JP2009203029A - 巻き取り具および当該巻き取り具を備えたプリンタ - Google Patents

巻き取り具および当該巻き取り具を備えたプリンタ Download PDF

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Abstract

【課題】巻き取り後の媒体取り外し作業の容易化を図ること。
【解決手段】長尺状の台紙108を巻き取る巻き取り具104であって、台紙108の巻き取り軸心を回転中心として回転可能なフランジ部201と、巻き取り軸心に沿った方向を長手方向とする長手形状からなり、長手方向の一端側においてフランジ部201に固定された固定軸203と、長手方向にわたって固定軸203に対向した状態で固定軸203とともに台紙108を巻き取る巻き取り軸202を構成するとともに、固定軸203に対して長手方向に相対的に移動可能な可動片204と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図9

Description

この発明は、長尺状の媒体を巻き取る巻き取り具および当該巻き取り具を備えたプリンタに関する。
従来、長尺状の記録媒体を巻き取る巻き取り軸を、記録媒体固定受け部とこの記録媒体固定受け部に対して移動可能に設けられた記録媒体可動受け部とによって構成した記録媒体巻き取り装置があった(たとえば、下記特許文献1を参照。)。記録媒体固定受け部は、長さ方向の一端側において記録媒体可動受け部に固定されたフランジ部に固定されている。
この記録媒体巻き取り装置においては、記録媒体可動受け部を巻き取り軸に直交する方向に移動させ、巻き取り軸に巻き付けられた記録媒体と記録媒体可動受け部との間に隙間を生じさせることによって記録媒体を容易に抜き取ることができるようにしている。
また、従来、両側にガイドが設けられた巻き取り軸の芯に、縦方向にスリットを有して巻き取り軸の芯から取り外し可能なパイプ状の芯を被せたロール紙巻き取り軸があった(たとえば、下記特許文献2を参照。)。このロール紙巻き取り軸においては、一方のガイドを巻き取り軸の芯から取り外した状態で他方のガイドをパイプ状の芯の方向に移動させ、他方のガイドとともにパイプ状の芯をスライドさせることによって、巻き取られた用紙を巻き取り軸の芯から取り外すことができる。
また、従来、回転軸に沿って突出したピンを備え回転軸に固着された回転部材と、回転軸と一体的に回転可能とされるとともに回転軸に対してスライド自在とされた回転コアと、を備えた巻き取り機構があった(たとえば、下記特許文献3、4を参照。)。この巻き取り機構においては、回転コアを回転軸に係合させた状態で回転軸を回転させることによって回転コアおよびピンの周囲に帯状体を巻回させるとともに、回転コアを回転軸から引き抜くことによってロール状とされた帯状体からピンを引き抜き、帯状体ロールの巻きに弛みをもたせることによって帯状体ロールを回転コアから容易に取り外すことができる。
また、従来、用紙を巻き付ける基体と、基体の一側方から他側方(用紙引き抜き方向)に移動自在に設けられて巻き付け保持される用紙の一端面が対向配置される位置に位置づけられる押圧部と、用紙引き抜き方向への押圧操作を受付ける操作部とを備えた用紙巻き取りリールがあった(たとえば、下記特許文献5を参照。)。この用紙巻き取りリールにおいては、操作部が受け付けた押圧操作に応じて押圧部を用紙引き抜き方向へ移動させることで、巻き付け保持された用紙を用紙引き抜き方向に移動させることによって、印字済みのジャーナル用紙を容易に取り外すことができる。
特開2005−343649号公報 特開平1−308366号公報 実用新案登録第2597864号公報 実開平7−24843号公報 特開2007−112585号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術によれば、記録媒体可動受け部が、長さ方向の一端側においてフランジ部に固定されているため、記録媒体可動受け部におけるフランジ近傍部分(根本部分)では巻き取り軸に直交する方向に移動する記録媒体可動受け部の移動量が少なく、巻き取り軸に巻き付けられた記録媒体と記録媒体可動受け部との間に隙間が生じにくい。このために根本部分が抜き取りにくいという問題があった。また、このために先端部分を抜き取っても根本部分がひっかかったままとなって、記録媒体の巻き取りがくずれてしまうこともあった。
また、上述した特許文献2〜4に記載の技術によれば、巻き取った記録媒体の内周側に位置する部材ごと抜き取ることとなり、記録媒体のみを取り外すことは困難であるという問題があった。特に、特許文献4に記載の技術によれば、巻き取り軸に沿って突出したピンは巻き取り軸に直行する方向には動かないので、巻き取ったロールが緩まないため、回転コアを引き抜く際に非常に大きな力が必要となるという問題があった。
