JP2009200969A - 無線通信システム、無線通信方法及び基地局 - Google Patents

無線通信システム、無線通信方法及び基地局 Download PDF

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Abstract

【課題】
基地局と通信可能な無線端末数を増大させることを可能とする無線通信システム、無線通信方法及び基地局を提供する。
【解決手段】
基地局100は、新たな無線端末10から通信開始要求を新たに受信した場合に、初期伝送速度と割当済み伝送速度との合計が最大受信伝送速度を超えるか否かを判定する判定部125と、初期伝送速度と割当済み伝送速度との合計が最大受信伝送速度を超える場合に、減少対象無線端末を選択する選択部126と、伝送速度減少データ(AGやRG)を減少対象無線端末に送信するスケジューリング部120aとを有する。伝送速度減少データの送信によって、初期伝送速度と割当済み伝送速度との合計を最大受信伝送速度以下とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、拡張個別物理データチャネルを介して上り方向ユーザデータを第1無線端末が基地局に送信し、上り方向ユーザデータの伝送速度を制御するための伝送速度制御データを基地局が第1無線端末に送信する無線通信システム、無線通信方法及び基地局に関する。
従来、基地局(Base Station)及び無線制御装置(Radio Network Controller)を含む無線通信システムが知られている。基地局は、単数又は複数のセルを有しており、各セルは、無線端末と無線通信を行う。無線制御装置は、複数の基地局を管理しており、無線端末に対する無線リソースの割り当てを行っている。なお、このような技術(以下、第1技術)は、R99(Release 99)などと称されることもある。
近年、スループットの向上や遅延時間の短縮などを目的として、無線端末から基地局(ネットワーク側)への上り方向ユーザデータに対する無線リソースの割り当てなどを基地局が行う技術が提案されている。なお、このような技術(以下、第2技術)は、HSUPA(High Speed Uplink Packet Access)やEUL(Enhanced Uplink)などと称されることもある。
各セルは、サービングセルとして機能するケースと非サービングセルとして機能するケースとがある。上り方向ユーザデータの伝送速度(例えば、SG(Serving Grant)によって定められるTBS(Transport Block Size))は、サービングセル及び非サービングセルから送信される伝送速度制御データによって制御される。伝送速度制御データは、伝送速度を直接的に指定するための絶対伝送速度制御データ(AG;Absolute Grant)、伝送速度を相対的に指定するための相対伝送速度制御データ(RG;Relative Grant)を含む(例えば、非特許文献1)。
ここで、上り方向ユーザデータは、拡張個別物理データチャネル(E−DPDCH;Enhanced Dedicated Physical Data Channel)を介して無線端末から基地局に送信される。絶対伝送速度制御データ(AG)は、絶対伝送速度制御チャネル(E−AGCH;E−DCH Absolute Grant Channel)を介して基地局から無線端末に送信される。相対伝送速度制御データ(RG)は、相対伝送速度制御チャネル(E−RGCH;E−DCH Relative Grant Channel)を介して基地局から無線端末に送信される。
サービングセルは、絶対伝送速度制御データ(AG)及び相対伝送速度制御データ(RG)を無線端末に送信する。一方で、非サービングセルは、絶対伝送速度制御データ(AG)を送信せずに、相対伝送速度制御データ(RG)のみを無線端末に送信する。
3GPP TS25.321 Ver.7.5.0
ところで、基地局は、無線端末に割り当て可能な無線リソースの上限(最大無線リソース)を有する。ここでは、最大無線リソースは、基地局によって無線端末に割り当て可能な伝送速度の合計(最大受信伝送速度)である。
上述した第2技術では、基地局は、絶対伝送速度制御データ(AG)又は相対伝送速度制御データ(RG)を1TTI(Transmission Time Interval)毎に送信可能である。すなわち、無線端末に割り当てられた伝送速度は、1TTI毎に可変である。
従って、或るTTIにおいて無線端末に既に割り当てている伝送速度の合計が最大受信伝送速度に近づいている場合には、基地局は、或るTTIで新たに通信開始要求を新たな無線端末から受けても、新たな無線端末に伝送速度を割り当てることができない。
例えば、或るTTIにおいて一の無線端末に割り当てられている伝送速度が大きいケースについて考える。このようなケースでは、一の無線端末が送信する上り方向ユーザデータの伝送速度は維持されるが、或るTTIで新たに受けた通信開始要求は拒否されてしまう。
このように、新たな通信開始要求を考慮せずに、1TTI毎に無線端末に伝送速度を割り当てると、基地局と通信可能な無線端末数が減少する可能性がある。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、基地局と通信可能な無線端末数を増大させることを可能とする無線通信システム、無線通信方法及び基地局を提供することを目的とする。
第1の特徴に係る無線通信システムにおいて、拡張個別物理データチャネルを介して上り方向ユーザデータを第1無線端末が基地局に送信し、前記上り方向ユーザデータの伝送速度を制御するための伝送速度制御データを前記基地局が前記第1無線端末に送信する。前記基地局は、第2無線端末から通信開始要求を新たに受信した場合に、前記第2無線端末に最初に割り当てる前記伝送速度である初期伝送速度と前記基地局が既に割り当てている前記伝送速度である割当済み伝送速度との合計が前記基地局によって割り当て可能な最大受信伝送速度を超えるか否かを判定する判定部(判定部125)と、前記初期伝送速度と前記割当済み伝送速度との合計が前記最大受信伝送速度を超える場合に、前記第1無線端末の中から、前記伝送速度を減少させる前記第1無線端末である減少対象無線端末を選択する選択部(選択部126)と、前記伝送速度の減少を指示する前記伝送速度制御データである伝送速度減少データを前記減少対象無線端末に送信する基地局側送信部(通信部110、スケジューリング部120a)とを有する。前記伝送速度減少データの送信によって、前記初期伝送速度と前記割当済み伝送速度との合計を前記最大受信伝送速度以下とする。
