JP2009198992A - 電子機器及び電子機器の組立方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】押出し成型により形成された筐体に部品を取り付けるための孔などを形成することなく、固定部材が露出しないように筐体内部に部品を組み立てることができる。
【解決手段】ネジ25により上面部材30と一体化された内部ユニット20を、筐体10の内部に滑らせて挿入する。次に、第2の底面部材50を筐体10の下端面に形成された凹部10eに当接させ、孔50bに挿入したネジ51をネジ穴21cに締結する。これにより、内部ユニット20が上面部材30及び第2の底面部材50のそれぞれに引き込まれ、上面部材30と第2の底面部材50とが筐体10を挟み込むように筐体10に取り付けられる。また、リブ10aが板バネ21aやフレーム21と当接することにより、内部ユニット20が筐体10の押出し方向と垂直方向に位置決めされる。
【選択図】 図1
【解決手段】ネジ25により上面部材30と一体化された内部ユニット20を、筐体10の内部に滑らせて挿入する。次に、第2の底面部材50を筐体10の下端面に形成された凹部10eに当接させ、孔50bに挿入したネジ51をネジ穴21cに締結する。これにより、内部ユニット20が上面部材30及び第2の底面部材50のそれぞれに引き込まれ、上面部材30と第2の底面部材50とが筐体10を挟み込むように筐体10に取り付けられる。また、リブ10aが板バネ21aやフレーム21と当接することにより、内部ユニット20が筐体10の押出し方向と垂直方向に位置決めされる。
【選択図】 図1
Description
本発明は電子機器及び電子機器の組立方法の製造方法に係り、特に押出し成形により形成された筐体を用いた電子機器及び電子機器の組立方法に関する。
押出し成形により作成された筐体として、以下のような技術が開示されている。
特許文献1には、押出し成形により形成された部材にプレス加工により部品取り付け用の孔や切欠部を形成することで、これらの孔や切欠部から筐体に部品を取り付けることができる筐体が提案されている。
特開2006―185969号公報
特許文献1に記載の筐体は、筐体に直接部品を取り付けるため、部品が挿入可能な大きさの孔や切欠き部を筐体に形成する必要がある。そのため、孔や切欠部を形成するための後加工の工程数や加工時間が増え、加工コストが高くなるという問題がある。
また、これらの孔や切欠部を覆うための部品が別途必要であるため、部品点数が増えてしまうという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、押出し成型により形成された筐体に部品を取り付けるための孔などを形成することなく、固定部材が露出しないように筐体内部に部品を組み立てることができる電子機器及び電子機器の組立方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の電子機器は、押出し成形により形成され、両端に開口部を有する中空の筒状の筐体と、各種部品が取り付けられて一体化される内部フレームと、前記筐体の一方の開口部を覆う第1の端面部材であって、前記内部フレームの一端側と第1の固定手段により一体化される第1の端面部材と、前記筐体の他方の開口部を覆う第2の端面部材であって、前記第1の端面部材が一体化された前記内部フレームの他端側に取り付けられる第2の端面部材と、前記内部フレームと前記第2の端面部材とを締結する第2の固定手段であって、前記第1の端面部材と第2の端面部材とによって前記筐体を挟み付けるように締結する第2の固定手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の電子機器によれば、押出し成形により形成され、両端に開口部を有する中空の筒状の筐体に、第1の固定手段により第1の端面部材が一端側に取り付けられた内部フレームを挿入する。第2の固定手段により、第2の端面部材が内部フレームの他端側に取り付けられると、第1の端面部材と第2の端面部材とが筐体を挟み付けるように筐体に取り付けられる。これにより、少ない部品点数、かつ簡単な構造で電子機器を形成することができる。
請求項2に記載の電子機器は、請求項1に記載の電子機器において、前記第1の固定手段は、前記内部フレームと前記第1の端面部材とを前記第1の端面部材の外観に現れない位置で固定することを特徴とする。これにより、外観上に現れる固定手段は1つの面のみであるため、デザイン性を向上させることができる。
請求項3に記載の電子機器は、請求項1又は2に記載の電子機器において、前記第2の固定手段は、前記内部フレームに設けられた雌ネジと、前記第2の端面部材に形成された孔を介して前記雌ネジに螺合する雄ネジとからなることを特徴とする。これにより、第2の端面部材と内部フレームとを第2の端面部材の外側から螺合することができる。
請求項4に記載の電子機器は、請求項3に記載の電子機器において、前記内部フレームと前記第2の端面部材との間にバネ部材を設けたことを特徴とする。これにより、内部フレームの押出し方向のガタを防止することができる。また、内部フレームがバネを介して取り付けられることにより、落下等の衝撃から内部フレームを保護することができる。また、バネを介することにより、第1の端面部材と第2の端面部材とがより強く筐体を挟み込むことができる。
