JP2009218536A - 基板加熱装置および電気光学装置の製造装置 - Google Patents

基板加熱装置および電気光学装置の製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】例えば半導体ウエハや液晶装置等の電気光学装置用基板などの各種の基板を加熱
処理する際に用いる基板加熱装置および電気光学装置の製造装置に係り、プロキシミティ
ピン等の支持部材との接触で基板の中央部付近に窪みや傷がついたり、加熱不良が生じる
ことなく、基板全体を良好かつ均一に加熱できるようにする。
【解決手段】ホットプレート1の上方に所定の間隔をおいて配置した基板3を前記ホット
プレート1によって加熱する基板加熱装置において、前記基板3を、その周辺部に設けた
支持部材2を介して前記ホットプレート1の上方に所定の間隔をおいて支持させ、前記基
板3の自重による反りにほぼ沿うように前記ホットプレート1の上面の加熱面1aを湾曲
させたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば半導体ウエハや液晶装置等の電気光学装置用基板などの各種の基板を
加熱処理する際に用いる基板加熱装置および電気光学装置の製造装置に関する。
従来、例えば半導体ウエハや液晶装置等の電気光学装置用基板などの各種基板は種々の
工程で加熱処理が施され、そのような加熱処理を施すために種々の基板加熱装置が提案さ
れている。例えば、上記のような基板の製造工程におけるホトレジスト処理工程において
は、基板表面の水分を脱水するため、或いは基板表面に塗布されたレジスト中の溶媒を除
去するため等に加熱処理が行われる。その加熱方法としては、直接ホットプレート方式、
バッチ式熱風加熱方式、マイクロ波方式等があるが、コンパクト化、効率化、サイクルタ
イムの短縮および再現性、均一性の向上の要求のもとに直接ホットプレート方式が主流と
なっている。
しかし、直接ホットプレート方式では基板をホットプレートに密着させて、直接加熱す
るため、ホットプレートと基板との密着状態によって熱伝導度が大きく変化して均一に加
熱するのが困難であったり、また一般にホットプレートがアルミニウム等の金属から成る
ため、金属汚染や基板の裏面にパーティクルが付着する等の問題がある。そこで、下記特
許文献1のようにホットプレート(加熱台)と基板との間に僅かな隙間を設けることによ
って、基板がホットプレートに直接接触することなく加熱処理を行うプロキシミティ方式
が提案されている。
図7はそのプロキシミティ方式の基板加熱装置の一例を示すもので、内部に電熱ヒータ
等の加熱手段を内蔵したホットプレート1の周縁部と中央部とに、該ホットプレート1の
上面よりも上方に突出するプロキシミティピン等の支持部材2を設け、その支持部材2の
上に基板3を載置して上記ホットプレート1で加熱する構成である。
ところが、上記のようにホットプレート1の中央部にプロキシミティピン等の支持部材
2を設けて、その上に基板3を載置すると、上記支持部材2に基板3の中央部下面が接触
して、該基板3に窪みや傷が付いたり、また上記支持部材2との接触部が過度に加熱され
たり、加熱不足等の加熱不良が生じて歩留まりが低下する等の問題がある。
そこで、図8(a)に示すようにホットプレート1の中央部の支持部材2を省略して、
周縁部の支持部材2のみで基板3を支持することが考えられるが、そのようにすると、図
のように基板3の中央部が自重で下方に反り、基板3とホットプレート上面の加熱面との
間隔にバラツキが生じて基板全体を所定の温度に均一に加熱することが困難となったり、
また場合によっては図8(b)のように基板3の中央部下面がホットプレート1に接触し
てプロキシミティ方式の利点が損なわれる等の不具合がある。
図9は上記図8(a)のように基板3の中央部が自重で下方に反った状態でホットプレ