さらに、上述した特許文献5に記載の技術によれば、用紙を取り外すための負荷が押圧部に加わるため、記録媒体の幅が広く巻き付け保持された用紙と基体との間に作用する摩擦力が大きい場合や、巻き取り径が大きいために取り外す用紙の重量が大きい場合などは、押圧部を用紙引き抜き方向へ移動させるために操作部がおこなう押圧操作の負荷が大きく、用紙を取り外しにくくなるという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、巻き取り後の媒体取り外し作業の容易化を図ることができる巻き取り具および当該巻き取り具を備えたプリンタを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる巻き取り具は、長尺状の媒体を巻き取る巻き取り具であって、前記媒体の巻き取り軸心を回転中心として回転可能なフランジ部と、前記巻き取り軸心に沿った方向を長手方向とする長手形状からなり、長手方向の一端側において前記フランジ部に固定された固定軸と、前記長手方向にわたって前記固定軸に対向した状態で前記固定軸とともに前記媒体を巻き取る巻き取り軸を構成するとともに、前記固定軸に対して前記長手方向に相対的に移動可能な可動片と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、固定軸と可動片とが対向することによって巻き取り軸を構成した状態で媒体を巻き取った後、巻き取った媒体の一端側の位置をフランジ部によって押さえつつ、可動片を長手方向に移動して固定軸に対する可動片の位置を移動することによって、媒体の巻き取り形状をくずすことなく、巻き取った状態の媒体の内周部分に隙間を形成することができる。
また、この発明にかかる巻き取り具は、上記の発明において、前記固定軸における前記フランジ部とは反対側の端部に設けられて、前記固定軸と前記可動片とが前記長手方向にわたって所定間隔で対向した前記巻き取り軸を構成するように前記可動片における前記フランジ部とは反対側の端部を支持する支持部材を備え、前記可動片が、前記長手方向に移動する際に前記支持部材から離間することを特徴とする。
この発明によれば、媒体を巻き取る際には巻き取り軸の形状を安定して維持するとともに、巻き取った状態の媒体を巻き取り軸から取り外す際には媒体の巻き取り形状をくずすことなく巻き取った状態の媒体の内周部分に確実に隙間を形成することができる。
また、この発明にかかる巻き取り具は、上記の発明において、前記支持部材が、前記固定軸の外径よりも外径が大きい可動片支持部と、当該可動片支持部から前記フランジ部に近付くほど外径が小さくなるように傾斜するテーパー形状部と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、長手方向に移動する可動片におけるフランジ部とは反対側の端部がテーパー形状部に沿ってなめらかに移動するため、可動片を長手方向に移動させるだけで、巻き取った状態の媒体を巻き取り軸から外す位置に可動片を位置付けたり、可動片を巻き取る位置に可動片を位置付けたりすることができる。
また、この発明にかかる巻き取り具は、上記の発明において、前記可動片が、前記フランジ部から離間するほど厚みが小さくなる形状からなることを特徴とする。この発明によれば、巻き取った状態の媒体と可動片との摩擦を低減することによって可動片を長手方向に移動しやすくすることができる。
また、この発明にかかる巻き取り具は、上記の発明において、前記可動片が、前記フランジ部側の端部に設けられて前記長手方向に直交する方向における厚みが一定なストレート部と、前記ストレート部に連続し前記フランジ部から離間するほど前記厚みが小さくなる傾斜部と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、媒体を巻き取る際にはストレート部に沿って媒体を巻き取ることによって巻き取り中心を揃えることができ、かつ、巻き取った状態の媒体を巻き取り軸から取り外す際には巻き取った状態の媒体と可動片との摩擦を低減することによって可動片を長手方向に移動しやすくすることができる。
また、この発明にかかる巻き取り具は、上記の発明において、前記可動片が、前記長手方向に直交する方向における厚みが前記長手方向において段階的に変化する段差部を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、媒体を巻き取った後可動片を長手方向に移動して固定軸に対する可動片の位置を移動してから、巻き取り軸を構成する位置に可動片を戻す際に、巻き取った媒体のうち固定部の周辺に位置する媒体を段差部によってフランジ部から離間する方向へ押し出すことができる。
