JP3348835B2 - アンテナ指向制御システム - Google Patents

アンテナ指向制御システム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大気圏内を移動す
る物体を追尾する地上アンテナの指向制御に関わるアン
テナ指向制御システムに関し、特に、成層圏無線通信シ
ステムにおける中継機能を備えた飛行船に対して正確に
地上アンテナを指向させることができるアンテナ指向制
御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】地上から200km程度の上空に無線中
継機能を備えた飛行船を配置し、飛行船を介して地上通
信局同士が通信を行う成層圏無線通信システムが開発さ
れている。飛行船は管制局によって一定位置に停留する
ように制御されるが、風等の影響で、飛行船の位置が変
動することは避けられない。そこで、通信局におけるア
ンテナを飛行船に追尾させるアンテナ指向制御を行う必
要がある。
【0003】一般的なアンテナ追尾方式として、追尾対
象から一定の電力で送信されてくる電波を受信し、アン
テナの指向方向を変化させて受信電力が最大になる方向
を検出することによって追尾を実現するステップトラッ
ク方式がある。他の方式として、アンテナの主軸が追尾
対象を正確に向いているときには高次モードが発生しな
いことを利用して、受信電波の高次モードを検出するこ
とによってアンテナ指向方向のずれを検出し、ずれがな
くなるように制御する高次モード方式がある。
【0004】また、カセグレンアンテナにおいて副反射
鏡を指向軸を中心として回転させ、円錐状にビームを走
査して得られる受信電力の変化を検出し、追尾対象の方
向を特定するコニカルスキャン方式等も知られている。
【0005】しかし、ステップトラック方式には、受信
電力を検出してアンテナ指向制御を行うために、構成は
さほど複雑にはならないが追尾速度を高くすることがで
きないという課題がある。また、追尾対象を見失うと再
捕捉するまでの時間が長くなるという課題がある。高次
モード方式は、低雑音かつ高能率に構成することがで
き、また、高速な追尾を行うことができるが、高次モー
ドを検出するための回路が複雑になるという課題があ
る。コニカルスキャン方式も、高速な追尾を行うことが
できるが、副反射鏡を回転させることが必要であり、機
構系が複雑になるという課題がある。
【0006】特開平10−209933号公報に記載さ
れているように、大気圏を移動する物体を追尾するアン
テナ追尾方式として、GPS衛星からの信号を利用する
方式がある。その方式では、大気圏を移動する物体がG
PS衛星からの信号を受信して自位置を検出し、自位置
を示す信号を地上局に送信する。地上局は、移動物体の
位置を示す信号にもとづいて、アンテナ指向方向を算出
する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】GPS衛星からの信号
を利用したアンテナ指向制御方式では、ステップトラッ
ク方式、高次モード方式、コニカルスキャン方式または
その他の一般的な追尾方式を用いないので、アンテナ追
尾制御のためのハードウェア構成が簡略化されるメリッ
トがある。しかし、GPS衛星からの信号を用いた位置
検出には誤差が含まれる。従って、特開平10−209
933号公報に記載されているような数m程度の誤差は
さほど問題とはならないシステムでは有用であるが、高
品位の無線通信を行うためにより高精度の追尾を行うに
は限界がある。
【0008】そこで、本発明は、大気圏内を移動する物
体を追尾するアンテナ指向制御システムであって、簡易
な構成で、より高精度の追尾を行うことができるアンテ
ナ指向制御システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるアンテナ指
向制御システムは、被追尾対象からのGPSデータによ
って被追尾対象の位置を認識する位置認識手段と、位置
認識手段によって被追尾対象がアンテナから遠くに位置
していることが認識されるとGPSデータで認識された
