JP2009206365A - 露光方法及び電子デバイス製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】投影光学系を用いてウエハW上に明暗パターンを露光する露光方法であって、Xスケール部39XAを用いて多点AF系90の複数の検出基準点のZ位置情報を計測する多点AF系90の校正工程と、Xスケール部39XAをX方向に多点AF系90の複数の計測点の間隔だけ移動しつつ、多点AF系90によりXスケール部39XAの表面の複数箇所のZ位置情報を複数回計測する計測工程と、この計測工程で得られた複数のZ位置情報を統計処理してXスケール部39XAのZ方向の形状情報を算出する算出工程とを含む。
【選択図】図4
Description
しかしながら、露光装置を使用すると、装置内の温度環境の変化、及び基準部材が載置されるステージの運動に伴う発熱や加速度により、基準部材の平面度も僅かではあるが変動してしまう。そこで、例えば定期的に露光工程のスループットを殆ど低下させることなく効率的に、基準部材自体の平面度も計測(校正)することが好ましい。
以下、本発明の好ましい第1の実施形態につき図1〜図11を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る露光装置100の概略構成を示す。この露光装置100は、ステップ・アンド・スキャン方式の投影露光装置(走査型露光装置)としてのいわゆるスキャニングステッパである。後述するように本実施形態では、投影光学系PL(投影ユニットPU)が設けられており、以下においては、投影光学系PLの光軸AXと平行にZ軸を取り、これに直交する面内でレチクルとウエハとが相対走査される方向にY軸を、Z軸及びY軸に直交する方向にX軸を取り、X軸、Y軸、及びZ軸の周りの回転(傾斜)方向をそれぞれθx、θy、及びθz方向として説明を行う。
図1において、ノズルユニット32は、露光用の液体Lqを供給可能な供給口と、液体Lqを回収可能な多孔部材(メッシュ)が配置された回収口とを有する。ノズルユニット32の供給口は、供給流路及び供給管31Aを介して、液体Lqを送出可能な液体供給装置5(図8参照)に接続されている。
次に、本実施形態の露光装置100は、図2に示されるように、照射系90a及び受光系90bから成る、例えば特開平6−283403号公報(対応する米国特許第5,448,332号明細書)等に開示されるものと同様の構成の斜入射方式の多点のオートフォーカスセンサ(以下、多点AF系と呼ぶ。)90を備えている。一例として、投影光学系PLと、ウエハステージWST上のウエハのローディング位置LPとのY方向の間の領域に、多点AF系90の照射系90a及び受光系90bが不図示のメインフレームに支持されて配置されている。なお、ウエハのローディング位置LP及びアンローディング位置UPは、それぞれ不図示のウエハローダ系のウエハアームWA等との間でウエハWの受け取り及び搬出を行う際のウエハステージWSTの中心の位置を意味している。
図4(B)に示すように、多点AF系90の照射系90aから被検面に対してウエハW上のレジストを感光させない波長域の複数の検出光DLi(i=1〜M、Mは計測点の総数)によって、複数のスリット像(計測用パターン)がZ軸に平行な軸に対してY軸の周りに大きく傾斜して斜めに投射される。被検面に投射される複数のスリット像の中心が計測点Aiである。そして、計測点Aiからの反射光が受光系90bで受光されて、計測点Aiにおける被検面のZ位置が、予め定められている検出基準点(計測値が0になるときのZ位置にある計測点)からの偏差として求められる。その検出基準点が例えば投影光学系PLの像面に合致するように定める動作が後述の多点AF系90の校正(キャリブレーション)である。また、Y軸の周りに傾斜した斜入射方式であるため、被検面のZ位置によって計測点AiのX方向の位置は僅かに変化するため、以下では一例として検出基準点のX方向の位置を計測点AiのX方向の位置とする。
