JP2009215722A - 車両遠隔操作システム - Google Patents

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【課題】セキュリティ性を高めた車両遠隔操作システムを提供する。
【解決手段】ユーザの操作する携帯通信端末と、車両に搭載された車載制御装置と、携帯通信端末および車載制御装置とそれぞれ通信可能な情報センタと、を含む車両遠隔操作システムとして構成され、情報センタは、携帯通信端末から、車両に搭載され予め定められた動作を行う車載機器に対する動作要求を取得し、その動作要求に基づいて、ユーザが該車載機器を動作させるための前提として行うべき操作を案内する操作案内情報を作成・出力する。車載制御装置は、操作案内情報を取得してその内容を表示し、ユーザは車載制御装置に表示された操作案内情報の内容にしたがって操作を行い、所望の車載機器を動作させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザからの遠隔操作要求に応じて要求された操作を車両に実施させる車両遠隔操作システムに関するものである。
ユーザからの遠隔操作要求に応じて要求された操作を車両に実行させる車両遠隔操作システムが知られている。この車両遠隔操作システムは、ユーザが携帯電話を用いてセンタ経由で車両を遠隔操作するものであるが、ユーザから要求された遠隔操作内容と車両状態情報とを比較することで、遠隔操作を要求した車両ユーザへの結果通知の応答性を向上させた車両遠隔操作装置およびシステムが考案されている(特許文献1参照)。
特開2006−295715号公報
特許文献1のような車両遠隔操作システムの場合、携帯電話等の通信を利用するため、悪意を持つ人物がID・パスワードを不正に取得して正規ユーザになりすまして、特にアンロックなどの車両の不正操作を行うと、車上荒らしや車両盗難の被害に遭う可能性もある。また、車両を操作するユーザの位置に制約はないため、ユーザが車両から遥かに離れた場所からでも操作できてしまうという問題もある。仮に、ユーザが車両に接近しつつ操作を行ったとしても、周知のワイヤレスキーとは異なり、車両がユーザの視界外にあっても操作を行うことができ、ユーザが車両に近づく前に、上記のような被害に遭う可能性も低くない。
上記問題を背景として、本発明の課題は、セキュリティ性を高めた車両遠隔操作システムを提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記課題を解決するための車両遠隔操作システムは、ユーザの操作する携帯通信端末と、車両に搭載された車載制御装置と、携帯通信端末および車載制御装置とそれぞれ通信可能な情報センタと、を含む車両遠隔操作システムにおいて、情報センタは、携帯通信端末から、車両に搭載され予め定められた動作を行う車載機器に対する動作要求を取得する動作要求取得手段と、取得した動作要求に基づいて、ユーザが該車載機器を動作させるための前提として行うべき操作を案内する操作案内情報を作成・出力する操作案内情報作成出力手段と、を備え、車載制御装置は、操作案内情報を取得する操作案内情報取得手段と、取得した操作案内情報を表示する操作案内情報表示手段と、を備えることを特徴とする。
本発明は、従来技術では、ユーザが車両の近傍にいるか否かにかかわらず、遠隔操作が可能であったのに対し、車載制御装置に表示された操作案内情報に基づく操作をしなければ、ユーザが所望する車載機器の動作をさせることができない構成となっている。上記構成によって、悪意を持つ人物が正規ユーザになりすましても、遠隔地から不正に車両を操作することを防止できる。また、ユーザも操作案内情報が視認可能な範囲内すなわち車両の近傍にいなければ、所望する車載機器の動作をさせることができないため、車両がユーザの視界外にある隙を衝かれて被害に遭うこともなく、セキュリティ性を高めることが可能となる。
また、本発明の車両遠隔操作システムにおける操作案内情報作成出力手段は、車載機器を動作させるために必要な認証コードを作成・出力し、ユーザに、その認証コードを携帯通信端末に入力することを促す内容を含む操作案内情報を作成・出力するように構成される。
