JP2009223315A - 定着装置及び定着装置の現像材定着方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】現像材の定着を行うベルト定着装置のベルトの寿命を向上させた定着装置及び定着装置の現像材定着方法を提供する。
【解決手段】内部に加熱装置を有する加圧ローラと、金属の芯金を有する金属ローラと、前記金属ローラとともに定着ベルトを掛け回し、前記定着ベルトを挟んで前記加圧ローラと当接し、円筒形状をなす中央部分の幅が前記加圧ローラの幅よりも小さく、両端部に中央部分の直径よりも直径が小さい小径ローラを有する定着ローラと、を備える。定着ベルトの両端部にストレスが加わらず、定着ベルトの寿命が長くなる。
【選択図】図1
【解決手段】内部に加熱装置を有する加圧ローラと、金属の芯金を有する金属ローラと、前記金属ローラとともに定着ベルトを掛け回し、前記定着ベルトを挟んで前記加圧ローラと当接し、円筒形状をなす中央部分の幅が前記加圧ローラの幅よりも小さく、両端部に中央部分の直径よりも直径が小さい小径ローラを有する定着ローラと、を備える。定着ベルトの両端部にストレスが加わらず、定着ベルトの寿命が長くなる。
【選択図】図1
Description
本発明は、コピー機、プリンタなどの画像形成装置に係り、特に現像材の定着を行うベルト定着装置のベルトの寿命を向上させた定着装置及び定着装置の現像材定着方法に関する。
画像形成装置は、トナーなどの現像材を加熱し、加圧することにより記録媒体に現像材を定着させる定着装置を備えている。
近時の定着装置は低熱容量化のために定着ベルトを備えている(例えば、特許文献1)。定着ベルトは定着ローラと金属ローラに掛け回されている。現像材を転写された記録媒体は定着ローラと、この定着ローラに定着ベルトを挟んで当接し、加熱装置を備える加圧ローラとによって挟まれる。そして、記録媒体は搬送されながら加圧及び加熱される。
このような定着装置において、定着ベルトは定着ローラの両端に設置された規制板により位置が規制される。定着ベルトが定着ローラと加圧ローラによって加圧されると、定着ベルトの両端部に過度の圧力が加わり定着ベルトが破壊されてしまうことがあるという問題点があった。
本発明の目的は、現像材の定着を行うベルト定着装置のベルトの寿命を向上させた定着装置及び定着装置の現像材定着方法を提供することである。
本発明は、内部に加熱装置を有する加圧ローラと、金属の芯金を有する金属ローラと、 金属ローラとともに定着ベルトを掛け回し、定着ベルトを挟んで加圧ローラと当接し、円筒形状をなす中央部分の幅が加圧ローラの幅よりも小さく、両端部に中央部分の直径よりも直径が小さい小径ローラを有する定着ローラと、を備える定着装置を提供する。
本発明は、定着ベルトの両端に過度の圧力が加わることがなく定着ベルトの寿命を延ばすことが可能となるという効果がある。
以下、本発明による定着装置及び定着装置の現像材定着方法の一実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
(画像形成装置の概要)
図1は画像形成装置の構成例を示した図である。図1に示すように、装置本体601の上部には例えばガラス板のような透明な材質によって形成される原稿載置用の原稿台602が設けられる。また、この原稿台602を覆うようにカバー603が装置本体601に開閉自在に設置される。
図1は画像形成装置の構成例を示した図である。図1に示すように、装置本体601の上部には例えばガラス板のような透明な材質によって形成される原稿載置用の原稿台602が設けられる。また、この原稿台602を覆うようにカバー603が装置本体601に開閉自在に設置される。
装置本体601内部の原稿台602の下面側には、原稿台602に載置された原稿の画像を光学的に読取るスキャンユニット(図示せず)が設けられる。例えばこのスキャンユニットは、キャリッジ604と、原稿に反射した露光ランプ605の光を反射する反射ミラー606,607,608と、この反射された光を変倍する変倍用レンズブロック609と、CCD(Charge Coupled Device)610とを有する。キャリッジ604は原稿台602に向けて光を照射する露光ランプ605を備え、原稿台602の下面に沿って往復動可能に構成される。
キャリッジ604は、露光ランプ605を点灯させながら往動することにより、原稿台602に載置された原稿に露光する。この露光による原稿台602に載置されている原稿の反射光像は、反射ミラー606,607,608および変倍用レンズブロック609を経由してCCD610に投影される。CCD610は投影された原稿の反射光像に対応する画像データを出力する。
