JP2009222598A - ガスセンシングシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】目的の経路におけるガスの濃度を測定できるガスセンシングシステムを提供する。
【解決手段】ガスセンシングシステムは、電磁波100が放射されてから経路201〜203を通った電磁波101〜103が受信されるまでの時間長さの経過時に受信された電磁波の強度を測定するリアルタイムスペクトルアナライザ32を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガスセンシングシステムに関するものである。
ガス分子は、複数の原子の結合により形成されるが、原子自体は結合した状態で静止しているわけではなく、結合軸のまわりに原子同士が振動したり、回転したりしている。
その振動状態や回転状態が量子力学的に変化するとき、その状態変化に対応するエネルギをガス分子が放出・吸収する。
このエネルギは、ミリ波からテラヘルツ波、光波の電磁波に対応する。従って、ガスが存在する空間を電磁波が通過すると、図8に示すように、特定の周波数の電磁波だけが吸収される。
この原理を用いて遠隔でガスを検知する装置の1つにレーザガス検知器(非特許文献1参照)がある。
この装置は、メタンガスを検出するものである。その動作は、図9に示すように、目標物(壁など)に対して、電磁波の波長に換算して1.5μm付近に存在するメタンガスの吸収線の1つにあわせたレーザ光を照射し、その反射波からガスの濃度を検出するものである。
詳細には、図10に示すように、レーザ光を周波数fで周波数変調した上で放射し、壁などで反射して戻ってくる光のうち、メタンガスの吸収により発生する周波数2fの信号強度から、レーザ光の光路にそったガス濃度の積分値を与えるというものである。
アンリツ株式会社、カタログ、レーザガス検知器(SA3C15A)
この装置では、用いている電磁波が光波であるため、空気中の塵や埃、煙などが存在し、視認が困難な状況では、光が散乱されるため、目標になる壁などまで光が伝播せず、上手くガスが検知できない。
これについては、空気中の塵や埃、煙などによって散乱されず直進的に伝播するミリ波帯からテラヘルツ波帯に対応する電磁波を用いることで対処が可能である。
しかし、これだけでは解決しない問題が従来技術にはある。それは、電磁波の多重反射の問題である。
壁で反射した電磁波の一部は、検知器と別の物体の方向に散乱され、そこからの反射波が再度壁で反射され検知器に戻るということがある。
また、電磁波の伝播経路上にガラスなどが存在した場合、電磁波の一部はガラスで反射され、直接検知器に戻る。
また、ガラスを透過し、壁で反射された電磁波の一部はガラスで反射され再び壁に戻るといった現象も発生する。
いずれの場合にしても、検知器に戻る信号は、単純に検知器と壁の間を1往復した信号ではなく、様々な経路をたどった信号の重ね合わせの形で戻ってくることになる。
この場合、周波数2fの信号強度には、ガス濃度とは関係ない干渉などの効果も含まれてしまうことになり、目的の経路上のガス濃度を正確に導出できない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、目的の経路におけるガスの濃度を測定できるガスセンシングシステムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1の本発明は、電磁波を放射する電磁波放射部と、前記電磁波の経路でのガスの濃度に応じて弱まった電磁波を受信する電磁波受信部と、前記受信された電磁波の強度を測定するガス濃度測定部とを備え、前記ガス濃度測定部は、前記電磁波が放射されてから目的の経路を通った当該電磁波が受信されるまでの当該経路に応じた時間長さの経過時に受信された電磁波の強度を測定することを特徴とするガスセンシングシステムをもって解決手段とする。
