JP2009200833A - インターホンシステム - Google Patents

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Yoshinao Mochihara
由尚 持原
Kazunori Matsumoto
万典 松本
Keiichi Aoyama
啓一 青山
Junichiro Izeki
純一郎 井関
Yoshiaki Minegishi
義昭 峯岸
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Abstract

【課題】イベントの発生場所を通知することができるインターホンシステムを提供する。
【解決手段】インターホンシステムは、親機1と親機1に接続される複数の副親機2及び火災検知時に報知音を出力しかつ検知信号を親機1に送信する複数の警報器3とを備え、親機1及び副親機2は、マクロホン10a及びスピーカ10bを有した通話部10を共通に備え、親機1は、検知信号を受信すると自身のマイクロホン10aの入力音の大きさを示す音量データを作成しかつ各副親機2に音量データ要求信号を出力する親機側制御部18Aを備え、副親機2は、音量データ要求信号を受信すると自身のマイクロホン10aの入力音の大きさを示す音量データを親機1に送信する副親機側制御部18Bを備え、親機側制御部18Aは、音量が最大となる音量データに対応する親機1もしくは副親機2の設置場所を火災の発生場所と推定し、その推定結果に応じた報知を報知部17に行わせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、住宅などに設置されるインターホンシステムに関するものである。
従来から、住宅(住戸)の玄関などに設置されるドアホン子器と、屋内に設置されるインターホン親機との間で通話を行うインターホンシステムが提供されている。近年では、火災などのイベントの発生を検知する警報器を備えたインターホンシステムも普及している(例えば、特許文献1参照)。このようなインターホンシステムは、セキュリティインターホンシステムとも呼ばれており、警報器によってイベントを検知した際に、警報や報知が行われる。この種のセキュリティインターホンシステムとしては、複数の火災警報器を信号線を介して互いに並列接続して、火災の発生を検知した火元の火災警報器が警報音を発するとともに、火元の火災警報器が信号線の電圧を変動させることで他の火災警報器も連動して警報音(連動警報音)を発するものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平8−70361号公報 特開2006−157180号公報
上記の特許文献2に示すインターホンシステムでは、1つの火災警報器が火災の発生を検知すると全ての火災警報器から警報音が出力されるようになっているが、いずれかの火災警報器の警報停止スイッチを操作することによって、火元の火災警報器以外(すなわち、火災の発生を検知した火災警報器以外)は警報音の出力を停止する。そのため、上記特許文献2に示すインターホンシステムでは、火元の火災警報器のみが警報音を発する状態とすることでき、これにより火元の特定を可能としている。
しかしながら、上記特許文献2に示すものでは、火元を特定するためには、実際に、どの火災警報器が警報音を鳴動しているかを居住者などが確認しなければならない。そのため、居住者が住宅内において警報音を聞いたとしても、火災警報器が複数の場所に設置されている場合や、住宅の内部構造が複雑である場合には、どの火災警報器が鳴動しているかを特定することが難しいという問題があった。
本発明は上述の点に鑑みて為されたもので、その目的は、イベントの発生場所を居住者に通知することができるインターホンシステムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明では、ドアホン子器が接続されたインターホン親機と、当該インターホン親機に接続された複数のインターホン副親機と、インターホン親機に接続された複数の警報器とで構成され、警報器は、所定のイベントの発生を検知するイベント検知部と、イベント検知部でイベントの発生を検知すると報知音を出力するイベント報知部と、イベント検知部でイベントの発生を検知すると検知信号をインターホン親機に送信する送信部とを備え、インターホン親機およびインターホン副親機は、機器間での通話に使用される音声入力部および音声出力部を有した通話部を共通に備え、インターホン親機は、検知信号を受信すると自身の通話部の音声入力部に入力された音の大きさを示す音量データを作成する音量データ作成処理と、複数のインターホン副親機それぞれに音量データ要求信号を送信する音量データ要求処理とを行う制御部を備えるとともに、種々の情報を報知する報知部を備え、インターホン副親機は、音量データ要求信号を受信すると自身の通話部の音声入力部に入力された音の大きさを示す音量データを作成してインターホン親機に送信する音量データ送信処理を行う制御部を備え、インターホン親機の制御部は、インターホン親機の音量データとインターホン副親機より受信した音量データとのうち、音量が最大である音量データに対応するインターホン親機もしくはインターホン副親機の設置場所においてイベントが発生したと推定する場所推定処理と、場所推定処理の推定結果に応じた報知を報知部に行わせる場所通知処理とを行うことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、警報器の報知音がインターホン親機またはインターホン副親機の音声入力部に入力された際には、報知音を出力している警報器に最も近いインターホン親機またはインターホン副親機の音声入力部に入力された音が最も大きくなることに着目し、いずれかの警報器において報知音が出力された際には、インターホン親機の制御部において、インターホン親機の音量データと複数のインターホン副親機の音量データとのうち、音量が最大である音量データに対応するインターホン親機もしくはインターホン副親機の設置場所においてイベントが発生したと推定して、その推定結果を報知部より報知するから、居住者にイベントの発生場所を通知することができ、居住者がイベントの発生に対して迅速な対応をとることができるようになる。しかも、警報器に識別番号などが不要であるから、識別番号を付与されているような高価な警報器を用いる必要がなく、また通信プロトコルなどを簡易なものとすることができ、その結果、システムを低コストで構築できる。
請求項2の発明では、ドアホン子器が接続されたインターホン親機と、当該インターホン親機に接続された複数のインターホン副親機と、インターホン親機に接続された複数の警報器とで構成され、警報器は、所定のイベントの発生を検知するイベント検知部と、イベント検知部でイベントの発生を検知すると報知音を出力するイベント報知部と、イベント検知部でイベントの発生を検知すると検知信号をインターホン親機に送信する送信部とを備え、インターホン親機およびインターホン副親機は、機器間での通話に使用される音声入力部および音声出力部を有した通話部を共通に備え、インターホン親機は、検知信号を受信するとインターホン副親機に入力音要求信号を送信する入力音要求処理を行う制御部を備え、インターホン副親機は、入力音要求信号を受信すると、所定時間の間、自身の音声入力部が出力する音響信号をインターホン親機に送信する入力音応答処理を行う制御部を備え、インターホン親機の制御部は、インターホン副親機より音響信号を受信すると受信した音響信号に基づく音をインターホン親機の通話部の音声出力部に出力させるとともに、受信した音響信号の送信元のインターホン副親機に関する情報を報知部に報知させる報知処理と、音声出力部における音の出力が終了すると入力音要求信号を送信していないインターホン副親機に入力音要求信号を出力する切替処理とを行うことを特徴とする。
請求項2の発明によれば、警報器の報知音がインターホン親機またはインターホン副親機の音声入力部に入力された際には、報知音を出力している警報器に最も近いインターホン親機またはインターホン副親機の音声入力部に入力された音が最も大きくなることに着目し、いずれかの警報器で報知音が出力された際には、複数のインターホン副親機に順番に音声入力部が出力する音響信号を送信させて、受信した音響信号に基づく音をインターホン親機の音声出力部に出力させるとともに、受信した音響信号の送信元のインターホン副親機に関する情報を報知部に報知させるので、音声出力部から出力される音の大きさと、報知部による報知とによって、居住者にイベントの発生場所を通知することができ、居住者がイベントの発生に対して迅速な対応をとることができるようになる。しかも、警報器に識別番号などが不要であるから、識別番号を付与されているような高価な警報器を用いる必要がなく、また通信プロトコルなどを簡易なものとすることができ、その結果、システムを低コストで構築できる。
本発明は、イベントの発生場所を通知することができるという効果を奏する。
(実施形態1)
本実施形態のインターホンシステムは、例えば住宅に設置されるものであって、図3に示すように、ドアホン子器4が接続されたインターホン親機(以下、単に「親機」と略称する)1と、親機1に接続された複数(図示例では2台)のインターホン副親機(以下、単に「副親機」と略称する)2と、親機に接続された複数(図示例では3台)の警報器3とで構成される。ここで、ドアホン子器4は玄関に設置され、親機1、副親機2、および警報器3は住宅内の所定の場所(例えば、居間、寝室、台所、子供部屋、廊下など)に設置される。
また、本実施形態のインターホンシステムでは、親機1と副親機2とドアホン子器4とは通信線L1により相互に接続される。また、親機1には複数の警報器3が信号線L2により接続されるとともに、複数の副親機2が制御線L3によっても接続される。なお、以下の説明では、複数の副親機2を区別するために必要に応じて副親機2を符号2A,2Bで表し、複数の警報器3を区別するために必要に応じて警報器3を符号3A〜3Cで表す。
ところで、本実施形態のインターホンシステムでは、親機1および副親機2には固有の識別符号が割り当てられている。そのため、当該識別符号によって親機1と副親機2との間で送受される信号の宛先並びに送信元を特定することができる。なお、インターホンシステムを設置した後は、親機1および副親機2に固有の識別符号を所定の識別番号と関連付けて登録するようにし、この登録を行った後は、識別符号の代わりに、親機1および副親機2を識別可能な番号を用いて信号の送受信を行うようにしてもよく、このようにすれば、信号により送信するデータ(電文)の短縮化が図れる。