また、この発明にかかる巻き取り具は、上記の発明において、前記可動片が前記長手方向に移動可能な状態で、前記可動片を前記フランジ部にまたは前記固定軸に連結する連結機構を備えたことを特徴とする。この発明によれば、フランジ部および固定軸と可動片とを一体化することができる。
また、この発明にかかるプリンタは、上記の巻き取り具と、長尺状の媒体を前記巻き取り軸に案内する媒体経路と、前記媒体経路中に設けられて、当該媒体経路中を案内される媒体に対する印字をおこなう印字部と、前記印字部における印字動作にともなって前記巻き取り具を回転させて、前記巻き取り具が備える巻き取り軸の周囲に前記媒体を巻き取る巻き取り機構と、を備えたことを特徴とする。この発明によれば、巻き取った状態の媒体の内周部分に隙間を形成することができる。
本発明にかかる巻き取り具および当該巻き取り具を備えたプリンタによれば、巻き取った状態の媒体のみを巻き取り軸から容易に取り外すことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる巻き取り具およびプリンタの好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、この発明にかかる実施の形態の巻き取り具を用いたプリンタの概略構成について説明する。図1は、プリンタの概略構成を示す説明図である。図1において、プリンタ100は、ロール紙保持部101と、印字部102と、ピーラー103と、巻き取り具(リワインダー)104と、を備えている。プリンタ100は、ロール紙保持部101から、印字部102とピーラー103を経由して巻き取り具104に至る媒体案内経路105を備えている。
ロール紙保持部101は、長尺状の媒体(ロール紙)を保持する。ロール紙保持部101は、長さ方向に沿ってロール状に巻き上げた媒体の巻き取り中心となる巻き取り芯を回転可能な状態で保持する。これによって、媒体をロール紙保持部101から引き出し可能な状態とすることができる。媒体としては、たとえば印字対象となるラベルが貼られた台紙や、印字対象となる複数枚複写形式の伝票などが連続した連続紙などが挙げられる。この実施の形態においては、剥離剤が塗布された剥離面にラベルが貼り付けられた長尺状の台紙を媒体として用いる。
印字部102は、たとえばサーマル方式による印字をおこなう。サーマル方式の印字部102は、サーマルプリントヘッド106とプラテン107とを備えている。サーマルヘッド106は、たとえばライン状に配列された複数の感熱素子を備えている。
サーマル方式の印字部102を用いた印字に際しては、サーマルプリントヘッド106とプラテン107との間に感熱紙などの感熱発色性を有する媒体を介在させた状態でサーマルプリントヘッド106が備える感熱素子に選択的に通電することによって該当する感熱素子を選択的に発熱させることによって媒体上に小さな点(ドット)を発色させる。
サーマル方式の印字部102は、媒体上において小さな点(ドット)を連続して発色させることによって、文字などをあらわす。なお、この実施の形態において、印字とは発色させた小さな点(ドット)によって文字をあらわす場合に限らず、図形など文字以外をあらわす場合も含む。サーマルプリントヘッド106および搬送経路については、公知の技術を用いて容易に実現可能であるため説明は省略する。
印字部102は、サーマル方式に限るものではなく、サーマル方式と同様のノンインパクト方式を採用した印字をおこなうものであってもよい。ノンインパクト方式の印字部102としては、たとえば熱転写方式、インクジェット方式、レーザー方式などが挙げられる。この場合、印字部102は、サーマルインパクトプリントヘッド106に代えて、各印字方式にあわせたプリンタヘッドを備える。
なお、感熱方式、熱転写方式、インクジェット方式、レーザー(電子写真)方式については公知の技術であるため説明を省略する。また、印字部102は、ノンインパクト方式を採用した印字に限らず、ドットインパクトプリンタヘッドを用いたインパクト方式を採用した印字をおこなうものであってもよい。
ピーラー103は、媒体搬送経路中を搬送される長尺状の台紙108を屈曲させる。台紙108を屈曲させることにより、台紙108に貼られたラベル109を台紙108から剥がすことができる。台紙108から剥がされたラベル109はラベル109自身の紙質(紙の剛性、紙のコシ)によって台紙108から剥がされる前の状態のまま直進し、ピーラー103で屈曲された台紙108はラベル109が剥がされた状態で巻き取り具104へ案内される。巻き取り具104は、ピーラー103で屈曲されてラベル109が剥がされた台紙108を巻き取る。
