JP2009201612A5 - - Google Patents

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(1)上記目的を達成するため、本願発明に係る遊技機は、開始条件が成立したこと(例えばステップS231にてNoと判定されたことなど)に基づいて、各々が識別可能な複数種類の識別情報(例えば特別図柄など)を可変表示する可変表示装置(例えば画像表示装置5など)を備え、前記識別情報の可変表示結果が予め定められた特定表示結果(例えば大当り組合せとなる最終停止図柄など)となった後に、遊技者にとって有利な特定遊技状態(例えば大当り遊技状態など)に制御する遊技機(例えばパチンコ遊技機1など)であって、前記特定遊技状態に制御するか否かを、前記識別情報の可変表示結果が導出表示される以前に決定する事前決定手段(例えばCPU103がステップS242〜S250の処理を実行する部分など)と、前記事前決定手段によって前記特定遊技状態に制御する旨の決定がなされたときに、予め実行順が定められている複数種類のストーリ演出のうちのいずれを実行するかを決定するストーリ演出決定手段(例えば演出制御用CPU120がステップS608〜S617の処理を実行する部分など)と、前記特定遊技状態中に、前記ストーリ演出決定手段によって決定されたストーリ演出を実行するストーリ演出実行手段(例えば演出制御用CPU120がステップS636の処理を実行する部分など)と、前記遊技者によって操作可能な操作手段(例えば操作ボタン30など)と、所定の条件が成立したときに、前記遊技者による前記操作手段の操作によって選択可能なストーリ演出として複数種類の選択肢を表示する選択肢表示手段(例えば演出制御用CPU120がステップS604、S607の処理を実行する部分など)と、を備え、前記ストーリ演出決定手段は、前記選択肢表示手段によって表示された前記複数種類の選択肢のうちから、前記遊技者による前記操作手段の操作によって前記複数種類のストーリ演出のうちのいずれかが選択されたときに、選択肢のうちの選択されたストーリ演出を実行することを決定する(例えば演出制御用CPU120は、ステップS609、S616の処理などを実行する)、ことを特徴とする。
(2)上記(1)に記載の遊技機において、前記選択肢表示手段は、前記所定の条件が成立したときに、前記複数種類のストーリ演出として、特定のストーリ演出(例えば最終話のストーリ演出など)を、前記複数種類の選択肢に含めて表示する(例えば演出制御用CPU120は、ストーリ選択演出指定バッファ値が“2”であることに対応してステップS604、S607の処理を実行することにより、画像表示装置5に図47(A)に示すような演出画像の表示などをする)。
(3)上記(1)又は(2)に記載の遊技機において、前記選択肢表示手段は、前記所定の条件が成立したときに、前記複数種類のストーリ演出の全てを、前記複数種類の選択肢に含めて表示する(例えば演出制御用CPU120は、ストーリ選択演出指定バッファ値が“3”であることに対応してステップS604、S607の処理を実行することにより、画像表示装置5に図48(A)に示すような演出画像の表示などをする)。
(4)上記(3)に記載の遊技機において、前記選択肢表示手段は、前記ストーリ演出実行手段によって前記複数種類のストーリ演出の全てが実行されたときに、前記所定の条件が成立したとして、前記複数種類のストーリ演出の全てを、前記複数種類の選択肢に含めて表示する(例えば演出制御用CPU120は、ステップS644の処理にてストーリ選択演出指定バッファ値を“3”に設定することにより、次回の大当り制御中演出処理にて、画像表示装置5に図48(A)に示すような演出画像の表示などをする)。
(5)上記(1)〜(4)のいずれかに記載の遊技機において、前記選択肢表示手段は、前記遊技者による前記操作手段の操作に対応して予め実行順が定められている複数種類のストーリ演出を実行順に切り換えて表示していくことにより、前記複数種類の選択肢を表示する(例えば演出制御用CPU120は、ストーリ選択演出指定バッファ値が“3”であることに対応してステップS604、S607の処理を実行することにより、画像表示装置5に図48(A)〜(C)に示すような演出画像の表示などをする)。
(6)上記(1)〜(5)のいずれかに記載の遊技機において、前記選択肢表示手段は、切り換えて表示する際に、前記ストーリ演出の概要を示すダイジェスト画像を前記ストーリ演出選択肢として表示する(例えば演出制御用CPU120は、ストーリ選択演出指定バッファ値が“3”であることに対応してステップS604、S607の処理を実行することにより、画像表示装置5に図48(A)〜(C)に示すような演出画像の表示などをする)。
(7)上記(1)〜(6)のいずれかに記載の遊技機においては、前記事前決定手段によって前記特定遊技状態に制御する旨の決定がなされたときに、該特定遊技状態が終了した後に該特定遊技状態とは異なる通常遊技状態よりも有利な特別遊技状態に制御するか否かを決定する遊技状態決定手段(例えばCPU103がステップS252、S253の処理を実行する部分など)と、前記事前決定手段による決定結果に基づいて、前記特定遊技状態が終了した後に、前記通常遊技状態と前記特別遊技状態とのいずれかに制御する遊技状態制御手段(例えばCPU103がステップS314、S315の処理を実行する部分など)と、前記特定遊技状態への制御中に、前記事前決定手段による決定結果に基づいて、該特定遊技状態への制御が終了した後に前記遊技状態制御手段によって前記通常遊技状態に制御されるか、前記特別遊技状態に制御されるかを報知する報知演出を実行する報知演出実行手段(例えば演出制御用CPU120がステップS632の処理を実行する部分など)をさらに備え、前記報知演出実行手段は、前記報知演出の実行を開始してから、前記遊技者によって前記操作手段の操作がなされることなく、操作有効期間が経過したときには、前記事前決定手段によって前記特別遊技状態に制御される旨の決定がなされたときでも、前記遊技状態制御手段によって該特別遊技状態に制御されることを報知しない(例えば演出制御用CPU120は、遊技者によって操作ボタン30の操作がなされることなく、ステップS629の処理にてYesと判定したときには、ステップS631の処理を実行することなくステップS632の処理などを実行する)。
(8)上記(1)〜(7)のいずれかに記載の遊技機においては、前記識別情報の可変表示中に、該識別情報の仮停止表示と該識別情報の再可変表示とを所定回実行した後に、該識別情報の可変表示結果を導出表示する再可変表示演出における演出態様を複数種類のいずれかに決定する演出態様決定手段(例えば演出制御用CPU120がステップS502の処理を実行する部分など)と、前記演出態様決定手段によって決定された前記演出態様で前記再可変表示演出を実行する再可変表示演出実行手段(例えば演出制御用CPU120がステップS162の飾り図柄変動中処理を実行する部分など)と、をさらに備える。
上記(1)に記載の遊技機によれば、選択肢表示手段は、所定の条件が成立したときに、遊技者による操作手段の操作によって選択可能な複数種類の選択肢を表示し、遊技者による操作手段の操作によって、この複数種類のストーリ演出のうちのいずれかが選択されたときには、ストーリ演出決定手段が選択肢のうちの選択されたストーリ演出を実行することを決定する。これにより、所定の条件が成立すれば、遊技者は、自己の嗜好に合致したストーリ演出を遊技機に実行させることができるようになるなど、遊技者の特性に合わせてストーリ演出を実行させることができるようになるため、遊技興趣を向上させることができる。また、遊技者による操作手段の操作によって選択されたストーリ演出選択肢が指定するストーリ演出を実行することにより、特定遊技状態中の演出に遊技者を惹きつけることができる。
上記(2)に記載の遊技機において、所定の条件が成立したときには、選択肢表示手段によって、複数種類のストーリ演出として、特定のストーリ演出が、複数種類の選択肢に含めて表示されることにより、遊技者は、特定のストーリ演出を遊技者に実行させることができるようになるため、遊技興趣をさらに向上させることができる。
上記(3)に記載の遊技機において、所定の条件が成立したときには、選択肢表示手段によって、複数種類のストーリ演出の全てが、複数種類の選択肢に含めて表示されることにより、遊技者は、全てのストーリ演出のうちから、所望のストーリ演出を選択して遊技機に実行させることができるようになるため、遊技興趣をさらに向上させることができる。
上記(4)に記載の遊技機において、ストーリ演出実行手段によって複数種類のストーリ演出の全てが実行されたときには、選択肢表示手段によって、ストーリ演出の全てが、複数種類の選択肢に含めて表示されることにより、遊技者は、複数種類のストーリ演出の全てが実行された後でも、全てのストーリ演出のうちから、所望のストーリ演出を選択して遊技機に再度実行させることができるようになるため、複数種類のストーリ演出の全てが実行された後における特定遊技状態中の演出が単調になってしまうことを防止することができる。
上記(5)に記載の遊技機において、選択肢表示手段によって、遊技者による操作手段の操作に対応して予め実行順が定められている複数種類のストーリ演出を実行順に切り換えて表示していくことにより、前記複数種類の選択肢が表示されるようになるため、操作手段を複数設けなくても、ストーリ演出の選択が可能となるため、遊技機の製造コストを削減できるとともに、ストーリ演出を選択する際における操作手段の操作が複雑になることを防止することができる。
上記(6)に記載の遊技機において、切り換えて表示する際には、ストーリ演出の概要を示すダイジェスト画像がストーリ演出選択肢として表示されることにより、遊技者には、遊技機からストーリ演出の概要などのストーリ演出に関する情報が提供されるようになるため、所望のストーリ演出を選択しやすくなる。
上記(7)に記載の遊技機において、報知演出実行手段は、報知演出の実行を開始してから、遊技者によって操作手段の操作がなされることなく、操作有効期間が経過したときには、事前決定手段によって特別遊技状態に制御される旨の決定がなされたときでも、遊技状態制御手段によって特別遊技状態に制御されることを報知しないことにより、遊技への参加意欲を向上させることができる。
上記(8)に記載の遊技機において、再可変表示演出実行手段は、演出態様決定手段によって複数種類のうちから決定された演出態様で再可変表示演出を実行することにより、遊技興趣を向上させることができる。

