JP2009206842A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】焦点深度を確保することにより湾曲面や段差を有する原稿を良好にスキャンすることができ、かつ、原稿が大判であっても画素データを欠落させることなく対応できる安価な画像読取装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、読取り光学系をテレセントリック系とし、さらに対物レンズをフレネルレンズとしたもので、この構成により画像の欠落や画像の倍率変化、ピンボケもなく、さらに読取り画像の分割も容易に行えるので、画像補正処理にコストを掛けることなく、良好な大判原稿読取りを行うことができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、原稿等の記録媒体から画像を読取るための画像読取装置に係り、特に大判の原稿に対応するため複数の光学系を備える場合に、画像の継目等を電気またはソフト的に画像処理補正することなく読取ることを可能にした大判原稿対応の画像読取装置に関するものである。
図11は、従来の縮小光学系の斜視説明図である。図12は、従来の大判原稿用縮小光学系の斜視説明図である。
従来より、(特許文献1)に記載のように、大判原稿の読取りには縮小光学系を読取り方向に重なるように複数個並べて、継目部における画像のズレや縮小光学系に含まれるレンズの倍率差の補正、イメージセンサー同士のアライメントのズレや光量差の補正を電気的にまたはソフト的に実行して最良の画像データを得る方法が提案されている。
図11において、10は読取り素子としてのイメージセンサー、20は結像レンズ群、30は原稿の読取りラインを示す。読取りライン30上のデータは、結像レンズ群20によってイメージセンサー10に導かれ、データ変換されることによりスキャンが実施される。
この方式では、被写体深度は深いのでピントは良く合っているが、原稿が浮いてしまって読取りライン30が読取りライン40に変化した場合、Aで示す長さ分だけ原稿倍率が変化してしまう現象が発生する。原稿幅に対して十分な読取り幅が取れる場合は、それほど問題にはならないが、読取り幅のより大きい大判原稿では、この課題の影響が大きくなる。
図12は大判原稿読取りのために縮小光学系を並べたものであるが、原稿幅Wに対して読取り幅B,Cは重なりを持つように配置されている。このBとCの重なり部分である継目部における画像のズレや、縮小光学系に含まれる結像レンズ群20の倍率差の補正イメージセンサー10同士のアライメントのズレや光量差の補正を電気的にまたはソフト
的に実行して最良の画像データを得る方法が従来より提案されている。
その方法は、組立後に絶対値座標の基準となる基準チャートを読込ませて、読込んだデータを基に各種補正をかけていくが、ランダムに発生する原稿の浮き、読取り位置ラインの変化に対しては、画角を持った縮小光学系では被写体深度内であってもランダムに倍率が変わるため、継目の部分に不自然な読取りが生じてしまうという課題がある。
また、(特許文献2)に記載のように、複数のCIS(Contact Image Sensor:光源にRGBの発光ダイオード(LED)を用いたもので、例えば、RGBをそれぞれ高速に切り換えてロッドレンズアレイを通して撮像素子であるCMOSイメージセンサーに原稿からの光を直接的に導くような仕組みのもの。)を連結して1ライン分の画像を読取る方法があり、CISの連結部分で発生する画素データの欠落を、前後の画素データから電気的またはソフト的に参照して画素データを作成する方法も提案されていた。
一方、複数のCISを連結して1ライン分の画像を読取る方法があり、CISの連結部分で発生する画素データの欠落を、前後の画素データから電気的またはソフト的に参照して画素データを作成する方法も提案されている。このCIS方式では、結像光学系としてロッドレンズが使用されている。
図13は従来のロッドレンズの説明図である。ロッドレンズ50の中を進む光線は、周期的な曲線を描くことが知られているが、その周期をPとすると、同図(b)に示すように、長さPにカットしたロッドレンズ50は、一方の端面に入る光線の入射角を変えずにもう一方の端面から出射する。それに対し、同図(c)に示すように、P/2にカットしたロッドレンズ50は、入射角を反転して出射する機能を有する。このことからカット長がP/2のロッドレンズ50をアレイ状に並べて使用すれば、立体像がスキャンできることになる。