上記構成によっても、悪意を持つ人物が正規ユーザになりすましても、遠隔地から不正に車両を操作することを防止できる。また、正規ユーザといえども、情報センタに正しくアクセスする以外に、車両の近傍にいて認証コードが視認可能でなければ、所望する車載機器の動作をさせることができないため、ユーザの視界内で所望する動作をさせることとなり、セキュリティ性を高めることが可能となる。
また、本発明の車両遠隔操作システムにおける情報センタは、ユーザにより携帯通信端末に入力された認証コードを取得する認証コード取得手段と、取得した認証コードと、操作案内情報作成出力手段が作成した認証コードとを照合する認証コード照合手段と、2つの認証コードが正しく照合されたときに、車載機器を動作させるための動作指令情報を出力する動作指令情報出力手段と、を備え、車載制御装置は、動作指令情報を取得する動作指令情報取得手段と、動作指令情報に基づいて車載機器を動作制御する動作制御手段と、を備えるように構成される。
上記構成によって、情報センタにアクセスした際の認証が正しく行われること,操作案内情報を視認可能な車両の近傍にいること,操作案内情報に含まれる認証コードを送信した際の情報センタでの認証が正しく行われること,の全て(3ステップのチェック)が満たされないと、所望する車載機器の動作をさせることができないため、情報センタにアクセスした際の認証が正しく行われただけ(1ステップのチェック)で所望する車載機器の動作をさせることが可能な従来技術の構成に比べて、不正アクセスを排除することができ、セキュリティ性を格段に高めることが可能となる。
また、本発明の車両遠隔操作システムにおける操作案内情報は、動作要求に対応する車載機器の動作が、予め定められた条件において許可された状態にあることを示す操作許可情報を含むように構成される。
上記構成によって、車両の近傍にいなければ、車両のどの部分を動作させることができるかが分からないため、不正アクセスによる遠隔地からの車両(車載機器)の操作を防止できる。また、正規ユーザといえども、情報センタに正しくアクセスし、車両の近傍にいて操作許可情報が視認可能である条件の他に、予め定められた条件を満たすときのみ所望する動作をさせることができるようになっているため、セキュリティ性を高めることが可能となる。
また、本発明の車両遠隔操作システムにおける車載機器は、車両の各ドアのロック機構のアンロック,トランクのロック機構のアンロック,窓の開放のうちの少なくとも一つを行うように構成される。
本発明は、キーを車内に閉じ込めた、あるいはキーを忘れてきたといった理由で、キーを所持していない正規ユーザが、キーを使用しないで携帯通信端末を操作することで車載機器を操作することを目的としている。上記構成によって、ユーザが必要とする車載機器の動作を、より安全な状況下で遠隔操作することができる。
以下、本発明の車両遠隔操作システムの実施の形態を、図面を用いて説明する。図1に、車両遠隔操作システムの構成を示す。車両遠隔操作システム100は、遠隔操作の対象となる車両101と、サーバ装置120が設置された情報センタ102と、車両101のユーザが所持する携帯通信端末103とから構成される。
ユーザは、携帯通信端末103を利用して、情報センタ102(サーバ装置120)を通じて車両101に搭載された車載機器114(図2参照)を動作させるための動作要求を送る。動作要求を受けた情報センタ102は、該動作要求に基づいて、車載機器114を動作させるための前提として行うべき操作を案内する操作案内情報を作成し、車両101に搭載された車載制御装置110へ送る。
車載制御装置110は、操作案内情報を受信すると、その内容を表示部113(図2参照)に表示する。そして、ユーザは、その表示内容にしたがって所望の車載機器114を動作させることが可能となる。
図2に、遠隔操作の対象となる車両101に搭載され、情報センタ102から指示された操作を実行する車載制御装置110の概略構成を示す。車載制御装置110は、情報センタ102(サーバ装置120)との間で情報を送受信するための送受信部111,LCDディスプレイ等で構成される表示部113,およびこれら各部を制御する制御部112とを含んで構成される。なお、送受信部111が本発明の操作案内情報取得手段,動作指令情報取得手段に相当する。また、表示部113が本発明の操作案内情報表示手段に相当する。
また、車載制御装置110は、周知のドアロック装置,トランク装置,窓開閉装置等の車載機器114と通信可能に接続されている。
