JP2009211556A - 生体認証装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】類似度の基準を緩和することなく、認証を行う環境による認証精度を高める。
【解決手段】生体から認証データを取得する認証データ入力部と、認証処理の開始から終了までの間に取得した認証データを蓄積する認証データ処理部と、取得した認証データを逐次に認証基礎データと照合し、類似度が所定の認証閾値を超える場合に認証を完了する照合部と、認証処理の開始から所定の時間を超えて認証が完了した場合に、蓄積してある認証データのうち、所定の判別閾値を超えるいずれかの認証データを認証基礎データに追加登録する認証基礎データ登録処理部とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、顔、指紋、声紋等により人を特定するための生体認証装置に関する。
図1は従来における生体認証の概要を示す図であり、カメラ等の認証データ入力部1から顔画像等の認証データを取得し、取得した認証データを認証基礎データ記憶部3に予め登録されている認証基礎データと認証部2において照合することで一致性(類似性)を判断し、認証結果を出力するようになっている。すなわち、認証データと認証基礎データの類似度が所定の閾値を超える場合に認証の完了とし、所定の閾値に満たない場合は不認証とする。
特開2004−157602号公報
従来における生体認証は上述したように行われるものであったが、照合の対象となる認証基礎データは通常、適正な環境で取得して登録されたものであるため、実際に認証が行われる場面では、環境によって認証精度が大幅に低下してしまうという問題があった。例えば、顔画像であれば、適正な光量のもとで撮影した顔画像が認証基礎データとして登録されていることが多いが、実際に認証が行われるのが外出時であるような場合、光量の多い場所や反対に光量が少ない場所でカメラが作動した場合に、画面に顔は写っているものの、明るすぎたり暗すぎたりして十分な特徴抽出が行なえず、不認証となることがある。カメラと顔の距離や角度が不適切なために、登録画像と乖離する場合にも同様に不認証となることがある。指紋であれば、指先が清潔な状態で撮影した指紋画像が認証基礎データとして登録されていることが多いが、実際に認証が行われるのが夏季であるような場合、指先への汗や油の付着により画像が汚れ、十分な特徴抽出が行なえずに不認証となることがある。
このような場合、類似度の閾値を下げることで認証を行なえるようにすることができるが、本人を不認証とする事態は軽減できるものの、反対に登録されていない者を誤って認証してしまう可能性が高まり、セキュリティ上の問題が浮上する。
また、人間の行動として、例えば、顔認証において、外出時に光量の多い場所でカメラが作動した場合に、画面に顔は写っているものの光の加減で認証されない場合には、手で陰を作って明るさを緩和させる等の手当てを行って認証される方向に行動する。反対に、光量の少ない場所では体の向きを変えたり明るい場所に移動したりする等の行動をとる。
図2は顔認証における認証の過程における入力画像の変化の例を示す図であり、(a)は光量の多い場所における例、(b)は光量の少ない場所における例である。すなわち、(a)では、顔の特徴が全く判別不能の画像a1から、輪郭が確認できる程度の画像a2、画像の明暗に問題のある画像a3、認識が微妙な画像a4を経て、認証閾値を超える認証可能な画像a5に達し、この時点で認証が行われる。なお、右端には認識基礎データの登録画像を示している。同様に、(b)では、顔の特徴が全く判別不能の画像b1から、輪郭が確認できる程度の画像b2、画像の明暗に問題のある画像b3、認識が微妙な画像b4を経て、認証閾値を超える認証可能な画像b5に達し、この時点で認証が行われる。
このような環境で認証を行う機会が多い場合、同じ環境においては上述したような行動を毎回行なわなければならず、認証されるまでの時間(認証スピード)が著しく遅くなるという問題がある。また、どのように行動しても認証閾値を超えることのできない環境においては、永遠に認証されることがない。
一方、特許文献1には、経年変化や認証時の入力情報のばらつきに対して本人の誤排除率を低下させることのできる人物認識装置が開示されている。しかしながら、特許文献1に開示された人物認識装置は、予め定められた所定の更新範囲内にある類似していると認識されたデータ、つまり認証された時点のデータにより登録情報を更新するものであり、経年変化により生体情報の特徴自体が変化していくような場合には有効であるものの、更新するデータのレベルに変化がないことになるため、上述した環境による不認証には対応できない。そのため、類似度の基準を緩和する(本人認証精度を下げる)ことでしか対応できないこととなるため、セキュリティ上の問題が浮上し、認証精度と認証率のバランスを考えた設定が必要となる。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、類似度の基準を緩和することなく、認証を行う環境による認証精度を高めることのできる生体認証装置を提供することにある。