このロッドレンズアレイ50と一列に並べられたイメージセンサー10を組み合わせたものがCISである。但し、ロッドレンズ50は等倍光学系なので、図14(b)に示すように解像度が上がると被写体深度が非常に浅くなってしまう。
光学系の明るさを示す目安としてF値があるが、図14(a)のF4.0でMTF50lp/mm50%を参照すると、縮小光学系で倍率0.24であれば被写体深度として±1.0mmが確保できるが、等倍光学系では±0.057mmと浅くなっている。
つまり、CIS方式では画角がゼロになっているので原稿の浮きによる倍率変化が無いという長所があるが、等倍光学系であるがゆえに高解像度になると被写体深度が非常に浅い為、画素欠落近傍で原稿の浮きが発生した場合は、補正のもとになる参照画素がボケて不自然な画像になる問題があった。
さらに上記の対策として、原稿が浮かないように搬送ローラで押さえつける方法や、CISを原稿台に限りなく近づける方法があるが、原稿にシワを発生させたり、光学系カバーガラスや原稿台に傷をつけてしまうという課題もあった。
よって、焦点深度が深く、画角がゼロ、つまり原稿が浮いても倍率が変化しない光学系が望まれている。
さらに画像補正を実行しない方法としては、(特許文献3)に記載のように複数テレセントリック光学系を一列に並べてハーフミラーを介して読取りラインを空間的に分割して読取り合成する方法がある。
図15は従来の大判原稿用テレセントリック光学系の斜視説明図であり、ハーフミラーを用いて読込み画像を分離しているテレセントリック光学系の例である。原稿60は照明ランプ70に照射され、読取りライン30の反射光が結像レンズ群20を介してイメージセンサー10へ入射する。読取りライン30と結像レンズ群20の間には分割境界部80にて各々の結像レンズ群20に画像が分かれるようにハーフミラー90と反射ミラー100が設けられている。
この方式ではテレセントリック光学系は読取り幅に対して対物レンズが大きく高価であるというコスト面の課題があり、また対物レンズそのものが大きいので、干渉を避けるためにハーフミラー90等を使用すると、そのコストが大きいという課題と、ハーフミラー90によって光量が減少することにより、照明ランプ70の光量UPが必要という問題があった。
特開2000−175001号公報 特開2002−232654号公報 特開昭57−154219号公報
以上より、解決しようとする課題は、大判原稿の読取りにおける予測できない原稿の浮きに対して、良好に読取ることができない点である。
本発明は、上記課題を解決するため、読取り光学系をテレセントリック系とし、さらに対物レンズをフレネルレンズとしたもので、この構成により画像の欠落や画像の倍率変化、ピンボケもなく、さらに読取り画像の分割及び結合も容易に行えるので、画像補正処理にコストを掛けることなく、大判原稿を良好に読取ることができるものである。
本発明の画像読取装置は、複雑で高価な画像処理もなく、安価で画像の欠落等のない、倍率変化や濃度ムラのない良好な画像を得ることができるという効果を得られるものである。
また、本発明では、テレセントリック光学系における対物レンズが大きくて高価であること、各光学系への読取り画像分離手段が高価であることに対して、対物レンズをフレネルレンズとすることによりコストを下げ、かつ読取り画像分離を容易にすることにより、テレセントリック光学系の長所である被写体深度が深く、倍率が変化しないという機能を生かして大判原稿の画像読取装置に適応させるものである。
本願の第1の発明は、原稿がランダムに浮いた際に、縮小光学系では被写体深度は深いが画角があるので倍率が変わる不具合があり、一方、CISのような等倍光学系では被写体深度が浅いためにボケるという欠点に対し、深度が深く倍率が変化しないという両方の長所を持つテレセントリック光学系を採用したものである。
しかし、テレセントリック光学系では、読取り幅より対物レンズが大きくなるという短所があるため、対物レンズのコストを下げる為にこのレンズをフレネルレンズとした。
さらに、フレネルレンズのピッチを所望解像度ピッチ以下に設定したので、安価で良好な画像を提供できるようにしたものである。
本願の第2の発明は、大判原稿の読取りを可能にするために複数個を一列または平行、千鳥に並べて対応したものである。
これにより、原稿がランダムに浮いた際にピントがボケたり、倍率が変わったりしないので、画像合成が容易で良好な大判原稿読取りができるという作用を有するものである。
本願の第3の発明は、各対物フレネルレンズを所望の解像度以下のピッチ隙間で一列に配置したものである。
これにより、画像の欠落なく大判原稿の読取り合成ができるという作用を有するものである。