請求項5に記載の電子機器は、請求項1又は2に記載の電子機器において、前記第2の固定手段は、前記内部フレーム及び第2の端面部材にそれぞれ形成された係合部と、前記係合部間に配設される引っ張りバネとからなることを特徴とする。
請求項5に記載の電子機器によれば、第2の端面部材と内部フレームは、第2の端面部材及び内部フレームに形成された係合部にそれぞれ取り付けられた引っ張りバネにより連結される。これにより、内部フレームの押出し方向のガタを防止することができる。また、内部フレームがバネを介して取り付けられることにより、落下等の衝撃から内部フレームを保護することができる。また、バネを介することにより、第1の端面部材と第2の端面部材とがより強く筐体を挟み込むことができる。
請求項6に記載の電子機器は、請求項1から5のいずれかに記載の電子機器において、前記第2の端面部材の上面に、前記第2の端面部材の外観に現れる前記第2の固定手段を隠す部材を設けたことを特徴とする。これにより、外観上に固定手段が露出されず、デザイン性を向上させることができる。
請求項7に記載の電子機器は、請求項1から6のいずれかに記載の電子機器において、前記筐体の内側の壁には、前記筐体の押出し方向に延びるリブが押出し成形により前記筐体と一体成形され、前記リブは前記内部フレームと当接することを特徴とすることを特徴とする。
請求項7に記載の電子機器によれば、筐体の内側の壁には押出し成形によりリブが形成され、リブと内部フレームとが当接することにより内部フレームが筐体内部に位置決めされる。これにより、内部フレームの筐体の周方向(押出し方向と垂直方向)の位置決めを簡単な構造で行うことができる。また、位置決め用の部材を省略することが出来、部品点数を減らすことができる。また、押出し成形では一般的に精度よく成形することが難しいが、リブを位置決めに用いる場合にはリブの部分だけ寸法精度を高くすれば良いため、押出し成形の加工が容易となる。また、筐体及び内部フレームが金属で形成された場合には、内部フレームを筐体の中空部に取り付けたときに内部フレームと筐体とを電気的に導通させることができる。これにより、筐体をグランドとして使用することができる。
請求項8に記載の電子機器は、請求項1から7のいずれかに記載の電子機器において前記内部フレームには、該内部フレームの面より凸となる突起が形成され、前記突起は前記筐体の内側に当接することを特徴とする。
請求項8に記載の電子機器によれば、内部フレームには突起が形成され、突起と筐体の内側とが当接ことにより内部フレームが筐体内部に位置決めされる。これにより、内部フレームの筐体の周方向(押出し方向と垂直方向)の位置決めを簡単な構造で行うことができる。また、位置決め用の部材を省略することが出来、部品点数を減らすことができる。また、内部フレームと筐体とのガタが小さくなるため、内部フレームを筐体に挿入するときの組立性を向上させることができる。また、筐体及び内部フレームが金属で形成された場合には、内部フレームを筐体の中空部に取り付けた時に内部フレームと筐体とを電気的に導通させることができる。これにより、筐体をグランドとして使用することができる。
請求項9に記載の電子機器は、請求項8に記載の電子機器において、前記突起は、前記内部フレームに一体形成された又は前記内部フレームに設けられた板バネの先端に形成されたことを特徴とする。これにより、内部フレームの位置決めの効果をより高くすることができる。
請求項10に記載の電子機器は請求項1から9のいずれかに記載の電子機器において、前記第1の端面部材及び前記第2の端面部材は、前記筐体の端面全体を覆うことを特徴とする。これにより、筐体の端面が露出しないため、安全面の対策を同時に行うことができる。
請求項11に記載の電子機器は、請求項1から10のいずれかに記載の電子機器において、前記筐体は、該筐体の上下方向の押出し成形により形成され、前記第1の端面部材は前記筐体の上面に配置され、前記第2の端面部材は前記筐体の底面に配置されることを特徴とする。これにより、外観上に現れる固定部材は底面にしかなく、シームレスを強調し、デザイン性を向上されることができる。
請求項12に記載の電子機器は、請求項11に記載の電子機器において、前記第1の端面部材には、操作部材が配設されていることを特徴とする。
請求項13に記載の電子機器は、請求項1から12のいずれかに記載の電子機器において、前記第1の端面部材又は前記第2の端面部材はシール部材を介して前記筐体と当接することを特徴とする。これにより、筐体の内部に水が入ることを防ぐことができる。
請求項14に記載の電子機器は、請求項1から12のいずれかに記載の電子機器において、前記筐体、前記第1の端面部材及び前記第2の端面部材の少なくとも1つには、前記筐体と前記第1の端面部材又は前記第2の端面部材とが接触する範囲に撥水処理が施されたことを特徴とする。これにより、部品を増やすことなく筐体の内部に水が入ることを防ぐことができる。
