JP2009198520A - ナビゲーション装置、方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】目的地等指定部41において、目的地並びに立ち寄り先を指定する。経路設定部42は、指定された立ち寄り先を経て指定された目的地へ至る経路について、道路地図データに基く経路の探索及び設定を行う。目的地に到着したかの判定は、自車が出発地から所定距離走行するまでは行なわない。制御部47は、目的地到着判定部46が自車が目的地に到着したと判定した際に、案内部44による前記経路案内を終了させる。
【選択図】図1
Description
本実施形態は、本発明のナビゲーション装置(以下「本装置」と呼ぶ)であるが、本発明のナビゲーション方法及び(コンピュータ)プログラム、並びにそのようなコンピュータプログラムや、道路地図データを記録した記録媒体のカテゴリーでも把握可能であり、例えばそのようなプログラムや、道路地図データをインターネットや携帯電話網などの通信ネットワーク経由で各車両のナビゲーション装置にダウンロードして実行させることも本発明の一態様である。
まず、本装置は、図1の機能ブロック図に示す下記の各要素を備えている。すなわち、絶対位置・方位検出部1は、本装置が搭載された自動車(自車と呼ぶ)の現在位置すなわち自車位置について、地表での絶対的な位置座標や方位を逐次検出すなわち計算するために、例えば、GPS衛星から送られてくるGPS電波をアンテナやレシーバなどで受信するための部分である。また、相対方位検出部2は、ジャイロなどを使って自車の相対的な方位を検出するための部分である。また、車速検出部3は、自動車より得られる車速パルスを処理することで自車の速度を計算する部分である。
さらに、メインCPU及びその周辺回路4は、上記のようなプログラムの作用によって、図1に示す下記の各部分としての役割を果たすように構成されている。すなわち、現在位置検出部40は、自車の現在位置すなわち自車位置を計算するための手段であり、具体的には、GPS航法測位と自律航法測位とを組み合わせることで自車位置を計算するように構成される。
上記のように構成された本実施形態は以下のように作用する。
〔2−1.概略〕
ユーザは、ドライブの開始にあたり、まず、目的地等指定部41において、道路地図データに基いて表示される地図上からカーソルで指定したり、道路地図データに含まれる施設等からの選択などにより、目的地並びに立ち寄り先を指定する。この際、例えば、立ち寄り先だけを指定した場合は現在地が自動的に目的地とみなされる。
次に、上記のような本実施形態において、ROM5に格納されるプログラムの構成例を図2の概念図に示す。このなかで、キー入力処理(S51)は、ユーザの操作による入力部11からのキー入力を処理するもので、例えば、キー押下などの情報を検索処理(S52)あるいはスクロール処理(S53)へ出力する。
次に、図3は、立ち寄り先の設定方法を説明する概念図である。すなわち、ユーザは入力部11を操作することで、目的地等指定部41の作用により、立ち寄る先をCD/DVD−ROMに格納されたデータベースから、検索(図3(a))又は地図スクロール(図3(b))により探す。この際、それぞれに応じて、プログラムでは(図2)、検索処理(S52)又はスクロール処理(S53)が実行される。このうち、検索の場合は(図3(a))、施設を選択すると、検索結果としてその施設を含む地図が表示処理(S54)によって処理されることにより、表示部10に表示され、施設をカーソル(図中の十字点線)が指し示す状態となる(図3(c))。
ここで、図5に、本実施形態におけるルートガイド処理のフローチャートを示す。このルートガイド処理においては、まず、その初期化時に(ステップ1〜3)、立ち寄り先がない場合は(ステップ1)立ち寄り先通過フラグをオンにするが(ステップ3)、立ち寄り先がある場合は(ステップ1)、立ち寄り先通過フラグをオフにする(ステップ2)。
以上説明したように、本実施形態では、所望の立ち寄り先を設定するだけで、現在地から立ち寄り先を経由し、ふたたび現在地やその付近に戻るルートについて探索、案内を受けられ、経路探索が行われなかったり、経路案内が開始後直ちに終了するなどの不都合が回避されるので、立ち寄り先から戻るルートを改めて別途探索するなどの手間を省きユーザの負担を軽減することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、次に例示するような他の実施形態も含むものである。例えば、図1に示した構成、図2に示したプログラム構成、図3に示した画面例、図4に示した実例、図5に示した処理手順の例はいずれも例示に過ぎず、他の態様も採用可能である。
2…相対方位検出部
3…車速検出部
4…メインCPU及びその周辺回路
5…ROM
6…DRAM
7…SRAM
8…VRAM
9…ユーザインタフェース部
10…表示部
11…入力部
12…CD/DVD−ROM制御部
40…現在位置検出部
41…目的地等指定部
42…経路設定部
43…地図表示部
44…案内部
