JP2009222397A - 光ファイバセンサおよび計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】FBGセンサに生じる温度変化の影響を取り除いて歪のみを取り出す。
【解決手段】光ファイバセンサ20のファイバ支持体21は、計測対象に固定されるベース22の一面側にヒンジ23、24を介して一対の腕部25、26が互いに対向するように立設され、その腕部25、26の中間位置を連結部29がヒンジ27、28を介して連結し、計測対象と等しい膨張率を有する材料で一体的に形成され、計測対象からベース22を伸縮させる力を受けて腕部25、26を互いに反対方向に傾ける構造を有している。腕部25、26の連結部29から所定距離離れた一端側の位置の間に、グレーティング部1aを有するセンサ用光ファイバ1の両端が張力のある状態で固定され、その光ファイバ1と同一特性のセンサ用光ファイバ1′が腕部25、26の連結部29から所定距離離れた他端側の位置の間にバランス状態で固定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、コアにグレーティング部が形成されたFBG(ファイバブラッググレーティング)方式の光ファイバを用いて計測対象に生じた歪みを検出するための光ファイバセンサにおいて、光ファイバセンサの出力に対する温度の影響を抑制するための技術に関する。
ビル・橋梁などの構造物や設備機器等の機械類の耐久性、疲労、損傷、寿命等(以下、これらをまとめて健全性という)を把握・診断するため、その構造物や機械類に生じる歪みの分布や歪みの履歴(歪みの進行速度、最大歪量や動特性の変化等)の計測が要求されることがある。
従来の構造物における健全性モニタリングでは、構造物の所要部位(例えば、鉄骨の溶接部や接合部、補強用垂直ブレス材等の応力集中部)に電気式の歪みゲージや加速度センサを取り付けて歪みを計測している。
しかし、歪みゲージなどの電気式センサでは、センサ部および信号伝送部に電磁ノイズ・雷対策や防錆加工などの様々な処理が必要であることから、最近ではこれを必要としない光ファイバセンサを用いた健全性モニタリングが注目されている。光ファイバセンサは、光信号を用いるため、電磁ノイズに強く、防爆性があり、防錆加工が不要で、屋外で長期間使用できる耐久性を有しており、健全性モニタリングに適している。
上記用途の光ファイバセンサの一つに、FBG(Fibber Bragg Grating)方式のものがある(以下この光ファイバセンサをFBGセンサと記す)。
このFBGセンサは、光ファイバのコア部の屈折率を光の進行方向に周期的に変化させ、グレーティングとしたものである。
FBGセンサのグレーティング部(感応部)は、次式(1)に示すように、屈折率変化の周期dと、実効的な屈折率nとによって定まるブラッグ波長λおよびその近傍の波長の光のみを反射し、その他の波長の光を透過させる。
λ=2nd ……(1)
式(1)からグレーティング部の屈折率nまたは周期dが変化するとグレーティング部から反射されるブラッグ波長λも変化することがわかる。
例えば、FBGセンサのグレーティング部に外力が負荷されて光ファイバの軸方向に歪εが生じると、それに応じてグレーティング部が伸縮して周期dが変化するとともに、実効的な屈折率nも変化する。この周期と屈折率の変化によって生じるブラッグ波長のシフト量Δλは、次式(2)で与えられる。
ΔλB1≒λ・(1−ρ)・ε ……(2)
ただし、ρは光弾性係数であり、歪εによるグレーティング部の実効的な屈折率変化を表す量である。
上式(2)から、FBGセンサのグレーティング部を測定対象に固定した上でブラッグ波長のシフト量ΔλB1を検出すれば、そのグレーティングブラッグ波長が固定された測定対象の歪εを計測することができる。
ただし、FBGセンサのグレーティング部の周期dと実効的な屈折率nは、外力だけでなく、温度変化ΔTによっても変化する。次式(3)は、式(1)の両辺を温度で偏微分して温度変化ΔTとシフト量ΔλB2の関係を求めたものである。