本発明の一実施形態では、生体から認証データを取得する認証データ入力部と、認証処理の開始から終了までの間に取得した認証データを蓄積する認証データ処理部と、取得した認証データを逐次に認証基礎データと照合し、類似度が所定の認証閾値を超える場合に認証を完了する照合部と、認証処理の開始から所定の時間を超えて認証が完了した場合に、蓄積してある認証データのうち、所定の判別閾値を超えるいずれかの認証データを認証基礎データに追加登録する認証基礎データ登録処理部とを備える。
好ましくは、前記認証基礎データ登録処理部は、蓄積してある認証データのうち、所定の判別閾値を超え、かつユーザが決定した認証データを認証基礎データに追加登録する。
好ましくは、ユーザの決定は、認証データを特定する認証の完了前の時間の指定、もしくは、認証データの一覧からの選択により行なわれる。
好ましくは、前記照合部における認証の完了が所定の時間以内である場合は正常認証とし、所定のタイムアップ時間を経過した場合は不認証とする。
好ましくは、前記認証データ処理部により蓄積された認証データを、データ再利用を目的とした他のデータ領域に移動する認証データ抽出部を備える。
好ましくは、前記認証データ処理部は、認証処理の終了の後に、蓄積した認証データを削除する。
本発明の生体認証装置にあっては、認証が行なわれる過程の認証データを蓄積し、ユーザの使用環境における認証前の認証データを認証基礎データとして追加するようにしているため、類似度の基準を緩和することなく、認証を行う環境による認証精度を高めることができる。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。
<構成>
図3は本発明の一実施形態にかかる生体認証装置の構成例を示す図であり、携帯電話に適用した例である。なお、携帯電話に限らず、PC(Personal Computer)や専用機器等に適用することも可能である。
図3において、生体認証装置100は、各種のボタン等を含む操作部110と、カメラ、マイク等の認証データ入力部120と、LCD(Liquid Crystal Display)等を含む表示部130と、メモリ等の記憶部180とを備えている。記憶部180には、データ領域として、認証処理の開始から認証完了もしくはタイムアップまでの認証データを全て記憶する事前記憶部181と、認証における照合に用いられる認証基礎データを記憶する認証基礎データ記憶部182と、認証データを他の目的で再利用するために記憶する認証データ記憶部183とが設けられている。データ構造については後述する。
また、生体認証装置100は、操作部110による所定の操作に応じて処理を開始し、認証データ入力部120からの画像、音声等の認証データの取得、取得した認証データの事前記憶部181への蓄積、後述する認証基礎部150への認証データの送信、認証基礎部150からの照合結果の受信、事前記憶部181の認証データへの照合結果の記録、事前記憶部181に記憶された認証データの削除等を行う認証データ処理部140を備えている。
認証基礎部150は認証の主要な処理を行う部分であり、認証データ処理部140から認証データを入力するデータ入力部151と、データ入力部151を介して取得した認証データと認証基礎データ記憶部182に予め記憶された認証基礎データとを照合することで類似度を判断し、認証閾値を超えるか否かにより認証を行う照合部152と、認証データ処理部140に照合結果等を送信するデータ送信部153とを備えている。また、認証基礎部150は、照合部152の認証の状況(認証の完了、タイムアップ、認証の完了までの時間等)を判断し、必要に応じて認証結果を表示部130に表示させる認証状況判断部154と、認証の完了までの時間が所定時間を超える場合に後述する認証データ抽出部160に認証遅延通知を送信する認証遅延通知送信部155と、認証基礎データの新規登録もしくは後述する登録追加確認部170からの認証基礎データの追加登録の要求に応じて認証基礎データ記憶部182に認証基礎データを登録し、登録追加確認部170からの要求に応じて追加登録を行った場合にデータ送信部153を介して認証データ処理部140に事前記憶部181の記憶内容の削除要求を送信する認証基礎データ登録処理部156とを備えている。