かかる特徴によれば、初期伝送速度と割当済み伝送速度との合計が最大受信伝送速度を超える場合に、基地局は、第1無線端末の中から選択された減少対象無線端末に伝送速度減少データを送信する。
従って、第2無線端末から新たに受信した通信開始要求に応じて、第2無線端末に初期伝送速度を割り当てることができる。この結果、基地局と通信可能な無線端末数を増大させることができる。
上述した第1の特徴では、前記第1無線端末に最低でも割り当てるべき前記伝送速度である最小伝送速度が定められている。前記選択部は、前記第1無線端末のうち、前記伝送速度が前記最小伝送速度を超えている前記第1無線端末を前記減少対象無線端末として選択する。
上述した第1の特徴では、前記第1無線端末は、自局に設けられた送信バッファに蓄積された前記上り方向ユーザデータ量であるバッファ量を示す情報を前記基地局に送信する端末側送信部(通信部11)を有する。前記選択部は、前記第1無線端末のうち、前記バッファ量が少ない前記第1無線端末を優先的に前記減少対象無線端末として選択する。
上述した第1の特徴では、前記第1無線端末は、自局に割り当てられている前記伝送速度が十分であるか否かを示す満足情報を前記基地局に送信する端末側送信部(通信部11)を有する。前記選択部は、前記第1無線端末のうち、前記伝送速度が十分であることを示す前記満足情報の比率が高い前記第1無線端末を優先的に前記減少対象無線端末として選択する。
上述した第1の特徴では、前記伝送速度は、前記拡張個別物理データチャネルの送信電力と個別物理制御チャネルの送信電力との比によって定められている。前記無線端末は、前記個別物理制御チャネルの送信電力に対する自端末が送信可能な最大送信電力の比である送信電力比を示す情報を前記基地局に送信する端末側送信部(通信部11)を有する。前記選択部は、前記第1無線端末のうち、前記送信電力比が小さい前記第1無線端末を優先的に前記減少対象無線端末として選択する。
上述した第1の特徴では、前記第1無線端末は、予め定められた優先度を有する。前記選択部は、前記第1無線端末のうち、前記優先度が低い前記第1無線端末を優先的に前記減少対象無線端末として選択する。
上述した第1の特徴では、前記伝送速度は、前記拡張個別物理データチャネルの送信電力と個別物理制御チャネルの送信電力との比によって定められている。前記選択部は、前記第1無線端末のうち、前記上り方向ユーザデータの伝送速度として割り当てられている伝送速度が大きい前記第1無線端末を優先的に前記減少対象無線端末として選択する。
第2の特徴に係る無線通信方法では、拡張個別物理データチャネルを介して上り方向ユーザデータを第1無線端末が基地局に送信し、前記上り方向ユーザデータの伝送速度を制御するための伝送速度制御データを前記基地局が前記第1無線端末に送信する。無線通信方法は、前記基地局が、第2無線端末から通信開始要求を新たに受信した場合に、前記第2無線端末に最初に割り当てる前記伝送速度である初期伝送速度と前記基地局が既に割り当てている前記伝送速度である割当済み伝送速度との合計が前記基地局によって割り当て可能な最大受信伝送速度を超えるか否かを判定するステップAと、前記基地局が、前記初期伝送速度と前記割当済み伝送速度との合計が前記最大受信伝送速度を超える場合に、前記第1無線端末の中から、前記伝送速度を減少させる前記第1無線端末である減少対象無線端末を選択するステップBと、前記基地局が、前記伝送速度の減少を指示する前記伝送速度制御データである伝送速度減少データを前記減少対象無線端末に送信するステップCとを含む。前記伝送速度減少データの送信によって、前記初期伝送速度と前記割当済み伝送速度との合計を前記最大受信伝送速度以下とする。
第3の特徴では、基地局は、拡張個別物理データチャネルを介して上り方向ユーザデータを第1無線端末から受信し、前記上り方向ユーザデータの伝送速度を制御するための伝送速度制御データを前記第1無線端末に送信する。基地局は、第2無線端末から通信開始要求を新たに受信した場合に、前記第2無線端末に最初に割り当てる前記伝送速度である初期伝送速度と自局が既に割り当てている前記伝送速度である割当済み伝送速度との合計が自局によって割り当て可能な最大受信伝送速度を超えるか否かを判定する判定部(判定部125)と、前記初期伝送速度と前記割当済み伝送速度との合計が前記最大受信伝送速度を超える場合に、前記第1無線端末の中から、前記伝送速度を減少させる前記第1無線端末である減少対象無線端末を選択する選択部(選択部126)と、前記伝送速度の減少を指示する前記伝送速度制御データである伝送速度減少データを前記減少対象無線端末に送信する基地局側送信部(通信部110、スケジューリング部120a)とを備える。前記伝送速度減少データの送信によって、前記初期伝送速度と前記割当済み伝送速度との合計を前記最大受信伝送速度以下とする。
本発明によれば、基地局と通信可能な無線端末数を増大させることを可能とする無線通信システム、無線通信方法及び基地局を提供することができる。
以下において、本発明の実施形態に係る無線通信システムについて、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[第1実施形態]
(無線通信システムの構成)
以下において、第1実施形態に係る無線通信システムの構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る無線通信システムを示す図である。
図1に示すように、無線通信システムは、無線端末10と、基地局100(基地局100a及び基地局100b)と、無線制御装置200とを有する。なお、図1では、無線端末10が基地局100aと通信を行っているケースを示している。
無線端末10は、上り方向ユーザデータを基地局100aに送信する。具体的には、無線端末10は、無線制御装置200が無線リソースの割り当てなどを行う枠組みにおいて、個別物理データチャネル(DPDCH;Dedicated Physical Data Channel)を介して上り方向ユーザデータを基地局100aに送信する。なお、無線制御装置200が無線リソースの割り当てなどを行う枠組みは、R99(Release99)などと称されることもある。
