とする請求項1に記載のカメラ付携帯装置。
  3. ノートモードで机上に設置した場合には、前記カメラ装置の前記操作手段の割り付けを行わないことを特徴とする請求項1に記載のカメラ付携帯装置。
  4. タブレットモードでは前記操作手段を前記本体の上部側面に配設することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のカメラ付携帯装置。
  5. 前記表示装置に前記カメラ装置の操作手段を配設し、タブレットモードでは前記表示装置より前記カメラ装置の操作を行うことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のカメラ付携帯装置。
  6. 前記表示装置は前記カメラ装置の操作手段に関する表示を行う機能を備えたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のカメラ付携帯装置。
  7. 前記カメラ装置の操作手段はカメラ起動ボタン、シャッターボタンおよびLED点灯ボタンを備えたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のカメラ付携帯装置。
  8. 前記カメラ装置を前記本体の操作面または背面に配設したことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のカメラ付携帯装置。
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