認証データ抽出部160は、認証遅延通知送信部155から認証遅延通知を受信した場合に事前記憶部181から認証データを抽出し、認証データ記憶部183に登録する機能を有している。登録追加確認部170は、認証データ抽出部160が事前記憶部181から抽出した認証データのうち、認証のための照合を行う上で最低限の特徴抽出ができるレベルに相当する所定の判別閾値を超え、かつ、ユーザが決定した認証データを特定して認証基礎データ登録処理部156に追加登録を要求する機能を有している。
なお、認証データ処理部140、認証基礎部150、認証データ抽出部160、登録追加確認部170は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only
Memory)、RAM(Random Access Memory)等のハードウェア資源上で実行されるコンピュータプログラムによって実現されるものである。
図4は事前記憶部181のデータ構造例を示す図であり、各認証データは、認証データ入力部120から入力した順序を示す入力番号を含むヘッダ情報と、認証データのファイル名と、画像データ本体等のデータと、認証基礎データとの照合による類似度を含む照合結果のフィールドを有している。照合結果のフィールドは、蓄積した当初はブランクである。また、各認証データは、必要に応じて複数のフォルダに分かれて記憶される。
図5は認証基礎データ記憶部182のデータ構造例を示す図であり、各認証基礎データは、登録した順序を示す登録番号を含むヘッダ情報と、認証基礎データのファイル名と、画像データ本体等のデータとを有している。
認証データ記憶部183のデータ構造は図示を省略してあるが、図4に示した認証データと同様の構造を有している。なお、認証データ記憶部183は認証データを他の目的で再利用するものであるため、照合結果のフィールドは省略してもよい。
<動作>
図6は上記の実施形態の処理例を示すフローチャートである。
図6において、操作部110による所定の操作により認証処理を開始すると(ステップS101)、認証データ処理部140は認証データ入力部120から画像データ、音声データ等の認証データを取得し(ステップS102)、事前記憶部181に蓄積を行うとともに(ステップS103)、認証データを認証基礎部150に送信する(ステップS104)。
認証基礎部150は、データ入力部151により認証データ処理部140から認証データを入力すると、照合部152により認証基礎データ記憶部182に記憶された認証基礎データとの間で照合を行い(ステップS105)、照合結果をデータ送信部153により認証データ処理部140に送信する(ステップS106)。
認証データ処理部140は認証基礎部150のデータ送信部153から照合結果を受信すると、事前記憶部181の対応する認証データ(最後に記憶した認証データ)の照合結果のフィールドに記録する(ステップS107)。
次いで、認証基礎部150の認証状況判断部154は照合部152の照合により類似度が所定の認証閾値を超えることで認証が完了したか、あるいは、処理開始から所定時間(例:数十秒)がタイムアップしたか否か判断する(ステップS108)。認証の完了でもなくタイムアップでもない場合(ステップS108のNo)、認証状況判断部154はデータ送信部153を介して認証データ処理部140に次の認証データについての処理を要求し、認証データ処理部140は認証データの取得(ステップS102)から同様の処理を繰り返す。
また、認証が完了した場合(ステップS108の完了)、認証状況判断部154は認証の完了が所定時間(例:3秒)以内であったか否か判断する(ステップS109)。
認証の完了が所定時間以内でなかった場合(ステップS109のNo)、すなわち、所定時間を超えて認証が完了した場合、認証状況判断部154は認証遅延通知送信部155により認証遅延通知を認証データ抽出部160に送信する(ステップS110)。
認証遅延通知を受信した認証データ抽出部160は、事前記憶部181から一連の認証データを抽出し、認証データ記憶部183に記憶する(ステップS111)。
次いで、登録追加確認部170は認証データ抽出部160が事前記憶部181から抽出した一連の認証データにつき、照合結果のフィールドを参照することで、認証のための照合を行う上で最低限の特徴抽出ができるレベルに相当する所定の判別閾値を超え、かつ、ユーザが決定した認証データを特定して認証基礎データ登録処理部156に追加登録を要求し、認証基礎データ登録処理部156は認証基礎データ記憶部182に追加登録を行う(ステップS112)。ここで、ユーザが決定した認証データとは、例えば、事前にユーザが3秒前の認証データを追加登録するように設定してある場合は、認証の完了から3秒前に取得した認証データとなる。また、判別閾値を超える一連の認証データの縮小画像等を表示部130に表示し、その中からユーザに認証基礎データとして追加登録する認証データを選択させるようにしてもよい。
