JP2009208191A - 切断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】上刃及び下刃の交換をスムーズに行わせることができるとともに、当該上刃と下刃との間に設定されたクリアランスを常時維持させることができる切断装置を提供する。
【解決手段】上刃H1を保持した上ホルダA1、及び下刃H2を保持した下ホルダA2が取り付けられて当該上刃H1及び下刃H2の協働により長尺状板材Wを所定長さに切断する切断装置本体1を有した切断装置であって、上ホルダA1と下ホルダA2とを一体的なユニットY1〜Y3として構成するとともに、互いに刃面の形状が異なる上刃H1及び下刃H2を保持した上ホルダA1及び下ホルダA2を含む複数のユニットY1〜Y3を備え、これら複数のユニットY1〜Y3のうち切断装置本体1に取り付けられたものを取り外し、任意のユニットを取り付けることにより当該ユニットを交換し得る交換手段2を具備したものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、上刃を保持した上ホルダ、及び下刃を保持した下ホルダが取り付けられて当該上刃及び下刃の協働により長尺状板材を所定長さに切断する切断装置本体を有した切断装置に関するものである。
シャーリングマシン(シャー)と称される切断装置は、一般に、順次送られる金属製の長尺状板材を上刃及び下刃の協働により順次所定長さに切断するものであり、例えば特許文献1で示されるように、上刃を回動させつつ下刃を水平面内で同期させて往復動させることにより長尺状板材を所定長さに切断するロータリーシャーが広く提供されるに至っている。
かかるロータリーシャーにおいては、上刃と下刃とが近接、離間を繰り返し、近接時に長尺状部材に対して剪断力を加えてその幅方向で切断し得るようになっている。かかる上刃及び下刃は、従来、それぞれ長尺状板材の幅に応じた長さの直線状の刃面を有しており、順次送られる長尺状板材を直線状に切断し得るよう構成されている。そして、切断された板材は、例えばプレス装置に搬送され、所望のプレス加工等が施されることとなる。
特開2001−150225号公報
しかしながら、上記従来の切断装置においては、以下の如き問題があった。
例えば自動車のボンネット等をプレス加工するシャーラインにおいては、長尺状板材を円弧状(曲線状)に切断する場合がある。その場合、円弧状切断面に対応した円弧形状の刃面を有した刃具(上刃及び下刃)をシャーリングマシン(切断装置)に取り付ける必要があるが、円弧形状は、直線形状と異なり、種々曲率が想定されることから、上刃及び下刃を加工形状に応じたものに交換する必要が生じる。
しかしながら、従来の切断装置においては、上刃及び下刃の取り付け及び取り外し作業は、ボルト等の締結手段により手作業で行われるため、刃具の交換をスムーズに行わせることができないという問題があった。特に、上刃と下刃との間には、長尺状板材に対して剪断力を付与するための所定寸法のクリアランスが設定されているのであるが、上刃及び下刃の交換の度に当該クリアランスの設定を行わなければならず、刃具交換時の作業性が著しく悪化してしまうという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、上刃及び下刃の交換をスムーズに行わせることができるとともに、当該上刃と下刃との間に設定されたクリアランスを常時維持させることができる切断装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、上刃を保持した上ホルダ、及び下刃を保持した下ホルダが取り付けられて当該上刃及び下刃の協働により長尺状板材を所定長さに切断する切断装置本体を有した切断装置であって、前記上ホルダと下ホルダとを一体的なユニットとして構成するとともに、互いに刃面の形状が異なる上刃及び下刃を保持した上ホルダ及び下ホルダを含む複数のユニットを備え、これら複数のユニットのうち前記切断装置本体に取り付けられたものを取り外し、任意のユニットを取り付けることにより当該ユニットを交換し得る交換手段を具備したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の切断装置において、前記交換手段は、複数のユニットを支持しつつ前記切断装置本体のユニットの取り付け位置と対向した交換位置とその他の待機位置との間で当該ユニットを移動可能な移