無線端末10は、無線制御装置200が無線リソースの割り当てなどを行う枠組みにおいて、個別物理制御チャネル(DPCCH;Dedicated Physical Control Channel)を介して上り方向制御データを基地局100aに送信する。
なお、DPCCHの送信電力は、一般的な閉ループ電力制御と同様に、基地局100から受信するTPCコマンドによって制御される。TPCコマンドは、上り方向信号の受信品質と目標品質との比較によって基地局100が生成するコマンドである。
一方で、無線端末10は、基地局100が無線リソースの割り当てなどを行う枠組みにおいて、拡張個別物理データチャネル(E−DPDCH;Enhanced Dedicated Physical Data Channel)を介して上り方向ユーザデータを基地局100aに送信する。なお、基地局100が無線リソースの割り当てなどを行う枠組みは、HSUPA(High Speed Uplink Packet Access)、EUL(Enhanced Uplink)などと称されることもある。
ここで、上り方向ユーザデータは、1TTI(Transmission Time Interval)、すなわち、プロセス(HARQ process)単位でブロック化される。各ブロックは、無線端末10に割り当てられたプロセス(以下、アクティブプロセス)を用いて送信される。
また、所定数のプロセス(プロセス#1〜プロセス#n)は、1サイクル(HARQ RTT)を構成しており、サイクル単位で繰り返される。なお、1サイクルに含まれるプロセス数は、TTI長に応じて定められている。例えば、TTI長が2msである場合には、1サイクル内に含まれるプロセス数は“8”である。TTI長が10msである場合には、1サイクル内に含まれるプロセス数は“4”である。
ここで、無線端末10は、E−DPDCHを介して送信される上り方向ユーザデータについて、送信電力比と伝送速度とを対応付けるテーブルを有している。送信電力比は、E−DPDCHの送信電力とDPCCHの送信電力との比(E−DPDCH/DPCCH)である。伝送速度は、TBS;Transport Block Sizeによって表される。
以下においては、無線端末10に割り当てられている送信電力比をSG(Serving Grant)と称する。なお、送信電力比と伝送速度とは1対1で対応付けられているため、SG(Serving Grant)は、無線端末10に割り当てられている送信電力比を示す用語だけではなく、無線端末10に割り当てられている伝送速度を示す用語として考えてもよい。
なお、無線端末10は、後述するように、基地局100aから受信した伝送速度制御データ(AG又はRG)に応じてSGを更新する(3GPP TS25.321 Ver.7.5.0 11.8.1.3 “Serving Grant Update”を参照)。続いて、無線端末10は、送信電力比と伝送速度とを対応付けるテーブルを参照して、SGに対応する伝送速度(すなわち、TBS)を決定する(3GPP TS25.321 Ver.7.5.0 11.8.1.4 “E−TFC Selection”を参照)。
無線端末10は、基地局100が無線リソースの割り当てなどを行う枠組みにおいて、E−DPCCH(Enhanced Dedicated Physical Control Channel)などを介して上り方向制御データを基地局100aに送信する。上り方向制御データは、基地局100aが無線リソースの割り当てにおいて参照する上り方向制御データ(UL Scheduling Information)などである。
上り方向制御データは、“HLID(Highest priority Logical Channel ID)”、“TEBS(Total E−DCH Buffer Status)”、“HLBS(Highest priority Logical Channel Buffer Status)”、“UPH(User Power Headroom)”、“Happy Bit”などである(3GPP TS25.321 ver.7.5.0 9.2.5.3 “UL Scheduling Information”を参照)。
“HLID”は、上り方向ユーザデータを搬送する論理チャネルのうち、優先度が最も高い論理チャネルを識別する識別子である。
“TEBS”は、無線端末10に設けられた送信バッファに蓄積された上り方向ユーザデータの量(バッファ量)を示す情報である。
“HLBS”は、無線端末10に設けられた送信バッファに蓄積された上り方向ユーザデータのうち、HLIDによって識別される論理チャネルに対応する上り方向ユーザデータの量(バッファ量)である。
“UPH”は、DPCCHの送信電力に対する最大送信電力(Maximum UE Transmittion Power)の比率である送信電力比である。最大送信電力は、無線端末10が送信可能な最大の送信電力である。例えば、UPHは、“最大送信電力”/“DPCCHの送信電力”によって表される。
“Happy Bit”は、無線端末10に割り当てられているSGが十分であるか否かを示す情報である。“Happy Bit”の種類としては、自端末に割り当てられているSGが十分であることを示す“Happy”と、自端末に割り当てられているSGが不足していることを示す“Unhappy”とが挙げられる。なお、“Happy Bit”は、1ビットで表現される。
なお、無線端末10は、上述した各種情報(“HLID”、“TEBS”、“HLBS”及び“UPH”)を含むスケジューリング情報とは別なタイミングで、“Happy Bit”を基地局100に送信してもよいことに留意すべきである。
基地局100aは、図2に示すように、複数のセル(セルA〜セルD)を有しており、各セルは、自セルに在圏する無線端末10と通信を行う。各セルは、サービングセルとして機能するケースと非サービングセルとして機能するケースとがある。
なお、「セル」は、基本的に、無線端末10と通信を行う機能を示す用語として用いることに留意すべきである。また、「セル」は、無線端末10が在圏するエリアを示す用語として用いる場合もあることに留意すべきである。
例えば、図2において、セルAに設けられたEULスケジューラの指示に従って無線端末10が通信を行っているケース(すなわち、セルAからE−AGCHを介して受信するAGに従って通信を行っているケース)について考える。このようなケースでは、セルAは、無線端末10にとってサービングセルであり、セルB〜セルDは、無線端末10にとって非サービングセルである。一方で、無線端末10は、セルAにとってサービング端末であり、セルB〜セルDにとって非サービング端末である。