本願の第4の発明は、各対物フレネルレンズを長手方向に並べて弾性部材にて固定したものである。
これにより、温度変化による膨張が起きても配列ピッチ隙間が大きくなることはなく、良好な画像の欠落ない大判原稿の読取り合成ができるという作用を有するものである。
本願の第5の発明は、複数個のテレセントリックスキャナーを一列または平行、千鳥に並べた結像レンズ群において、原稿面に一番近い各対物フレネルレンズを一体化構成したものである。
これにより、精度の確保が可能となり、良好な画像の欠落ない大判原稿の読取り合成ができるという作用を有するものである。
本願の第6の発明は、原稿と各対物フレネルレンズの間に遮蔽板群を設けたものである。
これにより、迷い光の発生によるコントラストの低下を防止することができるため、良好な大判原稿の読取り合成ができるという作用を有するものである。
本願の第7の発明は、遮蔽板群のピッチを所望解像度間隔の整数倍と一致するように構成したものである。
これにより、遮蔽板群による読取り画像への縦すじ発生を防止でき、良好な大判原稿の読取り合成ができるという作用を有するものである。
本願の第8の発明は、原稿面に一番近い対物フレネルレンズが、光学系をホコリ及びゴミからシールドするカバー部材または原稿台と一体化構成したものである。
これにより、原稿の近傍で画像の分離が可能になり、良好な大判原稿の読取り合成ができるという作用を有するものである。
本願の第9の発明は、隣接する光学系との間に光軸と並行となるように遮蔽板を設けたものである。
これにより、隣接する光学系から入ってくる迷光を防ぐことができ、フレアー発生によるコントラスト低下を防ぎ、良好な大判原稿の読取り合成ができるという作用を有するものである。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係る画像読取装置の光学系の構成図である。図2は本発明の一実施の形態に係る画像読取装置に用いるフレネルレンズの説明図である。図3は本発明の一実施の形態に係る画像読取装置のスキャナ読取部の説明図である。図4は本発明の一実施の形態に係る画像読取装置のテレセントリック光学系の説明図であり、対物レンズがフレネルレンズである光学系を並べたもので、各対物フレネルレンズの隙間設定を解像度に対応させたスキャナ読取り部を説明したものである。図5は本発明の一実施の形態に係る画像読取装置の対物フレネルレンズによる読取り画像分離を説明した図である。図6は本発明の一実施の形態に係る画像読取装置において弾性部材による複数の対物フレネルレンズの固定を説明した図である。図7は本発明の一実施の形態に係る画像読取装置において対物フレネルレンズを一体化したスキャナ読取り部の説明図である。図8は本発明の一実施の形態に係る画像読取装置において原稿と対物フレネルレンズの間に遮蔽板群を設置したスキャナ読取り部の説明図である。図9は本発明の一実施の形態に係る画像読取装置の説明図であり、対物フレネルレンズとカバーガラスもしくは原稿台と一体化した画像読取装置の一例を示したものである。図10は光学系の倍率と深度の説明図である。
(実施の形態1)
以下、これらの図面に沿って本発明の実施の形態1についての説明を行う。ここで、従来の技術と同一の構成については同一番号を付し、説明を省略する。
図1において、110は対物レンズとして用いるフレネルレンズであり、そのフレネルピッチ120を所望の解像度以下に設定したものである。
まず、フレネルレンズ110について説明する。図2において、130は通常のレンズである。レンズ130の表面で屈析した光は、レンズ130の中を直進する。そしてレンズ130から出るとき再び屈析する。レンズ130内において光が直進する部分を取り去り、屈析する傾斜面のみを同心円状、あるいは平行に並べたものがフレネルレンズ110である。
よって、フレネルレンズ110は光学的には凸レンズあるいは凹レンズ等の効果をもちながら、形状は平板状のレンズということになり、レンズの軽量コンパクト化とコストダウン(直材料費削減)に大きな効果を発揮する。
現在では、いろいろなレンズ類がフレネルレンズ化されている。代表的なものとしては、凸レンズ/凹レンズとして最も一般的な球面レンズ、集光レンズ/回転放物面レンズ/球面収差補正レンズ等の非球面レンズ、シリンドリカルレンズ、球面レンズ/非球面レンズ等の集合レンズシート等のレンズアレイなどがある。
