JP2009199124A - 基板電位制御回路、オフリーク電流モニタ回路、及び動作電流モニタ回路 - Google Patents

基板電位制御回路、オフリーク電流モニタ回路、及び動作電流モニタ回路 Download PDF

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理子 中井
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Abstract

【課題】MOSトランジスタのリーク電流の低減を適切に図ることができる基板電位制御回路を得る。
【解決手段】動作電流モニタ信号SBが動作電流が所定の基準を満足することを指示し、リークモニタ信号SA0が逆バイアス度合を高めることを指示する場合、活性状態のチャージポンプ回路3PによってPMOS用基板電位VBPを深く引く制御が行われる。一方、動作電流モニタ信号SBが動作電流が所定の基準を満足しないと指示する場合、リークモニタ信号SA0の指示内容に関係なく、所定の基準を満足させる動作電流を得るため、ディスチャージスイッチ回路4PによってPMOS用基板電位VBPを浅くする制御が行われる。
【選択図】図1

Description

この発明は、MOSトランジスタの基板電圧を制御する基板電位制御回路に関する。
「MOS」という用語は、古くは金属/酸化物/半導体の積層構造に用いられており、Metal-Oxide-Semiconductorの頭文字を採ったものとされている。しかしながら特にMOS構造を有する電界効果トランジスタ(以下、単に「MOSトランジスタ」と称す)においては、近年の集積化や製造プロセスの改善などの観点からゲート絶縁膜やゲート電極の材料が改善されている。
例えばMOSトランジスタにおいては、主としてソース・ドレインを自己整合的に形成する観点から、ゲート電極の材料として金属の代わりに多結晶シリコンが採用されてきている。また電気的特性を改善する観点から、ゲート絶縁膜の材料として高誘電率の材料が採用されるが、当該材料は必ずしも酸化物には限定されない。
従って「MOS」という用語は必ずしも金属/酸化物/半導体の積層構造のみに限定されて採用されているわけではなく、本明細書でもそのような限定を前提としない。即ち、技術常識に鑑みて、ここでは「MOS」とはその語源に起因した略語としてのみならず、広く導電体/絶縁体/半導体の積層構造をも含む意義を有する。
MOSトランジスタ(MOSFET)のサブスレッショルド領域・あるいは飽和領域のある任意のゲート電圧値のドレイン電流が温度依存性、プロセスばらつき依存性がないようにMOSトランジスタの基板電位を制御可能とする基板電位制御回路が用いられる。例えば、特許文献1において、速度性能を維持しながら消費電力を最小化するように電源電圧及び基板(バイアス)電圧を制御するLSIが開示されている。
特開2007−264726号公報
しかしながら、半導体装置の微細化に伴いGIDL(Gate-Induced-Drain-Leakage)などの影響によって、基板電圧における逆バイアス度合を大きくしすぎたときがリーク電流はむしろ増える可能性がある。
特に、現在製品化されているチップの中には、スタンバイ電流のスペックが、常温・高温両方に対して存在しているものもあり、そのような場合、常温における基板電位と高温における基板電位の最適値は異なる可能性が高い。
このように、従来の基板電位制御技術では、MOSトランジスタのリーク電流の低減の適切に図ることができないという問題点があった。
この発明は上記問題点を解決するためになされたもので、MOSトランジスタのリーク電流の低減を適切に図ることができる基板電位制御回路を得ることを目的とする。
この発明の一実施の形態によれば、チャージポンプ回路は、動作電流モニタ回路から動作電流モニタ信号を受け、オフリーク電流モニタ回路からリークモニタ信号を受け、ディスチャージスイッチ回路は動作電流モニタ回路から動作電流モニタ信号を受ける。
そして、チャージポンプ回路は、動作電流モニタ信号が動作電流が所定の基準を満足することを指示し、リークモニタ信号が第1の基板電位の逆バイアス度合を高くすることを指示する場合、活性状態となり、第1の基板電位を逆バイアス度合が高くなるようにチャージポンブ動作を行う。
一方、ディスチャージスイッチ回路は、動作電流モニタ信号が所定の基準を満足しないことを指示する場合、リークモニタ信号の内容に関係なく活性状態となり、第1の基板電位を逆バイアス度合が低くなる方向にディスチャージする。
この実施の形態によれば、オフリーク電流モニタ回路リークモニタ信号に基づき、リーク電流が低減されるように動的に制御することにより、その時点において最適なPMOS用基板電位及びNMOS用基板電位を得ることができる効果を奏する。
加えて、動作電流モニタ回路の動作電流モニタ信号が動作電流が基準を満足していないと判断した場合、リーク電流の状況に関係なく、優先的にPMOS用基板電位及びNMOS用基板電位を浅く制御している。その結果、動作電流不足を生じさせることなく、PMOS用基板電位及びNMOS用基板電位を制御することができる。
<実施の形態1>
図1はこの発明の実施の形態1である基板電位制御回路の構成を示すブロック図である。同図に示すように、実施の形態1の基板電位制御回路は、モニタ回路部C1及び基板電位制御部C2から構成され、ターゲット回路5内のPMOS回路部分5p及びNMOS回路部分5nのPMOS用基板電位VBP及びNMOS用基板電位VBN基板電位を制御する。
モニタ回路部C1は、オフリーク電流モニタ回路1P、動作電流モニタ回路2及びオフリーク電流モニタ回路1Nから構成される。
オフリーク電流モニタ回路1PはPMOS用基板電位VBPに基板電位を設定したPMOSトランジスタのオフ状態時におけるリーク電流をモニタし、基板電位の逆バイアス度合を高める必要があると判断した場合は、“L”のリークモニタ信号SA0(“H”のリークモニタ信号SA1)を出力し、基板電位の逆バイアス度合を高める必要がないと判断した場合は“H”のリークモニタ信号SA0(“L”の信号SA1)を出力する。なお、逆バイアス度合とは基板(ウェル領域)とソース・ドレイン領域とのPN接合に係る逆方向バイアスの度合を意味する。
同様に、オフリーク電流モニタ回路1NはNMOSトランジスタのオフ状態時におけるリーク電流をモニタし、基板電位の逆バイアス度合を高める必要があると判断した場合は、“H”のリークモニタ信号SD0(“L”の信号リークモニタ信号SD1)を出力し、基板電位の逆バイアス度合を高める必要がないと判断した場合は“L”のリークモニタ信号SD0(“H”の信号SD1)を出力する。
なお、オフリーク電流モニタ回路1P及び1Nは、一般的には、一のMOSトランジスタのリーク電流をカレントミラー回路等を用いて増幅したモニタ電流を検出し、差動増幅回路の出力として得る構成が考えられる。