ドアホン子器4は、親機1または副親機2との間で通話を行うための通話部(図示せず)や、来訪者が操作する呼出釦4aを備え、呼出釦4aが操作されると通信線L1に呼出信号を送出する。このようなドアホン子器4は従来周知のものを採用することができるから詳細な説明は省略する。
本実施形態における警報器3は、いわゆる火災警報器であって、図2に示すように、所定のイベント(本実施形態の場合は火災)の発生を検知するイベント検知部として機能する火災検知部30と、火災検知部30で火災の発生を検知すると報知音(警報音)を出力するイベント報知部として機能する火災報知部31と、火災報知部31でイベントの発生を検知すると検知信号(火災の発生を報知したことを通知するための信号)を親機1に送信する送信部として機能する送受信部32と、報知音の出力を停止させる操作部33と、警報器3の全体的な制御を行う制御部34とで構成される。火災検知部30は、熱や煙などの火災要因を監視し火災要因を検知している間は制御部34に異常信号を出力する火災検知回路よりなる。火災報知部31は、スピーカ31aと、スピーカ31aより報知音(警報音)を出力させるアラームユニット31bとで構成される。操作部33は、例えば操作用の引き紐33aを有したプルスイッチにより構成される。
制御部34は、例えば、CPUや論理回路などにより構成される。制御部34は、火災検知部30より異常信号を受け取ると、アラームユニット31bを制御して、スピーカ31aより報知音(例えば、火事であることを示すメッセージ)を出力させるとともに、送受信部32に検知信号を送出させる。その結果、送受信部32より送出された検知信号は、信号線L2に接続された親機1および他の警報器3に送信される。なお、スピーカ31aより出力させる報知音は、上記のようなメッセージに限らず、ブザー音であってもよい。またスピーカ31aからブザー音とメッセージの両方を出力するようにしてもよい。
また、制御部34は、自己とは別の警報器3の検知信号を送受信部32で受信すると、アラームユニット31bを制御してスピーカ31aから報知音を出力させる。すなわち、警報器3は、自身で火災を検知した際、あるいは他の警報器3で火災が検知された際に、スピーカ31aから報知音を出力する。
さらに、制御部34は、火災検知部30より異常信号が得られなくなると、アラームユニット31bを制御してスピーカ31aからの報知音の出力を停止するとともに、送受信部32に復帰信号を送出させる。また、制御部34は、操作部33の引き紐33aが引き操作されると、アラームユニット31bを制御してスピーカ31aからの報知音の出力を停止するとともに、送受信部32に連動停止信号を送出させる。制御部34は、送受信部32で復帰信号を受信すると、アラームユニット31bを制御してスピーカ31aからの報知音の出力を停止する。一方、制御部34は、送受信部32で連動停止信号を受信したときに、火災検知部30より異常信号を得ていなければ(つまり火元の警報器3でなければ)、アラームユニット31bを制御してスピーカ31aからの報知音の出力を停止する。
親機1は、機器間での通話に使用される通話部10を備える。通話部10は、入力された音(音声含む)を電気信号に変換して音響信号として出力する音声入力手段であるマイクロホン10aと、入力された音響信号を元にして音を出力(音を発生)する音声出力手段であるスピーカ10bと、通話処理部10cとを有する。通話処理部10cは、マイクロホン10aが出力する音響信号を増幅した後に当該音響信号をPCM(Pulse Code Modulation)符号化やADPCM(AdaptiveDifferential PCM)符号化などにより符号化(情報源符号化)およびBPSK(BinaryPhase Shift Keying)、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)、64QAMなどにより変調(伝送路符号化)して送信する送信回路や、受信した音響信号を復調(伝送路復号化)および復号化(情報源復号化)した後に増幅してスピーカ10bに出力する受信回路などを備える。このような通話部10は従来周知のものを採用できるから詳細な説明を省略する。なお、音響信号の伝送はディジタル伝送ではなくアナログ伝送により行うようにしてもよい。
さらに、親機1は、通話部10のスピーカ10bに報知音を出力させるアラームユニット11と、スピーカ10bにチャイム音を出力させるチャイム音発生部12と、スピーカ10bに通話処理部10cまたはアラームユニット11またはチャイム音発生部12を切り替え接続する切替部13と、機器間での通話を可能とする際の操作に使用される通話釦14aおよびスピーカ10bからの報知音を停止させるための警報停止釦14bを有した操作部14と、通信線L1を介して伝送(送信)された呼出信号を検知する呼出検知部15と、副親機2などの外部機器を接続する接続部16と、液晶ディスプレイ(LCD)などの画像表示装置からなり種々の情報を報知する報知部17と、機器の全体的な制御を行う制御部18とを備える。