基地局100は、DPDCHやE−DPDCHなどのデータチャネルを介して上り方向ユーザデータを無線端末10から受信する。一方、基地局100は、E−DPDCHを介して送信される上り方向ユーザデータの伝送速度を制御するための伝送速度制御データを無線端末10に送信する。なお、伝送速度制御データは、伝送速度を直接的に指定するための絶対伝送速度制御データ(AG;Absolute Grant)、伝送速度を相対的に指定するための相対伝送速度制御データ(RG;Relative Grant)を含む。
絶対伝送速度制御データ(AG)は、無線端末10に割り当てられている送信電力比(E−DPDCH/DPCCH)を直接的に指定するデータ(Index)である(3GPP TS25.212 Ver.7.5.0 4.10.1A.1 “Information field mapping of the Absolute Grant Value”を参照)。
このように、絶対伝送速度制御データ(AG)は、現在の伝送速度に依拠せずに、伝送速度の値を直接的に指示するコマンドである。
相対伝送速度制御データ(RG)は、無線端末10に割り当てられている送信電力比(E−DPDCH/DPCCH)を相対的に指定するデータ(“Up”、“Down”、“Hold”)である(3GPP TS25.321 Ver.7.5.0 9.2.5.2.1 “Relative Grants”を参照)。
このように、相対伝送速度制御データ(RG)は、現在の伝送速度を相対的に制御するコマンドである。具体的には、現在の伝送速度の増加を指示する増加コマンド“Up”、現在の伝送速度の維持を指示する維持コマンド“Hold”、現在の伝送速度の減少を指示する減少コマンド“Down”を含む。なお、増加コマンドは、所定増加幅の増加を指示するコマンドであり、減少コマンドは、所定減少幅の減少を指示するコマンドである。所定増加幅は、所定減少幅と同じであってもよく、所定減少幅よりも小さくてもよい。
基地局100aは、絶対伝送速度制御チャネル(E−AGCH;E−DCH Absolute Grant Channel)を介してAGを無線端末10に送信する。基地局100aは、相対伝送速度制御チャネル(E−RGCH;E−DCH Relative Grant Channel)を介してRGを無線端末10に送信する。
例えば、サービングセル(ここでは、セルA)は、E−AGCHを介してAGを無線端末に送信し、E−RGCHを介してRGを無線端末10に送信する。一方で、非サービングセル(ここでは、セルB)は、E−AGCHを介してAGを無線端末10に送信せずに、E−RGCHを介してRGを無線端末10に送信する。
なお、図1及び図2では、説明を簡略化するために、R99で用いられるチャネル(DPDCHやDPCCHなど)が省略されているに過ぎないことに留意すべきである。また、実際には、各セルに多数の無線端末10が存在していることに留意すべきである。
なお、無線端末10がサービングセルとして用いるセルは、1セルに限定されるものではなく、複数セルであってもよいことに留意すべきである。
なお、EULでは、無線端末10に割り当てられた伝送速度は、伝送速度制御データ(AGやRG)によって1TTI毎に制御されることに留意すべきである。一方で、R99では、無線端末10に割り当てられた伝送速度は、1TTIよりも長い周期でしか制御できないことに留意すべきである。
(無線端末の構成)
以下において、第1実施形態に係る無線端末の構成について、図面を参照しながら説明する。図3は、第1実施形態に係る無線端末10を示すブロック図である。
図3に示すように、無線端末10は、通信部11と、SG管理部12と、送信バッファ13と、制御情報生成部14とを有する。
通信部11は、基地局100と通信を行う。具体的には、通信部11は、E−DPDCHを介して上り方向ユーザデータを基地局100に送信する。通信部11は、E−DPCCHを介して上り方向制御データ(例えば、上述した上り方向制御データ)を基地局100に送信する。一方で、通信部11は、上り方向ユーザデータの伝送速度を制御するための伝送速度制御データ(上述したAGやRG)を基地局100から受信する。
SG管理部12は、上り方向ユーザデータに割り当てられているSGを管理する。SG管理部12は、送信電力比(SG)と伝送速度(TBS)とを対応付けるテーブルを有する。
上述したように、SG管理部12によって管理されるSGは、基地局100から受信するAGやRGによって制御される。上り方向ユーザデータの伝送速度は、SGに対応付けられたTBSを超えない範囲で選択される。
送信バッファ13は、上り方向ユーザデータを蓄積するバッファである。上述した通信部11は、送信バッファ13に蓄積された上り方向ユーザデータを送信する。
制御情報生成部14は、基地局100aが無線リソースの割り当てにおいて用いる上り方向制御データを生成する。
上り方向制御データは、上述したように、“HLID”、“TEBS”、“HLBS”、“UPH”、“Happy Bit”などである。制御情報生成部14は、“HLID”、“TEBS”、“HLBS”、“UPH”、“Happy Bit”などを取得した上で、上り方向制御データを生成することは勿論である。なお、制御情報生成部14は、“HLID”、“TEBS”、“HLBS”及び“UPH”を含むスケジューリング情報とは別に、“Happy Bit”を生成してもよいことに留意すべきである。
(基地局の構成)
以下において、第1実施形態に係る基地局の構成について、図面を参照しながら説明する。図4は、第1実施形態に係る基地局100を示すブロック図である。
図4に示すように、基地局100は、通信部110と、セルA機能部120と、セルB機能部130と、セルC機能部140と、セルD機能部150とを有する。
通信部110は、セルA〜セルD内に在圏する無線端末10と通信を行う。具体的には、通信部110は、DPDCHやE−DPDCHなどのデータチャネルを介して上り方向ユーザデータを無線端末10から受信する。通信部110は、DPCCHやE−DPCCHなどの制御チャネルを介して上り方向制御データを無線端末10から受信する。一方で、通信部110は、E−AGCHやE−RGCHなどの制御チャネルを介して伝送速度制御データ(AGやRG)を無線端末10に送信する。
