JP2009199536A - ガス検知器の保守管理システムおよびガス検知器 - Google Patents

ガス検知器の保守管理システムおよびガス検知器 Download PDF

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Abstract

【課題】 交換等が必要とされるセンサが搭載されたガス検知器の特定を容易にかつ確実に行うことができ、しかも、例えばセンサ交換作業後における管理情報の更新を、人為的なミスが介入することなしに、容易に行うことができ、高い信頼性を有するデータベースが得られ、所望の保守管理を確実に行うことのできるガス検知器の保守管理システム、および、動作状態を確実に所期の状態に維持することのできるガス検知器の提供。
【解決手段】 保守管理システムは、同一または異なるタイプのセンサが交換可能に装着されるガス検知器の保守管理を、ガス検知器本体およびセンサの各々に設けられた識別手段より取得される、ガス検知器本体に固有の検知器情報およびセンサに固有のセンサ情報が互いに関連付けされた組み合わせ情報に基づいて行うものである。ガス検知器は、上記保守管理システムによって保守管理がなされるものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガス検知器の保守管理システムおよび当該保守管理システムによって保守管理されるガス検知器に関する。
一般に、ガス検知器においては、例えば、センサが経時的にあるいは他の理由によって劣化して検知性能が一定以下に低下すると、その用途の性質上、きわめて危険な状態となることから、センサの校正作業等を所定期間毎に行うことが義務づけられていたり、例えば、特定のロットのセンサについて製造上の問題が発生して当該センサの交換作業を行うことが必要となったりすることがあることから、ガス検知器の保守管理がなされている。 具体的には、例えば、ガス検知器に固有の情報、例えばガス検知器の設置場所や当該ガス検知器に搭載されているセンサの情報が記録された、バーコード(登録商標)やRFIDチップなどの識別手段が利用され、当該識別手段から読み取った情報をデータベースに記録し、当該管理情報に基づいてガス検知器の個体管理(識別管理)が行われている。
そして、実際に例えばセンサの交換作業を行う場合には、データベース上の管理情報に基づいて当該センサが搭載されたガス検知器、具体的には、例えばガス検知器の設置場所などを特定し、ガス検知器が設置されている監視対象空間において、実際に設置されているガス検知器におけるセンサの基板銘板を目視によって確認した上で、センサの交換作業が行われ、その後、ガス検知器についての新たな情報がデータベースに更新登録される。
而して、特定の機種(型式)のガス検知器においては、通常、当該ガス検知器に対応する特定のセンサが搭載されるものであるところ、近年においては、特定の機種のガス検知器本体に対して、例えば測定可能なガス種や測定レンジが互いに異なる種々のタイプのセンサ(ガス検知素子)が装着可能に構成されたガス検知器が提案されており(例えば特許文献1参照)、管理すべき情報量が増加する傾向にある。
しかしながら、従前の管理方法においては、例えばデータベースに対する情報の入力ミスなどによって、データベース上の管理情報と、実際に設置されているガス検知器についての情報とが一致しないなどの人為的ミスが介入するおそれがあると共に、例えば、大手ユーザでは、設置されたガス検知器が数千点にも及ぶことがあり、全点確認作業に多大な労力がかかると共に長時間の時間を要するため、交換漏れなどの問題が生じやすいのが実情である。
特開2006−46930号公報
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであって、交換や保守点検(メンテナンス)等が必要とされるセンサが搭載されたガス検知器の特定を容易にかつ確実に行うことができ、しかも、例えばセンサ交換作業等が行われた後における管理情報の更新を、人為的なミスが介入することなしに、容易に行うことができ、データベースを高い信頼性を有する状態に維持することができて所期の保守管理を確実に行うことのできるガス検知器の保守管理システムを提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、所定の作業が確実に行われて所期の状態に維持することのできるガス検知器を提供することにある。
本発明のガス検知器の保守管理システムは、同一または異なるタイプのセンサが交換可能に装着されるガス検知器の保守管理システムであって、
前記ガス検知器は、ガス検知器本体および当該ガス検知本体に装着されるセンサの各々に、当該ガス検知器本体または当該センサに固有の情報が記録された識別手段が設けられてなるものであり、
ガス検知器本体に係る検知器情報および当該ガス検知器本体に装着されたセンサに係るセンサ情報が互いに関連付けされた組み合わせ情報に基づいてガス検知器の保守管理がなされることを特徴とする。
本発明のガス検知器の保守管理システムにおいては、ガス検知器本体に設けられた識別手段およびセンサに設けられた識別手段が、二次元コードを有するものであり、
前記組み合わせ情報は、ガス検知器本体に係る検知器情報および当該ガス検知器本体に装着されたセンサに係るセンサ情報の各々を携帯型情報読取装置によって順次に読み取ることにより自動的に作成される構成のものとすることができる。
このような構成のものにおいては、携帯型情報読取装置は、前記組み合わせ情報が記録された管理装置とネットワークを介して接続可能に構成されており、管理装置との間でデータの双方向通信が可能に構成のものであることが好ましい。
また、本発明のガス検知器の保守管理システムにおいては、検知器情報が、識別情報、設置場所情報および履歴情報を含むものであり、また、センサ情報が、識別情報、検知性能情報および履歴情報を含むものとすることができる。
本発明のガス検知器は、上記保守管理システムにより保守管理されることを特徴とする。
本発明のガス検知器の保守管理システムによれば、ガス検知器が同一または異なるタイプのセンサがガス検知器本体に対して装着可能に構成されたものであることから、ガス検知器全体(一個体)のデータによるものでなく、ガス検知器本体およびセンサの両方のデータによる保守管理が必要とされるものであるところ、各々別個に取得される検知器情報およびセンサ情報の両者が一体不可分なものとして構成された組み合わせ情報に基づいて一元管理されるので、管理装置に記録された管理情報は高い信頼性を有するものとなり、ガス検知器の特定を管理情報に基づいて極めて容易にかつ確実に行うことができ、従って、センサ交換作業を含むメンテナンス作業等を迅速に行うことができると共に所定の作業を必要とされるすべてのガス検知器について確実に行うことができる。
また、単に、ガス検知器本体それ自体が有する識別手段、および、当該当該ガス検知器本体に装着されたセンサそれ自体が有する識別手段から、検知器情報およびセンサ情報を順次に携帯型情報読取装置によって読み取るという簡単な操作を行うことにより、管理情報としての組み合わせ情報が得られることにより、当該組み合わせ情報をデータベースに記録(入力)するに際して人為的なミスが介入することなく高い信頼性を有するデータベースを得ることができるので、ガス検知器の保守管理を確実に行うことができる。
さらに、携帯型情報読取装置がネットワークを介して管理装置と接続されて管理装置との間でデータの双方向通信が可能に構成されていることにより、例えば客先(ユーザー側)において、管理装置に記録されたデータベース上の管理情報(組み合わせ情報)の取得、および、新たに得られた管理情報のデータベースに対する更新登録を行うことができるので、高い利便性を有するものとして構成することができる。
上記保守管理システムによって保守管理されるガス検知器によれば、必要とされる所定の作業が確実に行われるので、所期の状態を確実に維持することができる。
以下においては、先ず、本発明のガス検知器の保守管理システム(以下、単に「管理システム」という。)によって保守管理されるガス検知器について説明する。
ガス検知器は、ガス検知器本体および当該ガス検知器本体に装着されるセンサ(ガス検知素子)の各々に、当該ガス検知器本体およびセンサに固有の情報が記録された識別手段が設けられてなり、ガス検知器本体に対して同一または異なるタイプのセンサが交換可能に装着される構成とされたものであって、例えば検知対象ガスに応じた選択されたセンサをセットするのみで所期の検知対象ガスの使用に供することができる構成のものである。
具体的には、例えば図1を参照して説明すると、ある特定の機種のガス検知器40を構成するガス検知器本体41に対して、互いに異なる識別IDが付与された識別手段51,56が設けられたセンサ50およびセンサ55の両方が装着可能とされ、また、センサ50またはセンサ55は、互いに異なる識別IDが付与された識別手段42,47が設けられたガス検知器本体41およびガス検知器本体46の両方に装着可能とされている。ここに、センサ50およびセンサ55は、例えば、検知対象ガス(ガス種)が互いに異なるもの、あるいは、検知対象ガス(ガス種)が互いに同一であっても、測定範囲等の検知性能が互いに異なるものなどである。このようなセンサ50,55の具体例としては、例えば、いわゆるタブレット型のものやガス検知テープなどを例示することができる。
ガス検知器本体41,46に設けられる識別手段42,47は、当該ガス検知器本体41,46に固有の情報である検知器情報が記録された、例えばバーコード(登録商標)やQR(Quick Response)コード(登録商標)などの二次元コード42A,47Bを有する、例えばラベルなどを用いることができる。
