JP2009133693A - 光ファイバセンサ - Google Patents

光ファイバセンサ Download PDF

Info

Publication number
JP2009133693A
JP2009133693A JP2007309341A JP2007309341A JP2009133693A JP 2009133693 A JP2009133693 A JP 2009133693A JP 2007309341 A JP2007309341 A JP 2007309341A JP 2007309341 A JP2007309341 A JP 2007309341A JP 2009133693 A JP2009133693 A JP 2009133693A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
sensor
base
fixed
fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007309341A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5049108B2 (ja
Inventor
Kenichi Nakamura
賢一 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Anritsu Corp filed Critical Anritsu Corp
Priority to JP2007309341A priority Critical patent/JP5049108B2/ja
Publication of JP2009133693A publication Critical patent/JP2009133693A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5049108B2 publication Critical patent/JP5049108B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Optical Transform (AREA)

Abstract

【課題】プリテンションを減少させることなく、センサ用光ファイバのグレーティング部に被測定物の伸縮に比例した伸縮を与えるようにする。
【解決手段】ファイバ支持体21は、被測定物2に固定されるベース22の一面側に、弾性変形自在なヒンジ23、24を介して互いに対向する一対の腕部25、26が立設され、その腕部25、26の中間位置を弾性変形自在なヒンジ27、28を介して連結部29で連結する構造を有し、センサ用光ファイバ1のグレーティング部1aを、腕部25、26の、連結部29と重ならない一端側の位置の間に挟まれる状態で張力をもって固定するとともに、腕部25、26の、連結部29と重ならない他端側の位置の間に固定した光ファイバ30にセンサ用光ファイバ1の張力とバランスさせるための引張力を付与して、センサ用光ファイバ1に付与された張力による腕部25、26の傾動を規制している。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバのコアにグレーティング部が形成されたセンサ用光ファイバを、そのグレーティング部に張力をかけた状態でファイバ支持体で支持し、そのファイバ支持体で被測定物の力を受けてグレーティング部に伸縮による歪みを加え、反射波長を変化させる光ファイバセンサにおいて、センサ用光ファイバのグレーティング部に負荷された張力自体により光ファイバ支持体自身が変形し、グレーティング部にかかる張力が低下することを抑制するための技術に関する。
従来から変位、速度、加速度、温度などの検出器としての種々の電気式センサが用いられているが、これらの電気式センサは、落雷や電磁ノイズに弱いため、その使用環境が限定される。そこで、近年では落雷や電磁ノイズの影響を受けない光ファイバセンサに関心が集まっており、特に、光ファイバのコアにファイバブラッググレーティングが形成されたグレーティング部を有するセンサ用光ファイバは、感度が高い等の理由から注目されている。
センサ用光ファイバに形成されたグレーティング部は、特定波長の光を反射し、他の波長の光を通過させる。この反射波長はブラッグ波長と呼ばれ、グレーティング部に加えられた歪みや温度により変化する。このため歪みセンサや温度センサとして利用することができる。
例えば、次の特許文献1、2には、センサ用光ファイバのグレーティング部を挟んだ2つの位置を接着剤等で支持体に固定し、温度や歪みによるブラッグ波長の変化を測定する方法が開示されている。
特開2003−014491号公報 特開2003−302256号公報
なお、グレーティング部を有する光ファイバを歪みセンサとして用いる場合、そのグレーティング部に張力がかからなくなると、そのブラッグ波長は変化しなくなり、そのグレーティング部はセンサとして正常に動作しなくなる。
したがって、センサ用光ファイバのグレーティング部には通常、予め所定の張力を与えた状態(プリテンションという)で支持体に固定し、たとえ、圧縮方向の張力が加わったとしても、プリテンションが消費されるまではその変位に対応したブラッグ波長の変化を得ることができるようにしている。
