JP2009212409A - 工程制御システム、工程実施装置の管理方法、半導体装置の製造方法及びプログラム - Google Patents

工程制御システム、工程実施装置の管理方法、半導体装置の製造方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ホストコンピュータの処理を軽減するとともに、ホストコンピュータのプログラムの保守を容易にすることを可能とする工程制御システム等を提供する。
【解決手段】工程実行システム21aは、制御装置31aと、ストッカー32aと、加工装置33aと、を含む。制御装置31aは、製品を製造するための複数の工程に関わる情報を含む第1群の情報をホストコンピュータ11から取得し、加工装置33aで実施される工程の内の少なくとも1つの工程において独自に発生する情報を含む第2群の情報を取得し、第1群の情報及び第2群の情報に基づいて加工装置33aを制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ホストコンピュータと、複数の工程をそれぞれ管理する複数の工程制御システムと、を含む製造管理システムにおいて用いられる工程制御システム、工程実施装置の管理方法、半導体装置の製造方法及びプログラムに関する。
従来より、コンピュータを利用して製造ラインを管理することが行われている(例えば、下記の特許文献1、2参照)。
特許文献1には、コンピュータ管理による生産方式を有する半導体製造システムにおいて、コンピュータより指定された半導体製品を半導体製造装置に投入する際、指定された半導体製品が実際に投入されるかどうかを判断する製品認識手段と、製品認識手段と半導体製造装置との間に設けられたこの半導体製造装置の作動が制御される制御信号送受信手段とを具備する半導体製造システムが開示されている。
特許文献1においては、1つの半導体製造装置を1つのコンピュータで管理する半導体製造システムが開示されている。
特許文献2には、少なくとも半導体チップを含む所要の投入物を所定の半導体装置製造装置に投入して、上記半導体チップが基板上に実装されてなる半導体装置をロット単位で製造する半導体装置製造ラインの生産管理システムにおいて、少なくとも上記半導体装置製造装置で製造されるべき製品の品種情報と上記半導体装置製造装置へ投入される全ての投入物の品種情報とを電子データとして記憶装置に記憶させ、上記半導体装置製造装置で製造される対象ロットの製品および投入物の品種情報を電子データとして読取手段で読み取り、上記半導体装置製造装置の作動状態を管理し得るコンピュータにより、上記各電子データに基づいて、上記製品の品種情報および上記全ての投入物の品種情報を照合することによって、上記製品および上記投入物の組み合わせの適否を判定し、該判定結果に応じて上記半導体装置製造装置の作動が許可または禁止されることを特徴とする半導体装置製造ラインの生産管理システムが掲載されている。
特許文献2においては、複数の半導体装置製造装置を1つのホストコンピュータ及び複数の情報収集用パソコンで管理する生産管理システムが開示されている。
特許文献1、2によれば、ホストコンピュータで生産を管理することができる。しかしながら、ホストコンピュータの処理を軽減するとともに、ホストコンピュータのプログラムの保守を容易にすることが望ましい。
特開平5−190407号公報 特開2003−303745号公報
ところで、半導体装置を製造する際には、例えば品質確認情報のような各工程に関わる情報であって各工程において独自に発生する情報に基づいて製造装置の稼動を管理することが要求される場合がある。この場合、この独自に発生する情報をホストコンピュータで管理することも考えられるが、ホストコンピュータで管理することとすると、管理が煩雑となり、管理しにくい場合もある。
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、各工程において独自に発生する情報をホストコンピュータで管理する場合に比べて管理が容易になる工程制御システム、工程実施装置の管理方法、半導体装置の製造方法及びプログラムを提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明に係る工程制御システムは、半導体ウェハーに半導体装置を製造するための複数の工程に関わる情報を含む第1群の情報を管理するホストコンピュータと、前記複数の工程の内の少なくとも1つの工程を実施する工程実施装置と、に接続され、前記工程実施装置を制御する工程制御システムであって、
前記第1群の情報の内の前記少なくとも1つの工程に関わる情報を前記ホストコンピュータから取得し、
前記工程実施装置で実施される工程の内の少なくとも1つの工程において独自に発生する情報を含む第2群の情報を取得し、
前記第1群の情報及び前記第2群の情報に基づいて前記工程実施装置を制御する、工程制御システムに関する。
本発明によれば、工程実施装置で実施される工程の内の少なくとも1つの工程において独自に発生する情報を含む第2群の情報を、ホストコンピュータではなく、前記工程実施装置を制御する工程制御システムに取得させている。これにより、第2群の情報をホストコンピュータによって管理する場合に比べて、第2群の情報の管理が容易になり実行し易くすることができる。
また、本発明では、前記第2群の情報は、前記工程実施装置が複数あり、その複数の工程実施装置の内の一部の工程実施装置のみに与える情報であるようにしても良い。
このようにすれば、前記工程実施装置が複数あり、その複数の工程実施装置の内の一部の工程実施装置のみに与える第2群の情報を、ホストコンピュータではなく、前記工程実施装置を制御する工程制御システムに取得させることができる。これにより、第2群の情報をホストコンピュータによって管理する場合に比べて、第2群の情報の管理が容易になり実行し易くすることができる。
また、本発明では、前記第2群の情報は、前記工程実施装置が複数の工程を実施するものであり、その複数の工程の内の一部の工程のみに与える情報であるようにしても良い。
このようにすれば、前記工程実施装置が複数の工程を実施するものであり、その複数の工程の内の一部の工程のみに与える第2群の情報を、ホストコンピュータではなく、前記工程実施装置を制御する工程制御システムに取得させることができる。これにより、第2群の情報をホストコンピュータによって管理する場合に比べて、第2群の情報の管理が容易になり実行し易くすることができる。
また、本発明では、前記第2群の情報は、前記工程実施装置が複数あり、その複数の工程実施装置が第1の種類の工程を実施する複数の工程実施装置と第2の種類の工程を実施する複数の工程実施装置とを有し、前記第1の種類の工程を実施する複数の工程実施装置のすべてにのみ与える情報であるようにしても良い。
このようにすれば、前記工程実施装置が複数あり、その複数の工程実施装置が第1の種類の工程を実施する複数の工程実施装置と第2の種類の工程を実施する複数の工程実施装置とを有し、前記第1の種類の工程を実施する複数の工程実施装置のすべてにのみ与える第2群の情報を、ホストコンピュータではなく、前記工程実施装置を制御する工程制御システムに取得させることができる。これにより、第2群の情報をホストコンピュータによって管理する場合に比べて、第2群の情報の管理が容易になり実行し易くすることができる。