動手段と、該移動手段で交換位置まで移動されたユニットを前記切断装置本体のユニットの取り付け位置まで搬送させる搬送手段とを具備したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の切断装置において、前記複数のユニットのうち少なくとも1つは、曲線形状の刃面を有した上刃及び下刃を含むものとされたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れか1つに記載の切断装置において、前記切断装置本体は、上刃を回動させつつ下刃を水平面内で同期させて往復動させることにより長尺状板材を所定長さに切断するロータリーシャーから成ることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、互いに刃面の形状が異なる上刃及び下刃を保持した上ホルダ及び下ホルダを含む複数のユニットを備え、これら複数のユニットのうち切断装置本体に取り付けられたものを取り外し、任意のユニットを取り付けることにより当該ユニットを交換し得る交換手段を具備したので、上刃及び下刃の交換をスムーズに行わせることができるとともに、当該上刃と下刃との間に設定されたクリアランスを常時維持させることができる。
請求項2の発明によれば、交換手段は、複数のユニットを支持しつつ切断装置本体のユニットの取り付け位置と対向した交換位置とその他の待機位置との間で当該ユニットを移動可能な移動手段と、該移動手段で交換位置まで移動されたユニットを切断装置本体のユニットの取り付け位置まで搬送させる搬送手段とを具備したので、交換手段によるユニットの交換を自動化又は半自動化させることができる。
請求項3の発明によれば、複数のユニットのうち少なくとも1つは、曲線形状の刃面を有した上刃及び下刃を含むものとされたので、例えば直線状の刃面を有した上刃及び下刃を含むユニットから曲線形状の刃面を有した上刃及び下刃を含むユニットへの交換、或いは曲線形状の刃面を有した上刃及び下刃を含むユニットから直線状の刃面を有した上刃及び下刃を含むユニットへの交換をよりスムーズに行わせることができる。
また、曲線形状の刃面を有した上刃及び下刃を含むユニットを複数具備させ、これらが互いに異なる曲率の曲線形状の刃面を有した上刃及び下刃を含むよう構成してもよい。この場合、一の曲率の曲線形状の刃面を有した上刃及び下刃を含むユニットから他の曲率の曲線形状の刃面を有した上刃及び下刃を含むユニットへの交換をスムーズに行わせることができる。
請求項4の発明によれば、切断装置本体は、上刃を回動させつつ下刃を水平面内で同期させて往復動させることにより長尺状板材を所定長さに切断するロータリーシャーから成るので、切断手段として汎用的に普及したロータリーシャーを流用することができ、製造コストを低減させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る切断装置は、上刃を保持した上ホルダ、及び下刃を保持した下ホルダが取り付けられて当該上刃及び下刃の協働により長尺状板材を所定長さに切断するためのシャーリングマシンに適用されたもので、図1〜5に示すように、切断装置本体1と、交換手段2とを備えたものである。尚、図1中符号Wは、切断加工されるべき金属製の長尺状板材を示している。
切断装置本体1は、ロータリーシャーから成るもので、上刃H1(回動刃)を回動させつつ下刃H2(受け刃)を水平面内で同期させて往復動させることにより長尺状板材Wを所定長さに切断するためのものである。より具体的には、切断装置本体1は、図2、4に示すように、基台F1と、該基台F1上に固定された台部F1aと、該台部F1a上のレールR1に沿って前後動(図2、4における紙面垂直方向への往復動)自在に配設された下支持部5と、該下支持部5の上方を覆う如く回動自在に配設された上支持部4とを具備している。
下支持部5と上支持部4との間には、上刃H1を保持した上ホルダA1、及び下刃H2を保持した下ホルダA2とを一体としたユニットY1〜Y3が挿通され、上ホルダA1がクランプ手段C1により上支持部4に、下ホルダA2がクランプ手段C2により下支持部5にそれぞれ取り付けられるよう構成されている。かかるユニットY1〜Y3は、互いに刃面の形状が異なる上刃及び下刃を保持した上ホルダA1及び下ホルダA2を含むものであり、本実施形態においては、所定曲率の円弧形状(曲線形状)の刃面を有した上刃及び下刃を含むユニットY1、該ユニットY1のものとは異なる曲率の円弧形状の刃面を有した上刃及び下刃を含むユニットY2、直線状の刃面を有した上刃及び下刃を含むユニットY3の3つが配設されている。この円弧形状の上刃及び下刃は、刃面が種々の曲線形状である上刃及び下刃であれば足り、必ずしも円弧である必要はない。
