JP2009205396A - 配信装置および受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の受信端末にコンテンツをマルチキャスト配信する場合に、各受信端末での再生開始のタイミングを同期したい。
【解決手段】コンテンツ受信部206は、配信ステーション10からのコンテンツデータを受信する。コンテンツデータ記憶部202は、受信したコンテンツデータを記憶する。識別子受信部212は、コンテンツデータを記憶した後、配信ステーション10からのコンテンツデータの再生指示を受信する。再生処理部204は、受信した再生指示にしたがって、コンテンツデータ記憶部202において記憶したコンテンツデータを再生する。
【選択図】図2

Description

本発明は、配信技術および受信技術に関し、特に所定のコンテンツを再生する配信装置および受信装置に関する。
複数の端末装置間で同一のコンテンツデータを再生させる場合、端末装置間において同じタイミングで再生を行う必要がある。再生の開始時刻をファイル内に付加し、そのタイミングで再生を開始する技術が検討されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−148844号公報
しかしながら、ファイルを配信した時点では、再生開始のタイミングが不明な場合もある。例えば、配信ステーションから受信端末へマルチキャストを用いてコンテンツを配信する場合、一般的にパケットロスが発生する。特に、無線LAN(Local Area Network)を介して配信を行う場合、電波状況によっては多くのパケットを損失する。そのような状況において、たとえ誤り訂正技術が使用されていても、十分視聴に耐えられる品質で動画コンテンツを再生できるとは限らない。そこで、広告のような比較的短いコンテンツを繰り返し配信している場合、受信端末は、コンテンツデータを記憶し、マルチキャストで受信したデータと、それまでに記憶したデータをマージできる。その結果、受信端末は、より精度の高いコンテンツデータを取得できる。つまり、マルチキャストによる配信を複数回受信することにより、コンテンツは、再生可能な状態となる。
一方、複数の受信端末が同じコンテンツを受信・再生している場合、各受信端末でのコンテンツの再生タイミングを合わせたい状況が存在する。例えば、ある程度限られた場所に複数の受信端末を設置し、それらから同一のコンテンツを再生することによって、そのコンテンツの存在をユーザに知らしめる場合である。しかしながら、上記のように、再生可能な状態となったタイミングで再生を開始すると、各受信端末の設置場所による電波状況の違い、受信端末の能力によって再生可能な状態となるタイミングに差が出てしまい、同一のコンテンツであっても、異なったタイミングで再生されてしまう。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の受信端末にコンテンツをマルチキャスト配信する場合に、各受信端末での再生開始のタイミングを同期させる技術を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の配信装置は、複数の受信装置へコンテンツデータを配信する第1送信部と、第1送信部からコンテンツデータを配信した後、当該コンテンツデータの再生指示を送信する第2送信部と、を備える。
本発明の別の態様は、受信装置である。この装置は、配信装置からのコンテンツデータを受信する第1受信部と、配信装置からのコンテンツデータの再生指示を受信する第2受信部と、第2受信部において受信した再生指示にしたがって、第1受信部において受信したコンテンツデータを再生する再生部と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、複数の受信端末にコンテンツをマルチキャスト配信する場合に、各受信端末での再生開始のタイミングを同期できる。
本発明を具体的に説明する前に、概要を述べる。本発明の実施例は、配信ステーションと、複数の受信端末によって構成される通信システムに関する。ここで、配信ステーションと複数の受信端末とは、例えば、無線LANによって接続されている。また、配信ステーションは、コンテンツデータを予め記憶しており、マルチキャスト配信によって複数の受信端末へコンテンツデータを繰り返し配信する。各受信端末は、受信したコンテンツを記憶し、その後、記憶したコンテンツを再生する。ここで、複数の受信端末における再生タイミングを合わせるために、本実施例に係る通信システムは、次の処理を実行する。
