JP2009211844A - 照明装置および照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】安価な構成で、かつ確実に設定変更が可能となる使い勝手の良い照明装置および照明器具を提供する。
【解決手段】周囲の明るさを検出する光検出部18と、前記検出に応じて照明負荷部2の点灯状態を制御する制御回路部13とを備えた照明装置1において、前記光検出部18は、外部から変調された可視光信号を受光し電気信号に変換する光検出素子と、前記電気信号を復調することによって受信する復調部とから構成される。光検出素子は500〜600nm内のいずれかに相対感度のピークを持つ分光感度特性であり、可視光信号は500〜600nm内のいずれかに発光波長のピークを持つ信号である。
【選択図】図1

Description

本発明は、可視光のワイヤレス信号に基づいて制御する照明装置およびこれを用いた照明器具に関するものである。
従来から、図9に示すように、壁スイッチSWを介して電源ACが供給される器具本体Aと、器具本体Aにワイヤレス信号で点灯信号を送出して器具本体Aの点灯状態を切り替えるリモコン送信器Bとから構成される照明器具があった。通常、壁スイッチSWはオンされ、器具本体Aに電源ACが供給されており、器具本体Aはリモコン送信器Bの点灯信号を受信待ちしている。
ここで、例えば使用者がリモコン送信器Bの操作ボタン43を操作すると、リモコン送信器Bから器具本体Aへ点灯信号が赤外線からなるワイヤレス信号で送信され、この点灯信号を器具本体Aが受信すると、器具本体Aは照明負荷部の点灯状態を例えば点灯(高輝度点灯状態)→調光(低輝度点灯状態)→豆球→消灯→点灯…というように順次切り替えていた。
このような器具本体Aが図10に示すように複数近接してそれぞれ取付けされた場合、リモコン送信器Bから送出される点灯信号が、点線で示すように誤って近接する器具本体A’にも送信されると、それぞれの照明負荷部の点灯状態が切り替わってしまう。つまり、点灯する必要のない照明器具までが点灯するなど、複数の照明器具が近接して取付けされている場合、不具合が生じる問題があった。
この問題を解決するため、特許文献1(特開平2−158092号公報)に開示されているように、リモコン送信器はアドレスを指定するアドレス指定部を備え、点灯信号とともにアドレス信号を送信し、器具本体には、自己のアドレスを設定するアドレス設定部を備え、送信されたアドレス信号と一致したときのみ点灯信号に基づいて点灯状態を切り替えるものが提案されている。つまり、それぞれの器具本体に別々のアドレスが設定されていれば、上述のように誤って近接する照明器具の点灯状態が切り替わってしまう不具合を回避することができる(従来例1)。
また、特許文献2(特許第3719019号公報)には、照明負荷と、照明負荷による照明範囲内に設定された検知エリア内の人の存否を検出する人感センサと、別に設けたリモコン送信器からワイヤレス信号により伝送される少なくとも照明負荷の点灯・消灯を指示する操作情報を人感センサの出力に基づいて検知エリア内に人が存在すると判断される期間に受付可能とする制御部とを備える照明装置が記載されている。つまり、人感センサの検知エリア内に人が存在すると判断される期間に、リモコン送信器からのワイヤレス信号による照明負荷の点灯・消灯を指示する操作情報を受付可能としているから、複数の照明負荷が存在している場合に人感センサにより人の存在が検出されていなければ、その人感センサに対応した照明負荷は、点灯・消灯などの指示を受け付けることができず、結果的に不必要な照明負荷を誤って点灯・消灯させるのを防止することができる(従来例2)。
一方、通常の照明装置と防犯威嚇装置の両方の特徴を兼ね備えた、図11に示すような照明器具が提案されている(従来例3)。この照明器具は、器具本体Aとリモコン送信器Bとから構成され、器具本体Aは照明負荷部2の光をスポット光として照射することができるものである。
器具本体Aは、図12のブロック図に示すように、防犯威嚇機能を備えた照明装置1が内蔵されており、照明装置1は器具本体Aの周囲の検知エリアにおいて人から放射される赤外線を検知することで人の有無を検知する焦電型センサからなる人感センサ部11と、周囲の明るさを検出するフォトICダイオードからなる明るさセンサ部12と、後述する各部の動作を制御するマイクロコンピュータからなる制御回路部13と、制御回路部からの点灯制御信号を受けて照明負荷部を点灯させる点灯回路部14と、制御回路部からの鳴動信号を受けアラーム音を出力する警報出力部15と、外部から赤外線で送信された信号を受信するリモコン受光モジュールからなる受光部16と、人が検知エリアを離れてから消灯するまでの点灯保持時間など各種動作の設定を行うための可変抵抗器からなる設定操作部17とから構成される。
リモコン送信器Bは、器具本体Aの動作モードを防犯モード、通常モード、連続点灯モードに選択切り替え可能なスイッチを有しており、何れかのスイッチを押操作すると、スイッチに応じて赤外光からなるリモコン信号Sが器具本体Aへ送信されるのである。この従来例3の照明器具の使い方として、例えば外出して留守にするときは、設定時間以上人を検知すると不審者と判断し、フラッシュ光とアラーム音で警告する「防犯モード」に切り替えておくことで、防犯効果が期待できる。
普段は、暗くなると低輝度点灯、人を検知すると高輝度点灯する「通常モード」に切り替えておくことで、便利でかつ省電力効果が期待できる。また、人感センサに関係なくずっと点けておく場合には「連続点灯モード」にすることができ、3つの点灯モードを手元のリモコン送信器Bにて簡単に切り替え可能としたことで、通常の照明装置と防犯威嚇装置の両方を使い分けることができるのである。
なお、前記制御回路部13、点灯回路部14、設定操作部17は同一プリント基板上に搭載され、図13の外観斜視図に示すような成型樹脂からなる外郭材に収納され、図14の器具本体ベース部31の外観斜視図に示すように、操作カバーの裏側に配置される。操作カバーを開けることによって、設定操作部17を構成する可変抵抗器を回転操作して使用者が所望の設定に変更可能となっている。
また、人感センサ部11と明るさセンサ部12は前述と別の第二のプリント基板上に搭載され、光透過性の高い、例えばポリエチレン樹脂からなる外郭材(図示せず)に収納されて構成され、警報出力部15と受光部16は、前述と別の第三のプリント基板上に搭載され、成型樹脂からなる外郭材に収納されているとともに、器具外面に露設した構造となっている。
特開平2−158092号公報 特許第3719019号公報
上述した従来例1では、それぞれの器具本体に対し、アドレス設定を直接操作する必要がある。つまり、器具本体に取付けられているアドレス設定部のスイッチ操作などの直接操作が必要であり、例えば、使用者が脚立を用意し、この脚立に登って作業をするか、照明器具の取付工事を行う際に、あらかじめ設定しておく必要があるなど、照明器具ごとのアドレス設定に手間がかかる問題があった。
上述した従来例2では、人感センサとして、例えば焦電型センサーにより人体から放射される熱線を検出するものが多く採用され、その検知エリアが肉眼ではよく認識できないため、ワイヤレス信号により伝送可能なエリアが不明瞭な点に課題がある。
上述した従来例3では、各種設定操作部を備えており、使用者にとって設定自由度が高い反面、照明装置の構造が複雑化するとともに、装置の構成が高価となり、更に操作カバー及びその裏側に設置スペースを要するために、器具本体のデザイン性を高めることが難しいなどの課題が生じる。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、安価な構成で、かつ確実に設定変更が可能となる使い勝手の良い照明装置および照明器具を提供することにある。
請求項1の発明は、上述の目的を達成するために、図1に示すように、周囲の明るさを検出する光検出部18と、前記検出に応じて照明負荷部2の点灯状態を制御する制御回路部13とを備えた照明装置1において、前記光検出部18は、外部から変調された可視光信号を受光し電気信号に変換する光検出素子と、前記電気信号を復調することによって受信する復調部とから構成されることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、光検出素子が、500〜600nm内のいずれかに相対感度のピークを持つ分光感度特性であり、可視光信号が、500〜600nm内のいずれかに発光波長のピークを持つ信号であることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、選択された送信データを変調して重畳する変調部1Aと、前記変調信号を可視光にて出力する光出力部1Bとを備えたことを特徴とする(図5)。