JP2009208519A - 救命胴衣 - Google Patents

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Kenji Kaneoka
健治 金岡
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Abstract

【課題】 救命胴衣を着用した時に複数の浮力体が体の形状に合わせて容易に動くと共に、隣り合う浮力体同士がずれにくい救命胴衣を提供すること。
【解決手段】 救命胴衣1は、右前身頃2と左前身頃3と後身頃4を有し、後身頃4は袋状の収納部Sが形成されて複数の浮力体Fが並列して内包されている。
複数の浮力体Fの隣りの浮力体と対向する端面Tは平面状で互いに平行状に形成され外側から内側になるにつれて本体1の左右両側から中央側に向かうように傾斜して形成され、複数の浮力体Fは、隣りの浮力体と対向する端面Tに沿って誘導されてスライド移動する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、後身頃に複数の浮力体を並列して内包した救命胴衣に関する。
従来から船釣りや磯釣りを行う時には海難防止のためフローティングベストやフローティングジャケットなどの浮力体を有する救命胴衣を着用することが慣例化している。
これら救命胴衣は、前身頃や後身頃に浮力体が内包されているが、救命胴衣を着用した時に着心地を損ねないように複数の浮力体に分割して収納さることがある。
しかしながら、従来の救命胴衣は、1枚の平板状の浮力体を真っ直ぐブロック状に切断しているため互いの端面が平板状の浮力体の外側面、内側面に対し垂直に形成され、救命胴衣を着用した時に浮力体が体の形状に適合しにくく、また、隣り合う浮力体同士がずれてしまうと戻りにくくなることがあった。
特開2006−176925号公報
解決しようとする課題は、従来の救命胴衣は、着用した時に浮力体が体の形状に適合して湾曲しにくく、また、隣り合う浮力体同士がずれてしまうことである。
本発明の目的は前記欠点に鑑み、救命胴衣を着用した時に浮力体が体の形状に合わせて容易に動き、隣り合う浮力体同士がずれにくい救命胴衣を提供することである。
上記課題を解決するために、
請求項1に係わる本発明は、本体の少なくとも後身頃に複数の浮力体を並列して内包した救命胴衣において、前記並列した浮力体の端面が互いに対向する傾斜面で形成されていることを要旨とするものである。
請求項2に係わる本発明は、浮力体の傾斜面は外側から内側になるにつれて本体の左右両端側から中央側に向かうように形成されていることを要旨とするものである。
本発明によると、救命胴衣を着用した時に浮力体が隣の浮力体の傾斜面で形成された端面に誘導されて移動するため浮力体のが容易に移動し、隣り合う浮力体同士がずれにくい。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明すると、図1は救命胴衣の正面図、図2は救命胴衣の背面図、図3は救命胴衣の横断面図(B−B断面図)、図4は救命胴衣を身に付けた状態の横断面図、図5は救命胴衣の変形例の横断面図である。
本願を図1から図4で説明すると、救命胴衣Kの本体1は、右前身頃2と左前身頃3と後身頃4を有し、本体1の前側の正面上部の前あき部7から顔が出せるようになっている。
右前身頃2と左前身頃3は正面側の合わせ部Aが開閉可能で、合わせ部Aに沿ってチャックで形成した止着部A1が設けられ、チャックのスライダーA2を操作して開閉できるようになっている。
右前身頃2、左前身頃3と後身頃4は、それぞれ左右両側の合わせ部Eを介して脇下部で接合され、左右側面の上方側に腕挿通口5a、5bが形成され、救命胴衣Kを身につけたとき腕を挿通して手を出すことが出来るようになっている。
右前身頃2、左前身頃3はそれぞれ正面側にポケット2a、3aを有し必要なものが収納できるようになっており、後身頃4は背部を覆うようになっている。
右前身頃2、左前身頃3と後身頃4は、ナイロン等の合成樹脂繊維の織布で形成した表地Oと裏地Uを有し、袋状の収納部Sが形成されてこの収納部S内の表地Oと裏地Uの間には発泡合成樹脂の板状体で形成した浮力体Fが内包され、救命胴衣1を着て落水したときに浮くようになっている。
救命胴衣1の右前身頃2、左前身頃3にはそれぞれ1枚の発泡合成樹脂の板状体で形成した浮力体Fが収納され、後身頃4の収納部Sには図2から図4に示すように複数の浮力体F1、F2、F3、F4、F5が内包されている。