位置にアンテナを指向させ、位置認識手段によって被追
尾対象がアンテナから近くに位置していることが認識さ
れると、被追尾対象からの所定の電波の受信電力にもと
づいて被追尾対象にアンテナを指向させるアンテナ駆動
手段と、アンテナの過去の追尾角変化から被追尾対象の
将来の位置を予測し、GPSデータが得られなくなると
予測位置をアンテナ駆動手段に与える位置予測手段と
備える。
【0010】アンテナ駆動手段は、GPSデータで認識
された被追尾対象の位置があらかじめ定められた指向誤
差を越えるようになるとアンテナを駆動するように構成
されていてもよい。ここで、あらかじめ定められた指向
誤差とは、それを越えると通信品質が維持できなくなる
ような量である。
【0011】アンテナ駆動手段は、被追尾対象がアンテ
ナから近くに位置しているときには、ステップトラック
方式によって被追尾対象にアンテナを指向させる構成で
あってもよい。
【0012】位置認識手段は、アンテナの仰角が所定値
よりも小さくなる場合に被追尾対象がアンテナから遠く
に位置していると認識し、アンテナの仰角が所定値以上
になる場合に被追尾対象がアンテナから近くに位置して
いると認識するように構成される。なお、所定値とは、
仰角がその値以上になるとステップトラック方式等によ
る追尾を行った方が追尾精度がよくなると判断される値
であり、使用システムに応じて設定されるべき値であ
る。
【0013】
【0014】位置予測手段は、被追尾対象の移動軌跡の
平均変化率から被追尾対象の将来の位置を予測するよう
に構成される。
【0015】位置予測手段は、被追尾対象の3方向
(x,y,z方向)の移動軌跡にもとづいて被追尾対象
の将来の位置を予測するように構成されていてもよい。
その場合、3次元方向のそれぞれについて移動軌跡を解
析することができるので、解析処理が容易になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明によるアンテナ指
向制御システムの一実施形態を示す説明図である。図1
において、飛行船1は成層圏に滞在している。そして、
飛行船1には、通信局3と通信を行うためのアンテナ1
1と、GPSデータを送信するための無指向性のアンテ
ナ12とが設置されている。
【0017】飛行船管制局2は、飛行船1から送信され
るGPSデータを無指向性のアンテナ21を介して受信
し、飛行船1の位置制御等を行う。通信局3は、飛行船
1の中継機能を利用して他の通信局等と無線通信を行
う。従って、その通信ための指向性のアンテナ31を有
する。また、この実施の形態では、通信局3には、飛行
船1から送信されるGPSデータを受信するための無指
向性のアンテナ32が設けられている。なお、通信局3
と飛行船管制局2とは、通信回線4を介して情報のやり
とりを行うことができる。
【0018】図2は、通信局の一構成例を示すブロック
図である。図2に示す例では、通信局3は、アンテナ3
1を介して受信した信号の周波数変換や復調を行うとと
もに変調や周波数変換等の処理を行ってアンテナ31に
送信信号を出力する送受信装置33、および、端末側の
回線から信号を受信するとともに送受信装置33からの
信号を端末側に送信する端局系装置34を備えている。
【0019】また、アンテナ指向制御を行うために、追
尾装置35と駆動装置36とが備えられている。追尾装
置35は、アンテナ32を介してGPSデータを受信す
るとともに、飛行船1から一定電力で送られてくる信号
をアンテナ31を介して受信し、各信号にもとづいて、
アンテナ31が飛行船を指向するように駆動装置36に
駆動信号を与える。駆動装置36は、追尾装置35から
の駆動信号に応じて、アンテナ31を回転させるモータ
等を駆動する。
【0020】図3は、追尾装置35の一構成例を示すブ
ロック図である。図3に示す例では、追尾装置35は、
アンテナ32を介して飛行船1からのGPSデータを受
信するGPS信号受信部351、受信されたGPSデー
タにもとづいて飛行船1の方位および飛行船1への仰角
を算出する演算部352、飛行船1から一定電力で送ら
れてくる信号(追尾信号)の受信電力を算出する受信電
力算出部353、および演算部353の演算結果と受信
