JP2009220622A - 中高度人工衛星捕捉方法及び装置 - Google Patents

中高度人工衛星捕捉方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009220622A
JP2009220622A JP2008064480A JP2008064480A JP2009220622A JP 2009220622 A JP2009220622 A JP 2009220622A JP 2008064480 A JP2008064480 A JP 2008064480A JP 2008064480 A JP2008064480 A JP 2008064480A JP 2009220622 A JP2009220622 A JP 2009220622A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
orbit
satellite
calculated
value
calculating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008064480A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5130965B2 (ja
Inventor
Hiroko Aoki
尋子 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2008064480A priority Critical patent/JP5130965B2/ja
Publication of JP2009220622A publication Critical patent/JP2009220622A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5130965B2 publication Critical patent/JP5130965B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Abstract

【課題】中高度人工衛星に搭載されたGPS受信機からのデータを有効活用して、当該中高度人工衛星を地上のアンテナで捕捉できるようにする。
【解決手段】本方法は、中高度人工衛星に搭載されたGPS受信機から得られた当該中高度人工衛星の位置及び速度データから、ケプラー要素の値を算出するステップと、中高度人工衛星から得られた軌道周期の複数の値から、ケプラー要素に含まれる軌道長半径の値を算出し、置換するステップと、軌道周期の複数の値から得られる平均運動の値を用いて平均軌道半径変化率を算出するステップと、平均軌道半径変化率と、大気密度と、軌道長半径とを用いて、大気抵抗係数を算出するステップと、ケプラー要素の値と、大気抵抗係数とを用いて、中高度人工衛星の軌道予測を実施すると共に、当該軌道予測結果に基づき、アンテナによる中高度人工衛星の捕捉に用いられるアンテナ予測値を算出するステップとを含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、GPS(Global Positioning System)受信機を搭載した中高度人工衛星を地上のアンテナで捕捉するための技術に関する。
人工衛星をアンテナで追尾捕捉するためには、地上局から電波を使って衛星までの距離や方向を測定したデータを処理することによって衛星の運動を推定し(すなわち軌道決定)、さらに運動方程式に基づいて将来の運動を予測する(すなわち軌道予測)ことにより、アンテナを駆動させる情報(すなわちアンテナ予報値)を作成するという手順が必要となる。
近年、高度500−1000kmの中高度人工衛星に、GPS受信機が搭載され、オンボードで人工衛星位置が決定されるようになってきた。このオンボード決定値は、主に人工衛星の自律的な軌道・姿勢制御に使われる。また地球観測衛星の場合は、人工衛星の位置データをテレメトリデータとして地上にダウンロードし、地球観測データを処理するために使うこともある。
例えば、日本特許3348835号公報には、飛行物体の追尾捕捉について、搭載GPS受信機の位置情報を使う技術が開示されている。本公報では大気圏内を移動する物体(例えば飛行船)を追尾する方式であり、基本的にアンテナで捕捉追尾している時間が長く、追尾から外れた場合のみ、過去の位置データの平均変化率を適用して予測を行っている。人工衛星の運動は、地球を中心として周回する物体の運動方程式で記述され、地上アンテナの捕捉時間が短く、圧倒的に予測時間の方が長いという点が飛行船の状況と異なる。例えば、中高度人工衛星は1日に地球を13−15周するが、1つの地上局から可視となるのは4−5周回、可視時間は1周回あたり10分程度である。従って、1つの局で捕捉後、同じ局で捕捉するためには少なくとも10時間、場合によっては20時間以上の軌道予測が必要となる。上記公報ではこのような状況に対応できない。
日本特許3348835号公報