尚、所定曲率の円弧形状の刃面を有した上刃H1及び下刃H2により長尺状板材Wを切断した場合、当該長尺状板材Wの幅方向に亘って刃面と対応した円弧形状の切断形状が得られるとともに、直線状の刃面を有した上刃H1及び下刃H2により長尺状板材Wを切断した場合、当該長尺状板材Wの幅方向に亘って刃面と対応した直線形状の切断形状が得られることとなる。
而して、ユニットY1〜Y3は、上ホルダA1及び下ホルダA2を一体として保持するものであり、非加工状態においても、それぞれの上刃H1と下刃H2との間に設定されたクリアランスが維持されるよう構成されている。即ち、図6、7に示すように、下ホルダA2の両側面からは、一体的に上方へ突出形成されたガイド部材A2aが形成されており、これらガイド部材A2aが上ホルダA1側に形成されたガイド孔Aaに挿通されることにより、上ホルダA1と下ホルダA2とが平面内で相対的にずれないよう構成されているので、上刃H1と下刃H2との相対位置もずれないように構成されているのである。
また、上記の如き構成により、上ホルダA1と下ホルダA2とは上下方向に対しては相対移動可能となっており、上ホルダA1が上支持部4に、下ホルダA2が下支持部5にそれぞれ取り付けられた状態では、これら上ホルダA1と下ホルダA2とはそれぞれ独立した動作が可能となっている(但し、下記の如く連動動作することとなり完全な独立動作ではない)。
一方、上支持部4は、軸L2に支持されて構成されており、モータM1を駆動させて駆動軸L1を回転させると、当該駆動軸L1と軸L2との間に接続されたクランク形状のクランク部3の作用により、基台F1に対して上支持部4と共に上ホルダA1が回動し得るよう構成されている。然るに、上ホルダA1が回動動作した際、ガイド部材A2aを介して下ホルダA2が連動(往復動)し得るようになっており、切断加工時、上刃H1を回動させつつ下刃H2を水平面内で同期させて往復動(前後動)させるようになっている。
交換手段2は、複数のユニットY1〜Y3のうち切断装置本体1に取り付けられたものを取り外し、任意のユニットを取り付けることにより当該ユニットを交換し得るものであり、図1〜3及び図5に示すように、複数のユニット(Y1〜Y3)を支持しつつ切断装置本体1のユニットの取り付け位置α(図1参照)(下支持部5と上支持部4との間の位置)と対向した交換位置β(図3参照)と該交換位置β以外の待機位置(本実施形態においては交換位置βの左右位置)との間で当該ユニットを移動可能である台車6(移動手段)と、該台車6で交換位置βまで移動されたユニットを切断装置本体1のユニットの取り付け位置αまで搬送させる搬送手段7とを具備している。
台車6は、基台F2に形成されたレールR2に沿って移動可能とされたもので、4つの車輪K1、該車輪K1を駆動させるためのモータM2等を有しており、その上面が3つのユニットY1〜Y2を載置可能な載置面とされている。そして、台車6は、3位置(ユニットY1が交換位置βとなる位置、ユニットY2が交換位置βとなる位置、及びユニットY3が交換位置βとなる位置)で停止可能とされており、かかる交換位置βと切断装置本体1におけるユニットの取り付け位置α(下支持部5と上支持部4との間の位置)との間には、補助レールF5が懸架されている。尚、切断装置本体1における上支持部4は、全体として門型に形成されており、補助レールF5を通過したユニットY1〜Y3がその取り付け位置α(下支持部5と上支持部4との間の位置)に至ることが可能なようになっている。
更に、交換位置βに対応した位置には、上方へ延びる複数の柱部F3が形成されており、これら柱部F3の上端を連結して摺動部F4が延設されている。この摺動部F4は、交換手段2における台車6の交換位置βからユニットY1〜Y3の取り付け位置α(下支持部5と上支持部4との間の位置)に向かって延設されたフレームから成り、その延設方向にチェーン9(図1、5参照)が無端状に懸架されている。このチェーン9は、モータM2により回動可能とされているとともに、その一部に搬送手段7が連結されている。