請求項1の本発明によれば、電磁波が放射されてから目的の経路を通った当該電磁波が受信されるまでの当該経路に応じた時間長さの経過時に受信された電磁波の強度を測定することで、測定された強度は、目的の経路でない経路のガスによっては弱まらないので、目的の経路におけるガスの濃度を測定できる。
請求項2の本発明は、前記ガス濃度測定部は、複数の経路のそれぞれにつき、経路を通った電磁波が受信されるまでの当該経路に応じた時間長さの経過時に受信された電磁波の強度を測定することを特徴とする請求項1記載のガスセンシングシステムをもって解決手段とする。
請求項2の本発明によれば、複数の経路のそれぞれにつき、電磁波の強度を測定することで、各経路におけるガスの濃度を測定できる。
請求項3の本発明は、前記電磁波は、前記目的の経路におけるガスにより弱まる周波数を含む周波数帯を有することを特徴とする請求項1または2記載のガスセンシングシステムをもって解決手段とする。
請求項3の本発明によれば、電磁波は、目的の経路におけるガスにより弱まる周波数を含む周波数帯を有することで、当該周波数帯における電磁波の強度を測定することにより、目的の経路におけるガスの濃度を測定できる。
請求項4の本発明は、前記電磁波放射部は、規則性をもって周波数ホップした電磁波を放射するものであり、前記ガス濃度測定部は、前記電磁波が放射されてから目的の経路を通った当該電磁波が受信されるまでの当該経路に応じた時間長さの経過時に受信された前記規則性を有する電磁波の強度を測定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のガスセンシングシステムをもって解決手段とする。
請求項4の本発明によれば、規則性をもって周波数ホップした電磁波を放射し、当該規則性を有する電磁波の強度を測定することで、周波数ホップした電磁波が全てノイズで受信できなくなる可能性は大変低く、規則性がほぼ保たれることが多いので、ガスの濃度測定の確実性を向上させることができる。
請求項5の本発明は、前記電磁波放射部は、パルス変調された電磁波を放射するものであり、前記ガス濃度測定部は、前記電磁波が放射されてから目的の経路を通った当該電磁波が受信されるまでの当該経路に応じた時間長さの経過時に受信されたパルス変調された電磁波の強度を測定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のガスセンシングシステムをもって解決手段とする。
請求項5の本発明によれば、パルス変調された電磁波を放射し、パルス変調された電磁波の強度を測定することで、電磁波放射部の構成を単純化することができる。
請求項6の本発明は、前記電磁波はミリ波またはテラヘルツ波である請求項1ないし5のいずれかに記載のガスセンシングシステムをもって解決手段とする。
請求項6の本発明によれば、電磁波をミリ波またはテラヘルツ波とすることで、ミリ波またはテラヘルツ波によって弱まるガスの濃度を測定できる。
本発明によれば、電磁波が放射されてから目的の経路を通った当該電磁波が受信されるまでの当該経路に応じた時間長さの経過時に受信された電磁波の強度を測定することで、測定された強度は、目的の経路でない経路のガスによっては弱まらないので、目的の経路におけるガスの濃度を測定できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係るガスセンシングシステムの構成を示す模式図である。
ガスセンシングシステムは、電磁波100を放射する電磁波放射部1と、電磁波100に含まれる電磁波101〜103がそれぞれ通る経路201〜203でのガスの濃度に応じて弱まった電磁波を受信する電磁波受信部2と、受信された電磁波の強度を測定するガス濃度測定部3とを備え、コンピュータ4により制御される。電磁波100の周波数は、時間により変化するものである。電磁波101〜103は、それぞれ経路201〜203を通る電磁波を単にいうものであり、その周波数の時間変化は、電磁波100のものに等しい。
経路201は、電磁波101が散乱体401で反射する前後の部分からなる。経路202は、電磁波102が散乱体402で反射する前後の部分からなる。経路203は、電磁波103が壁403で反射する前後の部分からなる。