上記のようなセンサ構造では、ファイバを支持する支持体の構造としてプリテンションを保持するだけの剛性が必要である。
しかし、支持体の剛性が被測定物の剛性に比べて無視できなくなると、被測定物に生じる変位が支持体の影響を受けてしまうため、被測定物の変位を正確に測定することが困難になる。
また、支持体の剛性にかかわらず、その構造が撓むような外力が加わった場合、必ずしも外力に比例してセンサ用光ファイバがその長手方向(伸縮方向)に変形するものではないという問題があった。
例えば図12(a)のように、被測定物2にネジ19、19で固定されてその変位を受けるベース12の上に一対の腕部13、14が平行に立設された構造のファイバ支持体11を考え、その腕部13、14の中間の位置にセンサ用光ファイバ1のグレーティング部1aが挟まれ状態で且つ、所定のプリテンションTをかけてセンサ用光ファイバ1を接着剤15で固定し、被測定物2からベース12を両端から押す方向に大きな外力Fが加わった場合、図12(b)のように、ベース12が上に凸に湾曲し、その結果腕部13、14の間隔がひろがってしまい、本来は被測定物2の変位に合わせて収縮しなければならないグレーティング部1aが逆に伸張してしまう場合がある。
これを解決する方法として、例えば図13(a)のように、ベース12と腕部13、14との間に弾性変形可能なヒンジ16、17を設けて、ベース12に対して腕部13、14が傾くことができる構造とし、点線で示すようなベース12の湾曲をヒンジ16、17で吸収することが考えられる。
ところが、このようにベース12の湾曲を吸収するヒンジ16、17を設けた構造では、センサ用光ファイバ1に与えたプリテンションによりヒンジ16、17が弾性変形して、図13(b)のように腕部13、14が互いに近づく方向に傾いてその間隔が狭くなり張力がT−γに減少し、測定できる圧縮方向の変位幅が張力γに相当する分だけ減少してしまう。
例えば、ヒンジ16、17が十分に柔らかくT≒γの場合、前記プリテンションの全てが消費されてしまい、圧縮方向の変位は、測定できなくなるという問題が発生する。
本発明は、上記問題を解決して、プリテンションを減少させることなく、被測定物の伸縮に伴いファイバ支持体のベースに加わる外力をグレーティング部が長手方向に変形する力に変換して、被測定物の伸縮に比例したセンサの伸縮を得ることができる光ファイバセンサを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の請求項1の光ファイバセンサは、
被測定物に固定されるベース(22)と、前記ベースの一面側に弾性変形自在なヒンジ(23、24)を介して互いに対向するように立設された一対の腕部(25、26)と、前記一対の腕部の中間位置を弾性変形自在なヒンジ(27、28)を介して連結する連結部(29)とを有し、前記被測定物から前記ベースを伸縮させる力を受けて、前記一対の腕部を互いに反対方向に傾けるファイバ支持体(21)と、
ファイバブラッググレーティングが形成されたグレーティング部(1a)を有し、前記ファイバ支持体の一対の腕部の、前記連結部と重ならない一端側の位置の間に、前記グレーティング部が挟まれる状態で張力をもって前記腕部に固定されたセンサ用光ファイバ(1)と、
前記ファイバ支持体の前記一対の腕部の、前記連結部と重ならない他端側の位置の間に、前記センサ用光ファイバの張力による前記一対の腕部の傾動を規制し、該張力とバランスさせるための引張力が付与された状態で、前記腕部に固定されたバランス力付与手段(30、1′)とを備えている。
また、本発明の請求項2の光ファイバセンサは、請求項1記載の光ファイバセンサにおいて、
前記バランス力付与手段は、前記一対の腕部の、前記連結部と重ならない他端側の位置の間に固定された光ファイバ(30)であることを特徴とする。
また、本発明の請求項3の光ファイバセンサは、請求項2記載の光ファイバセンサにおいて、
前記前記バランス力付与手段としての光ファイバが、ファイバブラッググレーティングが形成されたグレーティング部(1a′)を有する光ファイバ(1′)であって、該グレーティング部が前記一対の腕部の間に挟まれた状態で固定されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項4の光ファイバセンサは、請求項1〜3のいずれかに記載の光ファイバセンサにおいて、
前記ファイバ支持体のベースは、前記ヒンジの一方を介して前記腕部の一方が立設された第1ベース部(42)と、該第1ベースと分離され、前記ヒンジの他方を介して前記腕部の他方が立設された第2ベース部(43)とにより分割形成されていることを特徴とする。
このように、本発明の光ファイバセンサは、被測定物に固定されるベースと、ベースの一面側に弾性変形自在なヒンジを介して互いに対向するように立設された一対の腕部と、その一対の腕部の中間位置を弾性変形自在なヒンジを介して連結する連結部とを有する構造とし、センサ用光ファイバのグレーティング部を、ファイバ支持体の一対の腕部の、連結部と重ならない一端側の位置の間に挟まれる状態で張力をもって固定するとともに、ファイバ支持体の一対の腕部の、連結部と重ならない他端側の位置の間にセンサ用光ファイバの張力とバランスさせるための引張力を付与して、一対の腕部が張力により傾動することを規制するバランス力付与手段を備えている。