装置本体601内部のスキャンユニットの下方には画像形成部220が設けられる。画像形成部220は、例えばプリントエンジン(図示せず)とプロセスユニット(図示せず)を備える。
プリントエンジンは露光ユニット611を含む。プロセスユニットは、露光ユニット611に沿って配置される感光体ドラム621,622,623,624と、感光体ドラム621,622,623,624を挟んで露光ユニット611と対向して配置される無端状の転写ベルト12と、転写ベルト12を駆動するドライブローラ626と、転写ベルト12を挟んで感光体ドラム621,622,623,624と対向して配置される1次転写ローラ641,642,643,644と、1次転写ローラ641,642,643,644を駆動させる転写ローラ駆動ユニットを含む。
転写ベルト12は、ドライブローラ626、ガイドローラ627,628,629、及び従動ローラ630に掛け渡され、ドライブローラ626から動力を受けて反時計方向に回転走行する。ガイドローラ627は上下動自在に設けられており、カム631の回動を受けて転写ベルト12側に移動する。これにより、ガイドローラ627は転写ベルト12を感光体ドラム621,622,623,624側に変位させる。
この画像形成部220は、画像データ(CCD610から出力された画像信号)に基づく画像を形成し、その画像を搬送途中の記録媒体に印刷する画像形成プロセスを実行する。すなわち、CCD610から出力された画像信号は適宜に処理された後、露光ユニット611に供給される。露光ユニット611はイエローカラーの画像信号に応じたレーザビームB1をイエローカラー用の感光体ドラム621に、マゼンタカラーの画像信号に応じたレーザビームB2をマゼンタカラー用の感光体ドラム622に、シアンカラーの画像信号に応じたレーザビームB3をシアンカラー用の感光体ドラム623に、ブラックカラーの画像信号に応じたレーザビームB4をブラックカラー用の感光体ドラム624に向けてそれぞれ発する。
1次転写ローラ641,642,643,644は、転写ベルト12側へ移動(下降)されることにより、その転写ベルト12を感光体ドラム621,622,623,624に接触させて、感光体ドラム621,622,623,624上の可視像を転写ベルト12に転写させる。
感光体ドラム621の周囲には、図示しないドラムクリーナ,除電ランプ,帯電ユニット,現像ユニットが順次に配設されている。ドラムクリーナは感光体ドラム621の表面に接するドラムクリーニングブレードを有し、感光体ドラム621の表面に残留している現像材をドラムクリーニングブレードによって掻き落とす。
除電ランプは感光体ドラム621の表面に残留している電荷を除去する。帯電ユニットは高電圧を感光体ドラム621に印加することにより、感光体ドラム621の表面に静電荷を帯電させる。この帯電が済んだ感光体ドラム621の表面に、露光ユニット611から発せられるレーザビームB1が照射される。この照射により、感光体ドラム621の表面に静電潜像が形成される。現像ユニットは、感光体ドラム621の表面にイエローカラーの現像材(トナー)を供給することにより、感光体ドラム621の表面の静電潜像を可視像化する。
他の感光体ドラム622,623,624も同様に、それぞれ対応した色の現像材を用いて各感光体ドラム622,623,624の表面の静電潜像を可視像化する。
画像形成部220のドライブローラ626と対向する位置には、転写ベルト12を挟んでクリーナ636が設けられている。このクリーナ636は転写ベルト12に接するクリーニングブレード636aを有し、転写ベルト12に残留している現像材をクリーニングブレード636aによって掻き落とす。
印刷モードの変更は次のように行なう。1次転写ローラ641,642,643,644の近傍には、フック671,672,673,674が設けられている。このフック671,672,673,674は、回動しながら1次転写ローラ641,642,643,644の軸に係合してその軸を持ち上げ、1次転写ローラ641,642,643,644を感光体ドラム621,622,623,624から引き離す方向に移動させる。1次転写ローラ641,642,643,644をいずれも移動させないか、又は移動させるものの組み合わせを変えることによりフルカラーモード、全離間モード、モノクロモードなどの印刷モードの変更を行なう。