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、光出力部1Bは、動作表示をするための報知用光源で兼用したことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項3、4の発明において、所定時間の計時を行うタイマ部1Cを備え、タイマカウント完了後に光出力部1Bより可視光信号が送信されることを特徴とする(図8)。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれかの照明装置1と、所定エリア内を照明する光源からなる照明負荷部2とを備えた器具本体Aと、リモコン送信器Bとから構成される照明器具であって、リモコン送信器Bは、スイッチ操作部43と、前記スイッチ操作部43で選択された送信データを変調して重畳する変調部45と、前記変調信号を可視光にて出力する光出力部46とを備えたことを特徴とする(図1、図5、図8)。
請求項7の発明は、請求項6の発明において、リモコン送信器Bが、外部から変調された可視光信号S2を受光し電気信号に変換する光検出素子と、前記電気信号を復調することによって受信する復調部とからなる光検出部47を備えたことを特徴とする(図5、図8)。
請求項1記載の照明装置によれば、外部から変調された可視光信号を受信する光検出部として、周囲の明るさを検出する既存の光検出素子を用いることができるため、安価な構成で実現できる。
請求項2記載の照明装置によれば、より高感度に可視光通信が可能となり、安定した送受信性能が期待できる。
請求項3、4記載の照明装置によれば、変調部と光出力部を設けたため、照明装置の設定情報をアンサーバックすることができる。また、光出力部は動作表示を行う既存の報知用光源を用いることができるため、安価な構成で実現できる。
請求項5記載の照明装置によれば、照明装置の詳細状態をアンサーバックすることができ、より使い勝手が向上する。
請求項6、7記載の照明器具によれば、変調部と光出力部とを備えたリモコン送信器を具備したため、器具本体を複数台設置した場合、リモコン送信器が1台あれば器具本体の設定変更が可能となり、安価な構成となる。また、リモコン送信器の光出力部を可視光にしたので、データ送信を可能としながら、その光軸を光検出部に向けることによって、データ送信先を指定することができるため、人が目視で容易に確認ができるようになり、誤って近接する器具の点灯状態を切り替えてしまう不具合を回避することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本実施形態の照明器具は、図1のブロック図に示すように、器具本体A及びリモコン送信器Bから構成され、器具本体Aには照明装置1が内蔵されている。照明装置1は、器具本体Aの周囲の検知エリアにおいて人から放射される赤外線を検知することで人の有無を検知する焦電型センサからなる人感センサ部11と、後述する各部の動作を制御するマイクロコンピュータ(以下、マイコンと呼ぶ)からなる制御回路部13と、制御回路部からの点灯制御信号を受けて照明負荷部2を点灯させる点灯回路部14と、制御回路部からの鳴動信号を受けアラーム音を出力する警報出力部15と、周囲の明るさを検出するとともに、外部から可視光で送信された信号を検出して復調することで信号を受信する光検出素子と復調部とからなる光検出部18とから構成される。
リモコン送信器Bは、後述する各部の動作を制御するリモコン制御部41と、リモコン送信器Bの各部に動作電源を供給する電源部42と、器具本体Aの動作モードを防犯モード、通常モード、連続点灯モードに選択切り替え可能なスイッチ操作部43と、器具本体Aの各種動作を設定するためのスライドスイッチからなる設定操作部44と、スイッチ操作部で選択された送信データを変調する変調部45と、可視光を発生する発光ダイオード(以下、LEDと呼ぶ)からなる光出力部46とから構成される。
この照明器具の動作を図2に示す器具本体Aおよびリモコン送信器Bの外観図を参照して説明する。リモコン送信器Bは成型樹脂からなる外郭材を有し、三段切り替え可能なスライドスイッチからなる設定操作部44が裏面側から操作できるようプリント基板上に搭載されている。そのスライドスイッチの設定により、例えば器具本体Aの各種動作が以下のように設定される。人が検知エリアを離れてから照明負荷部2が消灯するまでの時間を「点灯保持時間:1分」、昼間の動作から夜間の動作に切り替わるときの周囲の明るさを「明るさセンサ:暗」、周囲が暗くなって開始する低輝度点灯の終了する時間を「お出迎え時間:朝まで」、人が検知エリアに入ってからフラッシュ点灯を開始するまでの時間を「フラッシュ開始時間:10秒」。