配信ステーションは、マルチキャスト配信の対象となるすべての受信端末が再生可能になったかを判断し、再生可能な状態であると判断した場合にすべての受信端末に対して再生を指示する。また、配信ステーションが、受信端末が再生可能な状態になったことを把握するために、受信端末は、再生可能になったときに配信ステーションとの接続を切断する。ここで、受信端末は、再生可能な状態になればそれ以上コンテンツデータを受信する必要がなくなるので、配信ステーションとの接続を切断できる。配信ステーションでは、対象となるすべての受信端末が接続を切断すると、それらに対して再生開始を指示する。その際、配信ステーションは、配信ステーションとの接続を確立していない受信端末でも受信することが可能なビーコン(SSID)を用いて、指示内容を通知する。このビーコンは、一時的に送信されるものであり、受信装置が、当該ビーコンを受信した後に接続を実行すると、すぐに切断されてしまう。そこで、このビーコンには、接続拒否の設定がなされる。
図1は、本発明の実施例に係る通信システム30の概要を示す。通信システム30は、配信ステーション10、受信端末20と総称される第1受信端末20a、第2受信端末20b、第N受信端末20nを含む。
配信ステーション10は、無線LANの基地局装置の機能を有するとともに、コンテンツデータを記憶するための記憶部も有する。このような構成によって、配信ステーション10は、コンテンツデータをマルチキャストで繰り返し配信する。そのため、コンテンツデータの長さは、比較的短いものとする。また、コンテンツデータに対してなされている符号化、マルチキャストについては公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。配信ステーション10は、コンテンツデータをマルチキャストで配信するとともに、通常の無線LANの基地局装置と同様に、定期的にビーコンを配信する。また、配信ステーション10は、所定のタイミングにおいて、配信したコンテンツデータの再生開始を指示するための情報(以下、「再生指示情報」という)を含むSSIDをビーコンに含める。
受信端末20は、配信ステーション10がマルチキャストにて配信したコンテンツデータを受信し、受信したコンテンツデータ再生する。コンテンツデータはマルチキャストにて配信されているので、一般的に再送制御がなされていない。そのため、受信端末20は、コンテンツデータを1回受信したときに、必ずしもすべてを正確に受信できているとは限らない。特に、コンテンツデータが無線LANを介して配信されている場合には、パケットロスが発生するので、受信端末においてコンテンツデータが十分な品質で再生されないこともある。そこで、受信端末20は、配信ステーション10から繰り返し配信されるコンテンツデータを記憶し、コンテンツデータをすり合わせる。この段階において、受信端末20は、コンテンツデータを再生しない。
これによって、受信端末20にて保持されたコンテンツデータの精度が向上し、十分な品質での再生が可能となる。受信端末20においてコンテンツデータの精度が再生可能なレベルに達すると、受信端末20は、配信ステーション10から配信されるコンテンツを受信する必要がなくなる。そこで、受信端末20は、配信ステーション10との接続を切断する。つまり、マルチキャスト配信に参加していた受信端末20が配信ステーション10との接続を切断する動作は、配信ステーション10に対してコンテンツデータの記憶が終了したことを通知することに相当する。なお、接続を切断する際、受信端末20は、配信ステーション10へ切断要求を送信するものとする。
配信ステーション10は、マルチキャスト配信の対象となるすべての受信端末20との接続切断を検知すると、前述のごとく、ビーコンに再生指示情報を含ませる。また、配信ステーション10は、ビーコンを配信する。これは、コンテンツ再生開始の指示を通知することに相当する。受信端末20は、ビーコンを受信することによって再生指示情報を取得すると、記憶したコンテンツデータの再生を開始する。
図2は、通信システム30の構成を示す。配信ステーション10は、コンテンツデータ記憶部100、通信部102を含む。また、通信部102は、コンテンツ配信部104、識別子生成部108、識別子送信部110、接続管理部106を含む。受信端末20は、通信部200、コンテンツデータ記憶部202、再生処理部204、IF部214を含む。また、通信部200は、コンテンツ受信部206、データ処理部208、識別子受信部212、接続処理部210を含む。
コンテンツデータ記憶部100は、配信ステーション10から配信すべきコンテンツデータを記憶する。なお、コンテンツデータには、コンテンツデータを識別するためのコンテンツIDおよびコンテンツデータのパケットごとに割り振られたパケット番号が含まれている。コンテンツ配信部104は、コンテンツデータ記憶部100に記憶したコンテンツデータを読み出す。コンテンツ配信部104は、読み出したコンテンツデータをマルチキャストにて配信する。なお、配信ステーション10と受信端末20との接続は既に確立されており、マルチキャスト配信の設定は既になされているものとする。
接続管理部106は、受信端末20との接続の確立および切断に関する処理を行う。接続管理部106は、コンテンツ配信部104からコンテンツデータを配信しているすべての受信端末20との接続の切断を検知すると、識別子生成部108に対し、当該コンテンツデータの再生開始を指示するための再生指示情報の生成を依頼する。ここで、前述のごとく、受信端末20は、コンテンツデータを記憶した後にコンテンツデータを再生するように規定されており、コンテンツデータの再生が可能になった状態、つまりコンテンツデータの記憶が完了した状態になると、受信端末20は、接続を切断する。接続管理部106は、コンテンツデータを送信した後に、受信端末20との接続の切断を検知することによって、当該受信端末20がコンテンツデータを再生可能であると判定する。複数の受信端末20においてコンテンツデータの記憶が完了したタイミングは、コンテンツデータの配信の完了タイミングといえる。
識別子生成部108は、接続管理部106からの依頼をもとに、再生開始指示を含む再生指示情報を生成する。再生指示情報とは、受信端末20に対してコンテンツの再生開始を指示するために通知する識別子であり、配信ステーション10との接続を確立する際に用いる識別子(以下、「接続用識別子」という)とは別に設定されている。再生指示情報には、コンテンツIDと、その再生を開始すべき再生開始時間とが含まれる。なお、通信システム30では、時間を合わせるためのプロトコルとしてNTP(Network Time Protocol)が使用されており、複数の受信端末20間で再生開始時間が共通の時刻として設定される。なお、配信ステーション10が複数のマルチキャスト配信を行っている場合には、識別子生成部108は、ストリームを特定するためのストリームIDと、各ストリームに関する再生開始指示を接続用識別子に含んでもよい。識別子生成部108は、生成した再生指示情報を識別子送信部110へ出力する。
識別子送信部110は、識別子生成部108において生成した再生指示情報をビーコンとして送信する。なお、識別子送信部110は、再生指示情報とは別に設定された接続用識別子も送信してもよい。つまり、識別子送信部110は、受信端末20がコンテンツデータを再生可能状態であると判定した場合に、当該コンテンツデータの再生指示を送信する。
コンテンツ受信部206は、配信ステーション10からマルチキャストにて配信されるコンテンツデータを受信する。コンテンツ受信部206は、受信したコンテンツデータをデータ処理部208へ出力する。データ処理部208は、コンテンツ受信部206が受信したコンテンツデータを処理する。具体的には、受信したコンテンツデータと同じコンテンツIDおよびパケット番号のコンテンツデータがコンテンツデータ記憶部202に記憶されていなければ、データ処理部208は、受信したコンテンツデータをコンテンツデータ記憶部202に格納させる。また、データ処理部208は、当該コンテンツデータに関わるデータのうち、設定された割合以上のコンテンツデータをコンテンツデータ記憶部202が保持していると判断すると、接続処理部210に対して、配信ステーション10との接続の切断を依頼する。つまり、データ処理部208は、コンテンツデータ記憶部202において記憶したコンテンツデータの量が、再生可能な量として規定した設定レベル以上であるかを判定する。