次に、記録媒体の収納機構と供給機構について説明する。露光ユニット611の下方には記録媒体を収納する複数の記録媒体カセット650が設けられている。これら記録媒体カセット650には互いに異なる記録媒体種の多数枚の記録媒体Pが積層状態で収容されている。これら記録媒体カセット650の出口部分(図示右側)には記録媒体カセット650内の記録媒体を上部から1枚ずつ記録媒体を供給する記録媒体供給機構221がそれぞれ設けられている。そして、この記録媒体供給機構221により、いずれか1つの記録媒体カセット650から記録媒体Pが1枚ずつ取り出される。いずれか1つの取り出し用の記録媒体供給機構221はピックアップローラ651と、記録媒体供給ローラ652aと、分離ローラ652bとを含み、記録媒体カセット650から取り出された記録媒体Pを1枚ずつ分離して記録媒体搬送機構653に供給する。
次に、記録媒体の搬送経路について説明する。記録媒体搬送機構653は前記画像形成部220の従動ローラ630を経由して上方の記録媒体排出口654まで延びている。記録媒体排出口654は装置本体601の外周面に連なる記録媒体排出部655に臨んでいる。また、記録媒体搬送機構653の始端側には、各記録媒体供給機構221の近傍にそれぞれ搬送ローラ656が設けられている。この記録媒体搬送機構653はいずれかの記録媒体供給機構221により記録媒体が供給されると、供給された記録媒体を上記記録媒体排出部655まで搬送する。
また、2次転写ローラ630aが記録媒体搬送機構653の途中の従動ローラ630と転写ベルト12を挟んで対向する位置に設けられている。これら従動ローラ630および2次転写ローラ630aの搬送方向手前位置にレジストローラ658が設けられている。
レジストローラ658は、転写ベルト12と2次転写ローラ630aとによる、現像材(トナー)によって形成された画像の記録媒体への転写を行なう動作である転写動作と同期したタイミングにより、記録媒体Pを転写ベルト12と2次転写ローラ630aの間に送り込む。2次転写ローラ630aは、レジストローラ658から送り込まれた記録媒体Pを従動ローラ630上の転写ベルト12と挟み込みながら、転写ベルト12に転写されている現像材(トナー)によって形成された可視画像をこの記録媒体Pに転写させ、印刷する。このように、レジストローラ658は、転写ベルト12及び2次転写ローラ630aを有する画像形成部220に対し、画像形成部220の転写動作と同期して記録媒体Pを搬送する。
記録媒体搬送機構653の2次転写ローラ630aより下流側の位置に、熱定着用の定着装置が設けられる。この定着装置は金属ローラと、定着ローラ10と、この金属ローラと定着ローラに掛け回される定着ベルトと、定着ローラ10に定着ベルトを挟んで当接する加圧ローラ40と、を備えている。加圧ローラ40は内部にヒータランプなどの加熱装置を備えている。
現像材が転写された記録媒体Pは定着ローラ10と加圧ローラ40により挟まれ、搬送されながら加熱及び加圧される。この際、現像材は記録媒体Pに定着する。なお、記録媒体搬送機構653の終端には記録媒体排出ローラ661が設けられている。
装置本体601には自動両面ユニット(以下、ADUと呼ぶ)222が設けられてもよい。ADU222は記録媒体搬送機構653の終端とレジストローラ658への入り口に、ADU222内の記録媒体Pを搬送する経路である副搬送路662を連結するように設置する。副搬送路662は記録媒体搬送機構653の画像形成部220に対する下流側(記録媒体搬送機構653の終端)から分岐し、この記録媒体搬送機構653の画像形成部220に対する上流側(レジストローラ658の上流側位置)に合流する。
この副搬送路662は両面印刷のために記録媒体Pの表裏を反転させる。副搬送路662には記録媒体供給ローラ663,664,665が設けられており、ADU222は画像形成部220から記録媒体排出部655に搬送される記録媒体Pを逆送させ、副搬送路662を搬送して画像形成部220の上流側において記録媒体搬送機構653に合流させる。このように搬送すると、記録媒体Pの表裏は反転する。
副搬送路662により画像形成部220の上流側に戻された記録媒体Pは、記録媒体搬送機構653に合流した後、レジストローラ658により画像形成部220の転写動作に同期をとって、転写ベルト12と2次転写ローラ630aが接する転写位置に送り込まれる。このように、記録媒体Pの裏面に対しても転写ベルト12上の可視像が転写され、印刷される。
このADU222の副搬送路662は装置本体601に設けられた操作パネル724やネットワークを経由して装置本体601に接続しているコンピュータなどにより両面印刷が指定されると、上述した記録媒体Pの表裏を反転させる作動を行なう状態となる。