請求項15に記載の電子機器の組立方法は、押出し成形により形成され、両端に開口部を有する中空の筒状の筐体と、各種部品が取り付けられて一体化される内部フレームと、前記筐体の一方の開口部を覆う第1の端面部材と、前記筐体の他方の開口部を覆う第2の端面部材とで構成される電子機器の組立方法であって、前記内部フレームと、第1の端面部材とを固定し、前記第1の端面部材と一体化された前記内部フレームを、前記筐体の一方の開口部から前記筐体の中空部に滑らせるように挿入し、前記筐体の他方の開口部に第2の端面部材を設置し、該第2の端面部材と前記内部フレームとを前記第2の端面部材の外側から締結することを特徴とする。
本発明によれば、押出し成型により形成された筐体に部品を取り付けるための孔などを形成することなく、固定部材が露出しないように筐体内部に部品を組み立てることができる。
<第1の実施の形態>
第1の実施の形態は、筐体の上下方向の押出し成形により筐体を形成し、筐体の中空部に内部ユニットを挿入は位置する形態である。押出し成形とは、材料に圧力をかけてダイス穴から押出すことにより、所定の断面形状を持つ成形品を成形するものであり、成形後の材料を所定の長さで切断することで、部品が形成される。
第1の実施の形態は、筐体の上下方向の押出し成形により筐体を形成し、筐体の中空部に内部ユニットを挿入は位置する形態である。押出し成形とは、材料に圧力をかけてダイス穴から押出すことにより、所定の断面形状を持つ成形品を成形するものであり、成形後の材料を所定の長さで切断することで、部品が形成される。
図1は本発明の第1の実施の形態に係るカメラ1の分解斜視図であり、図2はカメラ1の要部断面図である。カメラ1は、主として、筐体10と、内部ユニット20と、上面部材30と、底面部材40と、第2の底面部材50とで構成される。
筐体10は、アルミニウム合金を用いて押出し形成により形成された中空の部材であり、一定の肉厚で略矩形形状に形成される。筐体10に用いるアルミニウム合金としては、強度、成形性、コストなどを考慮し、押出性に優れ、耐食性、表面処理性も良好なAl−Mg−Si系のA6063、Al−Mn系のA3003、A3004などを使用することができる。
筐体10の内側の面には、押出し成形によりリブ10aが形成される。リブ10aは筐体10の内面に複数設けられ、その長さは筐体10の長さと略同一である。
筐体10の前面には、後加工によりレンズ用の孔10bと、フラッシュ用の孔10cが形成される。レンズ用の孔10bにはカバーガラス11が嵌め込まれ、フラッシュ用の孔10cには図示しないカバーガラスが嵌め込まれる。
筐体10の上端面及び下端面には、後加工によりそれぞれ上面部材30及び第2の底面部材50が嵌合される凹部10d、10eが形成される。また、筐体10の下端面には、後加工により底面部材40及び第2の底面部材50をネジ止めするためのネジ穴(図示せず)が形成される。
内部ユニット20は、主として、内部フレーム21と、表面に対物レンズが露出されたレンズユニット22と、フラッシュなどの各種部品が実装された基板23とで構成される。
内部フレーム21は、金属の板材を用いて板金加工により横断面略コの字状に形成された部材である。内部フレーム21は、主として、背面板21Aと、右側面板21Bと、左側面板21Cと、底面部材取り付け部21Dとで構成される。
右側面板21B及び左側面板21Cは、背面板21Aに対して同じ方向に略直角に折り曲げられることにより形成される。右側面板21B及び左側面板21Cには、上面部材30を取り付けるためのネジ孔21bが形成される。また、左側面板21Cには、先端にR形状の突起が形成された板バネ21aが形成される。
底面部材取り付け部21Dは、背面板21Aに対して右側面板21B及び左側面板21Cと同じ方向に略直角に折り曲げられることにより形成され、横断面略コの字状の底面側の開口部を一部覆うように形成される。底面部材取り付け部21Dと右側面板21Bとは隣接して形成され、底面部材取り付け部21Dの一辺と右側面板21Bの一辺とが溶接、カシメなどにより一体化される。これにより、内部フレーム21の強度が増し、組立時に底面部材取り付け部21Dが変形しない。底面部材取り付け部21Dには、バーリング加工により底面部材を取り付けるためのネジ孔21cが形成される。
このようにして内部フレーム21に形成された空間には、レンズユニット22、基板23等の各種部品が組み立てられ、これにより内部に組み立てられる各種部品が一体化される。
上面部材30は、筐体10の断面形状と略同一形状の板状の部材であり、底面には右側面板21B及び左側面板21Cと固定するための固定部30aが2個形成される。固定部30aにはそれぞれ孔31bが形成される。また、上面部材30には、レリーズボタン用の孔30cや電源ボタン用の孔30dが形成される。