従来では、オンボード決定値を使ってそのままアンテナ予報値を生成することは、以下の理由により実施されていない。すなわち、アンテナ予報値生成には人工衛星の運動を予測することが必要である。オンボード決定値はカーナビゲーションと同じ原理なので、その瞬間の位置を数十mの精度で得ることはできるが、将来の運動を正確に予測することはできない。
したがって現状では、オンボード決定値の位置情報を数時間〜十数時間分テレメトリデータとしてダウンロードして、地上でそのデータを使って軌道推定を行っている。謂わば、オンボード決定値を軌道決定用の測定データとして使っている。軌道決定処理は最小2乗法に基づくイタレーションを行うので、処理自体も重く、発散等の可能性もあるため運用者の関与を完全に無しにすることが難しいという問題がある。
従って、本発明の目的は、中高度人工衛星に搭載されたGPS受信機からのデータを有効活用して、当該中高度人工衛星を地上のアンテナで捕捉できるようにするための技術を提供することである。
本発明の第1に態様に係る中高度人工衛星捕捉方法は、中高度人工衛星に搭載されたGPS受信機から得られた当該中高度人工衛星の位置及び速度データから、ケプラー要素の値を算出するケプラー要素算出ステップと、中高度人工衛星から得られた軌道周期の複数の値から、ケプラー要素に含まれる軌道長半径の値を算出し、置換するステップと、軌道周期の複数の値から得られる平均運動の値を用いて平均軌道半径変化率を算出するステップと、平均軌道半径変化率と、大気密度と、軌道長半径とを用いて、大気抵抗係数を算出するステップと、ケプラー要素の値と、大気抵抗係数とを用いて、中高度人工衛星の軌道予測を実施すると共に、当該軌道予測結果に基づき、アンテナによる中高度人工衛星の捕捉に用いられるアンテナ予測値を算出するステップとを含む。
このようにすれば、地上における計算負荷をあまり大きくすることなく、GPS受信機からのデータを用いて、中高度人工衛星捕捉のために地上におけるアンテナの制御を適切に実施することができるようになる。
なお、上で述べたケプラー要素算出ステップが、中高度人工衛星の位置及び速度データを、赤道面座標系における位置及び速度データに変換するステップと、赤道面座標系における位置及び速度データから、ケプラー要素の値を算出するステップとを含むようにしてもよい。
なお、上記方法は、コンピュータと当該コンピュータによって実行されるプログラムとの組み合わせにて実行される場合があり、当該プログラムは、例えばフレキシブルディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体又は記憶装置に格納される。また、ネットワークなどを介してデジタル信号として配信される場合もある。尚、中間的な処理結果はメインメモリ等の記憶装置に一時保管される。
本発明によれば、中高度人工衛星に搭載されたGPS受信機からのデータを有効活用して、当該中高度人工衛星を地上のアンテナで捕捉できるようになる。
図1に本発明の一実施の形態に係るシステム概要図を示す。中高度人工衛星1は、GPS受信機を備えており、例えば今回、位置1aで地上のアンテナ3において可視であるものとする。中高度人工衛星1は、GPS受信機で取得された位置及び速度データ並びに軌道1周回毎に計測される軌道周期Pi(i=1乃至m)のデータを、テレメトリデータとしてアンテナ3に送信する機能も有する。
地上では、アンテナ3は、可視となった中高度人工衛星1から受信したテレメトリデータを処理する既知のテレメトリ処理装置5と接続されており、テレメトリ処理装置5は、テレメトリデータから、GPS受信機による位置及び速度データと軌道周期Piのデータとを抽出する。テレメトリ処理装置5は、本実施の形態における主要部であるアンテナ予報値生成装置7と接続されており、GPS受信機による位置及び速度データと軌道周期Piのデータとをアンテナ予報値生成装置7に出力する。アンテナ予報値生成装置7は、以下で詳細に述べる処理を実施してアンテナ予報値を生成する。アンテナ予報値生成装置7は、既知のアンテナ駆動装置9に接続されており、アンテナ駆動装置9にアンテナ予報値を出力する。アンテナ駆動装置9は、アンテナ3に接続されており、アンテナ予報値に基づき、中高度人工衛星1の次回の可視位置1bで当該中高度人工衛星を捕捉できるように、アンテナ3を制御する。
本実施の形態における主要な処理を実施するアンテナ予報値生成装置7の機能ブロック図を図2に示す。アンテナ予報値生成装置7は、テレメトリ処理装置5からGPS受信機による位置及び速度データと軌道周期Piのデータを受信するデータ取得部71と、データ取得部71によって取得されたデータを格納する取得データ格納部72と、取得データ格納部72に格納されているデータに対して座標変換処理を実施する座標変換部73と、座標変換部73の処理結果を格納する赤道面座標系データ格納部74と、赤道面座標系データ格納部74に格納されたデータを用いてケプラー要素(平均要素とも呼ぶ)の値を算出する平均要素生成部75と、平均要素生成部75の処理結果を格納する平均要素データ格納部76と、取得データ格納部72に格納されたデータを用いて軌道長半径を算出する処理を実施し、平均要素データ格納部76に上書き保存する軌道長半径算出部77と、軌道長半径算出部77の処理途中のデータを格納する平均運動データ格納部78と、取得データ格納部72に格納されているデータ及び平均