JP2009212513A - モジュール支持体へ収容される電子差込モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】差込モジュールをモジュール支持体に収容し、確実に固定する。
【解決手段】モジュールレール2を正面領域に備えるモジュール支持体1に収容される電子差込モジュールは、配線板6と、配線板ホルダ17と、アダプタ10と、を備える。アダプタ10は、アダプタ10をモジュールレール2に取付けるためにモジュールレール2の穴2aへねじ込み可能な取付部材13を受入れる受入れ部12を含み、配線板ホルダ17は、配線板6の前側隅領域18で配線板6に取付けられている。配線板ホルダ17は、配線板ホルダ17とアダプタ10との間の連結を形成するようにアダプタ10の対応する連結部材23が連結結合する連結構造26を有する。モジュール支持体1内の差込モジュール5の終端位置で、アダプタ10と配線板ホルダ17は、差込モジュール5のモジュール支持体1内での位置が維持されるように協働する。
【選択図】図6c
【解決手段】モジュールレール2を正面領域に備えるモジュール支持体1に収容される電子差込モジュールは、配線板6と、配線板ホルダ17と、アダプタ10と、を備える。アダプタ10は、アダプタ10をモジュールレール2に取付けるためにモジュールレール2の穴2aへねじ込み可能な取付部材13を受入れる受入れ部12を含み、配線板ホルダ17は、配線板6の前側隅領域18で配線板6に取付けられている。配線板ホルダ17は、配線板ホルダ17とアダプタ10との間の連結を形成するようにアダプタ10の対応する連結部材23が連結結合する連結構造26を有する。モジュール支持体1内の差込モジュール5の終端位置で、アダプタ10と配線板ホルダ17は、差込モジュール5のモジュール支持体1内での位置が維持されるように協働する。
【選択図】図6c
Description
本発明は、配線板と、配線板ホルダと、アダプタと、を含む、正面領域にモジュールレールを備えるモジュール支持体へ収容される電子差込モジュール(Steckbaugruppe)に関する。
モジュール形式で構成された電子機器は、差込モジュールの形態である個々のモジュールを中へ差し込むことができるモジュール支持体を含んでいる。差込モジュールはその後端側に、モジュール支持体の「バックプレーン」にあるコネクタ(プラグ受け)へ差し込まれる多極プラグを有している。差込モジュールのプラグは、たとえば帯状プラグ(Steckerleiste)や、差込舌部、すなわち「カードエッジコネクタ」のような一体化されたプラグでもよく、あるいは、差込モジュールに取付けられた別々のプラグコネクタであってもよい。
モジュール支持体の内部における差込モジュールの位置を維持するために、差込モジュールは適切なロック部材によって固定される。モジュールが意図せず外れるのを防ぐ通常のロック部は、ねじまたはクイック継手(Schnellverschuessen)である。その場合、モジュール支持体の正面側のモジュールレールと協働する、配線板に取付けられたレバーまたはレバー引きグリップが利用される。あるいは、差込モジュールの正面パネルがねじによってモジュールレールにねじ止めされる。そのために差込モジュールは、正面パネルがモジュール支持体のモジュールレールにしっかり当接するまで、モジュール支持体の中へ押し込まれる。モジュール支持体のモジュールレールは横向きに延びる形鋼レールであり、その側面にモジュール支持体の側部を取付けることができる。モジュールレールは、差込モジュールの正面パネルを当接させて取付けるのに適した当接面を備える前面を有している。モジュールレールの前面には複数の穴が設けられており、正面パネルをモジュール支持体に固定するために、ねじまたは取付部材がこれらの穴の中を延びることができる。あるいはこれに代えて、モジュールレールの前面に横向きに延びる溝を備え、これに穴(ねじ穴)を備える穴付き帯材を差し込んでもよい。このようにして、モジュールレールは、正面パネルをこれに取付けることが常に可能となっている。
現代の遠隔通信システムの分野では、PIGMG(PCI Industrial Computer Manufacturers Group)により規定されたAMC(Advanced Mezzanin Card)標準に基づく差込モジュール(モジュール)が開発されている。このような仕様のモジュールは19’’モジュールに比べて相対的に小型であり、差込モジュールの配線板から突き出さない高さの、比較的短尺の正面パネルを有している。正面パネルは、差込モジュールの配線板にあらかじめ組み込んでおくことができる。正面パネルはU字型断面を有しているのが普通である。AMC差込モジュールのプラグは、差込舌部(カードエッジコネクタ)の形態で、配線板の後端部に組み込まれている。