後身頃4の収納部に内包した複数の浮力体F1、F2、F3、F4、F5は、前面と後面が平面状に形成された1枚の発泡合成樹脂の板状体を縦長になるように切断し、後身頃4の収納部Sに上下を長手方向にして左右に間隙を設けて並列して収納されている。
この浮力体F1、F2、F3、F4、F5を形成する時に前面と後面に対し傾斜方向に切断して、浮力体F1、F2、F3、F4、F5は隣りの浮力体F同士の対向する端面Tは平面状で互いに平行状に形成され外側(表地O側)から内側(裏地U側)になるにつれて本体1の左右両側から中央側に向かうように傾斜する傾斜面で形成されている。
なお、後身頃4の収納部に内包した浮力体Fの中央側は一点鎖線Cで示した並列した複数の浮力体F1、F2、F3、F4、F5の左右長さの中央側とする。
したがって、後身頃4は浮力体Fが分割された間隙に沿って容易に折り曲げられるようになっており、図4のように救命胴衣1を身に付けた時に、その体Hの周囲の湾曲形状に合わせて湾曲させることができる。
この時、後身頃4に内包した浮力体Fは、中央側の浮力体F3が体Hの背部の中央に当たってその左右両側の浮力体F1、F2、F4、F5が隣り合う浮力体同士で対向する端面Tに沿って誘導されてスライドし、体H(または中心部G)に対し近づいたり遠ざかったりして移動することができる。
なお、体H側の前方側(右前身頃2、左前身頃3側)に移動すると複数の浮力体F1、F2、F4、F5は湾曲状に配し並列される。
このように分割して設けた浮力体F1、F2、F4、F5が隣り合う浮力体同士で対向する端面Tに沿って誘導されてスライドするように前方側に移動するため外側(表地O)から内側(裏地U)に対し収納部S内であまり回動しないため容易に体Hの湾曲に合致して配列され、後身頃4が容易に湾曲状になる。
しかも、浮力体F1、F2、F3、F4、F5の間隙はあまり広がらず、救命胴衣1を脱ぐと、図3のように後身頃4が平面状になり浮力体F1、F2、F3、F4、F5がこれに従って平らに配された並列状態に戻る。
このように後身頃4の湾曲に従って浮力体F1、F2、F3、F4、F5が動いても隣り合う浮力体F同士で対向する端面Tが対向状に配されているため、端面T同士が当接したり、または、支持し合うため浮力体F1、F2、F3、F4、F5に端面T同士がずれてしまうことが防止され、また、隣り合う浮力体F同士が内側、外側にずれて重なってしまうことが防止されている。
なお、少なくとも後身頃4に内包した浮力体Fを分割して複数の浮力体Fを並列して設けたが、右前身頃2や左前身頃3に内包した浮力体Fを分割して複数の浮力体Fを並列して設けてもよい。
また、図5は、救命胴衣1の変形例の横断面図で、上記例では後身頃4に内包した複数の浮力体Fは1室に形成した収納部Sに収納したが、図5では、収納部Sに仕切体4aを設けて複数の浮力体Fごとに収納部Sを分割しそれぞれ浮力体F1、F2、F3、F4、F5を仕切体4aで仕切って収納している。
仕切体4aは浮力体F1、F2、F3、F4、F5の端面Tの傾斜方向に沿って、収納部Sを斜め方向に横切って設けられている。
このように救命胴衣1を形成すると、浮力体F1、F2、F3、F4、F5は後身頃4の湾曲に従って動いても端面T同士が仕切体4aを介して支持し合って移動方向が誘導されるため移動がスムーズで、仕切体4aによって隣り合う浮力体F同士が内側、外側に重なってしまうことがより確実に防止される。
その他の構成は、図1から図4に示す実施例と同じである。
なお、本願は、救命胴衣1をフローティングベストで説明したが、同様にフローティングジャケットなどに実施してもよい。
本発明は、救命胴衣全般に利用できる。
図1は、救命胴衣の正面図である。 図2は、救命胴衣の背面図である。 図3は、救命胴衣の横断面図(B−B断面図)である。 図4は、救命胴衣を身に付けた状態の横断面図である。 図5は、救命胴衣を身に付けた状態の横断面図である。
符号の説明
K 救命胴衣
1 本体
2 右前身頃
3 左前身頃
4 後身頃
F 浮力体
T 端面

Claims (2)

  1. 本体の少なくとも後身頃に複数の浮力体を並列して内包した救命胴衣において、前記並列した浮力体の端面が互いに対向する傾斜面で形成されていることを特徴とする救命胴衣。
  2. 浮力体の傾斜面は外側から内側になるにつれて本体の左右両側から中央側に向かうように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の救命胴衣。
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