ート1により加熱したときの基板3の昇温特性を示すもので、線形P1は基板中央部の昇
温特性、線形P2は基板周縁部の昇温特性である。所定の熱処理時間(例えば60秒)経
過後の基板周縁部の温度は、基板中央部の温度よりも低く、また基板を所定の温度(例え
ば120℃)に昇温するには基板中央部よりも基板周縁部の方が処理時間が多く掛かるこ
とが分かる。
特開平5−47652号公報
本発明は上記の問題点に鑑みて提案されたもので、プロキシミティピン等の支持部材2
との接触で基板3の中央部付近に窪みや傷がついたり、加熱不良が生じることなく、基板
全体を良好かつ均一に加熱することのできる基板加熱装置および電気光学装置の製造装置
を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明による基板加熱装置は、以下の構成としたものであ
る。すなわち、ホットプレートの上方に所定の間隔をおいて配置した基板を前記ホットプ
レートによって加熱する基板加熱装置において、前記基板を、その周辺部に設けた支持部
材を介して前記ホットプレートの上方に所定の間隔をおいて支持させ、前記基板の自重に
よる反りにほぼ沿うように前記ホットプレート上面の加熱面を湾曲させたことを特徴とす
る。
上記のように周辺部を支持部材で支持させた基板の自重による反りにほぼ沿うように、
ホットプレート上面の加熱面を湾曲させたことによって、基板の反りに拘わらず、その基
板とホットプレートとの間隔を、その両者の対向面の略全面にわたってほぼ一定にするこ
とができ、それによって、基板全体をほぼ均一に加熱することが可能となるものである。
なお、前記ホットプレートを、中央の円形部分と、その周囲に順に同心状に設けた複数
個のリング状部分とで構成し、前記基板の自重による反りにほぼ沿うように前記各部分の
上面の加熱面の高さを段階的に変化させて湾曲させるようにしてもよい。そのように構成
することによっても上記とほぼ同様の作用効果が得られる。
また前記基板の自重による反りの高さ変化を測定する測定手段を設け、前記測定手段で
測定した前記基板の反りの高さ変化に応じて前記各部分の加熱面の高さを自動的に変化さ
せるように構成してもよい。そのようにすると、前記測定手段により前記基板の自重によ
る反りの高さ変化を測定するだけで、前記各部分の加熱面の高さを自動的に且つ容易に変
化させることが可能となる。
さらに本発明による電気光学装置の製造装置は、基板上に配線、電極または素子を形成
する際に前記基板を加熱するための基板加熱手段を備えた電気光学装置の製造装置におい
て、前記基板加熱手段として上記の基板加熱装置を適用したことを特徴とする。このよう
に基板加熱手段を備えた電気光学装置の製造装置における前記基板加熱手段として上記の
ような基板加熱装置を適用したことによって上記と同様に基板全体をほぼ均一に加熱する
ことが可能となり、加熱ムラのない信頼性および歩留まりのよい電気光学装置の製造装置
を提供することができる。
以下、本発明による基板加熱装置および電気光学装置の製造装置を図に示す実施形態に
基づいて具体的に説明する。
〔基板加熱装置〕
図1は本発明による基板加熱装置の一実施形態を示すもので、前記従来例と同様に内部
に電熱ヒータ等の加熱手段を内蔵した平面略円形のホットプレート1の上方に、支持部材
2を介して平面略円形の基板3を、上記ホットプレート1との間に所定の間隔をおいて支
持させた構成である。上記支持部材2として、図の実施形態においては上端に丸みを有す
るプロキシミティピンが用いられ、そのプロキシミティピンよりなる支持部材2は、本実
施形態においては上記ホットプレート1の周縁部上面に周方向にほぼ等間隔に複数個(図
の場合は6個)設けられている。
上記の支持部材2によって基板3の周縁部のみが支持され、該基板3の中央部は自重で
下方になだらかに湾曲した状態に反り、その反りにほぼ沿うように上記ホットプレート1
の上面の加熱面1aを湾曲させたものである。