運動データ格納部78に格納されているデータを用いて軌道長半径変化率を算出する軌道長半径変化率算出部79と、軌道長半径変化率算出部79によって算出された軌道長半径変化率の値を格納する軌道長半径変化率格納部80と、大気密度モデルデータを格納する大気密度モデルデータ格納部81と、大気密度モデルデータ格納部81に格納されているデータを用いて大気密度の値を算出する大気密度算出部82と、大気密度算出部82によって算出された大気密度の値を格納する大気密度格納部83と、平均要素データ格納部76と大気密度格納部83と軌道長半径変化率格納部80とに格納されているデータを用いて大気抵抗係数を算出する大気抵抗係数算出部84と、大気抵抗係数算出部84によって算出された大気抵抗係数の値を格納する大気抵抗係数格納部85と、平均要素データ格納部76と大気抵抗係数格納部85とに格納されているデータを用いて一般摂動法によって軌道予測を実施する軌道予測部86と、軌道予測部86によって生成された軌道予測データを格納する軌道予測データ格納部87と、軌道予測データ格納部87に格納されているデータを用いてアンテナ予報値を算出するアンテナ予報値算出部88とを有する。
次に、図2で示したアンテナ予報値生成装置7の処理内容を図3乃至図6を用いて説明する。まず、データ取得部71は、テレメトリ処理装置5からGPS計測値(位置及び速度データ)及び軌道周期データを受信し、取得データ格納部72に格納する(ステップS1)。次に、座標変換部73は、取得データ格納部72に格納されている、WGS84系のGPS計測値を赤道面座標系の値に変換し、変換後のデータを赤道面座標系データ格納部74に格納する(ステップS3)。WGS84系は、地球固定座標系であり、図4に示すように、赤道面とグリニジ子午線との交点と地球重心を通過する直線をX軸(XR)とし、国際報時局が定義する極運動の慣用国際原点の方向に平行の軸をZ軸(ZR)とし、Z軸とX軸と右手直交系をなすY軸(YR)とで定義される。WGS84系のように地球固定座標系は、地球と共に回転する座標系であるから、運動方程式を扱うには慣性座標系に変換する必要がある。通常人工衛星では赤道面座標系という慣性座標系が用いられるので、この座標系に変換する。赤道面座標系は、図4に示すように、赤道面において春分点方向をX軸(XI)とし、赤道面に垂直な方向をZ軸(ZI)とし、X軸とZ軸と垂直な方向をY軸(YI)とで定義される。なお、このような座標変換処理は周知であり、例えば「航空宇宙における誘導と制御」社団法人計測自動制御学会発行1995年などに開示されている。
さらに、平均要素生成部75は、赤道面座標系データ格納部74に格納されている赤道面座標系の値をケプラー要素(即ち平均要素)に変換して、変換後のデータを平均要素データ格納部76に格納する(ステップS5)。GPS計測値には、人工衛星に作用する摂動の周期的変動が含まれる。摂動とは、現実の人工衛星の運動に作用する力の内、2体近似(人工衛星と地球をそれぞれ質点とみなして扱う理想的なモデル)から外れた部分を表し、摂動の原因としては、(a)地球形状が完全に球でないこと(特に偏平である要因が大きい)、(b)太陽/月引力、(c)大気抵抗(中高度衛星では継続的に作用する力として無視できない)、(d)太陽輻射圧がある。中高度人工衛星の場合、周期的変動の最大寄与は地球偏平による影響(J2項という)なので、この分を差し引いた平均要素を生成する。この平均要素については、図5及び図6に示すように、人工衛星の軌道を単純な楕円軌道として近似した際の各種パラメータである。図5に示すように、地球1000の中心を通り且つ軌道1002上の2点を結ぶ線分であってその長さが最大となる線分の端点のうち地球1000に近い方の点をペリジ点と呼び、遠い方の点をアポジ点と呼ぶ。地球1000の中心とペリジ点との距離はペリジ半径と呼ばれ、地球1000の中心とアポジ点との距離はアポジ半径と呼ばれる。また、軌道長半径aは上記線分の長さの半分である。すなわち、上記線分の長さは軌道長半径aの2倍となっている。さらに、離心率をeとすると、アポジ半径はa×(1+e)で算出され、ペリジ半径はa×(1−e)で算出される。なお、地球1000の中心からペリジ点に向かう長さeのベクトルをeベクトルと呼ぶ。
また、図6に3次元的に示すように、人工衛星が地球1000の赤道面を下から上に突き抜ける点を昇交点と呼び、軌道1002の面と赤道面とが成す角度を軌道傾斜角iと呼ぶ。また、地球1000の春分点を基準として、地球1000の中心と昇交点とを結ぶ直線の角度を昇交点赤経Ωと呼ぶ。また、地球1000の中心と昇交点とを結ぶ直線とeベクトルとが成す角度を近地点引数ωと呼ぶ。さらにeベクトルと、人工衛星と地球1000の中心を結ぶ直線とが成す角度を真近点離角fと呼ぶ。
このように示した平均要素を算出する。具体的な算出方法は、周知であって、例えば上で述べた文献や、「人工衛星の軌道」古在 由秀、宇宙開発事業団、中央追跡管制所発行、昭和54年発行などに開示されており、これ以上の説明は省略する。