電磁波放射部1は、基準信号を発生するシンセサイザ11と、基準信号の周波数と同じ周波数間隔で離散的なスペクトル(モード)を有する光コム信号を発生させる光コム信号発生器12と、光コム信号から任意の2モードを取り出す波長可変光フィルタ13と、取り出された2モードを合波することにより光ビート信号を発生させる光カップラ14と、光ビート信号を基に電磁波100発生させ放射させるフォトミキサ15とを備える。
光コム信号発生器12と波長可変光フィルタ13、波長可変光フィルタ13と光カップラ14、光カップラ14とフォトミキサ15は光ファイバで接続されている。コンピュータ4は、シンセサイザ11と波長可変光フィルタ13に制御線で接続されている。シンセサイザ11と光コム信号発生器12はRF(Radio Frequency)ケーブルで接続されている。
例えば、光コム信号発生器12は、シングルモードのレーザ光を出射する光源および光源から出力されるレーザ光を位相変調する光変調器、光変調器の出力を増幅する光アンプおよび光アンプの出力を入力とする非線形ファイバより構成されている。
電磁波受信部2は、電磁波101〜103を受信するミキサ21を備える。
ガス濃度測定部3は、受信された電磁波101〜103の周波数を低下させる局発発振器31と、電磁波100が放射されてから経路201〜203を通った電磁波101〜103が受信されるまでの時間長さの経過時に受信された電磁波の強度を測定するリアルタイムスペクトルアナライザ32を備える。局発発振器31は、数GHz程度の中間周波数帯域幅を有する。
ミキサ21と局発発振器31、ミキサ21とリアルタイムスペクトルアナライザ32はRFケーブルで接続されている。コンピュータ4は、局発発振器31とリアルタイムスペクトルアナライザ32に制御線で接続されている。
電磁波101が受信されるまでの時間長さ(以下、時間長さ301という)は、経路201の長さに応じたものとなり、つまり、経路201が長いほど長くなる。同様に、電磁波102が受信されるまでの時間長さ(以下、時間長さ302という)は、経路202の長さに応じたものとなり、つまり、経路202が長いほど長くなる。同様に、電磁波103が受信されるまでの時間長さ(以下、時間長さ303という)は、経路203の長さに応じたものとなり、つまり、経路202が長いほど長くなる。
つまり、時間長さ301の経過時と時間長さ302の経過時と時間長さ303の経過時は相違するので、受信された電磁波の強度を継続的に測定し、当該強度を、測定された電磁波の周波数および受信時刻に対応づけてリアルタイムに表示するリアルタイムスペクトルアナライザ32が使用される。リアルタイムスペクトルアナライザ32は、こうした測定結果に基づく表示内容を記憶し、それを操作によって再び表示する。
図2は、経路201〜203に存在するガス(以下、目的ガスという)の吸収スペクトルの一例を示す図である。
ミリ波帯の下限が30GHzであり、ミリ波帯の上限およびテラヘルツ波帯の下限が100〜300GHzに含まれ、テラヘルツ波帯の上限が10〜30T(テラ)Hzに含まれると考えると、図中の周波数f1はミリ波帯の下限より高い周波数であり、周波数f2はテラヘルツ波帯の上限より低い周波数である。周波数f1から周波数f2までの幅は、例えば、数GHzかそれ以上である。
周波数f1〜f2の周波数帯を有する電磁波が目的ガスを通過すると、特に周波数fa,fbで弱まる(吸収される)。弱まる程度(吸収強度の絶対値)は、目的ガスの濃度に応じたものとなる、つまり、濃度が高いほど、通過後の電磁波の強度は弱くなる。
よって、電磁波100、101〜103は、周波数f1〜f2の周波数帯を有するものであり、リアルタイムスペクトルアナライザ32は、当該周波数帯の各周波数つまり周波数fa,fbや他の周波数での強度を測定できるようになっている。
図3は、電磁波100がもつ周波数fの大局的な時間変化を示す図である。周波数fの詳細な時間変化については後述する。