制御部112は、図示しない周知のCPU,ROM,RAMおよびその周辺回路を含むコンピュータハードウェアとして構成され、CPUがROMに記憶された制御プログラムを実行することで、車載制御装置110としての機能を実現する。なお、制御部112が本発明の動作制御手段に相当する。
図3に、情報センタ102に設置され、車両ユーザからの要求に応じて車両101(車載制御装置110)に要求された操作を実行させるサーバ装置120の概略構成を示す。サーバ装置120は、例えば周知のパーソナルコンピュータあるいはワークステーションとして構成され、車載制御装置110との間で情報を送受信するための送受信部121と、サーバ装置120の各部を制御する制御部122とを含む。なお、送受信部121が本発明の動作要求取得手段,操作案内情報作成出力手段,認証コード取得手段,動作指令情報出力手段に相当する。また、制御部122が本発明の操作案内情報作成出力手段,認証コード照合手段に相当する。
また、サーバ装置120は、所定のデータをデータベースの形式で記憶保持可能な記憶部123を含む。記憶部123は、ハードディスク装置等の任意の記憶媒体でよい。
また、サーバ装置120は、ユーザが携帯通信端末103を利用してアクセス可能なWebページを提供することが可能なインターネットサーバ機能部124を含む。無論、サーバ装置120と携帯通信端末103との通信方式は、Webページを用いないデータ通信方式としてもよい。
図4に、携帯通信端末103の概略構成を示す。携帯通信端末103は、例えば、インターネット接続が可能な携帯電話機として構成される。あるいは、PDAやノートブック型PCなどの持ち運び可能な情報機器端末であってもよく、あるいは、デスクトップPCなどの固定端末であってもよい。
携帯通信端末103は、情報センタ102のインターネットサーバ機能部124が提供するWebページへアクセスするための送受信部などを含むインターネット接続部131と、ユーザが携帯通信端末103に任意の文字列を入力したり、メニュー項目を選択・決定したりするためのユーザ入力部133と、携帯通信端末103の各部を制御する制御部132とを備える。
また、携帯通信端末103は、アクセスしたWebページをユーザに視覚的に提示する表示部134を有する。本実施例において、表示部134は、例えば、小型のLCD(液晶ディスプレイ)を含む。あるいは、ユーザ入力部133および表示部134が一体化された、タッチパネルとして構成してもよい。
図5〜図7を用いて、上述のような構成を有する車両遠隔操作システム100における車両遠隔操作の処理の流れについて説明する。図5に、本実施例に係る遠隔操作処理のシーケンス図を示す。図6に、認証コードを含む操作案内情報が情報センタ102から車載制御装置110を送信された後の、表示部113における認証コードの表示からアンロック作動が行われるまでの操作の流れを示す。図7に、情報センタ102のサーバ装置120で実行される、遠隔操作制御処理のフロー図を示す。
図5において、まず、ユーザの所持する携帯通信端末103のユーザ入力部133の操作により、情報センタ102(サーバ装置120)に接続要求を送る(S11)。このとき、ユーザIDおよびパスワードを用いて、ユーザ認証を行ってもよい。情報センタ102は、接続要求あるいは認証結果に基づいて接続許可信号を送信する(S12)。このとき、携帯通信端末103の表示部134に、図12のような、操作可能な項目を含む操作メニュー画面を表示してもよい。
ユーザは、図12のような操作メニュー画面から所望の操作を選択する、あるいは所望の操作に対応するコード番号等をユーザ入力部133から入力する等して、所望する車載機器114の例えばアンロックのような動作要求を情報センタ102に送信する(S13)。
情報センタ102は、動作要求を受信すると、その動作要求に対応する認証コードを生成し、該認証コードを含む操作案内情報を車両101の車載制御装置110へ送信する(S14)。そして、車載制御装置110は、その操作案内情報を受信すると、認証コードを表示部113に表示する。この後、情報センタ102は、「認証コードを入力して下さい」というような、ユーザに認証コードを入力することを促すメッセージを携帯通信端末103に送信し、携帯通信端末103では、該メッセージを表示部134に表示する(S15,図6参照)。