次に、付加的に設けられる装置について説明する。図1に図示した装置本体601の例においては記録媒体の供給源として2つの記録媒体カセット650が設けられている。記録媒体カセット650は装置本体601に3つ以上設けてもよい。この他に、図示しないが手差しの記録媒体供給機構(以下、SFBと呼ぶ)や、数千枚の記録媒体を積層して収納することができる記録媒体供給機構である大容量給記録媒体フィーダ(以下、LCFと呼ぶ)を設けることもできる。これらSFBやLCFは、その記録媒体を供給する経路が記録媒体搬送機構653に合流するように装置本体601に設置される。
装置本体601には記録媒体種センサ223が設けられていてもよい。記録媒体種センサ223は、記録媒体搬送機構653の画像形成部220に対する上流側であり、レジストローラ658より上流側の位置に配置され、この記録媒体搬送機構653により搬送される記録媒体Pの記録媒体種を検出する。この記録媒体種センサ223には、例えば記録媒体Pの厚さや光透過率を検知することにより記録媒体Pの種類を判定する公知のセンサを用いることができる。
記録媒体種センサ223は、SFB又はLCFを設置する場合には、SFB及びLCFからの記録媒体供給経路と記録媒体搬送機構653との合流地点より下流側に配置する。このように配置することにより、1個の記録媒体種センサ223により全ての記録媒体の供給源から記録媒体搬送機構653上を搬送される記録媒体Pの種種を検出することができる。
(定着装置)
図2は定着装置の側面図である。図2に示すように、定着装置は、金属ローラ20と、定着ローラ10と、この金属ローラ20と定着ローラ10とに掛け回された定着ベルト30とを備える。
図2は定着装置の側面図である。図2に示すように、定着装置は、金属ローラ20と、定着ローラ10と、この金属ローラ20と定着ローラ10とに掛け回された定着ベルト30とを備える。
定着ベルト30は、ニッケル電鋳又はステンレス又はポリイミドを基材とし、外周面にシリコンゴムの耐熱弾性層を有する。定着ベルト30は環状のものが用いられる。さらに、シリコンゴムの外層にPFA(テトラフルオエチレン パーフルオアルキル ビニルエーテル共重合体)などの高離型性フッ素樹脂によって被覆したものを用いてもよい。
金属ローラ20は中空のアルミニウム又は鉄の芯金にPFAを被覆したものを用いることができる。
定着ローラ10は中空のアルミニウム又は鉄の芯金102にシリコンスポンジなどの耐熱性弾性体層101を設けたものを用いることができる。耐熱性弾性体層101は広いニップを確保するために硬度の低いものを用いることが望ましい。
さらに、定着装置は定着ベルト30を挟んで定着ローラ10と当接する加圧ローラ40を備える。
加圧ローラ40は中空のアルミニウム又は鉄の芯金403にシリコンスポンジなどの耐熱性弾性体層402を設け、その外周をPFAによって被覆層401を形成したものを用いることができる。加圧ローラ40内側には熱源としてハロゲンヒータ404を設けてもよい。
図3は定着装置の上面図である。図3に示すように、定着ローラ10は両端部に定着ベルトの位置を規制する規制板11を備える。規制板11の直径は定着ローラ10の直径よりも大きい。
記録媒体Pは定着ベルト30と共に定着ローラ10と加圧ローラ40とにはさまれ、搬送されながら加熱及び加圧される。
(第1の実施形態)
図4は、第1の実施形態における定着装置のニップ部分の斜視図である。図4においては定着ベルト30を省略してある。図4に示すように、定着装置は定着ローラ10が両端部に切り欠き部分を有する。
図4は、第1の実施形態における定着装置のニップ部分の斜視図である。図4においては定着ベルト30を省略してある。図4に示すように、定着装置は定着ローラ10が両端部に切り欠き部分を有する。
この定着ローラ10は、円筒形状をなす中央部分の幅L1が加圧ローラ40の幅L2よりも小さい。この定着ローラ10は両端部に小径ローラ10Aを備える。この小径ローラ10Aの直径φ2は定着ローラ10の中央部分の直径φ1よりも小さい。
φ1とφ2の差の1/2は定着ベルト30の厚みよりも大きいことが望ましい。これより小さいと、定着ベルト30の両端部に過剰な圧力が加わり、定着ベルト30が破損しやすくなる。
φ2はφ1/2よりも大きいことが望ましい。これより小さくなると規制板11を支持できなくなる。
図5は、第1の実施形態において、切り欠き部を大きくした定着ローラ10を示す図である。図5においては定着ベルト30を省略してある。図5に示すように、規制板11がしっかりと軸12に固定されていれば、小径ローラ10Bの直径φ3は軸12の直径と同じにすることができる。
