JP4677241B2 - 情報読取装置、情報読取システムおよびrfidタグ - Google Patents

情報読取装置、情報読取システムおよびrfidタグ Download PDF

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Description

本発明は、物品に付されるRFIDタグ、当該RFIDタグに記憶された情報を読み取る情報読取装置並びに当該RFIDタグおよび当該情報読取装置を備えた情報読取システムに関する。
近年、RFID(Radio Frequency Identification)タグが物流の分野などにおいて幅広く用いられるようになってきている。かかるRFIDタグとは、種々のデータを記憶するICチップであり、データの読み込みや書き込みをおこなうリーダ・ライタとの間で電波を用いてデータ通信をおこなうものである(例えば、特許文献1参照。)。
このRFIDタグは、商品の数量(商品を入出荷する際の商品数)や商品の品質(商品の品質の良否)などの検品をおこなう際によく用いられる。例えば、商品の数量検品をおこなう場合には、各商品にRFIDタグを取り付け、データを読み取ることのできたRFIDタグの数を調べることにより商品数の確認がおこなわれる。さらに、グループ分けした商品ごとにRFIDタグを取り付けることで、種別ごと或いは梱包形態ごとに商品の管理をおこなうことができるようにしていた。
ところが、異なるグループの商品に付されたRFIDタグが混在している場合には、RFIDタグの情報を読み取る情報読取装置側で、各商品に付されたRFIDタグ(子タグ)の識別子と当該商品の所属グループ情報を保持していなければ、RFIDタグそれぞれがいずれのグループに属しているかを識別することができないので、グループごとに検品対象となる商品の数量を特定することができず、商品の検品処理をおこなうことができなかった。
このことから、商品ごとに付されるRFIDタグ(子タグ)とは別に、当該商品のグループに付された「群付RFIDタグ」(親タグ)に各商品に付されたRFIDタグ(子タグ)群の識別情報を記憶させ、この「群付RFIDタグ」から各商品に付されたRFIDタグ(子タグ)群の識別情報を先に読み取ることで、異なるグループごとに商品を識別することができるようにしていた。
特開2000−272723号公報
このように、上記した従来技術(特許文献1)では、商品の検品処理をおこなうに際して、各商品に付されたRFIDタグ(子タグ)群の識別情報を読み取るために、「群付RFIDタグ」(親タグ)に記憶された情報を最初に読み取る必要がある。
しかしながら、上記した従来技術では、物品に付される「RFIDタグ」(子タグ)および該物品の群に付される「群付RFIDタグ」(親タグ)が混在する場合、「群付RFIDタグ」(親タグ)を自動的に認識することができないので、作業者が「群付RFIDタグ」(親タグ)を恣意的に読み取らさなければならないという問題点があった。具体的には、「群付RFIDタグ」(親タグ)を最初に読み取るために、作業者がリーダ・ライタを親タグに近づけたり、リーダ・ライタの読み取り範囲を親タグのみが読み取られるように狭めたりする必要があった。
そこで、本発明は、上述した従来技術による課題(問題点)を解消するためになされたものであり、物品に付される「RFIDタグ」(子タグ)および該物品の群に付される「群付RFIDタグ」(親タグ)が混在する場合でも、「群付RFIDタグ」(親タグ)を自動的に認識することができる情報読取装置、情報読取システムおよびRFIDタグを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る情報読取装置は、商品に付される第1のRFIDタグおよび前記商品を収める梱包に付される第2のRFIDタグに記憶された情報を読み取る情報読取装置であって、前記第1のRFIDタグに記憶された前記第2のRFIDタグの識別情報を読み取り、該読み取られた第2のRFIDタグの識別情報に基づいて、前記第2のRFIDタグから当該第2のRFIDタグが付された梱包に収められている商品に付された第1のRFIDタグの識別情報を読み取るように制御する情報読取制御手段を備える。
また、発明に係る情報読取装置は、商品に付される第1のRFIDタグ、前記商品を収める第1の梱包に付される第2のRFIDタグおよび前記商品を収めた第1の梱包をさらに収める第2の梱包に付される第3のRFIDタグに記憶された情報を読み取る情報読取装置であって、前記第1のRFIDタグに記憶された前記第3のRFIDタグの識別情報を読み取り、該読み取られた第3のRFIDタグの識別情報に基づいて、前記第3のRFIDタグから当該第3のRFIDタグが付された第2の梱包に収められている第1の梱包に付された第2のRFIDタグの識別情報を読み取るように制御する情報読取制御手段を備える。
また、発明に係る情報読取装置は、商品に付される第1のRFIDタグおよび前記商品を収める梱包に付される第2のRFIDタグに記憶された情報を読み取る情報読取装置であって、前記第1のRFIDタグに記憶された前記第2のRFIDタグの識別情報を読み取り、該読み取られた前記第2のRFIDタグの識別情報に基づいて、前記第2のRFIDタグから当該第2のRFIDタグが付された梱包とは異なる梱包に付された他の第2のRFIDタグの識別情報を読み取るように制御する情報読取制御手段を備える。