このため、ヒンジを介してベースに立設された一対の腕部でセンサ用光ファイバを支持し、ベースの撓み等の伸縮以外の変形の影響を取り除くことができる構造でありながら、センサ用光ファイバに付与された張力による腕部の傾動を規制して、センサ用光ファイバに所望の張力を付与することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明を適用した光ファイバセンサ20の構造を示している。
この光ファイバセンサ20のファイバ支持体21は、被測定物の上に固定されてその変位による力を受けて伸縮するベース22と、ベース22の上面側に、弾性変形可能なヒンジ23、24を介して互いに対向するようにほぼ平行に立設された一対の腕部25、26と、腕部25、26の中間位置の間を、弾性変形可能なヒンジ27、28を介して連結する連結部29とを有している。なお、このファイバ支持体21は、例えば金属、合成樹脂等により一体的に形成され、ベース22、腕部25、26および連結部29は、ファイバの張力では変形しない程度の剛性を有し、各ヒンジ23、24、27、28は、一対の腕部25、26および連結部29が含まれる平面に沿った面内で弾性変形可能となり、その面と直交する方向(ファイバ支持体21の厚さ方向)への変形が規制される形状となっている。
腕部25、26の一端側(図1で下端)で連結部29と重ならない位置の間には、ファイバブラッググレーティングが形成されたセンサ用光ファイバ1のグレーティング部1aが、そのグレーティング部1aを挟む2点において、張力(プリテンション)Tを持って固定されており、腕部25、26の他端側(図1で上端)で連結部29と重ならない位置の間には、センサ用光ファイバ1に付与されたプリテンションTとほぼ等しい張力T′を付与して、センサ用光ファイバ1に付与されたプリテンションTによる腕部25、26の傾動を規制するバランス力付与手段としての光ファイバ30が固定されている。なお、ここでは、腕部25、26に対するセンサ用光ファイバ1および光ファイバ30の固定を接着剤31によって行っているが、各ファイバ表面がメタライズ加工されている場合には、腕部25、26に半田付けして固定することもできる。
このように腕部25、26の中間位置をヒンジ27、28を介して連結部29で連結したリンク構造では、図2のように、腕部25のヒンジ27を中心とする右回りのモーメントと左回りのモーメントは、
L1・T=L2・T′
の条件で平衡状態となる。
説明が容易となるように、L1=L2、T=T′とし、ベース22に外力がかかっていない状態で、且つ腕部25、26がベース22に対して垂直に立ち、連結部29がベース22と平行な状態を基準状態として、その動作を説明する。
なお、図示しないが、この光ファイバセンサ20を用いた測定系としては、例えば広帯域光源から光サーキュレータを介してセンサ用光ファイバ1の一端側に入射し、そのセンサ用光ファイバ1のグレーティング部1aで反射して一端側に戻ってきた光を、光サーキュレータを介して波長計測器に入射する構成や、可変波長光源で波長掃引した光を光サーキュレータを介してセンサ用光ファイバ1の一端側に入射し、そのセンサ用光ファイバ1のグレーティング部1aで反射して一端側に戻ってきた光を、光サーキュレータを介して受光器に入射し、受光器への入射光強度がピークになるタイミングにおける可変波長光源の掃引波長を検出する構成等が考えられる。
ここで、図3(a)のように基準状態の光ファイバセンサ20に対して被測定物2による外力Fがベース22を伸ばす方向に加わった場合、腕部25、26は、図3(b)のように、ハの字状に傾き、腕部25、26に支持されているセンサ用光ファイバ1のグレーティング部1aに対する張力がT+αに増し、その増分αに応じてブラッグ波長が長くなる。
また、図4(a)のように、基準状態の光ファイバセンサ20に対して被測定物2による外力Fがベース22を縮める方向に加わった場合、腕部25、26は図4(b)のように、逆ハ字状に傾き、センサ用光ファイバ1のグレーティング部1aに対する張力がT−αに減少して、その縮小分αに応じてブラッグ波長が短くなる。
そして、図5(a)のようにベース22の両端を例えばネジ19、19で被測定物2に固定された基準状態の光ファイバセンサ20に対して被測定物2による外力Fがベース22をさらに縮める方向にさらに強く加わって、ベース22が図5(b)のように湾曲した場合であっても、その湾曲による腕部25、26の逆ハ字状の傾きの増加はヒンジ23、24が吸収して、腕部25、26の動きに悪影響を与えない。
また、この実施形態の光ファイバセンサ20では、光ファイバ30により腕部25、26の上端間に引っ張り力を与えているため、腕部25、26、センサ用光ファイバ1および光ファイバ30で形成される四辺形の中に連結部29が横架された変形しにくい略日の字構造となり、センサ用光ファイバ1のプリテンションによる腕部25、26の傾きを防ぐことができ、その所望のプリテンションを与えることができる。
即ち、仮に図6(a)のように光ファイバ30が無い場合で、センサ用光ファイバ1にプリテンションTを与えた場合、そのプリテンションTによる回転モーメントがヒンジ23、24にかかって図6(b)のようにヒンジ23、24を変形させ、その結果腕部25、26が逆ハの字に傾きプリテンションがT−γに減少してしまう。