接続部16は、親機1または副親機2との接続に用いる通信線L1が接続される通信線接続部16aと、親機1または副親機2との接続に用いる制御線L3が接続される制御線接続部16bと、警報器3との接続に用いる信号線L2が接続される警報機接続部16cと、ドアホン子器4との接続に用いる通信線L1が接続される子器接続部16dとを備える。通信線制御部16aおよび子器接続部16dはともに通話処理部10cと呼出検知部15にそれぞれ接続される。また制御線接続部16bと警報器接続部16cはともに制御部18に接続される。
制御部18は、例えばメモリに格納されたプログラムを実行することにより種々の処理を実行するマイクロコンピュータであり、ドアホン子器4との間で通話を行う通話処理を行う。この通話処理においては、制御部18は、ドアホン子器4の呼出釦4aが操作されて呼出検知部15が呼出信号を検知すると、切替部13によりチャイム音発生部12とスピーカ10bとを接続して、スピーカ10bにチャイム音(呼出音)が出力させる。その後に、制御部18は、チャイム音を出力する時間をタイマ(図示せず)によって計時して、所定時間内に(例えば1分間)、通話釦14aが操作されない場合は、タイムアップして終了する一方、所定時間内に通話釦14aが操作されると、切替部13により通話処理部10cとスピーカ10bとを接続し、ドアホン子器4との通話を確立する(通話状態に入る)。なお、本実施形態のインターホンシステムでは、親機1と副親機2との間、および副親機2同士でも通話が可能となっており、このとき制御部18は上記通話処理と同様の処理を実行するから、説明は省略する。
副親機2は、親機1と同様のものであるが、報知部17を備えていない点と、接続部16が通信線接続部16aと制御線接続部16bのみを有する点とで親機1と相違する。したがって、本実施形態のインターホンシステムにおいては、親機1と副親機2とは、通話部10と、アラームユニット11と、チャイム音発生部12と、切替部13と、操作部14と、呼出検知部15と、接続部16と、制御部18とを共通に備える。
また、副親機2と親機1とは、制御部18の動作が異なる。そのため、以下の説明では、親機1と副親機2とで制御部18を区別するために、必要に応じて親機1の制御部18を親機側制御部と称して符号18Aで表し、副親機2の制御部18を副親機側制御部と称して符号18Bで表す。
親機側制御部18Aは、警報器3より検知信号を受信すると、切替部13によりアラームユニット11とスピーカ10bとを接続し、スピーカ10bに報知音を出力させるとともに、副親機2のスピーカ10bからも報知音を出力させるために連動要求信号を副親機2に送信する連動要求処理を行う。一方、副親機側制御部18Bは、連動要求信号を受信すると、切替部13によりアラームユニット11とスピーカ10bとを接続し、スピーカ10bに報知音を出力させる連動応答処理を行う。
また、制御部18は、上記連動要求処理あるいは上記連動応答処理を行った後に、警報停止釦14bが操作されると、スピーカ10bからの報知音の出力を停止させるとともに、連動停止信号を制御線L3に送出する連動停止要求処理を行う。さらに制御部18は、上記連動要求処理あるいは上記連動応答処理を行った後に、連動停止信号を受信すると、スピーカ10bからの報知音の出力を停止させる連動停止応答処理を行う。ただし、親機側制御部18Aは、上記連動停止要求処理時および上記連動停止応答処理時に、制御線L3だけではなく信号線L2にも連動停止信号を送出する(つまり警報器3にも連動停止信号を送信する)。
ところで、親機側制御部18Aは、警報器3から検知信号を受信した後に、上記連動停止要求処理または上記連動停止応答処理を実行すると、自身(親機1)の通話部10のマイクロホン10aに入力された音の大きさ(音量)を示す音量データを作成する音量データ作成処理と、複数の副親機2それぞれに音量データ要求信号を送信する音量データ要求処理とを行う。一方、副親機側制御部18Bは、音量データ要求信号を受信すると自身(副親機2)の通話部10のマイクロホン10aに入力された音の大きさを示す音量データを作成して親機1に送信する音量データ送信処理を行う。ここで、音量データを作成するにあたり、マイクロホン10aに入力された音の大きさを示す値として、一定期間内にマイクロホン10aより出力された音響信号の最大値を用いている。なお、音の大きさを示す値としては、一定期間内にマイクロホン10aより出力された音響信号の振幅(強度)や、平均値、積分値、RMS値などでもよい。また、音量データを作成する前に、マイクロホン10aが出力する音響信号からノイズを除去する処理や、音響信号から警報器3の報知音と類似する波形のみを抽出する処理、フィルタリングにより報知音の周波数帯域の音響信号を強調等する処理などを行うようにしてもよい。
そして、親機側制御部18Aは、音量データ要求処理を行った後に、副親機2より音量データを受信すると、イベント(本実施形態では火災)の発生場所を推定する場所推定処理を行う。この場所推定処理では、警報器3の報知音が親機1または副親機2のマイクロホン10aに入力された際には、報知音を出力している警報器3に最も近い親機1または副親機2のマイクロホン10aに入力された音が最も大きくなることに着目して、火災の発生場所の推定を行う。すなわち、場所推定処理では、親機1の音量データと副親機2より受信した音量データとのうち、音量が最大である音量データに対応する親機1もしくは副親機2の設置場所においてイベントが発生したと推定する。
