JP2009205325A - ファイル生成装置、ファイル生成方法およびファイル生成プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】スキャンデータから、ファイル名によって分類可能な画像ファイルを生成するファイル生成装置、ファイル生成方法およびファイル生成プログラムを提供すること。
【解決手段】複写装置1は、印刷エンジン10と、スキャナ部20と、操作パネル30と、それぞれが予め決められた命名規則に対応付けられた複数のテンプレート100およびテンプレートごとの命名規則を規定する命名規則テーブル200を予め格納するハードディスク44などを有するコントローラ40と、を備える。コントローラ40は、スキャナ部20により読み取られたスキャンデータに対して、スキャンデータの画像に対応するテンプレート100を選択し、そのテンプレート100の命名規則に従ってファイル名を決定する。そして、決定したファイル名の画像ファイルをスキャンデータから生成して、ハードディスク44に格納する。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力された画像データから、ファイル名が付与された画像ファイルを生成するファイル生成装置、ファイル生成方法およびファイル生成プログラムに関する。
従来、スキャナや複合機などの読取装置では、読み取った画像データの画像ファイルに、連番、日付など所定の命名規則に従ってファイル名を付与するようになっている。画像ファイルを分類する際、画像ファイルのファイル名は画像の内容に対応するものではないので、画像ファイルの1つ1つについて画像ファイルが表す画像の内容をユーザー自身が確認する作業が必要となる。
そこで、ユーザーに手間をかけさせることなく、画像ファイルを分類する技術として、特許文献1には、文書を読み取って得られる画像データに対して文字認識処理を行い、認識された文字列に合致するフォルダ名のフォルダに画像データを格納することにより、読み取った画像データをフォルダごとに分類する技術が開示されている。
特開2005−234708号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ファイルを適切に分類できるか否かが文字認識の精度に依存しているので、例えば、ロゴタイプなどのデザインされた文字を含む文書など、文字認識によっては抽出し難い文字を含む文書については適切に分類できなくなることがあった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]入力画像データの画像ファイルを生成するファイル生成装置であって、それぞれが予め決められた命名規則に対応付けられた1または複数の画像パターンを記憶する画像パターン記憶手段と、前記画像パターン記憶手段に記憶された前記画像パターンのうちから、前記入力画像データが表す画像に対応する前記画像パターンを選択する画像パターン選択手段と、選択された前記画像パターンの命名規則に従ってファイル名を決定するファイル名決定手段と、決定された前記ファイル名が付与された前記画像ファイルを生成するファイル生成手段と、を備えることを特徴とするファイル生成装置。
この構成によれば、入力画像データから生成される画像ファイルには、入力画像データが表す画像に対応する画像パターンの命名規則に従ってファイル名が付与されるので、ファイル名によって画像ファイルをその画像の内容に応じて分類することができる。また、特許文献1に記載の技術と異なり、文字認識の技術を用いていないので、文字認識によっては抽出し難い文字を含む入力画像データなど、より多様な入力画像データに対応することができる。
[適用例2]上記ファイル生成装置において、前記画像パターン記憶手段に記憶された各画像パターンは、それぞれの命名規則に対応する書式に従うテンプレートであり、前記画像パターン選択手段は、前記入力画像データが表す画像に対応する書式の前記画像パターンを選択することを特徴とするファイル生成装置。
この構成によれば、入力画像データの書式に応じたファイル名が画像ファイルに付与されるので、ファイル名によって画像ファイルを書式ごとに分類することができる。
[適用例3]上記ファイル生成装置において、前記画像パターン記憶手段に記憶された各画像パターンには、生成したファイルの格納先とするフォルダが指定され、前記ファイル生成手段は、選択された前記画像パターンに対応するフォルダに、前記画像ファイルを格納することを特徴とするファイル生成装置。