ここで、通信部110は、新たな無線端末10(第2無線端末)から通信開始要求を受信することに留意すべきである。新たな無線端末10は、無線制御装置200が無線リソースの割り当てなどを行う枠組み(R99)において、新たに通信を開始しようとする無線端末であってもよい。新たな無線端末10は、基地局100が無線リソースの割り当てなどを行う枠組み(EUL)において、新たに通信を開始しようとする無線端末であってもよい。
なお、新たな無線端末10(第2無線端末)は、基地局100と既に通信を行っている無線端末であってもよい。このようなケースとしては、基地局100と既に通信を行っている無線端末10が新たな通信を開始しようとするケースなどが考えられる。
なお、通信部110は、基地局100を管理する上位局(無線制御装置や交換機など)とも通信を行う。
セルA機能部120は、セルAに在圏する無線端末10にとってサービングセルとして機能する。一方で、セルA機能部120は、セルB〜セルDに在圏する無線端末10にとって非サービングセルとして機能する。
セルB機能部130は、セルBに在圏する無線端末10にとってサービングセルとして機能する。一方で、セルB機能部130は、セルA、セルC及びセルDに在圏する無線端末10にとって非サービングセルとして機能する。
セルC機能部140は、セルCに在圏する無線端末10にとってサービングセルとして機能する。一方で、セルC機能部140は、セルA、セルB及びセルDに在圏する無線端末10にとって非サービングセルとして機能する。
セルD機能部150は、セルDに在圏する無線端末10にとってサービングセルとして機能する。一方で、セルD機能部150は、セルA〜セルCに在圏する無線端末10にとって非サービングセルとして機能する。
(セルの構成)
以下において、第1実施形態に係るセルの構成について、図面を参照しながら説明する。図5は、第1実施形態に係るセル(セルA機能部120)を示すブロック図である。ここでは、セルA機能部120がサービングセルとして機能するケースについて例示する。
図5に示すように、セルA機能部120は、セルAをサービングセルとして用いる無線端末10に対する無線リソースの割り当てなどを行うスケジューリング部120aと、判定部125と、選択部126とを有する。
スケジューリング部120aは、AG制御部121と、RG制御部122と、再送制御部123と、送信スロット割当部124とを有する。スケジューリング部120aは、MAC−e(Media Access Control Enhanced)層で動作する。
AG制御部121は、セルAをサービングセルとして用いる無線端末10(サービング端末)に対して、E−AGCHを介してAGを送信する。なお、AGは、現在の伝送速度に依拠せずに、伝送速度の値を直接的に指示するコマンドである。
RG制御部122は、セルAをサービングセルとして用いる無線端末10(サービング端末)に対して、E−RGCHを介してRGを送信する。なお、RGは、増加コマンド“Up”、維持コマンド“Hold”、減少コマンド“Down”である。上述したように、増加コマンド“Up”は、所定増加幅の増加を指示するコマンドであり、減少コマンド“Down”は、所定減少幅の減少を指示するコマンドである。
なお、AG制御部121及びRG制御部122は、無線端末10から受信する上り方向制御データなどを参照して、無線端末10に割り当てるSGを制御する。
再送制御部123は、上り方向ユーザデータに誤りが生じているか否かをブロック(プロセス)毎に判定する。続いて、再送制御部123は、誤りを有するブロック(以下、誤りブロック)の再送を無線端末10に要求する。再送制御技術は、無線端末10から初めて送信されたブロック(以下、送信ブロック)と無線端末10から再送されたブロック(以下、再送ブロック)とを合成するHARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)技術である。
送信スロット割当部124は、E−DPDCHを介して送信する上り方向ユーザデータ(ブロック)の送信に用いる送信スロット(すなわち、1サイクルに含まれるプロセス)を無線端末10に割り当てる。なお、無線端末10は、送信スロット割当部124によって割り当てられたプロセス(アクティブプロセス)で送信ブロックや再送ブロックを基地局100に送信する。
判定部125は、新たな無線端末10(第2無線端末)から通信開始要求を受信した場合に、初期伝送速度と割当済み伝送速度との合計が最大受信伝送速度を超えるか否かを判定する。
初期伝送速度は、新たな無線端末10(第2無線端末)に最初に割り当てるべき伝送速度である。割当済み伝送速度は、基地局100(ここでは、セルA)が既に割り当てている伝送速度である。なお、割当済み伝送速度は、R99において通信を行う無線端末10に割り当てられた伝送速度と、EULにおいて通信を行う無線端末10に割り当てられた伝送速度とを含む。
最大受信可能伝送速度は、基地局100(ここでは、セルA)によって無線端末10に割り当て可能な伝送速度の合計である。最大受信可能伝送速度は、無線端末10に割り当て可能な無線リソースの上限(最大無線リソース)と考えてもよい。
選択部126は、初期伝送速度と割当済み伝送速度との合計が最大受信伝送速度を超える場合に、EULにおいて基地局100と通信を行っている無線端末10(第1無線端末)の中から、伝送速度を減少させる無線端末10(減少対象無線端末)を選択する。ここでは、第1無線端末は、セルAをサービングセルとして用いるサービング端末である。
ここで、選択部126は、EULにおいて基地局100と通信を行っている無線端末10(第1無線端末)のうち、伝送速度が最小伝送速度を超えている無線端末10を選択する。すなわち、選択部126は、伝送速度が最小伝送速度である無線端末10を減少対象無線端末の候補から除外する。なお、最小伝送速度は、無線端末10に最低でも割り当てるべき伝送速度である。
ここで、スケジューリング部120aは、選択部126によって選択された無線端末10(減少対象無線端末)に、SGの減少を指示する伝送速度制御データ(伝送速度減少データ)を送信する。
例えば、AG制御部121は、無線端末10に割り当てられているSG(現状のSG)よりも低いSGを指定するAGを伝送速度減少データとして無線端末10に送信する。このとき、AGは、現状のSGよりも小さい特定値(SG)を指定するデータであってもよく、現状のSGよりも所定値だけ小さい値(SG)を指定するデータであってもよい。