コンピュータ4は、シンセサイザ11と波長可変光フィルタ13を制御し、これにより、周波数fが、時間周期Tの間に、周波数f1からf2まで直線的に変化し、かつ、このような時間周期Tが繰り返し訪れるようにする。つまり、周波数f1からf2までの周波数掃引が繰り返される。
図4は、周波数fの詳細な時間変化を示す図である。具体的には、図3の時刻ti近傍における周波数fの時間変化を示す部分dを拡大した図である。
周波数fは、時刻ti−1を含む時間帯Ti−1において、大局的にはfi−1になっている。周波数fは、時刻ti−1より後の時刻tiを含む時間帯Tiにおいて、大局的にはfi−1より高いfiになっている。周波数fは、時刻tiより後の時刻ti+1を含む時間帯Ti+1において、大局的にはfiより高いfi+1になっている。
しかし、例えば、時間帯Tiにおいて周波数fは一定のfiではなく、各時間帯で周波数ホップがなされている。これにより、周波数fは100MHz程度の周波数で変化する。また、これにより、周波数fは、例えば、各時間帯同士で同一の規則性を有している。 例えば、時間帯Ti−1において周波数fは、まず周波数fi−1,1になり、その後、順次に周波数fi−1,2、…、fi−1,9となる。各周波数fi−1,1、fi−1,2、…、fi−1,9につき、周波数fがその周波数にがなっている時間長さは、例えば、周波数fが100MHzで変化する場合は、10ns(ナノ秒)である。各周波数の中間値である周波数fi−1,5は、例えば周波数fi−1である。このように、電磁波100は、時間帯Ti−1では、各周波数fi−1,1、fi−1,2、…、fi−1,9を有する電磁波からなり、以下、これらをfi−1群という。
その後の、時間帯Tiにおいて周波数fは、まず周波数fi,1になり、その後、順次に周波数fi,2、…、fi,9となる。各周波数fi,1、fi,2、…、fi,9につき、周波数fがその周波数になっている時間長さも、例えば、10nsである。各周波数の中間値である周波数fi,5は、例えば周波数fiである。各周波数の最小値は、時間帯Ti−1の各周波数fi−1,1、fi−1,2、…、fi−1,9の最大値より大きくなっている。このように、電磁波100は、時間帯Tiでは、各周波数fi,1、fi,2、…、fi,9を有する電磁波からなり、以下、これらをfi群という。
その後の、時間帯Ti+1において周波数fは、まず周波数fi+1,1になり、その後、順次に周波数fi+1,2、…、fi+1,9となる。各周波数fi+1,1、fi+1,2、…、fi+1,9につき、周波数fがその周波数になっている時間長さも、例えば、10nsである。各周波数の中間値である周波数fi+1,5は、例えば周波数fi+1である。各周波数の最小値は、時間帯Tiの各周波数fi,1、fi,2、…、fi,9の最大値より大きくなっている。このように、電磁波100は、時間帯Ti+1では、各周波数fi+1,1、fi+1,2、…、fi+1,9を有する電磁波からなり、以下、これらをfi+1群という。
上記のように周波数fを時間変化させるべく、シンセサイザ11は、一定の周波数成分を有する基準信号(例えば周波数Fの正弦波)を出力する。基準信号は光コム信号発生器12の光変調器に入力される。光変調器で位相変調されたレーザ光は、光アンプ及び非線形ファイバを伝播する。非線形ファイバからは、このレーザ光すなわち、周波数Fと同じ周波数間隔で離散的なスペクトル(モード)を有する光コム信号が出射する。
波長可変光フィルタ13は、光コム信号に含まれる任意の2つのモードを切り出し、出力する。この2つのモードが光カップラ14で合波されると、合波後の出力光は、2つのモードの周波数間隔と同じ周波数で強度変調された出力光となる。
例えば、波長可変光フィルタ13が、n本分離れた2つのモードを切り出したとすると、出力光に含まれるビート周波数は、nFと表される。一例として、隣接するモードを切り出して合波すると周波数Fのビートを含む出力光が得られる。
光カップラ14の出力光はフォトミキサ15に入力されることにより、出力光の強度変調成分のみが出力されるので、結果として、ビートと等しい周波数nFの電磁波が得られる。