(オフリーク電流モニタ回路)
図2は図1で示したオフリーク電流モニタ回路1Nにおいて、この発明に適した内部構成を示す回路図である。同図に示すように、オフリーク電流モニタ回路1Nは、PMOSトランジスタQ10,Q11、NMOSモニタトランジスタQM,QR、接続線L0,L1及びセンス回路12から構成される。
PMOSトランジスタQ10,Q11はソースが共に電源電位VDDに接続され、ゲートにプリチャージ信号PCENを共通に受ける。PMOSトランジスタQ10のドレインに接続線L0が接続され、PMOSトランジスタQ11のドレインが接続線L1に接続される。
接続線L0に対応してメインモニタトランジスタ群10が設けられ、接続線L1に対応してサブモニタトランジスタ群11が設けられる。
メインモニタトランジスタ群10は、各々が接続線L0,接地電位GND間に並列に設けられた所定数個(100個程度)の、ゲート・ソース共通のNMOSモニタトランジスタQMから構成される。
一方、サブモニタトランジスタ群11は、各々が接続線L1,接地電位GND間に並列に設けられた上記所定数個の、ゲート・ソース共通のNMOSモニタトランジスタQRから構成される。なお、NMOSモニタトランジスタQM及びNMOSモニタトランジスタQRは同一トランジスタサイズで構成される。すなわち、NMOSモニタトランジスタQM及びQMそれぞれに同一基板電位が付与されると同一量のリーク電流が生じる。
そして、サブモニタトランジスタ群11の所定数個のNMOSモニタトランジスタQRの基板電位(ウェル電位)として近接基板電位VBN1が付与される。一方、メインモニタトランジスタ群10の所定数個のNMOSモニタトランジスタQMの基板電位としてNMOS用基板電位VBNが付与される。なお、近接基板電位VBN1は後述するチャージポンプ回路3Nによって生成され、NMOS用基板電位VBNより少し高い電位である。
したがって、プリチャージイネーブル信号PCENを所定期間“H”にして、接続線L0,L1を電源電位VDDにプリチャージした後、メインモニタトランジスタ群10に生じるリーク電流量がサブモニタトランジスタ群11に生じるリーク電流量より小さい場合、接続線L0の電位VL0は接続線L1の電位VL1より高くなる。逆に、サブモニタトランジスタ群11のリーク電流量がメインモニタトランジスタ群10のリーク電流量より小さい場合、電位VL0は電位VL1より低くなる。
センス回路12は接続線L0及び接続線L1の電位VL0,VL1間の電位差をセンスして増幅することにより、リークモニタ信号SD0及びSD1を得る。すなわち、「VL0>VL1」のとき、リークモニタ信号SD0及びSD1は“H”及び“L”となり、「VL0<VL1」のとき、リークモニタ信号SD0及びSD1は“L”及び“H”となる。
加えて、センス回路12は、メインモニタトランジスタ群10及びサブモニタトランジスタ群11の双方にリーク電流がほとんどなく、電位VL0と電位VL1とが電源電位VDDレベルで等しい場合、センス回路12のリークモニタ信号SD0及びSD1は“H”及び“H”となるように動作する。
また、メインモニタトランジスタ群10及びサブモニタトランジスタ群11の双方に同程度の比較的多量のリーク電流が流れ、電位VL0と電位VL1とが接地電位GND近くの電位(例えば、センス回路12のセンス可能範囲を下回る領域の電位)で等しい場合、センス回路12のリークモニタ信号SD0及びSD1は“L”及び“L”となるように動作する。
このように、オフリーク電流モニタ回路1Nは、NMOS用基板電位VBNに設定されたメインモニタトランジスタ群10のリーク電流量が、近接基板電位VBN1に設定されたサブモニタトランジスタ群11のリーク電流量より大きいに応じて、リークモニタ信号SD0及びSD1として“H”及び“L”を出力する差動増幅を基本動作としたオフリーク電流のモニタ動作を行う。
その結果、オフリーク電流モニタ回路1Nは、オフリーク電流量の微小変化に対しても、正確にオフリーク電流の増減を指示するリークモニタ信号SD0及びSD1を得ることができる。
なお、オフリーク電流モニタ回路1Pにおいても、一部極性が反対になる点をのぞき、オフリーク電流モニタ回路1Nと同様に構成することができ、同様な効果を奏する。
ただし、オフリーク電流モニタ回路1Pにおけるセンス回路は、極性が逆のため、メインモニタトランジスタ群及びサブモニタトランジスタ群の双方にリーク電流がほとんどない場合、リークモニタ信号SA0及びSA1は“L”及び“L”となるように動作する。
したがって、オフリーク電流モニタ回路1Pにおけるセンス回路は、メインモニタトランジスタ群及びサブモニタトランジスタ群の双方に同程度の比較的多量のリーク電流が流れると、リークモニタ信号SA0及びSA1は“H”及び“H”となるように動作する。
動作電流モニタ回路2はPMOSトランジスタ及びNMOSトランジスタそれぞれの動作電流をモニタし、PMOSトランジスタの動作電流が所定の基準を満足している場合は、“L”の動作電流モニタ信号SBを出力し、所定の基準を満足していない(スペック割れ)場合は“H”の動作電流モニタ信号SBを出力する。
同様にして、動作電流モニタ回路2はNMOSトランジスタの動作電流が所定の基準を満足している場合は“L”の動作電流モニタ信号SCを出力し、所定の基準を満足していない場合は“H”の動作電流モニタ信号SCを出力する。
上記のように、動作電流モニタ回路2は動作電流モニタ信号SBを出力する第1の動作電流モニタ回路と動作電流モニタ信号SCを出力する第2の動作電流モニタ回路とが一体化した構成を呈している。
基板電位制御部C2は、チャージポンプ回路3P、ディスチャージスイッチ回路4P、ディスチャージスイッチ回路4N及びチャージポンプ回路3Nから構成されている。
チャージポンプ回路3Pはターゲット回路5のPMOS回路部分5pに対応して設けられ、オフリーク電流モニタ回路1Pからの信号SA0及び信号SA1並びに動作電流モニタ信号SBに基づき、PMOS用基板電位VBPを設定するチャージポンプ動作を行う。
チャージポンプ回路3Nはターゲット回路5のNMOS回路部分5nに対応して設けられ、オフリーク電流モニタ回路1Nからのリークモニタ信号SD0及びSD1並びに動作電流モニタ信号SCに基づき、NMOS用基板電位VBNを設定するチャージポンプ動作を行う。
なお、センス回路12を差動増幅構成とせず、電位LV0を第1のVCOに制御電圧として入力し発振周波数f1で発振させ、電位LV1を第2のVCOに制御電圧として入力し発振周波数f2で発振させ、発振周波数f1,f2との差を検知する構成で実現することもできる。
図3はチャージポンプ回路3Nの回路構成例を示す説明図である。同図に示すように、チャージポンプ回路3Nは、NORゲートG1、クロック生成部31、ポンプ回路部32、基板電位生成用抵抗群33、参照電位生成用抵抗群34及びコンパレータ35から構成される。