次に、軌道長半径算出部77は、取得データ格納部72に格納されている軌道周期Pi(i=1乃至m)から平均運動niを算出すると共に、niの平均値から軌道長半径aを算出し、ステップS5で算出した平均要素における軌道長半径を置換するように平均要素データ格納部76に上書き保存する(ステップS7)。軌道周期Piについては、人工衛星において昇交点となるタイミングで軌道周期をカウントしておき、例えば100周回分程度のデータを蓄積して、テレメトリデータとしてダウンロードして本処理に用いる。
ここで、各周回の平均運動niは以下のように表される。なお、平均運動niのデータは、平均運動データ格納部78に格納される。
ni=2π/Pi (i=1乃至m)
さらに、平均運動の平均値は、以下のように表される。
Figure 2009220622
そして、平均運動の平均値を用いて軌道長半径は、以下のとおりに計算される。
Figure 2009220622
但し、μは地心重力定数である。このように算出した軌道長半径の方が精度が高いので、このようにして算出された軌道長半径aを以下の処理では採用する。
さらに、軌道長半径変化率算出部79は、平均運動データ格納部78に格納されている平均運動niの変化率Δni等から平均軌道長半径変化率adotを算出し、軌道長半径変化率格納部80に格納する(ステップS9)。
1周回毎の平均運動niの変化率Δniは、以下のように算出される。
Δni=ni+1−ni
また、1周回毎の軌道長半径は、以下のように算出される。
Figure 2009220622
また、1周回毎の軌道長半径変化に換算すると、以下のように表される。
Δai=−(2ai/3ni)Δni (i=1乃至m−1)
そして、平均の軌道長半径変化率は、以下のように表される。
Figure 2009220622
一方、大気密度算出部82は、大気密度モデルデータ格納部81に格納されているデータを用いて、大気密度ρを算出し、大気密度格納部83に格納する(ステップS11)。この計算については周知であるからこれ以上の説明は省略する。詳細には、”MSIS−86 THERMOSPHERIC MODEL,” Hedin. A.E.,Journal of geophysical research, Vol.92, No. A5, 1987などを参照のこと。
さらに、大気抵抗係数算出部84は、軌道長半径変化率格納部80と大気密度格納部83と平均要素データ格納部76とに格納されている平均軌道長半径変化率adot、大気密度ρ、及び軌道長半径aから大気抵抗係数を算出し、大気抵抗係数を大気抵抗係数格納部85に格納する(ステップS13)。
ここで、大気抵抗力による加速度は、以下の式で表される。
αdrag=CDSρV2/2W
ここで、CDは衛星の抵抗係数(表面特性による係数)であり、Sは、人工衛星の有効断面積であり、Wは衛星質量であり、V=(μ/a)1/2で、人工衛星の平均速度である。軌道長半径変化率と大気抵抗力加速度の関係から以下の式が成り立つ。
adot=CDSρVa/W
従って、大気抵抗係数CDS/Wは、以下の式で表される。
DS/W=adot/(ρVa)=adot/(ρa(μ/a)1/2
この式によって大気抵抗係数CDS/Wを算出して、大気抵抗係数格納部85に格納する。
そして、軌道予測部86は、平均要素データ格納部76に格納されている平均要素の値と、大気抵抗係数格納部85に格納されている大気抵抗係数とから、一般摂動法(例えばSGP4/SDP4)による軌道予測を実施し、軌道予測結果を軌道予測データ格納部87に格納する(ステップS15)。一般摂動法による軌道予測は周知であり、例えば、http://www.celestrak.com/software/tskelso-sw.aspなどを参照のこと。
さらに、アンテナ予報値算出部88は、軌道予測データ格納部87に格納されている軌道予測データを用いてアンテナ予報値(人工衛星捕捉に必要な方位角/仰角など)を算出し、アンテナ駆動装置9に出力する(ステップS17)。このアンテナ予報値を算出する方法は周知であり、宇宙開発事業団、軌道決定プログラム、アルゴリズム仕様編、平成6年度発行を参照のこと。
そして、アンテナ駆動装置9は、アンテナ予報値から周知の方法でアンテナを駆動して、次回人工衛星が可視となるタイミングで当該人工衛星を捕捉するようにする。
以上のような処理を実施することによって、地上での軌道決定処理が不要となる。地上で行う処理は基本的に上で述べたような代数計算のみで発散等の懸念もないので、全自動化が可能となる。
また、従来では、GPS受信機からのオンボード決定値を数時間以上に亘ってダウンロードする必要があり、テレメトリ処理の上でも負荷になっていたが、本実施の形態ではごくわずかのGPS受信機からのオンボード決定値と100個程度の軌道周期情報で済むので、テレメトリ処理への負荷も軽減できる。また、全体的に人工衛星+地上を合わせたシステム全体の処理負荷軽減となるので、小型人工衛星のように運用資源が限られている人工衛星に有効である。
以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、アンテナ予報値生成装置7の機能ブロック図は一例であって、必ずしも実際のプログラム構成と一致するわけではない。