また、本発明では、前記第2群の情報は、前記工程実施装置がN台以上(Nは自然数)あり、そのN台以上の工程実施装置がN種類の工程を実施する工程実施装置を有し、前記N種類の工程を実施する工程実施装置の内の一部の種類の工程を実施する工程実施装置のみに与える情報であるようにしても良い。
このようにすれば、前記工程実施装置がN台以上(Nは自然数)あり、そのN台以上の工程実施装置がN種類の工程を実施する工程実施装置を有し、前記N種類の工程を実施する工程実施装置の内の一部の種類の工程を実施する工程実施装置のみに与える第2群の情報をホストコンピュータによって管理する場合に比べて、第2群の情報の管理が容易になり実行し易くすることができる。
また、本発明では、前記第2群の情報が、加工材料の在庫情報、加工材料の有効期限情報、前記工程実施装置のメンテナンス時期情報、及び、前記工程実施装置のメンテナンス停止期間情報の内の少なくとも1つの情報を含むようにしても良い。
このようにすれば、加工材料の在庫情報、加工材料の有効期限情報、前記工程実施装置のメンテナンス時期情報、及び、前記工程実施装置のメンテナンス停止期間情報の内の少なくとも1つの情報を含む第2群の情報をホストコンピュータによって管理する場合に比べて、第2群の情報の管理が容易になり実行し易くすることができる。
また、本発明では、前記第2群の情報が、品質確認情報、現場指示、及び、工程実施装置の状態の変化による処理制限情報の少なくとも1つの情報を含むようにしても良い。
このようにすれば、品質確認情報、現場指示、及び、工程実施装置の状態の変化による処理制限情報の少なくとも1つの情報を含む第2群の情報をホストコンピュータによって管理する場合に比べて、第2群の情報の管理が容易になり実行し易くすることができる。
また、本発明では、前記第2群の情報が、大気圧情報、品質確認情報、現場指示、及び、工程実施装置の状態の変化による処理制限情報の少なくとも1つの情報を含むようにしても良い。
このようにすれば、大気圧情報、品質確認情報、現場指示、及び、工程実施装置の状態の変化による処理制限情報の少なくとも1つの情報を含む第2群の情報をホストコンピュータによって管理する場合に比べて、第2群の情報の管理が容易になり実行し易くすることができる。
また、本発明では、前記第1群の情報が、レシピ情報、加工条件情報、及び、納期情報を有するロット履歴情報の少なくとも1つの情報を含むようにしても良い。
このようにすれば、レシピ情報、加工条件情報、及び、納期情報を有するロット履歴情報の少なくとも1つの情報を含む第1群の情報を工程制御システムによって管理する場合に比べて、第1群の情報の管理が容易になり実行し易くすることができる。
また、本発明では、前記第2群の情報を、前記工程実施装置、作業者からの入力、及び/又は、大気圧センサから取得するようにしても良い。
このようにすれば、第2群の情報の取得にホストコンピュータが関与する必要をなくすことができるので、ホストコンピュータの処理を軽減し、ホストコンピュータのプログラムの保守を容易にすることができるようになる。
また、本発明では、前記第1群の情報と前記第2群の情報とが相反する場合に、前記第2群の情報を前記第1群の情報よりも優先させて前記工程実施装置を制御するようにしても良い。
このようにすれば、工程において独自に発生する情報をホストコンピュータで管理されている情報よりも優先させることができるので、工程において独自に発生する情報に基づいて工程実施装置をより良く制御することができるようになる。
また、本発明では、前記工程実施装置で実施される工程の内の少なくとも1つの工程が実施される半導体ウェハー及び/又はその容器が前記工程実施装置にロードされる前において前記半導体ウェハー及び/又はその容器に付された識別情報を取得する第1の識別情報取得装置と、前記半導体ウェハー及び/又はその容器が前記工程実施装置にロードされるときに前記半導体ウェハー及び/又はその容器に付された識別情報を取得する第2の識別情報取得装置と、に更に接続されており、
前記第1及び第2の識別情報取得装置から識別情報を受け取り、
前記第1群の情報、前記第2群の情報、前記第1の識別情報取得装置から受け取った識別情報、及び、前記第2の識別情報取得装置から受け取った識別情報に基づいて前記工程実施装置を制御するようにしても良い。
このようにすれば、作業者が第1の識別情報取得装置にかざした工程実施対象物及び/又はその容器と異なる工程実施対象物及び/又はその容器を工程実施装置にロードさせてしまった場合に、そのことを検出することができるようになる。
また、本発明では、前記第1の識別情報取得装置から受け取った識別情報と前記第2の識別情報取得装置から受け取った識別情報とが一致する場合に、前記工程実施装置で実施される工程の内の少なくとも1つの工程が前記工程実施対象物に実施されるように前記工程実施装置を制御し、
前記第1の識別情報取得装置から受け取った識別情報と前記第2の識別情報取得装置から受け取った識別情報とが一致しない場合に、前記工程実施装置で実施される工程の内の少なくとも1つの工程が前記工程実施対象物に実施されないように前記工程実施装置を制御するようにしても良い。
このようにすれば、作業者が第1の識別情報取得装置にかざした工程実施対象物及び/又はその容器と異なる工程実施対象物及び/又はその容器を工程実施装置にロードさせてしまった場合に、所望の工程を異なった工程実施対象物に実施してしまう危険性をなくすことができるようになる。
また、本発明では、前記第2の識別情報取得装置が、前記半導体ウェハー及び/又はその容器が前記工程実施装置からアンロードされるときにも前記半導体ウェハー及び/又はその容器に付された識別情報を取得し、
前記半導体ウェハー及び/又はその容器が前記工程実施装置からアンロードされたときに、前記第2の識別情報取得装置から識別情報を受け取り、前記工程実施装置から装置内アラーム情報及び/又は処理実績情報を受け取り、前記第2の識別情報取得装置から受け取った識別情報と、前記工程実施装置から受け取った装置内アラーム情報及び/又は処理実績情報と、に基づいて、前記半導体ウェハーに実施された工程が正常に終了したか否かを判定するようにしても良い。
このようにすれば、工程実施装置からアンロードされた工程実施対象物に対して実施された工程が正常に終了したか否かを容易に判定することができるようになる。
また、本発明に係る工程実施装置の管理方法は、半導体ウェハーに半導体装置を製造するための複数の工程に関わる情報を含む第1群の情報をホストコンピュータで管理し、前記複数の工程の内の少なくとも1つの工程を実施する工程実施装置を前記ホストコンピュータに接続された制御装置で管理する工程実施装置の管理方法であって、
前記制御装置が、前記第1群の情報の内の前記少なくとも1つの工程に関わる情報を前記ホストコンピュータから取得し、
前記制御装置が、前記工程実施装置で実施される工程の内の少なくとも1つの工程において独自に発生する情報を含む第2群の情報を取得し、
前記制御装置が、前記第1群の情報及び前記第2群の情報に基づいて前記工程実施装置を管理することを特徴とする工程実施装置の管理方法に関係する。
また、本発明に係る半導体装置の製造方法は、半導体ウェハーに半導体装置を製造するための複数の工程に関わる情報を含む第1群の情報をホストコンピュータで管理し、前記複数の工程の内の少なくとも1つの工程を実施する工程実施装置を前記ホストコンピュータに接続された制御装置で管理しながら前記半導体装置を製造する製造方法であって、