AMC差込モジュールは、寸法と許容誤差が規格で定められているので、正面パネルに公知の取付フランジを備えていない。このモジュールは、モジュール支持体に対応する取付面や取付レール(モジュールレール)を備えていない。いわゆるキャリア(アダプタ)でも用いることが意図されているからである。キャリア内部でのモジュールの(差込方向における)奥行き方向位置止めは、配線板の後端によって行われる。このような奥行き方向位置止めは、差込舌部の個々の接点列とキャリアのプラグコネクタ(プラグ受け)との確実な接点形成(Kontaktubergabe)のために必要である。こうしたモジュール(カードエッジシステム)の規格で仕様が定められた特別なロック機構によって、モジュールの終端位置が保証される。しかしシステムの耐衝撃性や耐振動性に関わる要求の高まりによって、公知の取付手段はその限界に達している。
AMCシステムの個々の部品、特に差込モジュールやモジュール支持体の、規格に定められて許容されている公差の故に、モジュール支持体の取付レールに当接し、そしてこれによって差込モジュールとモジュール支持体との接触を同時に実現する取付フランジを正面パネルに設けることは、容易には可能でない。たとえばモジュール支持体に正面パネルをねじ固定することは、差込モジュールの一体化されたプラグに対して、またはコネクタのコネクタハウジングに対して、過大な押し付け力を及ぼすことになる可能性があり、そのために差込モジュールの配線板や差込舌部が損傷もしくは破損する恐れがある。
本発明の課題は、モジュール支持体に収容することができて確実な固定を提供する、特にAMC標準に基づく差込モジュールを提案することにある。
この目的は、請求項1の特徴を備える電子差込モジュール、請求項9の特徴を備える取付装置、請求項10の特徴を備える差込モジュールのモジュール支持体への取付方法、および請求項11の特徴を備えるモジュール支持体によって達成される。
正面領域にモジュールレールを備えるモジュール支持体に収容される本発明の差込モジュールは、配線板と、配線板ホルダと、アダプタと、を含んでいる。配線板ホルダは、配線板の前側隅領域で配線板に取付けられている。配線板ホルダは、アダプタの対応する連結部材に連結される連結構造を有しており、それにより、配線板ホルダとアダプタとの間の連結が形成される。好ましくは折曲されているアダプタは、これに加えて、アダプタをモジュール支持体のモジュールレールに取付可能とするために、取付部材の受入れ部を有している。したがって、アダプタとモジュール支持体の結合ならびにアダプタと配線板ホルダの間の連結によって、差込モジュールがモジュール支持体に固定される。差込モジュールがモジュール支持体へ完全に差し込まれて終端位置にあるとき、アダプタと配線板ホルダは、差込モジュールのモジュール支持体内での位置が維持されるように協働する。
アダプタと配線板ホルダからなる本発明の取付装置は、差込モジュールの正面パネルに依存しないという利点を有している。特にこの取付装置は、正面パネルが取付けフランジを有していない差込モジュールに後付けし、正面パネルおよび正面パネルに取付けられた差込モジュールをモジュール支持体に取付けて固定することもできる。この取付装置は、正面パネルを含んでいない差込モジュールにも適用することができる。
PICMGの新たな規格が開発されるなかで、正面領域に取付レールを有する「高耐久性MTCA」モジュール支持体で将来的に使用されるべきAMC差込モジュールの仕様が定められている。このような種類のモジュール支持体およびAMC差込モジュールは、耐衝撃性や耐振動性に関する新たな高い要求事項に適合するためのものである。取付フランジのない比較的短尺の正面パネルを備えた従来のAMCモジュールは、「高耐久性MTCA」モジュール支持体へ挿入するために改造が必要である。従来の正面パネルは正面取付部を提供していないので、この改造は、モジュールの正面パネルの交換によって行われることになる。特許文献1に記載されているように、このように改造された取付フランジを備える正面パネルは取付レールに固定することができる。
本発明による取付装置は、「通常の」AMCモジュールも、MicroTCA(Micro Telecommunications Computing Architecture)モジュール支持体用に改変することができるという利点を有している。現在適用されている「AMC.0規格」に定める、取付フランジのない短尺化された正面パネルを備える差込モジュールを使用することができる。