図1において、読取りライン30から光軸に対して平行に入った光は、フレネルレンズ110を介して屈折し、結像レンズ20を経由してイメージセンサー10に導かれてデジタル画像データに変換される。このとき、光軸に対してフレネルレンズ110には平行に光が入るので、原稿が浮いても倍率が変わることはなく、また、読取り幅に対してイメージセンサー10は十分に小さい縮小光学系なので、被写体深度も深く確保できる。
ここでは、フレネルレンズ110のフレネルピッチ120を所望の解像度、例えば600dpi、すなわち1インチ25.4mm当たりに600個のドットを読取ると仮定すれば、フレネルピッチ120を0.042mm以下に設定すれば、良好な画像を読込むことができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
図3(a)のように配置した場合は、図3(b)に示すように読取りラインが原稿送り方向にズレているので、その距離の分だけ読込みタイミングをずらし、後に読込み画像を合成する必要がある。
図4の配置では、一列に図1に示したスキャナ読取り部を並べるので、画像を一度に一括して読込むことが可能である。このとき、図4の読取りライン境界部140をうまく分離するには、フレネルレンズ110の特徴をうまく使うと良い。フレネルレンズ110と150の隙間160を所望解像度ピッチ以下にすることにより、プリズムのように光を分割すれば良いのである。
図5はその分割のしくみを説明したものである。細かくフレネルピッチ120を刻めば、各フレネルピッチ120に対応するフレネルレンズ110はプリズムと同じ効果を奏すると考えられる。所望の解像度以下にフレネルピッチ120を刻み、かつ、各フレネルレンズ110と150の隙間を解像度以下に設定すれば、一画素に相当する画像データの欠落を防ぐことが出来、良好な光路分離が可能となるのである。
(実施の形態3)
次に、複数個のフレネルレンズ110、150の固定方法について説明する。図6において、板上になった各フレネルレンズ110、150にリブを設けて、レンズ固定用ガイド170に挿入する。このとき、位置決めとしては面180が基準面となるようにし、弾性部材190を介して固定部材200にて固定する。
このような構成とすることにより、環境温度変化に伴うフレネルレンズ110、150の線膨張をキャンセルでき、かつ、各フレネルレンズ110と150の隙間を小さくすることができるものである。
(実施の形態4)
図7(a)は、各対物フレネルレンズを一体化したものである。このように一体化することにより、図7(b)に示すように、より安定的に読取り境界部140の分離が可能になり、一体化による光学レンズアライメント精度の向上も図れるものである。
(実施の形態5)
図8において、照明ランプによって原稿を照射した際、画像を読込むのに使用する光は直接反射光ではなく、拡散光を利用する。これは、直接反射光を読取ると、光源色相が反映されて色味が変わってしまうからである。
しかしながら、拡散光がフレネルレンズ110に入るとフレアーとなり、読込み画像データのコントラストを低下させる恐れがある。
よって、読取りラインとフレネルレンズ110の間に遮蔽板群180を設置し、光軸と平行でない光を遮蔽する機能を持たせたものである。さらに、この遮蔽板群180のピッチ190を所望の解像度間隔の整数倍に設定することにより、その効果を一層高めたものである。
(実施の形態6)
図9は、本発明の一実施の形態に係る画像読取装置の説明図である。画像読取装置はスキャナ筐体300に覆われており、その内部に光学筐体310が設けられている。通常、光学筐体310の中にすべての結像レンズ群320が収められており、大判の原稿を読取るので焦点距離が長くなり、それを反射ミラー100a、100b、100c、100dにて折り返すことにより内部に収められている。
原稿60は紙送りローラ群330により搬送されて、読取り部にて照明ランプ70により照射される。その反射光はカバーガラス230と反射ミラー100を介して結像レンズ320に導かれ、結像してイメージセンサー10に入射する。
本発明では、フレネルレンズ110と結像レンズ320間の距離が長い特徴があるので、直接原稿と接するカバーガラス230または原稿台とフレネルレンズ110を一体化することにより、遮蔽部材がなくても良好な読取り画像を得られるようにしたものである。原稿とフレネルレンズ110が、限りなく近くなっているので、迷光もなく、コントラストの低下もない優れた画像読取装置となっている。
(実施の形態7)
図10は、隣接する光学系のフレネルレンズ110から入ってくる迷光200を結像レンズ210に導かないよう、光学系間に光軸と平行になるように遮蔽板220を設けたので、コントラストの低下もなく、良好な読取り画像を得られるようにしたものである。