NORゲートG1はコンパレータ35のコンパレータ出力信号S35、動作電流モニタ信号SC、リークモニタ信号SD1を受け、その出力がクロック生成部31に付与される。クロック生成部31は初段はNANDゲートG31であり、以降がインバータG32でNORゲートG31とインバータG32との総数が奇数段のリング回路により構成され、リング発振によるクロックS31を生成する。
ポンプ回路部32は発振しているクロックS31に基づきNMOS用基板電位VBNが負の方向によりシフトされるようにチャージポンプ機能を有する。
基板電位用抵抗群33は、電源電位VDDとNMOS用基板電位VBN生成用のノードN32との間に直接に設けられた抵抗R31〜R33より構成され、抵抗R31,抵抗R32間の電位である検出電位VBNRがコンパレータ35の負入力に付与される。また、抵抗R33の中間点付近から、近接基板電位VBN1が得られる。したがって、近接基板電位VBN1はNMOS用基板電位VBNから少し正方向にシフトさせた電位となる。
このように、チャージポンプ回路3NはNMOS用基板電位VBNと共に、近接基板電位VBN1を生成することができる。
参照電位用抵抗群34は、電源電位VDDと接地電位GNDとの間に直接に設けられた抵抗R34〜R36より構成され、抵抗R35,抵抗R36間の電位である比較電位VR1がコンパレータ35の正入力に付与される。比較電位VR1は、NMOS用基板電位VBNが信頼性限界電位以下になると「VBNR<VREF1」のなる値に設定される。
このような構成のチャージポンプ回路3Nは、コンパレータ出力信号S35、動作電流モニタ信号SC及びリークモニタ信号SD1の全てが“L”のとき、NORゲートG1の出力が“H”となる。
すなわち、NMOS用基板電位VBNが「VBNR>VREF1」を満足し、動作電流モニタ信号SCが動作電流が所定の基準を満足していることを指示し、かつ、リークモニタ信号SD1がNMOS用基板電位VBNを低くすることを指示する場合に、クロック生成部31が発振することにより、チャージポンプ回路3Nは活性状態となる。
チャージポンプ回路3Nが活性状態になると、クロック生成部31のクロックS31によりポンプ回路部32によるチャージポンプ動作によりNMOS用基板電位VBNが逆バイアス度合が高められる。このように、チャージポンプ回路3Nは活性状態時にNMOS用基板電位VBNを深く引くように動作する。
なお、チャージポンプ回路3Pも一部極性が反対になる点を除き、チャージポンプ回路3Nと同様に構成され、活性状態時にPMOS用基板電位VBPを深く引く動作を行う。
図4はディスチャージスイッチ回路4Nの構成例を示す回路図である。同図に示すように、ディスチャージスイッチ回路4NはバッファG4、及びNMOSトランジスタQ41から構成される。
バッファG4は動作電流モニタ信号SCを入力し、バッファG4の出力がNMOSトランジスタQ41のゲートに付与される。NMOSトランジスタQ41はドレインに接地電位GNDを受け、ソースがNMOS用基板電位VBNが付与されるノードに接続される。
このような構成のディスチャージスイッチ回路4Nは、動作電流モニタ信号SCが“L”のときはNMOSトランジスタQ41がオフし、NMOS用基板電位VBNに何ら影響を与えない。
一方、動作電流モニタ信号SCが“H”のとき、NMOSトランジスタQ41がオンし、活性状態となり、NMOS用基板電位VBNを接地電位GNDに向けて引き上げる。その結果、NMOS用基板電位VBNを浅くする基板電位制御がなされる。
なお、ディスチャージスイッチ回路4Pも一部極性が反対になる点を除き、ディスチャージスイッチ回路4Nと同様に構成される。
図5はリークモニタ信号SA0及びSA1と動作電流モニタ信号SBとによる、チャージポンプ回路3P及びディスチャージスイッチ回路4Pの動作内容を表形式で示した説明図である。同図において、チャージポンプ回路3P及びディスチャージスイッチ回路4Pの活性/非活性状態を“on”/“off”で示している。
同図に示すように、動作電流モニタ信号SBが“L”でリークモニタ信号SA0が“L”(SA1=“H”)のとき、チャージポンプ回路3Pが活性状態となり、ディスチャージスイッチ回路4Pは非活性状態となり、PMOS用基板電位VBPの逆バイアス度合を高める制御が行われる。
すなわち、実施の形態1の基板電位制御回路は、動作電流モニタ信号SBが動作電流が所定の基準を満足することを指示し、リークモニタ信号SA0が逆バイアス度合を高めることを指示する場合、活性状態のチャージポンプ回路3PによりPMOS用基板電位VBPを深く引く制御を行う。
また、動作電流モニタ信号SBが“L”でリークモニタ信号SA0が“H”(SA1=“L”)のとき、チャージポンプ回路3Pが非活性状態となり、ディスチャージスイッチ回路4Pが非活性状態となり、PMOS用基板電位VBPに関し何ら制御が行われない。
すなわち、実施の形態1の基板電位制御回路は、動作電流モニタ信号SBが動作電流が所定の基準を満足することを指示しても、リークモニタ信号SA0が逆バイアス度合を高めることを指示しない場合、現状がリーク電流が最適な状況と判断し、PMOS用基板電位VBPに関する制御は行わない。この場合、基板,ウェル間のリーク電流等の原因により、PMOS用基板電位VBPは電源電位VDD側に緩やかに遷移すると考えられる。
一方、動作電流モニタ信号SBが“H”の場合、リークモニタ信号SA0(及びSA1)の“H”/“L”に関係なく、チャージポンプ回路3Pが非活性状態となり、ディスチャージスイッチ回路4Pが活性状態となり、PMOS用基板電位VBPを電源電位VDDに向けてディスチャージする。
すなわち、実施の形態1の基板電位制御回路は、動作電流モニタ信号SBが動作電流が所定の基準を満足しないと指示する場合、リークモニタ信号SA0の指示内容に関係なく、所定の基準を満足させる動作電流を得るため、PMOS用基板電位VBPを浅くする制御を行う。
なお、図2で示したオフリーク電流モニタ回路のように、リークモニタ信号SA0及びSA1の“H”及び“H”出力(リーク電流が比較的多量な場合)、“L”及び“L”出力(リーク電流がほとんど無い場合)の機能が存在するときは、図5のカッコ内の動作を行う。
すなわち、動作電流モニタ信号SBが“L”の際、リークモニタ信号SA0及びSA1が“H”及び“H”の場合も、リーク電流が比較的多量に発生し基板電位を深くする必要があると判断し、チャージポンプ回路3Pを活性状態にしている。
図6はリークモニタ信号SD0及びSD1と動作電流モニタ信号SCとによる、チャージポンプ回路3N及びディスチャージスイッチ回路4Nの動作内容を表形式で示した説明図である。同図において、チャージポンプ回路3N及びディスチャージスイッチ回路4Nの活性/非活性状態を“on”/“off”で示している。