この構成によれば、入力画像データから生成される画像ファイルを、格納されるフォルダによって画像ファイルの内容ごとに分類することができる。
[適用例4]上記ファイル生成装置において、分類を同じくすべき複数の画像パターンが1つの命名規則に対応付けられていることを特徴とするファイル生成装置。
この構成によれば、分類を同じくすべき複数の画像パターンの各画像パターンに対応する入力画像データに対しては、同じ命名規則に従うファイル名が付与された画像ファイルが生成され、同じ分類の画像ファイルとして扱うことができるようになる。
[適用例5]入力画像データの画像ファイルを生成するファイル生成方法であって、それぞれが予め決められた命名規則に対応付けられた1または複数の画像パターンのうちから、前記入力画像データが表す画像に対応する前記画像パターンを選択する画像パターン選択ステップと、選択された前記画像パターンの命名規則に従ってファイル名を決定するファイル名決定ステップと、決定された前記ファイル名が付与された前記画像ファイルを生成する画像ファイル生成ステップと、を備えることを特徴とするファイル生成方法。
[適用例6]入力画像データの画像ファイルを生成するためのファイル生成プログラムであって、コンピュータに、それぞれが予め決められた命名規則に対応付けられた1または複数の画像パターンのうちから、前記入力画像データが表す画像に対応する前記画像パターンを選択する画像パターン選択ステップと、選択された前記画像パターンの命名規則に従ってファイル名を決定するファイル名決定ステップと、決定された前記ファイル名が付与された前記画像ファイルを生成する画像ファイル生成ステップと、を実行させることを特徴とするファイル生成プログラム。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づいて説明する。
(第1の実施例)
図1は、第1の実施例に係る複写装置のハードウェア構成を示した図である。図1に示すように、ファイル生成装置の一例である複写装置1は、印刷エンジン10と、スキャナ部20と、操作パネル30と、コントローラ40と、を備えている。なお、本複写装置1は、スキャナ部20が原稿を読み取ることにより得られた画像データから、原稿の内容に応じたファイル名の画像ファイルを生成することにより、生成した画像ファイルをファイル名によってその内容ごとに分類しようとするものである。以下、複写装置1の各構成について説明する。
印刷エンジン10は、電子写真方式の画像形成による印刷を行う部分であり、帯電ユニット、露光ユニット、感光体、現像ユニット、転写ユニット、定着ユニット、トナーカートリッジ等の構成を有している。感光体は、円筒状の導電性基材とその外周面に形成された感光層を有し、中心軸に対して回転可能なドラムである。感光体は帯電ユニットにより帯電されて、その後、露光ユニットによる潜像の形成、現像ユニットによるトナーを用いた潜像の現像がなされる。現像されたトナー像は、転写ユニットによって用紙などの印刷媒体に転写される。定着ユニットは、ローラ表面がゴムなどの弾性体で覆われた定着ローラ、定着ローラを回転させる駆動モータ、定着ローラを加熱するヒーターなどを備えており、加熱された定着ローラが、転写されたトナー像を印刷媒体に定着させることによって印刷媒体に画像が形成される。
スキャナ部20は、原稿が載置される原稿台と、ラインセンサを搭載したキャリッジと、キャリッジを原稿台に沿って走査させる走査機構等の構成を有している。走査機構によるキャリッジ走査と共に、キャリッジのラインセンサが原稿台に載置された原稿を読み取ることにより、RGB各色をビットマップ形式で表現する画像データ(以下「スキャンデータ」という)が生成される。スキャナ部20は、こうして生成されたスキャンデータをコントローラ40に出力する。
操作パネル30は、複写装置1の動作を指示するための画面等を表示するための表示パネル、および原稿の読取や原稿の複写等を指示するユーザー操作を受ける各種ボタン(図示なし)を有する。
コントローラ40は、印刷エンジン10、スキャナ部20および操作パネル30を制御する部分であり、CPU41と、ROM42と、RAM43と、ハードディスク(以下、「HD」という)44と、エンジンI/F45と、スキャナI/F46と、パネルI/F47と、を備えている。