上記のようにホットプレート1の上面の加熱面1aを、基板3の自重による反りにほぼ
沿うように湾曲させたことによって、上記ホットプレート1と基板3との対向面、すなわ
ちホットプレート1の上面と基板3の下面との間隔が、上記対向面のほぼ全面にわたって
ほぼ均一にすることができる。それによって上記ホットプレート1の上面の加熱面1aか
ら基板3に作用する熱がほぼ一定となり、基板3をそのほぼ全面にわたって均一に加熱す
ることができるものである。
なお、上記実施形態は、ホットプレート1の上下両面を湾曲させたが、ホットプレート
上面の加熱面1aのみを湾曲させてもよい。また上記実施形態はホットプレート1の上面
の加熱面1aを連続的に変化させたが、例えば上記ホットプレート1を、その面方向(加
熱面1aと平行な方向)に複数個の部分に分割して段階的にずらして湾曲させるようにし
てもよい。
図2はその一例を示すもので、前記と同様に平面略円形に形成したホットプレート1を
、その中央の円形部分10と、その周囲に順に同心状に設けた複数個のリング状部分11
とで構成し、前記基板3の自重による反りにほぼ沿うように上記各部分10,11の上面
の加熱面10a,11aを段階的に変化させることによって湾曲させたものである。上記
各部分10,11には、それぞれ電熱ヒータ等の加熱手段が内蔵されているが、図には省
略した。
上記の構成によっても前記図1の実施形態と同様の作用効果が得られる。なお、上記各
部分10,11は、その加熱面10a,11aが上記のように段階的に変化した状態に保
持する必要があるが、その手段としては、例えば隣り合う各部分10,11を互いに摩擦
接触させて固定する、或いは上記各部分10,11の下側に、上面に上記基板3の反りと
相似状の凹曲面を有する台座等を設置し、その凹曲面上に上記各部分10,11を載置す
る等その他適宜である。
また、上記基板3の自重による反りの高さ変化に応じて、上記各部分10,11の加熱
面10a,11aの高さを自動的に変化させることもできる。図3はその一例を示すもの
で、基板3の上方に、該基板3の反りの高さ変化を測定する反りセンサ等の測定手段4を
設けると共に、その測定手段4で測定した反りの高さ変化に応じて上記各部分10,11
の高さを自動的に調節する高さ調整機構5を設けたものである。
上記の測定手段4は、例えば基板の半径方向または直径方向に移動走査して基板3の反
りの高さ変化を測定するもので、各種の距離測定用のセンサ等を使用することができる。
また上記高さ調整機構5の構成は適宜であるが、図の場合は図3に示すように台座6等の
上に載置したサーボモータ等の原動機7の出力軸上にねじ杆8を設け、そのねじ杆8に螺
合する雌ねじ孔9aを有する筒体9を、上記各部分10,11の下面側に一体的に設けた
ものである。
上記高さ調整機構5は、ホットプレート1の中央部の円形部分10には1つ、その周囲
の複数個のリング状部分11には、それぞれ周方向に略等間隔に複数個ずつ設けられてお
り、その各リング状部分11に設けた複数個の高さ調整機構5の原動機7は同期して同方
向に同じ回転数だけ回転するように構成されている。上記測定手段4による測定結果に基
づいて上記各部分10,11の下面側に設けた各高さ調整機構5の原動機7が所定の方向
に所定の回転数だけ回転すると、ねじ杆8が同方向に同じ回転数だけ回転し、それに螺合
する上記筒体9を介して上記各部分10,11が所定量上下動する構成である。
例えば、図3(b)に示すように台座6等の上に上記高さ調整機構5を介して上記各部
分10,11をほぼ同一高さに支持した状態を基準位置として、上記測定手段4を基板3
の周縁部である図3(b)の実線位置から基板の中心部に向かって移動走査しながら基板
3の上面の高さ変化を順に測定し、上記各部分10,11の上方位置での測定結果が上記
基準位置での高さ位置よりも低くなった分だけ、上記各高さ調整機構5の原動機7を回転