つぎに、この発明にかかる実施の形態の巻き取り具104の外観について説明する。図2、図3、図4および図5は、この発明にかかる実施の形態の巻き取り具104の外観を示す説明図である。図2および図3は、巻き取り具104をそれぞれ異なる方向から見た状態を示している。図4は、巻き取り具104を図2および図3における矢印B方向から見た状態を示している。図5は、巻き取り具104を図2および図3における矢印B’方向から見た状態を示している。
図2、図3、図4および図5において、巻き取り具104はフランジ部201を備えている。フランジ部201は略円板形状からなり、円の中心となる位置を回転中心として回転可能な状態で、プリンタ100における図示を省略するフレームに取り付けられる。フランジ部201の一面側には、ギア301が設けられている。このギア301は、巻き取り具104がプリンタ本体に取り付けられた状態において、プリンタ100における図示を省略するフレームに設けられた動力伝達機構に連結される。
動力伝達機構は、回転駆動力を発生するモータなどの駆動源や、ギア301に噛み合う連結用のギアを含みこの連結用のギアに駆動源で発生した回転駆動力を伝達するギア列などを備えている。動力伝達機構については、公知の技術を用いて容易に実現可能であるため図示および説明を省略する。
フランジ部201の他面側すなわちフランジ部201においてギア301とは反対側には、巻き取り軸202が設けられている。巻き取り軸202は、フランジ部201の面に直交する方向を長手方向とする略円柱形状からなり、固定軸203と可動片204とによって構成されている。
固定軸203における長手方向の一端はフランジ部201の中心に固定されており、これにより固定軸203はフランジ部201の回転にともなって回転する。固定軸203の長手方向に直交する平面で固定軸203を切断した場合の固定軸203の断面形状は、フランジ部201の回転中心を中心とする円の円弧と、フランジ部201の回転中心を中心とする円の円周上の2点を結ぶ平行な2つの弦と、によって囲まれた略小判型とされている。
固定軸203においてフランジ部201とは反対側の端部には、可動片支持部205が設けられている。可動片支持部205は、支持部501とテーパー形状部502とを備えている。支持部501の外径寸法は、固定軸203の外径(回転中心を中心とする円の円周によって規定される最大外径)寸法よりも小さい。テーパー形状部502は、支持部501からフランジ部201に近付くほど外径が小さくなるように傾斜している。
可動片204は、固定軸203の長手方向に平行に延びる一対の略平板形状の部材からなり、各々が長手方向にわたって固定軸203に対向している。一対の可動片204は、固定軸203の断面形状における各弦の部分において、それぞれが固定軸203に対向している。
固定軸203の長手方向に直交する平面で可動片204を切断した場合の各可動片204の断面形状は、フランジ部201の回転中心を中心とする円の円弧と、フランジ部201の回転中心を中心とする円の円周上の2点を結ぶ平行な2つの弦と、によって囲まれた略三日月型とされている。
可動片204は、固定軸203に対して長手方向に相対的に移動可能に設けられている。一対の可動片204におけるフランジ部201側のそれぞれの端部は、フランジ部201に設けられた孔(図8における符号801を参照)に挿通されてフランジ部201を間にして可動片支持部205とは反対側まで延在し、この位置において互いが繋がっている。これにより、一対の可動片204は、長手方向に一体的に移動する。
可動片204は、ストレート部503と傾斜部504とを備えている。ストレート部503は、フランジ部201側の端部に設けられており、可動片204の長手方向に直交する方向における厚みすなわちフランジ部201の回転中心から可動片204の外周位置までの距離が一定とされている。
傾斜部504は、可動片204の長手方向においてストレート部503に連続し、可動片204の長手方向に直交する方向における厚みすなわちフランジ部201の回転中心から可動片204の外周位置までの距離がフランジ部201から離間するほど小さくなる形状とされている。
なお、この実施の形態においては、ストレート部503と傾斜部504とを備えた可動片204としたが、可動片204の形状はこれに限るものではない。たとえば、ストレート部503を備えず、可動片204の長手方向に直交する方向における厚みすなわちフランジ部201の回転中心から可動片204の外周位置までの距離が、フランジ部201から離間するほど小さくなる形状とされていてもよい。