この場合、多点AF系90によるM個の計測点は、被検面上のX方向に細長い検出領域AF内にX方向に沿って間隔XPで配置される。なお、M個の計測点は必ずしもX軸に平行な直線上に、正確に間隔XPで配置されている必要はなく、概X軸に平行な直線上に概間隔XPで配置されていればよい。即ち、各計測点のX方向、Y方向の位置は、例えばウエハWの表面のZ位置が所定の許容範囲内で実質的に等しいとみなされるような範囲内でのばらつきは許容される。以下では、計測点の間隔XPとは、複数の計測点の間隔の平均値であるものとする。
図2に戻り、ヘッドユニット62C及び62Aは、それぞれ複数のYヘッド64の検出中心を結ぶX軸に平行な直線LHを挟むように対称に、かつ直線LHに平行な2本の直線に沿って所定間隔で配置された複数(ここでは各6個、合計で12個)のZセンサ74i,j(i=1,2、j=1〜6)及びZセンサ76p,q(p=1,2、q=1〜6)を備えている。各Zセンサ74i,j及び76p,qとしては、前述のZセンサ72a〜72dと同様のセンサが用いられている。また、一対のZセンサ741,4,742,4は、Zセンサ72a,72bと同一のY軸に平行な直線上に位置しており、一対のZセンサ761,3,762,3は、Zセンサ72c,72dと同一のY軸に平行な直線上に位置している。Zセンサ74i,j及び76p,qは例えばメインフレーム(不図示)に固定されている。
以下、本実施形態の図1の露光装置100において、主制御装置20の制御のもとで所定ロットのウエハに順次レチクルRのパターンの像を露光する際の動作の一例につき、図11のフローチャートを参照して説明する。
次のステップ202において、図4(B)及び図5(A)の状態(標準位置)から図4(C)及び図5(B)に示すように、ウエハステージWSTを−X方向に計測点Aiの間隔であるXPと同間隔だけ移動する。以下この移動後の状態をシフト位置とも称する。この移動の際に、ウエハステージWSTの上面のZ位置及びθx方向、θy方向のチルト角は変化させないようにする。
この際に、ウエハステージWSTのチルト角は、一例として、いわゆるピッチング干渉計によりウエハステージWSTを計測することにより計測できる。そして、この計測結果に基づいてZ・レベリング機構を駆動して、ウエハステージWSTのチルト角を一定に保つことができる。
次のステップ203において、多点AF系90の計測点A1〜AMにおいて、Xスケール部39XA上でX方向に間隔XPで配列された点B2〜B(M+1)のZ位置ZSi(i=1〜M)を計測して記憶する。なお、図6(D)は、図6(A)の表面形状を持つXスケール部39XAを+X方向にXPだけ移動した後の計測点AiにおけるZ位置の計測値ZSi[nm]を示す。
この場合、図5(A)から分かるように、標準位置のXスケール部39XAの表面39aの点B1のZ位置を0とすると、2番目の点B2のZ位置は、計測点A1に関して式(1)より計算される計測値の差分δ1に等しい。また、3番目の点B3のZ位置は、計測点A1及びA2に関して式(1)より計算される計測値の差分δ1及びδ2の和に等しい。従って、点B1のZ位置を0とすると、j番目(j=2〜M)の点BjのZ位置ZBjは、次のように点B1〜B(j-1) に関して式(1)で計算されるZ位置の計測値の差分δiの積算値となる。
図5(C)の点線の折れ線CMは、図5(A)の標準位置の表面39a上の点BiのX軸の値を横軸に取り、点Biに対応して式(2)から計算される積算値Σδiを縦軸に取ったものであり、折れ線CMは、点B1のZ位置を0とした場合のXスケール部39XAの表面39aの断面形状を正確に表している。そこで、主制御装置20は、折れ線CMで表される表面形状の情報を記憶部に記憶する。なお、図6(C)及び図6(D)の場合には、Xスケール部39XAの移動方向が逆である。即ち、図5の(A)と(B)の間では、基準平面板に相当する第1のXスケール部39XAが、左方向に移動しているのに対し、図6の(C)と(D)の間では、基準平面板が、右に移動している。
そのため、式(1)に対応する差分δi[nm]は、図6(E)に示すように、図6(C)のZ位置Ziから図6(D)のZ位置ZSiを差し引いた値となり、その積算値Σδi[nm]は図6(F)に示すように、オフセットを除いて正確に図6(A)の断面形状に合致する。このように、本実施形態によれば、多点AF系90の計測値に図6(B)に示すようなランダムなオフセットが混入していても、Xスケール部39XAの表面形状(断面形状)を効率的に、かつ高精度に計測することができる。