底面部材40及び第2の底面部材50は、筐体10の断面形状と略同一形状の板状の部材である。底面部材40は外観部材であり、第2の底面部材50は、補強のために底面部材40の内側に取り付けられる非外観部材である。底面部材40及び第2の底面部材50には、筐体10にネジ止めするための孔40a、50aがそれぞれ複数形成され、第2の底面部材50には、第2の底面部材50と内部フレーム21とをネジ51により固定するための孔50bが形成される。また、底面部材40及び第2の底面部材50には、電池、メモリカードなどの各種部品を着脱するための孔40c、50cがそれぞれ形成され、孔40c、50cは底面部材40に形成された電池蓋40dにより覆われる。
次に、上記のように形成されたカメラ1の組み立てについて説明する。
まず、内部ユニット20と上面部材30とをネジ25により固定する。すなわち、ネジ25を孔30bに挿入し、これをネジ穴21bに締結することにより、上面部材30が内部ユニット20に固定されて、内部ユニット20と上面部材30とが一体化される。
上面部材30と一体化された内部ユニット20を、筐体10の内部に滑らせて挿入する。この時、リブ10aがそれぞれ板バネ21aの先端の突起または内部フレーム21と当接することにより、内部ユニット20が、筐体10の周方向、すなわち筐体10の押出し方向と垂直方向に位置決めされる。また、リブ10aが形成されることにより、内部フレーム20と筐体10とのガタが小さくなるため、内部ユニット20を筐体10に挿入するときの組立性を向上させることができる。
板バネ21aの先端に形成された突起は、板バネ21aの付勢力により所定の力でリブ10aに押し付けられる。そのため、内部ユニット20を筐体10の内部に滑らせて挿入する際に、突起が筐体10の表面の電気皮膜をはがしながら所定の位置まで挿入される。これにより、内部ユニット20と筐体10とが電気的に導通し、筐体10を電気的なグランドとして使用することができる。
次に、第2の底面部材50を筐体10の下端面に形成された凹部10eに当接させ、第2の底面部材50と内部ユニット20とをネジ51により固定する。すなわち、ネジ51を第2の底面部材50の外側から孔50bに挿入し、これをネジ穴21cに締結することにより、第2の底面部材50が内部ユニット20を引き込むようにして、第2の底面部材50と内部ユニット20とが固定される。
第2の底面部材50と内部ユニット20とが固定されるとこにより、内部ユニット20は、上面部材30及び第2の底面部材50のそれぞれに引き込まれる。すなわち、上面部材30及び第2の底面部材50は、筐体10を挟み込むようにして、筐体10に取り付けられる。これにより、内部ユニット20が筐体10内部でガタつくことを防止することができる。また、上面部材30及び第2の底面部材50を、筐体10に直接固定することなく、筐体に取り付けることができる。なお、第2の底面部材50と内部ユニット20とをネジ51により固定するときに、スプリングワッシャーを介するようにすると、上面部材30及び第2の底面部材50が筐体10をよりしっかりと挟み込むことができる。
最後に、底面部材40と筐体10とをネジ止めする。これにより、内部ユニット20と筐体10とが固定される。すなわち、ネジ50を底面部材40の外側から孔40a、50aに挿入し、これを筐体10の下端面に形成されたネジ穴(図示せず)に締結することにより、底面部材40及び第2の底面部材50が筐体10に固定される。このとき、ネジ25は筐体10により覆われることで表面に露出せず、ネジ25は外部から視認されない。したがって、底面部材40を固定するネジ41のみしか、外部から視認されないため、デザイン性を向上させることができる。
本実施の形態によれば、少ない部品点数、かつ簡単な構造で内部ユニットを容易に固定することができる。また、内部ユニットの組立性を良好にすることができる。
また、本実施の形態によれば、外観上に現れるネジは1つの面、しかも視認性の悪い底面のみであるため、シームレスを強調し、デザイン性を向上させることができる。
また、本実施の形態によれば、筐体に一体形成されたリブを用いて内部ユニットを位置決めするため、位置決め用の部材を省略することが出来、部品点数を減らすことができる。また、押出し成形では一般的に精度よく成形することが難しいが、リブを位置決めに用いる場合にはリブの部分だけ寸法精度を高くすれば良いため、筐体を容易に加工することができ、また部品の歩留まりを上げることができる。
なお、本実施の形態では、突起を板バネ21aの先端に形成することにより、内部ユニット20の位置決めの効果をより高くしていたが、突起と筐体が当接するのであれば、フレームに板バネを形成せず、突起のみを形成してもよい。
また、本実施の形態では、筐体10の上端面、下端面にそれぞれ形成された凹部に上面部材30、底面部材40及び第2の底面部材50を嵌合させたが、図3に示すように、上面部材30’、底面部材40’で筐体10の端面を覆うようにしてもよい。これにより、筐体10の端面が露出しないため、端面を後加工することなく、安全面の対策を行うことができる。この場合には、安全面を考慮して、上面部材30’ 及び底面部材40’を樹脂で形成することが望ましい。