ROM42には、複写装置1を制御するための制御プログラムなどが予め記憶されている。RAM43は、受信バッファやワーキングメモリなどとして用いられる。CPU41は、コントローラ40の主制御装置であり、RAM43を用いてROM42に記憶された制御プログラムを実行することにより、複写装置1の動作を制御する。また、HD44には、後述する複数のテンプレート100と、命名規則テーブル200とが予め格納されている。
エンジンI/F45は、印刷エンジン10に対するインターフェイス部分であり、画像データを印刷エンジン10が処理可能な形式のデータに変換して印刷エンジン10に出力する処理を行う。具体的には、エンジンI/F45は、RGB形式の画像データに対して色変換処理、ハーフトーン処理、パルス幅変調などの処理を行い、パルス幅変調後のデータを出力するASIC(Application Specific Integrated Circuit)で構成されている。
スキャナI/F46は、スキャナ部20に接続するインターフェイス部分であり、スキャナ部20に対して原稿の読取を指示する処理やスキャナ部20からスキャンデータの入力を受ける処理等を行う。
パネルI/F47は、操作パネル30に接続するインターフェイスであり、操作パネル30の表示パネルに表示信号を出力する処理や操作ボタンからの操作信号の入力を受ける処理等を行う。
次に、コントローラ40の機能構成について説明する。図2に示すように、コントローラ40は、テンプレート選択部(画像パターン選択手段)50と、ファイル名決定部(ファイル名決定手段)60と、ファイル生成部(ファイル生成手段)70と、を有する。
テンプレート選択部50は、スキャナ部20からコントローラ40に入力されたスキャンデータ(入力画像データ)に適合するテンプレート100を、HD44に格納された複数のテンプレート100のうちから選択する。
ここで、HD44に格納されたテンプレート100について説明する。テンプレート100は、原稿の種類や内容に応じた書式に従う予め定められた画像パターンであり、HD44に格納された複数のテンプレート100には、テキストの入力欄、罫線などのレイアウトがそれぞれに規定されている。例えば、図3(a)に例として示す「プレゼンテーション資料」のテンプレート100aには、プレゼンテーション資料用のレイアウトを想定して、タイトルなどのテキストを入力するためのテキスト入力欄TSaや、罫線RLaなどが含まれている。一方、もうひとつの「プレゼンテーション資料」用のテンプレート100bには、テキスト入力欄TSbおよび罫線RLbが、テンプレート100aとは異なるレイアウトの書式となっており(図3(b)参照)、「注文書」用のテンプレート100cにはテキスト入力欄TScおよび罫線RLcが含まれた注文書の書式となっている(図3(c)参照)。このように、HD44に格納された複数のテンプレート100は、テキスト入力欄TS、罫線RLなどについての数や配置が互いに異なるよう設定されており、テンプレート100ごとに異なるレイアウトの書式に規定されている。もっとも、図3に説明したテンプレート100a〜cはテンプレート100の一例であって、これに限られるものではない。
なお、HD44に格納された複数のテンプレート100には、複写装置1の工場出荷時に予め格納されたものや、ユーザーが操作パネル30を操作してスキャナ部20に原稿を読み取らせることによって得られた画像データがテンプレート100として登録されたものが含まれる。ユーザーが登録したテンプレート100については、後述する命名規則についてもユーザーが決定して命名規則テーブル200に登録される。
テンプレート選択部50は、HD44に格納された各テンプレート100について、スキャンデータの画像との類似度を算出して類似度を比較することにより、複数のテンプレート100のうちからスキャンデータに最も適合するテンプレート100を選択する。
ファイル名決定部60は、命名規則テーブル200に従って、選択されたテンプレート100に対応するファイル名を決定する。
ここで、命名規則テーブル200について説明する。命名規則テーブル200には、テンプレートの種類と、ファイル名の命名規則とが対応付けられている。図4に例として示す命名規則テーブル200では、テンプレート100aは命名規則「“DocA”+連番」に対応しており、テンプレート100aの書式に従うスキャンデータに対しては、“DocA”の文字列と連番となる番号とを繋ぎ合わせたファイル名が付与されるよう命名規則が規定されている。同様に、テンプレート100bについては命名規則「“DocB”+作成日」、テンプレート100cについては命名規則「“DocC”+作成日+連番」と、テンプレート100ごとに命名規則が規定されている。