また、センサ50,55に設けられる識別手段51,56は、当該センサ50,55に固有の情報であるセンサ情報が記録された、例えばバーコード(登録商標)やQRコード(登録商標)などの二次元コード51a,56bを有する、例えばラベルなどを用いることができる。
ガス検知器本体41,46に係る検知器情報としては、例えば、型式,器番(シリアルナンバー)などの識別情報(ID)、および、監視区域(設置位置)、TAG No.などの設置場所情報、並びに、製造年月,設置年月,センサ設置履歴・センサ校正履歴などの履歴情報、稼動・休止等の動作状態を示す情報などを例示することができる。
センサ50,55に係るセンサ情報としては、例えば、型式,器番(シリアルナンバー)などの識別情報(ID)、および、検知対象ガスの種類,測定可能濃度範囲などの検知性能情報、並びに、稼動・休止等の動作状態を示す情報などを例示することができる。
<管理システム>
本発明の管理システムは、上記ガス検知器の多数台を互いに識別して保守管理するものであって、各々のガス検知器について、ガス検知器本体に係る検知器情報および当該センサに係るセンサ情報の組み合わせ情報を作成して当該組み合わせ情報を管理用データとしてデータベースに記録し、多数台のガス検知器を当該組み合わせ情報に基づいて一元管理するものである。ここに、ガス検知器は、互いに同一の監視対象区域に設置されたもの、および、互いに異なる監視対象区域に設置されたもののいずれのものも含む。
図1は、本発明のガス検知器の保守管理システムの一例における構成の概略を示す説明図である。
この管理システムは、多数台のガス検知器(図1においては便宜上2台のガス検知器40,45のみが示されている。)の各々についての検知器情報およびセンサ情報の組み合わせ情報により構成されるデータベースが記録された記録手段11および通信手段12を有する管理装置10を備えており、データベースを構成する組み合わせ情報は、例えば携帯型情報読取装置(リーダー)20によって検知器情報およびセンサ情報を順次に読み取ることにより得られるものである。データベースの一例を図2に示す。
この管理装置10においては、図3に示すように、データベース上における特定のガス検知器についての管理情報のみを表示(詳細表示)させる、更には、特定のガス検知器における検知器情報およびセンサ情報のいずれか一方の情報のみを表示させるなど、表示切り換えを行うことができる。
この管理システムにおいては、携帯型情報読取装置20が例えば通信手段31を有するハンディターミナル30に接続されることにより、当該携帯型読取装置20がネットワークを介して管理装置10と接続されて携帯型情報読取装置20と管理装置10との間で管理情報の双方向通信を行うことが可能に構成されている。
携帯型情報読取装置20は、ガス検知器40,45におけるガス検知器本体41,46およびセンサ50,55の各々に設けられた識別手段(二次元コード)に対応する読取手段21と、読み取られた情報等を表示する表示手段22と、例えばガス検知器の設置位置を変更(移設)するなどして新たな識別手段を作成するために所定の情報の入力等を行うための操作手段23と、少なくとも検知器情報およびセンサ情報の組み合わせ情報を作成するデータ作成手段26を有する制御手段25と、作成した組み合わせ情報を一時的に記録すると共に管理装置10からデータベースの管理情報を受信して記録するメモリ24とを備えている。
また、制御手段25は、ガス検知器より得られる組み合わせ情報と、データベース上の管理情報とを照会(比較)することにより更新すべきデータベースの管理情報を特定する比較手段27を有し、例えば、2つの情報が異なる場合には、ハンディターミナル30に接続されることによりガス検知器より得られた組み合わせ情報が新たな管理情報として管理装置10に記録されたデータベースに更新登録される。
また、携帯型情報読取装置20は、所定の情報(データ)を操作手段22によって入力することにより当該情報を二次元コードに変換してガス検知器本体およびセンサに設けられる識別手段、例えば識別ラベルを作成する識別手段作成手段28を有し、例えば、ガス検知器の設置位置を変更した場合などにおいて、当該機能が利用されて新たな識別ラベルが作成されて当該識別ラベルがガス検知器本体に貼付される。
以下、本発明の管理システムによるガス検知器の保守管理方法について説明する。
例えば、特定のロットのセンサについて製造上の問題が発生して当該センサの交換作業を行うことが必要となった場合には、先ず、当該センサの型式や器番などを検索条件として管理装置10に記録されているデータベースの管理情報を検索することにより、当該センサが装着されているガス検知器の設置位置、例えば当該ガス検知器の出荷先(ユーザー)あるいは多数のガス検知器が設置された特定の監視対象区域における当該ガス検知器の設置位置を特定することができ、例えば専門のサービス部門に対する通知等を行うことができる。