ユーザが表示部113を視認可能な車両101の近傍にいれば、認証コードを視認することができるので、該認証コードを携帯通信端末103のユーザ入力部133から入力すると、その内容が情報センタ102に送信される(S16,図6参照)。情報センタ102では、先に生成した認証コードと、携帯通信端末103から受信した認証コードとを照合し、両者が一致して照合結果が正しければ、例えばアンロックのような動作指令情報を車両101の車載制御装置110へ送信する(S17)。そして、車載制御装置110は、その動作指令情報に基づき、この場合はドアロック装置である車載機器114を動作させて、ドアロック装置に含まれるドアロック機構をアンロック状態とする(図6参照)。
図7を用いて、情報センタ102のサーバ装置120で実行される、遠隔操作制御処理について説明する。なお、本処理は、制御部122の図示しないROMに記憶され、図示しないCPUによって繰り返し実行される。まず、送受信部121の状態を監視し、携帯通信端末103からの接続要求があるか否かを判定する(S31)。携帯通信端末103からの接続要求がある場合(S31:Yes)、携帯通信端末103にID,パスワードの入力を要求するメッセージを送信する。このメッセージの作成は、例えばインターネットサーバ機能部124において行われる。
携帯通信端末103では、表示部134にID,パスワードの入力を促すメッセージが表示され、ユーザが入力したID,パスワードがサーバ装置120に送られる。サーバ装置120では、予め記憶部123に登録されている該ユーザのID,パスワードと照合してユーザ認証を行う(S32)。
携帯通信端末103から送られたユーザのID,パスワードが、記憶部123に登録されているものと一致して正しく認証された場合(S33:Yes)、車載制御装置110に要求を送り、車両状態を取得する(S34)。車両状態は、車載装置114の状態を示すもので、例えば、ドアロック装置の状態(ロック/アンロック),トランク装置の状態(開/閉),窓の状態(開/閉)等が挙げられる。そして、インターネットサーバ機能部124において、取得した車両状態に基づいて操作メニューを作成し、携帯通信端末103に送信する(S35)。図12に操作メニュー画面の一例を示す。図12の例では、「全席アンロック」が表示されているが、取得した車両状態に含まれるドアロック装置の状態が「全席アンロック」であれば、操作メニュー画面には表示されない。
ユーザが操作メニュー画面から所望の操作を選択する、あるいは所望の操作に対応するコード番号等をユーザ入力部133から入力し、その内容(動作要求)を送受信部121で受信すると(S36:Yes)、認証コードを作成する(S37)。認証コード(図6では「認証No」と表記)は、図6のような4桁の数字でも文字列でもよい。また、予め認証コードを記憶部123に登録しておき、ユーザあるいは動作要求に対応した認証コードを読み出す構成でも、その都度ワンタイムの乱数を生成する構成でもよい。そして、作成された認証コードを含む操作案内情報を車載制御装置110に送信する(S38)。
また、上述のような、認証コードの入力を促すメッセージを携帯通信端末103に送信してもよい。このとき、携帯通信端末103では、受信した該メッセージを表示部134に表示する。
車載制御装置110は、情報センタ102から受信した操作案内情報に含まれる認証コードを、表示部113に表示する。ユーザは、その表示された認証コードを、携帯通信端末103のユーザ入力部133から入力する。入力された認証コードは、情報センタ102に送信される。情報センタ102(サーバ装置120)は、携帯通信端末103から認証コードを受信すると(S39:Yes)、ステップS37で作成した認証コードと照合する(S40)。
そして、照合の結果、作成した認証コードと受信した認証コードとが一致した場合(S41:Yes)、車載制御装置110に対し、動作要求のあった車載装置114を動作させるための動作指令情報を送信する(S42)。
車載制御装置110は、受信した動作指令情報に基づき、対象となる車載装置114(この場合、ドアロック装置)にドアロック機構をアンロック状態とするよう制御指令を送る。ドアロック装置では、ドアロックアクチュエータ(例えばモータM)を駆動して、ドアロック機構をアンロック状態とする。
なお、図7において、ステップS31〜S35は実行しない構成としてもよい。すなわち、携帯通信端末103から、接続要求と動作要求とを合わせてサーバ装置120に送信する。