本発明による取付装置を使用することで、(部分的に個別化されている)正面パネルの(高価な)取替えをしないですむことができ、モジュール支持体への差込モジュールの頑丈、強力、かつ高信頼度の固定を実現することができる。追加のアダプタによって、既存の正面パネルをそのまま使うことができる。従って、既存の正面パネルを改変された(長尺化された)正面パネルと取り替えるのと比べて、後付けする方が明らかに低コストになる。このように、AMCモジュール用として同じ正面パネルを使用することができ、低コストで大量の個数を生産することができる。
本発明の枠内では、一体化された差込舌部(カードエッジコネクタ)を配線板が含んでいる差込モジュールにとって、アダプタと配線板ホルダの協働が特に好適であることが確認されている。このような種類の配線板では、差込モジュールの固定と取付のために取付装置から加えられる力が、配線板およびその端部の差込舌部に無制御に伝達されるのではなく、制御されることが特に重要である。そうしないと配線板の損傷が起こる恐れがある。
本発明では、取付装置におけるこのような観点から、配線板ホルダとアダプタの間の、これら両部材の相対運動を許容する連結も考慮されている。こうした相対運動は、取付装置のアダプタがモジュール支持体のモジュールレールに取付けられているとき、もしくは固定されているときにも可能である。1つの好ましい実施態様では、アダプタと配線板ホルダの間の(これら両部材が連結されているときの)相対運動は、差込モジュールが差し込まれた状態で終端位置に達していない限り、差込モジュールがモジュール支持体への差込方向に(好ましくは差込方向のみに)可動であるような態様で可能である。(アダプタと配線板ホルダからなる)取付装置、特に配線板ホルダとアダプタ間の連結は、これら両部品間の相対運動を許容し、それにより、差込モジュールの配線板に伝わる力を制限することができる。
このような相対運動によって、まずアダプタをモジュール支持体のモジュールレールに取付け、たとえばねじ止めし、引き続いて、配線板ホルダがアダプタと係合するまで、差込モジュールをモジュール支持体の中へ押し込むことが可能となる。特別な種類の連結により、アダプタと配線板ホルダが係合した後でも、差込モジュールをさらに差込方向へ押すことが可能なので、差込モジュールを手動で終端位置まで押すことができる。終端位置に達した後は、両方の部品の相対運動が起こることはない。配線板ホルダは、この連結によって、差込方向と反対方向に動くことがない(そして終端位置では、差込方向への移動が起こることもない。)からである。差込モジュールはモジュール支持体内での位置が確実に維持される。このような実施態様により、振動や衝撃の負荷に関わる高い要求事項も満たすことができる。
モジュール支持体のバックプレーンにあるプラグ受けへ配線板の差込舌部を手動で押し込むことによって、印加されるべき力を容易に制御することができる。配線板は、ねじやレバーによって生じる過大な力を受けることはない。
本発明による差込モジュールのさらに別の利点は、好ましくは金属製のアダプタであって、アダプタと同じく導電性の配線板ホルダを備えるアダプタによって、差込モジュールとモジュール支持体の導電性接触が確立するという点にある。それにより、モジュール支持体の(電磁的な)シールドが同時に改善される。
差込モジュールの好ましい実施態様では、取付装置は、配線板ホルダの連結構造が動き止め構造であり、アダプタの対応する連結部材が係止部材であるように構成されている。配線板ホルダとアダプタとの間の連結は、係止結合によって構成される。連結構造と連結部材は2つの対応する部品であり、たとえば互いに係合する2つの係止部である。このとき係止結合は、両係止部に複数の位置を許容するのが好ましい。それにより、アダプタと配線板ホルダとの間の相対運動も可能となる。連結部材は、たとえば係止フック、係止端部、または弾性部材であってよく、連結構造としての一種の歯付きレールに係合する。係止部材は、差込モジュールの差込み中には、差込方向に見て前方の歯付きレールに係合するのが好ましく、すなわち、配線板の正面側からできるだけ遠く離れた歯付きレールに係合するのが好ましい。終端位置に達する直前になって初めて、アダプタの係止部材は正面近傍の係止レールに入って係合するように動く。
他の実施態様では、連結部材は受入れ部であり、連結構造は受入れ部に係合して係止する係止爪であってもよい。