また、発明に係る情報読取システムは、商品に付される第1のRFIDタグおよび前記商品を収める梱包に付される第2のRFIDタグと、前記第1のRFIDタグおよび前記第2のRFIDタグに記憶された情報を読み取る情報読取装置とを備えた情報読取システムであって、前記第1のRFIDタグは、当該第1のRFIDタグが付された商品が収められた梱包に付される第2のRFIDタグの識別情報を記憶する記憶手段を備え、前記情報読取装置は、前記第1のRFIDタグから前記記憶手段に記憶された前記第2のRFIDタグの識別情報を読み取り、該読み取られた第2のRFIDタグの識別情報に基づいて、前記第2のRFIDタグから当該第2のRFIDタグが付された梱包に収められている商品に付された第1のRFIDタグの識別情報を読み取るように制御する情報読取制御手段を備える。
また、発明に係るRFIDタグは、情報読取装置に読み取られ、商品に付されるRFIDタグであって、前記商品を収める梱包に付される他のRFIDタグの識別情報を記憶する記憶手段と、記記憶手段によって記憶された前記他のRFIDタグの識別情報を前記情報読取装置に対して送信する送信制御手段と、を備え、前記情報読取装置は、前記送信制御手段によって送信された他のRFIDタグの識別情報に基づいて、前記他のRFIDタグから当該他のRFIDタグが付された梱包に収められている商品に付された前記RFIDタグの識別情報を読み取る。
本発明によれば、第1のRFIDタグ(子タグ)に記憶された第2のRFIDタグ(親タグ)の識別情報を読み取り、該読み取られた第2のRFIDタグ(親タグ)の識別情報に基づいて、当該第2のRFIDタグ(親タグ)から第1のRFIDタグ(子タグ)の属する群に属するRFIDタグ(子タグ群)の識別情報を読み取るように制御することとしたので、物品に付されるRFIDタグ(子タグ)および該物品の群に付される群付RFIDタグ(親タグ)が混在する場合でも、群付RFIDタグ(親タグ)を自動的に認識することが可能な情報読取装置が得られるという効果を奏する。さらに、これに関連して、「親タグ」を速やかに認識することにより、タグ数が多くなった場合でも、アンチコリジョンによる検知方式のように検品処理(例えば、数量や品質などに係る検品処理)の遅延或いは読み落としを生ずることなく、検品処理を効率良くおこなうことができる。
また、本発明によれば、第1のRFIDタグ(孫タグ)に記憶された第3のRFIDタグ(親タグ)の識別情報を読み取り、該読み取られた第3のRFIDタグ(親タグ)の識別情報に基づいて、当該第3のRFIDタグ(親タグ)から第2のRFIDタグの属する群に属するRFIDタグ(子タグ群)の識別情報を読み取るように制御することとしたので、「子タグ」に比べ絶対数が多い「孫タグ」から「親タグ」の識別情報を読み取ることにより、「親タグ」をより迅速に識別することができ、検品処理をより効率良くおこなうことが可能な情報読取装置が得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、第1のRFIDタグ(子タグ)から読み取られた第2のRFIDタグ(親タグ)の識別情報に基づいて、当該第2のRFIDタグ(親タグ)から第2のRFIDタグの属する群に属するRFIDタグ(親タグ群)の識別情報を読み取るように制御することとしたので、読み取るべき対象となる「親タグ」群の識別情報を当該「親タグ」および他の「親タグ」から読み取ることができ、他の「親タグ」および該「親タグ」に属する「子タグ」に記憶された情報を読み落とすことを防止することが可能な情報読取装置が得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、当該第1のRFIDタグ(子タグ)の属する群に属する第2のRFIDタグ(親タグ)の識別情報を記憶し、第1のRFIDタグ(子タグ)から第2のRFIDタグ(親タグ)の識別情報を読み取り、該読み取られた第2のRFIDタグ(親タグ)の識別情報に基づいて、当該第2のRFIDタグ(親タグ)から第1のRFIDタグの属する群に属するRFIDタグ(子タグ群)の識別情報を読み取るように制御することとしたので、物品に付されるRFIDタグ(子タグ)および該物品の群に付される群付RFIDタグ(親タグ)が混在する場合でも、群付RFIDタグ(親タグ)を自動的に認識することが可能な情報読取システムが得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、当該RFIDタグ(子タグ)の属する群に属する群付RFIDタグ(親タグ)の識別情報を記憶し、群付RFIDタグ(親タグ)の識別情報を送信するように制御することとしたので、情報読取装置に群付RFIDタグ(親タグ)を速やかに識別させることが可能なRFIDタグが得られるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る情報読取装置、情報読取システムおよびRFIDタグの好適な実施例について説明する。なお、ここでは、商品の入出荷時に、「商品」や、商品を収納した「箱」、商品を収納した箱を積載した「パレット」などに取り付けられたRFIDタグのデータを全て読み取ることができたか否かを確認する検品処理をおこなう実施例について説明する。
また、ここでは、本実施例で用いる用語の概念を最初に説明してから、本発明に係る情報読取装置の概要および特徴を説明し、その後、本実施例1〜3の情報読取装置を説明し、最後に、他の実施例として種々の変形例(実施例4)を説明することとする。
(本実施例で用いる用語の概念)