図8〜図10を用いて、車両遠隔操作システム100における車両遠隔操作の処理の流れの別例について説明する。図8に、本実施例に係る遠隔操作処理のシーケンス図を示す。図9に、認証コードを含む操作許可情報が情報センタ102から車載制御装置110を送信された後の、表示部113における操作許可情報の表示からアンロック作動が行われるまでの操作の流れを示す。図10に、情報センタ102のサーバ装置120で実行される、遠隔操作制御処理のフロー図を示す。
図8のステップS51〜S53については、図5のステップS11〜S13と同様のシーケンスであるため、ここでは概略のみを述べる。まず、ユーザの所持する携帯通信端末103のユーザ入力部133の操作により、情報センタ102(サーバ装置120)に接続要求を送る(S51)。情報センタ102は、接続要求あるいは認証結果に基づいて接続許可信号を送信する(S52)。そして、ユーザは、図12のような操作メニュー画面から所望の操作を選択する、あるいは所望の操作に対応するコード番号等をユーザ入力部133から入力する等して、所望する車載機器114の例えばアンロックのような動作要求を情報センタ102に送信する(S53)。
情報センタ102は、動作要求を受信すると、その動作要求に対応する操作許可情報を生成し、車両101の車載制御装置110へ送信する(S54)。操作許可情報は、例えば、以下のような内容を少なくとも1つ含む。
・ 動作要求に対応する車載機器114の操作を予め定められた時間(例えば10秒間)だけ許可する。
・ 動作要求に対応する車載機器114の操作を予め定められた回数(例えば1回)だけ許可する。
車載制御装置110は、上述の操作許可情報を受信すると、その操作許可情報の内容を表示部113に表示する(S54,図9参照)。そして、ユーザの操作を待ち、操作許可状態であるときにユーザの操作を検出した場合、該当する車載機器114を動作させる(図9参照)。
図10を用いて、情報センタ102のサーバ装置120で実行される、遠隔操作制御処理について説明する。なお、本処理のステップS71〜S76は、図7のステップS31〜S36と同様であるため、ここでは概略のみを述べる。まず、送受信部121の状態を監視し、携帯通信端末103からの接続要求がある場合(S71:Yes)、携帯通信端末103にID,パスワードの入力を要求するメッセージを送信し、ユーザが入力したID,パスワードがサーバ装置120に送られると、予め記憶部123に登録されている該ユーザのID,パスワードと照合してユーザ認証を行う(S72)。
携帯通信端末103から送られたユーザのID,パスワードが、記憶部123に登録されているものと一致して正しく認証された場合(S73:Yes)、車載制御装置110に要求を送り、車両状態を取得する(S74)。そして、取得した車両状態に基づいて操作メニューを作成し、携帯通信端末103に送信する(S75)。
ユーザが操作メニュー画面(図12参照)から所望の操作を選択する、あるいは所望の操作に対応するコード番号等をユーザ入力部133から入力し、その内容(動作要求)を送受信部121で受信すると(S76:Yes)、動作要求に対応する車載機器114についての操作許可情報を含む操作案内情報を作成し(S77)、その操作案内情報を車載制御装置110に送信する(S78)。
図11を用いて、車載制御装置110の制御部112において、図示しないROMに記憶された制御プログラムに含まれ、CPUが実行する操作案内情報表示処理について説明する。
車載制御装置110は、操作案内情報を受信したとき(S91:Yes)、情報センタ102から受信した操作案内情報に含まれる操作許可情報を、表示部113に表示する(S92)。ユーザは、表示された操作許可情報に基づいて、該当する車載機器114の操作を行う。図9の例では、アンロック操作が許可された旨の操作許可情報が表示されている。上述のように、予め定められた時間だけ車載機器114の操作が許可される場合には、その時間だけ操作許可情報が表示される。操作が許可される残り時間をカウントダウン表示してもよい。
ユーザによって該当する車載機器114の操作が行われたとき(S93:Yes)、操作許可情報が表示されている等して操作許可条件を満たす場合(S94:Yes)、制御部112から対象となる車載装置114に制御指令を送る(S95)。