させて上記各部分10,11を自動的に下降移動させればよい。なお、上記測定手段4に
よる測定は基板3の半径方向のみでもよいが、必要に応じて直径方向もしくは複数の方向
に測定して各部分10,11に対応する測定結果をそれぞれ平均してもよい。
上記のように構成することによって、基板3の自重による反りの高さ変化を反りセンサ
等の測定手段4により測定するだけで、上記各部分10,11の加熱面10a,11aの
高さを自動的に変化させることができる。従って、例えば基板3の自重による反りの程度
が基板の種類やロット毎あるいは基板毎に異なる場合にも、その反りに応じて上記各部分
10,11の高さ位置を容易・迅速に調整できる等の効果がある。
なお、上記各実施形態は、支持部材2としてプロキシミティピンを用いたが、これに限
らず、例えばボールやアーム等その他適宜であり、又それらの支持部材2は必ずしもホッ
トプレート1上に設ける必要はなく、上記基板3の周縁部を支持して、ホットプレート1
との間に所定の間隔をおいた状態に維持できる構成であれば適宜変更可能である。また上
記各実施形態において基板加熱装置を構成する部材は、必要に応じて箱状のハウジング内
に収容するようにしてもよい。
また本発明による基板加熱装置は、半導体ウェハや液晶装置等の電気光学装置用の基板
の他各種の基板を加熱する場合に適用可能であり、さらに例えば基板上に各種の配線や電
極または素子等を形成する際に該基板を加熱するための基板加熱手段を備えた電気光学装
置の製造装置にあっては、その基板加熱手段として適用することもできる。
〔電気光学装置の製造装置〕
以下、基板加熱手段を備えた電気光学装置の製造装置における上記の基板加熱手段とし
て適用した場合の実施形態、特に電気光学装置の製造装置の一部として用いられるコータ
ーデベロッパー内の基板加熱手段としてのプリベーク用のホットプレートユニットやポス
トベーク用の高速温度変更ホットプレートユニットに適用した場合の実施形態について説
明する。
図4はコーターデベロッパーの一例を示すもので、同図(a)は平面図、同図(b)は
正面図である。上記コーターデベロッパー20は、基板の搬送ステーション21と、複数
の処理ユニットを有する処理ステーション22と、その処理ステーション22に隣接して
設けられる不図示の露光装置との間で基板を受け渡すためのインターフェイスステーショ
ン23等を具備している。
上記搬送ステーション21には、基板ローダ(ウエハローダ)24や不図示の基板搬送
機構等が設けられ、被処理体としての基板を他の工程から当該コーターデベロッパー20
へ搬入、および当該コーターデベロッパー20から他の工程への搬出操作を行うと共に、
上記処理ステーション22への基板の受け渡し操作が行われる。また上記搬送ステーショ
ン22の前面には、操作パネル25が設けられている。
一方、処理ステーション22には、基板に対してレジスト液の塗布や現像等を行う際の
一連の工程を実施するための複数種類の処理ユニットが備えられ、それらの処理ユニット
は所定位置に上下方向に多段に配置されている。例えば、上記処理ステーション22の正
面側には、図4(b)に示すように複数のコーターユニットCOTを有するブロックと、
複数の現像ユニットDEVを有するブロックとが設けられ、上記処理ステーション22の
背面側には横方向に4つのベークユニット装置26が設けられている。
図5は上記4つのベークユニット装置26を正面側から見たもので、図のように各ベー
クユニット装置26には、それぞれ基板への加熱処理等を行うための処置ユニット、例え
ばプリベーク等に用いられるホットプレートユニットHPのブロックや、ポストベーク等
に用いられる高速温度変更ホットプレートユニットRHPのブロックを始め、レジストの
定着性を高めるためのいわゆる疎水化処理を行うアドヒージョンユニットAHLのブロッ
ク、冷却処理を行うクーリングプレートユニットCPのブロック等が設けられている。図