以下に、本実施例で用いる用語の概念を簡単に説明する。本実施例で用いる「子タグ」とは、検品対象となる「物品」に付されるRFIDタグを指し、「親タグ」とは、「子タグ」の群(グループ)に付される(群付)RFIDタグを指す。なお、「群付RFIDタグ」では、この検品対象となる「物品」の総数を特定するために、各物品に付されたRFIDタグ(子タグ)の識別子と当該物品が所属する群の情報(例えば、商品3の梱包状態)を記憶している。
(概要および特徴)
まず最初に、本発明に係る情報読取装置の概要および特徴を説明する。図1は、本実施例1に係る情報読取システムの構成を示すシステム構成図である。同図に示すように、この情報読取システム1は、商品3や商品3を収納した箱5を搬送するコンベヤ(搬送装置)9と、商品3に付されるRFIDタグ30−1〜30−N(以下、適宜これらをRFIDタグ(子タグ)30と言う。)と、RFIDタグ(子タグ)30を収納した箱5に付される群付RFIDタグ(親タグ)50と、RFIDタグ30および群付RFIDタグ50に記憶された情報を読み取るリーダ・ライタ20と、このリーダ・ライタ20を制御する情報読取装置10とを備える。
ここで、本発明に係る情報読取装置10は、RFIDタグ(子タグ)30に記憶された群付RFIDタグ(親タグ)50の識別情報を読み取り、該読み取られた群付RFIDタグ(親タグ)50の識別情報に基づいて、当該群付RFIDタグ(親タグ)50からRFIDタグの属する群に属するRFIDタグ(子タグ群)の識別情報を読み取るように制御する「情報読取処理」に主たる特徴があり、かかる「情報読取処理」によって、商品に付されるRFIDタグ(子タグ)および該商品の群に付される群付RFIDタグ(親タグ)が混在する場合でも、群付RFIDタグ(親タグ)を自動的に認識することができるようにしている。
この主たる特徴を具体的に説明すると、本発明に係る情報読取システム1では、商品3に付されるRFIDタグ(子タグ)30に、この商品3が収納された箱5に付される群付RFIDタグ(親タグ)50の識別情報を記憶させる。このように、「親タグ」に比べ絶対数が多い「子タグ」に「親タグ」の識別情報を記憶させることで、情報読取装置10側で「親タグ」を速やかに認識させることができるようにしている。
また、情報読取装置10では、RFIDタグ(子タグ)30に記憶された群付RFIDタグ(親タグ)50の識別情報を読み取り、該読み取られた群付RFIDタグ(親タグ)50の識別情報を指定して、当該群付RFIDタグ(親タグ)50からRFIDタグ(子タグ)群の識別情報を読み取るように制御する。このため、「親タグ」および「子タグ」が混在したタグ群の中から「親タグ」の情報(すなわち、商品3に付された「子タグ」群の識別情報)を迅速に読み取ることができる。
したがって、上記した従来技術(図2参照)のように、作業者に「群付RFIDタグ」(親タグ)を恣意的に読み取らせることなく、「親タグ」および「子タグ」が混在したタグ群の中から「親タグ」の情報(すなわち、「子タグ」群の識別情報)を読み取ることができ、商品に付されるRFIDタグ(子タグ)および該商品の群に付される群付RFIDタグ(親タグ)が混在する場合でも、群付RFIDタグ(親タグ)を自動的に認識することが可能になる。さらに、これに関連して、「親タグ」を速やかに認識することにより、タグ数が多くなった場合でも、アンチコリジョンによる検知方式のように検品処理(例えば、数量や品質などに係る検品処理)の遅延或いは読み落としを生ずることなく、検品処理を効率良くおこなうことができる。
次に、本実施例1では、RFIDタグ(子タグ)30に記憶された群付RFIDタグ(親タグ)50の識別情報を読み取り、該読み取られた群付RFIDタグ(親タグ)50の識別情報に基づいて、当該群付RFIDタグ(親タグ)50からRFIDタグ(子タグ)群の識別情報を読み取るように制御する情報読取装置10について説明する。
図3は、本実施例1に係る情報読取装置およびRFIDタグの構成を示すブロック図である。同図に示すように、情報読取システム1は、情報読取装置10と、RFIDタグに対してデータの読み込みや書き込みをおこなうリーダ・ライタ20と、RFIDタグ(子タグ)30およびRFIDタグ(親タグ)50とを備える。
このうち、RFIDタグ30および50は、種々のデータを記憶するICチップであり、情報読取装置10に配設されるリーダ・ライタ20との間で電波を用いてデータ通信をおこなう通信部31および51と、タグ記憶情報を記憶(格納)する記憶部32および52と、各種データの授受を制御する制御部33および53とを備える。なお、RFIDタグ(子タグ)30およびRFIDタグ(親タグ)50では、記憶部32および記憶部52で記憶されるタグ記憶情報34およびタグ記憶情報54が相違する。
すなわち、RFIDタグ(親タグ)50では、タグ記憶情報54として、タグID54a、子タグ群の識別情報54bなどの情報を記憶している。具体的には、図4に示すように、当該親タグのタグID「××11001」と、荷姿レベル「2」と、子タグ群の識別情報、すなわち子タグ数「5個」および子タグ群の識別子「××10001」〜「××10005」とを記憶している。なお、ここで、「タグID」とは、RFIDタグを一意に識別するIDであり、また、「荷姿レベル」とは、商品3の梱包状態を指し、例えば、商品3自体を示す荷姿レベル「1」、商品3が収納された箱5を示す荷姿レベル「2」を有する。
また、RFIDタグ(子タグ)30では、タグ記憶情報34として、タグID34a、親タグID34bおよび一般データ34cなどの情報を記憶している。例えば、図5に示すように、RFIDタグ30−1では、当該子タグのタグID34a「××10001」と、箱5に付された親タグのタグID「××11001」と、一般データ、たとえば商品3に係る属性情報(例えば、商品名や製造年月日などの情報)とを記憶している。