前記制御装置が、前記第1群の情報の内の前記少なくとも1つの工程に関わる情報を前記ホストコンピュータから取得し、
前記制御装置が、前記工程実施装置で実施される工程の内の少なくとも1つの工程において独自に発生する情報を含む第2群の情報を取得し、
前記制御装置が、前記第1群の情報及び前記第2群の情報に基づいて前記工程実施装置を管理することを特徴とする半導体装置の製造方法に関係する。
また、本発明に係る工程制御プログラムは、コンピュータを、上記した工程制御システムとして機能させる。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。また同一の構成要素には同一の参照番号を付して説明を省略する。
1. 第1の実施形態
図1は、本発明の第1の実施形態に係る工程制御システムを用いた半導体装置製造システムを示す図である。図1に示すように、この半導体装置製造システム10は、ホストコンピュータ11と、大気圧センサ12と、製品を製造するための複数の工程(例えば、フォトエッチング工程、ファーネス、ヒート工程、イオンインプラント工程等)をそれぞれ実施する複数の工程実施システム21a、21b、・・・、22a、22b、・・・、23a、23b、・・・と、を含んでいる。
ホストコンピュータ11は、製品を製造するための複数の工程の全体、各工程及び複数の工程間に関わる情報(以下、第1群の情報という。)を管理する。第1群の情報は、例えば、レシピ情報、加工条件情報、ロット履歴情報(納期情報)等を含む。なお、ホストコンピュータ11は、他のコンピュータ(経営管理コンピュータ、資材管理コンピュータ、財務管理コンピュータ、生産管理コンピュータ、第1群の情報の入力/更新用コンピュータ等)に接続されても良い。
複数の工程実施システム21a、21b・・・、22a、22b・・・、23a、23b、・・・の各々は、制御装置(例えば、コンピュータ、制御盤等)31a、31b、131a、131b、231a、231b(広義には、工程制御システム)と、ストッカー(作業机)32a、32b、132a、132b、232a、232bと、加工装置33a、33b又は熱処理装置133a、133b又はイオン注入装置233a、233bなど(広義には、工程実施装置)と、をそれぞれ含んでいる。複数の工程実施システム21a、21b・・・、22a、22b・・・、23a、23b、・・・の各々において、制御装置31a、32a、・・・、131a、132a、・・・、231a、231b、・・・の各々は、加工装置33a、33b、・・・、熱処理装置133a、 133b、・・・、イオン注入装置233a、233b、・・・に接続されている。
ストッカー32aは、加工装置33aに投入(ローディング)されるウェハー(広義には、工程実施対象物)を格納した容器の一時的な置き場に用いられる。前の工程を終了したウェハーを格納した容器は、ストッカー32a上に一時的に置かれる。作業者(担任指示者、技術指示者、オペレータ等)は、加工装置33aのローダ部に空きが生じると、ストッカー32a上に置かれている容器を加工装置33aのローダ部のローダ上に移動させる。加工装置33aのローダ部に置かれた容器は、加工装置33aの内部にローディングされ、ウェハーに加工(例えば、フォトエッチング等)が実施される。作業者は、加工が終了したウェハーを格納した容器が加工装置33aのローダ部に出現すると、当該容器をストッカー32a上に再び置く。加工が終了したウェハーを格納した容器は、その後、次の工程(例えば、ファーネス、ヒート、イオンインプラント等の工程)に送られる。
制御装置31a、31b、・・・、131a、131b、・・・、231a、231b、・・・は、LAN等のネットワークNを介してホストコンピュータ11に接続されており、所定のタイミング(例えば、毎日午前0時、毎週日曜日午前0時、毎月1日午前0時等)、所定のとき(例えば、新たな製品の製造開始時、製造する製品(ASIC、汎用LCDコントローラ等)の切り換え時等)、及び/又は、作業者の操作により、第1群の情報をホストコンピュータ11から取得する。
また、制御装置31a、31b、・・・、131a、131b、・・・、231a、231b、・・・は、各工程に関わる情報であって各工程において独自に発生する情報(以下、第2群の情報という。)を取得する。第2群の情報は、加工装置33a、33b、・・・、又は熱処理装置133a、133b、・・・、又はイオン注入装置233a、233b、・・・などを稼動させるためのデリケートな情報であり、詳細には、以下の第1〜第7の情報を意味する。
(1)第1の情報とは、複数の加工装置33a、33b・・・のうちの一部の加工装置のみに与える情報をいう。
(2)第2の情報とは、複数の熱処理装置133a、133b・・・のうちの一部の熱処理装置のみに与える情報をいう。
(3)第3の情報とは、複数のイオン注入装置233a、233b・・・のうちの一部のイオン注入装置のみに与える情報をいう。
(4)第4の情報とは、加工装置33a、33bが複数種類の加工工程を実施できる場合にその複数種類の加工工程のうちの一部の加工工程のみに与える情報をいう。
(5)第5の情報とは、熱処理装置133a、133bが複数種類の熱処理工程を実施できる場合にその複数種類の熱処理工程のうちの一部の熱処理工程のみに与える情報をいう。
(6)第6の情報とは、イオン注入装置233a、233bが複数種類のイオン注入工程を実施できる場合にその複数種類のイオン注入工程のうちの一部のイオン注入工程のみに与える情報をいう。
(7)第7の情報とは、複数の加工装置33a、33b・・・からなる製造装置群、複数の熱処理装置133a、133b・・・からなる製造装置群、複数のイオン注入装置233a、233b・・・からなる製造装置群・・・のうちの一部の製造装置群のみに与える情報をいう。
第2群の情報の内の第1乃至第6の情報の具体例としては、品質確認情報(例えばレシピ毎に処理後のウェハーの品質確認を行った結果、あるレシピによる処理後のウェハーの品質がNGであったときに、そのレシピによる処理を制限する情報)、現場指示(担任指示者による処理制限指示、技術指示者による期間限定処理制限指示等)、及び、装置の状態の変化による処理制限情報等を含む。
第2群の情報の第1乃至第3の情報の具体例としては、前記第1乃至第6の情報の具体例に加えて、加工材料(CVD用のガスやフォトエッチング用のレジスト膜材料等)の在庫情報、加工材料の有効期限情報、装置のメンテナンス時期情報、装置のメンテナンス停止期間情報、品質確認情報(例えばレシピ毎に処理後のウェハーの品質確認を行った結果、あるレシピによる処理後のウェハーの品質がNGであったときに、そのレシピによる処理を制限する情報)、現場指示(担任指示者による処理制限指示、技術指示者による期間限定処理制限指示等)、及び、装置の状態の変化による処理制限情報等を含む。
第2群の情報の第7の情報の具体例としては、前記第1乃至第6の情報の具体例に加えて大気圧情報を含む。
品質確認情報、加工材料(CVD用のガスやフォトエッチング用のレジスト膜材料等)の在庫情報、加工材料の有効期限情報、加工装置33a、33b、・・・のメンテナンス時期情報、加工装置33a、33b、・・・のメンテナンス停止期間情報等は、所定のタイミング、所定のとき、及び/又は、作業者からの操作により、加工装置33a、33b、・・・から取得されたり、工程作業者からの入力により取得されたりするようにしても良い。大気圧情報は、例えば、ネットワークNを介して接続された大気圧センサ12から所定のタイミング、所定のとき、及び/又は、作業者からの操作により、取得されたりするようにしても良い。