これに対し、上記実施形態のように光ファイバ30によりバランス用の張力を与えることで、腕部25、26の回転モーメントを極めて小さくしてヒンジ23、24の変形を抑制することができ、プリテンションの消費を抑制できる。
また、バランス力付与手段として光ファイバ30を用いて、周囲の温度、湿度などに対してセンサ用光ファイバ1と同等の伸縮特性をもたせることで、環境変化の影響をより受けないものにすることかできる。
また、図7のように、バランス力付与手段として光ファイバ30の代わりにセンサ用光ファイバ1と同様にグレーティング部1a′を有する光ファイバ1′を用いてもよい。この場合、例えばセンサ用光ファイバ1と同一伸縮特性のものを用いることで、環境変化の影響をより受けにくくすることかできる。また、同一伸縮特性、同一反射特性の光ファイバ1′であればセンサ用としても用いることができ、例えば、測定用の光をスイッチで切り替えて光ファイバ1、1′に対して選択的に入射できるようにし、一方の光ファイバに異常が発生した場合に他方を使う等の利用が可能である。
また、図8に示す光ファイバセンサ20′のように、ベース22′を、一方のヒンジ23を介して一方の腕部25が立設された第1ベース部42と、第1ベース42と分離され、他方のヒンジ24を介して他方の腕部26が立設された第2ベース部43とで分割形成することもできる。
この場合でも、被測定物2の伸縮に応じて第1ベース部42と第2ベース部43の間隔が変化し、腕部25、26が互いに反対方向に傾いて、センサ用光ファイバ1のブラッグ波長が変化する。
また、上記説明では、ベース22の下面全体が被測定物2に接触固定されているものとしたが、上記のようにベース22を分割構造にした場合、被測定物2に対する各ベース42、43の固定位置を選択できるように構成しておくことで、ファイバ支持体21に与える変位量を可変できる。
例えば、図9(a)のように、各ベース42、43の内側を被測定物2に固定(この例ではネジ44による固定)した場合にはその固定位置間の間隔Laにおいて生じた被測定物2の伸び分(あるいは縮み分)だけベース42、43の間隔を変化させるが、図9(b)のように、各ベース42、43の外側を被測定物2に固定した場合には、その固定位置間の間隔Lbにおいて生じた被測定物2の伸び分(あるいは縮み分)だけベース42、43の間隔を変化させることになり、感度がLb/La倍になる。ただし、ファイバの伸びにも限界があるので、感度を優先したい場合にはベースの固定位置間隔を大きくとり、測定範囲を広くとりたい場合にはベースの固定位置間隔を小さくするという選択が可能となる。
また、前記実施形態では、センサ用光ファイバ1とバランス力付与手段としての光ファイバ30(または光ファイバ1′)を腕部25、26の表面に固定していたが、これは本発明を限定するものではなく、図10のように、腕部25、26の上部側と下部側の中央を貫通する穴45、46、47、48にファイバを通した状態で固定してもよい。
また、図11のように、ベース22側からヒンジ23、24を通過して腕部25、26の下部中央まで連続するスリット50にセンサ用光ファイバ1を通して固定し、腕部25の上面から上部中央まで連続するスリット51と、腕部26の上面から上部中央まで連続するスリット52とに光ファイバ30(あるいは光ファイバ1′)を通して固定してもよい。
上記の各実施形態で、センサ用光ファイバ1を腕部25、26の下部側(ベース22に近い位置)に固定し、バランス力付与手段(光ファイバ30、光ファイバ1′)を腕部25、26の上部側(ベース22から遠い位置)に固定していたが、逆に、センサ用光ファイバ1を腕部25、26の上部側(ベース22から遠い位置)に固定し、バランス力付与手段(光ファイバ30、光ファイバ1′)を腕部25、26の下部側(ベース22に近い位置)に固定してもよい。
このようにセンサ用光ファイバ1を腕部25、26の上部側(ベース22から遠い位置)に固定した場合、例えば腕部25、26を長くしたり、連結部29をベース22に近い位置に設けることで、ベース22の僅かな伸縮変化に対して、腕部25、26の上端間の距離をより大きく変化させることができ、高感度化ができる。
また、上記実施形態では、ファイバ支持体21を一体構造としたが、ベース22、腕部25、26、連結部29をそれぞれ別体とし、板バネなどからなるヒンジ23、24、27、28を介して接続して構成してもよい。また、バランス力付与手段としてはファイバでなく、巻きバネ等であってもよい。
本発明の実施形態の構成図 実施形態の平衡条件を説明するための図 実施形態の動作説明図 実施形態の動作説明図 実施形態の動作説明図 バランス力付与手段が無い場合の動作説明図 本発明の他の実施形態を示す図 本発明の他の実施形態を示す図 ベース分割型の場合の被測定物への取付位置と感度との関係を説明するための図 本発明の他の実施形態を示す図 本発明の他の実施形態を示す図 ベースの変形の影響を説明するための図 ヒンジを用いてベースの変形の影響をなくす例を示す図
符号の説明
1……センサ用光ファイバ、1a……グレーティング部、1′……光ファイバ、1a′……グレーティング部、20……光ファイバセンサ、21……ファイバ支持体、22、22′……ベース、23、24……ヒンジ、25、26……腕部、27、28……ヒンジ、29……連結部、30……光ファイバ、42……第1ベース部、43……第2ベース部、44……ネジ、45〜48……穴、50〜52……スリット