情報読取装置10は、商品3に付されたRFIDタグ(子タグ)30および該RFIDタグ(子タグ)30の群に付された群付RFIDタグ(親タグ)50に記憶された情報を読み取るように制御するものであり、入力部11と、出力部12と、物品管理DB13と、制御部14とを備える。
このうち、入力部11は、各種の情報を入力するキーボード、マウスおよびトラックボールなどの指示入力手段であり、例えば、コンベア9で搬送する商品3の「荷姿レベル」の入力を受け付けたり、検品処理部14cで検品が正常におこなわれなかった場合などに「再検品」の指示入力を受け付けたりする。
出力部12は、各種の情報を出力するモニタなどの出力表示手段であり、例えば、検品処理部14cにおける検品結果を出力したりする。また、物品管理DB13は、商品3を管理するための情報を記憶するデータベースであり、例えば、検品処理部14cによって検品された商品3の入出荷に係る検品状況を記憶している。
制御部14は、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、情報読取制御部14aと、RFIDタグ数検出部14bと、検品処理部14cとを備える。
このうち、情報読取制御部14aは、リーダ・ライタ20を介してRFIDタグから情報を読み取るように制御する処理部である。具体的には、RFIDタグ(子タグ)30に記憶された群付RFIDタグ(親タグ)50の識別情報を読み取り、該読み取られた群付RFIDタグ(親タグ)50の識別情報に基づいて、当該群付RFIDタグ(親タグ)50からRFIDタグ(子タグ)群の識別情報を読み取るように制御する。なお、本実施例1では、一度の通信で一つのRFIDタグの情報を読み取る場合の実施例について説明することとするが、本発明はこれに限定されるものではなく、一度の通信で複数のRFIDタグ(例えば、タグIDが奇数番号または偶数番号のタグ)の情報を読み取る場合でも同様に適用することできる。
これを具体的に説明すると、情報読取制御部14aは、コンベヤ9によって箱5がリーダ・ライタ20の読取範囲内に搬送されたと検知した場合に、任意のRFIDタグの識別情報のフィールドを読み取るようにリーダ・ライタ20を制御する。そして、情報読取制御部14aは、予め「親タグ」と指定された荷姿レベル「2」(群付タグflg)をもとに、当該RFIDタグが「子タグ」であるか否かを判定する。
このとき、情報読取制御部14aは、識別情報を読み取ったRFIDタグが「子タグ」である場合、すなわち荷姿レベルのフィールドが無い場合(荷姿レベルが「1」である場合)には、RFIDタグ(子タグ)30に記憶された群付RFIDタグ(親タグ)50の識別情報「××11001」をリーダ・ライタ20を介して読み取る。
続いて、情報読取制御部14aは、RFIDタグ(親タグ)50の識別子を指定して、当該RFIDタグ(親タグ)50からRFIDタグ(子タグ)群の識別情報(すなわち、子タグ数「5個」および子タグ群の識別子「××10001」〜「××10005」を読み取るように制御する。
その後、情報読取制御部14aは、RFIDタグ(子タグ)30の識別子、たとえばRFIDタグ30−1を指定して、当該RFIDタグ30−1に記憶されたタグ記憶情報34を読み取る。なお、この「子タグ」に記憶されたタグ記憶情報34の読取処理は、「子タグ」群の識別子「××10001」〜「××10005」の全てについて読み取りが終了するまで繰り返しておこなわれることとなる。
RFIDタグ数検出部14bは、情報読取制御部14aによる読取指示によりリーダ・ライタ20がタグ記憶情報を読み取ることのできたRFID30の数を検出する処理部であり、具体的には、RFIDタグ(子タグ)30に記憶されたタグ記憶情報34を読み取る度にカウンタをインクリメントしてゆく。
検品処理部14cは、商品3の検品をおこなう処理部であり、例えば、RFIDタグ(親タグ)50から取得した子タグ数「5個」と、RFIDタグ数検出部14bによって検出されたRFIDタグの総数とを比較して、両者が一致したか否かの比較結果を出力部12に出力する。
RFIDタグ数が一致した場合には、箱5に収納された商品3全てのタグ記憶情報34を読み取ることができたということが判明する。この場合には、数量検品が正常に終了した旨を出力部12に出力する。
ところが、RFIDタグ数が一致しなかった場合には、箱5に収納された商品3のうち、タグ記憶情報34を読み取ることができなかったものがあると判明する。この場合、エラーメッセージを出力部12に出力するなどして、RFIDタグ30の再検品をおこなうように作業者に促すことができる。
次に、本実施例1に係る情報読取装置10の各種処理の手順を説明する。図6は、本実施例1に係る情報読取処理の手順を示すフローチャートである。同図に示すように、コンベヤ9によって箱5がリーダ・ライタ20の読取範囲内に搬送されたと検知した場合(ステップS601肯定)に、情報読取制御部14aは、任意のRFIDタグの識別情報のフィールドを読み取るようにリーダ・ライタ20を制御する(ステップS602)。
そして、情報読取制御部14aは、予め「親タグ」と指定された荷姿レベル「2」(群付タグflg)をもとに、当該RFIDタグが「子タグ」であるか否かを判定する(ステップS603)。