さらに、アンテナ予報値生成装置7は、コンピュータ装置であって、このコンピュータ装置においては、図7に示すように、メモリ2501(記憶部)とCPU2503(処理部)とハードディスク・ドライブ(HDD)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。OS及びWebブラウザを含むアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。必要に応じてCPU2503は、表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、必要な動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、メモリ2501に格納され、必要があればHDD2505に格納される。このようなコンピュータは、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
(付記1)
中高度人工衛星に搭載されたGPS受信機から得られた当該中高度人工衛星の位置及び速度データから、ケプラー要素の値を算出するケプラー要素算出ステップと、
前記中高度人工衛星から得られた軌道周期の複数の値から、該中高度人工衛星の軌道長半径の値を算出し、前記ケプラー要素算出ステップで算出したケプラー要素の軌道長半径を該算出した軌道長半径に置換する軌道長半径算出ステップと、
前記軌道周期の複数の値から得られる平均運動の値を用いて平均軌道半径変化率を算出し、該平均軌道半径変化率と、大気密度と、前記軌道長半径算出ステップで算出した軌道長半径とを用いて、大気抵抗係数を算出するステップと、
前記軌道長半径を置換したケプラー要素の値と、前記大気抵抗係数とを用いて、前記中高度人工衛星の軌道予測を実施すると共に、当該軌道予測結果に基づき、アンテナによる前記中高度人工衛星の捕捉に用いられるアンテナ予測値を算出するステップと、
をコンピュータが実行する中高度人工衛星捕捉方法。
(付記2)
前記ケプラー要素算出ステップにおいて、
前記中高度人工衛星の位置及び速度データを、赤道面座標系における位置及び速度データに変換し、
前記赤道面座標系における位置及び速度データから、前記ケプラー要素の値を算出する、
付記1記載の中高度人工衛星捕捉方法。
(付記3)
中高度人工衛星に搭載されたGPS受信機から得られた当該中高度人工衛星の位置及び速度データから、ケプラー要素の値を算出するケプラー要素算出ステップと、
前記中高度人工衛星から得られた軌道周期の複数の値から、該中高度人工衛星の軌道長半径の値を算出し、前記ケプラー要素算出ステップで算出したケプラー要素の軌道長半径を該算出した軌道長半径に置換する軌道長半径算出ステップと、
前記軌道周期の複数の値から得られる平均運動の値を用いて平均軌道半径変化率を算出し、該平均軌道半径変化率と、大気密度と、前記軌道長半径算出ステップで算出した軌道長半径とを用いて、大気抵抗係数を算出するステップと、
前記軌道長半径を置換したケプラー要素の値と、前記大気抵抗係数とを用いて、前記中高度人工衛星の軌道予測を実施すると共に、当該軌道予測結果に基づき、アンテナによる前記中高度人工衛星の捕捉に用いられるアンテナ予測値を算出するステップと、
をコンピュータに実行させるための中高度人工衛星捕捉プログラム。
(付記4)
中高度人工衛星に搭載されたGPS受信機から得られた当該中高度人工衛星の位置及び速度データから、ケプラー要素の値を算出するケプラー要素算出手段と、
前記中高度人工衛星から得られた軌道周期の複数の値から、該中高度人工衛星の軌道長半径の値を算出し、前記ケプラー要素算出ステップで算出したケプラー要素の軌道長半径を該算出した軌道長半径に置換する手段と、
前記軌道周期の複数の値から得られる平均運動の値を用いて平均軌道半径変化率を算出し、該平均軌道半径変化率と、大気密度と、前記軌道長半径算出ステップで算出した軌道長半径とを用いて、大気抵抗係数を算出する手段と、
前記軌道長半径を置換したケプラー要素の値と、前記大気抵抗係数とを用いて、前記中高度人工衛星の軌道予測を実施すると共に、当該軌道予測結果に基づき、アンテナによる前記中高度人工衛星の捕捉に用いられるアンテナ予測値を算出する手段と、
を有する中高度人工衛星捕捉装置。
本発明の実施の形態に係るシステム概要図である。 アンテナ予報値生成装置の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態におけるメインフローを示す図である。 座標変換を説明するための図である。 ケプラー要素を説明するための図である。 ケプラー要素を説明するための図である。 コンピュータの機能ブロック図である。
符号の説明
1 人工衛星 3 アンテナ
5 テレメトリ処理装置 7 アンテナ予報値生成装置
9 アンテナ駆動装置
71 データ取得部 72 取得データ格納部
73 座標変換部 74 赤道面座標系データ格納部
75 平均要素生成部 76 平均要素データ格納部
77 軌道長半径算出部 78 平均運動データ格納部
79 軌道長半径変化率算出部 80 軌道長半径変化率格納部
81 大気密度モデルデータ格納部
82 大気密度算出部 83 大気密度格納部
84 大気抵抗係数算出部 85 大気抵抗係数格納部
86 軌道予測部 87 軌道予測データ格納部
88 アンテナ予報値算出部