認証基礎データ登録処理部156は認証基礎データ記憶部182への認証基礎データの追加登録が完了すると、データ送信部153を介して認証データ処理部140に事前記憶部181の不要になった認証データの削除を要求し、認証データ処理部140は事前記憶部181から認証データを削除し(ステップS113)、処理を終了する(ステップS114)。
一方、認証がタイムアップした場合(ステップS108のタイムアップ)、認証状況判断部154は不認証とし、データ送信部153を介して認証データ処理部140に事前記憶部181の不要になった認証データの削除を要求し、認証データ処理部140は事前記憶部181から認証データを削除し(ステップS113)、処理を終了する(ステップS114)。
同様に、認証の完了が所定時間以内であった場合(ステップS109のYes)、認証状況判断部154は正常認証とし、データ送信部153を介して認証データ処理部140に事前記憶部181の不要になった認証データの削除を要求し、認証データ処理部140は事前記憶部181から認証データを削除し(ステップS113)、処理を終了する(ステップS114)。
図7は顔認証における光度への対応の例を示す図であり、縦軸は顔画像を撮影する環境の光度、横軸はその環境で撮影した画像による照合結果の類似度を示している。今、明るすぎる環境の点a1から認証を開始したとすると、顔画像が適正に撮影されていないことに気付いたユーザは、手で陰を作って明るさを緩和させる等の手当てを行い、a2→a3→a4→a5と移行し、a5の時点で認証が完了する。図8(a)は同符号で各時点の画像の例を示しており、顔の特徴が全く判別不能の画像a1から、輪郭が確認できる程度の画像a2、画像の明暗に問題のある画像a3、認識が微妙な画像a4を経て、認識閾値を超える認証可能な画像a5に達する様子を示している。この場合、図6で説明した処理により、画像a1〜画像a5が事前記憶部181に記憶され、判別閾値を超える画像a2〜画像a5のうち、ユーザが決定した画像が認証基礎データ記憶部182に追加登録される。
同様に、図7で暗すぎる環境の点b1から認証を開始したとすると、顔画像が適正に撮影されていないことに気付いたユーザは、体の向きを変えたり明るい場所に移動したりする等の手当てを行い、b2→b3→b4→b5と移行し、b5の時点で認証が完了する。図8(b)は同符号で各時点の画像の例を示しており、顔の特徴が全く判別不能の画像b1から、輪郭が確認できる程度の画像b2、画像の明暗に問題のある画像b3、認識が微妙な画像b4を経て、認識閾値を超える認証可能な画像b5に達する様子を示している。この場合、図6で説明した処理により、画像b1〜画像b5が事前記憶部181に記憶され、判別閾値を超える画像b2〜画像b5のうち、ユーザが決定した画像が認証基礎データ記憶部182に追加登録される。
従って、いずれの場合も、その後に同様な環境で認証を開始した場合、以前に行ったような行動を最後まで行わなくても途中で認証が完了する可能性が高まり、場合によってはそのような行動を全く行わなくても認証が完了する可能性が高まり、認証されないか、あるいは認証時間が長くなりリトライを繰り返すというリスクが減少する。外部環境の変化がある場合においては特に、認証のスピードを劇的に速めることができる。例えば、図8(a)の画像a3が認証基礎データとして追加登録された場合、画像a2の状態でも認証閾値を超える類似度を得ることができ、認証が完了する。同様に、例えば、図8(b)の画像b3が認証基礎データとして追加登録された場合、画像b2の状態でも認証閾値を超える類似度を得ることができ、認証が完了する。
また、以前はどのように行動しても認証閾値を超えることのできない環境であっても、本人の使用環境を反映した、その環境により近い認証基礎データが追加登録されるため、認証が完了する可能性が高まる。
<総括>
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、認証が行なわれる過程の認証データを蓄積し、ユーザの使用環境における認証前の認証データを認証基礎データとして追加するようにしているため、類似度の基準を緩和することなく、認証を行う環境による認証精度を高めることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
(付記1)
生体から認証データを取得する認証データ入力部と、
認証処理の開始から終了までの間に取得した認証データを蓄積する認証データ処理部と、
取得した認証データを逐次に認証基礎データと照合し、類似度が所定の認証閾値を超える場合に認証を完了する照合部と、