このとき、識別情報を読み取ったRFIDタグが「子タグ」である場合(ステップS603肯定)、すなわち荷姿レベルのフィールドが無い場合(荷姿レベルが「1」である場合)には、情報読取制御部14aは、RFIDタグ(子タグ)30に記憶された群付RFIDタグ(親タグ)50の識別情報「××11001」をリーダ・ライタ20を介して読み取る(ステップS604)。
続いて、情報読取制御部14aは、RFIDタグ(親タグ)50の識別子を指定して、当該RFIDタグ(親タグ)50からRFIDタグ(子タグ)群の識別情報(すなわち、子タグ数「5個」および子タグ群の識別子「××10001」〜「××10005」を読み取るように制御する(ステップS605)。
その後、情報読取制御部14aは、RFIDタグ(子タグ)30の識別子、たとえばRFIDタグ30−1を指定して、当該RFIDタグ30−1に記憶されたタグ記憶情報34を読み取り(ステップS606)、RFIDタグ数検出部14bでは、RFIDタグ(子タグ)30に記憶されたタグ記憶情報34を読み取る度にカウンタをインクリメントしてゆく(ステップS607)。
この「子タグ」に記憶されたタグ記憶情報34の読取処理は、「子タグ」群の識別子「××10001」〜「××10005」の全てについて読み取りが終了する(ステップS608肯定)まで繰り返しておこなわれることとなる。
ここで、「子タグ」群の識別子「××10001」〜「××10005」の全てについてタグ記憶情報34の読み取りが終了したならば(ステップS608肯定)、検品処理部14cは、RFIDタグ(親タグ)50から取得した子タグ数「5個」と、RFIDタグ数検出部14bによって検出されたRFIDタグの総数とを比較して、両者が一致したか否かを判定する(ステップS609)。
そして、RFIDタグ数が一致した場合(ステップS609肯定)には、数量検品が正常に終了した旨を出力部12に出力し(ステップS610)、一方、RFIDタグ数が一致しなかった場合(ステップS609否定)には、エラーメッセージを出力部12に出力して(ステップS611)、処理を終了する。
上述してきたように、本実施例1に係る情報読取装置10によれば、「親タグ」および「子タグ」が混在したタグ群の中から「親タグ」の情報(すなわち、「子タグ」群の識別情報)を速やかに読み取ることができ、商品に付されるRFIDタグ(子タグ)および該商品の群に付される群付RFIDタグ(親タグ)が混在する場合でも、群付RFIDタグ(親タグ)を自動的に認識することが可能になる。
さらに、これに関連して、「親タグ」を速やかに認識することにより、タグ数が多くなった場合でも、アンチコリジョンによる検知方式のように検品処理(例えば、数量や品質などに係る検品処理)の遅延或いは読み落としを生ずることなく、検品処理を効率良くおこなうことができる。
次に、本実施例2に係る情報読取装置について説明する。図7は、本実施例2に係る情報読取システムの構成を示すシステム構成図である。実施例1では、検品対象を一つの箱5とする実施例について説明したが、本実施例2では、図7に示すように、検品対象を複数の箱5の群とした場合の実施例について説明する。
ここで、本実施例2に係る情報読取装置10は、RFIDタグ(子タグ)30から読み取られたRFIDタグ(親タグ)50の識別情報に基づいて、当該RFIDタグ(親タグ)50からRFIDタグ(親タグ)群の識別情報を読み取るように制御する点に特徴がある。
このように、読み取るべき対象となる「親タグ」群の識別情報を当該「親タグ」および他の「親タグ」から読み取ることができるように情報読取装置10を構成することにより、他の「親タグ」および該「親タグ」に属する「子タグ」に記憶された情報を読み落とすことを防止することが可能になる。
なお、以下では、実施例1と相違する点についてのみ説明し、実施例1と同様の部分の説明は省略することとする。本実施例2では、実施例1と比較して、「親タグ」、「子タグ」で記憶されるタグ記憶情報54および34がそれぞれ相違する。
すなわち、RFIDタグ(親タグ)50では、タグ記憶情報54として、タグID54a、他の親タグID54c、子タグ群の識別情報54bなどの情報を記憶している。例えば、RFIDタグ50−1では、図8に示すように、当該親タグのタグID「××11001」と、他の親タグ群のタグID、すなわち親タグ50−2のタグID「××11002」および親タグ50−3のタグID「××11003」と、荷姿レベル「2」と、子タグ群の識別情報、すなわち子タグ数「5個」および子タグ群の識別子「××10001」〜「××10005」とを記憶している。
同様に、RFIDタグ50−2では、図8に示すように、当該親タグのタグID「××11002」と、他の親タグ群のタグID、すなわち親タグ50−1のタグID「××11001」および親タグ50−3のタグID「××11003」と、荷姿レベル「2」と、子タグ群の識別情報、すなわち子タグ数「5個」および子タグ群の識別子「××10006」〜「××10010」とを記憶している。
また、RFIDタグ(子タグ)30では、タグ記憶情報34として、タグID34a、親タグID34bおよび一般データ34cなどの情報を記憶している。例えば、図9に示すように、RFIDタグ30−1では、当該子タグのタグID34a「××10001」と、箱5に付された親タグのタグID「××11001」と、一般データ、たとえば商品3に係る属性情報(例えば、商品名や製造年月日などの情報)とを記憶している。
同様に、RFIDタグ40−1では、当該子タグのタグID44a「××10006」と、箱5に付された親タグのタグID「××11002」と、一般データ、たとえば商品3に係る属性情報(例えば、商品名や製造年月日などの情報)とを記憶している。