また、本実施の形態では、上面部材30と、底面部材40及び第2の底面部材50とで筐体10を挟み込むように、上面部材30、底面部材40及び第2の底面部材50を組み立てたが、図4、図5に示すような防水対策を行なってもよい。図4は、上面部材30と筐体10との間及び第2の底面部材50と筐体10との間にシール部材31、52を設ける形態であり、図5は、上面部材30と筐体10とが接触する範囲及び第2の底面部材50と筐体10とが接触する範囲(網かけ部)にテフロン(登録商標)塗装などの撥水処理を施した形態である。本実施の形態は、筐体につなぎ目がないため、防水対策を容易に行うことができるが、シール部材を用いたり撥水処理を施したりすることにより、防水性を向上させることができる。
なお、このように筐体の内部に取り付けられた内部ユニットを補強するため、筐体の側面や背面に後加工によりネジ穴を形成し、内部ユニットの取り付け後に筐体と内部ユニットとをネジ止めするようにしてもよい。
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態は、内部ユニットと底面部材とをネジで締結することにより、上面部材と底面部材とを筐体に取り付ける形態であるが、上面部材と底面部材とを筐体に取り付ける方法はこれに限らない。
第1の実施の形態は、内部ユニットと底面部材とをネジで締結することにより、上面部材と底面部材とを筐体に取り付ける形態であるが、上面部材と底面部材とを筐体に取り付ける方法はこれに限らない。
第2の実施の形態は、内部ユニットと底面部材とを引っ張りバネで連結する形態である。なお、第1の実施の形態と同一の部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図6は本発明の第2の実施の形態に係るカメラ2の分解斜視図であり、図7はカメラ2の要部断面図である。カメラ2は、主として、筐体12と、内部ユニット20−1と、上面部材30と、底面部材40−1とで構成される。
筐体12は、アルミニウム合金を用いて押出し形成により形成された中空の部材であり、一定の肉厚で略矩形形状に形成される。筐体10の前面には、後加工によりレンズ用の孔12bと、フラッシュ用の孔12cが形成される。レンズ用の孔12bには図示しないカバーガラスが嵌め込まれ、フラッシュ用の孔12cには図示しないカバーガラスが嵌め込まれる。
筐体12の上端面及び下端面には、後加工によりそれぞれ上面部材30及び底面部材40−1が嵌合される凹部12d、12eが形成される。
内部ユニット20−1は、主として、内部フレーム26と、レンズユニット22と、基板23とで構成される。
内部フレーム26は、金属の板材を用いて板金加工により横断面略コの字状に形成された部材であり、右側面板26B及び左側面板26Cが背面板26Aに対して同じ方向に略直角に折り曲げられることにより形成される。
右側面板26B及び左側面板26Cには、上面部材30を取り付けるためのネジ孔26bがそれぞれ形成される。また、右側面板26B及び左側面板26Cには、引っ張りバネ44の一端を引っ掛けるための孔26aがそれぞれ形成される。
このようにして内部フレーム26に形成された空間には、レンズユニット22、基板23等の各種部品が組み立てられ、これにより内部に組み立てられる各種部品が一体のユニットとされる。
底面部材40−1は、主として、底面部材42と、目隠し板43とで構成される。底面部材42は、筐体10の断面形状と略同一形状の板状の部材であり、樹脂で形成される。底面部材42には、引っ張りバネ44の一端を引っ掛けるための引っ掛け部42a及び孔42bが形成される。また、底面部材42の底面側には、目隠し板43が嵌合される穴42cが形成される。
次に、上記のように形成されたカメラ2の組み立てについて説明する。
まず、内部ユニット20−1と上面部材30とをネジ25により固定し、上面部材30と一体化された内部ユニット20−1を、筐体12の内部に滑らせて挿入する。
次に、底面部材42を筐体10の下端面に形成された凹部12eに当接させ、引っ張りバネ44により内部ユニット20−1に底面部材42を連結する。すなわち、引っ張りバネ44を孔42bに挿入し、引っ張りバネ44の一端を孔26aに引っ掛ける。次に、引っ張りバネ44の他の一端を引っ掛け部42aに引っ掛ける。これにより、引っ張りバネ44の付勢力により、底面部材42と内部ユニット20−1とが互いを引きあうように連結される。すなわち、上面部材30及び底面部材42は、筐体10を挟み込むようにして、筐体10に取り付けられる
最後に、目隠し板43を穴42cに嵌合させて貼着、接着などを行うことにより、底面部材42の背面に目隠し板43を取り付ける。このとき、引っ張りバネ44は目隠し板43により覆われることで表面に露出せず、引っ張りバネ44は外部から視認されない。このように、筐体に上面部材や底面部材を取り付けるための部材が外部から一切視認されないため、デザイン性を向上させることができる。
最後に、目隠し板43を穴42cに嵌合させて貼着、接着などを行うことにより、底面部材42の背面に目隠し板43を取り付ける。このとき、引っ張りバネ44は目隠し板43により覆われることで表面に露出せず、引っ張りバネ44は外部から視認されない。このように、筐体に上面部材や底面部材を取り付けるための部材が外部から一切視認されないため、デザイン性を向上させることができる。