搬送手段7は、上端がチェーン9と連結されつつ下方に延設された腕部8と、該腕部8の下端に形成されたシリンダS1と、該シリンダS1の作動ロッドの突端に形成された押圧部10と、該押圧部10近傍に形成されたシリンダS2とから主に構成されている。腕部8は、モータM2の駆動(正逆転駆動)により摺動部F4の延設方向に往復動可能とされているとともに、シリンダS1の押圧部10は、腕部8の動作及びシリンダS1の作動によりユニットY1〜Y3の側面を押圧し得るよう構成されている。
例えばユニットY2を切断装置本体1に取り付ける際には、台車6を略中央の位置に停止させ、当該ユニットY2を交換位置βとした後、モータM2を駆動させて腕部8を図中右方向へ移動させることによりシリンダS1の押圧部10にてユニットY2の側面を押圧する。腕部8が補助レールF5上の所定位置に達した時点でモータM2が停止する(図5中2点鎖線で示した位置での停止)とともに、シリンダS1が作動してその作動ロッドの伸長により押圧部10がユニットY2を更に押圧することとなる。
これにより、ユニットY2は、補助レールF5を通過して下支持部5と上支持部4との間の位置(取り付け位置α)に至り、その後、クランプ手段C1、C2が作動して、上ホルダA1が上支持部4に、下ホルダA2が下支持部5にそれぞれ取り付けられることとなる。その後、モータM2を逆転駆動させ、台車6を初期位置まで戻し、その状態にて加工装置本体1による切断加工が行われる。
また、切断装置本体1に取り付けられたユニットY1〜Y3を取り外して他のユニットに交換する際には、クランプ手段C1、C2をアンクランプ状態(クランプ解除)とした後(これにより、上ホルダA1と下ホルダA2とは一体となってユニットを成すこととなる)、再びモータM2を駆動させつつシリンダS1を作動させ、その作動ロッドを伸長させるとともに、シリンダS2を作動させて、その作動ロッドを切断装置本体1に取り付けられたユニットY1〜Y3の嵌合孔(不図示)に挿通させて係止する。
その状態から、シリンダS1を作動させて、その作動ロッドを縮長させるとともに、モータMを逆転駆動させてユニットY1〜Y3を台車6上まで移動させる。これにより、切断装置本体1に取り付けられていたユニットY1〜Y3は、台車6上に載置されることとなり、その後、任意取り付けたいユニットY1〜Y3が交換位置βとなるよう台車6を移動させることができる。その後の取り付け動作については既述した通りである。
上記実施形態によれば、互いに刃面の形状が異なる上刃H1及び下刃H2を保持した上ホルダA1及び下ホルダA2を含む複数のユニットY1〜Y3を備え、これら複数のユニットY1〜Y3のうち切断装置本体1に取り付けられたものを取り外し、任意のユニットY1〜Y3を取り付けることにより当該ユニットY1〜Y3を交換し得る交換手段2を具備したので、上刃H1及び下刃H2の交換をスムーズに行わせることができるとともに、当該上刃H1と下刃H2との間に設定されたクリアランスを常時維持させることができる。
また、交換手段2は、複数のユニットY1〜Y3を支持しつつ切断装置本体1のユニットY1〜Y2の取り付け位置αと対向した交換位置βとその他の待機位置との間で当該ユニットY1〜Y3を移動可能な台車6(移動手段)と、該台車6(移動手段)で交換位置βまで移動されたユニットY1〜Y3を切断装置本体1のユニットの取り付け位置αまで搬送させる搬送手段7とを具備したので、交換手段2によるユニットY1〜Y3の交換を自動化又は半自動化させることができる。
更に、複数のユニットのうち少なくとも1つ(本実施形態においてはY1とY2の2つ)は、円弧形状の刃面を有した上刃H1及び下刃H2を含むものとされたので、例えば直線状の刃面を有した上刃H1及び下刃H2を含むユニット(本実施形態においてはユニットY3)から円弧状形状(曲線形状)の刃面を有した上刃H1及び下刃H2を含むユニット(Y1若しくはY2)への交換、或いは円弧状形状(曲線形状)の刃面を有した上刃H1及び下刃H2を含むユニット(Y1若しくはY2)から直線状の刃面を有した上刃H1及び下刃H2を含むユニットY3への交換をよりスムーズに行わせることができる。
また、本実施形態の如く、円弧形状(曲線形状)の刃面を有した上刃H1及び下刃H2を含むユニット(Y1、Y2)を複数(2つ)具備させ、これらが互いに異なる曲率の円弧状形状(曲線形状)の刃面を有した上刃H1及び下刃H2を含むよう構成した場合、一の曲率の円弧状形状の刃面を有した上刃H1及び下刃H2を含むユニット(Y1或いはY2)から他の曲率の円弧状形状の刃面を有した上刃H1及び下刃H2を含むユニット(Y2或いはY1)への交換をスムーズに行わせることができる。