また、親機側制御部18Aは、上記場所推定処理を実行した後に、上記場所推定処理の推定結果に応じた報知を報知部17に行わせる場所通知処理を行う。本実施形態では報知部17として画像表示装置を採用しているから、上記場所通知処理において行う、上記場所推定処理の推定結果に応じた報知の例としては、音量が最大である音量データに対応する親機1もしくは副親機2に個別に設定した名称や、親機1や副親機2の識別番号、設置場所などの表示が挙げられる。また、親機1もしくは副親機2の名称などの表示に代えて、親機1もしくは副親機2の最も近傍に位置する警報器3の設置場所などを表示するようにしてもよいし、使用者の好みに合わせて表示内容を変更できるようにしてもよい。
なお、親機側制御部18Aは、警報器3の復帰信号を受信すると、スピーカ10bより報知音が出力されていれば出力を停止し、報知部17による報知を終了し、終了要求信号を副親機2に送信する終了要求処理を行う。そして、終了要求信号を受信した副親機側制御部18Bは、スピーカ10bより報知音が出力されていれば出力を停止する終了応答処理を行う。
次に本実施形態のインターホンシステムにおける火災検知時の動作について説明する。なお、以下の説明においては、親機1および副親機2のうち警報器3Cに最も近いものは副親機2Bであるとし、図3に示すように、警報器3Cの検知範囲内において火災が発生したとする。
この場合、警報器3Cの火災検知部30において火災の発生が検知され、火災検知部30は制御部34に異常信号を出力する。当該異常信号を受け取った制御部34は、アラームユニット31bを制御してスピーカ31aから報知音を出力させるとともに、送受信部32に検知信号を送出させる。
警報器3Cの送受信部32により信号線L2上に送出された検知信号は、信号線L2に接続された親機1および他の警報器3A,3Bにおいて受信される。そして、検知信号を受信した警報器3A,3Bは、アラームユニット31bを制御してスピーカ31aから報知音を出力させる。一方、警報器3Cの検知信号を受信した親機側制御部18Aは、上記連動要求処理を実行する。これによって、スピーカ10bから報知音が出力されるとともに副親機2A,2Bに連動要求信号が送信される。連動要求信号を受信した各副親機2A,2Bの副親機側制御部18Bは、上記連動応答処理を実行し、スピーカ10bから報知音が出力される。
このように本実施形態のインターホンシステムでは、いずれかの警報器3で火災が検知されると、インターホンシステムを構成する全ての機器(親機1と複数の副親機2A,2Bと複数の警報器3A〜3Cの全て)から、報知音が出力される。
その後に、親機1の警報停止釦14bが操作されると、親機側制御部18Aは上記連動停止要求処理を実行し、親機1のスピーカ10bから報知音が出力されなくなる。また親機1から制御線L3および信号線L2に連動停止信号が送出される。連動停止信号は各副親機2A,2Bで受信され、各副親機2A,2Bの副親機側制御部18Bは上記連動停止応答処理を実行するから、各副親機2A,2Bのスピーカ10bからの報知音の出力が停止する。また、連動停止信号は各警報機3A〜3Cで受信され、警報器3A,3Bにおいては、火災検知部30より異常信号が出力されていないから、スピーカ31aからの報知音の出力が停止する。一方、警報器3Cにおいては、火災検知部30より異常信号が出力されているから、スピーカ31aからの報知音の出力は継続される。
なお、親機1ではなく副親機2Aの警報停止釦14bを操作した場合、副親機側制御部18Bは上記連動停止要求処理を実行し、これによって、副親機2Aのスピーカ10bからの報知音の出力が停止され、また連動停止信号が制御線L3に送出される。連動停止信号は親機1と副親機2Bで受信され、各制御部18は上記連動停止応答処理を実行するから、親機1および副親機2Bそれぞれにおいてスピーカ10bから報知音が出力されなくなる。この点は副親機2Aの警報停止釦14bではなく副親機2Bの警報停止釦14bを操作したとき、あるいは警報器3の操作部33を操作したときであっても同様である。
つまり、親機1と副親機2とのいずれかの警報停止釦14bを操作した際、あるいは警報器3の操作部33の引き紐33aを引き操作した際には、火災発生を検知した警報器3Cのみが報知音を出力する。
親機側制御部18Aは、上記連動停止要求処理または上記連動停止応答処理を行った後には、上記音量データ作成処理を実行するとともに、上記音量データ要求処理を実行する。これによって、親機1では、親機1の通話部10のマイクロホン10aに入力された音の大きさを示す音量データが作成され、複数の副親機2それぞれには音量データ要求信号が送信される。
音量データ要求信号を受信した副親機2A,2Bでは、副親機側制御部18Bによって上記音量データ送信処理が実行され、その結果、各副親機2A,2Bの通話部10のマイクロホン10aに入力された音の大きさを示す音量データが親機1に送信される。