本実施の形態によれば、内部ユニットがバネを介して取り付けられることにより、内部フレームの押出し方向のガタを防止し、落下等の衝撃から内部ユニットを保護することができる。また、上面部材及び底面部材を、筐体に直接固定することなく、筐体に取り付けることができる。
<第3の実施の形態>
第2の実施の形態は、内部ユニットと底面部材とを引っ張りバネで連結することにより、上面部材と底面部材とを筐体に取り付ける形態であるが、上面部材と底面部材とを筐体に取り付ける方法はこれに限らない。
第2の実施の形態は、内部ユニットと底面部材とを引っ張りバネで連結することにより、上面部材と底面部材とを筐体に取り付ける形態であるが、上面部材と底面部材とを筐体に取り付ける方法はこれに限らない。
第3の実施の形態は、内部ユニットと底面部材とを板バネを介して取り付ける形態である。なお、第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同一の部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図8は本発明の第3の実施の形態に係るカメラ3の分解斜視図であり、図9はカメラ3の要部断面図である。カメラ3は、主として、筐体12と、内部ユニット20−2と、上面部材31と、底面部材40−2とで構成される。
内部ユニット20−2は、主として、内部フレーム28と、レンズユニット22と、基板23とで構成される。
内部フレーム28は、金属の板材を用いて板金加工により横断面略コの字状に形成された部材である。内部フレーム28は、主として、背面板28Aと、右側面板28Bと、左側面板28Cと、底面部材取り付け部28Dとで構成される。
右側面板28B及び左側面板28Cは、背面板28Aに対して同じ方向に略直角に折り曲げられることにより形成される。右側面板28B及び左側面板28Cには、上面部材31を取り付けるための取り付け部28a及び孔28bが形成され、それぞれ内側に折り曲げられることにより、上面部材31の裏面とネジ止めが可能となる。
底面部材取り付け部28Dは、背面板28Aの略中央部に部分的に形成される部材であり、背面板28Aに対して右側面板28B及び左側面板28Cと同じ方向に略直角に折り曲げられることにより、片持ち式のバネとして機能する。底面部材取り付け部28Dには、ネジ孔28cが形成される。
このようにして内部フレーム21に形成された空間には、レンズユニット22、基板23等の各種部品が組み立てられ、これにより内部に組み立てられる各種部品が一体のユニットとされる。
上面部材31は、筐体10の断面形状と略同一形状の板状の部材である。上面部材31には、レリーズボタン用の孔31cや電源ボタン用の孔31dが形成され、裏面にはネジ穴31aが形成される。
底面部材40−2は、主として、底面部材45と、板バネ46と、目隠し板43とで構成される。
底面部材45は、筐体12の断面形状と略同一形状の板状の部材であり、略中央部にはネジ47が貫通する孔45aが形成される。底面部材45の底面側には、目隠し板43が嵌合する穴45bが形成される。
板バネ46は、バネ用ステンレス鋼(例えばSUS304CSP)などの金属の板を折り曲げることにより形成され、主として、面A46Aと、面B46Bと、バネ部46Cとで構成される。面A46Aは、板バネ46の略中央部に形成され、面B46Bより凸となるように形成される。面A46Aと面B46Bとはバネ部46Cにより連結される。面A46Aが引き上げられると、バネ部46Cにより、面A46Aと面B46Bとを互いに引き込みあう方向の力が付勢される。
面A46Aには、ネジ47が貫通する円孔46aが形成され、面B46Bには長孔46bが形成される。面B46Bは、長孔46を介して図示しない固定手段により、底面部材45の面に沿って摺動自在に取り付けられる。
次に、上記のように形成されたカメラ3の組み立てについて説明する。
まず、内部ユニット20−2と上面部材30とを上面部材31の底面側からネジ25により固定し、上面部材31と一体化された内部ユニット20−2を、筐体12の内部に滑らせて挿入する。
次に、底面部材45を筐体12の下端面に形成された凹部12eに当接させ、板バネ46と内部フレーム28とを結合することにより、内部ユニット20−2と底面部材45とを連結する。すなわち、ネジ47を底面部材45の底面側から孔45a及び円孔46aに挿入し、ネジ孔28cに螺合する。これにより、板バネ46と内部フレーム28とが結合され、板バネ46を介して内部フレーム28と底面部材45とが連結される。
この時、底面部材45は凹部12eにより位置決めされているため、ネジ47をネジ孔28cに螺合することにより、板バネ46には、面A46Aが引き上げられる方向の力が加えられる。また、底面部材取り付け部28Dが片持ち式のバネとして機能するため、底面部材取り付け部28Dに取り付けられた面A46Aには、内部フレーム28側に引き込まれる方向の力が加えられる。その結果、バネ46により底面部材45を引き上げ、かつ内部フレーム28を引き下げる方向の力が付勢される。