Claims (4)

  1. 被測定物に固定されるベース(22)と、前記ベースの一面側に弾性変形自在なヒンジ(23、24)を介して互いに対向するように立設された一対の腕部(25、26)と、前記一対の腕部の中間位置を弾性変形自在なヒンジ(27、28)を介して連結する連結部(29)とを有し、前記被測定物から前記ベースを伸縮させる力を受けて、前記一対の腕部を互いに反対方向に傾けるファイバ支持体(21)と、
    ファイバブラッググレーティングが形成されたグレーティング部(1a)を有し、前記ファイバ支持体の一対の腕部の、前記連結部と重ならない一端側の位置の間に、前記グレーティング部が挟まれる状態で張力をもって前記腕部に固定されたセンサ用光ファイバ(1)と、
    前記ファイバ支持体の前記一対の腕部の、前記連結部と重ならない他端側の位置の間に、前記センサ用光ファイバの張力による前記一対の腕部の傾動を規制し、該張力とバランスさせるための引張力が付与された状態で、前記腕部に固定されたバランス力付与手段(30、1′)とを備えた光ファイバセンサ。
  2. 前記バランス力付与手段は、前記一対の腕部の、前記連結部と重ならない他端側の位置の間に固定された光ファイバ(30)であることを特徴とする請求項1記載の光ファイバセンサ。
  3. 前記前記バランス力付与手段としての光ファイバが、ファイバブラッググレーティングが形成されたグレーティング部(1a′)を有する光ファイバ(1′)であって、該グレーティング部が前記一対の腕部の間に挟まれた状態で固定されていることを特徴とする請求項2記載の光ファイバセンサ。
  4. 前記ファイバ支持体のベースは、前記ヒンジの一方を介して前記腕部の一方が立設された第1ベース部(42)と、該第1ベースと分離され、前記ヒンジの他方を介して前記腕部の他方が立設された第2ベース部(43)とにより分割形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光ファイバセンサ。
JP2007309341A 2007-11-29 2007-11-29 光ファイバセンサ Expired - Fee Related JP5049108B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007309341A JP5049108B2 (ja) 2007-11-29 2007-11-29 光ファイバセンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007309341A JP5049108B2 (ja) 2007-11-29 2007-11-29 光ファイバセンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009133693A true JP2009133693A (ja) 2009-06-18
JP5049108B2 JP5049108B2 (ja) 2012-10-17