更に、本実施形態で適用される切断装置本体1は、上刃H1を回動させつつ下刃H2を水平面内で同期させて往復動させることにより長尺状板材Wを所定長さに切断するロータリーシャーから成るので、切断手段として汎用的に普及したロータリーシャーを流用することができ、製造コストを低減させることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばユニットを2つ或いは4つ以上備えたものとしてもよい。また、切断装置本体は、ロータリーシャーに限らず、例えば下刃H2が固定とされつつ上刃H1が上下動して長尺状板材Wを所定長さに切断するものとしてもよい。更に、交換手段は、複数のユニットのうち切断装置本体に取り付けられたものを取り外し、任意のユニットを取り付けることにより当該ユニットを交換し得るものであれば足り、他の形態のもの(例えば、本実施形態の如く台車6が直線状に移動するものの他、複数のユニットを載置させた円板状部材が回転して任意ユニットを交換位置まで移動するもの等)であってもよい。
また更に、下ホルダA2にコイルスプリングなどの弾性部材を具備させ、当該弾性部材上に上ホルダA1を載置させてユニットY1〜Y3を弾性支持させるよう構成してもよい。この場合、上ホルダA1の切断装置本体1に対する取り付け時及び取り外し時において、弾性部材の弾力により当該上ホルダA1が破壊等してしまうのを確実に回避することができるとともに、取り付け及び取り外し作業をスムーズに行わせることができる。
上ホルダと下ホルダとを一体的なユニットとして構成するとともに、互いに刃面の形状が異なる上刃及び下刃を保持した上ホルダ及び下ホルダを含む複数のユニットを備え、これら複数のユニットのうち切断装置本体に取り付けられたものを取り外し、任意のユニットを取り付けることにより当該ユニットを交換し得る交換手段を具備した切断装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
本発明の実施形態に係る切断装置を示す上面図 同切断装置を示す正面図 同切断装置における交換手段を示す側面図 同切断装置における切断装置本体を示す正面図 同切断装置における交換手段を示す正面図 同切断装置におけるユニットを示す側面図 同ユニットを示す上面図
符号の説明
1 切断装置本体
2 交換手段
3 クランク部
4 上支持部
5 下支持部
6 台車(移動手段)
7 搬送手段
8 腕部
9 チェーン
10 押圧部
Y1〜Y3 ユニット
H1 上刃
H2 下刃
A1 上ホルダ
A2 下ホルダ

Claims (4)

  1. 上刃を保持した上ホルダ、及び下刃を保持した下ホルダが取り付けられて当該上刃及び下刃の協働により長尺状板材を所定長さに切断する切断装置本体を有した切断装置であって、
    前記上ホルダと下ホルダとを一体的なユニットとして構成するとともに、互いに刃面の形状が異なる上刃及び下刃を保持した上ホルダ及び下ホルダを含む複数のユニットを備え、これら複数のユニットのうち前記切断装置本体に取り付けられたものを取り外し、任意のユニットを取り付けることにより当該ユニットを交換し得る交換手段を具備したことを特徴とする切断装置。
  2. 前記交換手段は、
    複数のユニットを支持しつつ前記切断装置本体のユニットの取り付け位置と対向した交換位置とその他の待機位置との間で当該ユニットを移動可能な移動手段と、
    該移動手段で交換位置まで移動されたユニットを前記切断装置本体のユニットの取り付け位置まで搬送させる搬送手段と、
    を具備したことを特徴とする請求項1記載の切断装置。
  3. 前記複数のユニットのうち少なくとも1つは、曲線形状の刃面を有した上刃及び下刃を含むものとされたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の切断装置。
  4. 前記切断装置本体は、上刃を回動させつつ下刃を水平面内で同期させて往復動させることにより長尺状板材を所定長さに切断するロータリーシャーから成ることを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の切断装置。
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