次に、本発明による差込モジュールの好ましい実施形態について、図面を参照して詳しく説明する。これらの図面に示す特徴は、本発明の好ましい実施形態を創作するために、単独で、または組み合わせて適用することができる。これらの特徴は、本発明の一般性を限定するものではない。
図1は、Micro TCAモジュール支持体として構成されたモジュール支持体1を示している。モジュール支持体1の正面領域に配置された2つのモジュールレール2が、2つの側壁3の間を延びている。側壁3は各々、モジュール支持体1をスイッチキャビネットに取付けられるように、取付フランジ4を備えている。
モジュールレール2の各々は、モジュール支持体1の前方を向く穴付き帯材を有しており、穴付き帯材は、差込モジュールの取付けのために取付ねじをねじ込むことができる複数の穴2aを備えている。穴付き帯材は、たとえば溝に配置された締め付け雌ねじへねじによって取付部材をねじ込み可能な溝として構成されていてもよい。
モジュール支持体1には、配線板6と正面パネル7とを含む差込モジュール5を複数枚収容することができ、正面パネル7は配線板ホルダ(不図示)によって配線板6とねじ止めされる。AMCモジュールとして構成された差込モジュールをモジュール支持体1の内部で固定するために、ロックレバー9を介して操作されるロック機構8が設けられている。任意であるが、ロックレバー9は配線板6にあるスイッチも操作する。
差込モジュール5は、ロック機構8によってのみ、モジュール支持体1に保持される。図示の正面パネル7は取付フランジを有していないので、モジュールレール2へのねじ止めは不可能であり、振動に関する高い要求事項を満足することができない。
差込モジュール5のモジュール支持体1への取付性を改善し、モジュールレール2によって提供される取付能力を活用するためには、正面パネル7を交換するか、または図2に示すように、差込モジュール5にアダプタ10を後付けする必要がある。
図2の本発明による差込モジュール5は、配線板6と正面パネル7とを有している。正面パネル7の上方と下方には各々、取付部材13を受入れる開口部11として構成された受入れ部12を有する、折曲したアダプタ10が設けられている。取付部材13は、差込モジュール5をモジュール支持体1へ確実に固定するために、モジュールレール2のいずれかの穴2aへねじ込むことができるねじ14である。
配線板6はその後端部15に、たとえばAMCモジュールで通常用いられる差込舌部16の形態の一体化されたコネクタを有している。
アダプタ10は配線板ホルダ17と連結されており、アダプタ10は配線板6の長手方向に、配線板ホルダ17に対して相対運動することができる。配線板ホルダ17は配線板6の前側隅領域18にねじ止めされており、U字型断面の正面パネル7を保持している。この正面パネル7のU字は、U字の脚部が差込方向に延びている。
図3は、差込モジュール5が機能位置に配置されたときのモジュール支持体1の原理図を断面図として示している。機能位置とは、差込モジュール5がモジュール支持体1へ差し込まれた状態にあり、配線板6の差込舌部16がモジュール支持体1のバックプレーン21にあるプラグコネクタ20(プラグ受け)に完全に差し込まれている、差込方向における差込モジュール5の終端位置である。上側および下側のアダプタ10は、差込モジュール5の上側および下側の配線板ホルダ17に連結されている。それと同時に、アダプタ10はモジュールレール2にも取付けられている。アダプタ10と配線板ホルダ17との間の連結は、差込方向と反対方向の、アダプタ10に対する配線板ホルダ17の相対運動を許容しないので、差込モジュール5はモジュール支持体1の中の終端位置で固定される。
図3ではっきりと分かるように、AMCモジュール5の当初の正面パネル7はそのまま維持されており、その鉛直方向の長さは配線板6の高さと一致しているのが好ましい。配線板6は、公称上は正面パネル7よりも若干短くてもよく、たとえば0.3mmだけ短くてよい。
図3から図6に示すように、アダプタは折曲しているのが好ましく、縦断面がL字型をなしているのが好ましい。L字型のアダプタ10の、配線板6の長手方向に延びているL字脚部22aは、連結部材23を有している。
1つの好ましい実施形態では、配線板ホルダ17とアダプタ10との間の連結は係止結合によって形成される。図4に示す連結部材23は、スケート靴のブレード状の差込方向に延びる2つの連結プレート24で形成されており、これらの連結プレートは、同じく配線板6の長手方向に延びる係止フック25を有しているのが好ましい。連結プレート24は、L字脚部22aの外側に配置されている。