ストレート部503は、長さ方向における寸法D1が、長さ方向における可動片204のスライド可能距離よりも小さくなるように設けられている。長さ方向における可動片204のスライド可能距離は、巻き取り軸202の内部に設けられた圧縮スプリングなどによって規定される(図6を参照)。
可動片204におけるフランジ部201とは反対側の端部(以下、可動片204の先端部という)は、支持部501によって支持されている。可動片204は、支持部501によって可動片204の先端部が支持された状態において固定軸203と可動片204との間に所定間隔の隙間を形成する。支持部501によって可動片204の先端部を支持することによって、固定軸203と可動片204とは長手方向にわたって所定間隔で対向する。
可動片204は、樹脂材料を用いた射出成形などにより、連結された一対の可動片204を一工程で製造することができる。一対の可動片204は、長さ方向における互いの間隔が一定となるように形成されていてもよいし、長さ方向における互いの間隔が可動片204の先端部に近付くほど狭くなるように形成されていてもよい。
長さ方向における互いの間隔が可動片204の先端部に近付くほど狭くなるような可動片204を形成した場合、一対の可動片204はそれぞれが自身の弾性力によって可動片支持部205に当接する方向に先端部を付勢することとなる。この状態で可動片204が長手方向に移動すると、可動片204の先端部は可動片204自身の弾性力によって付勢されて、可動片支持部205の外周面に当接した状態を維持する。
つぎに、巻き取り具104の構造について説明する。図6は、図4におけるA−A断面図である。図6において、可動片204は、可動片204のフランジ側の端部から可動片204に挿入された固定部材601を、固定軸203におけるフランジ部201側の端部に固定することによって固定軸203に固定されている。固定部材601は、たとえば固定部材601と固定軸203との間に同ピッチのネジ山を設け、このネジ山を介して固定部材601と固定軸203とを螺合することによって固定軸203に固定されている。
固定部材601と可動片204との間には、圧縮スプリング602が設けられている。可動片204は、フランジ部201を間にして可動片支持部205とは反対側の連結部分に把持部505が形成されている。可動片204を、図6における紙面左側から右側に移動させる場合は、操作者が手などで把持部505を把持し、図6における紙面左側から右側に可動片204を引っ張る。可動片204を図6における紙面左側から右側に引っ張ると、可動片204の先端部と支持部501との当接が解除される。これによって可動片204は、フランジ部201における中心位置、すなわち固定軸203の軸芯方向に撓むことが可能になる。
図7は、可動片204の撓みを示す説明図である。図7においては、可動片204の先端部と支持部501との当接が解除された状態を示している。図7において、可動片204の先端部と支持部501との当接が解除されると、可動片204は固定軸203の軸芯方向に撓むことが可能になる。撓んだ状態の可動片204は、フランジ部201側の端部から長手方向の全体にわたって固定軸203の軸芯方向に撓むこととなる。可動片204は、撓むことによって、図7において点線で示した位置に変位する。
図8は、図7の一部拡大図である。図8においては、ストレート部503と傾斜部504との境界周辺を示している。上述したように、ストレート部503の外径と傾斜部504の外径とが異なっていることから、ストレート部503と傾斜部504との境界には段差部802が形成されている。
なお、この実施の形態においては、ストレート部503と傾斜部504との境界に段差部802が形成されている可動片204について説明したが、可動片204の形状はこれに限るものではなく、ストレート部503からフランジ部201側に向かって徐々に外径が小さくなるように構成し、可動片204の外表面がなめらかに連続していてもよい。
また、上述したように、ストレート部503の長さ方向における寸法D1は、長さ方向における可動片204のスライド可能距離よりも小さくなるように設けられているため、可動片204を図6における紙面左側から右側に最大量引っ張った場合にも、フランジ部201に設けられた孔からストレート部503が抜けてしまうことがない。
これによってフランジ部201に対する可動片204の位置を安定させることができる。ここに、固定部材601および圧縮スプリング602によって、可動片204が長手方向に移動可能な状態で、可動片204を固定軸203に連結する連結機構が実現される。なお、固定部材601は固定軸203に連結するものに限らず、フランジ部201に連結してもよい。