認証処理の開始から所定の時間を超えて認証が完了した場合に、蓄積してある認証データのうち、所定の判別閾値を超えるいずれかの認証データを認証基礎データに追加登録する認証基礎データ登録処理部と
を備えたことを特徴とする生体認証装置。
(付記2)
付記1に記載の生体認証装置において、
前記認証基礎データ登録処理部は、蓄積してある認証データのうち、所定の判別閾値を超え、かつユーザが決定した認証データを認証基礎データに追加登録することを特徴とする生体認証装置。
(付記3)
付記2に記載の生体認証装置において、
ユーザの決定は、認証データを特定する認証の完了前の時間の指定、もしくは、認証データの一覧からの選択により行なわれることを特徴とする生体認証装置。
(付記4)
付記1乃至3のいずれか一項に記載の生体認証装置において、
前記照合部における認証の完了が所定の時間以内である場合は正常認証とし、所定のタイムアップ時間を経過した場合は不認証とすることを特徴とする生体認証装置。
(付記5)
付記1乃至4のいずれか一項に記載の生体認証装置において、
前記認証データ処理部により蓄積された認証データを、データ再利用を目的とした他のデータ領域に移動する認証データ抽出部
を備えたことを特徴とする生体認証装置。
(付記6)
付記1乃至5のいずれか一項に記載の生体認証装置において、
前記認証データ処理部は、認証処理の終了の後に、蓄積した認証データを削除することを特徴とする生体認証装置。
(付記7)
生体から認証データを取得する認証データ入力工程と、
認証処理の開始から終了までの間に取得した認証データを蓄積する認証データ処理工程と、
取得した認証データを逐次に認証基礎データと照合し、類似度が所定の認証閾値を超える場合に認証を完了する照合工程と、
認証処理の開始から所定の時間を超えて認証が完了した場合に、蓄積してある認証データのうち、所定の判別閾値を超えるいずれかの認証データを認証基礎データに追加登録する認証基礎データ登録処理工程と
を備えたことを特徴とする生体認証方法。
(付記8)
付記7に記載の生体認証方法において、
前記認証基礎データ登録処理工程は、蓄積してある認証データのうち、所定の判別閾値を超え、かつユーザが決定した認証データを認証基礎データに追加登録することを特徴とする生体認証方法。
(付記9)
付記8に記載の生体認証方法において、
ユーザの決定は、認証データを特定する認証の完了前の時間の指定、もしくは、認証データの一覧からの選択により行なわれることを特徴とする生体認証方法。
(付記10)
付記7乃至9のいずれか一項に記載の生体認証方法において、
前記照合工程における認証の完了が所定の時間以内である場合は正常認証とし、所定のタイムアップ時間を経過した場合は不認証とすることを特徴とする生体認証方法。
(付記11)
付記7乃至10のいずれか一項に記載の生体認証方法において、
前記認証データ処理工程により蓄積された認証データを、データ再利用を目的とした他のデータ領域に移動する認証データ抽出工程
を備えたことを特徴とする生体認証方法。
(付記12)
付記7乃至11のいずれか一項に記載の生体認証方法において、
前記認証データ処理工程は、認証処理の終了の後に、蓄積した認証データを削除することを特徴とする生体認証方法。
(付記13)
生体認証装置を構成するコンピュータを、
生体から認証データを取得する認証データ入力手段、
認証処理の開始から終了までの間に取得した認証データを蓄積する認証データ処理手段、
取得した認証データを逐次に認証基礎データと照合し、類似度が所定の認証閾値を超える場合に認証を完了する照合手段、
認証処理の開始から所定の時間を超えて認証が完了した場合に、蓄積してある認証データのうち、所定の判別閾値を超えるいずれかの認証データを認証基礎データに追加登録する認証基礎データ登録処理手段
として機能させることを特徴とする生体認証制御プログラム。
(付記14)
付記13に記載の生体認証制御プログラムにおいて、
前記認証基礎データ登録処理手段は、蓄積してある認証データのうち、所定の判別閾値を超え、かつユーザが決定した認証データを認証基礎データに追加登録することを特徴とする生体認証制御プログラム。
(付記15)
付記14に記載の生体認証制御プログラムにおいて、
ユーザの決定は、認証データを特定する認証の完了前の時間の指定、もしくは、認証データの一覧からの選択により行なわれることを特徴とする生体認証制御プログラム。
(付記16)
付記13乃至15のいずれか一項に記載の生体認証制御プログラムにおいて、
前記照合手段における認証の完了が所定の時間以内である場合は正常認証とし、所定のタイムアップ時間を経過した場合は不認証とすることを特徴とする生体認証制御プログラム。