コンテンツデータ記憶部202は、コンテンツ受信部206において受信したコンテンツデータを記憶する。保持しているコンテンツデータは、後述の再生処理部204により参照される。接続処理部210は、データ処理部208が、コンテンツデータ記憶部202において記憶したコンテンツデータの量が設定レベル以上であると判定した場合に、配信ステーション10との接続を切断する。ここで、接続処理部210は、配信ステーション10に対して、切断要求を送信する。
識別子受信部212は、配信ステーション10からの配信される再生指示情報を受信し、そこに含まれる再生開始指示を抽出する。また、識別子受信部212は、抽出した再生開始指示にしたがった再生開始を再生処理部204に依頼する。つまり、識別子受信部212は、コンテンツデータ記憶部202においてコンテンツデータを記憶した後、つまり接続処理部210において接続を切断した後に、配信ステーション10からのコンテンツデータの再生指示を受信する。再生処理部204は、識別子受信部212からの再生開始の指示にしたがって、コンテンツデータ記憶部202から取得したコンテンツデータを再生する。IF部214は、ユーザとのインターフェイスであり、ボタン、ディスプレイ、スピーカ等によって構成される。ディスプレイは、再生処理部204によって再生されたコンテンツデータのうち、画像を表示する。また、スピーカは、再生処理部204によって再生されたコンテンツデータのうち、音声を出力する。また、ボタンは、ユーザからの指示を受けつける。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされた通信機能のあるプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
以上の構成による通信システム30の動作概要を説明する。図3は、通信システム30による配信手順を示すシーケンス図である。配信ステーション10は、コンテンツデータを繰り返し配信する(S10、S12)。第1受信端末20aは、コンテンツデータを記憶し(S14)、記憶したコンテンツデータが設定レベルに達したと判定すると(S18)、配信ステーション10との接続を切断する(S22)。同様に、第2受信端末20bにおいても、コンテンツデータを記憶し(S16)、記憶したコンテンツデータが設定レベルに達したと判定すると(S20)、配信ステーション10との接続を切断する(S24)。配信ステーション10は、切断を検知する(S26)と、再生指示情報を生成する(S28)。配信ステーション10は、再生指示情報を報知する(S30、S32)。第1受信端末20aは、コンテンツデータを再生し(S34)、第1受信端末20aも、コンテンツデータを再生する(S36)。
図4は、配信ステーション10による配信手順を示すフローチャートである。コンテンツ配信部104は、コンテンツデータを配信する(S50)。接続管理部106は、当該コンテンツデータを受信したすべての受信端末20が接続を切断したかを判定する(S52)。切断されていなければ(S52のN)、コンテンツ配信部104は、ステップ50に戻ることによって、すべての受信端末20が接続を切断するまでコンテンツの配信を続ける。全受信端末20が接続を切断したと判定した場合(S52のY)、識別子生成部108は、コンテンツ再生開始指示を含む再生指示情報を生成し(S54)、識別子送信部110は、生成した再生指示情報をビーコンとして送信する(S56)。
図5は、受信端末20による再生手順を示すフローチャートである。受信端末20は、配信ステーションとの接続を確立する(S100)。コンテンツ受信部206は、配信ステーション10からのコンテンツデータを受信する(S102)。データ処理部208は、受信したコンテンツデータと同じコンテンツID、パケット番号のコンテンツデータがコンテンツデータ記憶部202に記憶されているかを確認する(S104)。記憶されていない場合は(S104のN)、データ処理部208は、受信したコンテンツデータをコンテンツデータ記憶部202に格納させる(S106)。一方、同じコンテンツデータをコンテンツデータ記憶部202が保持している場合は(S104のY)、ステップ106はスキップされる。