また、リモコン送信器Bには器具本体Aの動作モードを選択切り替え可能なパネルスイッチからなるスイッチ操作部43が、表面側から操作できるようプリント基板上に印刷されており、ここで、「防犯モード」スイッチを押操作すると、リモコン制御部41は前述の各種動作設定および動作モードに従った送信データを形成し、変調部45にてリップル成分を含んだ変調信号が重畳され、LEDからなる光出力部46より可視光信号Sが出力されるのである。なお、変調方式は任意であり、LEDは高速な応答特性を有しているため、送信データに基づく光量の変化や点滅は人の目には感知されず、連続して発光しているように感じられる。
可視光で送信された信号Sは光検出部18内の例えばフォトICダイオードからなる光検出素子にて受光、電気信号に変換され、復調部にて送信データが取出される。光検出部18は、図3の器具本体Aのベース部31の外観斜視図に示すように、人感センサ部11とともに第一のプリント基板上に搭載され、光透過性の高い、例えばポリエチレン樹脂からなる外郭材に収納されており、器具外面に露設されている。
復調された送信データはマイコンからなる制御回路部13へ伝送され、マイコンにて各種動作設定および動作モードに応じた制御動作が開始され、設定が有効となるのである。
制御回路部13の構成は、点灯回路部14とともに第二のプリント基板上に搭載され、図4の外観斜視図に示すような成型樹脂からなる外郭材に収納され、器具本体Aのベース部31に収納される。
このように、従来の設定操作部をリモコン送信器B側に設けたため、照明装置1の構成が小型化できるとともに、器具本体Aのベース部31に設けられる操作カバーが不要となり、デザイン性が向上する。しかも器具本体Aを複数台設置した場合、リモコン送信器Bが1台あれば対応可能なため、設定操作部17を個別に設けた従来の照明装置(図13)よりも安価な構成となる。
また、リモコン送信器Bの光出力部46を可視光にしたため、データ送信を可能としながら、その光軸を光検出部18に向けることによって、データ送信先を指定することができるため、人が目視で容易に確認できるようになり、誤って近接する器具の点灯状態を切り替えてしまう不具合を回避することができる。
更に、フォトICダイオードからなる光検出素子にて光検出部18を構成したため、周囲の明るさを検出する既存の素子で兼用することができ、安価な構成で実現できる。
(実施形態2)
本実施形態の照明器具は、図5のブロック図に示すように、器具本体A及びリモコン送信器Bから構成され、器具本体Aに内蔵される照明装置1は、選択された送信データを変調する変調部1Aと、現在の動作モードを識別表示するための報知用光源としてLEDからなる光出力部1Bを備えている。また、リモコン送信器Bは、器具本体Aの各種動作を設定するためのパネルスイッチからなる設定操作部44と、外部から可視光で送信された信号を検出して復調することで信号を受信する光検出素子と復調部とからなる光検出部47と、設定情報を表示する液晶表示部48を備える。それ以外の照明器具の構成は実施形態1と同様であるので、重複する説明は省略する。
この照明器具の動作を図6に示す器具本体Aのベース部31及びリモコン送信器Bの外観図を参照して説明する。リモコン送信器Bは成型樹脂からなる外郭材を有し、裏面側から操作できるようプリント基板上にパネルスイッチが印刷されている。また、その上部に器具本体Aの設定情報を表示する液晶表示部48が嵌め込まれている。パネルスイッチと液晶表示部により、例えば器具本体Aの各種動作を以下のように設定する。
図7に示すように、「設定切替」および「▲」または「▼」スイッチの押操作を繰り返すことで、各種動作設定を行うことができる。例えば、「設定切替」スイッチを押操作し、液晶表示部48に点灯保持時間が表示されると、時間設定が可能になり、その後「▲」スイッチを押操作する度に5秒、30秒、1分、2分、3分の5段階に順次切り替わる。たとえばスイッチを3回押操作すれば1分設定が可能となる。次に「設定切替」スイッチを押操作すると、液晶表示部48に明るさセンサが表示され、昼間の動作から夜間の動作に切り替わるときの周囲の明るさが設定可能となる。「▲」スイッチを押操作する度に5ルクス、10ルクス、30ルクス、100ルクス、明るさ切の5段階に順次切り替わる。