45…立ち寄り先通過判定部
46…目的地到着判定部
47…制御部
M…メモリ群
Claims (9)
- 目的地及び経由地を設定する手段と、
車両の現在地を検出する手段と、
出発地から前記経由地を経由して前記目的地に至る経路の設定を行なう経路設定手段と、
前記経路設定手段により設定された経路に基づき目的地までの経路案内を行う手段と、
前記目的地が前記車両の現在地近傍に設定されている場合に、前記経路案内が行なわれないことを回避する手段と、
を備えたことを特徴とするナビゲーション装置。 - 前記経路案内が行なわれないことを回避する手段は、前記車両が前記出発地から所定距離移動するまで機能することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
- 目的地及び経由地を設定する手段と、
車両の現在地を検出する手段と、
出発地から前記経由地を経由して前記目的地に至る経路の設定を行なう経路設定手段と、
前記経路設定手段により設定された経路に基づき目的地までの経路案内を行う手段と、
前記車両が前記目的地に到着したことを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記車両が目的地に到着したと判定された場合に、前記経路案内を終了させる手段と、を備え、
前記判定手段は、前記車両が前記出発地から所定距離移動するまでは、前記経路案内の終了を禁止することを特徴とするナビゲーション装置。 - コンピュータが、
目的地及び経由地を設定する処理と、
車両の現在地を検出する処理と、
出発地から前記経由地を経由して前記目的地に至る経路の設定を行なう経路設定処理と、
前記経路設定処理により設定された経路に基づき目的地までの経路案内を行う処理と、
前記目的地が前記車両の現在地近傍に設定されている場合に、前記経路案内が行なわれないことを回避する処理と、
を実行することを特徴とするナビゲーション方法。 - 前記経路案内が行なわれないことを回避する処理は、前記車両が前記出発地から所定距離移動するまで実行されることを特徴とする請求項4に記載のナビゲーション方法。
- コンピュータが、
目的地及び経由地を設定する処理と、
車両の現在地を検出する処理と、
出発地から前記経由地を経由して前記目的地に至る経路の設定を行なう経路設定処理と、
前記経路設定処理により設定された経路に基づき目的地までの経路案内を行う処理と、
前記車両が前記目的地に到着したことを判定する処理と、
前記判定処理により前記車両が目的地に到着したと判定された場合に、前記経路案内を終了させる処理と、を実行するものであって、
前記判定処理は、前記車両が前記出発地から所定距離移動するまでは、前記経路案内の終了を禁止することを特徴とするナビゲーション方法。 - コンピュータに、
目的地及び経由地を設定する機能と、
車両の現在地を検出する機能と、
出発地から前記経由地を経由して前記目的地に至る経路の設定を行なう経路設定機能と、
前記経路設定機能により設定された経路に基づき目的地までの経路案内を行う機能と、
前記目的地が前記車両の現在地近傍に設定されている場合に、前記経路案内が行なわれないことを回避する機能と、
を実現させることを特徴とするナビゲーションプログラム。 - 前記経路案内が行なわれないことを回避する機能は、前記車両が前記出発地から所定距離移動するまで実行される機能であることを特徴とする請求項7に記載のナビゲーションプログラム。
- コンピュータに、
目的地及び経由地を設定する機能と、
車両の現在地を検出する機能と、
出発地から前記経由地を経由して前記目的地に至る経路の設定を行なう経路設定機能と、
前記経路設定機能により設定された経路に基づき目的地までの経路案内を行う機能と、
前記車両が前記目的地に到着したことを判定する機能と、
前記判定機能により前記車両が目的地に到着したと判定された場合に、前記経路案内を終了させる機能と、を実現させるものであって、
前記判定機能は、前記車両が前記出発地から所定距離移動するまでは、前記経路案内の終了を禁止する機能であることを特徴とするナビゲーションプログラム。
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JP2002340592A (ja) * | 2001-05-11 | 2002-11-27 | Honda Motor Co Ltd | 移動体用ナビゲーションシステム |
JP2003083756A (ja) * | 2001-09-12 | 2003-03-19 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 到着出発通過判定方法および装置と到着出発通過判定プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体 |
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2009
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