同図に示すように、動作電流モニタ信号SCが“L”でリークモニタ信号SD0が“H”(SD1=“L”)のとき、チャージポンプ回路3Nが活性状態となり、ディスチャージスイッチ回路4Nは非活性状態となり、NMOS用基板電位VBNの逆バイアス度合を高める制御が行われる。
すなわち、実施の形態1の基板電位制御回路は、動作電流モニタ信号SCが動作電流が所定の基準を満足し、リークモニタ信号SD0がNMOS用基板電位VBNを低くすることを指示する場合、活性状態のチャージポンプ回路3NによりNMOS用基板電位VBNを深く引く制御を行う。
また、動作電流モニタ信号SCが“L”でリークモニタ信号SD0が“L”(SD1=“H”)のとき、チャージポンプ回路3Nが非活性状態となり、ディスチャージスイッチ回路4Nが非活性状態となり、NMOS用基板電位VBNに関し何ら制御が行われない。
すなわち、実施の形態1の基板電位制御回路は、動作電流モニタ信号SCが動作電流が所定の基準を満足し、リークモニタ信号SD0をNMOS用基板電位VBNを低くすることを指示しない場合、現状がリーク電流が最適な状況と判断し、NMOS用基板電位VBNに関する制御は行わない。この場合、基板,ウェル間のリーク電流等の原因により、NMOS用基板電位VBNは接地電位GND側に緩やかに遷移すると考えられる。
一方、動作電流モニタ信号SCが“H”の場合、リークモニタ信号SD0(SD1)の“H”/“L”に関係なく、チャージポンプ回路3Nが非活性状態となり、ディスチャージスイッチ回路4Nが活性状態となり、NMOS用基板電位VBNを接地電位GNDにディスチャージする。
すなわち、実施の形態1の基板電位制御回路は、動作電流モニタ信号SCが動作電流が所定の基準を満足しない場合、リークモニタ信号SD0(SD1)の指示内容に関係なく、動作電流が所定の基準を満足させるべく、NMOS用基板電位VBNを浅くする制御を行う。
なお、図2で示したオフリーク電流モニタ回路のように、リークモニタ信号SD0及びSD1の“L”及び“L”出力(リーク電流が比較的多量な場合)、“H”及び“H”出力(リーク電流がほとんど無い場合)の機能が存在するときは、図6のカッコ内の動作を行う。
すなわち、動作電流モニタ信号SBが“L”の際、リークモニタ信号SA0及びSA1が“L”及び“L”の場合も、リーク電流が比較的多量に発生し基板電位を深くする必要があると判断し、チャージポンプ回路3Nを活性状態にしている。
このように実施の形態1の基板電位制御回路は、動作電流が所定の基準を満足している場合は、オフリーク電流モニタ回路1P及び1Dのリークモニタ信号SA0及びSA1並びにリークモニタ信号SD0及びSD1に基づきチャージポンプ回路3P,3Nを動作させている。その結果、チャージポンプ回路3P,3Nのチャージポンプ動作によって、リーク電流が低減されるように動的に制御することにより、その時点において最適なPMOS用基板電位VBP及びNMOS用基板電位VBNを得ることができる効果を奏する。
加えて、動作電流モニタ回路2の動作電流モニタ信号SB及びSCが動作電流が基準を満足していないと判断した場合、リーク電流の状態に関係なく、優先的にPMOS用基板電位VBP及びNMOS用基板電位VBNを浅く制御している。その結果、動作電流不足を生じさせることなく、PMOS用基板電位VBP及びNMOS用基板電位VBNを制御することができる。
その結果、実施の形態1の基板電位制御回路は、PMOSトランジスタ及びNMOSトランジスタそれぞれのリーク電流の低減を適切に図ることができる。
<実施の形態2>
図7はこの発明の実施の形態2である基板電位制御回路の構成を示すブロック図である。同図に示すように、実施の形態2の基板電位制御回路は、モニタ回路部C1及び基板電位制御部C3から構成され、ターゲット回路5内のPMOS回路部分5p及びNMOS回路部分5nのPMOS用基板電位VBP及びNMOS用基板電位VBN基板電位を制御する。
モニタ回路部C1は、実施の形態1と同様に、オフリーク電流モニタ回路1P、動作電流モニタ回路2及びオフリーク電流モニタ回路1Nから構成される。
基板電位制御部C3は、チャージポンプ回路3P、ディスチャージスイッチ回路6P、ディスチャージスイッチ回路6N及びチャージポンプ回路3Nから構成されている。チャージポンプ回路3P及び3Nについては実施の形態1と同様に構成される。
図8はディスチャージスイッチ回路6Nの構成例を示す回路図である。同図に示すように、ディスチャージスイッチ回路6NはANDゲートG2、ORゲートG3及びNMOSトランジスタQ41から構成される。
ANDゲートG2は一方入力にリークモニタ信号SD1を受け、他方入力にリークモニタ信号SD0の反転信号を受ける。ORゲートG3は一方入力に動作電流モニタ信号SCを受け、他方入力にANDゲートG2の出力を受ける。
ORゲートG3の出力がNMOSトランジスタQ41のゲートに付与される。NMOSトランジスタQ41はドレインに接地電位GNDを受け、ソースがNMOS用基板電位VBNとなる。
このような構成のディスチャージスイッチ回路6Nは、動作電流モニタ信号SCが“L”のとき、リークモニタ信号SD0が“H”あるいはリークモニタ信号SD1が“L”であれば、ANDゲートG2の出力は“L”となり、NMOSトランジスタQ41がオフし、NMOS用基板電位VBNに何ら影響を与えない。
動作電流モニタ信号SCが“L”のとき、リークモニタ信号SD1が“H”で、かつ、リークモニタ信号SD0が“L”であれば、NMOSトランジスタQ41がオンし、活性状態となり、NMOS用基板電位VBNを接地電位GND側に引き上げる。その結果、NMOS用基板電位VBNを浅くする電位制御がなされる。
一方、動作電流モニタ信号SCが“H”のとき、リークモニタ信号SD0及びSD1の値に関係なく、NMOSトランジスタQ41がオンし、活性状態となり、NMOS用基板電位VBNを接地電位GND側に引き上げる。その結果、NMOS用基板電位VBNを浅くする電位制御がなされる。
なお、ディスチャージスイッチ回路6Pも一部極性が反対になる点を除き、ディスチャージスイッチ回路6Nと同様に構成される。
図9はリークモニタ信号SA0及びSA1と動作電流モニタ信号SBとによる、チャージポンプ回路3P及びディスチャージスイッチ回路6Pの動作内容を表形式で示した説明図である。同図において、チャージポンプ回路3P及びディスチャージスイッチ回路6Pの活性/非活性状態を“on”/“off”で示している。
同図に示すように、動作電流モニタ信号SBが“L”でリークモニタ信号SA0が“L”(SA1=“H”)のとき、チャージポンプ回路3Pが活性状態となり、ディスチャージスイッチ回路6Pは非活性状態となり、PMOS用基板電位VBPの逆バイアス度合を高める制御が行われる。
すなわち、実施の形態2の基板電位制御回路は、動作電流モニタ信号SBが動作電流が所定の基準を満足することを指示し、リークモニタ信号SA0がPMOS用基板電位VBPを高くすることを指示する場合、活性状態のチャージポンプ回路3PによりPMOS用基板電位VBPを深く引く制御を行う。
また、動作電流モニタ信号SBが“L”でリークモニタ信号SA0が“H”(SA1=“L”)のとき、チャージポンプ回路3Pが非活性状態となり、ディスチャージスイッチ回路6Pが非活性状態となる。
このとき、リークモニタ信号SA1が“L”のため、ディスチャージスイッチ回路6Pが活性状態となり、PMOS用基板電位VBPを電源電位VDDにディスチャージする。
すなわち、実施の形態2の基板電位制御回路は、動作電流モニタ信号SBが動作電流が所定の基準を満足していると指示する場合でも、リークモニタ信号SA0がPMOS用基板電位VBPを高くすることを指示していない場合、PMOS用基板電位VBPを高めすぎたと判断し、ディスチャージスイッチ回路6Pを活性化してPMOS用基板電位VBPを浅くする制御を行う。
このように、実施の形態2の基板電位制御回路は、ディスチャージスイッチ回路6Pをリーク電流の抑制のための基板電位制御にも用いることにより、実施の形態1以上に細やかな基板電位制御を行うことができる。
一方、動作電流モニタ信号SBが“H”の場合、リークモニタ信号SA0(SA1)の“H”/“L”に関係なく、チャージポンプ回路3Pは非活性状態となり、ディスチャージスイッチ回路6Pは活性状態となり、PMOS用基板電位VBPを電源電位VDDにディスチャージする。
すなわち、実施の形態2の基板電位制御回路は、動作電流モニタ信号SBが動作電流が所定の基準を満足しない場合、リークモニタ信号SA0が指示内容に関係なく、動作電流が所定の基準を満足させるべく、PMOS用基板電位VBPを浅くする制御を行う。
なお、図2で示したオフリーク電流モニタ回路のように、リークモニタ信号SA0及びSA1の“H”及び“H”出力(リーク電流が比較的多量な場合)、“L”及び“L”出力(リーク電流がほとんど無い場合)の機能が存在するときは、図9のカッコ内の動作を行う。
すなわち、動作電流モニタ信号SBが“L”の際、リークモニタ信号SA0及びSA1が“H”及び“H”の場合も、リーク電流が多量に発生し基板電位を深くする必要があると判断し、チャージポンプ回路3Pを活性状態にしている。
図10はリークモニタ信号SD0及びSD1と動作電流モニタ信号SCとによる、チャージポンプ回路3N及びディスチャージスイッチ回路6Nの動作内容を表形式で示した説明図である。同図において、チャージポンプ回路3N及びディスチャージスイッチ回路6Nの活性/非活性状態を“on”/“off”で示している。
同図に示すように、動作電流モニタ信号SCが“L”でリークモニタ信号SD0が“H”(SD1=“L”)のとき、チャージポンプ回路3Nが活性状態となり、ディスチャージスイッチ回路6Nが非活性状態となり、NMOS用基板電位VBNの逆バイアス度合を高める制御が行われる。
すなわち、実施の形態2の基板電位制御回路は、動作電流モニタ信号SCが動作電流が所定の基準を満足すると指示し、リークモニタ信号SD0がNMOS用基板電位VBNを低くすることを指示する場合、活性状態のチャージポンプ回路3NによりNMOS用基板電位VBNを深く引く制御を行う。
また、動作電流モニタ信号SCが“L”でリークモニタ信号SD0が“L”(SD1=“L”)のとき、チャージポンプ回路3Nが非活性状態となり、ディスチャージスイッチ回路6Nが非活性状態となる。
このとき、ディスチャージスイッチ回路6Nが活性状態となり、NMOS用基板電位VBNを接地電位GND側にディスチャージする。
すなわち、実施の形態2の基板電位制御回路は、動作電流モニタ信号SCが動作電流が所定の基準を満足すると指示し、リークモニタ信号SD0がNMOS用基板電位VBNを低くすることを指示しない場合、NMOS用基板電位VBNが低く過ぎると判断し、NMOS用基板電位VBNを浅くする制御を行う。
このように、実施の形態2の基板電位制御回路は、ディスチャージスイッチ回路6Nをリーク電流の抑制のための基板電位制御にも用いることにより、実施の形態1以上に細やかな基板電位制御を行うことができる。
一方、動作電流モニタ信号SCが“H”の場合、リークモニタ信号SD0の“H”/“L”に関係なく、チャージポンプ回路3Nが非活性状態となり、ディスチャージスイッチ回路6Nが活性状態となり、NMOS用基板電位VBNを接地電位GND側にディスチャージする。
すなわち、実施の形態2の基板電位制御回路は、動作電流モニタ信号SCが動作電流が所定の基準を満足しないと指示した場合、リークモニタ信号SD0が指示内容に関係なく、動作電流が所定の基準を満足させるべく、NMOS用基板電位VBNを浅くする制御を行う。
<実施の形態3>
図11はこの発明の実施の形態3である動作電流モニタ回路2Aの回路構成を示す回路図である。動作電流モニタ回路2Aは図1及び図7で示した実施の形態1及び実施の形態2の基板電位制御回路における動作電流モニタ回路2として利用することができる。
同図に示すように、動作電流モニタ回路2Aは、コンパレータ21〜23、定電流源24、PMOSトランジスタQ21〜Q24及びNMOSトランジスタQ25から構成される。
コンパレータ21は正入力に1.2V程度の電源電位VDDを受け、その出力がPMOSトランジスタQ21のゲートに接続される。PMOSトランジスタQ21はソースが例えば1.8V,2.5V,3.3V程度の高電源電圧VDHに接続され、ドレインが定電流源24を介して接地される。
定電流源24としてはPMOSトランジスタQ21のオン抵抗に対して十分大きな抵抗値を有する外付け抵抗が考えられる。外付け抵抗は温度、電源電圧・ターゲット回路5の仕上がりの影響を受けにくい特性を有しており、定電流源として適している。
PMOSトランジスタQ21のドレインであるノードN21はコンパレータの負入力に付与される。
PMOSトランジスタQ22及びQ23は高電源電圧VDH,接地電位GND間に直列に接続される。PMOSトランジスタQ22のゲートはコンパレータ21の出力に接続される。PMOSトランジスタQ22はドレイン電流ID1の供給部であり、高電源電圧VDH,PMOSトランジスタQ23との間に介挿された負荷素子としても機能する。
PMOSトランジスタQ23のゲートはドレインと共通に接続され、基板電位としてPMOS用基板電位VBPが付与される。
コンパレータ22は正入力に電源電位VDDを受け、負入力にPMOSトランジスタQ22のドレインであるノードN22に接続され、その出力が動作電流モニタ信号SBとなる。
ノードN22と接地電位GNDとの間にPMOSトランジスタQ20が介挿され、PMOSトランジスタQ20のゲートにPMOS用基板電位VBPが付与される。このPMOSトランジスタQ20の基板電位としてノードN22の電位が付与される。このPMOSトランジスタQ20が後に詳述するラッチアップ防止用トランジスタとして機能する。
PMOSトランジスタQ24及びNMOSトランジスタQ25は高電源電圧VDH,接地電位GND間に直列に接続される。PMOSトランジスタQ24のゲートはコンパレータ21の出力に接続される。
NMOSトランジスタQ25のゲートはドレインと共通に接続され、基板電位としてNMOS用基板電位VBNが付与される。
コンパレータ23は正入力がPMOSトランジスタQ24のドレインであるノードN24に接続され、正入力に電源電位VDDを受け、その出力が動作電流モニタ信号SCとなる。
なお、PMOSトランジスタQ21,Q22及びQ24は同一トランジスタサイズで形成される。
PMOSトランジスタQ23の動作電流が所定の基準電流量の場合、ノードN22の電位V22(ID1(PMOSトランジスタQ23のドレイン電流)×RonP(PMOSトランジスタQ23のオン抵抗値))は電源電位VDDと同程度になるように設定される。同様に、NMOSトランジスタQ25の動作電流が所定の基準電流量の場合、ノードN24の電位V24(ID2(NMOSトランジスタQ25のドレイン電流)×RonN(NMOSトランジスタQ25のオン抵抗値))は電源電位VDDと同程度になるように設定される。
このような構成において、コンパレータ21は電源電位VDDとノードN21の電位V21とを比較し、電源電位VDDと電位V21とが等しくなるようにPMOSトランジスタQ21のゲート電位を制御することにより、定電流源24には定電流I24(電流量IC)が流される。
その結果、PMOSトランジスタQ22及びPMOSトランジスタQ24のドレイン電流ID1及びID2は、定電流I24と同一の電流量ICとなる。このように、コンパレータ21、定電流源24、PMOSトランジスタQ21,Q22,Q24は、PMOSトランジスタQ23及びNMOSトランジスタQ25のドレイン電流ID1及びID2として、定電流を供給する定電流供給部として機能する。
PMOSトランジスタQ23の動作電流が所定の基準電流量より多く流れている場合、PMOSトランジスタQ23のオン抵抗値(RonP)は小さくなり、ノードN22の電位V22(IC×RonP)は電源電位VDDを下回る。その結果、コンパレータ22より“L”の動作電流モニタ信号SBが出力される。
一方、PMOSトランジスタQ23の動作電流が所定の基準電流量を下回る場合、PMOSトランジスタQ23のオン抵抗値(RonP)は大きくなりノードN22の電位V22は電源電位VDDを上回る。その結果、コンパレータ23より“L”の動作電流モニタ信号SCが出力される。
同様にして、NMOSトランジスタQ25の動作電流が所定の基準電流量より多く流れている場合、NMOSトランジスタQ25のオン抵抗値(RonN)は小さくなり、ノードN24の電位V24(IC×RonN)は電源電位VDDを下回る。その結果、コンパレータ23より“L”の動作電流モニタ信号SCが出力される。
一方、NMOSトランジスタQ25の動作電流が所定の基準電流量を下回る場合、NMOSトランジスタQ25のオン抵抗値(RonN)は大きくなりノードN24の電位V22は電源電位VDDを上回る。その結果、コンパレータ23より“L”の動作電流モニタ信号SCが出力される。
図12〜図14はPMOSトランジスタQ20によるラッチアップ効果を説明する図である。図12はラッチアップ現象を示す回路図である。図13はPMOSトランジスタQ20が存在しない場合のPMOSトランジスタQ23の周辺断面図であり、図14はPMOSトランジスタQ20が存在する場合のPMOSトランジスタQ23の周辺断面図である。
図13及び図14に示すように、図示しないP基板(上層部にNMOSトランジスタを選択的に形成)の上層部にPMOSトランジスタQ23が形成されるNウェル領域25が設けられる。このNウェル領域25の上層部にPソース領域26,Pドレイン領域27が選択的に形成され、Pソース領域26,Pドレイン領域27間のNウェル領域25上にゲート酸化膜(図示せず)を介してゲート電極28が形成される。Pドレイン領域27は接地電位GNDに接続され、Pソース領域26がノードN22となる。また、Nウェル領域25にはPMOS用基板電位VBPが印加される。
一方、図14に示すように、図示しない上記P基板の上層部にPMOSトランジスタQ20が形成されるNウェル領域15がNウェル領域25と独立して設けられる。このNウェル領域25の上層部にPソース領域16,Pドレイン領域17が選択的に形成され、Pソース領域16,Pドレイン領域17間のNウェル領域15上にゲート酸化膜(図示せず)を介してゲート電極18が形成される。Pドレイン領域17は接地電位GNDに接続され、Pソース領域16及びNウェル領域15にはノードN22の電位V22が付与される。なお、PMOSトランジスタQ20の閾値Vt20は、PMOSトランジスタQ23のラッチアップ発生電流IL1によるラッチアップが生じる恐れのあるPMOS用基板電位VBP,V22間の電位差をより低く設定される必要がある。
PMOSトランジスタQ23の動作電流は上記基準電流量の前後で変動するため、ノードN22の電位V22は電源電位VDD付近の電位となる。しかし、動作状況によっては、電位V22がはるかに高い電位となるケースがある。
このようなケースにおいて、例えば、電位V22がPMOS用基板電位VBPよりも0.7V以上高い電位なると、図12及び図13に示すように、Pソース領域26とNウェル領域25との間にラッチアップ発生電流IL1が流れ、PMOSトランジスタQ23を含む寄生サイリスタ構造においてラッチアップ現象が発生してしまう。
実施の形態3の動作電流モニタ回路2Aは、PMOSトランジスタQ20を設けているため、電位V22がPMOS用基板電位VBPより高くなり、「VBP+Vt20」を超えるとPMOSトランジスタQ22がオンし、電位V22を低下させる。したがって、上述したPMOSトランジスタQ23に発生するラッチアップ現象を回避し、大電流消費を未然に防ぐことができる効果を奏する。
<実施の形態4>
図15はこの発明の実施の形態4である動作電流モニタ回路4Bを示す回路図である。動作電流モニタ回路2Bも、動作電流モニタ回路2Aと同様、は図1及び図7で示した実施の形態1及び実施の形態2の基板電位制御回路における動作電流モニタ回路2として利用することができる。
同図に示すように、他の構成例である動作電流モニタ回路2Bは、リング発振回路40P,40N、カウンタ43P,43N、比較用カウンタ44P,44N及び引算器45P,45Nから構成される。
リング発振回路40Pは3段直列接続の3入力NORゲートG11〜G13より構成される。NORゲートG11〜G13はそれぞれCMOSで実現される。