ここで、基準信号の周波数をF+ΔFと変化させると、フォトミキサ15から出力される電磁波の周波数はn(F+ΔF)となるので、n(F+ΔF)−nF=nΔFが100MHzとなるようにシンセサイザ11を制御することにより、100MHzの周波数で周波数fを変化させることができる。
図4に示すように周波数fが9個の周波数の間を100MHzで変化し、かつ、周波数fが100MHz±24MHzの間にある場合を説明する。
例えば、時間帯Tiでの周波数fi,j(jは1から9の整数)は、
fi,j=100+6nj[MHz] (njは−4から4の間の任意の整数)
と表される。上記の式でjが1から9に変わる際のnjの数値は任意であり、例えば、(n1,n2,…,n9)=(−2,4,1,−4,0,3,−1,4,−4)のような並びになる。上記の(n1,n2,…,n9)の並びは、コンピュータ4がこの並びを記憶可能であるならば、時間帯ごとに変えてもよい。ただし、処理の簡略化のためには、各時間帯で同じ(n1,n2,…,n9)の並びを利用することが望ましい。
図5は、リアルタイムスペクトルアナライザ32における表示内容の一例を示す図である。
リアルタイムスペクトルアナライザ32は、時間帯Ti−1にfi−1群が放射されてから時間長さ301の経過後の時刻t1i−1を含む時間帯に、経路201を通ったfi−1群が受信されるので、受信されたfi−1群の強度を測定する。リアルタイムスペクトルアナライザ32は、例えば、受信されたfi−1群の周波数における時間変化を横軸上の時刻t1i−1に対応づけて表示する。リアルタイムスペクトルアナライザ32は、例えば、周波数を縦軸方向に、時間を横軸方向にそれぞれ表示する。以下についても同様である。
リアルタイムスペクトルアナライザ32は、時間帯Tiにfi群が放射されてから時間長さ301の経過後の時刻t1iを含む時間帯に、経路201を通ったfi群が受信されるので、受信されたfi群の強度を測定する。リアルタイムスペクトルアナライザ32は、例えば、受信されたfi群の周波数における時間変化を時刻t1iに対応づけて表示する。
リアルタイムスペクトルアナライザ32は、時間帯Ti+1にfi+1群が放射されてから時間長さ301の経過後の時刻t1i+1を含む時間帯に、経路201を通ったfi+1群が受信されるので、受信されたfi+1群の強度を測定する。リアルタイムスペクトルアナライザ32は、例えば、受信されたfi+1群の周波数における時間変化を時刻t1i+1に対応づけて表示する。
リアルタイムスペクトルアナライザ32は、時間帯Ti−1にfi−1群が放射されてから時間長さ302の経過後の時刻t2i−1を含む時間帯に、経路202を通ったfi−1群が受信されるので、受信されたfi−1群の強度を測定する。リアルタイムスペクトルアナライザ32は、例えば、受信されたfi−1群の周波数における時間変化を時刻t2i−1に対応づけて表示する。
リアルタイムスペクトルアナライザ32は、時間帯Tiにfi群が放射されてから時間長さ302の経過後の時刻t2iを含む時間帯に、経路202を通ったfi群が受信されるので、受信されたfi群の強度を測定する。リアルタイムスペクトルアナライザ32は、例えば、受信されたfi群の周波数における時間変化を時刻t2iに対応づけて表示する。
リアルタイムスペクトルアナライザ32は、時間帯Ti+1にfi+1群が放射されてから時間長さ302の経過後の時刻t2i+1を含む時間帯に、経路202を通ったfi+1群が受信されるので、受信されたfi+1群の強度を測定する。リアルタイムスペクトルアナライザ32は、例えば、受信されたfi+1群の周波数における時間変化を時刻t2i+1に対応づけて表示する。
図示しないが、同様に、リアルタイムスペクトルアナライザ32は、時間帯Ti−1にfi−1群が放射されてから時間長さ303の経過後の時刻を含む時間帯に、経路203を通ったfi−1群が受信されるので、受信されたfi−1群の強度を測定する。リアルタイムスペクトルアナライザ32は、例えば、受信されたfi−1群の周波数における時間変化を時刻に対応づけて表示する。