データ処理部208は、コンテンツデータ記憶部202が保持しているコンテンツデータの量が一定レベル以上になったかを判定する(S108)。一定レベル以上のコンテンツデータが保持されていなければ(S108のN)、ステップ102に戻る。一方、一定レベル以上のコンテンツデータが保持されていれば(S108のY)、接続処理部210は、配信ステーション10との接続を切断する(S110)。ビーコンとして送信される再生指示情報を受信しなければ(S112のN)、受信するまで待機する。再生指示情報を受信すると(S112のY)、再生処理部204は、受信した再生指示情報に含まれる再生開始指示にしたがって、コンテンツデータを再生する(S114)。終了しない場合(S116のN)、ステップ100に戻る。終了する場合(S116のY)、処理は終了される。
本発明の実施例によれば、コンテンツデータを受信した後に、再生開始の指示を受けつけてから再生を開始するので、複数の受信端末にコンテンツをマルチキャスト配信する場合でも、各受信端末での再生開始のタイミングを同期できる。再生が可能なレベルまでコンテンツデータを記憶したときに、接続を切断するので、コンテンツデータの記憶終了を確実に通知できる。また、繰り返し配信されたコンテンツデータを記憶するので、コンテンツデータの品質を向上できる。また、繰り返しコンテンツデータを配信した後に、すべての受信端末が再生可能であることを検知した場合に、再生開始の指示を送信するので、複数の受信端末にコンテンツをマルチキャスト配信する場合でも、各受信端末での再生開始のタイミングを同期できる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明の実施例において、受信端末20は、接続切断によって再生が可能になったことを配信ステーション10に通知してる。しかしながらこれに限らず例えば、これ以外の方法によって、受信端末20は配信ステーション10へその旨を通知してもよい。データ処理部208は、コンテンツデータ記憶部202において記憶されたコンテンツデータの量が、再生処理部204が再生可能な量として規定された設定レベル以上であるかを判定する。接続処理部210は、データ処理部208が、コンテンツデータ記憶部202において記憶されたコンテンツデータの量が設定レベル以上であると判定した場合に、その旨を配信ステーション10へ通知する。識別子受信部212は、接続処理部210において通知を行った後に、再生指示情報を受信する。本変形例によれば、記憶されたコンテンツデータの量が設定レベル以上である旨を通知するので、再生開始のタイミングを決定させることができる。
本発明の実施例において、配信ステーション10は、マルチキャストを用いてコンテンツデータを配信している。しかしながらこれに限らず例えば、配信ステーション10は、各受信端末20に対して、コンテンツデータをダウンロードさせ、すべての受信端末20がダウンロードを終了したときに、配信ステーション10は、再生指示情報を用いて再生開始の指示を通知してもよい。なお、ダウンロードの終了は、実施例での記憶の終了と同様に通知される。本変形例によれば、コンテンツデータを確実に受信端末20へ伝送できる。
実施例に記載された発明の特徴は、次の項目によって規定されてもよい。
(項目1)
配信装置からのコンテンツデータを受信する第1受信部と、
前記第1受信部において受信したコンテンツデータを記憶する記憶部と、
前記記憶部においてコンテンツデータを記憶した後、前記配信装置からのコンテンツデータの再生指示を受信する第2受信部と、
前記第2受信部において受信した再生指示にしたがって、前記記憶部において記憶したコンテンツデータを再生する再生部と、
を備えることを特徴とする受信装置。
(項目2)
前記記憶部において記憶したコンテンツデータの量が、前記再生部が再生可能な量として規定した設定レベル以上であるかを判定する判定部と、
前記判定部が、前記記憶部において記憶したコンテンツデータの量が設定レベル以上であると判定した場合に、前記配信装置との接続を切断する接続処理部とをさらに備え、
前記第2受信部は、前記接続処理部において接続を切断した後に、再生指示を受信することを特徴とする項目1に記載の受信装置。
(項目3)
前記記憶部において記憶されたコンテンツデータの量が、前記再生部が再生可能な量として規定された設定レベル以上であるかを判定する判定部と、
前記判定部が、前記記憶部において記憶されたコンテンツデータの量が設定レベル以上であると判定した場合に、その旨を前記配信装置へ通知する通知部とをさらに備え、