Family

ID=40865716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007309341A Expired - Fee Related JP5049108B2 (ja) 2007-11-29 2007-11-29 光ファイバセンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5049108B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009222397A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Anritsu Corp 光ファイバセンサおよび計測装置
CN110823122A (zh) * 2018-08-08 2020-02-21 武汉理工大学 一种基于光纤光栅与弹性体的弯曲曲率测量装置及方法
CN111590602A (zh) * 2020-05-20 2020-08-28 清华大学深圳国际研究生院 基于光纤传感的多自由度连续型臂和机器人
CN114217092A (zh) * 2021-12-15 2022-03-22 武汉理工大学 基于膜片和椭圆铰链的fbg加速度传感器
CN114323410A (zh) * 2021-12-31 2022-04-12 长飞光纤光缆股份有限公司 一种轮辐式光纤光栅压力传感器
CN114371311A (zh) * 2021-12-29 2022-04-19 武汉理工大学 光纤光栅高频加速度传感器
WO2024119680A1 (zh) * 2022-12-05 2024-06-13 上海拜安传感技术有限公司 一种位移测量装置及其制造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007147576A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Ube Kosan Consultant Kk 光ファイバ支持装置、光ファイバ伸長方法、及び歪みセンサ
JP2007212460A (ja) * 2006-02-06 2007-08-23 Micron Optics Inc 光ファイバ歪みゲージ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007147576A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Ube Kosan Consultant Kk 光ファイバ支持装置、光ファイバ伸長方法、及び歪みセンサ
JP2007212460A (ja) * 2006-02-06 2007-08-23 Micron Optics Inc 光ファイバ歪みゲージ

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009222397A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Anritsu Corp 光ファイバセンサおよび計測装置
CN110823122A (zh) * 2018-08-08 2020-02-21 武汉理工大学 一种基于光纤光栅与弹性体的弯曲曲率测量装置及方法
CN111590602A (zh) * 2020-05-20 2020-08-28 清华大学深圳国际研究生院 基于光纤传感的多自由度连续型臂和机器人
CN114217092A (zh) * 2021-12-15 2022-03-22 武汉理工大学 基于膜片和椭圆铰链的fbg加速度传感器
CN114371311A (zh) * 2021-12-29 2022-04-19 武汉理工大学 光纤光栅高频加速度传感器
CN114323410A (zh) * 2021-12-31 2022-04-12 长飞光纤光缆股份有限公司 一种轮辐式光纤光栅压力传感器
CN114323410B (zh) * 2021-12-31 2023-06-06 长飞光纤光缆股份有限公司 一种轮辐式光纤光栅压力传感器
WO2024119680A1 (zh) * 2022-12-05 2024-06-13 上海拜安传感技术有限公司 一种位移测量装置及其制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5049108B2 (ja) 2012-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5049108B2 (ja) 光ファイバセンサ
US7613367B2 (en) Optical sensor and modulator
US10451449B2 (en) Optical sensor device, sensor apparatus, cable and method of manufacturing
CN105116168B (zh) 基于柔性铰链的光纤光栅三维加速度传感器
US6886404B2 (en) Fiber optic accelerometer
JP5155702B2 (ja) 歪計測装置
US7365845B2 (en) Optical spectrum analyzer
US8844363B2 (en) Pressure isolated fiber optic torque sensor
JP2016540227A (ja) フレキシブルスクリーン曲げ試験方法及びシステム
JP6846567B2 (ja) スキャナ向けの角度方向磁場センサ
KR20070013734A (ko) 광섬유 기반의 가속도계/경사계
JP2002538426A (ja) 機械的力を測定するブラッグ格子装置、ブラッグ格子装置の使用法、およびブラッグ格子装置を駆動する方法
JP2012225729A (ja) Fbgひずみセンサ
KR20160087143A (ko) 태양전지 모듈의 접힘 운동에 대한 내구성 시험 장치
US10119862B2 (en) Spectrum measuring device, spectroscopic device, and spectroscopic system
JP5162275B2 (ja) 振動検出器
CA2590402A1 (en) Fiber optic mems seismic sensor with mass supported by hinged beams
JPH07117468B2 (ja) タッチパネルを支持し、かつタッチパネルにかかる力を測定するための装置
EP3173752A1 (en) Transducer with stiffness adjustment
JP5728308B2 (ja) ガラススケール保持構造、及びガラススケールの保持方法
JP5296424B2 (ja) 光走査装置、画像形成装置、表示装置及び入力装置
JP4609117B2 (ja) 光学装置のミラー保持具及びミラー保持構造
CN108646053B (zh) 一种激光加速度计
JP2005030796A (ja) 光式加速度計
US20240151960A1 (en) Sensor based control of an optical device with a variable optical power or a variable beam deflection

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120710

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120720

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150727

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees