JP2009199519A - 監視制御システム - Google Patents

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恭弘 近野
Ichihiro Hieta
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Abstract

【課題】無線センサーネットワークの構成に係わらずに汎用な共通化MIBを用いて無線センサーネットワークに参入する管理対象装置を監視制御する監視制御システムを提供することである。
【解決手段】監視制御システムは、管理対象の状態を測定または制御するセンサーノード装置と、無線センサーネットワークを介して上記センサーノード装置を管理制御するコーディネータ装置と、上記コーディネータ装置との間で送受信されるとともにインターネットプロトコル接続が不可能な独自のプロトコルに則るメッセージとSNMPに則るメッセージとを変換するSNMPプロキシエージェント装置と、上記SNMPプロキシエージェント装置を介して上記無線センサーネットワークの情報を監視制御するSNMPマネージャ装置と、を備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、無線センサーネットワークを監視制御する監視制御システムに関する。
従来、インターネットプロトコル接続が不可能な独自プロトコルの伝送路にて通信している管理対象装置に対して、Simple Network Management Protocol(以下、SNMPと略称する)管理を行う際に、SNMPマネージャと管理対象装置の間にプロトコル変換装置であるSNMPプロキシエージェントを介在させる。そして、SNMPプロキシエージェントでは、管理対象項目を共通化Management Information Base(以下、MIBと略称する)で定義し、既存の管理対象項目データとMIB Object IDとを、MIB Object ID変換テーブルを用いてマッピングし、SNMP Trapメッセージの作成、Get Requestに対するGet Responseメッセージの作成を行い、あたかもSNMPエージェントとして動作するように実装する(例えば、特許文献1参照)。
無線センサーネットワークを管理対象装置としたとき、SNMPプロキシエージェント装置は、1つの接続口を用いて無線センサーネットワークでの親機であるコーディネータ装置と独自プロトコルを用いて通信し、子機である複数のセンサーノード装置の情報を管理することになる。無線センサーネットワークでは、一般にアドホックといった機能を備えており、センサーノード装置は予めコーディネータ装置にアドレスなどを登録しなくてもネットワークヘの参加および離脱が可能であり、コーディネータ装置が、無線センサーネットワーク内に参入したセンサーノード装置のアドレスを自動で管理するアドレステーブルを有し、センサーノード装置を識別している。
特開2000−267961号公報
しかし、従来のSNMPプロキシエージェント装置では、データの送信元を特定するのにH/W的な接続口に依存しており、コーディネータ装置を介して通信するセンサーノード装置の情報がどのアドレスからきているか特定できないという問題がある。
また、従来は監視制御するシステムごとに共通化MIBを設けていたが、間接的な管理対象装置であるセンサーノード装置は、接点、電圧、パルス信号に対応する任意のセンサー部をもちその構成が多種多様となるため、無線センサーネットワーク用の汎用な共通化MIBを作成することが困難である。
また、無線センサーネットワークの構成ごとにMIBを用意するとサイズが膨大になり、そのMIBはすべてを認定機関に申請して登録する必要があるため、無線センサーネットワークの汎用的な運用には適さないという問題がある。
この発明の目的は、無線センサーネットワークの構成に係わらずに汎用な共通化MIBを用いて無線センサーネットワークに参入する管理対象装置を監視制御する監視制御システムを提供することである。
この発明に係る監視制御システムは、管理対象の状態を測定または制御するセンサーノード装置と、無線センサーネットワークを介して上記センサーノード装置を管理制御するコーディネータ装置と、上記コーディネータ装置との間で送受信されるとともにインターネットプロトコル接続が不可能な独自のプロトコルに則るメッセージとSNMPに則るメッセージとを変換するSNMPプロキシエージェント装置と、上記SNMPプロキシエージェント装置を介して上記無線センサーネットワークの情報を監視制御するSNMPマネージャ装置と、を備える。
この発明に係る監視制御システムの効果は、監視データをセンサーノード装置からSNMPマネージャ装置に送信するとき、コーディネータ装置が、SNMPプロキシエージェント装置との通信において、センサーノード装置からの無線センサーネットワークプロトコル形式のメッセージに含まれるアドレスをアドレスに、ポート番号をコマンドに変換し、フィールドネットワークプロトコル形式のメッセージを作成し、SNMPプロキシエージェント装置が、コーディネータ装置との通信において、フィールドネットワークプロトコル形式のメッセージに含まれるアドレスからノード番号およびコマンドからデータ番号を特定し、特定したノード番号およびデータ番号に対応する共通化MIBのデータを受信したデータで置き換えるので、センサーノード装置が監視しているセンサーまたは接点を無線センサーネットワークおよびフィールドネットワークを介して共通化MIBを用いてSNMPマネージャ装置がSNMPで監視できることである。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る監視制御システムの概略のシステム構成を示す図である。図2は、この発明の実施の形態1に係る監視制御システムの詳細なシステム構成を示す図である。
SNMPに則った監視制御システムは、SNMPにより監視制御するSNMPマネージャ装置1、イーサーネットのLAN2を介してSNMPマネージャ装置1と通信を行うSNMPプロキシエージェント装置3、フィールドネットワーク4を介してSNMPプロキシエージェント装置3と通信を行うセンサーネットワークコーディネータ装置5、および、無線センサーネットワーク6を介してセンサーネットワークコーディネータ装置5と通信を行うN個のセンサーノード装置70〜70を備える。
SNMPプロキシエージェント装置3は、センサーノード装置70〜70の機能に応じた共通化MIB321を有する。そして、SNMPプロキシエージェント装置3は、センサーノード装置70〜70が監視しているセンサー8の監視情報および制御している接点9の制御情報を、フィールドネットワーク4で使用されている独自通信プロトコルであるフィールドネットワークプロトコル40形式とSNMP形式との間で変換し、SNMPマネージャ装置1と通信行う。
無線センサーネットワーク6は、無線センサーネットワークプロトコル60を用いて、親局となるセンサーネットワークコーディネータ装置5(以下、コーディネータ装置5と称す)と子局となるセンサーノード装置70、70、・・・、70(以下まとめて表現するときセンサーノード装置7と称す)との間で通信を行う。
コーディネータ装置5は、センサーノード装置7とのデータ通信や無線センサーネットワーク6の監視制御を行う。
センサーノード装置7は、接点、電圧、パルス信号に対応するセンサー811、812、813、821、822、823、・・・、8N1、8N2、8N3(以下まとめて表現するときにはセンサー8と称す)のデータや、外部入出力の接点91、92、・・・、9N(以下まとめて表現するときには接点9と称す)の入切情報を取り込む。
SNMPプロキシエージェント装置3は、SNMPマネージャ装置1と通信を行うSNMPプロトコル処理部31、SNMP通信用のデータベース機能を有するとともにプロトコル変換用のテーブルを有するデータレジスタ32、コーディネータ装置5と有線や1対1の無線通信のような通信路であるフィールドネットワーク4を介して通信を行うフィールドネットワークプロトコル処理部33、および、外部端末装置のWebブラウザからデータレジスタ32のMIB Object ID変換テーブル322の管理対象項目名を変更するHTTPサーバ34有する。
図3は、共通化MIB321のデータ構造を示す図である。図4は、MIB Object ID変換テーブル322のデータ構造を示す図である。図5は、管理対象項目テーブル323のデータ構造を示す図である。図6は、アドレス変換テーブル324のデータ構造を示す図である。図7は、コマンド変換テーブル325のデータ構造を示す図である。
データレジスタ32は、共通化MIB321、MIB Object ID変換テーブル322、管理対象項目テーブル323、アドレス変換テーブル324、およびコマンド変換テーブル325を有する。
共通化MIB321は、図3に示すように、アドレスと対応するノード番号およびコマンドと対応するデータ番号で管理対象項目を一意に指定するテーブルであり、各管理対象項目に対応するデータおよび形式を格納し得る欄が設けられているMIBである。
MIB Object ID変換テーブル322は、図4に示すように、ノード番号に対応するアプリ番号と、ノード番号およびデータ番号に対応して管理対象項目を一意に識別するMIB Object IDおよび管理対象項目の機能が格納されている。
管理対象項目テーブル323は、図5に示すように、アプリ番号およびデータ番号に対応して管理対象項目が関連付けられて格納されたテーブルである。
アドレス変換テーブル324は、図6に示すように、アドレスとノード番号とを関連付けるテーブルであり、コーディネータ装置5のアドレステーブル521と対応し、SNMPプロキシエージェント装置3のフィールドネットワークプロトコル処理部33でアドレスとノード番号とを双方向に変換するときに参照する。
コマンド変換テーブル325は、図7に示すように、コマンドとデータ番号とを関連付けるテーブルであり、コーディネータ装置5のコマンドテーブル522と対応し、SNMPプロキシエージェント装置3のフィールドネットワークプロトコル処理部33でコマンドとデータ番号とを双方向に変換する。
SNMPプロトコル処理部31は、SNMPマネージャ装置1への監視情報に応答して、共通化MIB321、MIB Object ID変換テーブル322および管理対象項目テーブル323を参照して、管理対象項目に対応したMIB Object IDを発行する応答メッセージ作成部311、センサーノード装置7から取得した情報からSNMPトラップメッセージを作成するトラップメッセージ作成部312、および、SNMPマネージャ装置1からの制御情報を解析する指令メッセージ処理部313を有する。
フィールドネットワークプロトコル処理部33は、コーディネータ装置5との通信において、データ受信(監視)のとき、フィールドネットワークプロトコル40形式のメッセージのアドレスからノード番号を、コマンドからデータ番号を特定し、特定したノード番号およびデータ番号に対応する共通化MIB321のデータの欄に受信したデータを格納する応答メッセージ処理部331、および、データ送信(制御)のとき、共通化MIB321のノード番号からアドレスを、データ番号からコマンドを特定し、フィールドネットワークプロトコル40形式のメッセージを作成する指令メッセージ作成部332を有する。
図8は、フィールドネットワークプロトコル40形式のメッセージのフォーマットを示す図である。
フィールドネットワークプロトコル40形式のメッセージは、ヘッダー、アドレス、コマンド、およびデータから構成される。
フィールドネットワーク4では、フィールドネットワークプロトコル40形式のメッセージを用いて、SNMPプロキシエージェント装置3とコーディネータ装置5とがデータ通信を行う。
SNMPマネージャ装置1は、SNMPプロトコル、フィールドネットワークプロトコル40および無線センサーネットワークプロトコル60形式のメッセージとSNMPプロキシエージェント装置3およびコーディネータ装置5を用いてセンサーノード装置7の監視制御を行っている。
コーディネータ装置5は、SNMPプロキシエージェント装置3との通信を行うフィールドネットワークプロトコル処理部51、プロトコル変換用のテーブルおよび無線センサーネットワーク情報を有するデータレジスタ52、および、センサーノード装置7と通信を行うセンサーネットワークプロトコル処理部53を有する。
図9は、アドレステーブル521のデータ構造を示す図である。図10は、コマンドテーブル522のデータ構造を示す図である。
データレジスタ52は、アドレステーブル521、および、コマンドテーブル522を有する。
アドレステーブル521は、図9に示すように、無線センサーネットワーク6内に参加するセンサーノード装置7およびコーディネータ装置5のアドレスを管理するテーブルである。
コマンドテーブル522は、図10に示すように、ポート番号とコマンドとを関連付けるテーブルである。
コーディネータ装置5のフィールドネットワークプロトコル処理部51は、コマンドテーブル522を参照してコマンドとポート番号とを変換する。受信情報および送信情報以外のコマンドとしては、トラップ情報であることを示すTRP01、アドレス情報であることを示すNWD01、アプリケーション情報であることを示すAPP01などを有する。
フィールドネットワークプロトコル処理部51は、SNMPプロキシエージェント装置3からの要求時、または、センサーノード装置7からのメッセージ受信時の度に、アドレステーブル521とコマンドテーブル522を参照して、SNMPプロキシエージェント装置3にメッセージを送信する応答メッセージ作成部511、および、SNMPプロキシエージェント装置3からの指令データをアドレステーブル521から送信先アドレスとコマンドテーブル522から指令を解析する指令メッセージ処理部512を有する。
センサーネットワークプロトコル処理部53は、センサーノード装置7からの監視情報を解析するデータ処理部531、無線センサーネットワーク6の状態を監視制御するネットワーク制御部532、および、センサーノード装置7への制御情報をセンサーネットワークプロトコル60形式のメッセージに変換する指令メッセージ作成部533を有する。
ネットワーク制御部532は、センサーノード装置7がネットワークに参入したときに、アドレステーブル521にセンサーノード装置7のアドレスを登録する。ネットワークから離脱したときには、削除は行わず、離脱情報を送付する。一度登録したアドレスは、コーディネータ装置5の電源が遮断されるまたはアドレス削除の指令を受けるまで保持される。
コーディネータ装置5の応答メッセージ作成部511は、アドレステーブル521への登録または削除が発生したときに、SNMPプロキシエージェント装置3にメッセージを送信する。
図11は、無線センサーワークプロトコル60形式のメッセージのフォーマットを示す図である。
無線センサーネットワークプロトコル60形式のメッセージは、ヘッダー、データの送受信元であるセンサーノード装置7のアドレス、ポート番号、およびコーディネータ装置5またはセンサーノード装置7のデータから構成される。
無線センサーネットワーク6では、無線センサーネットワークプロトコル60形式のメッセージを用いて、コーディネータ装置5とセンサーノード装置7との間でデータ通信を行う。
コーディネータ装置5はネットワーク制御部532で無線センサーネットワーク6に異常が発生または解除した場合や監視しているセンサーノード装置7の状態に変化があった場合、コマンド情報TRP01を用いてSNMPプロキシエージェント装置3へ状態監視データを送信する。SNMPプロキシエージェント装置3がデータを受信処理し、共通化MIB321のデータ番号11の値が変化すると、SNMPプロトコル処理部31のトラップメッセージ作成部312がSNMPトラップメッセージを作成し、SNMPマネージャ装置1にSNMPトラップメッセージを送信する。
センサーノード装置7は、コーディネータ装置5と通信を行うセンサーネットワークプロトコル処理部71、設定情報または通信データを保持するデータレジスタ72、センサー8からの情報を扱うセンシングデータ処理部73、および、接点9の入出力情報を扱う入出力インターフェース部74を有する。
図12は、データレジスタ72のデータ構造を示す図である。
データレジスタ72には、センサーノード装置70のアプリケーション番号0x0001の機能に応じたデータが格納されている。
無線センサーネットワーク6に参入したセンサーノード装置7では、センサー8の出力をセンシングデータ処理部73で変換したデータおよび接点9の入出力情報を入出力インターフェース部74で処理したデータをデータレジスタ72内に格納し、定期的に又は、送信要求がある度にセンサーネットワークプロトコル処理部71で、データレジスタ72内に格納したデータ、自機のアドレス、および、ポート番号を用いて無線センサーネットワークプロトコル60形式のメッセージを作成し、コーディネータ装置5に電波で送信する。
接点9のON/OFF制御を行うときには、無線センサーネットワークプロトコル60形式のメッセージのアドレスおよびポート番号で指定したセンサーノード装置7のデータレジスタ72の値を変更し、接点9のON/OFF制御している。
次に、この発明の実施の形態1に係る監視制御システムの動作を説明する。
SNMPマネージャ装置1がセンサーノード装置70(アドレス=00:0D:6F:00:00:0B:xx:1A)が監視を担当しているセンサー81(ポート番号=01)のデータを監視する動作を説明する。
センサーノード装置70はセンサー81のデータ(=2500)を、無線センサーネットワークプロトコル60形式のメッセージ「ヘッダー+アドレス(=00:0D:6F:00:00:0B:xx:1A)+ポート番号(=01)+データ(=2500)」を作成してコーディネータ装置5へ送信する。
コーディネータ装置5は、受信したメッセージ「ヘッダー+アドレス(=00:0D:6F:00:00:0B:xx:1A)+ポート番号(=01)+データ(=2500)」をフィールドネットワークプロトコル40形式のメッセージ「ヘッダー+アドレス(=00:0D:6F:00:00:0B:xx:1A)+コマンド(=RXD01)+データ(=2500)」に変換し、SNMPプロキシエージェント装置3に送信する。
SNMPプロキシエージェント装置3は、受信したメッセージ「ヘッダー+アドレス(=00:0D:6F:00:00:0B:xx:1A)+コマンド(=RXD01)+データ(=2500)」からデータ(=2500)がノード番号(=01)およびデータ番号(=01)に対応するデータであることを特定し、共通化MIB321のノード番号01およびデータ番号01に対応するデータの欄にデータ(=2500)を格納する。
応答メッセージ作成部311は、MIB Object ID変換テーブル322からMIB Object ID(=OID...1.2.1.1)、管理対象項目テーブル323から管理対象項目(=温度1)を特定し、データ(=2500)にMIB Object IDおよび管理対象項目を関連付けてSNMPマネージャ装置1に送信する。
SNMPマネージャ装置1からセンサーノード装置70(アドレス=00:0D:6F:00:00:0B:xx:1A)の接点91(ポート番号=07)にOFF制御(ON:1→OFF:0)するときの動作を説明する。
指令メッセージ処理部313は、SNMPマネージャ装置1からの指令メッセージを判断し、共通化MIB321のノード番号01およびデータ番号07に対応するデータの値を1から0に変更する。そして、指令メッセージ作成部332は、アドレス変換テーブル324を参照してノード番号(=01)からアドレス(=00:0D:6F:00:00:0B:xx:1A)を、コマンド変換テーブル325を参照してデータ番号(=07)からコマンド(=RXD07)を含むフィールドネットワークプロトコル40形式のメッセージ「ヘッダー+アドレス(=00:0D:6F:00:00:0B:xx:1A)+コマンド(=RXD07)+データ(=0)」を作成し、コーディネータ装置5に送信する。
コーディネータ装置5は、フィールドネットワークプロトコル40形式のメッセージ「ヘッダー+アドレス(=00:0D:6F:00:00:0B:xx:1A)+コマンド(=RXD07)+データ(=0)」からコマンド(=RXD07)からポート番号(=07)に変換し、無線センサーネットワークプロトコル60形式のメッセージ「ヘッダー+アドレス(=00:0D:6F:00:00:0B:xx:1A)+ポート番号(=07)+データ(=0)」を作成し、センサーノード装置70に送信する。
この発明の実施の形態1に係る監視制御システムは、監視データをセンサーノード装置7からSNMPマネージャ装置1に送信するとき、コーディネータ装置5が、SNMPプロキシエージェント装置3との通信において、センサーノード装置7からの無線センサーネットワークプロトコル60形式のメッセージに含まれるアドレスをアドレスに、ポート番号をコマンドに変換し、フィールドネットワークプロトコル40形式のメッセージを作成し、SNMPプロキシエージェント装置3が、コーディネータ装置5との通信において、フィールドネットワークプロトコル40形式のメッセージに含まれるアドレスからノード番号およびコマンドからデータ番号を特定し、特定したノード番号およびデータ番号に対応する共通化MIB321のデータを受信したデータで置き換えるので、センサーノード装置7が監視しているセンサー8または接点9を無線センサーネットワーク6およびフィールドネットワーク4を介して共通化MIB321を用いてSNMPマネージャ装置1がSNMPで監視できる。
また、この発明の実施の形態1に係る監視制御システムは、制御データをSNMPマネージャ装置1からセンサーノード装置7に送信するとき、SNMPプロキシエージェント装置3が、コーディネータ装置5との通信において、共通化MIB321のノード番号からアドレスおよびデータ番号からコマンドを特定し、特定したアドレスおよびコマンドを用いてフィールドネットワークプロトコル40形式のメッセージを作成するので、センサーノード装置7が制御しているセンサー8または接点9を無線センサーネットワーク6およびフィールドネットワーク4を介して共通化MIB321を用いてSNMPマネージャ装置1がSNMPで制御できる。
実施の形態2.
図13は、この発明の実施の形態2に係る監視制御システムの詳細な構成を示す構成図である。
この発明の実施の形態2に係る監視制御システムは、この発明の実施の形態1に係る監視制御システムとSNMPプロキシエージェント装置3Bが異なり、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記し説明は省略する。
この発明の実施の形態2に係るSNMPプロキシエージェント装置3Bは、この発明の実施の形態1に係るSNMPプロキシエージェント装置3とフィールドネットワークプロトコル処理部33Bが異なり、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記し説明は省略する。
この発明の実施の形態2に係るフィールドネットワークプロトコル処理部33Bは、この発明の実施の形態1に係るフィールドネットワークプロトコル処理部33にアドレス管理部333を追加したことが異なり、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記し説明は省略する。
上述したこの発明の実施の形態1に係る監視制御システムでは、アドレス変換テーブル324は固定のテーブルであり、新規参入するセンサーノード装置7を監視するときには、センサーノード装置7のアドレスを登録するためにアドレス変換テーブル324を変更する必要がある。
一方、この発明の実施の形態2に係る監視制御システムでは、アドレス管理部333を用いて、無線センサーネットワーク6に参入したセンサーノード装置7を自動的に監視できる。
次に、新たにセンサーノード装置70N+1が無線センサーネットワーク6に参入したときの動作を説明する。
センサーノード装置70N+1が無線センサーネットワーク6に参入したときには、ネットワーク制御部532は、アドレステーブル521にセンサーノード装置70N+1のアドレス(=00:0D:6F:00:00:0B:xx:EF)を図14に示すように登録し、一度登録したアドレスは、コーディネータ装置5の電源が遮断されるまたはアドレス削除の指令を受けるまで保持している。
そして、アドレステーブル521に新たなアドレスが登録されると、応答メッセージ作成部511は、SNMPプロキシエージェント装置3Bヘコマンド情報NWD01を発行する。
そして、アドレス管理部333は、コマンド情報NWD01を受けて、アドレス変換テーブル324のノード番号(N+1)に対応する欄に図15に示すように、アドレス(=00:0D:6F:00:00:0B:xx:EF)を登録する。
この発明の実施の形態2に係る監視制御システムは、新たにセンサーノード装置7が無線センサーネットワーク6に参入したとき、アドレステーブル521に登録されたことを受けてアドレス管理部333がアドレス変換テーブル324に自動的に登録するので、センサーノード装置7の管理数の変化よるアドレス変換テーブル324の手動による変更を行わなくても良い。
実施の形態3.