なお、例えば、「プレゼンテーション資料」用のテンプレート100aには命名規則「“プレゼン資料A”+連番」、同じく「プレゼンテーション資料」用のテンプレート100bには命名規則「“プレゼン資料B”+作成日」、「注文書」用のテンプレート100cには命名規則「“注文書”+作成日+連番」とするように、命名規則には、テンプレート100が想定する書類名の文字列を採用することが望ましい。
また、図4に示すように、命名規則テーブル200には、テンプレート100ごとに、ファイルの格納先とするフォルダが規定されている。
ファイル生成部70は、スキャンデータから、以上に説明した命名規則テーブル200に従うファイル名が付与された画像ファイルを生成する。そして、ファイル名が付与された画像ファイルを命名規則テーブル200で指定されたフォルダに格納することにより、スキャンデータを画像ファイルとしてHD44に保存する処理を行う。
次に、上述した構成をもつ複写装置1における原稿読取時の処理について、図5のフローチャートに従って詳細に説明する。なお、図5の処理は、ROM42に記憶された制御プログラム(ファイル生成プログラム)に従ってCPU41が実行するものである。
例えば、スキャナ部20の原稿台に原稿をセットした状態で、ユーザーが操作パネル30の操作ボタンを操作することにより原稿の読取が指示されると、図5の処理が開始される。処理を開始すると、まず、コントローラ40のCPU41は、セットされた原稿の読取をスキャナ部20に命令して原稿を読み取らせる。そして、スキャナ部20から入力されるスキャンデータをスキャナI/F46を介して取得する(ステップS10)。
次に、CPU41は、HD44に格納された各テンプレート100について、スキャンデータとの類似度を算出する(ステップS20)。画像間における類似度の算出方法は、周知の画像認識手法であるため詳細な説明は省略するが、例えば、スキャンデータの画像に含まれる頂点部分やエッジなどを特徴点と、テンプレート100に含まれるテキストの入力欄や罫線部分などについての特徴点との相関の度合や、スキャンデータの画像と各テンプレートとの相関係数を類似度として算出するとよい。
なお、類似度を算出する際には、特開平5−20429号公報に記載のように、回転およびシフトを考慮した画像認識を用いることによって、原稿を載置した位置や向きを考慮して類似度を算出することが望ましい。また、拡大や縮小をさらに考慮した画像認識により類似度を算出するようにしてもよい。
次に、CPU41は、HD44に格納された複数のテンプレート100のうち、スキャンデータとの類似度が最大となるテンプレート100を選択する(ステップS30)。そして、選択したテンプレート100の類似度が所定の閾値以上となっているか否かを判断する(ステップS40)。閾値以上であれば(ステップS40:Yes)、ステップS30において選択したテンプレート100がスキャンデータに対応する書式であると判断して、HD44に格納された命名規則テーブル200を参照して、選択したテンプレート100に対応する命名規則に従ってファイル名を決定する(ステップS50)。そして、CPU41は、決定したファイル名の画像ファイルを生成して、画像ファイルをHD44に格納する(ステップS60)。また、このとき、命名規則テーブル200に指定されたフォルダに画像ファイルを格納することにより、選択したテンプレート100の種類に応じたフォルダに画像ファイルが分類される。
一方、選択したテンプレート100の類似度が閾値以上でなければ(ステップS40:No)、CPU41は、スキャンデータに対応する書式をもつテンプレート100がないと判断して、連番や日付などの通常の命名規則に従ってファイル名を決定する(ステップS70)。そして、CPU41は、決定したファイル名の画像ファイルを生成して、HD44の所定のフォルダに格納する(ステップS60)。