ΔλB2=λζΔT+λαΔT ……(3)
ここで、ζは温度変化ΔTに伴う周期dの変化率、αは温度変化ΔTに伴う屈折率nの変化率である。
したがって、FBGセンサのグレーティング部に外力と温度変化ΔTが同時に負荷されたときのブラッグ波長のシフト量は、次式(4)のように表される。
Δλfbg=ΔλB1+ΔλB2 ……(4)
つまり、FBGセンサで実際に検出されるブラッグ波長のシフト量Δλfbgは、外力と温度変化の影響を含んだ結果であり、測定対象に生じた歪εによるシフト量ΔλB1だけを検出するためには、温度変化によるシフト量ΔλB2を取り除くための温度補償が必要となる。
光ファイバセンサの従来の温度補償方法として、次の特許文献1には、図8に示すように、線形膨張係数が光ファイバと等しい基板63上に、歪計測用FBGセンサ61を固着するとともに、基板63上に変位が拘束されないように弛んだ状態で温度補償用FBGセンサ62を固着し、両FBGセンサ61、62で検出されるブラッグ波長のシフト量の差により歪εを計測する方法が提案されている。
特許第2983018号公報
また、次の特許文献2には、図9に示すように、X方向に相対的に移動可能な第1保持具64と第2保持具65の間に第1FBGセンサ61と第2FBGセンサ62とを一方の張力が強まると他方の張力が弱まるように固定し、両FBGセンサ61、62で検出されるブラッグ波長のシフト量の差によってX方向の歪εを計測する方法が開示されている。
特開2002−257520号公報
さらに、次の特許文献3には、図10に示すように、歪計測用FBGセンサ61の両端を取付け板67、68で計測対象50に固定するとともに、計測対象50と熱膨張率が等しい取付け板69で温度補償用FBGセンサ62の一端のみを計測対象50に固定し、両FBGセンサ61、62で検出されるブラッグ波長のシフト量の差によって歪εを計測する方法が開示されている。
特許第3711905号公報
しかし、上記特許文献1〜3に開示された温度補償方法は、実際にFBGセンサで検出されるブラッグ波長のシフト量から全ての温度変化の影響を取り除くことができず、計測対象の歪を精度よく計測できない問題点がある。
一般にFBGセンサは、図8に示したように、基板63などの固定板に接着剤などにより取り付けられたうえで計測対象50の表面に固定される。固定板の熱膨張率がFBGセンサと異なる場合には、温度変化ΔTに伴う固定板の伸縮がFBGセンサに伝達され、ブラッグ波長のシフト量に固定板の伸縮の影響が反映される。また、計測対象50の熱膨張率が固定板と異なる場合には、温度変化ΔTに伴う計測対象50の伸縮が固定板を介してFBGセンサに伝達され、ブラッグ波長のシフト量に計測対象50の伸縮の影響が反映される。したがって、実際にFBGセンサで検出されるブラッグ波長のシフト量の温度補償を行うためには、温度変化ΔTによってFBGセンサ自体に生じる影響(ΔλB2)だけでなく、FBGセンサに連結された固定板や計測対象の温度変化による伸縮の影響を取り除く必要がある。
具体的にはFBGセンサの線膨張率αと固定板の線膨張率βとが異なると、温度変化ΔTに伴う固定板の伸縮によってFBGセンサが(β−α)ΔTに等しい歪を受ける。この固定板伸縮の影響は、次式(11)のブラッグ波長λのシフト量ΔλB3となり、検出される温度変化ΔTの影響によるシフト量Δλsensorは、式(12)で表される。
ΔλB3=λ(1−ρ)(β−α)ΔT ……(11)
Δλsensor=ΔλB2+ΔλB3 ……(12)
また、固定板の線膨張率βと計測対象50の線膨張率γが異なる場合には、温度変化ΔTに伴う計測対象50の伸縮によってFBGセンサが固定板を介して(γ−β)ΔTに等しい歪を受ける。この計測対象50の伸縮の影響は、次式(13)のブラッグ波長のシフト量となり、検出される温度変化ΔTの影響によるシフト量Δλtargetは、式(14)で表される。なお、式(13)のηは歪拡大率であり、計測対象50の伸縮によって固定板に生じる歪のうち、FBGセンサに伝達される実効的な歪の割合を示し、固定板の構造により決定される係数である。