図16は、この発明の実施の形態3に係る監視制御システムの詳細な構成を示す構成図である。
この発明の実施の形態3に係る監視制御システムは、この発明の実施の形態2に係る監視制御システムとSNMPプロキシエージェント装置3Cが異なり、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記し説明は省略する。
この発明の実施の形態3に係るSNMPプロキシエージェント装置3Cは、この発明の実施の形態2に係るSNMPプロキシエージェント装置3Bとフィールドネットワークプロトコル処理部33Cが異なり、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記し説明は省略する。
この発明の実施の形態3に係るフィールドネットワークプロトコル処理部33Cは、この発明の実施の形態2に係るフィールドネットワークプロトコル処理部33Bにアプリケーション管理部334を追加したことが異なり、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記し説明は省略する。
上述のこの発明の実施の形態2に係る監視制御システムでは、新たにセンサーノード装置7が無線センサーネットワーク6に参入したときには自動的にアドレス変換テーブル324にアドレスがノード番号と対応して登録される。しかし、応答メッセージ作成部311が参照する管理対象項目テーブル323に新たに参入したセンサーノード装置7に関わる管理対象事項が登録されないと、センサーノード装置7の機能と管理対象項目の関連付けが不一致となる。
そこで、この発明の実施の形態3に係る監視制御システムでは、MIB Object ID変換テーブル322、管理対象項目テーブル323およびアプリケーション管理部334により、アドレス変換テーブル324に新たなアドレスが登録されたとき、データとデータ送信元のセンサーノード装置7の機能を表す管理対象項目を自動で一致させる。
センサーノード装置70N+1が無線センサーネットワーク6に新たに参入したとき、ネットワーク制御部532はアドレステーブル521に登録する。そして、アドレステーブル521に新たなアドレスが登録されたら、応答メッセージ作成部511は、コマンドNWD01を含んだメッセージおよびコマンドAPP01を含んだメッセージを作成してSNMPプロキシエージェント装置3Cに送信する。
アドレス管理部333は、コマンドNWD01を含んだメッセージに含まれるアドレスをアドレス変換テーブル324に登録する。
アプリケーション管理部334は、コマンドAPP01を含んだメッセージに含まれるアプリ番号をMIB Object ID変換テーブル322に登録する。
MIB Object ID変換テーブル322では、管理対象項目テーブル323を参照してアプリ番号と管理対象項目を関連付けている。
上記のような構成にすることで、アドレス変換テーブル324に新たなアドレスが登録されたとき、データとデータ送信元のセンサーノード装置7の機能を表す管理対象項目を自動で一致させることができる。
この発明の実施の形態1に係る監視制御システムの概略のシステム構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る監視制御システムの詳細なシステム構成を示す図である。 共通化MIBのデータ構造を示す図である。 MIB Object ID変換テーブルのデータ構造を示す図である。 管理対象項目テーブルのデータ構造を示す図である。 アドレス変換テーブルのデータ構造を示す図である。 コマンド変換テーブルのデータ構造を示す図である。 フィールドネットワークプロトコル形式のメッセージのフォーマットを示す図である。 アドレステーブルのデータ構造を示す図である。 コマンドテーブルのデータ構造を示す図である。 無線センサーネットワークプロトコル形式のメッセージのフォーマットを示す図である。 センサーノード装置のデータレジスタのデータ構造を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る監視制御システムの概略のシステム構成を示す図である。 無線センサーネットワークに新たに参入したセンサーノード装置のアドレスが登録されたアドレステーブルである。 無線センサーネットワークに新たに参入したセンサーノード装置のアドレスが登録されたアドレス変換テーブルである。 この発明の実施の形態3に係る監視制御システムの概略のシステム構成を示す図である。