δa=(ZSa’−Za)×(XZA/XP) …(3)
この補間の手法は、上記のXスケール部39XA上の隣接する2点Bi及びB(i+1) 間のZ位置の差分δiを求める場合にも適用可能である。
次のステップ206において、ウエハステージWSTの中心を、投影光学系PLの光軸を通りY軸に平行な直線LV上に移動した後、さらにウエハステージWSTの中心が投影光学系PLの露光領域(露光位置)の方向に移動するように、ウエハステージWSTの+Y方向への移動を開始する。その移動中、図9(A)に示すように、プライマリアライメント系AL1の検出領域内にウエハテーブルWTB上の基準マーク(不図示)が入ったときに、プライマリアライメント系AL1で基準マークFMの位置計測を行う。
このオフセットZofi(i=1〜M)が主制御装置20から多点AF系90の受光系90b内のオフセット補正部に設定される。これ以後は、多点AF系90の各計測点AiのZ位置の計測値に式(4)のオフセットZofiを加算した値(オフセット補正後の計測値)が主制御装置20に供給される。従って、仮にXスケール部39XAの表面39aが平面でない場合でも、多点AF系90の各計測点AiにおけるZ位置の計測値は、投影光学系PLの像面からの偏差を正確に示す値となるため、多点AF系90の計測値を用いてウエハWの表面を像面に高精度に合焦できる。なお、受光系90b内の各検出光DL1〜DLMの受光光学系内に、各検出光の結像位置をシフトさせるハービング等が設けられている場合には、そのハービング等を用いて、そのオフセットZofiに対応するシフト量を相殺するように各検出光の結像位置をシフトさせてもよい。
(1)上記の実施形態の露光装置100を用いる露光方法は、投影光学系PLを用いてウエハW(被露光基板)上に明暗パターンを露光する露光方法であって、ウエハWの法線方向であるZ方向(第1方向)と直交するX方向(第2方向)に概一列に並んで検出領域AF内に配置された複数の検出基準点(Z位置の計測値が例えば0になるときの計測点)を含む多点AF系90を用いて、ウエハWの表面内の複数位置におけるZ位置(ウエハ情報)を収集するステップ210(ウエハ計測工程)と、ステップ210で得られたウエハ情報を用いて、投影光学系PLに対してZ方向に離れた像面にウエハWを配置するステップ211内のオートフォーカス工程(ウエハ配置工程)と、投影光学系PLによりウエハWを露光するステップ211内の走査露光工程とを含む。
(2)また、ステップ201〜203では、多点AF系90によりXスケール部39XAの複数箇所BiのZ位置の絶対位置(像面を基準とする位置)を計測しているが、その代わりにその複数箇所Bi間でのZ方向の相対位置関係を計測してもよい。また、その複数箇所BiのZ位置の計測値には、真の位置に対して各計測点Ai毎のオフセット等を含むある程度の誤差が含まれているが、この誤差は統計処理によって相殺されるため差し支えない。
(4)また、上記の実施形態では、ウエハステージWST上のウエハWに対するX方向の両側にYスケール39Y1,39Y2(第2平面板)が配置されるとともに、ステップ210においては、多点AF系90とは異なるZセンサ72a〜72d(第2の位置計測機構)により、Yスケール39Y1,39Y2のZ位置をさらに計測して、この計測結果に基づいてそのウエハ情報を補正し、ステップ211のウエハ配置工程においては、投影光学系PLの側面方向に配置されたZセンサ74i,j〜72p,q(第3の位置計測機構)により、Yスケール39Y1,39Y2のZ位置を計測し、この計測結果とその補正されたウエハ情報とを用いて、ウエハWの表面を像面に合焦させている。
なお、ステップ210におけるウエハ情報の補正は、一例として多点AF系90の計測値からZセンサ72a〜72dの計測値より求められるオフセット分を差し引く演算によって行われる。しかしながら、その代わりに、Zセンサ72a〜72dの計測値が例えば0(像面)を示すようにウエハステージWSTのZ位置、及びθx方向、θy方向のチルト角を制御した状態で、多点AF系90によってウエハ情報を計測してもよい。