配線板ホルダ17は金属で構成されており、通常は中実材料でできており、たとえばダイカスト鋳物製である。図4の実施形態では、配線板ホルダ17はU字型に作られており、U字の基部は連結部材23と対応する連結構造26を有している。
図4〜図6からわかるように、連結構造26は配線板ホルダ17の一体的な構成要素であるのが好ましい。同様に、連結部材23はアダプタ10と一体的に形成されているのが好ましい。
連結構造26は、長手方向に延びる2つの受入れ孔27によって構成されており、これらの受入れ孔は、連結プレート24の係止フック25と対応する係止フック(不図示)を有しているのが好ましい。このとき連結プレート24は、その長手方向の長さが受入れ孔27よりも短くなっており、それにより、連結プレート24は受入れ孔27のなかで動くことができる。それによってアダプタ10と配線板ホルダ17との相対運動が可能となるが、係止フック25のために、配線板ホルダ17のアダプタ10に対する差込方向への相対運動だけが可能となる。差込方向と反対向きの相対運動は、係止フックによって妨げられる。
図5aから図5cには、アダプタ10と配線板ホルダ17とで構成される取付装置50を備える差込モジュール5の、上側隅領域の詳細図が示されている。
配線板6は、保持ねじ28によって、配線板ホルダ17にねじ止めされている。U字型断面の正面パネル7は、嵌めこめ式の結合によって配線板ホルダ17に保持されている。配線板ホルダ17の幅(差込方向に対して横向きの寸法)は、正面パネル7の両側U字脚部間の内のり幅に一致している。この嵌めこみ式結合は、配線板6の2つの保持ラグ19の嵌合による結合、すなわち保持ラグ19が正面パネル7のU字脚部にある対応する開口部へクリップ留めされる嵌合結合によって補助される。配線板ホルダ17と正面パネル7はねじ止めされていてもよい。配線板ホルダ17と正面パネルとを一体的に、たとえばダイカスト鋳造品として構成することも考えられる。
配線板ホルダ17はその上面29に、アダプタ10の連結部材23と対応する、(一体化された)連結構造26を有している。配線板ホルダ17の「上面」とは、水平方向に延び、配線板6とは異なる方向を向いた外面を意味している。この上面29は、配線板6の長辺の細いエッジ38と一列に並んでいるのが好ましい。
上面29の連結構造26は、互いに並んで配置され正面パネル7に対して傾斜した多数の係止歯31を備える、(細かい)係止部30によって構成されている。隣接する2つの係止歯31の間隔は大きくとも1mmであるのが好ましく、大きくとも0.5mmであるのが非常に好ましい。隣接する2つの係止歯31の間隔が大きくとも0.2mmであり、非常に好ましくは大きくとも0.1mmである係止部30が特に好ましい。個々の係止歯31は各々、帯状係止部をそれぞれ形成するように、配線板ホルダ17の幅全体にわたって延びているのが好ましい。
同じく配線板ホルダ17の上面29には、L字型断面の2つの案内ラグ32が配置されており、水平方向L字脚部(横方向部分32a)は上面29と平行に延びている。両方の案内ラグ32はアダプタ10の案内受入れ部33と対応しており、案内受入れ部33は、幅広の第1の案内区域34と、アダプタ10の鉛直方向L字脚部22bのほうを向く、幅狭の第2の案内区域35と、を有している。案内受入れ部33の第1の案内区域34は、配線板ホルダ17の案内ラグ32がこの区域を通過するように構成されている。第2の案内区域35は、案内ラグ32をこれに押し込むことができるがアダプタの(鉛直方向への)持ち上がりは防止されるように構成されている。このようにして、アダプタ10は配線板ホルダ17と可動に連結結合することができ、しかも所定の限度内で変位可能である。アダプタ10は、L字脚部22aの自由端に、係止部材40として構成された連結部材23を有している。係止エッジ37を備える係止部材40は係止部30へ係合し、それによって一種の噛合い部が形成される。係止歯の傾斜のために、係止運動は一方向へのみ可能である。すなわち、アダプタ10は正面パネル7の方向のみへ、配線板ホルダ17に対して相対移動が可能である。
アダプタ10の両方の第2の案内区域35の間には、両方の第1の案内区域34をも分割する、弾性ばね作用のある案内舌部36が配置されている。案内舌部36はアダプタ10に力を及ぼし、それによってアダプタ10は配線板6の正面側に対して傾く(図5b)。それにより、アダプタ10が配線板ホルダ17に対し、係止されずに変位することが可能となる。案内ラグ32の上側の横方向部分32aは適切に面取りされており、それにより、アダプタ10の水平方向L字脚部22aが上方に回動できるようになっている。このときの回動中心はアダプタ10の(面取りされた)角部先端部39にある。