図9の例では、車載装置114はドアロック装置であり、ドアノブあるいはその近傍に取り付けられたユーザの操作検出部(図9では「人センサ」と表記)で、ユーザの操作を検出する。人センサは、例えば周知のタッチセンサが用いられる。人センサがユーザの操作を検出すると、その情報が制御部112に送られる。そして、ユーザの操作が、操作許可情報が表示されている間に行われていれば、制御部112からドアロック装置にドアロック機構をアンロック状態とするように制御指令を送る。ドアロック装置では、ドアロックアクチュエータ(例えばモータM)を駆動して、ドアロック機構をアンロック状態とする。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
車両遠隔操作システムの構成を示す図。 車載制御装置の構成を示す図。 サーバ装置の構成を示す図。 携帯通信端末の構成を示す図。 遠隔操作処理を説明するシーケンス図(実施例1)。 認証コードの表示以降の操作の流れを示す図(実施例1)。 サーバ装置の遠隔操作制御処理を説明するフロー図(実施例1)。 遠隔操作処理を説明するシーケンス図(実施例2)。 操作許可情報の表示以降の操作の流れを示す図(実施例2)。 サーバ装置の遠隔操作制御処理を説明するフロー図(実施例2)。 車載制御装置における操作案内情報表示処理を説明するフロー図(実施例2)。 携帯通信端末における操作メニュー画面の表示例を示す図。
符号の説明
100 車両遠隔操作システム
101 車両
102 情報センタ
103 携帯通信端末
110 車載制御装置
111 送受信部(操作案内情報取得手段,動作指令情報取得手段)
112 制御部(動作制御手段)
113 表示部(操作案内情報表示手段)
114 車載機器
120 サーバ装置
121 送受信部(動作要求取得手段,操作案内情報作成出力手段,認証コード取得手段,動作指令情報出力手段)
122 制御部(操作案内情報作成出力手段,認証コード照合手段)
123 記憶部
124 インターネットサーバ機能部
131 インターネット接続部
132 制御部
133 ユーザ入力部
134 表示部

Claims (5)

  1. ユーザの操作する携帯通信端末と、車両に搭載された車載制御装置と、前記携帯通信端末および前記車載制御装置とそれぞれ通信可能な情報センタと、を含む車両遠隔操作システムにおいて、
    前記情報センタは、
    前記携帯通信端末から、前記車両に搭載され予め定められた動作を行う車載機器に対する動作要求を取得する動作要求取得手段と、
    取得した前記動作要求に基づいて、前記ユーザが該車載機器を動作させるための前提として行うべき操作を案内する操作案内情報を作成・出力する操作案内情報作成出力手段と、を備え、
    前記車載制御装置は、
    前記操作案内情報を取得する操作案内情報取得手段と、
    取得した前記操作案内情報を表示する操作案内情報表示手段と、
    を備えることを特徴とする車両遠隔操作システム。
  2. 前記操作案内情報作成出力手段は、前記車載機器を動作させるために必要な認証コードを作成・出力し、前記ユーザに、その認証コードを前記携帯通信端末に入力することを促す内容を含む前記操作案内情報を作成・出力する請求項1に記載の車両遠隔操作システム。
  3. 前記情報センタは、前記ユーザにより前記携帯通信端末に入力された前記認証コードを取得する認証コード取得手段と、
    取得した前記認証コードと、前記操作案内情報作成出力手段が作成した認証コードとを照合する認証コード照合手段と、
    前記2つの認証コードが正しく照合されたときに、前記車載機器を動作させるための動作指令情報を出力する動作指令情報出力手段と、を備え、
    前記車載制御装置は、前記動作指令情報を取得する動作指令情報取得手段と、
    前記動作指令情報に基づいて前記車載機器を動作制御する動作制御手段と、を備える請求項2に記載の車両遠隔操作システム。
  4. 前記操作案内情報は、前記動作要求に対応する前記車載機器の動作が、予め定められた条件において許可された状態にあることを示す操作許可情報を含む請求項1に記載の車両遠隔操作システム。
  5. 前記車載機器は、前記車両の各ドアのロック機構のアンロック,トランクのロック機構のアンロック,窓の開放のうちの少なくとも一つを行う請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両遠隔操作システム。
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