ここで、リモコン送信器Bの表面側の「防犯モード」スイッチを押操作すると、前述の各種動作設定および動作モードに従った変調信号が重畳され、LEDからなる光出力部46より可視光信号S1が出力される。この信号S1は光検出部18内の光検出素子にて受光され、復調部にて送信データが取出され、マイコンからなる制御回路部13へ伝送される。マイコンは各種動作設定および動作モードに応じた制御動作を開始し、設定を有効とするとともに、光出力部1Bへ人感センサ部11の信号に同期した点滅信号を出力する。すなわち人を検知した時は点灯信号を、人を検知していない時には消灯信号がマイコンから送られる。よって、使用者が現在のモードを確認する際、人検知により人感センサ部11が動作するため、点灯したり、消灯したりと、あたかも点滅を繰り返しているように認識され、現在の動作モードの確認が容易に可能となる。また、監視しているような印象を与えることができ、防犯効果を更に高めることができる。
「連続点灯モード」スイッチを押操作した場合、光出力部1Bには連続点灯制御する信号がマイコンより送られ、「通常モード」スイッチを押操作した場合、光出力部1Bには消灯制御する信号がマイコンより送られる。このように複数の動作モードを備えていても、切り替え後の現在動作モードの識別が容易となるのである。
一方、リモコン送信器Bの「確認」スイッチを押操作すると、リモコン制御部41は器具本体Aの各種動作の現在設定を要求する信号データを形成し、光出力部46より変調された可視光信号S1が出力される。この信号は光検出部18にて受光され、復調部にて送信データS1が取出され、制御回路部13内のマイコンへ伝送される。マイコンは各種動作の現在設定に応じた送信データを形成し、変調部1Aにてリップル成分を含んだ変調信号が重畳され、LEDからなる光出力部1Bから可視光信号S2が出力されるのである。なお、変調方式は任意であり、LEDは高速な応答特性を有しているため、送信データに基づく光量の変化や点滅は人の目には感知されず、連続して発光しているように感じられる。したがって前述のLEDによる動作モードの識別表示には影響しない。
可視光で送信された信号S2は光検出部47内の例えばフォトICダイオードからなる光検出素子にて受光され、電気信号に変換され、復調部にて送信データS2が取出される。光検出部47は、光出力部46に隣接して外郭に露設するように設置されている。復調された送信データS2はリモコン制御部41へ伝送され、各種動作の設定が液晶表示部48に表示され、器具本体Aの現在設定を使用者が確認することができるのである。
このように、器具本体Aとリモコン送信器Bの各々に変調部と光出力部を設け、可視光にて送受信する構成としたため、実施形態1の効果に加え、所望時に器具本体Aの現在設定をアンサーバックすることができる効果がある。更に、器具本体Aの光出力部1Bは動作モードの識別表示を行う既存の報知用光源を用いて実現することができるため、安価な構成となる。
(実施形態3)
本実施形態の照明器具は、図8のブロック図に示すように、器具本体A及びリモコン送信器Bから構成され、器具本体Aに内蔵される照明装置1にタイマ部1Cを備え、器具本体Aの情報を定期的に光出力部1Bよりリモコン送信器Bへ可視光信号にて送信するものである。それ以外の照明器具の構成は実施形態2と同様であるので、重複する説明は省略する。
タイマ部1Cにて照明負荷部2の累積点灯時間を積算し、第一の所定時間をカウント完了すると、マイコンからなる制御回路部13は、照明負荷の寿命が近いことをお知らせするための可視光信号S2をリモコン送信器Bへ送信し、液晶表示部48にて照明負荷の早期交換を使用者へお奨めする。また、器具本体Aの使用年数を積算し、第二の所定時間をカウント完了すると、同様に器具本体Aの耐用寿命が近いことをお知らせするための可視光信号S2をリモコン送信器Bへ送信し、液晶表示部48にて器具本体Aの早期点検および交換を使用者へお奨めするのである。
なお、器具本体Aの情報を定期的に送信しても構わないし、リモコン送信器Bの「確認」スイッチを押操作すると、各種動作の現在設定とともに前述の情報が送信・表示されるようにしても良い。
更に、第三の所定時間をカウントし、その所定時間内に人感センサ部11が検知した回数、照明負荷部2を点灯させた回数の情報を送信することもできるし、器具本体Aが故障した際には、その故障部位の情報を送信・表示すれば、修理箇所が特定でき、早期対応が可能となる。