そして、親機側制御部18Aは、各副親機2A,2Bより音量データを受信すると、親機1の音量データと副親機2A,2Bより受信した音量データとのうち、音量が最大である音量データに対応する親機1もしくは副親機2の設置場所においてイベントが発生したと推定する上記場所推定処理を行う。本実施形態の場合は、親機1および副親機2のうち警報器3Cに最も近いものは副親機2Bであるから、副親機2Bの音量データの音量が最大となる。したがって、上記場所推定処理では、副親機2Bの設置場所においてイベントが発生したと推定される。
その後に、親機側制御部18Aは上記場所通知処理を実行し、これによって上記場所推定処理により得られた推定結果に応じた報知(例えば、音量が最大である音量データに対応する親機1もしくは副親機2の名称の表示)が報知部17により行われる。報知部17による報知は、例えば警報器3の復帰信号を受信したときに行われる上記終了要求処理によって終了する。
以上述べたように、本実施形態のインターホンシステムによれば、警報器3の報知音が親機1または副親機2のマイクロホン10aに入力された際には、報知音を出力している警報器3に最も近い親機1または副親機2のマイクロホン10aに入力された音が最も大きくなることに着目し、いずれかの警報器3において報知音が出力された際には、親機側制御部18Aにおいて、親機1の音量データと複数の副親機2の音量データとのうち、音量が最大である音量データに対応する親機1もしくは副親機2の設置場所においてイベントが発生したと推定して、その推定結果を報知部17より報知するから、居住者にイベントの発生場所を通知することができて、居住者がイベントの発生に対して迅速な対応をとることができるようになる。しかも、警報器3に識別番号などを設ける必要がないから、識別番号が付与された高価な警報器を用いずに済み、また通信プロトコルなどを簡易なものとすることができ、その結果、低コストでインターホンシステムを構築できる(インターホンシステムの敷設にかかる費用を安価にできる)。
ところで、本実施形態では報知部17を画像表示装置としているが、報知部17は画像表示装置に限定されるものではなく、例えばスピーカ10bに所定の音声メッセージを出力させる音声出力装置であってもよく、この場合、音量が最大である音量データに対応する親機1もしくは副親機2の名称や、設置場所などを示すメッセージを出力させるようにすればよい。
なお、本実施形態のインターホンシステムはあくまでも本発明の一実施形態に過ぎないものであって、本発明の技術的思想を本実施形態の構成に限定する趣旨ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更してもよい。例えば、親機1、副親機2、警報器3の各電源については、それぞれが商用電源(一例としてはAC100Vの交流電源)から自己の電源を生成する電源回路を備える構成としてもよく、親機1や副親機2の電源回路から信号線L2を介して警報器3に電源を供給する構成などを採用できる。また、副親機2や警報機3の数は上記の例に限られるものではなく、また警報器3は、火災警報器に限定されず、侵入者に対して警報を発する防犯用の警報器などでもあってもよい。これらの点は後述する実施形態2においても同様である。
また、本実施形態のインターホンシステムでは、火災が発生した際には火元の警報器3以外の警報器3も連動して報知音を出力するが、必ずしも火元以外の警報器3から報知音を出力させる必要はなく、警報器3を連動させないのであれば、送受信部32を、制御部34によって正常時に開状態、異常時(火災検知時)に閉状態に切り替えられる接点(図示せず)を有する接点出力回路により構成することができるから、警報器3をより低コストで製造できるようになる。
(実施形態2)
本実施形態のインターホンシステムは、上記の実施形態1と同様に、親機1と、複数(2台)の副親機2A,2Bと、複数(3台)の警報器3A〜3Cと、ドアホン子器4とで構成される。ただし、本実施形態では、親機側制御部18Aおよび副親機側制御部18Bの一部の動作が実施形態1と異なる。なお、本実施形態における警報器3およびドアホン子器4については実施形態1と同様であるから説明を省略する。
ここで、本実施形態における親機側制御部18Aは、実施形態1のものと同様に上記連動要求処理および上記終了要求処理を行う。また、本実施形態における副親機側制御部18Bは、実施形態1のものと同様に上記連動応答処理および上記終了応答処理を行う。また、本実施形態における親機側制御部18Aおよび副親機側制御部18Bは、上記連動停止要求処理と上記連動停止応答処理を共通して行う。
本実施形態における親機側制御部18Aは、警報器3から検知信号を受信した後に、上記連動停止要求処理または上記連動停止応答処理を実行すると、副親機2に入力音要求信号を送信する入力音要求処理を行う。一方、本実施形態における副親機側制御部18Bは、親機1から入力音要求信号を受信すると、所定時間の間、自身(副親機2)のマイクロホン10aが出力する音響信号を親機1に送信する入力音応答処理を行う。ところで、当該入力音応答処理では、マイクロホン10aが出力する音響信号をそのまま親機1に送信するようにしてもよいが、マイクロホン10aが出力する音響信号に対して通話処理部10cで種々の処理、例えば、マイクロホン10aが出力する音響信号からノイズを除去する処理や、音響信号から警報器3の報知音と類似する波形のみを抽出する処理、フィルタリングにより報知音の周波数帯域の音響信号を強調等する処理などを行うようにしてもよい。
