JP2009213661A - 医療用具の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 医療用具の基材の表面を活性化処理する工程、該活性化処理した表面にポリビニルピロリドンを含有する塗膜を設ける工程、および該塗膜に活性エネルギー線を照射する工程を経て、前記活性化処理面に前記ポリビニルピロリドン等の湿潤時潤滑性高分子の塗膜を固定化した医療用具を製造する。
【選択図】 なし
Description
上記カテーテルを用いた治療法では、カテーテルは血管内に簡単に挿入され、血管壁を損傷させることなく、スムースに血管内を移動できる機能を有することが望まれる。その希望を満足するための改善技術の一つとして、例えば、ポリビニルピロリドン、N,N−ジメチルアクリルアミド、ビニルエーテル/無水マレイン酸共重合体等の親水性樹脂からなるコート層をカテーテル基材表面に設ける潤滑性を付与したカテーテルが開発されている。しかしながら、それら潤滑性を付与したコート層を有するカテーテルは、そのコート層が剥離し易いとの不都合さが指摘されている。
すなわち、本発明は、以下のとおりである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の医療用具の製造方法において、活性化処理が紫外線処理、プラズマ処理、及びコロナ放電処理から選ばれた少なくとも一つの活性化処理であることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載の医療用具の製造方法において、紫外線処理が高圧水銀灯を用いる活性化処理であることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1に記載の医療用具の製造方法において、基材がポリウレタンであることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1に記載の医療用具の製造方法において、医療用具がカテーテルであることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1に記載の医療用具の製造方法において、基材の表面に湿潤時潤滑性高分子の塗膜を設けた医療用具であって、湿潤時潤滑性高分子をアルコ−ル溶媒に溶解させた溶液を医療用具の基材表面に塗布することを特徴とする。
請求項8の発明は、基材の表面に潤時潤滑性高分子を含有する塗膜を設けた医療用具であって、前記医療用具の潤滑性抵抗値が1.0N以下であることを特徴とする医療用具の発明である。
本発明により製造される医療用具は、その表面が湿潤時に潤滑性であることを求められる用途に好適に使用され、例えば、カテーテル、ステントやガイドワイヤー等に適用される。カテーテルとしては、排液、薬液投与、体外循環、センサによる生体情報の入手、他の治療具補助などの種々のアクセス手段として用いられる全てのカテーテルを含む。
ポリウレタンはウレタン結合を主鎖に含むポリマーをいい、例えばジイソシアネート化合物を鎖延長して調製できる。
本発明を構成する基材は、前記任意の基材の表面に、例えばポリアミド、ポリエステル、本発明では、任意の基材表面に、例えばポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン、フッ素樹脂、珪素樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンから選ばれた層を形成させた複合基材でもよい。それら複合基材の中では、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン層を形成させた複合基材が好ましく、特にポリウレタン層を形成させた複合基材が特に好適である。
例えば、紫外線照射処理として、空気中でチュ−ブ状の高分子材料からなる基材の表面に紫外線を照射する処理について説明する。紫外線を照射する光源としては、低圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯等を用いることができる。これらの紫外線源を備えた紫外線照射装置に上記基材をセットし、該基材を紫外線照射する。照射する紫外線の波長や照射する時間は、最適な結果が得られるように適宜選択すればよい。高分子材料に紫外線が照射されると、高分子材料の表面領域の二重結合等の化学構造に紫外線が吸収され、吸収されたエネルギーにより化学結合が切断され、生成したラジカルに空気中の酸素が結合し、中間に過酸化物構造を経由するなどして、カルボニル基、カルボキシル基等の官能基を基材の表面に生成すると考えられる。紫外線照射処理として、高圧水銀灯を用いて、5〜30分間、試料を回転させながら紫外線照射処理する例を挙げることができる。