ΔλB4=λη(1−ρ)(γ−β)ΔT ……(13)
Δλtarget=ΔλB2+ΔλB3+ΔλB4 ……(14)
他方、外力によって生じる計測対象50の歪εも固定板を介してFBGセンサに伝達されるが、この外力の影響によるシフト量ΔλB5は、歪拡大率ηを用いて次式(15)で表され、外力と温度変化ΔTとが同時に負荷された場合、式(16)のシフト量Δλallが検出されることになる。
ΔλB5=λη(1−ρ)ε ……(15)
Δλall =ΔλB2+ΔλB3+ΔλB4+ΔλB5 ……(16)
よって、FBGセンサで計測対象50の歪εを精度よく計測するためには、検出される式(16)のシフト量Δλallから、温度変化ΔTの影響による式(14)のシフト量Δλtargetを取り除く必要がある。
これに対し、図8に示した温度補償方法では、歪計測用FBGセンサ61において式(16)のシフト量Δλallが検出され、両FBGセンサ61、62のシフト量の差は、(ΔλB3+ΔλB4+ΔλB5)となる。ここで、FBGセンサの線膨張率αと固定板(基板63)の線膨張率βとが等しいことから、式(11)のシフト量ΔλB3は0となるが、次式(21)のように、求めたいシフト量以外にも温度変化ΔTに依存す項ΔλB4(=λη(1−ρ)(γ―β)ΔT)が残ってしまい、温度変化ΔTの影響を取り除くことができない。また、図8の方法では、温度補償用FBGセンサ62を弛んだ中空状態で保持しているため、外部から加わる振動に応じて温度補償用FBGセンサ62が変形し易く、長期にわたる計測期間中に歪εの計測精度が劣化する恐れがある。
Δλall −ΔλB2=ΔλB4+Δλ
=λη(1−ρ)(γ―β)ΔT+λη(1−ρ)ε……(21)
また、図9に示した温度補償方法では、第1保持具64と第2保持具65とが相対的に移動すると、第1FBGセンサ61と第2FBGセンサ62とに逆向きの力が加わるので、両FBGセンサ61、62で検出される外力による歪εの影響は(式(15)のシフト量ΔλB5)は、符号が逆向きとなる。また。温度変化ΔTに伴う計測対象50の伸縮の影響(式(13)のシフト量ΔλB4)も符号が逆向きとなる。即ち、第1FBGセンサ61では、式(16)のシフト量Δλall(+)が検出されるのに対し、第2FBGセンサ62では、ΔλB4、ΔλB5の符号が逆向きのシフト量Δλall(−)が(=ΔλB2+ΔλB3−ΔλB4−ΔλB5)が検出される。したがって、両FBGセンサ61、62のシフト量の差は、次式(22)となり、やはり温度変化ΔTに依存す項2ΔλB4(=2λη(1−ρ)(γ―β)ΔT)が残ってしまい、求めたい計測対象50の歪εの成分ΔλB5のみを取り出すことはできない。
Δλall(+)−Δλall(−)=2ΔλB4+2ΔλB5
=2λη(1−ρ)(γ―β)ΔT+λη(1−ρ)ε……(22)
さらに、図10に示した温度補償方法では、温度計測用FBGセンサ62の固定板69の線膨張率βを計測対象50の線膨張率γと等しくしているため、FBGセンサ62で検出される固定板の伸縮による歪の影響は次式(23)のシフト量ΔλB3′となる。即ち、歪計測用FBGセンサ61では、式(16)のシフト量Δλallが検出されるのに対し、温度補償用FBGセンサ62では、温度変化ΔTの影響による式(3)のシフト量ΔλB2と式(23)のシフト量ΔλB3′とを重ね合わせたシフト量Δλsensor(=ΔλB2+ΔλB3′)が検出される。したがって、両FBGセンサ61、62のシフト量の差は次式(24)となり、やはり、温度変化ΔTに依存する項(η−1)(1−ρ)(γ―α)ΔTが残ってしまい、計測対象50の歪εを精度よく計測することができない。また、温度計測用モジュールは、片持ち梁構造であるため、長期にわたる計測期間中に温度補償用FBGセンサ62が変形して計測精度が劣化する恐れがある。