可動片204は、図6における紙面左側から右側に移動する際には、圧縮スプリング602を圧縮させながら移動し、これにより圧縮スプリング602は自身の弾性力によって伸長状態に復帰しようとする付勢力を可動片204に作用させる。この場合、可動片204には可動片204を図6における紙面右側から左側に付勢する付勢力が作用する。
操作者が可動片204の把持部505から手を離すと、圧縮スプリング602が伸長状態に復帰しようとする弾性力によって、図6における紙面右側から左側に可動片204が移動する。これによって、可動片204は図6に示した状態に復帰し、固定軸203と可動片204とによって巻き取り軸202が再構成される。
巻き取り具104は、固定軸203と可動片204とによって巻き取り軸202を構成した状態でプリンタ100に取り付けられ、台紙108の巻き取りに供される。台紙108を巻き取る際には、台紙108の長手方向における一端を固定軸203と可動片204との間に挿入し、台紙108の長手方向における一端を可動片204に引っかけた状態で巻き取りを開始する。
可動片204にはストレート部503が設けられているため、巻き取りに際して台紙108はストレート部503に沿ってストレート部503を内径として巻き取られる。ストレート部503は、フランジ部201の回転中心から可動片204の外周位置までの距離が一定とされているため、巻き取り中心をずらすことなく台紙108を巻き取ることができる。これによって、巻き取られた台紙108の両端位置を揃えることができる。
図9は、台紙108を巻き取った状態の巻き取り具104および台紙108を示す断面図である。図9においては、台紙108を巻き取った状態の巻き取り具104を図4におけるA−A線で切断した断面を示している。上述のようにして台紙108を巻き取った後は、プリンタ100から巻き取り具104を取り外し、可動片204の把持部505を手で把持するなどしてフランジから引き抜く方向に可動片204を引っ張る。その後、把持部505から手を離す。図9においては、台紙108を巻き取った状態においてフランジから引き抜く方向に可動片204を引っ張った後、可動片204の把持部505から手を離した状態を示している。
台紙108を巻き取った状態においてフランジから引き抜く方向に可動片204を引っ張ると、可動片204の先端部と支持部501との当接が解除される。可動片204の先端部と支持部501との当接が解除されると、巻き取り軸202に巻き取られた台紙108は内周側から巻きが緩み、可動片204を固定軸203の軸芯方向に付勢する。この結果、可動片204は、台紙108からの付勢力を受けて固定軸203の軸芯方向に撓む。
この状態においては、巻き取り軸202(固定軸203)に対する台紙108の巻きが緩んでいるため、巻き取った状態の台紙108をフランジ部201から容易に離間させることができる。これによって、巻き取った状態の台紙108のみを巻き取り軸202から容易に取り外すことができる。
フランジから引き抜かれた可動片204が台紙108からの付勢力を受けて撓んだ状態で操作者が可動片204の把持部505から手を離すと、可動片204は圧縮スプリング602が伸長状態に復帰しようとする弾性力によって内周側に緩んだ台紙108を図9における紙面右側から左側方向に付勢しながら図9における紙面右側から左側に移動する。
この結果、巻き取り軸202に巻き取られた台紙108は、図9に示したようにフランジ部201から離間した状態となる。これによって、巻き取った状態の台紙108をフランジ部201から容易に離間させることができるので、巻き取った状態の台紙108のみを巻き取り軸202から容易に取り外すことができる。
ストレート部503と傾斜部504との境界には段差部802が形成されているため、フランジから引き抜かれた可動片204が図9における紙面右側から左側に移動する際には、内周側において巻きが緩んだ部分の台紙108を段差部802によって図9における紙面右側から左側に押し出すことができる。これによって、巻き取った状態の台紙108をフランジ部201から容易に離間させることができるので、巻き取った状態の台紙108のみを巻き取り軸202から容易に取り外すことができる。
台紙108を巻き取り軸202から取り外した後の可動片204は、圧縮スプリング602が伸長状態に復帰しようとする弾性力によって、固定軸203とともに巻き取り軸202を構成する位置に復帰する。可動片支持部205はテーパー形状部502を備えているため、復帰しようとする可動片204の先端は圧縮スプリング602からの付勢力を受けてテーパー形状部502に沿ってフランジ部201から離間する方向に移動して支持部501に当接する。このように、巻き取り具104によれば、可動片204をなめらかに移動させ、可動片204を元の位置に容易に復帰させることができる。