さらに、本実施形態における親機側制御部18Aは、副親機2より音響信号を受信すると、受信した音響信号に基づく音を親機1の通話部10のスピーカ10bに出力させるとともに、受信した音響信号(つまりスピーカ10bより出力中の音の元になる音響信号)の送信元の副親機2に関する情報を報知部17に報知させる報知処理を行う。報知部17は、画像表示装置であるから、上記報知処理において報知部17に報知させる副親機2に関する情報の例としては、副親機2に個別に設定した名称や、副親機2の識別番号、設置場所などの情報が挙げられる。また、副親機2の名称などの表示に代えて、副親機2の最も近傍に位置する警報器3の設置場所などを表示するようにしてもよい。
また、本実施形態における親機側制御部18Aは、上記報知処理を実行し、スピーカ10bにおける音の出力が終了すると、入力音要求信号を送信していない副親機2に入力音要求信号を出力する切替処理を行い、副親機2より音響信号を受信すると、再び上記報知処理を行う。本実施形態の親機側制御部18Aは上記切替処理を、入力音要求信号を送信していない副親機2が存在しなくなるまで行い、これによって、親機1のスピーカ10bからは、全ての副親機2のマイクロホン10aに入力された音が順次出力される。これは、親機1が自己に接続された複数の副親機2との間に順番に通話路を形成することに等しい。なお、このような親機1と複数の副親機2との間に順番に通話路を形成する処理は、居住者が副親機2の音を聞き逃すおそれを考慮して、複数回繰り返して行うようにしてもよい。
次に、本実施形態のインターホンシステムにおける火災検知時の動作について、警報器3Cの検知範囲内に火災が発生したときを例に挙げて説明する。以下の説明において、親機1および副親機2のうち警報器3Cに最も近いものは副親機2Bであるとする。なお、親機1と全ての副親機2とにおいて、スピーカ10bから報知音が出力されるまでの動作、および親機1と副親機2A,2Bとのいずれかの警報停止釦14bが操作されてから、火災発生を検知した警報器3Cのスピーカ31aのみから報知音が出力されるようになるまでの動作については上記実施形態1で述べたとおりであるから説明を省略する。
親機側制御部18Aは、上記連動停止要求処理または上記連動停止応答処理を行った後には、上記入力音要求処理を実行する。これによって、いずれかの副親機2(例えば副親機2A)に入力音要求信号が送信される。入力音要求信号を受信した副親機2Aでは、副親機側制御部18Bによって上記入力音応答処理が実行される。そのため、所定時間の間、副親機2Aの通話部10のマイクロホン10aに入力された音に基づく音響信号(マイクロホン10aが出力する音響信号)が親機1に送信される。そして、親機側制御部18Aは、副親機2Aより音響信号を受信すると、上記報知処理を実行する。その結果、受信した音響信号に基づく音が親機1のスピーカ10bより出力され、また受信した音響信号の送信元の副親機2、つまり副親機2Aに関する情報が報知部17により報知される。
親機側制御部18Aは、受信した音響信号に基づく音をスピーカ10bから出力させた後には、上記報知処理から上記切替処理に移行する。これによって、入力音要求信号を送信していない副親機2である副親機2Bに入力音要求信号が出力される。入力音要求信号を受信した副親機2Bでは、副親機側制御部18Bによって上記入力音応答処理が実行される。その結果、所定時間の間、副親機2Bの通話部10のマイクロホン10aに入力された音に基づく音響信号(マイクロホン10aが出力する音響信号)が親機1に送信される。親機側制御部18Aは、副親機2Bより音響信号を受信すると、上記報知処理を実行し、これによって、受信した音響信号に基づく音が親機1のスピーカ10bより出力され、また、受信した音響信号の送信元の副親機2、つまり副親機2Bに関する情報が報知部17により報知される。そして、親機側制御部18Aは、受信した音響信号に基づく音をスピーカ10bから出力させた後には、上記報知処理を終了する。このとき、入力音要求信号を送信していない副親機2が存在しないため、上記切替処理は実行されない。
このように本実施形態のインターホンシステムでは、親機1のスピーカ10bからは、全ての副親機2のマイクロホン10aに入力された音が順次出力されるため、居住者は、親機1のスピーカ10bから出力される音と、報知部17で報知された情報とを参照することで、イベントの発生場所を知ることができる。つまり、親機1のスピーカ10bから聞こえる音(副親機2に入力された報知音)と、親機1の近くの警報器3が出力する報知音とを比較し、親機1の近くの警報器3が出力する報知音の音量が大きければ、報知部17に表示された副親機2はイベントの発生場所ではないと判断することができる。これに対して、親機1のスピーカ10bから聞こえる音と、親機1の近くの警報器3が出力する報知音とを比較し、親機1のスピーカ10bが出力する音の音量が大きければ、そのときに報知部17に表示された副親機2がイベントの発生場所であると判断することができる。なお、親機1のスピーカ10bが出力する音のいずれもが、親機1の近くの警報器3が出力する報知音よりも小さければ、親機1の設置場所がイベントの発生場所であると判断することができる。