Claims (4)

  1. 中高度人工衛星に搭載されたGPS受信機から得られた当該中高度人工衛星の位置及び速度データから、ケプラー要素の値を算出するケプラー要素算出ステップと、
    前記中高度人工衛星から得られた軌道周期の複数の値から、該中高度人工衛星の軌道長半径の値を算出し、前記ケプラー要素算出ステップで算出したケプラー要素の軌道長半径を該算出した軌道長半径に置換する軌道長半径算出ステップと、
    前記軌道周期の複数の値から得られる平均運動の値を用いて平均軌道半径変化率を算出し、該平均軌道半径変化率と、大気密度と、前記軌道長半径算出ステップで算出した軌道長半径とを用いて、大気抵抗係数を算出するステップと、
    前記軌道長半径を置換したケプラー要素の値と、前記大気抵抗係数とを用いて、前記中高度人工衛星の軌道予測を実施すると共に、当該軌道予測結果に基づき、アンテナによる前記中高度人工衛星の捕捉に用いられるアンテナ予測値を算出するステップと、
    をコンピュータが実行する中高度人工衛星捕捉方法。
  2. 前記ケプラー要素算出ステップにおいて、
    前記中高度人工衛星の位置及び速度データを、赤道面座標系における位置及び速度データに変換し、
    前記赤道面座標系における位置及び速度データから、前記ケプラー要素の値を算出する、
    請求項1記載の中高度人工衛星捕捉方法。
  3. 中高度人工衛星に搭載されたGPS受信機から得られた当該中高度人工衛星の位置及び速度データから、ケプラー要素の値を算出するケプラー要素算出ステップと、
    前記中高度人工衛星から得られた軌道周期の複数の値から、該中高度人工衛星の軌道長半径の値を算出し、前記ケプラー要素算出ステップで算出したケプラー要素の軌道長半径を該算出した軌道長半径に置換する軌道長半径算出ステップと、
    前記軌道周期の複数の値から得られる平均運動の値を用いて平均軌道半径変化率を算出し、該平均軌道半径変化率と、大気密度と、前記軌道長半径算出ステップで算出した軌道長半径とを用いて、大気抵抗係数を算出するステップと、
    前記軌道長半径を置換したケプラー要素の値と、前記大気抵抗係数とを用いて、前記中高度人工衛星の軌道予測を実施すると共に、当該軌道予測結果に基づき、アンテナによる前記中高度人工衛星の捕捉に用いられるアンテナ予測値を算出するステップと、
    をコンピュータに実行させるための中高度人工衛星捕捉プログラム。
  4. 中高度人工衛星に搭載されたGPS受信機から得られた当該中高度人工衛星の位置及び速度データから、ケプラー要素の値を算出するケプラー要素算出手段と、
    前記中高度人工衛星から得られた軌道周期の複数の値から、該中高度人工衛星の軌道長半径の値を算出し、前記ケプラー要素算出ステップで算出したケプラー要素の軌道長半径を該算出した軌道長半径に置換する手段と、
    前記軌道周期の複数の値から得られる平均運動の値を用いて平均軌道半径変化率を算出し、該平均軌道半径変化率と、大気密度と、前記軌道長半径算出ステップで算出した軌道長半径とを用いて、大気抵抗係数を算出する手段と、
    前記軌道長半径を置換したケプラー要素の値と、前記大気抵抗係数とを用いて、前記中高度人工衛星の軌道予測を実施すると共に、当該軌道予測結果に基づき、アンテナによる前記中高度人工衛星の捕捉に用いられるアンテナ予測値を算出する手段と、
    を有する中高度人工衛星捕捉装置。
JP2008064480A 2008-03-13 2008-03-13 中高度人工衛星捕捉方法及び装置 Active JP5130965B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008064480A JP5130965B2 (ja) 2008-03-13 2008-03-13 中高度人工衛星捕捉方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008064480A JP5130965B2 (ja) 2008-03-13 2008-03-13 中高度人工衛星捕捉方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009220622A true JP2009220622A (ja) 2009-10-01
JP5130965B2 JP5130965B2 (ja) 2013-01-30