NORゲートG11〜G13それぞれの2入力は接地電位GNDに固定され、残りの1入力によって入出力間がループ接続される。リング発振回路40PはNORゲートG11〜G13を構成すべくPMOS回路部分41p及びNMOS回路部分41nを有する。PMOS回路部分41pにはPMOS用基板電位VBPが付与され、NMOS回路部分41nにはNMOS用基板電位VBNが付与される。
このような構成のリング発振回路40Pは、NORゲートG11〜G13の信号伝搬遅延時間に基づく発振周波数で発振クロックPCLKを生成する。
カウンタ43Pは発振クロックPCLKのクロック数を所定期間カウントし、カウント結果C43Pを出力する。
一方、比較用カウンタ44Pは比較用クロックRCLKPのクロック数を所定期間カウントし、カウント結果C44Pを出力する。比較用クロックRCLKPは水晶振動子を用いる等、正確性の高いクロックが用いられる。
引算器45Pは比較結果C44Pから比較結果C43Pを差し引きその正/負に基づき“H”/“L”の動作電流モニタ信号SBを出力する。
リング発振回路40Nは3段直列接続の3入力NANDゲートG21〜G23より構成される。NANDゲートG21〜G23はそれぞれCMOSで実現される。
NANDゲートG21〜G23それぞれの2入力は電源電位VDDに固定され、残りの1入力によって入出力間がループ接続される。リング発振回路40NはNANDゲートG21〜G23を構成すべくNMOS回路部分42p及びNMOS回路部分42nを有する。PMOS回路部分42pにはPMOS用基板電位VBPが付与され、NMOS回路部分42nにはNMOS用基板電位VBNが付与される。
このような構成のリング発振回路40Nは、NANDゲートG21〜G23の信号伝搬遅延時間に基づく発振周波数で発振クロックNCLKを生成する。
カウンタ43Nは発振クロックNCLKのクロック数を所定期間カウントし、カウント結果C43Nを出力する。
比較用カウンタ44Nは比較用クロックRCLKNのクロック数を上記所定期間カウントし、カウント結果C44Nを出力する。比較用クロックRCLKNは水晶振動子を用いる等、正確性の高いクロックが用いられる。
引算器45Nは比較結果C44Nから比較結果C43Nを差し引きその正/負に基づき“H”/“L”の動作電流モニタ信号SCを出力する。
3入力NORゲートG11〜G13をCMOSで構成する場合、NMOSトランジスタに比べPMOSトランジスタの動作速度の影響を受ける。なぜなら、3入力NORゲートをCMOSで構成すると、NMOSトランジスタが3個並列に接続されるのに対し、PMOSトランジスタは3個直列に接続される構成を採るからである。
3入力NANDゲートG21〜G23をCMOSで構成する場合、PMOSトランジスタに比べNMOSトランジスタの動作速度の影響を受ける。なぜなら、3入力NANDゲートをCMOSで構成すると、PMOSトランジスタが3個並列に接続されるのに対し、NMOSトランジスタは3個直列に接続される構成を採るからである。
そこで、PMOSトランジスタが所定の基準量の動作電流で動作している場合に想定される、リング発振回路40Pの発振クロックPCLKを周波数を比較用クロックRCLKPの周波数として設定する。同様に、NMOSトランジスタが所定の基準量の動作電流で動作している場合に想定される、リング発振回路40Nの発振クロックNCLKを周波数を比較用クロックRCLKNの周波数として設定する。なお、PMOSトランジスタ及びNMOSトランジスタにおいて動作電流と動作速度とは正の相関がある。
したがって、PMOSトランジスタの動作電流が所定の基準量を超えている場合、発振クロックPCLKは比較用クロックRCLKPより発振周波数は高くなるため、動作電流モニタ信号SBは“L”となる。一方、NMOSトランジスタの動作電流が所定の基準量を下回っている場合、発振クロックPCLKは比較用クロックRCLKPより発振周波数は低くなるため、動作電流モニタ信号SBは“H”となる。
図16は比較用クロックRCLKPと発振クロックPCLKとの関係を示すタイミング図である。同図において、比較用クロックRCLKPに比べ発振クロックPCLKの方が発振周波数が高い状態を示している。
同様にして、NMOSトランジスタの動作電流が所定の基準量を超えている場合、発振クロックNCLKは比較用クロックRCLKNより発振周波数は高くなるため、動作電流モニタ信号SCは“L”となる。一方、NMOSトランジスタの動作電流が所定の基準量を下回っている場合、発振クロックNCLKは比較用クロックRCLKNより発振周波数は低くなるため、動作電流モニタ信号SCは“H”となる。
このように、動作電流モニタ回路2Bによっても、PMOS用基板電位VBPによるPMOSトランジスタの動作電流の良否、及びNMOS用基板電位VBNによるNMOSトランジスタの動作電流の良否をモニタすることができる。
この発明の実施の形態1である基板電位制御回路の構成を示すブロック図である。 図1で示したオフリーク電流モニタ回路1Nの内部構成を示す回路図である。 図1で示したチャージポンプ回路の回路構成例を示す説明図である。 図1で示したディスチャージスイッチ回路の構成例を示す回路図である。 図1で示したPMOSトランジスタ用チャージポンプ回路及びディスチャージスイッチ回路の動作内容を表形式で示した説明図である。 図1で示したNMOSトランジスタ用チャージポンプ回路及びディスチャージスイッチ回路の動作内容を表形式で示した説明図である。 この発明の実施の形態2である基板電位制御回路の構成を示すブロック図である。 図7で示したディスチャージスイッチ回路の構成例を示す回路図である。 図7で示したで示したPMOSトランジスタ用チャージポンプ回路及びディスチャージスイッチ回路の動作内容を表形式で示した説明図である。 図7で示したNMOSトランジスタ用チャージポンプ回路及びディスチャージスイッチ回路の動作内容を表形式で示した説明図である。 この発明の実施の形態3である動作電流モニタ回路の回路構成を示す回路図である。 ラッチアップ現象を示す回路図である。 ラッチアップ防止用トランジスタが存在しない場合の動作電流モニタ用PMOSトランジスタの断面を示す断面図である。 動作電流モニタ用PMOSトランジスタ及びラッチアップ防止用トランジスタの断面を示す断面図である。 この発明の実施の形態4である動作電流モニタ回路4Bを示す回路図である。 図15で示した比較用クロックと発振クロックとの関係を示すタイミング図である。
符号の説明
1N,1P オフリーク電流モニタ回路、2,2A,2B 動作電流モニタ回路、3N,3P チャージポンプ回路、4N,4P,6N,6P ディスチャージスイッチ回路、5 ターゲット回路、10 メインモニタトランジスタ群、11 サブモニタトランジスタ群、12 センス回路、C1 モニタ回路部、C2,C3 基板電位制御部。