このように本実施形態のインターホンシステムによれば、警報器3の報知音が親機1または副親機2のマイクロホン10aに入力された際には、報知音を出力している警報器3に最も近い親機1または副親機2のマイクロホン10aに入力された音が最も大きくなることに着目し、いずれかの警報器3で報知音が出力された際には、マイクロホン10aが出力する音響信号を複数の副親機2に順番に送信させて、親機1では受信した音響信号に基づく音をスピーカ10bから出力させるとともに、受信した音響信号の送信元の副親機2に関する情報を報知部17に報知させるので、親機1のスピーカ10bから出力される音の大きさと、報知部17による報知とによって、居住者にイベントの発生場所を通知することができて、居住者がイベントの発生に対して迅速な対応をとることができるようになる。しかも、警報器3に識別番号などを設ける必要がないから、識別番号が付与された高価な警報器を用いずに済み、また通信プロトコルなどを簡易なものとすることができ、その結果、低コストでインターホンシステムを構築できる(インターホンシステムの敷設にかかる費用を安価にできる)。
実施形態1のインターホンシステムを示すブロック図である。 同上における警報器を示すブロック図である。 同上のインターホンシステムのシステム構成図である。
符号の説明
1 インターホン親機(親機)
2(2A,2B) インターホン副親機(副親機)
3(3A〜3C) 警報器
4 ドアホン子器
10 通話部
10a マイクロホン(音声入力部)
10b スピーカ(音声出力部)
17 報知部
18(18A,18B) 制御部(親機側制御部,副親機側制御部)

Claims (2)

  1. ドアホン子器が接続されたインターホン親機と、当該インターホン親機に接続された複数のインターホン副親機と、インターホン親機に接続された複数の警報器とで構成され、
    警報器は、所定のイベントの発生を検知するイベント検知部と、イベント検知部でイベントの発生を検知すると報知音を出力するイベント報知部と、イベント検知部でイベントの発生を検知すると検知信号をインターホン親機に送信する送信部とを備え、
    インターホン親機およびインターホン副親機は、機器間での通話に使用される音声入力部および音声出力部を有した通話部を共通に備え、
    インターホン親機は、検知信号を受信すると自身の通話部の音声入力部に入力された音の大きさを示す音量データを作成する音量データ作成処理と、複数のインターホン副親機それぞれに音量データ要求信号を送信する音量データ要求処理とを行う制御部を備えるとともに、種々の情報を報知する報知部を備え、
    インターホン副親機は、音量データ要求信号を受信すると自身の通話部の音声入力部に入力された音の大きさを示す音量データを作成してインターホン親機に送信する音量データ送信処理を行う制御部を備え、
    インターホン親機の制御部は、インターホン親機の音量データとインターホン副親機より受信した音量データとのうち、音量が最大である音量データに対応するインターホン親機もしくはインターホン副親機の設置場所においてイベントが発生したと推定する場所推定処理と、場所推定処理の推定結果に応じた報知を報知部に行わせる場所通知処理とを行うことを特徴とするインターホンシステム。
  2. ドアホン子器が接続されたインターホン親機と、当該インターホン親機に接続された複数のインターホン副親機と、インターホン親機に接続された複数の警報器とで構成され、
    警報器は、所定のイベントの発生を検知するイベント検知部と、イベント検知部でイベントの発生を検知すると報知音を出力するイベント報知部と、イベント検知部でイベントの発生を検知すると検知信号をインターホン親機に送信する送信部とを備え、
    インターホン親機およびインターホン副親機は、機器間での通話に使用される音声入力部および音声出力部を有した通話部を共通に備え、
    インターホン親機は、検知信号を受信するとインターホン副親機に入力音要求信号を送信する入力音要求処理を行う制御部を備え、
    インターホン副親機は、入力音要求信号を受信すると、所定時間の間、自身の音声入力部が出力する音響信号をインターホン親機に送信する入力音応答処理を行う制御部を備え、
    インターホン親機の制御部は、インターホン副親機より音響信号を受信すると受信した音響信号に基づく音をインターホン親機の通話部の音声出力部に出力させるとともに、受信した音響信号の送信元のインターホン副親機に関する情報を報知部に報知させる報知処理と、音声出力部における音の出力が終了すると入力音要求信号を送信していないインターホン副親機に入力音要求信号を出力する切替処理とを行うことを特徴とするインターホンシステム。
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