このように、第2群の情報は、加工装置33a、33b、・・・を稼動させるためのデリケートな情報を含む。
制御装置31a、31b・・・、131a、131b・・・、231a、231b・・・は、第1群の情報及び第2群の情報に基づいて工程を管理し、加工装置33a、33b・・・、熱処理装置133a、133b・・・、イオン注入装置231a、231b・・・を制御する。例えば、制御装置31aは、加工装置33aからの要求により、作業者からの操作により、及び/又は、自発的に、第1群の情報及び第2群の情報を加工装置33aに送信し、加工装置33aを制御する。加工装置33aは、制御装置31aから受信した第1群の情報及び第2群の情報に基づいて加工を実施する。なお、制御装置31a及び/又は加工装置33aが、第2群の情報に含まれる品質確認情報に基づいて、第1群の情報に含まれるレシピ情報に基づく加工を制限するようにしても良い。
なお、制御装置31a及び/又は加工装置33aが、第1群の情報及び第2群の情報を表示したり、音声、光等を用いて作業者に報知するようにしても良い。
また、第2群の情報が第1群の情報に優越するようにしても良い。すなわち、第1群の情報と第2群の情報とが相反する場合に、制御装置31a及び/又は加工装置33aが、第2群の情報を採用するようにしても良い。
次に、制御装置31a、131a、231a・・・の動作について説明する。
図2は、制御装置31a、131a、231a・・・の動作を示すフローチャートである。
まず、制御装置31aは、ホストコンピュータ11から第1群の情報を取得する(ステップS101)。
次に、制御装置31aは、工程で独自に発生する第2群の情報を取得する(ステップS102)。
そして、制御装置31aは、第1群の情報及び第2群の情報に基づいて工程を管理し、加工装置33aを制御する(ステップS103)。詳細には、制御装置31aは、第1群の情報及び第2群の情報を加工装置33aに送信し、加工装置33aを制御する。加工装置33aは、制御装置31aから受信した第1群の情報及び第2群の情報に基づいて加工を実施する。
なお、制御装置31aが、ステップS101〜S103のいずれか1つ又は複数のステップを繰り返すようにしても良い。
以上説明したように、本実施形態によれば、各工程に関わる情報であって各工程において独自に発生する第2群の情報を、ホストコンピュータ11ではなく、各工程を管理する制御装置31a、131a、231a・・・に取得させている。これにより、第2群の情報をホストコンピュータ11によって管理する場合に比べて、第2群の情報の管理が容易になり実行し易くすることができる。言い換えると、ホストコンピュータ11が第2群の情報を管理する必要をなくすことができ、これにより、ホストコンピュータ11の処理を軽減するとともに、ホストコンピュータ11のプログラムの保守を容易にすることが可能となる。
なお、本実施形態においては、1つの制御装置31aが1つの工程を管理し、1つの加工装置33aを制御することとしているが、1つの制御装置31aが複数の工程を管理し、複数の加工装置33a、33b・・・を制御するようにしても良い。
また、1つの加工装置33aが複数の工程を実施するようにしても良い。
また、第1群の情報と第2群の情報とが相反する場合に、第2群の情報を優先させて工程を管理するようにしても良い。例えば、第1群の情報として加工開始の指示が来ても、第2群の情報として加工停止の指示があるような場合には、第2群の情報を優先して加工を開始しないようにしても良い。そのような場合の具体例としては、加工装置が故障中である場合、加工装置がメンテナンス中である場合、加工された製品の品質を確認中である場合等である。
2. 第2の実施形態
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る工程制御システムを用いた半導体装置製造システムを示す図である。図3に示すように、この半導体装置製造システム40は、ホストコンピュータ11と、大気圧センサ12と、製品を製造するための複数の工程(例えば、フォトエッチング工程、ファーネス、ヒート工程、イオンインプラント工程等)をそれぞれ実施する複数の工程実施システム41a、41b、・・・、42a、42b、・・・と、を含んでいる。
ホストコンピュータ11は、製品を製造するための複数の工程の全体及び/又は複数の工程間に関わる情報(第1群の情報)を管理する。第1群の情報は、例えば、レシピ情報、加工条件情報、ロット履歴情報(納期情報)等を含み、各工程において独自に発生する情報を含まない。なお、ホストコンピュータ11は、他のコンピュータ(経営管理コンピュータ等)に接続されても良い。
複数の工程実施システム41a、41b、・・・、42a、42b、・・・の各々は、制御装置(例えば、コンピュータ、制御盤等)51a、54a、51b、54b、・・・、151a、154a、151b、154a、・・・(広義には、工程制御システム)と、ストッカー(作業机)52a、52b、・・・、152a、152b、・・・と、加工装置53a、53b又は熱処理装置153a、153b(広義には、工程実施装置)と、製品識別装置55a、155a(広義には、第1の識別情報取得装置)と、製品識別装置56a、156a(広義には、第2の識別情報取得装置)と、をそれぞれ含んでいる。複数の工程実施システム41a、41b、・・・、42a、42b、・・・の各々において、制御装置51a、54a、・・・、151a、154a、・・・の各々は、加工装置53a、53b、・・・、熱処理装置153a、153b、・・・に接続されている。また、工程実施システム41aにおいて、制御装置51aと制御装置54aは、相互に接続されている。また、製品認識装置55aは、制御装置51aに接続されており、製品認識装置56aは、制御装置54aに接続されている。また、工程実施システム42aにおいて、制御装置151aと制御装置154aは、相互に接続されている。また、製品認識装置155aは、制御装置151aに接続されており、製品認識装置156aは、制御装置154aに接続されている。
ストッカー52aは、加工装置53aに投入(ローディング)されるウェハー(広義には、工程実施対象物)を格納した容器の一時的な置き場に用いられる。前の工程を終了したウェハーを格納した容器は、ストッカー52a上に一時的に置かれる。
容器には、識別情報(例えば、バーコード、QRコード(登録商標)等)が付されており、作業者(担任指示者、技術指示者、オペレータ等)は、容器に付された識別情報をストッカー52aに設けられた製品認識装置55a(例えば、バーコードリーダ等)にかざして読み取らせる。製品認識装置55aは、制御装置51aに接続されており、容器から読み取った識別情報を制御装置51aに送信する。その後、作業者は、ストッカー52a上に置かれている容器を、加工装置53aのローダ部に設けられた製品認識装置56a(例えば、バーコードリーダ等)にかざして読み取らせ、ローダ上に移動させる。製品認識装置56aは、制御装置54aに接続されており、容器から読み取った識別情報を制御装置54aに送信する。加工装置53aのローダ部に置かれた容器は、加工装置53aの内部にローディングされ、ウェハーに加工(例えば、フォトエッチング等)が実施される。作業者は、加工が終了したウェハーを格納した容器が加工装置53aのローダ部に出現すると、当該容器を製品認識装置56aにかざして読み取らせ、ストッカー52a上に再び置く。加工が終了したウェハーを格納した容器は、その後、次の工程(例えば、ファーネス、ヒート、イオンインプラント等の工程)に送られる。