次に、本実施例2に係る情報読取装置の各種処理の手順について説明する。図10は、本実施例2に係る情報読取処理の手順を示すフローチャートである。同図に示すように、コンベヤ9によって箱5がリーダ・ライタ20の読取範囲内に搬送されたと検知した場合(ステップS1001肯定)に、情報読取制御部14aは、任意のRFIDタグの識別情報のフィールドを読み取るようにリーダ・ライタ20を制御する(ステップS1002)。
そして、情報読取制御部14aは、予め「親タグ」と指定された荷姿レベル「2」(群付タグflg)をもとに、当該RFIDタグが「子タグ」であるか否かを判定する(ステップS1003)。
このとき、識別情報を読み取ったRFIDタグが「子タグ」(例えば、RFIDタグ30−1とする。)である場合(ステップS1003肯定)には、情報読取制御部14aは、RFIDタグ(子タグ)30−1に記憶された群付RFIDタグ(親タグ)50−1の識別情報「××11001」をリーダ・ライタ20を介して読み取る(ステップS1004)。
そして、情報読取制御部14aは、RFIDタグ(親タグ)50−1の識別子「××11001」を指定して、当該RFIDタグ(親タグ)50−1から他の「親タグ」群の識別情報、すなわち「××11002」および「××11003」を読み取るように制御する(ステップS1005)。
続いて、情報読取制御部14aは、当該RFID(親タグ)50−1に属する「子タグ」群の識別情報(すなわち、子タグ数「5個」および子タグ群の識別子「××10001」〜「××10005」を読み取るように制御する(ステップS1006)。
その後、情報読取制御部14aは、RFIDタグ(子タグ)30の識別子、たとえばRFIDタグ30−1を指定して、当該RFIDタグ30−1に記憶されたタグ記憶情報34を読み取り(ステップS1007)、RFIDタグ数検出部14bでは、RFIDタグ(子タグ)30に記憶されたタグ記憶情報34を読み取る度にカウンタをインクリメントしてゆく(ステップS1008)。
この「子タグ」に記憶されたタグ記憶情報34の読取処理は、「子タグ」群の識別子「××10001」〜「××10005」の全てについて読み取りが終了する(ステップS1009肯定)まで繰り返しておこなわれることとなる。
ここで、「子タグ」群の識別子「××10001」〜「××10005」の全てについてタグ記憶情報34の読み取りが終了したならば(ステップS1009肯定)、他の「親タグ」50−2および50−3に属する「子タグ」の読取処理が終了するまで(ステップS1010肯定)、上記のステップS1006〜S1009の処理を繰り返しておこなう。
そして、全ての「親タグ」50−1、50−2および50−3に属する「子タグ」の読取処理が終了したならば(ステップS1010肯定)、検品処理部14cは、RFIDタグ(親タグ)50−1、50−2および50−3から取得した子タグ数「15個」と、RFIDタグ数検出部14bによって検出されたRFIDタグの総数とを比較して、両者が一致したか否かを判定する(ステップS1011)。
そして、RFIDタグ数が一致した場合(ステップS1011肯定)には、数量検品が正常に終了した旨を出力部12に出力し(ステップS1012)、一方、RFIDタグ数が一致しなかった場合(ステップS1011否定)には、エラーメッセージを出力部12に出力して(ステップS1013)、処理を終了する。
上述してきたように、本実施例2に係る情報読取装置10によれば、読み取るべき対象となる「親タグ」群の識別情報を当該「親タグ」および他の「親タグ」から読み取ることができるように情報読取装置10を構成することで、他の「親タグ」および該「親タグ」に属する「子タグ」に記憶された情報を読み落とすことを防止することが可能になる。
次に、本実施例3に係る情報読取装置について説明する。図11は、本実施例3に係る情報読取システムの構成を示すシステム構成図である。実施例1では、「商品」に付される「子タグ」、商品を収納した「箱」に付される「親タグ」の2世代で情報読取システム1が構成された実施例を説明したが、本実施例3では、図11に示すように、商品3に付される「孫タグ」300、商品3を収納した箱5に付される「子タグ」500、さらに、商品3を収納した箱5を積載したパレット7に付される「親タグ」700の3世代で情報読取システム1を構成した場合の実施例について説明する。なお、実施例1では、商品3の数量を検品することを目的とした実施例について説明したが、本実施例3では、箱5の数量を検品することを目的とする実施例について説明する。
ここで、本実施例3に係る情報読取装置10は、RFIDタグ(孫タグ)300に記憶されたRFIDタグ(親タグ)700の識別情報を読み取り、該読み取られたRFIDタグ(親タグ)700の識別情報に基づいて、当該RFIDタグ(親タグ)700からRFIDタグ(子タグ)群の識別情報を読み取るように制御する点に特徴がある。
このように、「子タグ」から「親タグ」の識別情報を読み取るだけでなく、さらに「子タグ」に比べ絶対数が多い「孫タグ」から「親タグ」の識別情報を読み取ることにより、「親タグ」をより迅速に識別することができ、検品処理をより効率良くおこなうことが可能になる。
なお、以下では、実施例1と相違する点についてのみ説明し、実施例1と同様の部分の説明は省略することとする。本実施例3では、実施例1と比較して、「親タグ」、「子タグ」および「孫タグ」で記憶されるタグ記憶情報740、540および340がそれぞれ相違する。