(付記17)
付記13乃至16のいずれか一項に記載の生体認証制御プログラムにおいて、
生体認証装置を構成するコンピュータを、
前記認証データ処理手段により蓄積された認証データを、データ再利用を目的とした他のデータ領域に移動する認証データ抽出手段
として機能させることを特徴とする生体認証制御プログラム。
(付記18)
付記13乃至17のいずれか一項に記載の生体認証制御プログラムにおいて、
前記認証データ処理手段は、認証処理の終了の後に、蓄積した認証データを削除することを特徴とする生体認証制御プログラム。
従来における生体認証の概要を示す図である。 認証の過程における入力画像の変化の例を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる生体認証装置の構成例を示す図である。 事前記憶部のデータ構造例を示す図である。 認証基礎データ記憶部のデータ構造例を示す図である。 実施形態の処理例を示すフローチャートである。 光度への対応の例を示す図である。 認証の過程における入力画像の変化の例を示す図である。
符号の説明
100 生体認証装置
110 操作部
120 認証データ入力部
130 表示部
140 認証データ処理部
150 認証基礎部
151 データ入力部
152 照合部
153 データ送信部
154 認証状況判断部
155 認証遅延通知送信部
156 認証基礎データ登録処理部
160 認証データ抽出部
170 登録追加確認部
180 記憶部
181 事前記憶部
182 認証基礎データ記憶部
183 認証データ記憶部
a1〜a5 画像
b1〜b5 画像

Claims (7)

  1. 生体から認証データを取得する認証データ入力部と、
    認証処理の開始から終了までの間に取得した認証データを蓄積する認証データ処理部と、
    取得した認証データを逐次に認証基礎データと照合し、類似度が所定の認証閾値を超える場合に認証を完了する照合部と、
    認証処理の開始から所定の時間を超えて認証が完了した場合に、蓄積してある認証データのうち、所定の判別閾値を超えるいずれかの認証データを認証基礎データに追加登録する認証基礎データ登録処理部と
    を備えたことを特徴とする生体認証装置。
  2. 請求項1に記載の生体認証装置において、
    前記認証基礎データ登録処理部は、蓄積してある認証データのうち、所定の判別閾値を超え、かつユーザが決定した認証データを認証基礎データに追加登録することを特徴とする生体認証装置。
  3. 請求項2に記載の生体認証装置において、
    ユーザの決定は、認証データを特定する認証の完了前の時間の指定、もしくは、認証データの一覧からの選択により行なわれることを特徴とする生体認証装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の生体認証装置において、
    前記照合部における認証の完了が所定の時間以内である場合は正常認証とし、所定のタイムアップ時間を経過した場合は不認証とすることを特徴とする生体認証装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の生体認証装置において、
    前記認証データ処理部は、認証処理の終了の後に、蓄積した認証データを削除することを特徴とする生体認証装置。
  6. 生体から認証データを取得する認証データ入力工程と、
    認証処理の開始から終了までの間に取得した認証データを蓄積する認証データ処理工程と、
    取得した認証データを逐次に認証基礎データと照合し、類似度が所定の認証閾値を超える場合に認証を完了する照合工程と、
    認証処理の開始から所定の時間を超えて認証が完了した場合に、蓄積してある認証データのうち、所定の判別閾値を超えるいずれかの認証データを認証基礎データに追加登録する認証基礎データ登録処理工程と
    を備えたことを特徴とする生体認証方法。
  7. 生体認証装置を構成するコンピュータを、
    生体から認証データを取得する認証データ入力手段、
    認証処理の開始から終了までの間に取得した認証データを蓄積する認証データ処理手段、
    取得した認証データを逐次に認証基礎データと照合し、類似度が所定の認証閾値を超える場合に認証を完了する照合手段、
    認証処理の開始から所定の時間を超えて認証が完了した場合に、蓄積してある認証データのうち、所定の判別閾値を超えるいずれかの認証データを認証基礎データに追加登録する認証基礎データ登録処理手段
    として機能させることを特徴とする生体認証制御プログラム。
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