そして、当該ガス検知器が実際に設置されている現場においてセンサ交換作業を行うに際しては、図4に示すように、携帯型情報読取装置20を駆動させてセンサ交換モードを選択した後(S11)、特定されたガス検知器40の検知器本体41に設けられた識別手段42から検知器情報を取得し(S12)、次いで、当該ガス検知器本体41に装着されているセンサ50に設けられた識別手段51から旧センサ情報を取得する(S13)。これにより、携帯型情報読取装置20によって、当該ガス検知器40についての検知器情報およびセンサ情報の各々のデータ形式が変換されて両者が一体不可分に構成された、現在のガス検知器の状況における組み合わせ情報が自動的に作成され、当該組み合わせ情報を携帯型情報読取装置20のメモリ24に記録されたデータベースの管理情報と照会(比較)することにより当該センサが交換すべきセンサであることの確認がなされると共に、センサ交換に伴って更新すべき管理情報が特定される。
その後、新たなセンサ55に設けられた識別手段56から当該センサ55についてのセンサ情報を取得することにより(S14)、検知器情報および新たなセンサ情報の組み合わせ情報が作成され(S15)、当該組み合わせ情報が新たな管理用データとして携帯型情報読取装置20のメモリ24に一時的に記録される。
携帯型情報読取装置20に記録された新たな組み合わせ情報は、携帯型情報読取装置20が例えばハンディターミナル30に接続されることにより管理装置10に送信され(S41)、これにより、データベースが更新されると共に(S42)、携帯型情報読取装置20のメモリ24から消去される。
また、例えばガス検知器を新規に設置する場合には、新規設置モードを選択した後(S21)、検知器本体に設けられた識別手段から検知器情報を取得し(S22)、次いで、当該ガス検知器本体に装着されているセンサに設けられた識別手段からセンサ情報を取得する(S23)。これにより、携帯型情報読取装置20によって、当該ガス検知器についての検知器情報およびセンサ情報の組み合わせ情報が自動的に作成され(S24)、携帯型情報読取装置20のメモリ24に一時的に記録される。
その後、携帯型情報読取装置20が例えばハンディターミナル30に接続されることにより当該組み合わせ情報が管理装置10に送信され(S41)、これにより、データベースが更新される(S42)。
さらにまた、例えばガス検知器の設置位置を変更する場合には、検知器移設モードを選択した後(S31)、検知器本体に設けられた識別手段から旧検知器情報を取得し(S32)、次いで、当該ガス検知器本体に装着されているセンサに設けられた識別手段からセンサ情報を取得する(S33)。これにより、携帯型情報読取装置20によって、当該ガス検知器についての検知器情報およびセンサ情報の組み合わせ情報が自動的に作成され、当該組み合わせ情報を携帯型情報読取装置20のメモリ24に記録されたデータベースの管理情報と照会する。
そして、新たな設置位置情報等を記録した、検知器本体に設けられるべき新たな識別手段(例えばラベル)を作成し、当該識別手段から当該検知器本体についての新たな検知器情報を取得することにより(S34)、新たな検知器情報およびセンサ情報の組み合わせ情報が作成され(S35)、当該組み合わせ情報が新たな管理用データとして携帯型情報読取装置20のメモリ24に一時的に記録される。
その後、携帯型情報読取装置20が例えばハンディターミナル30に接続されることにより当該組み合わせ情報が管理装置10に送信され(S41)、これにより、データベースが更新される(S42)。
而して、上記管理システムによれば、ガス検知器が同一または異なるタイプのセンサがガス検知器本体に対して装着可能に構成されたものであることから、ガス検知器全体(一個体)のデータによるものでなく、ガス検知器本体およびセンサの両方のデータによる保守管理が必要とされるものであるところ、各々別個に取得される検知器情報およびセンサ情報の両者が一体不可分なものとして構成された組み合わせ情報に基づいて一元管理されるので、管理装置に記録された管理情報は高い信頼性を有するものとなり、ガス検知器の特定を管理情報に基づいて極めて容易にかつ確実に行うことができ、従って、センサ交換作業を含むメンテナンス作業等を迅速に行うことができると共に所定の作業を必要とされるすべてのガス検知器について確実に行うことができる。