ΔλB3′=λη(1−ρ)(γ―α)ΔT ……(23)
Δλall−Δλsensor
=(η−1)(1−ρ)(γ―α)ΔT+λη(1−ρ)ε……(24)
上述した温度変化ΔTに依存する項、即ち式(21)、(22)、(24)の第1項は、その温度変化ΔTを無視できるような短期的な歪計測であれば大きな問題とはならないが、構造物の小さな歪を長期にわたり計測する健全性モニタリングのように場合には大きな問題となる。
本発明は、上記問題を解決して、FBGセンサに生じる温度変化ΔTの影響を取り除いて歪のみを取り出すことができる光ファイバセンサを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の請求項1の光ファイバセンサは、
計測対象に固定されるベース(22)と、前記ベースの一面側に弾性変形自在なヒンジ(23、24)を介して互いに対向するように立設された一対の腕部(25、26)と、前記一対の腕部の中間位置を弾性変形自在なヒンジ(27、28)を介して連結する連結部(29)とを有し、前記計測対象と等しい膨張率を有する材料で一体的に形成され、前記計測対象から前記ベースを伸縮させる力を受けて、前記一対の腕部を互いに反対方向に傾けるファイバ支持体(21)と、
ファイバブラッググレーティングが形成されたグレーティング部(1a)を有し、前記ファイバ支持体の一対の腕部の、前記連結部から所定距離離れた一端側の位置の間に、前記グレーティング部が挟まれる状態で張力をもって前記腕部に固定された第1のセンサ用光ファイバ(1)と、
ファイバブラッググレーティングが形成されたグレーティング部(1a)を有し、前記ファイバ支持体の前記一対の腕部の、前記連結部から前記所定距離離れた他端側の位置の間に、前記第1のセンサ用光ファイバの張力による前記一対の腕部の傾動を規制し、該張力とバランスさせるための引張力が付与された状態で前記腕部に固定され、前記第1のセンサ用光ファイバと同一特性の第2のセンサ用光ファイバ(1′)とを備えている。
また、本発明の請求項2の計測装置は、
前記請求項1記載の光ファイバセンサ(20)と、
前記光ファイバセンサの前記第1のセンサ用光ファイバおよび第2のセンサ用光ファイバに光を入射し、それぞれのグレーティング部による反射光の波長を検出する反射光波長検出手段(41)と、
所定期間における前記第1のセンサ用光ファイバの反射光波長の変化量と、前記所定期間における前記第2のセンサ用光ファイバの反射光波長の変化量とをそれぞれ検出する波長変化量検出手段(43)と、
前記波長変化量検出手段によって検出された前記第1のセンサ用光ファイバの波長変化量と前記第2のセンサ用光ファイバの波長変化量との減算により、前記計測対象の歪みに伴う波長変化量を算出する歪み成分算出手段(44)とを備えている。
このように、本発明の光ファイバセンサは、計測対象に固定されるベース(22)と、そのベースの一面側に弾性変形自在なヒンジ(23、24)を介して互いに対向するように立設された一対の腕部(25、26)と、その一対の腕部の中間位置を弾性変形自在なヒンジ(27、28)を介して連結する連結部(29)とを有し、計測対象と等しい膨張率を有する材料で一体的に形成され、前記計測対象から前記ベースを伸縮させる力を受けて、前記一対の腕部を互いに反対方向に傾けるファイバ支持体(21)を有しており、そのファイバ支持体の一対の腕部の、連結部から所定距離離れた一端側の位置の間に、グレーティング部を有する第1のセンサ用光ファイバ(1)の両端が張力のある状態で固定され、その第1のセンサ用光ファイバと同一特性の第2のセンサ用光ファイバ(1′)がファイバ支持体の前記一対の腕部の、前記連結部から前記所定距離離れた他端側の位置の間にバランス状態で固定されている。