なお、RG制御部122は、SGの減少を指示するRG(減少コマンド“Down”)を伝送速度減少データとして無線端末10に送信してもよい。
このように、スケジューリング部120aは、選択部126によって選択された無線端末10(減少対象無線端末)に伝送速度減少データを送信することによって、初期伝送速度と割当済み伝送速度との合計を最大受信伝送速度以下とする。
具体的には、スケジューリング部120aは、割当済み伝送速度が最大受信伝送速度から初期伝送速度を除いた伝送速度以下となるように、割当済み伝送速度の減少量、すなわち、伝送速度減少データの送信によるSGの減少量を算出する。
なお、伝送速度減少データは、複数の無線端末10に送信されてもよい。すなわち、選択部126は、複数の無線端末10を減少対象無線端末として選択してもよい。
(伝送速度制御の一例)
以下において、第1実施形態に係る伝送速度制御の一例について説明する。図6は、第1実施形態に係る伝送速度制御の一例を示す図である。
図6に示すように、TTI#1において、UE#1〜UE#4が基地局100と通信を行っている。UE#1は、R99において通信を行っている無線端末10であり、UE#2〜UE#4は、EULにおいて通信を行っている無線端末10である。
ここで、TTI#1において、UE#5から通信開始要求を受けたケースについて考える。UE#5は、R99において通信を開始しようとする無線端末10である。
このようなケースでは、初期伝送速度をUE#5に割り当てると、UE#1〜UE#5に割り当てる伝送速度の合計(初期伝送速度と割当済み伝送速度との合計)が最大受信伝送速度を超えてしまう。
従って、基地局100は、伝送速度減少データ(AG又はRG)をUE#1〜UE#4のいずれかに送信することによって、割当済み伝送速度を減少させる。
ここでは、基地局100は、減少対象無線端末としてUE#4を選択した上で、伝送速度減少データをUE#4に送信する。
なお、UE#1はR99において通信を行っているため、UE#1の伝送速度をTTI毎に制御することができない。従って、UE#1は減少対象無線端末の候補から除外される。また、UE#3の伝送速度は最小伝送速度であるため、UE#3は減少対象無線端末の候補から除外される。
この結果、TTI#2において、初期伝送速度をUE#5に割り当てたとしても、UE#1〜UE#5に割り当てる伝送速度の合計(初期伝送速度と割当済み伝送速度との合計)が最大受信伝送速度以下となる。
次に、TTI#2において、UE#6から通信開始要求を受けたケースについて考える。UE#5は、EULにおいて通信を開始しようとする無線端末10である。
このようなケースでは、初期伝送速度をUE#6に割り当てると、UE#1〜UE#6に割り当てる伝送速度の合計(初期伝送速度と割当済み伝送速度との合計)が最大受信伝送速度を超えてしまう。
従って、基地局100は、基地局100は、伝送速度減少データ(AG又はRG)をUE#1〜UE#5のいずれかに送信することによって、割当済み伝送速度を減少させる。
ここでは、基地局100は、減少対象無線端末としてUE#2及びUE#4を選択した上で、伝送速度減少データをUE#2及びUE#4に送信する。
なお、UE#1及びUE#6はR99において通信を行っているため、UE#1及びUE#6の伝送速度をTTI毎に制御することができない。従って、UE#1及びUE#6は減少対象無線端末の候補から除外される。また、UE#3の伝送速度は最小伝送速度であるため、UE#3は減少対象無線端末の候補から除外される。
この結果、TTI#3において、初期伝送速度をUE#6に割り当てたとしても、UE#1〜UE#6に割り当てる伝送速度の合計(初期伝送速度と割当済み伝送速度との合計)が最大受信伝送速度以下となる。
(基地局(セル)の動作)
以下において、第1実施形態に係る基地局(セル)の動作について、図面を参照しながら説明する。図7は、第1実施形態に係る基地局100(セル)の動作を示すフロー図である。
図7に示すように、ステップ10において、基地局100は、新たな無線端末10(第2無線端末)から通信開始要求を受信する。
ステップ20において、基地局100は、初期伝送速度と割当済み伝送速度との合計が最大受信伝送速度を超えるか否かを判定する。
上述したように、初期伝送速度は、新たな無線端末10(第2無線端末)に最初に割り当てるべき伝送速度である。割当済み伝送速度は、基地局100が既に割り当てている伝送速度である。
ステップ30において、基地局100は、EULにおいて基地局100と通信を行っている無線端末10(第1無線端末)の中から、伝送速度を減少させる無線端末10(減少対象無線端末)を選択する。
上述したように、基地局100は、伝送速度が最小伝送速度である無線端末10を減少対象無線端末の候補から除外する。
ステップ40において、基地局100は、ステップ30で選択された無線端末10(減少対象無線端末)に、SGの減少を指示する伝送速度制御データ(伝送速度減少データ)を送信する。
上述したように、基地局100は、伝送速度減少データの送信によって、初期伝送速度と割当済み伝送速度との合計を最大受信伝送速度以下とする。
ステップ50において、基地局100は、新たな無線端末10(第2無線端末)に初期伝送速度を割り当てる。
(作用及び効果)
第1実施形態では、初期伝送速度と割当済み伝送速度との合計が最大受信伝送速度を超える場合に、基地局100は、EULにおいて基地局100と通信を行う無線端末10の中から選択された減少対象無線端末に伝送速度減少データを送信する。
従って、新たな無線端末10から新たに受信した通信開始要求に応じて、新たな無線端末10に初期伝送速度を割り当てることができる。この結果、基地局100と通信可能な無線端末10の数を増大させることができる。
[第2実施形態]
以下において、第2実施形態について説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第2実施形態との相違点について主として説明する。第2実施形態では、減少対象無線端末の選択方法が第1実施形態と異なる。
具体的には、選択部126は、EULにおいて基地局100と通信を行っている無線端末10の中から、以下の選択基準のいずれかに従って減少対象無線端末を選択する。