ステップS60の処理を行うと図5の処理は終了する。なお、ステップS20〜S30の処理はCPU41がテンプレート選択部50として行う処理であり、請求項に記載の画像パターン選択ステップに相当する。ステップS50およびS70の処理はCPU41がファイル名決定部60として行う処理であり、ステップS50の処理が請求項に記載のファイル名決定ステップに相当する。ステップS60の処理はCPU41がファイル生成部70として行う処理であり、請求項に記載の画像ファイル生成ステップに相当する。
以上に述べたように、第1の実施例に係る複写装置1では、互いに異なる書式をもつ複数のテンプレート100のうち、スキャンデータに対応するテンプレート100に決められた命名規則に従ってスキャンデータの画像ファイルにファイル名を付与することによって、画像ファイルをその画像がもつ書式に従って分類することができる。これにより、ユーザーは、複写装置1のスキャナ機能によって得られる画像ファイルについて、ファイルの整理などの管理を簡単に行うことができる。なお、特許文献1に記載のように文字認識技術を用いていないので、文字認識によっては抽出し難い文字を含む原稿や、文字を含まない原稿等、より様々な原稿のスキャンデータに対応することが可能である。
また、スキャンデータの画像ファイルは、その画像がもつ書式に応じて別々のフォルダに格納されるようにして、フォルダごとに分類されるので、ユーザーにとっては画像ファイルの管理がさらに簡単になる。
(第2の実施例)
上記第1の実施例では、パターン画像であるテンプレート100と、命名規則とが1対1に対応していたが、複数のパターン画像が1つの命名規則に対応するようにしてもよい。第2の実施例では、スキャンデータの画像に含まれるロゴタイプ(パターン画像)に応じてファイル名を命名する場合を例に説明する。
第2の実施例では、図6に例として示す命名規則テーブル400がHD44に格納されている。図6に示すように、命名規則テーブル400では、字体や文字のデザインなどが異なる複数のロゴタイプ300a,300b,300cについて1つの命名規則「“ロゴA”+連番」が規定され、他のロゴタイプ300d,300eについても1つの命名規則「“ロゴB”+作成日」が規定され、1つの命名規則が複数のロゴタイプに対応するようになっている。これは、1つの企業や団体が複数のロゴタイプを用いていることに対応させたものであり、同じ企業や団体のロゴタイプであれば、文字の書体などのデザインに違いがあっても同じ命名規則が適用されるようになっている。もちろん、ロゴタイプとしては、文字を含むものに限られることなく、絵柄や図形のみで構成されたものであってもよい。
ロゴタイプに従ってファイル名を命名する場合、CPU41は、原稿を読み取ったスキャンデータの画像に対して、命名規則テーブル400に規定された各ロゴタイプ300についてスキャンデータの画像とのパターンマッチングを行い、最大の相関値を得ることができたロゴタイプ300を選択する。
そして、命名規則テーブル400を参照して、選択したロゴタイプ300に対応する命名規則に従ってファイル名を決定し、スキャンデータの画像ファイルに命名する。これにより、読み取った原稿に含まれるロゴタイプに対応するファイル名が付与された画像ファイルを得ることができる。なお、第2の実施例においても、第1の実施例と同様に、命名規則ごとに画像ファイルの格納先とするフォルダを変更するようにしてもよい。
以上に説明した第2の実施例によれば、同一の企業や団体などが使用するロゴタイプを含む画像ファイルに対して、同一の命名規則に従うファイル名を付与することができ、スキャンデータの画像ファイルを、企業や団体ごとに纏めて分類することができる。
以上、第1の実施例および第2の実施例について説明したが、以下の変形例としてもよい。
(変形例1)各テンプレート100について類似度を算出した結果、スキャンデータの画像に類似すると判断できる複数のテンプレートが存在する場合、ユーザーがテンプレートを選択するようにしてもよい。例えば、複数のテンプレートについて類似度が同程度となったとき、テンプレートを選択するための画面を操作パネル30の表示パネルに表示させ、操作パネル30の操作ボタンに加えられるユーザー操作に従ってテンプレートを選択するようにしてもよい。また、この場合、次回以降の原稿読取時に、同じ組合せの複数のテンプレートがスキャンデータの画像に類似すると判断できる場合に、ユーザーによって選択されたテンプレートを優先的に選択することによって、選択すべきテンプレートを学習する機能をもたせるようにしてもよい。