このため、計測対象の歪みに対しては、両センサ用光ファイバのグレーティング部による反射光の波長変化量の絶対値が等しく、波長変化の方向が逆となり、温度変化に対しては、両センサ用光ファイバのグレーティング部による反射光の波長変化量の絶対値および波長変化の方向が等しくなる。よって、両センサ用光ファイバの波長変化量の減算により温度変化の影響を取り除いた状態で計測対象の歪み成分を正確に検出することが可能となる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明を適用した光ファイバセンサ20の構造およびそれを用いた計測装置40を示している。
この光ファイバセンサ20のファイバ支持体21は、計測対象の上に固定されてその変位による力を受けて伸縮するベース22と、ベース22の上面側に、弾性変形可能なヒンジ23、24を介して互いに対向するようにほぼ平行に立設された一対の腕部25、26と、腕部25、26の中間位置の間を、弾性変形可能なヒンジ27、28を介して連結する連結部29とを有している。なお、このファイバ支持体21は、計測対象と同一の膨張率を有する金属、半導体、合成樹脂等の材料により一体的に形成され、ベース22、腕部25、26および連結部29は、ファイバの張力では変形しない程度の剛性を有し、各ヒンジ23、24、27、28は、一対の腕部25、26および連結部29が含まれる平面に沿った面内で弾性変形可能となり、その面と直交する方向(ファイバ支持体21の厚さ方向)へ変形することも規制する形状となっている。
腕部25、26の一端側(図1で下端)で連結部29から所定距離L離れた位置の間には、ファイバブラッググレーティングが形成された第1のセンサ用光ファイバ1のグレーティング部1aが、そのグレーティング部1aを挟む2点において、張力(プリテンション)Teを持って固定されている。
また、腕部25、26の他端側(図1で上端)で連結部29から所定距離L離れた位置の間には、第1のセンサ用光ファイバ1と同一特性を有し、ベース22に外力がかかっていない状態で、且つ腕部25、26がベース22に対して垂直に立ち、連結部29がベース22と平行な基準状態において、第1のセンサ用光ファイバ1に付与されたプリテンションTeと等しい張力Teを付与して、第1のセンサ用光ファイバ1に付与されたプリテンションTeによる腕部25、26の傾動を規制する第2のセンサ用光ファイバ1′が固定されている。なお、ここでは、腕部25、26に対する両センサ用光ファイバ1、1′の固定を接着剤31によって行っているが、各ファイバ表面がメタライズ加工されている場合には、腕部25、26に半田付けして固定することもできる。
このように腕部25、26の中間位置をヒンジ27、28を介して連結部29で連結したリンク構造で、は、図2のように、腕部25のヒンジ27を中心とする右回りのモーメントと左回りのモーメントは共にL・Teで平衡状態となる。
計測装置40は、上記構造のファイバセンサ20の他に反射光波長検出手段41および演算部42を有している。
反射光波長検出手段41は、例えば広帯域光源から光サーキュレータを介して2つのセンサ用光ファイバ1、1′の一端側に入射し、センサ用光ファイバ1、1′のグレーティング部1aでそれぞれ反射して一端側に戻ってきた反射光を、光サーキュレータを介して波長計測器に入射してその波長を検出する構成や、可変波長光源で波長掃引した光を、光サーキュレータを介してセンサ用光ファイバ1、1′の一端側に入射し、グレーティング部1aでそれぞれ反射して一端側に戻ってきた光を、光サーキュレータを介して受光器に入射し、受光器への入射光強度がピークになるタイミングにおける可変波長光源の掃引波長を検出する構成等が考えられる。
演算部42は、反射光波長検出手段51によって検出された反射光の波長から計測対象の歪みを検出するために、波長変化量検出手段43と歪み成分算出手段44とを有している。