前記第2受信部は、前記通知部において通知を行った後に、再生指示を受信することを特徴とする項目1に記載の受信装置。
(項目4)
受信装置へコンテンツデータを送信する第1送信部と、
前記第1送信部において送信したコンテンツデータを受信した受信装置は当該コンテンツデータを記憶しており、前記受信装置が当該コンテンツデータを再生可能状態であるかを判定する判定部と、
前記判定部が、前記受信装置が当該コンテンツデータを再生可能状態であると判定した場合に、当該コンテンツデータの再生指示を送信する第2送信部と、
を備えることを特徴とする配信装置。
(項目5)
前記判定部は、前記第1送信部からコンテンツデータを送信した後に、前記受信装置によって接続が切断された場合に、前記受信装置が当該コンテンツデータを再生可能状態であると判定することを特徴とする項目4に記載の配信装置。
(項目6)
配信装置からのコンテンツデータを受信するステップと、
受信したコンテンツデータをメモリに記憶するステップと、
コンテンツデータをメモリに記憶した後、前記配信装置からのコンテンツデータの再生指示を受信するステップと、
受信した再生指示にしたがって、メモリに記憶したコンテンツデータを再生するステップと、
を備えることを特徴とする受信方法。
(項目7)
受信装置へコンテンツデータを送信するステップと、
コンテンツデータを送信した受信装置は当該コンテンツデータを記憶しており、前記受信装置が当該コンテンツデータを再生可能状態であるかを判定するステップと、
前記受信装置が当該コンテンツデータを再生可能状態であると判定した場合に、当該コンテンツデータの再生指示を送信するステップと、
を備えることを特徴とする配信方法。
本発明の実施例に係る通信システムの概要を示す図である。 図1の通信システムの構成を示す図である。 図2の通信システムによる配信手順を示すシーケンス図である。 図2の配信ステーションによる配信手順を示すフローチャートである。 図2の受信端末による再生手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 配信ステーション、 20 受信端末、 30 通信システム、 100 コンテンツデータ記憶部、 102 通信部、 104 コンテンツ配信部、 106 接続管理部、 108 識別子生成部、 110 識別子送信部、 200 通信部、 202 コンテンツデータ記憶部、 204 再生処理部、 206 コンテンツ受信部、 208 データ処理部、 210 接続処理部、 212 識別子受信部、 214 IF部。

Claims (5)

  1. 複数の受信装置へコンテンツデータを配信する第1送信部と、
    前記第1送信部からコンテンツデータを配信した後、当該コンテンツデータの再生指示を送信する第2送信部と、
    を備えることを特徴とする配信装置。
  2. 前記第1送信部におけるコンテンツデータの配信の完了タイミングを判定する判定部をさらに備え、
    前記第2送信部は、前記判定部が完了タイミングを判定した場合に、再生指示を送信することを特徴とする請求項1に記載の配信装置。
  3. 前記第1送信部において送信したコンテンツデータを受信した複数の受信装置はコンテンツデータを記憶しており、
    前記判定部は、完了タイミングとして、前記複数の受信装置がコンテンツデータを再生可能状態であるかを判定することを特徴とする請求項2に記載の配信装置。
  4. 前記判定部は、前記第1送信部からコンテンツデータを送信した後に、前記複数の受信装置によって接続が切断された場合に、前記複数の受信装置が当該コンテンツデータを再生可能状態であると判定することを特徴とする請求項3に記載の配信装置。
  5. 請求項1からの4のいずれかに記載の配信装置からのコンテンツデータを受信する第1受信部と、
    前記配信装置からのコンテンツデータの再生指示を受信する第2受信部と、
    前記第2受信部において受信した再生指示にしたがって、前記第1受信部において受信したコンテンツデータを再生する再生部と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
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