リアルタイムスペクトルアナライザ32は、時間帯Tiにfi群が放射されてから時間長さ303の経過後の時刻を含む時間帯に、経路203を通ったfi群が受信されるので、受信されたfi群の強度を測定する。リアルタイムスペクトルアナライザ32は、例えば、受信されたfi群の周波数における時間変化を時刻に対応づけて表示する。
リアルタイムスペクトルアナライザ32は、時間帯Ti+1にfi+1群が放射されてから時間長さ303の経過後の時刻を含む時間帯に、経路203を通ったfi+1群が受信されるので、受信されたfi+1群の強度を測定する。リアルタイムスペクトルアナライザ32は、例えば、受信されたfi+1群の周波数における時間変化を時刻に対応づけて表示する。
図6は、受信された各電磁波101〜103がもつ周波数の大局的な時間変化を示す図である。これは例えば、コンピュータ4がリアルタイムスペクトルアナライザ32から得るデータ(周波数における時間変化の表示に用いたものや電磁波の強度であり、以下同じ)により求めるものである。
図5に示すように表示された各群は、例えば同一の規則性を有しているので、個々に認識に認識され、区別される。また、同一の経路を通った各群は、図3における時間周期Tの間の傾きをもって表示されるので、各群は経路ごとに区別される。
図中Aは、図5の時刻t1i−1に対応づけて表示されたfi−1群、時刻t1iに対応づけて表示されたfi群、時刻t1i+1に対応づけて表示されたfi+1群を近似する直線であり、つまり、受信された電磁波101がもつ周波数の大局的な時間変化を示している。
図中Bは、図5の時刻t2i−1に対応づけて表示されたfi−1群、時刻t2iに対応づけて表示されたfi群、時刻t2i+1に対応づけて表示されたfi+1群を近似する直線であり、つまり、受信された電磁波102がもつ周波数の大局的な時間変化を示している。
図中Cは、図5では省略したが、時間帯Ti−1にfi−1群が放射されてから時間長さ303の経過後の時刻に対応づけて表示されたfi−1群、時間帯Tiにfi群が放射されてから時間長さ303の経過後の時刻に対応づけて表示されたfi群、時間帯Ti+1にfi+1群が放射されてから時間長さ303の経過後の時刻に対応づけて表示されたfi+1群を近似する直線であり、つまり、受信された電磁波103がもつ周波数の大局的な時間変化を示している。
例えば、時間変化Bは、時間変化Aに対し、時間長さΔtだけ遅れている。時間変化Cは、時間変化Aに対し、時間長さΔt’だけ遅れている。時間長さΔtが経路201の長さと経路202の長さの差に応じたものとなり、時間長さΔt’が経路201の長さと経路203の長さの差に応じたものとなっていれば、時間変化A、B、Cは、それぞれ経路201、202、203に対応するというように解析される。
図7は、受信された各電磁波101〜103について測定された強度の周波数特性を示す図であり、これは例えば、コンピュータ4がリアルタイムスペクトルアナライザ32から得るデータにより求めるものである。
電磁波101について図7に示した強度は、図5中、時刻t1i−1に対応づけて表示されたfi−1群、時刻t1iに対応づけて表示されたfi群、時刻t1i+1に対応づけて表示されたfi+1群などについて測定された各電磁波の強度の例えば平均値を、目的ガスが無い場合の強度を0として正規化し、正規化後の各強度(吸収強度)を該強度をもった電磁波の周波数に対応づけて表示したものである。前述のように、吸収強度の絶対値は、目的ガスの濃度に応じたものとなるので、これは経路201での目的ガスの濃度である。
また、電磁波102について図7に示した強度は、図5中、時刻t2i−1に対応づけて表示されたfi−1群、時刻t2iに対応づけて表示されたfi群、時刻t2i+1に対応づけて表示されたfi+1群などについて測定された各電磁波の強度の例えば平均値を、目的ガスが無い場合の強度を0として正規化し、正規化後の各強度(吸収強度)を該強度をもった電磁波の周波数に対応づけて表示したものである。吸収強度の絶対値は、目的ガスの濃度に応じたものとなるので、これは経路202での目的ガスの濃度である。