(7)なお、上記の実施形態では、多点AF系90の複数の検出基準点は、Z方向及びX方向と直交するY方向(第3方向)に離れた位置に配置してもよい。
以下、本発明の第2の実施形態につき図12〜図14を参照して説明する。本実施形態においても図1の露光装置100を用いるが、多点AF系90の校正に用いるXスケール部39XAのX方向の全面(図4(B)の被検領域DAF及び基準領域DZA,DZBを合わせた領域)の表面形状を多点AF系90で計測する点が異なっている。Xスケール部39XAの表面の真のZ位置ZTiの分布は、例えば図13(A)のようになっている。また、多点AF系90の複数の検出基準点のZ位置に対応するオフセットZofiの分布は図13(B)及び図14(A)(図6(B)と同じ)であるとする。
次に、図12(B)の状態から、図12(C)に示すように、ウエハステージWSTを多点AF系90の検出領域AFの+X方向の端部とXスケール部39XAの基準領域DZBの+X方向の端部とが合致するまで、Z位置及びチルト角を同じ状態に維持して、−X方向に所定距離(第2の所定距離)だけ移動する。この左側の標準位置で多点AF系90の計測点AiにおいてXスケール部39XAの右側の表面のZ位置ZRiを計測すると、計測結果は図14(B)に示すようになる。このとき、基準領域DZA(DZB)のX方向の幅が被検領域DAFのX方向の幅のほぼ1/3であるとすると、被検領域DAFの中央のほぼ1/3の重複領域DAFCは、図12(A)の検出領域AFで覆われた領域と重複しており、表面形状の計測が重複して行われる。
なお、本例においても、ウエハステージWSTのチルト角は、第1の実施形態と同様に、いわゆるピッチング干渉計による計測とZ・レベリング機構の駆動により、同じ状態に維持することができる。
次に、本発明の第3の実施形態につき図15を参照して説明する。図1及び図2に対応する部分に同一又は類似の符号を付した図15は、本実施形態の走査露光型の露光装置のウエハステージWSTの平面図である。図15において、ウエハステージWSTのウエハテーブルWTBの上面の−Y方向及び−X方向の端部には、X方向及びY方向に細長い高平面度の移動鏡171a及び171bが固定されている。また、移動鏡171a,171bに対向するようにY軸干渉計16及びX軸干渉計126が配置されている。Y軸干渉計16及びX軸干渉計126からの計測ビームの光軸上に投影光学系PLのX方向に細長い露光領域IAの中心(ここでは光軸に等しい)が配置され、不図示のアライメント系を用いるアライメント時及び投影光学系PLを介した露光時のウエハステージWSTの位置は干渉計16,126によって計測される。
また、本発明は、半導体デバイス製造用の露光装置に限らず、液晶表示素子やプラズマディスプレイなどを含むディスプレイの製造に用いられる、デバイスパターンをガラスプレート上に転写する露光装置、薄膜磁気ヘッドの製造に用いられるデバイスパターンをセラミックスウエハ上に転写する露光装置、並びに撮像素子(CCDなど)、有機EL、マイクロマシーン、MEMS(Microelectromechanical Systems)、及びDNAチップなどの製造に用いられる露光装置などにも適用することができる。このように、本発明は上述の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取り得る。
Claims (12)
- 露光光学系を用いて被露光基板上に明暗パターンを露光する露光方法であって、
被露光基板の法線方向である第1方向と直交する所定の第2方向に概一列に並んで所定範囲内に配置された複数の計測基準点を含む多点位置計測機構を用いて、前記被露光基板の表面内の複数位置における前記第1方向の位置情報である基板情報を収集する基板計測工程と、
前記基板計測工程で得られた前記基板情報を用いて、前記露光光学系に対して前記第1方向に離れた所定位置に前記被露光基板を配置する基板配置工程と、
前記露光光学系により、前記被露光基板を露光する露光工程と、を含むと共に、
所定の基準平面板を用いて、前記多点位置計測機構に含まれる複数の前記計測基準点の前記第1方向の位置に関する情報を計測する計測基準点校正工程と、