これにより、底面部材45と内部ユニット20−2とが互いを引きあうように連結される。すなわち、上面部材30及び底面部材45は、筐体12を挟み込むようにして、筐体12に取り付けられる。
最後に、目隠し板43を穴45bに嵌合させて貼着、接着などを行うことにより、底面部材45の背面に目隠し板43を取り付ける。このとき、ネジ47は目隠し板43により覆われることで表面に露出せず、ネジ47は外部から視認されない。したがって、筐体に上面部材や底面部材を取り付けるための部材が外部から一切視認されないため、デザイン性を向上させることができる。
本実施の形態によれば、板バネを介して取り付けられることにより、容易に組立が可能で、かつ内部フレームの押出し方向のガタを防止し、かつ落下等の衝撃から内部ユニットを保護することができる。また、上面部材及び底面部材を、筐体に直接固定することなく、筐体に取り付けることができる。また、内部フレームと底面部材とを板バネを介して固定するため、上面部材及び底面部材により筐体をよりしっかりと挟み込むことができる。
なお、本実施の形態では、内部フレーム28に一体形成された底面部材取り付け部28Dと、底面部材45に取り付けられた板バネ46との2個のバネ部材を介して、内部フレーム28と底面部材45とを連結したが、内部フレーム28又は底面部材45のどちらかにバネ部材が設けられていれば、同様の機能を発揮することができる。図10は、内部フレーム28に一体形成された底面部材取り付け部28Dと底面部材45’とを直接ネジ止めする形態である。この形態によれば、底面部材取り付け部28Dが片持ちバネとして機能するため、底面部材取り付け部28Dに取り付けられた底面部材45’には、内部フレーム28側に引き込まれる方向の力が加えられる。
これにより、底面部材45’と内部ユニット20−2とが互いを引きあうように連結される。すなわち、上面部材31及び底面部材45’は、筐体12を挟み込むようにして、筐体12に取り付けられる。
また、本実施の形態では、内部フレーム28及び底面部材45の略中央にバネ部材やネジを設けたが、複数個所にバネ部材やネジを設けるようにしてもよい。図11は、内部フレーム28’及び底面部材45’の両端近傍にバネ部材及びネジを設け、両端近傍で内部フレーム28’及び底面部材45’を連結する例である。
内部フレーム28’は、主として、背面板28Aと、右側面板28B’と、左側面板28C’と、底面部材取り付け部28D’とで構成される。底面部材取り付け部28D’は、内部フレーム28’の両端に形成される部材であり、右側面板28B’及び左側面板28C’の底面側の先端をそれぞれ内側に折り曲げられることにより形成される。底面部材取り付け部28D’には、ネジ孔28c’が形成される。
底面部材40−2’’は、主として、底面部材45’’と、板バネ46と、で構成される。底面部材45’’は、筐体12の断面形状と略同一形状の板状の樹脂の部材であり、両端近傍にはネジ47が貫通する孔45a’’が形成され、略中央部にはボス45cが形成される。
板バネ46’は、主として、面A46A’と、面B46B’と、バネ部46C’とで構成される。面A46A’は、板バネ46’の両端近傍に形成され、面B46Bより凸となるように形成される。面A46A’と面B46B’とはバネ部46C’により連結される。面A46A’には、ネジ47が貫通する円孔46a’が形成され、面B46B’には長孔46b’と孔45cが形成される。板バネ46’の両端の面B46B’は、長孔46’を介して図示しない固定手段により、底面部材45’の面に沿って摺動自在に取り付けられる。板バネ46’の中央の面B46B’は、ボス45cを孔45cに貫通させ、ボス45cを溶着することにより、底面部材45’の面上に固定される。
これにより、底面部材45’’と内部ユニット20−2’とが互いを引きあうように連結される。すなわち、上面部材31及び底面部材45’’は、筐体12を挟み込むようにして、筐体12に取り付けられる。
なお、図8においては、目隠し板43を用いてネジ47を覆ったが、目隠し板43を用いず、製品番号やバーコードなどが印刷されたシールなどを用いてネジ47を覆うようにしてもよい。
また、本実施の形態(図8)及び変形例(図11)では、底面部材に板バネを取り付けたが、底面部材に板バネを一体形成するようにしてもよい。
なお、本発明は、デジタルカメラ筐体のみでなく、携帯電話、PDA、音楽プレーヤーなどの様々な電子機器に適用することができる。また、本発明は、アルミニウム合金を用いて押出し成形を行ったが、アルミニウムに限らず、例えば、マグネシウム合金、銅合金などの押出し成形が可能な様々な材料を用いることができる。また、放熱を考慮しない場合には、プラスティック材料を用いてもよい。
また、本発明では、筐体の断面形状が略矩形形状の場合を例に説明したが、略矩形状に限らず、様々な形状を用いることができる。また、本発明では、筐体の上下方向の押出し成形により筐体を形成したが、筐体の左右方向の押出し成形により筐体を形成してもよい。
1、2、3:カメラ、10、12:筐体、20:内部ユニット、21、26、28:フレーム、30、31:上面部材、40、42、45:底面部材、50:第2の底面部材
Claims (15)