Family

ID=41237894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008064480A Active JP5130965B2 (ja) 2008-03-13 2008-03-13 中高度人工衛星捕捉方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5130965B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014109517A (ja) * 2012-12-03 2014-06-12 Mitsubishi Electric Corp 追尾装置、追尾方法およびプログラム
JP2016049969A (ja) * 2014-08-28 2016-04-11 ザ・ボーイング・カンパニーTheBoeing Company 衛星の遷移軌道検索方法
JP2016223781A (ja) * 2015-05-27 2016-12-28 三菱電機株式会社 衛星追尾装置
CN108820260A (zh) * 2018-05-04 2018-11-16 中国人民解放军63920部队 低轨航天器的中期轨道预报方法、装置、存储介质
CN109765141A (zh) * 2018-12-18 2019-05-17 电子科技大学 一种基于swarm-c卫星提取大气密度的方法
CN109992927A (zh) * 2019-04-27 2019-07-09 中国人民解放军32035部队 稀疏数据情况下小椭圆目标的再入预报方法
WO2019231039A1 (ko) * 2018-06-01 2019-12-05 한국 천문 연구원 통제 불가능한 인공우주물체 재진입 예측 방법
JP2020066365A (ja) * 2018-10-25 2020-04-30 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 予測装置、予測方法、及び予測プログラム

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6197717A (ja) * 1984-10-18 1986-05-16 Fujitsu Ltd 予報データ供給装置
JPH02122308A (ja) * 1988-11-01 1990-05-10 Mitsubishi Electric Corp 人工衛星の軌道決定方法
JPH06179399A (ja) * 1992-12-14 1994-06-28 Tsushin Hoso Eisei Kiko 衛星管制方法
US5687084A (en) * 1992-05-26 1997-11-11 Microcosm, Inc. Satellite orbit maintenance system
JPH1020010A (ja) * 1996-06-28 1998-01-23 Nec Eng Ltd 衛星追尾方式
WO1998025156A2 (en) * 1996-12-05 1998-06-11 Shabbir Ahmed Parvez Autonomous guidance system with position and velocity feedback using modern control theory
JPH11325951A (ja) * 1998-05-12 1999-11-26 Nec Corp 宇宙航行体の姿勢センサによる軌道決定方法および軌道決定装置
JP2001116584A (ja) * 1999-10-15 2001-04-27 Mitsubishi Electric Corp 人工衛星搭載用時刻補正装置及びコマンド装置
JP2001260995A (ja) * 2000-03-17 2001-09-26 Space Syst Loral Inc 自動軌道補正システム及び方法
JP2002249100A (ja) * 2001-02-21 2002-09-03 Mitsubishi Electric Corp 衛星追尾システム及び衛星追尾方法
JP3348835B2 (ja) * 1998-12-17 2002-11-20 日本電気株式会社 アンテナ指向制御システム
JP2005247205A (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Mitsubishi Electric Corp 人工衛星の軌道制御装置
JP2008081049A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Fujitsu Ltd 衛星観測計画プログラム及び衛星観測計画作成装置