(変形例2)上記第1の実施例および第2の実施例では、ファイル生成装置の一例として、スキャナ機能およびプリント機能を有する複写装置について説明したが、スキャナのホスト装置をファイル生成装置としてもよい。すなわち、パーソナルコンピュータなどにインストールされるスキャナドライバに、テンプレート選択部50、ファイル名決定部60、およびファイル生成部70としての機能をもたせるようにしてもよい。
第1の実施例に係る複写装置のハードウェア構成を示した図。 コントローラの機能構成を示した図。 テンプレートを示した図であり、(a)〜(c)はテンプレートの一例を示した図。 命名規則テーブルの一例を示した図。 スキャンデータの画像ファイルを生成する際の処理の流れを示したフローチャート。 第2の実施例に係る命名規則テーブルの一例を示した図。
符号の説明
1…ファイル生成装置としての複写装置、10…印刷エンジン、20…スキャナ部、30…操作パネル、40…コントローラ、41…CPU、42…ROM、43…RAM、44…画像パターン記憶手段としてのハードディスク、45…エンジンI/F、46…スキャナI/F、47…パネルI/F、50…画像パターン選択手段としてのテンプレート選択部、60…ファイル名決定手段としてのファイル名決定部、70…ファイル生成手段としてのファイル生成部、100…画像パターンとしてのテンプレート、200…命名規則テーブル、300…画像パターンとしてのロゴタイプ。

Claims (6)

  1. 入力画像データの画像ファイルを生成するファイル生成装置であって、
    それぞれが予め決められた命名規則に対応付けられた1または複数の画像パターンを記憶する画像パターン記憶手段と、
    前記画像パターン記憶手段に記憶された前記画像パターンのうちから、前記入力画像データが表す画像に対応する前記画像パターンを選択する画像パターン選択手段と、
    選択された前記画像パターンの命名規則に従ってファイル名を決定するファイル名決定手段と、
    決定された前記ファイル名が付与された前記画像ファイルを生成するファイル生成手段と、を備えることを特徴とするファイル生成装置。
  2. 請求項1に記載のファイル生成装置において、
    前記画像パターン記憶手段に記憶された各画像パターンは、それぞれの命名規則に対応する書式に従うテンプレートであり、
    前記画像パターン選択手段は、前記入力画像データが表す画像に対応する書式の前記画像パターンを選択することを特徴とするファイル生成装置。
  3. 請求項1または2に記載のファイル生成装置において、
    前記画像パターン記憶手段に記憶された各画像パターンには、生成したファイルの格納先とするフォルダが指定され、
    前記ファイル生成手段は、選択された前記画像パターンに対応するフォルダに、前記画像ファイルを格納することを特徴とするファイル生成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載のファイル生成装置において、
    分類を同じくすべき複数の画像パターンが1つの命名規則に対応付けられていることを特徴とするファイル生成装置。
  5. 入力画像データの画像ファイルを生成するファイル生成方法であって、
    それぞれが予め決められた命名規則に対応付けられた1または複数の画像パターンのうちから、前記入力画像データが表す画像に対応する前記画像パターンを選択する画像パターン選択ステップと、
    選択された前記画像パターンの命名規則に従ってファイル名を決定するファイル名決定ステップと、
    決定された前記ファイル名が付与された前記画像ファイルを生成する画像ファイル生成ステップと、を備えることを特徴とするファイル生成方法。
  6. 入力画像データの画像ファイルを生成するためのファイル生成プログラムであって、
    コンピュータに、
    それぞれが予め決められた命名規則に対応付けられた1または複数の画像パターンのうちから、前記入力画像データが表す画像に対応する前記画像パターンを選択する画像パターン選択ステップと、
    選択された前記画像パターンの命名規則に従ってファイル名を決定するファイル名決定ステップと、
    決定された前記ファイル名が付与された前記画像ファイルを生成する画像ファイル生成ステップと、を実行させることを特徴とするファイル生成プログラム。
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