図5cは、アダプタに作用する力がばね舌部36に打ち勝ち、L字脚部22aが上面29と平行に向いているときの、アダプタ10と配線板ホルダ17とで構成される取付装置50を示している。この係止位置では、アダプタ10の前側端部に構成された、下方に向かって若干折曲されている係止部材40の係止エッジ37が係止部30と協働し、それにより、アダプタ10と配線板ホルダ17との相対運動が一方向にのみ可能となる。係止歯31の傾斜により、この相対運動は、配線板ホルダ17およびこれに伴い差込モジュールがアダプタ10に対して差込方向へ相対的に動く運動だけに限定されている。差込方向と反対方向の相対運動が生じることはない。
図6aから図6cは、図5aから図5cの差込モジュール5を示している。ここでは差込モジュール5は、モジュールレール2の一部だけが図示されたモジュール支持体1に差し込まれている。図6aでは、アダプタ10はその初期位置に配置されている。案内舌部36がアダプタ10を回動させており、係止部材40は係止部30から離れている。L字脚部22bは、モジュールレール2の前面に対して傾斜している。アダプタ10は配線板ホルダ17に対して係止されることなく変位可能であり、案内ラグ32は案内受入れ部33内で案内される。
図6aでは、差込モジュール5は、その差込舌部16がバックプレーン21のプラグ受け20に当接するまで、モジュール支持体1に差し込まれている。
図6bは、案内舌部36のばね力に打ち勝って、アダプタ10が、そのL字脚部22bがモジュールレール2の前面と平行に向くまで回動した後の位置を示している。係止部材40は係止部30に係合し、係止歯31の1つと協働している。ねじ14(図面を見やすくするため前側のねじ山は示していない。)によって、アダプタ10をモジュールレールに取付けることができるようになっており、ねじ14は穴2aにねじ込まれている。
図6cは、図6bの位置に比べてさらに係止歯31の2歯分だけ差込方向へ変位した差込モジュール5を示している。この位置では、差込舌部16はプラグ受け20に完全に差し込まれており、確実な電気的接触が確立されている。明らかにわかるように、係止部材40と傾斜した係止歯31との構成によって、差込モジュールの変位が妨げられている。配線板ホルダ17は、差込方向と反対方向に、アダプタ10に対して相対移動できないからである。
ただし、図6bと図6cとを比較すると、規格で許容されている差込モジュール5の公差のために、差込モジュールはモジュール支持体の内部の様々な位置で固定される可能性があることもわかる。そこで図6bで、比較的長い配線板6が用いられれば、正面パネルの正面側とモジュールレール2の前面の間に段差(Spaltmass)が生じることになる。本発明による取付装置50では、配線板ホルダ17の係止部30が差込モジュールの複数の長手方向位置を許容することによって、こうした段差寸法が考慮されている。
このようにして、差込モジュール5がその差込舌部16によってバックプレーン21のプラグ受け20と完全に接触したときに生じる、モジュールレール2によって定められる取付平面と差込モジュール5の正面パネル7との間の公差に基づく段差を考慮に入れることができる。差込モジュール5はその位置で保持されなくてはならず、特に、モジュール支持体1から突き出るように動いてはならない。このような差込モジュール5の終端位置で生じる段差は、0mmから約1.6mmの段差寸法を有している。
図6aから図6cを参照しながら、モジュール支持体1に差込モジュール5を取付ける本発明の方法について具体的に説明する。この方法は、一体化された差込舌部16がバックプレーン21のプラグ受け20に当接するまで、差込モジュール5をモジュール支持体1に、接触位置まで差し込むステップを含んでいる。次の方法ステップは、ねじ14として構成された取付部材13によって、アダプタ10をモジュール支持体1のモジュールレール2に取付けることを含んでいる。次のステップは、アダプタ10の連結部材23を配線板ホルダ17の連結構造26と係合させ、配線板ホルダ17とアダプタ10との間の連結を形成することを意図している。次のステップは、差込方向と反対方向の差込モジュール5の動きが防止されるように、差込モジュール5を、連結部材23が連結構造26に連結される終端位置(完全に差し込まれた状態)まで、接触位置から差込方向へ動かすことを含んでいる。