本発明は、スキャナ読取り部の光学系をテレセントリック系とし、さらに対物レンズをフレネルレンズとして複数個並べる構成としたもので、大判原稿をコストアップすることなく、一括で読込むことができ、かつ、被写体深度が深く、読込み倍率が一定であるという優れた効果を奏し、大型の複写機、電子黒板などの読取り用途にも適用できるものである。
本発明の一実施の形態に係る画像読取装置の光学系の構成図 本発明の一実施の形態に係る画像読取装置に用いるフレネルレンズの説明図 本発明の一実施の形態に係る画像読取装置のスキャナ読取部の説明図 本発明の一実施の形態に係る画像読取装置のテレセントリック光学系の説明図 本発明の一実施の形態に係る画像読取装置の対物フレネルレンズによる読取り画像分離を説明した図 本発明の一実施の形態に係る画像読取装置において弾性部材による複数の対物フレネルレンズの固定を説明した図 本発明の一実施の形態に係る画像読取装置において対物フレネルレンズを一体化したスキャナ読取り部の説明図 本発明の一実施の形態に係る画像読取装置において原稿と対物フレネルレンズの間に遮蔽板群を設置したスキャナ読取り部の説明図 本発明の一実施の形態に係る画像読取装置の説明図 光学系の倍率と深度の説明図 従来の縮小光学系の斜視説明図 従来の大判原稿用縮小光学系の斜視説明図 従来のロッドレンズの説明図 光学系の倍率と深度の説明図 従来の大判原稿用テレセントリック光学系の斜視説明図
符号の説明
10 イメージセンサー
20 結像レンズ群
30 読取りライン
40 読取りライン
50 ロッドレンズ
60 原稿
70 照明ランプ
80 分割境界部
90 ハーフミラー
100 反射ミラー
110 フレネルレンズ
120 フレネルピッチ
130 レンズ
140 読取りライン境界部
150 フレネルレンズ
160 隙間
170 レンズ固定用ガイド
180 遮光板群
190 ピッチ
200 迷光
210 結像レンズ
220 遮蔽板
230 カバーガラス
300 スキャナ筐体
310 光学筐体
320 結像レンズ
330 紙送りローラ群

Claims (9)

  1. 読取り機能を構成する各結像レンズがテレセントリック系であり、さらに原稿面に一番近い対物レンズがフレネルレンズで構成され、その材質がガラスまたは樹脂材料から成立し、前記フレネルレンズのきざみフレネルピッチが、読取り解像度に対応して解像度間隔以下に設定されていることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記請求項1記載のテレセントリックスキャナーを、複数個一列または平行、千鳥に並べることにより大判原稿の読取りに対応したことを特徴とする画像読取装置。
  3. 前記請求項2に記載のテレセントリックスキャナーを、複数個一列または平行、千鳥に並べた結像レンズ群において、原稿面に一番近い各対物フレネルレンズが、読取り解像度ピッチ以下の隙間で配置されていることを特徴とする画像読取装置。
  4. 前記請求項3に記載の、原稿面に一番近い対物フレネルレンズが、片側基準の長手方向に弾性部材を用いて固定配置されていることを特徴とする画像読取装置。
  5. 前記請求項2に記載の、複数個のテレセントリックスキャナーを一列または平行、千鳥に並べた結像レンズ群において、原稿面に一番近い各対物フレネルレンズが一体化構成していることを特徴とする画像読取装置。
  6. 前記請求項2に記載の、複数個のテレセントリックスキャナーを一列または平行、千鳥に並べた結像レンズ群において、原稿面とその原稿に一番近い各対物フレネルレンズの間に、光路と平行な遮蔽板群を構成していることを特徴とする画像読取装置。
  7. 前記請求項6に記載の遮蔽板群のピッチが、読取り解像度間隔の整数倍と一致するように構成していることを特徴とする画像読取装置。
  8. 前記請求項2、5に記載の、複数個のテレセントリックスキャナーを一列または平行、千鳥に並べた結像レンズ群において、原稿面に一番近い対物フレネルレンズが、光学系をホコリ及びゴミからシールドするカバー部材または原稿台と一体化構成したことを特徴とする画像読取装置。
  9. 前記請求項2、5に記載の、複数個のテレセントリックスキャナーを一列または平行、千鳥に並べた結像レンズ群において、隣接する光学系との間に光軸に対して平行になるように遮蔽板を備えたことを特徴とする画像読取装置。
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