中、HCはヒーターコントローラ、PBはピッピングボックス(Piping Box)である。
また上記処理ステーション22の平面中央部には、図4(a)に示すように左右一対の
搬送用ロボット27・27が配置され、その各搬送用ロボット27によって上記各処理ユ
ニットへの基板の受け渡し操作が行われる。なお、上記各処理ユニットには、それぞれ基
板が1枚ずつ供給搬送されて所定の処理がなされる。また前記インターフェイスステーシ
ョン23には上記処理ステーション22と前記露光装置(不図示)との間で基板の受け渡
しを行う搬送用ロボット28が設けられている。EEは周辺露光ユニットである。
上記ホットプレートユニットHPや高速温度変更ホットプレートユニットRHPは、一
般に箱状のハウジング内に前記と同様のホットプレートを収容配置した構成であり、その
ホットプレートも前記と同様に基板の自重による反りにほぼ沿うように上面の加熱面を湾
曲させると、基板を良好に加熱することができる。
図6は上記ホットプレートユニットHPに適用した例を示すもので、同図(a)は前記
図1と同様に平面略円形に形成したホットプレート1を基板3の自重による反りにほぼ沿
うように湾曲形成した例、同図(b)は前記図2と同様に平面略円形に形成したホットプ
レート1を、その中央の円形部分10と、その周囲に順に同心状に設けた複数個のリング
状部分11とで構成し、基板3の自重による反りにほぼ沿うように上記各部分10,11
の上面の加熱面10a,11aを段階的に変化させて湾曲させた例である。図中、30は
上記ホットプレート1等を収容する箱状のハウジング、30aは上記ハウジング30内に
基板を前記の搬送用ロボット27等で出し入れするための開口、31は上記ホットプレー
ト1を支持する支持ステーである。
なお、上記図6はホットプレートユニットHPに適用した例を示したが、高速温度変更
ホットプレートユニットRHPにのみ、若しくは上記ホットプレートユニットHPおよび
RHPの両方に上記と同様に適用することも可能であり、また上記いずれの場合にも各構
成部材の変更等は前記図1〜図3の基板加熱装置の場合と同様であり、それぞれ同様の作
用効果が得られる。
次に、上記のように構成された電気光学装置の製造装置の一部を構成する上記図4〜図
6のコーターデベロッパーを用いて電気光学装置の一種である液晶装置の製造工程におい
て、基板上に例えばITO(Indium Tin Oxide)等よりなる電極や配線等の薄膜パタ
ーンを形成するために、フォトリソグラフィ技術を用いて上記薄膜パターンに対応したレ
ジスト膜を形成し、これを現像処理する一連のプロセスにも有効に適用可能であり、以下
そのプロセスの一例について説明する。
なお、上記のプロセスを実行するに当たり、被処理基板としては一般に円形または矩形
状のものが用いられ、前記各処理ユニット間の基板の受け渡しは前記搬送用ロボット27
等が行う。また同一の処理ユニットが図4および図5のブロック中に複数ある場合は使用
中でないものを自動的に選択して使用するように構成されている。
以上の構成において、上記のプロセスを実行するに当っては、先ず図に省略した前工程
で処理された基板を基板ローダ25によりアドヒージョンユニットAHLに移送して疎水
化処理を施した後、コータユニットCOTに移送してレジスト膜を形成すると共に、ホッ
トプレートユニットHPにより上記レジスト膜のプリベーク処理を施す。次に、クーリン
グプレートユニットCPにより基板を冷却して常温に戻してから、図に省略した露光装置
により所定のパターンを露光すると共に、周辺露光ユニットEEにより周辺露光を行い、
次いで、ホットプレートユニットHPにより再度加熱処理を施こすと共に、クーリングプ
レートユニットCPにより冷却した後、現像ユニットDEVにより現像する。そして、高
速温度変更ホットプレートユニットRHPによりポストベーク処理を行った後にクーリン