制御装置51a、151a、・・・は、LAN等のネットワークNを介してホストコンピュータ11に接続されており、所定のタイミング(例えば、毎日午前0時、毎週日曜日午前0時、毎月1日午前0時等)、所定のとき(例えば、新たな製品の製造開始時、製造する製品(ASIC、汎用LCDコントローラ等)の切り換え時等)、及び/又は、作業者からの操作により、第1群の情報をホストコンピュータ11から取得する。
また、制御装置51a、51b、・・・、151a、151b、・・・、及び/又は制御装置54a、54b、154a、154b、・・・は、各工程に関わる情報であって各工程において独自に発生する情報(第2群の情報)を取得する。第2群の情報は、加工装置53a、53b、・・・、又は熱処理装置153a、153b、・・・などを稼動させるためのデリケートな情報を含む。第2群の情報は、前述した第1乃至第7の情報を含む。
制御装置51a、51b、・・・、及び/又は制御装置54a、54b、・・・は、第1群の情報及び第2群の情報に基づいて工程を管理し、加工装置53a、53b、・・・を制御する。例えば、制御装置51a、51b、・・・、及び/又は制御装置54a、54b、・・・は、加工装置53a、53b、・・・からの要求により、作業者からの操作により、及び/又は、自発的に、第1群の情報及び第2群の情報を加工装置53a、53b、・・・に送信し、加工装置53a、53b、・・・を制御する。加工装置53a、53b、・・・は、制御装置51a、51b、及び/又は制御装置54a、54b、・・・から受信した第1群の情報及び第2群の情報に基づいて加工を実施する。なお、制御装置51a、51b、・・・、制御装置54a、54b、・・・、及び/又は加工装置53a、53b、・・・が、第2群の情報に含まれる品質確認情報に基づいて、第1群の情報に含まれるレシピ情報に基づく加工を制限するようにしても良い。
なお、制御装置51a、制御装置54a、及び/又は加工装置53aが、第1群の情報及び第2群の情報を表示したり、音声、光等を用いて作業者に報知するようにしても良い。
また、第2群の情報が第1群の情報に優越するようにしても良い。すなわち、第1群の情報と第2群の情報とが相反する場合に、制御装置51a、制御装置54a、及び/又は加工装置53aが、第2群の情報を採用するようにしても良い。
次に、制御装置51a、151a、・・・、及び制御装置54a、154a、・・・の動作について説明する。
図4は、加工開始時(加工装置53aへの容器のロード時)における制御装置51a及び制御装置54aの動作を示すフローチャートである。
まず、制御装置51aは、ホストコンピュータ11から第1群の情報を取得する(ステップS201)。
次に、制御装置51a及び/又は制御装置54aは、工程で独自に発生する第2群の情報を取得する(ステップS202)。なお、制御装置51a及び/又は制御装置54aが、現場指示(担任指示者による処理制限指示、技術指示者による期間限定処理制限指示等)や加工装置53aの状態の変化による処理制限情報等を取得するようにしても良い。
次に、制御装置51aは、作業者が容器を製品認識装置55にかざしたときに、製品認識装置55aから識別情報を取得する(ステップS203)。
そして、制御装置51aは、第1群の情報、第2群の情報及びステップS203にて取得した識別情報に基づいて、工程を管理し、加工装置33aを制御する(ステップS204)。これにより、加工装置53aが加工の準備(例えば、ローダの停止等を含む。)を開始するようにしても良い。なお、制御装置51aが、第1群の情報及び第2群の情報とステップS203にて取得した識別情報とを照合したり条件判断したりすることにより、工程を管理し、加工装置33aを制御するようにしても良い。
一方、制御装置54aは、作業者が容器を製品認識装置56aにかざしたときに、製品認識装置56aから識別情報を取得する(ステップS205)。
そして、制御装置54aは、第1群の情報、第2群の情報及びステップS205にて取得した識別情報に基づいて、工程を管理し、加工装置53aを制御する(ステップS206)。これにより、加工装置53aが更なる加工の準備を開始したり、加工を開始したりするようにしても良い。なお、このとき、制御装置54aが、先のステップS202に相当する処理を再度実行し、現場指示(担任指示者による処理制限指示、技術指示者による期間限定処理制限指示等)や加工装置53aの状態の変化による処理制限情報等を取得し、これらの情報をステップS205にて取得した識別情報に加味して、工程を管理し、加工装置53aを制御するようにしても良い。また、制御装置54aが、ステップS202にて取得された識別情報とステップS205にて取得された識別情報が一致している場合には、加工装置53aに加工を実施させるようにしても良い。また、制御装置54aが、ステップS202にて取得された識別情報とステップS205にて取得された識別情報が異なっている場合には、そのことを作業者に報知したり、加工装置53aを停止したりするようにしても良い。また、制御装置54aが、第1群の情報及び第2群の情報とステップS205にて取得した識別情報とを照合したり条件判断したりすることにより、工程を管理し、加工装置53aを制御するようにしても良い。
なお、制御装置51aが、ステップS201〜S206のいずれか1つ又は複数のステップを繰り返すようにしても良い。
図5は、加工終了時(加工装置53aからの容器のアンロード時)における制御装置51a及び制御装置54aの動作を示すフローチャートである。
まず、制御装置54aは、工程で独自に発生する第2群の情報を取得する(ステップS301)。なお、制御装置54aが、加工装置53aの装置内アラーム情報、処理実績情報等を取得するようにしても良い。
次に、制御装置54aは、作業者が容器を製品認識装置56aにかざしたときに、製品認識装置56aから識別情報を取得する(ステップS302)。
そして、制御装置54aは、第1群の情報、第2群の情報及びステップS302にて取得した識別情報に基づいて、工程を管理し、加工装置53aを制御する(ステップS303)。制御装置54aが、先のステップS301において加工装置53aの装置内アラーム情報や処理実績情報等を取得している場合には、これらの情報をステップS302にて取得した識別情報に加味して、工程を管理し、加工装置53aを制御するようにしても良い。詳細には、制御装置54aが、加工装置53aの装置内アラーム情報や処理実績情報等とステップS302にて取得した識別情報とを照合したり条件判断することにより、ステップS302にて製品認識装置56aにかざされた容器に格納されているウェハーに対する工程が正常終了したか否かを判断するようにしても良い。そして、もし工程が正常終了していない場合には、制御装置54aが、ステップS302にて製品認識装置56aにかざされた容器の次工程への送出を停止させるための信号を制御装置51aに出力するようにしても良い。
なお、本実施形態においては、識別情報として、容器にバーコード、QRコード(登録商標)等が付されており、製品認識装置55a、56aがこれらを読み取るものとしているが、識別情報を格納したRFID等が容器に付されるようにし、製品認識装置55a、56aがRFID等から識別情報を読み取るようにしても良い。また、本実施形態においては、容器に識別情報が付されるようにしているが、ウェハーに識別情報が付されるようにしても良い。