すなわち、RFIDタグ(親タグ)700では、タグ記憶情報740として、タグID740a、子タグ群の識別情報740bなどの情報を記憶している。具体的には、図12に示すように、当該親タグのタグID「××15001」と、荷姿レベル「3」と、子タグ群の識別情報、すなわち子タグ数「10個」および子タグ群の識別子「××11001」〜「××11010」とを記憶している。なお、ここで、「荷姿レベル」とは、商品3の梱包状態を指し、例えば、商品3自体を示す荷姿レベル「1」、商品3が収納された箱5を示す荷姿レベル「2」、さらに商品3を収納した箱5を積載したパレット7を示す荷姿レベル「3」を有する。
RFIDタグ(子タグ)500では、タグ記憶情報540として、タグID540a、親タグID540bおよび孫タグ群の識別情報540cなどの情報を記憶している。具体的には、図13に示すように、当該子タグのタグID「××11001」と、パレット7に付された親タグのタグID「××15001」と、当該子タグの荷姿レベル「2」と、孫タグ群の識別情報、すなわち子タグ数「5個」および孫タグ群の識別子「××10001」〜「××10005」とを記憶している。
RFIDタグ(孫タグ)300では、タグ記憶情報340として、タグID340a、子タグID340b、親タグID340cおよび一般データ34dなどの情報を記憶している。例えば、図14に示すように、RFIDタグ300−1では、当該孫タグのタグID340a「××10001」と、箱5に付された子タグのタグID「××11001」と、パレット7に付された親タグのタグID「××15001」と、一般データ、たとえば商品3に係る属性情報(例えば、商品名や製造年月日などの情報)とを記憶している。
次に、本実施例3に係る情報読取装置の各種処理の手順を説明する。図15は、本実施例3に係る情報読取処理の手順を示すフローチャートである。同図に示すように、パレット7がリーダ・ライタ20の読取範囲内に搬送されたと検知した場合(ステップS1501肯定)に、情報読取制御部14aは、任意のRFIDタグの識別情報のフィールドを読み取るようにリーダ・ライタ20を制御する(ステップS1502)。
ここで、識別情報を読み取ったRFIDタグが「孫タグ」である場合(ステップS1503肯定)、すなわち荷姿レベルのフィールドが無い場合(荷姿レベルが「1」である場合)には、情報読取制御部14aは、RFIDタグ(孫タグ)300に記憶された荷姿レベル「3」である親タグ700の識別情報「××15001」をリーダ・ライタ20を介して読み取る(ステップS1504)。
また、識別情報を読み取ったRFIDタグが「子タグ」である場合(ステップS1503否定かつステップS1505肯定)、すなわち荷姿レベルが「2」である場合には、情報読取制御部14aは、RFIDタグ(子タグ)500に記憶された荷姿レベル「3」である親タグ700の識別情報「××15001」をリーダ・ライタ20を介して読み取る(ステップS1506)。
続いて、情報読取制御部14aは、RFIDタグ(親タグ)700の識別子を指定して、当該RFIDタグ(親タグ)700からRFIDタグ(子タグ)群の識別情報(すなわち、子タグ数「10個」および子タグ群の識別子「××11001」〜「××11010」を読み取るように制御する(ステップS1507)。
その後、情報読取制御部14aは、RFIDタグ(子タグ)500の識別子、たとえばRFIDタグ500−1を指定して、当該RFIDタグ500−1に記憶されたタグ記憶情報540を読み取り(ステップS1508)、RFIDタグ数検出部14bでは、RFIDタグ(子タグ)500に記憶されたタグ記憶情報540を読み取る度にカウンタをインクリメントしてゆく(ステップS1509)。
この「子タグ」に記憶されたタグ記憶情報540の読取処理は、「子タグ」群の識別子「××11001」〜「××11010」の全てについて読み取りが終了する(ステップS1510肯定)まで繰り返しておこなわれることとなる。
ここで、「子タグ」群の識別子「××11001」〜「××11010」の全てについてタグ記憶情報540の読み取りが終了したならば(ステップS1510肯定)、検品処理部14cは、RFIDタグ(親タグ)700から取得した子タグ数「10個」と、RFIDタグ数検出部14bによって検出されたRFIDタグの総数とを比較して、両者が一致したか否かを判定する(ステップS1511)。
そして、RFIDタグ数が一致した場合(ステップS1511肯定)には、子タグ(箱5)の数量検品が正常に終了した旨を出力部12に出力し(ステップS1512)、一方、RFIDタグ数が一致しなかった場合(ステップS1511否定)には、エラーメッセージを出力部12に出力して(ステップS1513)、処理を終了する。
上述してきたように、本実施例3に係る情報読取装置10によれば、「子タグ」に比べ絶対数が多い「孫タグ」から「親タグ」の識別情報を読み取ることにより、「親タグ」をより迅速に識別することができ、検品処理をより効率良くおこなうことが可能になる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例1〜3以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。
例えば、本実施例1、2および3では、リーダ・ライタ20からのタグ記憶情報読取要求に応答してタグ記憶情報を返信するパッシブ型のRFIDタグを用いた実施例について説明したが、RFIDタグが自発的にタグ記憶情報を送信するアクティブ型のRFIDタグを用いた場合でも本発明に同様に適用することができる。