Claims (6)

  1. 第1の導電型の第1種のMOSトランジスタを有する第1のMOS回路部分を含むターゲット回路に対し、前記第1のMOS回路部分の第1種のMOSトランジスタ用の基板電位として第1の基板電位を付与する基板電位制御回路であって、
    前記第1の基板電位を基板電位として受ける第1種のMOSトランジスタのオフリーク電流をモニタし、前記第1の基板電位の逆バイアス度合を高くするか否かを指示する第1のリークモニタ信号を出力する第1のオフリーク電流モニタ回路と、
    前記第1の基板電位で動作させた第1種のMOSトランジスタの動作電流をモニタし、当該動作電流が第1の基準を満足するか否かを指示する第1の動作電流モニタ信号を出力する第1の動作電流モニタ回路と、
    前記第1の動作電流モニタ信号が前記第1の基準を満足することを指示し、前記第1のリークモニタ信号が前記第1の基板電位の逆バイアス度合を高くすることを指示する場合、活性状態となり、前記第1の基板電位を逆バイアス度合が高くなる方向にシフトさせる第1の基板電位設定回路と、
    前記第1の動作電流モニタ信号が前記第1の基準を満足しないことを指示する場合、前記第1のリークモニタ信号の内容に関係なく活性状態となり、前記第1の基板電位を逆バイアス度合が低くなる方向にディスチャージする第1のディスチャージスイッチ回路とを備える、
    基板電位制御回路。
  2. 請求項1記載の基板電位制御回路であって、
    前記ターゲット回路は、第2の導電型の第2種のMOSトランジスタを有する第2のMOS回路部分をさらに含み、
    前記基板電位制御回路は、
    前記第2のMOS回路部分の第2種のMOSトランジスタ用の基板電位として第2の基板電位を付与し、
    前記第2の基板電位を基板電位として受ける第2種のMOSトランジスタのオフリーク電流をモニタし、前記第2の基板電位の逆バイアス度合を高くするか否かを指示する第2のリークモニタ信号を出力する第2のオフリーク電流モニタ回路と、
    前記第2の基板電位で動作させた第2種のMOSトランジスタの動作電流をモニタし、当該動作電流が第2の基準を満足するか否かを指示する第2の動作電流モニタ信号を出力する第2の動作電流モニタ回路と、
    前記第2の動作電流モニタ信号が前記第2の基準を満足することを指示し、前記第2のリークモニタ信号が前記第2の基板電位の逆バイアス度合を高くすることを指示する場合、活性状態となり、前記第2の基板電位を逆バイアス度合が高くなる方向にシフトさせる第2の基板電位設定回路と、
    前記第2の動作電流モニタ信号が前記第2の基準を満足しないことを指示する場合、前記第2のリークモニタ信号の内容に関係なく活性状態となり、前記第2の基板電位を逆バイアス度合が低くなる方向にディスチャージする第2のディスチャージスイッチ回路とをさらに備える、
    基板電位制御回路。
  3. 請求項1記載の基板電位制御回路であって、
    第1のディスチャージスイッチ回路は、前記第1の動作電流モニタ信号が前記第1の基準を満足する場合においても、前記第1のリークモニタ信号が前記第1の基準電位の逆バイアス度合を高くすることを指示しない場合、前記第1の基板電位を逆バイアス度合が低くなる方向にディスチャージする、
    基板電位制御回路。
  4. 請求項2記載の基板電位制御回路であって、
    第1のディスチャージスイッチ回路は、前記第1の動作電流モニタ信号が前記第1の基準を満足する場合においても、前記第1のリークモニタ信号が前記第1の基準電位の逆バイアス度合を高くすることを指示しない場合、前記第1の基板電位を逆バイアス度合が低くなる方向にディスチャージし、
    第2のディスチャージスイッチ回路は、前記第2の動作電流モニタ信号が前記第2の基準を満足する場合においても、前記第2のリークモニタ信号が前記第2の基準電位の逆バイアス度合を高くすることを指示しない場合、前記第2の基板電位を逆バイアス度合が低くなる方向にディスチャージする、
    基板電位制御回路。
  5. 所定の導電型のMOSトランジスタ用の基板電位として、所定の電源電位よりも逆バイアス度合が高くなる所定方向にシフトさせて所定の基板電位を付与した場合の当該MOSトランジスタのオフリーク電流をモニタするオフリーク電流モニタ回路であって、
    前記第1及び第2の接続線に対し所定のプリチャージ電位を付与するプリチャージ動作を行うプリチャージ手段と、
    オフ設定された前記所定の導電型の複数の第1のMOSトランジスタからなるメインモニタトランジスタ群とを備え、前記複数の第1のMOSトランジスタはそれぞれ一方電極が前記第1の接続線に接続され、他方電極に前記所定のプリチャージ電位と異なる固定電位が付与され、基板電位として前記所定の基板電位が付与され、
    オフ設定された前記所定の導電型の複数の第2のMOSトランジスタからなるサブモニタトランジスタ群とを備え、前記複数の第2のMOSトランジスタはそれぞれ一方電極が前記第2の接続線に接続され、他方電極に前記固定電位が付与され、基板電位として前記所定の基板電位から前記所定方向と反対方向にシフトさせた近接基板電位が付与され、
    前記プリチャージ手段による前記プリチャージ動作後の前記第1及び第2の接続線の電位差に基づき、前記所定の基板電位の逆バイアス度合を高くするか否かを指示するリークモニタ信号を出力するセンス回路とをさらに備える、
    オフリーク電流モニタ回路。
  6. PMOSトランジスタの基板電位として所定の基板電位を付与した場合のPMOSトランジスタの動作電流をモニタする動作電流モニタ回路であって、
    電流量が同一の定電流を供給する定電流供給部と、
    一方電極に第1の電源電位を負荷素子を介して受け、他方電極に第2の電源電位が付与され、常時オン状態に設定されるモニタ用PMOSトランジスタとを備え、前記モニタ用PMOSトランジスタは、基板電位として前記所定の基板電位が付与され、一方電極から他方電極にかけて前記定電流供給部により供給される前記定電流が流れ、
    前記モニタ用PMOSトランジスタの一方電極より得られる検出電位と基準電位との比較結果に基づき、PMOSトランジスタの動作電流が所定の基準を満足するか否かを指示する動作電流モニタ信号を生成する比較回路をさらに備え、前記基準電位は前記第1及び第2の電源電位間の中間電位に設定され、
    前記所定の基板電位を制御電極に受け、一方電極が前記モニタ用PMOSトランジスタの一方電極に接続され、他方電極に前記第2の電源電位が付与される、ラッチアップ防止用PMOSトランジスタをさらに備える、
    動作電流モニタ回路。
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