上述したように、この実施の形態の巻き取り具104によれば、長尺状の台紙108を巻き取る巻き取り具104であって、台紙108の巻き取り軸心を回転中心として回転可能なフランジ部201と、巻き取り軸心に沿った方向を長手方向とする長手形状からなり、長手方向の一端側においてフランジ部201に固定された固定軸203と、長手方向にわたって固定軸203に対向した状態で固定軸203とともに台紙108を巻き取る巻き取り軸202を構成するとともに、固定軸203に対して長手方向に相対的に移動可能な可動片204と、を備えたことを特徴とするため、固定軸203と可動片204とが対向することによって巻き取り軸202を構成した状態で台紙108を巻き取った後、巻き取った台紙108の一端側の位置をフランジ部201によって押さえつつ、可動片204を長手方向に移動して固定軸203に対する可動片204の位置を移動することによって、巻き取った状態の台紙108の内周部分に隙間を形成することができる。これによって、巻き取った状態の台紙108のみを巻き取り軸202から容易に取り外すことができる。
また、この実施の形態の巻き取り具104によれば、固定軸203におけるフランジ部201とは反対側の端部に設けられて、固定軸203と可動片204とが長手方向にわたって所定間隔で対向した巻き取り軸202を構成するように可動片204におけるフランジ部201とは反対側の端部を支持する可動片支持部205を備え、可動片204は、長手方向に移動する際に可動片支持部205から離間することを特徴とするため、台紙108を巻き取る際には巻き取り軸202の形状を安定して維持するとともに、巻き取った状態の台紙108を巻き取り軸202から取り外す際には巻き取った状態の台紙108の内周部分に確実に隙間を形成することができる。これによって、巻き取った状態の台紙108のみを巻き取り軸202から容易に取り外すことができる。
また、この実施の形態の巻き取り具104によれば、可動片支持部205が、固定軸203の外径よりも外径が小さい支持部501と、当該支持部501からフランジ部201に近付くほど外径が小さくなるように傾斜するテーパー形状部502と、を備えたことを特徴とするため、長手方向に移動する可動片204におけるフランジ部201とは反対側の端部がテーパー形状部502に沿ってなめらかに移動するため、可動片204を長手方向に移動させるだけで、巻き取った状態の台紙108を巻き取り軸202から外す位置に可動片204を位置付けたり、台紙108を巻き取る位置に可動片204を位置付けたりすることができる。これによって、巻き取った状態の台紙108を取り外したり、巻き取った後に巻き取り軸202を再構成したりする操作を容易におこなうことができる。
また、この実施の形態の巻き取り具104によれば、可動片204が、フランジ部201から離間するほど厚みが小さくなる形状からなることを特徴とするため、巻き取った状態の台紙108と可動片204との摩擦を低減することによって可動片204を長手方向に移動しやすくすることができる。これによって、巻き取った状態の台紙108のみを巻き取り軸202から容易に取り外すことができる。
また、この実施の形態の巻き取り具104によれば、可動片204が、フランジ部201側の端部に設けられて長手方向に直交する方向における厚みが一定なストレート部503と、ストレート部503に連続しフランジ部201から離間するほど厚みが小さくなる傾斜部504と、を備えたことを特徴とするため、台紙108を巻き取る際にはストレート部503に沿って台紙108を巻き取ることによって巻き取り中心を揃えることができ、かつ、巻き取った状態の台紙108を巻き取り軸202から取り外す際には巻き取った状態の台紙108と可動片204との摩擦を低減することによって可動片204を長手方向に移動しやすくすることができる。これによって、巻き取り軸202をずらすことなく台紙108を正確に巻き取ることができるとともに、巻き取った状態の台紙108のみを巻き取り軸202から容易に取り外すことができる。
また、この実施の形態の巻き取り具104によれば、可動片204が、長手方向に直交する方向における厚みが長手方向において段階的に変化する段差部802を備えたことを特徴とするため、台紙108を巻き取った後可動片204を長手方向に移動して固定軸203に対する可動片204の位置を移動してから、巻き取り軸202を構成する位置に可動片204を戻す際に、巻き取った台紙108のうち固定部の周辺に位置する台紙108を段差部802によってフランジ部201から離間する方向へ押し出すことができる。これによって、巻き取った状態の台紙108をフランジ部201から容易に離間させることができるので、巻き取った状態の台紙108のみを巻き取り軸202から容易に取り外すことができる。