電力算出部353の算出値を導入してアンテナ31を駆
動するための駆動信号を生成する駆動量出力部354を
有している。
【0021】次に、図4および図5の説明図を参照して
動作を説明する。飛行船1は、GPS衛星からの信号を
受信する機能を備え、GPS衛星からの各信号にもとづ
いて自身の位置を求める。また、プロペラ等の推進装置
を有する。そして、自位置の3次元の座標データ(x,
y,z)をGPSデータとしてアンテナ12から常時送
信している。飛行船管制局2は、アンテナ21を介して
GPSデータを受信し、飛行船1が規定位置からはずれ
たら、ずれの補正を指示する信号を出力する。飛行船1
は、補正指示信号に応じて推進装置を駆動する。なお、
飛行船1が規定位置からのずれを検出して自律的にずれ
を補正するようにしてもよい。
【0022】飛行船1が風等の影響で移動すると、アン
テナ31から見た飛行船1の仰角が変化する。また、飛
行船1の移動方向がそのときのアンテナ31の方位角と
ずれている場合には、飛行船1の移動によって方位角も
変化する。そして、飛行船1が遠くにあるほど、追尾角
度偏差(方位角および仰角の偏差)は小さい。例えば、
図4に示すように、飛行船1の移動間隔が等しくても、
ビーム51からビーム52に移る場合の追尾角偏差は、
ビーム52からビーム53へ移る場合のビーム追尾角偏
差よりも小さい。逆に、追尾角偏差が同じでも、飛行船
1が遠くにあるほど飛行船1の移動量は大きくなってい
る。
【0023】すなわち、図5に示すように、飛行船1が
距離Lを移動する場合に、飛行船1が遠くにあるときの
アンテナ31から飛行船1を見込む角度の変化βは、飛
行船1が近くにあるときの角度の変化αよりも小さい。
つまり、飛行船1の変動を追尾するアンテナ31の角速
度は、飛行船1がアンテナ31よりも遠くにあるほど小
さい。しかし、同一の角速度に対する飛行船1の移動量
は、飛行船1がアンテナ31から離れているほど大きく
なる。なお、飛行船1が遠くにある場合とは、アンテナ
31の仰角が小さい場合であり、飛行船1が近くにある
場合とは、アンテナ31の仰角が大きい場合である。あ
るいは、角速度の大小で遠近を規定することもできる。
【0024】ステップトラック方式のような追尾信号の
受信電力の変動にもとづいてアンテナ指向方向を制御す
るような方式では、受信電力は距離に依存する。する
と、アンテナ31と被追尾対象との間の距離が変動する
と制御誤差が生ずる。そして、仰角が小さいときには、
位置の分解能が小さくなり、かつ、角速度に対して飛行
船1の移動量が大きいので追尾対象を見失いやすい。
【0025】そこで、この実施の形態では、角速度に対
して移動量が大きい場合、すなわち、飛行船1がアンテ
ナ31から遠くにあってアンテナ31の仰角が小さい場
合には、飛行船1からのGPSデータにもとづいてアン
テナ指向制御を行う。そして、角速度に対して移動量が
小さい場合、すなわち、飛行船1がアンテナ31から近
くにある場合には、ステップトラック方式によってアン
テナ指向制御を行う。
【0026】具体的には、通信局3の追尾装置35にお
いて、演算部352は、飛行船1からのGPSデータに
もとづいて、通信局3から見た飛行船1の3次元の位置
を時々刻々認識している。そして、飛行船1が遠くにあ
ってアンテナ31の仰角が小さい場合には、GPSデー
タによる飛行船1の相対位置にもとづいてアンテナ31
の指向制御を行う。
【0027】つまり、駆動量出力部354は、演算部3
52の演算結果から、アンテナ31のビーム内から飛行
船1が、あらかじめ決められている指向誤差を越える程
度にはずれたことを検出すると、ビーム内に飛行船1が
入るようにアンテナ31の向きを移動させるための駆動
信号を駆動装置36に与える。従って、アンテナ31
は、常に飛行船1を追尾することができる。このよう
に、アンテナ31の仰角が小さいときには追尾信号の受
信電力にもとづくアンテナ指向制御を行っていないの
で、飛行船1が大きく移動しても、飛行船1を見失うこ
とはない。
【0028】飛行船1が通信局3の上空に近づくと、演
算部352は、演算結果からそのことを認識することが