波長変化量検出手段43は、所定期間における第1のセンサ用光ファイバ1の反射光波長の変化量と、所定期間における第2のセンサ用光ファイバ1′の反射光波長の変化量とをそれぞれ検出する。
また、歪み成分算出手段44は、波長変化量検出手段43によって検出された第1のセンサ用光ファイバ1の波長変化量と、第2のセンサ用光ファイバ1′の波長変化量との減算により、計測対象の歪みに伴う波長変化量を算出する。
ここで、温度変化が無い状態において、図3(a)のように基準状態の光ファイバセンサ20に対して計測対象50の歪による外力Fがベース22を伸ばす方向に加わった場合、腕部25、26は、図3(b)のように、ハの字状に傾き、腕部25、26に支持されている第1のセンサ用光ファイバ1のグレーティング部1aに対する張力がTe+ΔTeに増し、その増分ΔTeに応じてブラッグ波長(反射光波長:以下同様)が長くなる。逆に第2のセンサ用光ファイバ1′のグレーティング部1aに対する張力がTe−ΔTeに減少し、その減少分ΔTeに応じてブラッグ波長が短くなる。
また、図4(a)のように、基準状態の光ファイバセンサ20に対して計測対象50の歪による外力Fがベース22を縮める方向に加わった場合、腕部25、26は図4(b)のように、逆ハ字状に傾き、第1のセンサ用光ファイバ1のグレーティング部1aに対する張力がTe−ΔTeに減少して、その減少分ΔTeに応じてブラッグ波長が短くなり、第2のセンサ用光ファイバ1′のグレーティング部1aに対する張力がTe+ΔTeに増し、その増加分ΔTeに応じてブラッグ波長が長くなる。
一方、計測対象50の歪による外力Fが加わっていない状態で、温度変化ΔTがある場合で、例えば図5(a)のように、計測対象50が伸びた場合、それと膨張率が等しいファイバ支持体21全体が計測対象50と一体的に膨張し、前記基準状態を保持したまま腕部25、26の間隔が拡がり、両センサ用光ファイバ1、1′の張力はともにTe+ΔTe′に増し、その増加分ΔTe′に応じてブラッグ波長が長くなる。
逆に、図5(b)のように、計測対象50が縮んだ場合、それと線膨張率が等しい光ファイバセンサ20全体が計測対象50と同等に収縮し、基準状態のまま腕部25、26の間隔が狭まり、両センサ用光ファイバ1、1′の張力はともにTe−ΔTe′に減少し、その減少分ΔTe′に応じてブラッグ波長が短くなる。
上記構造の光ファイバセンサ20において、計測対象50の歪εに伴う外力と温度変化ΔTとが同時に負荷された場合、第1のセンサ用光ファイバ1において発生する反射光波長のシフト量Δλall(+)と、第2のセンサ用光ファイバ1′において発生する反射光波長のシフト量Δλall(−)は、前述の各パラメータΔλB2〜ΔλB5を用いて、次式(31)、(32)でそれぞれ表され、それらが前記波長変化量検出手段43により検出されることになる。
Δλall(+) =ΔλB2+ΔλB3+ΔλB4+ΔλB5 ……(31)
Δλall(−) =ΔλB2+ΔλB3−ΔλB4−ΔλB5 ……(32)
そして、歪み成分算出手段44により、上記シフト量の差Δλdifが、次式(33)の演算で求められる。
Δλdif=Δλall(+)−Δλall(−)=2ΔλB4+2ΔλB5
=2λη(1−ρ)(γ―β)ΔT+2λη(1−ρ)ε……(33)
ここで、センサ支持体21の熱膨張率βは計測対象50の熱膨張率γと等しい(ΔλB4=0)ので、上式(33)の第1項目は0となり、上記シフト量の差Δλdifは、次式(33)′となる。
Δλdif=2λη(1−ρ)ε……(33)′
したがって、計測の基準となるブラッグ波長λ、歪拡大率η、光弾性係数ρをあらかじめ演算部42に記憶しておくことで、計測によって得られたシフト量の差Δλdifから計測対象50に負荷された歪εを次式(34)で求めることができる。
ε=Δλdif/[2λη(1−ρ)]……(34)
なお、上記シフト量を次式(35)のように加算すると計測対象50の歪の影響を取り除いて温度変化ΔTのみに依存する値が得られる。