Claims (1)

  1. 開始条件が成立したことに基づいて、各々が識別可能な複数種類の識別情報を可変表示する可変表示装置を備え、前記識別情報の可変表示結果が予め定められた特定表示結果となった後に、遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御する遊技機であって、
    前記特定遊技状態に制御するか否かを、前記識別情報の可変表示結果が導出表示される以前に決定する事前決定手段と、
    前記事前決定手段によって前記特定遊技状態に制御する旨の決定がなされたときに、予め実行順が定められている複数種類のストーリ演出のうちのいずれを実行するかを決定するストーリ演出決定手段と、
    前記特定遊技状態中に、前記ストーリ演出決定手段によって決定されたストーリ演出を実行するストーリ演出実行手段と、
    前記遊技者によって操作可能な操作手段と、
    所定の条件が成立したときに、前記遊技者による前記操作手段の操作によって選択可能なストーリ演出として複数種類の選択肢を表示する選択肢表示手段と、を備え、
    前記ストーリ演出決定手段は、前記選択肢表示手段によって表示された前記複数種類の選択肢のうちから、前記遊技者による前記操作手段の操作によって前記複数種類のストーリ演出のうちのいずれかが選択されたときに、選択肢のうちの選択されたストーリ演出を実行することを決定する、
    ことを特徴とする遊技機。
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