符号の説明
1 SNMPマネージャ装置、2 LAN、3 SNMPプロキシエージェント装置、4 フィールドネットワーク、5 センサーネットワークコーディネータ装置、6 無線センサーネットワーク、7、70、70、70 センサーノード装置、8、811、812、813、821、822、823、8N1、8N2、8N3 センサー、9、91、92、9N 接点、31 SNMPプロトコル処理部、32 データレジスタ、33フィールドネットワークプロトコル処理部、34 HTTPサーバ、40 フィールドネットワークプロトコル、51 フィールドネットワークプロトコル処理部、52 データレジスタ、53 センサーネットワークプロトコル処理部、60 無線センサーネットワークプロトコル、71 センサーネットワークプロトコル処理部、72 データレジスタ、73 センシングデータ処理部、74 入出力インターフェース部、311 応答メッセージ作成部、312 トラップメッセージ作成部、313 指令メッセージ処理部、321 共通化MIB、322 MIB Object ID変換テーブル、323 管理対象項目テーブル、324 アドレス変換テーブル、325 コマンド変換テーブル、331 応答メッセージ処理部、332 指令メッセージ作成部、511 応答メッセージ作成部、512 指令メッセージ処理部、521 アドレステーブル、522 コマンドテーブル、531 データ処理部、532 ネットワーク制御部、533 指令メッセージ作成部。

Claims (5)

  1. 管理対象の状態を測定または制御するセンサーノード装置と、
    無線センサーネットワークを介して上記センサーノード装置を管理制御するコーディネータ装置と、
    上記コーディネータ装置との間で送受信されるとともにインターネットプロトコル接続が不可能な独自のプロトコルに則るメッセージとSNMPに則るメッセージとを変換するSNMPプロキシエージェント装置と、
    上記SNMPプロキシエージェント装置を介して上記無線センサーネットワークの情報を監視制御するSNMPマネージャ装置と、
    を備えることを特徴とする監視制御システム。
  2. 上記SNMPプロキシエージェント装置は、データベースに従って上記独自のプロトコルに則るメッセージを上記コーディネータ装置に送信するまたは上記コーディネータ装置から受信した上記独自のプロトコルに則るメッセージに従って上記データベースを変更することを特徴とする請求項1に記載の監視制御システム。
  3. 上記独自のプロトコルに則るメッセージは、送受信されるデータ毎に当該データに関連するコーディネータ装置またはセンサーノード装置を特定するアドレスおよび当該データを特定するコマンドを含み、
    上記SNMPプロキシエージェント装置および上記コーディネータ装置は、
    上記無線センサーネットワークに接続されるノードとアドレスとを一意に対応させるアドレステーブルおよびデータの意味とコマンドとを一意に対応させるコマンドテーブルを有し、
    上記アドレステーブルおよびコマンドテーブルを参照してデータを相手ノードおよびデータの意味に一意に指定することを特徴とする請求項1に記載の監視制御システム。
  4. 上記データベースは、共通化MIB、MIB Object ID変換テーブルおよび管理対象項目テーブルを含み、
    上記共通化MIBでは、上記コーディネータ装置および上記センサーノード装置を識別するノード番号およびデータを識別するデータ番号に管理対象項目を一意に指定するとともに当該管理対象項目に対応するデータが格納され、
    上記MIB Object ID変換テーブルでは、上記管理対象項目をMIB Object IDで定義するとともに上記コーディネータ装置およびセンサーノード装置の機能を表すアプリ番号を上記ノード番号に関連付け、
    上記管理対象項目テーブルでは、上記アプリ番号および上記データ番号を上記管理対象項目に対応することを特徴とする請求項2に記載の監視制御システム。
  5. 上記無線センサーネットワークのプロトコルに則るメッセージは、上記コーディネータ装置または上記センサーノード装置のノードを指定するアドレスを含むことを特徴とする請求項1に記載の監視制御システム。
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