このように、照明装置1にタイマ部1Cを備え、器具本体Aの様々な情報をリモコン送信器Bへ可視光信号にて送信する構成としたため、実施形態2の効果に加え、器具本体Aの詳細情報を把握することができ、より使い勝手が向上する。
なお、実施形態1〜3において、光検出部18及び47内の光検出素子として、フォトICダイオードを用いて説明したが、これに限定する趣旨のものではなく、500〜600nm内のいずれかに相対感度のピークを持ち、人の視感度特性に近い分光感度特性であれば、フォトダイオードやフォトトランジスタを利用しても良い。
また、実施形態1〜3において、光出力部1B及び46として、LEDを用いて説明したが、これに限定する趣旨のものではなく、半導体レーザー(LD)でも代用できる。好適には、500〜600nm内のいずれかに発光波長のピークを持つ光学的特性、すなわち発光色が緑色、黄緑色もしくは黄色のLEDであれば、より高感度に可視光通信が可能となり、安定した送受信性能が期待できる。
実施形態1の照明器具を示すブロック図である。 同上の照明器具を示し、(a)は器具本体の外観斜視図、(b)はリモコン送信器の外観図である。 同上の照明器具を示し、器具本体ベース部の外観斜視図である。 同上の照明器具を示し、照明装置の外観斜視図である。 実施形態2の照明器具を示すブロック図である。 同上の照明器具を示し、(a)は器具本体ベース部の外観斜視図、(b)はリモコン送信器の外観図である。 同上のリモコン送信器による設定動作を示す説明図である。 実施形態3の照明器具を示すブロック図である。 従来の照明装置を示す概略構成図である。 同上の動作説明図である。 別の従来の照明器具を示し、(a)は器具本体の外観斜視図、(b)はリモコン送信器の外観図である。 同上の照明器具のブロック図である。 同上の照明装置の外観斜視図である。 同上の器具本体ベース部の外観斜視図である。
符号の説明
1 照明装置
2 照明負荷部
13 制御回路部
18 光検出部
A 器具本体
B リモコン送信器

Claims (7)

  1. 周囲の明るさを検出する光検出部と、前記検出に応じて照明負荷部の点灯状態を制御する制御回路部とを備えた照明装置において、前記光検出部は、外部から変調された可視光信号を受光し電気信号に変換する光検出素子と、前記電気信号を復調することによって受信する復調部とから構成されることを特徴とする照明装置。
  2. 光検出素子は、500〜600nm内のいずれかに相対感度のピークを持つ分光感度特性であり、可視光信号は、500〜600nm内のいずれかに発光波長のピークを持つ信号であることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 所定の送信データを変調して重畳する変調部と、前記変調信号を可視光にて出力する光出力部とを備えたことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の照明装置。
  4. 光出力部は、動作表示をするための報知用光源で兼用したことを特徴とする請求項3記載の照明装置。
  5. 所定時間の計時を行うタイマ部を備え、タイマカウント完了後に光出力部より可視光信号が送信されることを特徴とする請求項3または4のいずれかに記載の照明装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の照明装置と、所定エリア内を照明する光源からなる照明負荷部とを備えた器具本体と、リモコン送信器とから構成される照明器具であって、リモコン送信器は、スイッチ操作部と、前記スイッチ操作部で選択された送信データを変調して重畳する変調部と、前記変調信号を可視光にて出力する光出力部とを備えたことを特徴とする照明器具。
  7. リモコン送信器は、外部から変調された可視光信号を受光し電気信号に変換する光検出素子と、前記電気信号を復調することによって受信する復調部とからなる光検出部を備えたことを特徴とする請求項6記載の照明器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012023489A1 (ja) * 2010-08-18 2012-02-23 シャープ株式会社 照明装置

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