前記基準平面板を前記第2方向に第1の所定量移動しつつ、前記多点位置計測機構により前記基準平面板内の複数箇所の前記第1方向の位置情報である基準平面板情報を複数回計測する基準平面板計測工程と、
前記基準平面板計測工程で得られた複数の前記基準平面板情報を統計処理して前記基準平面板の前記第1方向に関する形状情報である基準平面板形状情報を算出する算出工程と、
を含むことを特徴とする露光方法。 - 前記基準平面板計測工程における前記第1の所定量は、前記多点位置計測機構に含まれる複数の前記計測基準点の前記第2方向についての間隔と概等しいことを特徴とする請求項1に記載の露光方法。
- 前記統計処理は、差分法を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の露光方法。
- 前記基準平面板計測工程を、
前記基準平面板を第1の所定位置に設定して開始する第1の基準平面板計測工程と、
前記基準平面板を、前記第1の所定位置から、前記第2方向に第2の所定量だけ離れた第2の所定位置に設定して開始する第2の基準平面板計測工程との、少なくとも2回行なうことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の露光方法。 - 前記算出工程は、
前記第1の基準平面板計測工程及び前記第2の基準平面板計測工程で得られた複数の前記基準平面板情報を統計処理することにより、
前記基準平面板形状情報を、前記第2方向について、複数の前記計測基準点が配置される前記所定範囲よりも広い範囲に渡って算出することを特徴とする請求項4に記載の露光方法。 - 前記被露光基板を保持する基板ステージ上の、前記被露光基板に対する前記第2方向の両側に第2平面板が配置されると共に、
前記基板計測工程においては、
前記多点位置計測機構とは異なる第2位置計測機構により、前記第2平面板の前記第1方向の位置をさらに計測すると共に、
前記第2の位置計測機構の計測結果に基づいて前記基板情報を補正し、
前記基板配置工程においては、
前記多点位置計測機構及び前記第2位置計測機構とは異なる第3位置計測機構により、前記第2平面板の前記第1方向の位置を計測し、
前記基板情報と前記第3位置計測機構の計測結果とを用いて、前記所定位置に前記被露光基板を配置することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の露光方法。 - 前記計測基準点校正工程を、前記被露光基板を第1の所定枚数露光する毎に行なうと共に、前記基準平面板計測工程及び前記算出工程は、前記被露光基板を前記第1の所定枚数より多く露光する毎に行なうことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の露光方法。
- 前記多点位置計測機構に含まれる複数の前記計測基準点が配置される前記所定範囲は、前記第2方向についての前記被露光基板の大きさにほぼ等しい範囲であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の露光方法。
- 前記基準平面板は、前記被露光基板を保持する基板ステージ上に配置されることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の露光方法。
- 前記計測基準点校正工程は、前記基板ステージが、前記露光光学系の近傍と、所定の基板ロード位置または基板アンロード位置との間を移動する際に行なわれることを特徴とする請求項9に記載の露光方法。
- 前記多点位置計測機構の複数の前記計測基準点は、前記露光光学系に対して、前記第1方向及び前記第2方向とそれぞれ直交する第3方向に離れた位置にあることを特徴とする請求項10に記載の露光方法。
- 基板上への成膜工程、露光工程、及びエッチング工程を含む電子デバイスの製造方法であって、
前記露光工程において、請求項1から11のいずれか一項に記載の露光方法を用いることを特徴とする電子デバイスの製造方法。
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