また、本実施形態において、制御装置51aと制御装置54aとが行う処理を1つの制御装置で実現するようにしても良い。
また、本実施形態においては、1組の制御装置51a及び制御装置54aが1つの工程を管理し、1つの加工装置53aを制御することとしているが、1組の制御装置51a及び制御装置54aが複数の工程を管理し、複数の加工装置53a、53b、・・・を制御するようにしても良い。
また、1つの加工装置53aが複数の工程を実施するようにしても良い。
ここで、第2の実施形態の比較例について説明する。
図6は、比較例に係る工程制御システムを用いた半導体装置製造システムを示す図である。図6に示すように、この半導体装置製造システム60は、ホストコンピュータ11と、大気圧センサ12と、製品を製造するための複数の工程をそれぞれ実施する複数の工程実施システム61a、61b、・・・、62a、62b、・・・と、を含んでいる。
ホストコンピュータ11は、製品を製造するための複数の工程の全体及び/又は複数の工程間に関わる情報(第1群の情報)を管理する。
複数の工程実施システム61a、61b、・・・、62a、62b、・・・の各々は、制御装置71a、71b、・・・、171a、171b、・・・と、ストッカー(作業机)72a、72b、・・・、172a、172b、・・・と、加工装置73a、73b、…又は熱処理装置173a、173b、・・・と、製品識別装置74a、174a、・・・と、をそれぞれ含んでいる。複数の工程実施システム61a、61b、・・・、62a、62b、、・・・の各々において、制御装置71a、71b、・・・、171a、171b、・・・は、加工装置73a、73b、・・・、熱処理装置173a、173b、・・・に接続されている。また、製品認識装置74a、174a、・・・は、制御装置71a、171a、・・・に接続されている。
ストッカー72aは、加工装置73aに投入(ローディング)されるウェハーを格納した容器の一時的な置き場に用いられる。前の工程を終了したウェハーを格納した容器は、ストッカー72a上に一時的に置かれる。
容器には、識別情報(例えば、バーコード等)が付されており、作業者は、容器に付された識別情報をストッカー72aに設けられた製品認識装置74a(例えば、バーコードリーダ等)にかざして読み取らせる。製品認識装置74aは、制御装置71aに接続されており、読み取った識別情報を制御装置71aに送信する。
その後、作業者は、ストッカー72a上に置かれている容器を、加工装置73aのローダ部のローダ上に移動させる。加工装置73aのローダ部に置かれた容器は、加工装置73aの内部にローディングされ、ウェハーに加工(例えば、フォトエッチング等)が実施される。作業者は、加工が終了したウェハーを格納した容器が加工装置73aのローダ部に出現すると、当該容器をストッカー72a上に再び置く。加工が終了したウェハーを格納した容器は、その後、次の工程(例えば、ファーネス、ヒート、イオンインプラント等の工程)に送られる。
制御装置71a、171a、・・・は、LAN等のネットワークNを介してホストコンピュータ11に接続されており、所定のタイミング(例えば、毎日午前0時等)、所定の時(例えば、新たな製品の製造開始時等)、及び/又は、作業者からの操作により、第1群の情報をホストコンピュータ11から取得する。
また、制御装置71a、71b、・・・、171a、171b、・・・は、各工程に関わる情報であって各工程において独自に発生する情報(第2群の情報)を取得する。第2群の情報は、加工装置73a、73b、・・・、又は熱処理装置173a、173b、・・・を稼動させるためのデリケートな情報を含む。第2群の情報は、前述した第1乃至第7の情報を含む。
制御装置71a、71b、・・・、171a、171b、・・・は、第1群の情報及び第2群の情報に基づいて工程を管理する。例えば、制御装置71a、71b、・・・は、加工装置73a、73b、・・・からの要求により、作業者からの操作により、及び/又は、自発的に、第1群の情報及び第2群の情報を加工装置73a、73b、・・・に送信し、加工装置73a、73b、・・・を制御する。加工装置73a、73b、・・・は、制御装置71a、71b、・・・から受信した第1群の情報及び第2群の情報に基づいて加工を実施する。なお、制御装置71a、71b、・・・が、第2群の情報に含まれる品質確認情報に基づいて、第1群の情報に含まれるレシピ情報に基づく加工を制限するようにしても良い。
次に、制御装置71a、71b、・・・、171a、171b、・・・の動作について説明する。
図7は、制御装置71aの動作を示すフローチャートである。
まず、制御装置71aは、ホストコンピュータ11から第1群の情報を取得する(ステップS401)。
次に、制御装置71aは、工程で独自に発生する第2群の情報を取得する(ステップS402)。
次に、制御装置71aは、作業者が容器を製品認識装置74aにかざしたときに、製品認識装置74aから識別情報を取得する(ステップS403)。
そして、制御装置71aは、第1群の情報、第2群の情報及びステップS403にて取得した識別情報に基づいて、加工装置73aを制御する(ステップS704)。これにより、加工装置73aは、加工の準備(ローダの停止)を開始する。
本比較例においては、作業者が容器を製品認識装置74aにかざさないと、加工装置73aのローダが停止しない。従って、作業者は容器をストッカーからローダに移動する前に容器を製品認識装置74aにかざす必要がある。しかしながら、容器から読み取られた識別情報が辿る製品認識装置74a〜制御装置71a〜加工装置73aという経路のいずれかの装置の仕様により、識別情報の読み取りや、識別情報の送信や、容器のローディング準備等に遅延が生じる場合があり得る。すなわち、作業者が、容器を製品認識装置74aにかざし、当該容器をそのままローダに置くことができない場合があり得る。その場合には、製品認識装置74aにかざした容器を一旦ストッカー72aに戻さなければならない。そして、その後、容器のローダへの移動が可能になったときに、作業者が製品認識装置74aにかざした容器と異なる容器をストッカー72aからローダに移動させてしまい、所定の工程(例えば、ステップS404において設定可能)を異なったウェハーに実施してしまう危険性がある。
一方、第2の実施形態(図3参照)においては、容器から読み取られた識別情報が辿る製品認識装置55a〜制御装置51a〜加工装置53aという経路のいずれかの装置の仕様により、識別情報の読み取りや、識別情報の送信や、容器のローディング準備等に遅延が生じる場合には、作業者は、製品認識装置55aにかざした容器を一旦ストッカー52aに戻し、その後、容器のローダへの移動が可能になったときに、容器をローダ部に設けられた製品認識装置56aにかざしてローダ部に置く。そのため、作業者が製品認識装置55aにかざした容器と異なる容器をストッカー52aからローダに移動させてしまった場合であっても、制御装置54aがそのことを検出することが可能である。従って、装置の仕様により、識別情報の読み取りや、識別情報の送信や、容器のローディング準備等に遅延が生じる場合であっても、所定の工程(例えば、ステップS204において設定可能)を異なったウェハーに実施してしまう危険性をなくすことができる。