できる。その場合には、駆動量出力部354に対して、
飛行船1が近くにあることを知らせる。すると、駆動量
出力部354は、ステップトラック方式でアンテナ指向
制御を行う。すなわち、駆動量出力部354は、受信電
力算出部353が算出する追尾信号の受信電力が大きく
なるようにアンテナ31を駆動する駆動信号を出力す
る。なお、演算部352は、飛行船1が通信局3の上空
に近づいたことを、GPSデータではなく、アンテナ3
1の仰角によって認識してもよい。
【0029】このように、アンテナ31の仰角が大きく
角速度が速い場合には、比較的精度のよいステップトラ
ック方式によってアンテナ指向制御が行われる。この場
合、角速度に対して飛行船1の移動量は小さいので、ス
テップトラック方式によって精度のよい追尾を行うこと
ができる。
【0030】アンテナ31の指向制御がGPSデータに
もとづいて行われている場合、降雨等の影響で追尾が困
難になることが予想される。そのような場合でも追尾が
行えるように、この追尾装置35は、飛行船1の位置予
測制御も行う。飛行船1は、成層圏に停留し、風力で押
し流されることを防ぐために、風向きと反対方向に推進
する推進装置を有する。すると、飛行船の垂直および水
平方向の移動は、風力と推進力のバランスの結果得られ
る周期と振幅とを有する運動となる。
【0031】図6は、飛行船1の運動のリサージュ波形
例を示す説明図である。例えば、飛行船1が移動軌跡6
を描いたとする。追尾装置35の演算部353は、飛行
船1からの3次元のGPSデータまたはアンテナ31の
仰角と方位角の変化から、東西方向の移動軌跡61、南
北方向の移動軌跡62および垂直方向の移動軌跡63を
算出する。そして、各移動軌跡61,62,63におけ
る周期(例えば山と山との間)と振幅(周期方向と直交
するする方向の山と山との間)を解析する。
【0032】なお、図6に示された波形は単なる一例で
あって、現実には移動軌跡6には周期性が存在すると考
えられる。つまり、風は、比較的長期間にわたって一定
の風向と風速を有する。そして、飛行船1は、風力によ
って押し流されると推進力によって元の位置に戻ろうと
する。従って、風で押し流される移動と元に戻ろうとす
る移動とが繰り返される。すると、一定期間内での3次
元の移動軌跡61,62,63を解析すれば、将来の飛
行船1の移動の仕方を予測することができる。例えば、
演算部353は、移動軌跡61,62,63の平均的な
周期と振幅とを求め、GPSデータが入力されなくなっ
たら、過去の平均的な周期と振幅とを、今後の飛行船1
の動きとする。
【0033】以上のように、演算部353は、GPSデ
ータまたはアンテナ31の角変位にもとづいて常に所定
期間内の飛行船1の平均的な移動の仕方を把握する。そ
して、GPSデータが得られなくなったら、過去の平均
的な移動の仕方から飛行船1の位置を予測する。予測位
置は、駆動量出力部354に与えられる。従って、GP
Sデータにもとづいてアンテナ指向制御が行われている
ときに、降雨等に起因してGPSデータが入力されなく
なっても、駆動量出力部354は、アンテナ31の追尾
制御を行うことができる。
【0034】上記の実施の形態では、通信局3におい
て、アンテナ32によってGPSデータが受信された
が、通信に使用される指向性のアンテナ31をGPSデ
ータ受信用に兼用してもよい。図7は、そのような実施
の形態を示す説明図である。その場合には、図7に示す
ように、通信局3においてGPSデータ受信専用の無指
向性のアンテナ32は不要である。
【0035】また、上記の各実施の形態では、通信局3
において、GPSデータはアンテナ31またはアンテナ
31で受信されたが、図8に示すように、通信回線4を
介して飛行船管制局2からGPSデータの供給を受ける
ようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、アンテ
ナ指向制御システムを、被追尾対象がアンテナから遠く
に位置していることが認識されるとGPSデータで認識
された位置にアンテナを指向させ、被追尾対象がアンテ
ナから近くに位置していることが認識されると、被追尾