Δλall(+)+Δλall(−)=2ΔλB2+2ΔλB3
=2(λζΔT+λαΔT)+2λη(1−ρ)(β−α)ΔT…(35)
したがって、この式から温度変化ΔTを算出することも可能であり、上記の歪算出において、例えば僅かな膨張率差によって生じる温度変化に伴う誤差をさらに極小化することもできる。
前記実施形態では、両センサ用光ファイバ1、1′を腕部25、26の表面に固定していたが、これは本発明を限定するものではなく、図6のように、腕部25、26の上部側と下部側の中央を貫通する穴45、46、47、48にファイバを通した状態で固定してもよい。
また、図7のように、ベース22側からヒンジ23、24を通過して腕部25、26の下部中央まで連続するスリット70に一方のセンサ用光ファイバ1を通して固定し、腕部25の上面から上部中央まで連続するスリット71と、腕部26の上面から上部中央まで連続するスリット72とに他方のセンサ用光ファイバ1′を通して固定してもよい。
本発明の実施形態の構成図 実施形態の平衡条件を説明するための図 実施形態の動作説明図 実施形態の動作説明図 実施形態の動作説明図 本発明の他の実施形態を示す図 本発明の他の実施形態を示す図 従来装置の概略構成図 従来装置の概略構成図 従来装置の概略構成図
符号の説明
1、1′……センサ用光ファイバ、1a……グレーティング部、20……光ファイバセンサ、21……ファイバ支持体、22……ベース、23、24……ヒンジ、25、26……腕部、27、28……ヒンジ、29……連結部、40……計測装置、41……反射光波長検出手段、42……演算部、43……波長変化量検出手段、43……歪成分算出手段、45〜48……穴、50……計測対象、70〜72……スリット

Claims (2)

  1. 計測対象に固定されるベース(22)と、前記ベースの一面側に弾性変形自在なヒンジ(23、24)を介して互いに対向するように立設された一対の腕部(25、26)と、前記一対の腕部の中間位置を弾性変形自在なヒンジ(27、28)を介して連結する連結部(29)とを有し、前記計測対象と等しい膨張率を有する材料で一体的に形成され、前記計測対象から前記ベースを伸縮させる力を受けて、前記一対の腕部を互いに反対方向に傾けるファイバ支持体(21)と、
    ファイバブラッググレーティングが形成されたグレーティング部(1a)を有し、前記ファイバ支持体の一対の腕部の、前記連結部から所定距離離れた一端側の位置の間に、前記グレーティング部が挟まれる状態で張力をもって前記腕部に固定された第1のセンサ用光ファイバ(1)と、
    ファイバブラッググレーティングが形成されたグレーティング部(1a)を有し、前記ファイバ支持体の前記一対の腕部の、前記連結部から前記所定距離離れた他端側の位置の間に、前記第1のセンサ用光ファイバの張力による前記一対の腕部の傾動を規制し、該張力とバランスさせるための引張力が付与された状態で前記腕部に固定され、前記第1のセンサ用光ファイバと同一特性の第2のセンサ用光ファイバ(1′)とを備えた光ファイバセンサ。
  2. 前記請求項1記載の光ファイバセンサ(20)と、
    前記光ファイバセンサの前記第1のセンサ用光ファイバおよび第2のセンサ用光ファイバに光を入射し、それぞれのグレーティング部による反射光の波長を検出する反射光波長検出手段(41)と、
    所定期間における前記第1のセンサ用光ファイバの反射光波長の変化量と、前記所定期間における前記第2のセンサ用光ファイバの反射光波長の変化量とをそれぞれ検出する波長変化量検出手段(43)と、
    前記波長変化量検出手段によって検出された前記第1のセンサ用光ファイバの波長変化量と前記第2のセンサ用光ファイバの波長変化量との減算により、前記計測対象の歪みに伴う波長変化量を算出する歪み成分算出手段(44)とを備えた計測装置。
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