また、本比較例においては、制御装置71a、71b、・・・、171a、171b、・・・により行われる識別情報と第1及び第2群の情報との照合条件に不備や不足が有った場合には、ウェハーに対して適切な工程を実施することができない。
一方、第2の実施形態(図3参照)においては、制御装置54aが、ステップS202(図4参照)において、現場指示(担任指示者による処理制限指示、技術指示者による期間限定処理制限指示等)や加工装置53aの状態の変化による処理制限情報等を取得している場合には、これらの情報をステップS205(図4参照)にて取得した識別情報に加味して、工程を管理し、加工装置53aを制御することができる。これにより、ステップS204(図4参照)において制御装置51aにより行われる識別情報と第1及び第2群の情報との照合条件に不備や不足が有った場合であっても、制御装置54aによってそのような不備や不足を補完することができるので、ウェハーに対して適切な工程を実施することが可能である。
また、本比較例においては、容器のロード時に容器の識別情報を読み取ることができるが、容器のアンロード時に容器の識別情報や加工装置の装置内アラーム情報や処理実績情報等を取得することができない。そのため、もし工程が正常終了していない場合であっても、そのようなウェハーを格納した容器の次工程への送出を停止させることが難しい。
一方、第2の実施形態(図3参照)においては、制御装置54aが、ステップS301(図5参照)において加工装置53aの装置内アラーム情報や処理実績情報等を取得している場合には、これらの情報をステップS302にて取得した識別情報に加味して、工程を管理することができる。詳細には、制御装置54aは、加工装置53aの装置内アラーム情報や処理実績情報等とステップS302にて取得した識別情報とを照合したり条件判断することにより、ステップS302にて製品認識装置56aにかざされた容器に格納されているウェハーに対する工程が正常終了したか否かを判断することができる。これにより、もし工程が正常終了していない場合には、そのようなウェハーを格納した容器の次工程への送出を停止させることが容易に可能である。
なお、上記のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義または同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。また、工程制御システムの構成、動作も本実施形態で説明したものに限定に限定されず、種々の変形実施が可能である。また、本実施形態においては、本発明を半導体装置製造システムに適用した場合について説明したが、本発明を他の物品の製造システムに適用することも可能である。
本発明の第1実施形態に係る工程制御システムを利用したシステムを示す図。 図1の制御装置31の動作を示すフローチャート。 本発明の第2実施形態に係る工程制御システムを利用したシステムを示す図。 図2の制御装置51の動作を示すフローチャート。 図2の制御装置51の動作を示すフローチャート。 本発明の第2実施形態に係る工程制御システムの比較例を示す図。 図6の制御装置71の動作を示すフローチャート。
符号の説明
1、40、60 半導体装置製造システム、11 ホストコンピュータ、12 大気圧センサ、21a、21b、・・・、22a、22b、・・・、23a、23b、・・・、41a、41b、42a、42b、・・・、61a、61b、・・・、62a、62b、・・・ 工程実施システム、31a、31b、・・・、131a、131b、・・・、231a、231b、・・・、51a、51b、・・・、54a、54b、・・・、151a、151b、・・・、154a、154b、・・・、71a、71b、171a、171b、・・・ 制御装置、32a、32b、・・・、132a、132b、・・・、232a、232b、・・・、52a、52b、・・・、152a、152b、・・・、、72a、72b、・・・、172a、172b、・・・、 ストッカー、33a、33b、、・・・、53a、53b、・・・73a、73b、・・・ 加工装置、133a、133b、・・・、153a、153b、・・・、173a、173b、・・・ 熱処理装置、233a、233b、・・・ イオン注入装置、55a、56a、・・・、155a、156a、・・・、74a、174a、・・・ 製品認識装置、N ネットワーク

Claims (25)

  1. 半導体ウェハーに半導体装置を製造するための複数の工程に関わる情報を含む第1群の情報を管理するホストコンピュータと、前記複数の工程の内の少なくとも1つの工程を実施する工程実施装置と、に接続され、前記工程実施装置を制御する工程制御システムであって、
    前記第1群の情報の内の前記少なくとも1つの工程に関わる情報を前記ホストコンピュータから取得し、
    前記工程実施装置で実施される工程の内の少なくとも1つの工程において独自に発生する情報を含む第2群の情報を取得し、
    前記第1群の情報及び前記第2群の情報に基づいて前記工程実施装置を制御する、工程制御システム。
  2. 請求項1において、
    前記第2群の情報は、前記工程実施装置が複数あり、その複数の工程実施装置の内の一部の工程実施装置のみに与える情報であることを特徴とする工程制御システム。
  3. 請求項1又は2において、
    前記第2群の情報は、前記工程実施装置が複数の工程を実施するものであり、その複数の工程の内の一部の工程のみに与える情報であることを特徴とする工程制御システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項において、
    前記第2群の情報は、前記工程実施装置が複数あり、その複数の工程実施装置が第1の種類の工程を実施する複数の工程実施装置と第2の種類の工程を実施する複数の工程実施装置とを有し、前記第1の種類の工程を実施する複数の工程実施装置のすべてにのみ与える情報であることを特徴とする工程制御システム。
  5. 請求項1乃至3のいずれか一項において、
    前記第2群の情報は、前記工程実施装置がN台以上あり、そのN台以上の工程実施装置がN種類の工程を実施する工程実施装置を有し、前記N種類の工程を実施する工程実施装置の内の一部の種類の工程を実施する工程実施装置のみに与える情報であることを特徴とする工程制御システム。
    但し、Nは自然数である。
  6. 請求項1又は2において、
    前記第2群の情報が、加工材料の在庫情報、加工材料の有効期限情報、前記工程実施装置のメンテナンス時期情報、及び、前記工程実施装置のメンテナンス停止期間情報の内の少なくとも1つの情報を含む、工程制御システム。
  7. 請求項1乃至3のいずれか一項において、
    前記第2群の情報が、品質確認情報、現場指示、及び、工程実施装置の状態の変化による処理制限情報の少なくとも1つの情報を含む、工程制御システム。
  8. 請求項4又は5において、
    前記第2群の情報が、大気圧情報、品質確認情報、現場指示、及び、工程実施装置の状態の変化による処理制限情報の少なくとも1つの情報を含む、工程制御システム。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項において、
    前記第1群の情報が、レシピ情報、加工条件情報、及び、納期情報を有するロット履歴情報の少なくとも1つの情報を含むことを特徴とする工程制御システム。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項において、