また、この実施の形態の巻き取り具104によれば、可動片204が長手方向に移動可能な状態で、可動片204をフランジ部201にまたは固定軸203に連結する連結機構を備えたことを特徴とするため、フランジ部201および固定軸203と可動片204とを一体化することができる。これによって、たとえば可動片204を紛失するなど、フランジ部201および固定部と可動片204とが分離することによる不具合の発生を防止することができる。
以上説明したように、この実施の形態によれば、巻き取った状態の台紙108のみを巻き取り軸202から容易に取り外すことができる。
以上のように、本発明にかかる巻き取り具およびプリンタは、長尺状の台紙を巻き取る巻き取り具に有用であり、特に、ラベルの台紙など表面が平滑であって巻き取った状態において滑りやすい台紙を巻き取る巻き取り具に適している。
プリンタの概略構成を示す説明図である。 この発明にかかる実施の形態の巻き取り具の外観を示す説明図(その1)である。 この発明にかかる実施の形態の巻き取り具の外観を示す説明図(その2)である。 この発明にかかる実施の形態の巻き取り具の外観を示す説明図(その3)である。 この発明にかかる実施の形態の巻き取り具の外観を示す説明図(その4)である。 図4におけるA−A断面図である。 可動片の撓みを示す説明図である。 図7の一部拡大図である。 台紙を巻き取った状態の巻き取り具および台紙を示す断面図である。
符号の説明
100 プリンタ
202 巻き取り軸
203 固定軸
204 可動片
205 可動片支持部
501 支持部
502 テーパー形状部
503 ストレート部
504 傾斜部
505 把持部
801 孔
802 段差部

Claims (8)

  1. 長尺状の媒体を巻き取る巻き取り具であって、
    前記媒体の巻き取り軸心を回転中心として回転可能なフランジ部と、
    前記巻き取り軸心に沿った方向を長手方向とする長手形状からなり、長手方向の一端側において前記フランジ部に固定された固定軸と、
    前記長手方向にわたって前記固定軸に対向した状態で前記固定軸とともに前記媒体を巻き取る巻き取り軸を構成するとともに、前記固定軸に対して前記長手方向に相対的に移動可能な可動片と、
    を備えたことを特徴とする巻き取り具。
  2. 前記固定軸における前記フランジ部とは反対側の端部に設けられて、前記固定軸と前記可動片とが前記長手方向にわたって所定間隔で対向した前記巻き取り軸を構成するように前記可動片における前記フランジ部とは反対側の端部を支持する支持部材を備え、
    前記可動片は、前記長手方向に移動する際に前記支持部材から離間することを特徴とする請求項1に記載の巻き取り具。
  3. 前記支持部材は、前記固定軸の外径よりも外径が大きい可動片支持部と、当該可動片支持部から前記フランジ部に近付くほど外径が小さくなるように傾斜するテーパー形状部と、を備えたことを特徴とする請求項2に記載の巻き取り具。
  4. 前記可動片は、前記フランジ部から離間するほど厚みが小さくなる形状からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の巻き取り具。
  5. 前記可動片は、前記フランジ部側の端部に設けられて前記長手方向に直交する方向における厚みが一定なストレート部と、前記ストレート部に連続し前記フランジ部から離間するほど前記厚みが小さくなる傾斜部と、を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の巻き取り具。
  6. 前記可動片は、前記長手方向に直交する方向における厚みが前記長手方向において段階的に変化する段差部を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の巻き取り具。
  7. 前記可動片が前記長手方向に移動可能な状態で、前記可動片を前記フランジ部にまたは前記固定軸に連結する連結機構を備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の巻き取り具。
  8. 請求項1〜7のいずれか一つに記載の巻き取り具と、
    長尺状の媒体を前記巻き取り軸に案内する媒体経路と、
    前記媒体経路中に設けられて、当該媒体経路中を案内される媒体に対する印字をおこなう印字部と、
    前記印字部における印字動作にともなって前記巻き取り具を回転させて、前記巻き取り具が備える巻き取り軸の周囲に前記媒体を巻き取る巻き取り機構と、
    を備えたことを特徴とするプリンタ。
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