上に述べた方法ステップは、順序に関しては任意(可変)である。差込モジュール5をモジュール支持体1へ差し込む前に、アダプタ10をモジュール支持体1のモジュールレールに連結させる(これに取付ける)ことが可能であり、十分に好ましい。その場合、アダプタ10をモジュールレール2に取付けてから、連結部材23を構成するアダプタ10の係止エッジ37が係止部30として構成された連結構造26と接触し、これと協働するようになるまで、差込モジュール5を差し込む。このとき、アダプタ10と配線板ホルダ17との間の連結は、差込方向への差込モジュール5の変位を許容する。しかしモジュール支持体1から差込モジュール5を引き出すことは、ねじ14とアダプタ10を外した後で初めて可能となる。
1 モジュール支持体
2 モジュールレール
2a 穴
3 側壁
5 差込モジュール
6 配線板
7 正面パネル
10 アダプタ
13 取付部材
14 ねじ
16 差込舌部
17 配線板ホルダ
50 取付装置
2 モジュールレール
2a 穴
3 側壁
5 差込モジュール
6 配線板
7 正面パネル
10 アダプタ
13 取付部材
14 ねじ
16 差込舌部
17 配線板ホルダ
50 取付装置
Claims (11)
- 配線板(6)と、配線板ホルダ(17)と、アダプタ(10)と、を備える、モジュール支持体(1)に収容される電子差込モジュールであって、前記モジュール支持体(1)は、複数の穴(2a)を有し2つの側壁(3)の間を延びるモジュールレール(2)を正面領域に備える、電子差込モジュールにおいて、
前記アダプタ(10)は、該アダプタ(10)を前記モジュールレール(2)に取付けるために前記モジュールレール(2)の前記穴(2a)へねじ込み可能な取付部材(13)を受入れる受入れ部(12)を含んでおり、
前記配線板ホルダ(17)は、前記配線板(6)の前側隅領域(18)で前記配線板(6)に取付けられており、
前記配線板ホルダ(17)は、該配線板ホルダ(17)と前記アダプタ(10)との間の連結を形成するように前記アダプタ(10)の対応する連結部材(23)が連結結合する連結構造(26)を有しており、
前記モジュール支持体(1)内の前記差込モジュール(5)の終端位置で、前記アダプタ(10)と前記配線板ホルダ(17)は、前記差込モジュール(5)の前記モジュール支持体(1)内での位置が維持されるように協働することを特徴とする、電子差込モジュール。 - 前記配線板ホルダ(17)と前記アダプタ(10)との間の前記連結は、前記差込モジュール(5)が差込まれた状態で終端位置に達していない間は、前記差込モジュール(5)の前記配線板(6)が前記モジュール支持体(1)の中で差込方向に可動であるように、前記アダプタ(10)と前記配線板ホルダ(17)との相対運動を可能にする、請求項1に記載の差込モジュール。
- 前記配線板ホルダ(17)の前記連結構造(26)は動き止め構造であり、前記アダプタ(10)の対応する前記連結部材(23)は係止部材(40)であり、前記配線板ホルダ(17)と前記アダプタ(10)との間の前記連結は係止結合を形成している、請求項1または2に記載の差込モジュール。
- 前記アダプタ(10)は、係止フック(25)を備えるブレード状の連結部材(23)を有しており、前記配線板ホルダ(17)の前記連結構造(26)は係止部を備える対応する受入れ孔(27)によって構成されており、それによって前記アダプタ(10)と前記配線板ホルダ(17)の間の係止結合が実現する、請求項1から3のいずれか1項に記載の差込モジュール。
- 前記アダプタ(10)は係止端部を有し、前記配線板ホルダ(17)の前記連結構造(26)は、前記モジュール支持体(1)内に前記差込モジュール(5)の差込方向に配列された複数の係止部材(40)を有しており、前記複数の係止部材(40)は、前記配線板ホルダ(17)の、前記配線板(6)に対して垂直な外面に配置されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の差込モジュール。
- 前記アダプタ(10)は折曲されており、
前記配線板(6)の長手方向に延びる前記アダプタ(10)の脚部(22a)は前記連結部材(25)を有しており、
前記配線板(6)の長手方向に対して垂直に延びる前記アダプタ(10)の脚部(22b)は、前記取付部材(13)の前記受入れ部(12)を含んでいる、請求項1から5のいずれか1項に記載の差込モジュール。 - 前記配線板(6)はその後端側に、前記モジュール支持体(1)のバックプレーン(21)にあるプラグ受け(20)に差込可能である一体化された差込舌部(16)を有している、請求項1から6のいずれか1項に記載の差込モジュール。
- 前記差込モジュール(5)は、前記配線板ホルダ(17)に取付けられた正面パネル(7)を含んでいる、請求項1から7のいずれか1項に記載の差込モジュール。