    前記第2群の情報を、前記工程実施装置、作業者からの入力、及び/又は、大気圧センサから取得する、工程制御システム。
  11. 請求項1乃至10のいずれか一項において、
    前記第1群の情報と前記第2群の情報とが相反する場合に、前記第2群の情報を前記第1群の情報よりも優先させて前記工程実施装置を制御する、工程制御システム。
  12. 請求項1乃至11のいずれか一項において、
    前記工程実施装置で実施される工程の内の少なくとも1つの工程が実施される半導体ウェハー及び/又はその容器が前記工程実施装置にロードされる前において前記半導体ウェハー及び/又はその容器に付された識別情報を取得する第1の識別情報取得装置と、前記半導体ウェハー及び/又はその容器が前記工程実施装置にロードされるときに前記半導体ウェハー及び/又はその容器に付された識別情報を取得する第2の識別情報取得装置と、に更に接続されており、
    前記第1及び第2の識別情報取得装置から識別情報を受け取り、
    前記第1群の情報、前記第2群の情報、前記第1の識別情報取得装置から受け取った識別情報、及び、前記第2の識別情報取得装置から受け取った識別情報に基づいて前記工程実施装置を制御する、工程制御システム。
  13. 請求項12において、
    前記第1の識別情報取得装置から受け取った識別情報と前記第2の識別情報取得装置から受け取った識別情報とが一致する場合に、前記工程実施装置で実施される工程の内の少なくとも1つの工程が前記工程実施対象物に実施されるように前記工程実施装置を制御し、
    前記第1の識別情報取得装置から受け取った識別情報と前記第2の識別情報取得装置から受け取った識別情報とが一致しない場合に、前記工程実施装置で実施される工程の内の少なくとも1つの工程が前記工程実施対象物に実施されないように前記工程実施装置を制御する、工程制御システム。
  14. 請求項12又は13において、
    前記第2の識別情報取得装置が、前記半導体ウェハー及び/又はその容器が前記工程実施装置からアンロードされるときにも前記半導体ウェハー及び/又はその容器に付された識別情報を取得し、
    前記半導体ウェハー及び/又はその容器が前記工程実施装置からアンロードされたときに、前記第2の識別情報取得装置から識別情報を受け取り、前記工程実施装置から装置内アラーム情報及び/又は処理実績情報を受け取り、前記第2の識別情報取得装置から受け取った識別情報と、前記工程実施装置から受け取った装置内アラーム情報及び/又は処理実績情報と、に基づいて、前記半導体ウェハーに実施された工程が正常に終了したか否かを判定する、工程制御システム。
  15. 半導体ウェハーに半導体装置を製造するための複数の工程に関わる情報を含む第1群の情報をホストコンピュータで管理し、前記複数の工程の内の少なくとも1つの工程を実施する工程実施装置を前記ホストコンピュータに接続された制御装置で管理する工程実施装置の管理方法であって、
    前記制御装置が、前記第1群の情報の内の前記少なくとも1つの工程に関わる情報を前記ホストコンピュータから取得し、
    前記制御装置が、前記工程実施装置で実施される工程の内の少なくとも1つの工程において独自に発生する情報を含む第2群の情報を取得し、
    前記制御装置が、前記第1群の情報及び前記第2群の情報に基づいて前記工程実施装置を管理することを特徴とする工程実施装置の管理方法。
  16. 請求項15において、
    前記第2群の情報は、前記工程実施装置が複数あり、その複数の工程実施装置の内の一部の工程実施装置のみに与える情報であることを特徴とする工程実施装置の管理方法。
  17. 請求項15又は16において、
    前記第2群の情報は、前記工程実施装置が複数の工程を実施するものであり、その複数の工程の内の一部の工程のみに与える情報であることを特徴とする工程実施装置の管理方法。
  18. 請求項15乃至17のいずれか一項において、
    前記第2群の情報は、前記工程実施装置が複数あり、その複数の工程実施装置が第1の種類の工程を実施する複数の工程実施装置と第2の種類の工程を実施する複数の工程実施装置とを有し、前記第1の種類の工程を実施する複数の工程実施装置のすべてにのみ与える情報であることを特徴とする工程実施装置の管理方法。
  19. 請求項15乃至17のいずれか一項において、
    前記第2群の情報は、前記工程実施装置がN台以上あり、そのN台以上の工程実施装置がN種類の工程を実施する工程実施装置を有し、前記N種類の工程を実施する工程実施装置の内の一部の種類の工程を実施する工程実施装置のみに与える情報であることを特徴とする工程実施装置の管理方法。
    但し、Nは自然数である。
  20. 半導体ウェハーに半導体装置を製造するための複数の工程に関わる情報を含む第1群の情報をホストコンピュータで管理し、前記複数の工程の内の少なくとも1つの工程を実施する工程実施装置を前記ホストコンピュータに接続された制御装置で管理しながら前記半導体装置を製造する製造方法であって、
    前記制御装置が、前記第1群の情報の内の前記少なくとも1つの工程に関わる情報を前記ホストコンピュータから取得し、
    前記制御装置が、前記工程実施装置で実施される工程の内の少なくとも1つの工程において独自に発生する情報を含む第2群の情報を取得し、
    前記制御装置が、前記第1群の情報及び前記第2群の情報に基づいて前記工程実施装置を管理することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  21. 請求項20において、
    前記第2群の情報は、前記工程実施装置が複数あり、その複数の工程実施装置の内の一部の工程実施装置のみに与える情報であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  22. 請求項20又は21において、
    前記第2群の情報は、前記工程実施装置が複数の工程を実施するものであり、その複数の工程の内の一部の工程のみに与える情報であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  23. 請求項20乃至22のいずれか一項において、
    前記第2群の情報は、前記工程実施装置が複数あり、その複数の工程実施装置が第1の種類の工程を実施する複数の工程実施装置と第2の種類の工程を実施する複数の工程実施装置とを有し、前記第1の種類の工程を実施する複数の工程実施装置のすべてにのみ与える情報であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  24. 請求項20乃至22のいずれか一項において、
    前記第2群の情報は、前記工程実施装置がN台以上あり、そのN台以上の工程実施装置がN種類の工程を実施する工程実施装置を有し、前記N種類の工程を実施する工程実施装置の内の一部の種類の工程を実施する工程実施装置のみに与える情報であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
    但し、Nは自然数である。
  25. コンピュータを、請求項1乃至14のいずれか一項に記載の工程制御システムとして機能させるためのプログラム。
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