プラズマ処理は、チュ−ブ状の基材をアルゴン、ネオン、ヘリウム、窒素、酸素、空気等の気体を含む容器内におき、グロー放電により生ずるプラズマにさらし、該基材の表面を酸素、窒素などを含む官能基を有する表面に改質する処理である。コロナ放電処理は、接地された金属ロールとそれに数mmの間隔で置かれたナイフ状電極との間に数千ボルトの高電圧をかけてコロナ放電を発生させ、チュ−ブ状の基材表面を酸素、窒素などを含む官能基を有する表面に改質する処理である。
本発明でいう湿潤時潤滑性高分子は、生体内において湿潤性を有する高分子物質であり、PVP以外に無水マレイン酸メチルビニルエ−テル共重合体等の無水マレイン酸系ポリマ−、N,N-ジメチルアクリルアミド重合体、N,N-ジメチルアクリルアミドと他の共重合性モノマーとの共重合体等アクリルアミド系ポリマ−、N,N-ジメチルアミノエチルアクリレ−ト等のアミド基含有モノマーを主鎖に含む(メタ)アクリレート系ポリマ−、ポリビニルアルコ−ル、ポリエチレングリコ−ル等のポリエチレングリコ−ル鎖を有する重合体、ナイロンP−70等の水溶性ポリアミド、メタクロイルオキシエチルホスホリルコリン(MPC)等のリン脂質を側鎖に有するモノマ−を構成成分として含む変性(メタ)アクリル系重合体等の変性ポリマ−、スルホン酸変性ポリマ−、キトサン等の多糖類、ヒドロキシプロピルセルロ−ス等のセルロ−ス誘導体、グリコ−ゲン誘導体、アルギン酸、ムチン、コンドロイチン等の天然由来物等を例示することが出来る。
これらの湿潤時潤滑性高分子は、塗膜中に単独で用いてもよいが、複数を混合して使用してもよい。
上記溶媒としては、湿潤時潤滑性高分子を溶解することのできる溶媒であれば特に制限されない。溶媒としては有機溶媒や水が挙げられる。有機溶媒としてはアルコール系溶媒又はケトン系溶媒が好ましい。具体的には、メタノール、エタノール、イソプロパノール、アセトン、メチルエチルケトンが挙げられる。
好ましい溶液は、湿潤時潤滑性高分子を1〜10質量%含む溶液である。
上記溶液を医療材料の基材に塗布・含浸する条件は特に制限されない。
また、本発明により製造された医療用具の特徴の一つとして、基材からの塗膜の剥がれ難さについて持続性があるために、生体内における長時間の使用に際して安全性にも優れている点を挙げることができる。安全性については塗膜の剥がれ難さのみでなく、上記PVP層を始めとして、架橋剤等の添加剤をできるだけ添加しないことも、その根拠となる。
潤滑性抵抗値は下記測定方法によって測定される値である。
図1に示すように、ほぼ中央部に25Gの注射針にて穿孔して試料挿入用の穴を設けたシリコンゴム製板状物(直径20mm、厚さ6mm、ショア硬度40A)を配置した引張試験機(ORIENTEC社製 機種名「RTC-1210A」)を使用する。
シリコンゴム製板状物の上下部が水に浸かるようにして、温度が20℃の水中で、外径が1.7mmの試料を、引張速度1000 mm/min 、荷重スケール2.5 Nにて上部方向に引張り上げた際の荷重を測定する。測定後は、また試料を下部方向に戻す。下部方向に戻すために試料のカテ−テルの内腔には予めステンレス製の針金を通しておき試験の操作性を補う。この上下方向の移動の1往復を1回として、100回繰返し、試料とリコンゴム製板状物の穿孔部との間で生じる抵抗値を潤滑性抵抗値として定量する。
湿潤時潤滑性高分子の塗膜が剥離すると試料の表面の潤滑性が低下して摩擦力(引張り強度)が増大し、高い潤滑性抵抗値となる。
従って、本発明により製造された医療用具は、各種カテーテルやステントなどに適用することができる。
なお、下記に記載する処方においては、特に言及しない限り、%は質量%、部は質量部を意味するものとする。
[紫外線処理による基材の表面の活性化処理]
ポリウレタン製カテーテルチューブからなる基材15cm を、イソプロパノールで洗浄し、乾燥した後、該基材に対して、UV光照射装置((株)英光社製光化学反応装置EHB-500および高圧水銀灯EHB-WIF500)を用いて、20分間、紫外線を直接照射して、活性化処理した基材を得た。その際の水銀灯と前記基材とは約5cm距離であった。また、前記基材を約40rpmで回転させながら紫外線を照射した。
PVP(重量平均分子量は約360,000;和光純薬(株)製)をイソプロパノールに溶解し、5重量%溶液を得た。この溶液を、上記活性化処理した基材の活性化処理表面にディップコート法により塗布し、自然乾燥してPVPの塗膜を基材上に形成した。このディップコ−トと自然乾燥を2回繰り返し、乾燥機中で100℃、1時間の熱処理を加えた。
次いで、PVPの塗膜を有する基材に対して前記UV光照射装置を用いて、約40rpmで回転させながら、約5cmの距離で10分間紫外線を照射し、PVPの塗膜を基材に固定化して本発明によるカテーテルチューブとしての医療用具(試料A)を作製した。
実施例1において、PVPの塗膜形成前に基材に紫外線処理を行わないこと以外は、実施例1と同様に操作して、比較用のカテーテルチューブとしての医療用具(試料A−1)を作製した。
(比較例1−2)
実施例1において、PVPの塗膜形成後に紫外線による固定化処理を行わないこと以外は、実施例1と同様に操作して、比較用のカテーテルチューブとしての医療用具(試料A−2)を作製した。