(1) 選択部126は、上り方向制御データに含まれる“TEBS”を参照して、バッファ量が小さい無線端末10を優先的に選択する。すなわち、バッファ量が小さい無線端末10は、バッファ量が大きい無線端末10よりも減少対象無線端末として選択されやすい。
(2) 選択部126は、上り方向制御データに含まれる“Happy Bit”を参照して、満足率(Happy Bit Rate)が高い無線端末10を優先的に選択する。すなわち、満足率が高い無線端末10は、満足率が低い無線端末10よりも減少対象無線端末として選択されやすい。満足率(Happy Bit Rate)は、所定期間における“Happy”/“Unhappy”であってもよく、所定期間における“Happy”/(“Happy”+“Unhappy”)であってもよい。
(3) 選択部126は、上り方向制御データに含まれる“UPH”を参照して、送信電力比が小さい無線端末10を優先的に選択する。送信電力比が小さい無線端末10は、送信電力比が大きい無線端末10よりも減少対象無線端末として選択されやすい。“UPH”は、DPCCHの送信電力に対する最大送信電力(Maximum UE Transmittion Power)の比率である送信電力比である。
(4) 選択部126は、優先度(Priority Class)が低い無線端末10を優先的に選択する。各無線端末10は、予め定められた優先度(Priority Class)を有する。すなわち、優先度(Priority Class)が低い無線端末10は、優先度(Priority Class)が高い無線端末10よりも減少対象無線端末として選択されやすい。
(5) 選択部126は、上り方向ユーザデータの伝送速度として現在割り当てられている伝送速度(SG)が大きい無線端末10を優先的に選択する。すなわち、現在割り当てられている伝送速度(SG)が大きい無線端末10は、現在割り当てられている伝送速度(SG)が小さい無線端末10よりも減少対象無線端末として選択されやすい。
(作用及び効果)
第2実施形態では、減少対象無線端末の選択において、(1)バッファ量、(2)満足率(Happy Bit Rate)、(3)UPH、(4)優先度(Priority Class)、(5)現在割り当てられている伝送速度(SG)が考慮される。
従って、伝送速度減少データの送信によってSGが減少する悪影響を抑制しながら、基地局100と通信可能な無線端末10の数を増大させることができる。
具体的には、バッファ量が小さい無線端末10は、基地局100に送信すべき上り方向ユーザデータが少ないため、SGの減少によって生じる悪影響が小さいと考えられる。
満足率(Happy Bit Rate)が高い無線端末10は、上り方向ユーザデータを順調に送信できていると考えられるため、SGの減少によって生じる悪影響が小さいと考えられる。
送信電力比(UPH)が小さい無線端末10は、DPCCHの送信電力が大きく、セル端に位置していると考えられるため、SGの減少によって他セルへの干渉が抑制されると考えられる。
優先度(Priority Class)が低い無線端末10に割り当てられているSGを減少させる方が、優先度(Priority Class)が高い無線端末10に割り当てられているSGを減少させるよりも好ましいことは勿論である。
現在割り当てられている伝送速度(SG)が大きい無線端末10に割り当てられているSGを減少させることにより、基地局100(セル)と通信を行っている無線端末10の数を維持しながら、割当済み伝送速度を減少させることが可能である。
[第3実施形態]
以下において、第3実施形態について説明する。以下においては、上述した第2実施形態と第3実施形態との相違点について主として説明する。第3実施形態では、減少対象無線端末の選択において、(1)“TEBS”を用いた選択基準(A)、(2)“現在割り当てられている伝送速度(SG)”を用いた選択基準(B)、(3)“優先度(Priority Class)”を用いた選択基準(C)、(4)“満足率(Happy Bit Rate)”を用いた選択基準(D)、(5)“UPH”を用いた選択基準(E)の全てが考慮される。
具体的には、選択部126は、選択基準(A)〜選択基準(E)のそれぞれに従って無線端末10群(減少対象無線端末の候補)を選択する。続いて、選択部126は、選択基準(A)〜選択基準(E)の重みを考慮して、減少対象無線端末の候補の中から減少対象無線端末を選択する。
選択基準の重みは、「選択基準(A)の重み>選択基準(B)の重み>選択基準(C)の重み>選択基準(D)>選択基準(E)の重み」の関係を有する。すなわち、選択基準(A)に従って選択された無線端末10が減少対象無線端末として選択される可能性が高く、選択基準(E)に従って選択された無線端末10が減少対象無線端末として選択される可能性が低い。
但し、選択基準(A)〜選択基準(E)のそれぞれに従って選択された無線端末10が重複するケースも考えられる。このようなケースでは、複数の選択基準に該当する無線端末10が減少対象無線端末として選択される可能性が高いことは勿論である。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
上述した第3実施形態では、減少対象無線端末の選択において、選択基準(A)〜選択基準(E)の全てが考慮されるが、これに限定されるものではない。具体的には、減少対象無線端末の選択において、選択基準(A)〜選択基準(E)のいずれか2つ以上の選択基準が考慮されてもよい。
第1実施形態に係る無線通信システムを示す図である。 第1実施形態に係る無線通信システムを示す図である。 第1実施形態に係る無線端末10を示すブロック図である。 第1実施形態に係る基地局100を示すブロック図である。 第1実施形態に係るセルA機能部120を示すブロック図である。 第1実施形態に係る伝送速度制御の一例を示す図である。 第1実施形態に係る基地局100(セル)の動作を示すフロー図である。
符号の説明
10・・・無線端末、11・・・通信部、12・・・SG管理部、13・・・送信バッファ、14・・・制御情報生成部、100・・・基地局、110・・・通信部、120・・・セルA機能部、120a・・・スケジューリング部、121・・・AG制御部、122・・・RG制御部、123・・・再送制御部、124・・・送信スロット割当部、125・・・判定部、126・・・選択部、130・・・セルB機能部、140・・・セルC機能部、150・・・セルD機能部、200・・・無線制御装置

Claims (9)