- 正面領域にモジュールレール(2)を備えるモジュール支持体(1)に、配線板を備える差込モジュールを取付けるための取付装置であって、前記差込モジュールは、前記配線板(6)の前側隅領域(18)で前記配線板(6)に取付け可能な配線板ホルダ(17)と、アダプタ(10)と、を含む取付装置において、
前記アダプタ(10)は、該アダプタ(10)を前記モジュールレール(2)に取付けるための取付部材(13)を受入れる受入れ部(12)を含んでおり、
前記配線板ホルダ(17)は、前記配線板ホルダ(17)と前記アダプタ(10)との間の連結を形成するように前記アダプタ(10)の対応する連結部材(23)が連結結合する連結構造(26)を有しており、
前記モジュール支持体(1)内の前記差込モジュール(5)の終端位置で、前記アダプタ(10)と前記配線板ホルダ(17)は、前記差込モジュール(5)の前記モジュール支持体(1)内での位置が維持されるように協働することを特徴とする、取付装置。 - 差込モジュールのモジュール支持体への取付方法、特に請求項1に記載の差込モジュール(5)の取付方法であって、
前記モジュール支持体(1)は、正面領域にモジュールレール(2)を、バックプレーン(21)にプラグ受け(20)を有しており、
前記差込モジュール(5)は、後端の差込舌部(16)が一体化された配線板(6)と、配線板ホルダ(17)と、アダプタ(10)と、を有しており、
前記配線板ホルダ(17)は前記配線板(6)に取付けられており、
前記配線板ホルダ(17)は連結構造(26)を有しており、
前記アダプタ(10)は、前記配線板ホルダ(17)の前記連結構造(26)と対応する連結部材(23)を有しており、
前記アダプタ(10)は、該アダプタ(10)を前記モジュールレール(2)に取付けるための取付部材(13)を受入れる受入れ部(12)を含んでいる、差込モジュールのモジュール支持体への取付方法において、
一体化された前記差込舌部(16)が前記バックプレーン(21)の前記プラグ受け(20)に当接するまで、前記差込モジュール(5)を前記モジュール支持体(1)に差し込むステップと、
前記取付部材(13)によって、前記アダプタ(10)を前記モジュール支持体(1)の前記モジュールレール(2)に取付けるステップと、
前記アダプタ(10)の前記連結部材(23)を前記配線板ホルダ(17)の前記連結構造(26)と係合させ、前記配線板ホルダ(17)と前記アダプタ(10)との間の連結を形成するステップと、
前記差込モジュール(5)が差込まれた状態で終端位置に達するまで、かつ差込方向と反対方向の前記差込モジュール(5)の運動が防止されるように前記連結部材(23)が前記連結構造(26)に連結結合するまで、前記差込モジュール(5)を差込方向へ動かすステップと、
を有することを特徴とする、差込モジュールのモジュール支持体への取付方法。 - モジュール支持体へ差込可能な差込モジュールを備えるモジュール支持体であって、
前記モジュール支持体は、バックプレーン(21)にプラグ受け(20)を、正面領域にモジュールレール(2)を有し、該モジュールレール(2)は、複数の穴(2a)を有し、前記モジュール支持体(1)の2つの側壁(3)の間を延びており、
前記差込モジュール(5)は、その後端側に設けられ前記プラグ受け(20)に差込まれる一体化された差込舌部(16)を備える配線板(6)と、配線板ホルダ(17)と、アダプタ(10)と、を有している、モジュール支持体において、
前記アダプタ(10)は、該アダプタ(10)を前記モジュールレール(2)に取付けるために前記モジュールレール(2)の前記穴(2a)へねじ込み可能な取付部材(13)を受入れる受入れ部(12)を含んでおり、
前記配線板ホルダ(17)は、前記配線板(6)の前側隅領域(18)で前記配線板(6)に取付けられており、
前記配線板ホルダ(17)は、前記配線板ホルダ(17)と前記アダプタ(10)との間の連結を形成するように前記アダプタ(10)の対応する連結部材(23)が連結結合する連結構造(26)を有しており、
前記連結構造(26)は、前記モジュール支持体(1)内で、前記差込モジュールの差込方向へ、前記連結部材(23)に対して相対移動可能であり、
前記モジュール支持体(1)内の前記差込モジュール(5)の終端位置で、前記アダプタ(10)と前記配線板ホルダ(17)は、前記差込モジュール(5)の前記モジュール支持体(1)内での位置が維持されるように協働することを特徴とする、モジュール支持体。
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