また、電磁波103について図7に示した強度は、図5では省略したが、時間帯Ti−1にfi−1群が放射されてから時間長さ303の経過後の時刻に対応づけて表示されたfi−1群、時間帯Tiにfi群が放射されてから時間長さ303の経過後の時刻に対応づけて表示されたfi群、時間帯Ti+1にfi+1群が放射されてから時間長さ303の経過後の時刻に対応づけて表示されたfi+1群などについて測定された各電磁波の強度の例えば平均値を、目的ガスが無い場合の強度を0として正規化し、正規化後の各強度(吸収強度)を該強度をもった電磁波の周波数に対応づけて表示したものである。吸収強度の絶対値は、目的ガスの濃度に応じたものとなるので、これは経路203での目的ガスの濃度である。
[変形例]
なお、本実施の形態では、図4に示すように周波数fが9個の周波数の間を変化するようにしたが、周波数の数は9に限らなくてもよい。例えば、図4の時間帯Tiでは周波数fがfi,5になっている期間にだけ電磁波100を放射する一方で、それ以外の期間では電磁波100の放射を停止し、このようにパルスの電磁波100が放射している期間での電磁波100の周波数fを例えばfi,5とし、他の時間帯でも同様にすればよい。つまり、パルス変調された電磁波100を放射してもよい。
パルス変調された電磁波100を放射する場合、例えば、図6に示した電磁波101がもつ周波数の大局的な時間変化は、時間帯Ti−1に周波数fi−1,5をもつ電磁波(パルス)が放射されてから時間長さ301の経過後の時刻に対応づけて表示された周波数fi−1の電磁波(パルス)、時間帯Tiに周波数fi,5をもつ電磁波(パルス)が放射されてから時間長さ301の経過後の時刻に対応づけて表示された周波数fi,5をもつ電磁波(パルス)、時間帯Ti+1に周波数fi+1,5をもつ電磁波(パルス)が放射されてから時間長さ301の経過後の時刻に対応づけて表示された周波数fi+1,5をもつ電磁波(パルス)を近似する直線で示すことができる。つまり、パルス変調された電磁波100を放射する場合であっても同様に図6のような周波数の時間変化が得られ、これにより、時間変化A、B、Cが、それぞれ経路201、202、203に対応するというように解析される。
なお、パルス変調された電磁波100を放射する場合、電磁波放射部1の構成を単純化することができる。しかし、例えば、時間帯Tiに放射されたパルスがノイズで受信できないと、そのパルスにより得られた図6のような時間変化が得にくくなるが、規則性をもって周波数ホップした電磁波100を放射する場合にあっては、例えば、時間帯Tiに放射されたfi群の全てがノイズで受信できなくなる可能性は大変低く、規則性がほぼ保たれることが多いので、図6のような時間変化を得る上での確実性を向上させることができる。
また、本実施の形態では、周波数ホップした電磁波100を放射させ、すなわち、例えば、図4で、周波数fをfi−1,1からfi−1,2へと急峻に変化させたが、これに限らず、変化を滑らかに、いわゆるアナログ的にしてもよい。
また、本実施の形態では、電磁波100はミリ波またはテラヘルツ波としたが、これに限らず、電磁波100は他の周波数帯をもつものであってもよい。
また、本実施の形態では、電磁波を反射させたが、これに限らず、例えば、目的のガスを挟んで、電磁波放射部1と電磁波受信部2を対向させ、電磁波放射部1が放射した電磁波を壁などで反射させずに電磁波受信部2が受信してもよい。
以上のように、本実施の形態によれば、電磁波100が放射されてから目的の経路を通った当該電磁波が受信されるまでの当該経路に応じた時間長さの経過時に受信された電磁波の強度を測定することで、測定された強度は、目的の経路でない経路のガスによっては弱まらないので、目的の経路におけるガスの濃度を測定できる。
また、複数の経路のそれぞれにつき、電磁波の強度を測定することで、各経路におけるガスの濃度を測定できる。