グプレートユニットCPにより冷却して基板ローダ25により上記基板を次工程に移送す
るものである。
上記のようなレジスト膜の形成や露光および現像処理等に伴って基板を加熱する際にも
前記ホットプレートユニットHPまたは高速温度変更ホットプレートユニットRHPもし
くは両方を前記図6に示すように前記図1〜図3の基板加熱装置と同様の構成とすること
によって、前記と同様に基板を効率よく且つ均一に加熱することが可能となり、製品の信
頼性や歩留まりのよい電気光学装置の製造装置を提供することができるものである。
なお、上記実施形態は、電気光学装置として液晶装置を例にして説明したが、これに限
らず、例えばエレクトロルミネッセンス装置、有機エレクトロルミネッセンス装置、プラ
ズマディスプレイ装置、電気泳動ディスプレイ装置、フィールド・エミッション・ディス
プレイ(電界放出表示装置)などの各種の電気光学装置の製造装置にも適用することがで
きる。
(a)は本発明による基板加熱装置の一実施形態を示す平面図、(b)は(a)におけるb−b断面図。 (a)は本発明による基板加熱装置の他の実施形態を示す平面図、(b)は(a)におけるb−b断面図。 (a)は測定手段と高さ調整機構を備えた基板加熱装置の正面図、(b)は高さ調整前の同上図。 (a)は電気光学装置の製造装置の一部を構成するコーターデベロッパーの一例の平面図、(b)はその正面図。 図4(a)におけるベークユニットを正面側から見た図。 (a)は上記製造装置におけるホットプレートユニットの一例を示す縦断正面図、(b)はホットプレートユニットの他の例を示す縦断正面図。 (a)は従来の基板加熱装置の一例を示す平面図、(b)はその正面図。 (a)および(b)は基板が反った状態の基板加熱装置の縦断面図。 基板の昇温特性を示すグラフ。
符号の説明
1…ホットプレート、10…円形部分、11…リング状部分、1a、11a、12a…
加熱面、2…支持部材、3…基板、4…測定手段、5…高さ調整機構、6…台座、7…原
動機、8…ねじ杆、9…筒体、9a…雌ねじ孔、20…コーターデベロッパー、21…搬
送ステーション、22…処理ステーション、23…インターフェイスステーション、24
…基板ローダ、25…操作パネル、26…ベークユニット、HP…ホットプレートユニッ
ト、RHP…高速温度変更ホットプレートユニット、CP…クーリングプレートユニット
、COT…コーターユニット、DEV…現像ユニット。

Claims (4)

  1. ホットプレートの上方に所定の間隔をおいて配置した基板を前記ホットプレートによっ
    て加熱する基板加熱装置において、
    前記基板を、その周辺部に設けた支持部材を介して前記ホットプレートの上方に所定の
    間隔をおいて支持させ、前記基板の自重による反りにほぼ沿うように前記ホットプレート
    上面の加熱面を湾曲させたことを特徴とする基板加熱装置。
  2. 前記ホットプレートを、中央の円形部分と、その周囲に順に同心状に設けた複数個のリ
    ング状部分とで構成し、前記基板の自重による反りにほぼ沿うように前記各部分の上面の
    加熱面の高さを段階的に変化させて湾曲させてなる請求項1に記載の基板加熱装置。
  3. 前記基板の自重による反りの高さ変化を測定する測定手段を設け、前記測定手段で測定
    した前記基板の反りの高さ変化に応じて前記各部分の加熱面の高さを自動的に変化させる
    ように構成してなる請求項2に記載の基板加熱装置。
  4. 基板上に配線、電極または素子を形成する際に前記基板を加熱するための基板加熱手段
    を備えた電気光学装置の製造装置において、
    前記基板加熱手段として請求項1〜3のいずれかに記載の基板加熱装置を適用したこと
    を特徴とする電気光学装置の製造装置。
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