  1. 拡張個別物理データチャネルを介して上り方向ユーザデータを第1無線端末が基地局に送信し、前記上り方向ユーザデータの伝送速度を制御するための伝送速度制御データを前記基地局が前記第1無線端末に送信する無線通信システムであって、
    前記基地局は、
    第2無線端末から通信開始要求を新たに受信した場合に、前記第2無線端末に最初に割り当てる前記伝送速度である初期伝送速度と前記基地局が既に割り当てている前記伝送速度である割当済み伝送速度との合計が前記基地局によって割り当て可能な最大受信伝送速度を超えるか否かを判定する判定部と、
    前記初期伝送速度と前記割当済み伝送速度との合計が前記最大受信伝送速度を超える場合に、前記第1無線端末の中から、前記伝送速度を減少させる前記第1無線端末である減少対象無線端末を選択する選択部と、
    前記伝送速度の減少を指示する前記伝送速度制御データである伝送速度減少データを前記減少対象無線端末に送信する基地局側送信部とを有し、
    前記伝送速度減少データの送信によって、前記初期伝送速度と前記割当済み伝送速度との合計を前記最大受信伝送速度以下とすることを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記第1無線端末に最低でも割り当てるべき前記伝送速度である最小伝送速度が定められており、
    前記選択部は、前記第1無線端末のうち、前記伝送速度が前記最小伝送速度を超えている前記第1無線端末を前記減少対象無線端末として選択することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記第1無線端末は、自局に設けられた送信バッファに蓄積された前記上り方向ユーザデータ量であるバッファ量を示す情報を前記基地局に送信する端末側送信部を有し、
    前記選択部は、前記第1無線端末のうち、前記バッファ量が少ない前記第1無線端末を優先的に前記減少対象無線端末として選択することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  4. 前記第1無線端末は、自局に割り当てられている前記伝送速度が十分であるか否かを示す満足情報を前記基地局に送信する端末側送信部を有し、
    前記選択部は、前記第1無線端末のうち、前記伝送速度が十分であることを示す前記満足情報の比率が高い前記第1無線端末を優先的に前記減少対象無線端末として選択することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  5. 前記伝送速度は、前記拡張個別物理データチャネルの送信電力と個別物理制御チャネルの送信電力との比によって定められており、
    前記無線端末は、前記個別物理制御チャネルの送信電力に対する自端末が送信可能な最大送信電力の比である送信電力比を示す情報を前記基地局に送信する端末側送信部を有し、
    前記選択部は、前記第1無線端末のうち、前記送信電力比が小さい前記第1無線端末を優先的に前記減少対象無線端末として選択することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  6. 前記第1無線端末は、予め定められた優先度を有しており、
    前記選択部は、前記第1無線端末のうち、前記優先度が低い前記第1無線端末を優先的に前記減少対象無線端末として選択することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  7. 前記伝送速度は、前記拡張個別物理データチャネルの送信電力と個別物理制御チャネルの送信電力との比によって定められており、
    前記選択部は、前記第1無線端末のうち、前記上り方向ユーザデータの伝送速度として割り当てられている伝送速度が大きい前記第1無線端末を優先的に前記減少対象無線端末として選択することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  8. 拡張個別物理データチャネルを介して上り方向ユーザデータを第1無線端末が基地局に送信し、前記上り方向ユーザデータの伝送速度を制御するための伝送速度制御データを前記基地局が前記第1無線端末に送信する無線通信方法であって、
    前記基地局が、第2無線端末から通信開始要求を新たに受信した場合に、前記第2無線端末に最初に割り当てる前記伝送速度である初期伝送速度と前記基地局が既に割り当てている前記伝送速度である割当済み伝送速度との合計が前記基地局によって割り当て可能な最大受信伝送速度を超えるか否かを判定するステップAと、
    前記基地局が、前記初期伝送速度と前記割当済み伝送速度との合計が前記最大受信伝送速度を超える場合に、前記第1無線端末の中から、前記伝送速度を減少させる前記第1無線端末である減少対象無線端末を選択するステップBと、
    前記基地局が、前記伝送速度の減少を指示する前記伝送速度制御データである伝送速度減少データを前記減少対象無線端末に送信するステップCとを含み、
    前記伝送速度減少データの送信によって、前記初期伝送速度と前記割当済み伝送速度との合計を前記最大受信伝送速度以下とすることを特徴とする無線通信方法。
  9. 拡張個別物理データチャネルを介して上り方向ユーザデータを第1無線端末から受信し、前記上り方向ユーザデータの伝送速度を制御するための伝送速度制御データを前記第1無線端末に送信する基地局であって、
    第2無線端末から通信開始要求を新たに受信した場合に、前記第2無線端末に最初に割り当てる前記伝送速度である初期伝送速度と自局が既に割り当てている前記伝送速度である割当済み伝送速度との合計が自局によって割り当て可能な最大受信伝送速度を超えるか否かを判定する判定部と、
    前記初期伝送速度と前記割当済み伝送速度との合計が前記最大受信伝送速度を超える場合に、前記第1無線端末の中から、前記伝送速度を減少させる前記第1無線端末である減少対象無線端末を選択する選択部と、
    前記伝送速度の減少を指示する前記伝送速度制御データである伝送速度減少データを前記減少対象無線端末に送信する基地局側送信部とを備え、
    前記伝送速度減少データの送信によって、前記初期伝送速度と前記割当済み伝送速度との合計を前記最大受信伝送速度以下とすることを特徴とする基地局。
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