また、電磁波100は、目的の経路におけるガスにより弱まる周波数を含む周波数帯を有することで、当該周波数帯における電磁波の強度を測定することにより、目的の経路におけるガスの濃度を測定できる。
また、規則性をもって周波数ホップした電磁波を放射し、当該規則性を有する電磁波の強度を測定することで、周波数ホップした電磁波が全てノイズで受信できなくなる可能性は大変低く、規則性がほぼ保たれることが多いので、ガスの濃度測定の確実性を向上させることができる。
また、パルス変調された電磁波を放射し、パルス変調された電磁波の強度を測定することで、電磁波放射部の構成を単純化することができる。
また、電磁波をミリ波またはテラヘルツ波とすることで、ミリ波またはテラヘルツ波によって弱まるガスの濃度を測定できる。
本実施の形態に係るガスセンシングシステムの構成を示す模式図である。 目的ガスの吸収スペクトルの一例を示す図である。 電磁波100がもつ周波数fの大局的な時間変化を示す図である。 周波数fの詳細な時間変化を示す図である。 リアルタイムスペクトルアナライザ32における表示内容の一例を示す図である。 受信された各電磁波101〜103がもつ周波数の大局的な時間変化を示す図である。 受信された各電磁波101〜103について測定された強度の周波数特性を示す図である。 ガスの吸収スペクトルを示す図である。 レーザガス検知器がガス濃度を検出する方法を示す図である。 ガス濃度の詳細な検出方法を示す図である。
符号の説明
1…電磁波放射部
2…電磁波受信部
3…ガス濃度測定部
4…コンピュータ
11…シンセサイザ
12…光コム信号発生器
13…波長可変光フィルタ
14…光カップラ
15…フォトミキサ
21…ミキサ
31…局発発振器
32…リアルタイムスペクトルアナライザ
100〜103…電磁波
201〜203…経路
401、402…散乱体
403…壁

Claims (6)

  1. 電磁波を放射する電磁波放射部と、
    前記電磁波の経路でのガスの濃度に応じて弱まった電磁波を受信する電磁波受信部と、
    前記受信された電磁波の強度を測定するガス濃度測定部とを備え、
    前記ガス濃度測定部は、
    前記電磁波が放射されてから目的の経路を通った当該電磁波が受信されるまでの当該経路に応じた時間長さの経過時に受信された電磁波の強度を測定する
    ことを特徴とするガスセンシングシステム。
  2. 前記ガス濃度測定部は、
    複数の経路のそれぞれにつき、経路を通った電磁波が受信されるまでの当該経路に応じた時間長さの経過時に受信された電磁波の強度を測定する
    ことを特徴とする請求項1記載のガスセンシングシステム。
  3. 前記電磁波は、
    前記目的の経路におけるガスにより弱まる周波数を含む周波数帯を有することを特徴とする請求項1または2記載のガスセンシングシステム。
  4. 前記電磁波放射部は、
    規則性をもって周波数ホップした電磁波を放射するものであり、
    前記ガス濃度測定部は、
    前記電磁波が放射されてから目的の経路を通った当該電磁波が受信されるまでの当該経路に応じた時間長さの経過時に受信された前記規則性を有する電磁波の強度を測定する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のガスセンシングシステム。
  5. 前記電磁波放射部は、
    パルス変調された電磁波を放射するものであり、
    前記ガス濃度測定部は、
    前記電磁波が放射されてから目的の経路を通った当該電磁波が受信されるまでの当該経路に応じた時間長さの経過時に受信されたパルス変調された電磁波の強度を測定する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のガスセンシングシステム。
  6. 前記電磁波はミリ波またはテラヘルツ波である請求項1ないし5のいずれかに記載のガスセンシングシステム。
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