- 押出し成形により形成され、両端に開口部を有する中空の筒状の筐体と、
各種部品が取り付けられて一体化される内部フレームと、
前記筐体の一方の開口部を覆う第1の端面部材であって、前記内部フレームの一端側と第1の固定手段により一体化される第1の端面部材と、
前記筐体の他方の開口部を覆う第2の端面部材であって、前記第1の端面部材が一体化された前記内部フレームの他端側に取り付けられる第2の端面部材と、
前記内部フレームと前記第2の端面部材とを締結する第2の固定手段であって、前記第1の端面部材と第2の端面部材とによって前記筐体を挟み付けるように締結する第2の固定手段と、
を備えたことを特徴とする電子機器。 - 前記第1の固定手段は、前記内部フレームと前記第1の端面部材とを前記第1の端面部材の外観に現れない位置で固定することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記第2の固定手段は、前記内部フレームに設けられた雌ネジと、前記第2の端面部材に形成された孔を介して前記雌ネジに螺合する雄ネジとからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
- 前記内部フレームと前記第2の端面部材との間にバネ部材を設けたことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
- 前記第2の固定手段は、前記内部フレーム及び第2の端面部材にそれぞれ形成された係合部と、前記係合部間に配設される引っ張りバネとからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
- 前記第2の端面部材の上面に、前記第2の端面部材の外観に現れる前記第2の固定手段を隠す部材を設けたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の電子機器。
- 前記筐体の内側の壁には、前記筐体の押出し方向に延びるリブが押出し成形により前記筐体と一体成形され、前記リブは前記内部フレームと当接することを特徴とすることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の電子機器。
- 前記内部フレームには、該内部フレームの面より凸となる突起が形成され、前記突起は前記筐体の内側に当接することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の電子機器。
- 前記突起は、前記内部フレームに一体形成された又は前記内部フレームに設けられた板バネの先端に形成されたことを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
- 前記第1の端面部材及び前記第2の端面部材は、前記筐体の端面全体を覆うことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の電子機器。
- 前記筐体は、該筐体の上下方向の押出し成形により形成され、
前記第1の端面部材は前記筐体の上面に配置され、
前記第2の端面部材は前記筐体の底面に配置される
ことを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の電子機器。 - 前記第1の端面部材には、操作部材が配設されていることを特徴とする請求項11に記載の電子機器。
- 前記第1の端面部材又は前記第2の端面部材はシール部材を介して前記筐体と当接することを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の電子機器。
- 前記筐体、前記第1の端面部材及び前記第2の端面部材の少なくとも1つには、前記筐体と前記第1の端面部材又は前記第2の端面部材とが接触する範囲に撥水処理が施されたことを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の電子機器。
- 押出し成形により形成され、両端に開口部を有する中空の金属製の筐体と、各種部品が取り付けられて一体化される内部フレームと、前記筐体の一方の開口部を覆う第1の端面部材と、前記筐体の他方の開口部を覆う第2の端面部材とで構成される電子機器の組立方法であって、
前記内部フレームと第1の端面部材とを固定し、
前記第1の端面部材と一体化された前記内部フレームを、前記筐体の一方の開口部から前記筐体の中空部に滑らせるように挿入し、
前記筐体の他方の開口部に第2の端面部材を設置し、該第2の端面部材と前記内部フレームとを前記第2の端面部材の外側から締結する
ことを特徴とする電子機器の組立方法。
Priority Applications (1)
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JP2008043145A JP2009198992A (ja) | 2008-02-25 | 2008-02-25 | 電子機器及び電子機器の組立方法 |
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