また、単に、ガス検知器本体それ自体が有する識別手段、および、当該当該ガス検知器本体に装着されたセンサそれ自体が有する識別手段から、検知器情報およびセンサ情報を順次に携帯型情報読取装置によって読み取るという簡単な操作を行うことにより、管理情報としての組み合わせ情報が得られることにより、当該組み合わせ情報をデータベースに記録(入力)するに際して人為的なミスが介入することなく高い信頼性を有するデータベースを得ることができるので、ガス検知器の保守管理を確実に行うことができる。
さらに、携帯型情報読取装置がネットワークを介して管理装置と接続されて管理装置との間でデータの双方向通信が可能に構成されていることにより、例えば客先(ユーザー側)において、管理装置に記録されたデータベース上の管理情報(組み合わせ情報)の取得、および、新たに得られた管理情報のデータベースに対する更新登録を行うことができるので、高い利便性を有するものとして構成することができる。
上記保守管理システムによって保守管理されるガス検知器によれば、必要とされる所定の作業が確実に行われるので、所期の状態を確実に維持することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の変更を加えることができる。
例えば、検知器本体およびセンサに設けられる識別手段に記録される情報は、特に制限されるものではなく、目的に応じて適宜に設定することができる。
また、本発明は、例えば、ガス検知器の各種の設定変更およびメンテナンス等の作業を行う場合などに利用することができ、このような場合においても、上記と同様の操作、すなわち、旧検知器情報および旧センサ情報の読み込み、組み合わせ情報の作成およびデータベース上の管理情報との照会、新検知器情報または新センサ情報の読み込み、新たな組み合わせ情報の作成、データベースの更新を行うことにより、ガス検知器の保守管理を確実に行うことができる。
本発明のガス検知器の保守管理システムの一例における構成の概略を示す説明図である。 本発明に係る管理装置に記録されたデータベースの一例を示す説明図である。 図2に示すデータベースにおける管理情報の表示の一例を示す説明図である。 本発明の管理システムによるガス検知器の保守管理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 管理装置
11 記録手段
12 通信手段
20 携帯型情報読取装置(リーダー)
21 読取手段
22 表示手段
23 操作手段
24 メモリ
25 制御手段
26 データ作成手段
27 比較手段
28 識別手段作成手段
30 ハンディターミナル
31 通信手段
40,45 ガス検知器
41,46 ガス検知器本体
42,47 識別手段
42A,47B 二次元コード
50,55 センサ
51,56 識別手段
51a,56b 二次元コード

Claims (6)

  1. 同一または異なるタイプのセンサが交換可能に装着されるガス検知器の保守管理システムであって、
    前記ガス検知器は、ガス検知器本体および当該ガス検知本体に装着されるセンサの各々に、当該ガス検知器本体または当該センサに固有の情報が記録された識別手段が設けられてなるものであり、
    ガス検知器本体に係る検知器情報および当該ガス検知器本体に装着されたセンサに係るセンサ情報が互いに関連付けされた組み合わせ情報に基づいてガス検知器の保守管理がなされることを特徴とするガス検知器の保守管理システム。
  2. ガス検知器本体に設けられた識別手段およびセンサに設けられた識別手段が、二次元コードを有するものであり、
    前記組み合わせ情報は、ガス検知器本体に係る検知器情報および当該ガス検知器本体に装着されたセンサに係るセンサ情報の各々を携帯型情報読取装置によって順次に読み取ることにより自動的に作成されることを特徴とする請求項1に記載のガス検知器の保守管理システム。
  3. 携帯型情報読取装置は、前記組み合わせ情報が記録された管理装置とネットワークを介して接続可能に構成されており、管理装置との間でデータの双方向通信が可能に構成されていることを特徴とする請求項2に記載のガス検知器の保守管理システム。
  4. 検知器情報が、識別情報、設置場所情報および履歴情報を含むものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のガス検知器の保守管理システム。
  5. センサ情報が、識別情報、検知性能情報および履歴情報を含むものであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のガス検知器の保守管理システム。
  6. 上記請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の保守管理システムにより保守管理されることを特徴とするガス検知器。
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