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6197717A (ja) * 1984-10-18 1986-05-16 Fujitsu Ltd 予報データ供給装置
JPH02122308A (ja) * 1988-11-01 1990-05-10 Mitsubishi Electric Corp 人工衛星の軌道決定方法
US5687084A (en) * 1992-05-26 1997-11-11 Microcosm, Inc. Satellite orbit maintenance system
JPH06179399A (ja) * 1992-12-14 1994-06-28 Tsushin Hoso Eisei Kiko 衛星管制方法
JPH1020010A (ja) * 1996-06-28 1998-01-23 Nec Eng Ltd 衛星追尾方式
WO1998025156A2 (en) * 1996-12-05 1998-06-11 Shabbir Ahmed Parvez Autonomous guidance system with position and velocity feedback using modern control theory
JPH11325951A (ja) * 1998-05-12 1999-11-26 Nec Corp 宇宙航行体の姿勢センサによる軌道決定方法および軌道決定装置
JP3348835B2 (ja) * 1998-12-17 2002-11-20 日本電気株式会社 アンテナ指向制御システム
JP2001116584A (ja) * 1999-10-15 2001-04-27 Mitsubishi Electric Corp 人工衛星搭載用時刻補正装置及びコマンド装置
JP2001260995A (ja) * 2000-03-17 2001-09-26 Space Syst Loral Inc 自動軌道補正システム及び方法
JP2002249100A (ja) * 2001-02-21 2002-09-03 Mitsubishi Electric Corp 衛星追尾システム及び衛星追尾方法
JP2005247205A (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Mitsubishi Electric Corp 人工衛星の軌道制御装置
JP2008081049A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Fujitsu Ltd 衛星観測計画プログラム及び衛星観測計画作成装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014109517A (ja) * 2012-12-03 2014-06-12 Mitsubishi Electric Corp 追尾装置、追尾方法およびプログラム
JP2016049969A (ja) * 2014-08-28 2016-04-11 ザ・ボーイング・カンパニーTheBoeing Company 衛星の遷移軌道検索方法
JP2016223781A (ja) * 2015-05-27 2016-12-28 三菱電機株式会社 衛星追尾装置
CN108820260A (zh) * 2018-05-04 2018-11-16 中国人民解放军63920部队 低轨航天器的中期轨道预报方法、装置、存储介质
WO2019231039A1 (ko) * 2018-06-01 2019-12-05 한국 천문 연구원 통제 불가능한 인공우주물체 재진입 예측 방법
JP2020066365A (ja) * 2018-10-25 2020-04-30 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 予測装置、予測方法、及び予測プログラム
WO2020085412A1 (ja) * 2018-10-25 2020-04-30 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 予測装置、予測方法、及び予測プログラム
JP7195588B2 (ja) 2018-10-25 2022-12-26 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 予測装置、予測方法、及び予測プログラム
CN109765141A (zh) * 2018-12-18 2019-05-17 电子科技大学 一种基于swarm-c卫星提取大气密度的方法
CN109765141B (zh) * 2018-12-18 2021-09-14 电子科技大学 一种基于swarm-c卫星提取大气密度的方法
CN109992927A (zh) * 2019-04-27 2019-07-09 中国人民解放军32035部队 稀疏数据情况下小椭圆目标的再入预报方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5130965B2 (ja) 2013-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5130965B2 (ja) 中高度人工衛星捕捉方法及び装置
CN111680354B (zh) 近地回归轨道卫星星下点和摄影点轨迹自交点的计算方法
van den IJssel et al. Thermosphere densities derived from Swarm GPS observations
EP2541199B1 (fr) Engin spatial muni d'un dispositif d'estimation de son vecteur vitesse par rapport à un référentiel inertiel et procédé d'estimation correspondant
Acharya Understanding satellite navigation
CN102230969A (zh) 一种卫星星座星间链路的长时间自主维持方法
Iwata Precision attitude and position determination for the Advanced Land Observing Satellite (ALOS)
CN103968834A (zh) 一种近地停泊轨道上深空探测器的自主天文导航方法
CN110779532A (zh) 一种应用于近地轨道卫星的地磁导航系统及方法
CN111680462A (zh) 基于空间目标在光学相平面位置变化的制导方法和系统
CN112713922A (zh) 一种多波束通讯卫星的可见性快速预报算法
Aboudan et al. ExoMars 2016 Schiaparelli module trajectory and atmospheric profiles reconstruction: analysis of the on-board inertial and radar measurements
Bussy-Virat et al. The Spacecraft Orbital Characterization Kit and its Applications to the CYGNSS Mission.
Sutton et al. Toward accurate physics‐based specifications of neutral density using GNSS‐enabled small satellites
JP5439980B2 (ja) 軌道決定装置及び軌道決定方法
JP4719658B2 (ja) 衛星観測計画プログラム及び衛星観測計画作成装置
CN111060077A (zh) 基于稀疏控制点的遥感卫星图像定位方法
KR20200074660A (ko) 위성 탑재용 소프트웨어에 탑재 가능한 위성 이벤트 예측 기법
CN115314101B (zh) 一种基于并行计算的低轨通信卫星星座快速建模方法
CN115391723A (zh) 一种卫星轨道获取方法及装置
CN112394381B (zh) 基于球卫星的全自主月面导航和数据通信方法
Arbinger et al. Impact of orbit prediction accuracy on low earth remote sensing flight dynamics operations
JPWO2020256024A1 (ja) 衛星コンステレーション形成システム、衛星コンステレーション形成方法、衛星コンステレーション、および地上設備
Bogdanov et al. Precise orbit determination for GPS and GLONASS satellites on the basis of IGS data
Wu et al. Strapdown INS/GPS integrated navigation using geometric algebra

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101018

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120326

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121009

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121022

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151116

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5130965

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150