実施例1における基材の表面への塗膜形成に際し、PVPの溶液をアセトン(80重量%)とエタノ−ル(20重量%)の混合溶媒に7重量%となるよう調製した以外は、実施例1と同様に操作して、本発明によるカテーテルチューブとしての医療用具(試料B)を作製した。
実施例2において、PVPの塗膜形成前に基材に紫外線処理を行わないこと以外は、実施例2と同様に操作して、比較用のカテーテルチューブとしての医療用具(試料B−1)を作製した。
(比較例1−2)
実施例2において、PVPの塗膜形成後に紫外線による固定化処理を行わないこと以外は、実施例2と同様に操作して、比較用のカテーテルチューブとしての医療用具(試料B−2)を作製した。
(試験例1)潤滑性試験
基材に対するPVPの塗膜の経時による剥離性を評価するために、図1に示す引張試験機を用いて各試料の潤滑性を試験した。
水槽中に浸漬した試料(サンプルチュ−ブ)をシリコンゴムの中央に設けた細孔を介して、引張速度1000 mm/min 、荷重スケール2.5 Nにて上下方向への引張り操作(引張回数)を100回実施した。その抵抗値を、引張試験機(ORIENTEC社製 機種名「RTC-1210A」)を用いて測定した。
測定結果を図2、図3に示す。すなわち、試料A、試料A−1及び試料A−2の潤滑性試験の結果を図2に示し、試料B、試料B−1及び試料B−2の潤滑性試験の結果を図3に示す。
図2と図3から明らかなとおり、本発明による試料Aと試料Bは、基材の表面への活性化処理とPVPの塗膜への活性エネルギ−処理を施してあるので、100回の引張回数の過程でもほとんど摩擦力(引張り強度)の増大が見られず、基材に対するPVP塗膜の安定した固着性が確認された。一方、基材の表面への活性化処理とPVPの塗膜への活性エネルギ−処理のどちらかを欠いた比較例の試料は、引張回数の増加に伴い摩擦力(引張り強度)の増大が見られ(例えば試料A−1では約1.0〜1.5N、試料A−2では約4,0〜4.5N、試料B−1では約1.5〜2.5N、試料B−2では約3.0〜3.5N)、基材からの塗膜の剥離が想定され、カテ−テルとして実用上支障をきたすものであった。
安全性試験の指標として、動静脈留置用ディスポ−ザブル医療器具承認基準に準じて、PVPの溶出物試験を下記のとおり行った。
実施例2で得たカテーテルチューブ(試料B)を長さ約2cmに切断し、あらかじめ煮沸冷却しておいた精製水150mlを入れた硬質ガラス容器に入れ、50℃±2℃で加温し続けた。24時間後に、加温処理を中止し、冷却した後、内溶液を取り、正確に150mlとし、試験液を得た。また、試料Bを入れないこと以外は、上記と同操作にてブランクとしての空試験液を調製した。
上記試験液の外観、及び紫外部での吸収度を下記条件の下に測定した。
測定結果は下記のとおりであった。
試験液を静置し、背景を白色及び黒色にして観察した。試験液は、ほとんど無色明瞭であり、目視により異物を認めないことを確認した。
(紫外部での吸収度)
試験液につき、空試験液を対象とし層長10 mmで波長220〜350 nmにおける吸光度を測定した。測定機器は次の通りである。島津製作所社製(品番:P/N204−01650)。
測定結果を図4に示す。
紫外吸収スペクトルから、本発明による試料Bの試験液が、上記波長の範囲で吸光度が0.2以下であることからPVPの溶出がないことを認め、本発明によるカテ−テルとしての医療用具の安全性を確認した。
Claims (8)
- 医療用具の基材の表面を活性化処理する工程、該活性化処理した表面に湿潤時潤滑性高分子を含有する塗膜を設ける工程、および該塗膜に活性エネルギー線を照射する工程からなることを特徴とする湿潤時潤滑性高分子を含有する塗膜を設けた医療用具の製造方法。
- 活性化処理が紫外線処理、プラズマ処理、及びコロナ放電処理から選ばれた少なくとも一つであることを特徴とする請求項1に記載の医療用具の製造方法。
- 紫外線処理が高圧水銀灯を用いる照射処理であることを特徴とする請求項2に記載の医療用具の製造方法。
- 活性エネルギー線が紫外線であることを特徴とする請求項1に記載の医療用具の製造方法。
- 医療用具の基材がポリウレタンであることを特徴とする請求項1に記載の医療用具の製造方法。
- 医療用具がカテ−テルであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の医療用具の製造方法。
- 湿潤時潤滑性高分子を含有する塗膜を設ける工程において、湿潤時潤滑性高分子をアルコ−ル溶媒に溶解させた溶液を基材の表面に塗布することを特徴とする請求項1に記載の医療用具の製造方法。
- 基材の表面に湿潤時潤滑性高分子を含有する塗膜を設けた医療用具であって、前記医療用具の潤滑性抵抗値が1.0N以下であることを特徴とする医療用具。
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