なお、本実施例1、2および3では、本発明を実行する機能部である情報読取制御部14aを情報読取装置10が有する例の実施例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、リーダ・ライタ20や上位のサーバ装置などが情報読取制御部14aの機能を有するように構成しても良い。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
以上のように、本発明に係る情報読取装置、情報読取システムおよびRFIDタグは、物品に取り付けられたRFIDタグのデータをすべて読み込むことができたか否かを確実に確認することが必要な情報読取システムに有用である。
本実施例1に係る情報読取システムの構成を示すシステム構成図である。 本発明に係る情報読取装置の概要および特徴を説明するための概念図である。 本実施例1に係る情報読取装置およびRFIDタグの構成を示す機能ブロック図である。 親タグに記憶される情報の構成例を示す図である。 子タグに記憶される情報の構成例を示す図である。 本実施例1に係る情報読取処理の手順を示すフローチャートである。 本実施例2に係る情報読取システムの構成を示すシステム構成図である。 親タグに記憶される情報の構成例を示す図である。 子タグに記憶される情報の構成例を示す図である。 本実施例2に係る情報読取処理の手順を示すフローチャートである。 本実施例3に係る情報読取システムの構成を示すシステム構成図である。 親タグに記憶される情報の構成例を示す図である。 子タグに記憶される情報の構成例を示す図である。 孫タグに記憶される情報の構成例を示す図である。 本実施例3に係る情報読取処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 情報読取システム
3,4 商品
5 箱
7 パレット
9 コンベヤ
10 情報読取装置
11 入力部
12 出力部
13 物品管理DB
14 制御部
14a 情報読取制御部
14b RFIDタグ数検出部
14c 検品処理部
20 リーダ・ライタ
30,40,50,300,500,700 RFIDタグ

Claims (5)

  1. 商品に付される第1のRFIDタグおよび前記商品を収める梱包に付される第2のRFIDタグに記憶された情報を読み取る情報読取装置であって、
    前記第1のRFIDタグに記憶された前記第2のRFIDタグの識別情報を読み取り、該読み取られた第2のRFIDタグの識別情報に基づいて、前記第2のRFIDタグから当該第2のRFIDタグが付された梱包に収められている商品に付された第1のRFIDタグの識別情報を読み取るように制御する情報読取制御手段を備えたことを特徴とする情報読取装置。
  2. 商品に付される第1のRFIDタグ、前記商品を収める第1の梱包に付される第2のRFIDタグおよび前記商品を収めた第1の梱包をさらに収める第2の梱包に付される第3のRFIDタグに記憶された情報を読み取る情報読取装置であって、
    前記第1のRFIDタグに記憶された前記第3のRFIDタグの識別情報を読み取り、該読み取られた第3のRFIDタグの識別情報に基づいて、前記第3のRFIDタグから当該第3のRFIDタグが付された第2の梱包に収められている第1の梱包に付された第2のRFIDタグの識別情報を読み取るように制御する情報読取制御手段を備えたことを特徴とする情報読取装置。
  3. 商品に付される第1のRFIDタグおよび前記商品を収める梱包に付される第2のRFIDタグに記憶された情報を読み取る情報読取装置であって、
    前記第1のRFIDタグに記憶された前記第2のRFIDタグの識別情報を読み取り、該読み取られた前記第2のRFIDタグの識別情報に基づいて、前記第2のRFIDタグから当該第2のRFIDタグが付された梱包とは異なる梱包に付された他の第2のRFIDタグの識別情報を読み取るように制御する情報読取制御手段を備えたことを特徴とする情報読取装置。
  4. 商品に付される第1のRFIDタグおよび前記商品を収める梱包に付される第2のRFIDタグと、前記第1のRFIDタグおよび前記第2のRFIDタグに記憶された情報を読み取る情報読取装置とを備えた情報読取システムであって、
    前記第1のRFIDタグは、
    当該第1のRFIDタグが付された商品が収められた梱包に付される第2のRFIDタグの識別情報を記憶する記憶手段を備え、
    前記情報読取装置は、
    前記第1のRFIDタグから前記記憶手段に記憶された前記第2のRFIDタグの識別情報を読み取り、該読み取られた第2のRFIDタグの識別情報に基づいて、前記第2のRFIDタグから当該第2のRFIDタグが付された梱包に収められている商品に付された第1のRFIDタグの識別情報を読み取るように制御する情報読取制御手段を備えた
    ことを特徴とする情報読取システム。
  5. 情報読取装置に読み取られ、商品に付されるRFIDタグであって、
    前記商品を収める梱包に付される他のRFIDタグの識別情報を記憶する記憶手段と、
    記記憶手段によって記憶された前記他のRFIDタグの識別情報を前記情報読取装置に対して送信する送信制御手段と
    を備え、
    前記情報読取装置は、前記送信制御手段によって送信された他のRFIDタグの識別情報に基づいて、前記他のRFIDタグから当該他のRFIDタグが付された梱包に収められている商品に付された前記RFIDタグの識別情報を読み取ることを特徴とするRFIDタグ。
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