対象からの所定の電波の受信電力にもとづいて被追尾対
象にアンテナを指向させるように構成したので、GPS
データにもとづく追尾と受信電力にもとづく追尾のそれ
ぞれの利点を生かした精度のよいアンテナ指向制御を実
現できる効果がある。また、被追尾対象がアンテナから
近くに位置してときにはステップトラック方式等によっ
てアンテナ指向制御が行われるので、複雑な制御回路や
機構を用いなくてもよい。
【0037】また、アンテナの過去の追尾角変化から被
追尾対象の将来の位置を予測するように構成されている
ので、被追尾対象からGPSデータが受信されなくなっ
ても、予測にもとづいてアンテナ指向制御を継続するこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるアンテナ指向制御システムの一
実施形態を示す説明図である。
【図2】 通信局の一構成例を示すブロック図である。
【図3】 追尾装置の一構成例を示すブロック図であ
る。
【図4】 飛行船の移動の様子を示す説明図である。
【図5】 飛行船の移動とアンテナから飛行船を見込む
角度の変化との関係を示す説明図である。
【図6】 飛行船の運動のリサージュ波形例を示す説明
図である。
【図7】 本発明によるアンテナ指向制御システムの他
の実施形態を示す説明図である。
【図8】 本発明によるアンテナ指向制御システムのさ
らに他の実施形態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 飛行船 2 通信局 3 飛行船管制局 4 通信回線 11,31 アンテナ 12,21,32 アンテナ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被追尾対象の位置を示す被追尾対象から
    のGPSデータにもとづいてアンテナを被追尾対象に追
    尾させるアンテナ指向制御システムであって、 GPSデータによって被追尾対象の位置を認識する位置
    認識手段と、 前記位置認識手段によって被追尾対象がアンテナから遠
    くに位置していることが認識されるとGPSデータで認
    識された位置にアンテナを指向させ、前記位置認識手段
    によって被追尾対象がアンテナから近くに位置している
    ことが認識されると、被追尾対象からの所定の電波の受
    信電力にもとづいて被追尾対象にアンテナを指向させる
    アンテナ駆動手段と、アンテナの過去の追尾角変化から被追尾対象の将来の位
    置を予測し、GPSデータが得られなくなると予測位置
    を前記アンテナ駆動手段に与える位置予測手段と を備え
    たことを特徴とするアンテナ指向制御システム。
  2. 【請求項2】 アンテナ駆動手段は、GPSデータで認
    識された被追尾対象の位置があらかじめ定められた指向
    誤差を越えるようになるとアンテナを駆動する請求項1
    記載のアンテナ指向制御システム。
  3. 【請求項3】 アンテナ駆動手段は、被追尾対象がアン
    テナから近くに位置しているときには、ステップトラッ
    ク方式によって被追尾対象にアンテナを指向させる請求
    項1または請求項2記載のアンテナ指向制御システム。
  4. 【請求項4】 位置認識手段は、アンテナの仰角が所定
    値よりも小さくなる場合に被追尾対象がアンテナから遠
    くに位置していると認識し、アンテナの仰角が所定値以
    上になる場合に被追尾対象がアンテナから近くに位置し
    ていると認識する請求項1ないし請求項3記載のアンテ
    ナ指向制御システム。
  5. 【請求項5】 位置予測手段は、被追尾対象の移動軌跡
    の平均変化率から被追尾対象の将来の位置を予測する
    求項1ないし請求項4記載のアンテナ指向制御システ
    ム。
  6. 【請求項6】 位置予測手段は、被追尾対象の3方向の
    移動軌跡にもとづいて 被追尾対象の将来の位置を予測す
    請求項5記載のアンテナ指向制御システム。
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