定着ベルト30は、定着ローラ10と加圧ローラ40とのニップ部分において小径ローラ10A、10Bの側に折れ曲がる。このため、定着ベルト30の両端に過度の圧力が加わることがなくなる。
以上述べたように、本実施形態の定着装置は、両端を切り欠いた定着ローラ10を有する。このため、定着ベルト30の両端に過度の圧力が加わることがなく定着ベルト30の寿命を延ばすことが可能となるという効果がある。
(第2の実施形態)
図6は、第2の実施形態における定着装置のニップ部分の斜視図である。図6においては定着ベルト30を省略してある。図6に示すように、定着装置は定着ローラ10が両端部にテーパ部分10Cを有する。
図6は、第2の実施形態における定着装置のニップ部分の斜視図である。図6においては定着ベルト30を省略してある。図6に示すように、定着装置は定着ローラ10が両端部にテーパ部分10Cを有する。
この定着ローラ10は、円筒形状をなす中央部分の幅L1が加圧ローラ40の幅L2よりも小さい。テーパ部10Cの先端の直径φ4は定着ローラ10の中央部分の直径φ1よりも小さい。
φ1とφ4の差の1/2は定着ベルト30の厚みよりも大きいことが望ましい。これより小さいと、定着ベルト30の両端部に過剰な圧力が加わり、定着ベルト30が破損しやすくなる。
φ4はφ1/2よりも大きいことが望ましい。これより小さくなると規制板11を支持できなくなる。
なお、規制板11がしっかりと軸12に固定されていれば、テーパ部10Cの先端の直径φ4は軸12の直径と同じにすることができる。
以上述べたように、本実施形態の定着装置は、定着ベルト30は、定着ローラ10と加圧ローラ40とのニップ部分においてテーパ部10Cの側に折れ曲がる。このため、定着ベルト30の両端に過度の圧力が加わることがなくなる。さらに、定着ローラ10に加わる圧力がテーパ部10Cに分散されるため、より薄い芯金を用いることができ、画像形成装置の重量を軽くすることができるという効果がある。
10:定着ローラ、
11:規制板、
10A,10B:小径ローラ、
20:金属ローラ、
30:定着ベルト、
40:加圧ローラ、
101:耐熱性弾性体層。
11:規制板、
10A,10B:小径ローラ、
20:金属ローラ、
30:定着ベルト、
40:加圧ローラ、
101:耐熱性弾性体層。
Claims (6)
- 内部に加熱装置を有する加圧ローラと、
金属の芯金を有する金属ローラと、
前記金属ローラとともに定着ベルトを掛け回し、前記定着ベルトを挟んで前記加圧ローラと当接し、円筒形状をなす中央部分の幅が前記加圧ローラの幅よりも小さく、両端部に中央部分の直径よりも直径が小さい小径ローラを有する定着ローラと、
を備える定着装置。 - 現像材が転写された記録媒体を、前記定着ベルトを介して前記定着ローラと前記加圧ローラとが加圧し、前記加圧ローラが前記現像材を加熱することにより前記記録媒体に定着させる請求項1記載の定着装置。
- 内部に加熱装置を有する加圧ローラと、
金属の芯金を有する金属ローラと、
前記金属ローラとともに定着ベルトを掛け回し、前記定着ベルトを挟んで前記加圧ローラと当接し、円筒形状をなす中央部分の幅が前記加圧ローラの幅よりも小さく、両端部に先端部が中央部分の直径よりも直径が小さいテーパ部を有する定着ローラと、
を備える定着装置。 - 現像材が転写された記録媒体を、前記定着ベルトを介して前記定着ローラと前記加圧ローラとが加圧し、前記加圧ローラが前記現像材を加熱することにより前記記録媒体に定着させる請求項3記載の定着装置。
- 内部に加熱装置を有する加圧ローラが加熱しながら、
金属の芯金を有する金属ローラとともに定着ベルトを掛け回し、前記定着ベルトを挟んで前記加圧ローラと当接し、円筒形状をなす中央部分の幅が前記加圧ローラの幅よりも小さく、両端部に中央部分の直径よりも直径が小さい小径ローラを有する定着ローラとともに、
現像材を転写された記録媒体を加圧して現像材を記録媒体に定着させる、
定着装置の現像材定着方法。 - 内部に加熱装置を有する加圧ローラが加熱しながら、
金属の芯金を有する金属ローラとともに定着ベルトを掛け回し、前記定着ベルトを挟んで前記加圧ローラと当接し、円筒形状をなす中央部分の幅が前記加圧ローラの幅よりも小さく、両端部に先端部が中央部分の直径よりも直径が小さいテーパ部を有する定着ローラとともに、
現像材を転写された記録媒体を加圧して現像材を記録媒体に定着させる、
定着装置の現像材定着方法。
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2009
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