JP2004301525A - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの所望の機能を自動的に判断して最適な経路案内を行うナビゲーション装置を提供することである。
【解決手段】ナビゲーション装置10は、走行予定経路の表示、到着予想時間、音声ガイド、交差点ガイドを用いて詳細な経路案内を行う詳細ガイドモードと、走行予定経路の表示と到着予想時間とを用いて経路案内を行う簡易ガイドモードとを備え、目的地の履歴を記憶しておき、所定回数以上設定された目的地へ経路案内する場合は、前記簡易ガイドモードを実行し、所定回数未満設定された目的地又は初めて設定された目的地へ経路案内する場合は、前記詳細ガイドモードを実行する構成とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地図上に現在地を重ねて表示し、現在地から目的地までの経路案内を行うナビゲーション装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ナビゲーション装置で経路案内を利用する場合には、目的地を設定することにより、現在地から目的地までの経路探索が行われ、経路の表示、音声案内、交差点ガイド等による案内が目的地まで行われる。
【0003】
また、経路案内時に有用な他の機能もある。例えば、特許文献1には、表示装置に道路地図、走行予定経路、車両位置を表示するだけでなく、車両に最も近い走行予定経路上の交差点と車両との直線距離と、その交差点から目的地までの走行予定経路に沿った距離とを算出し、その算出結果から車両の走行予定距離を求めて、表示装置に表示する走行経路表示装置が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−241818号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ユーザは常に経路の表示、音声案内、交差点ガイド等による案内を必要としているとは限らない。ユーザが周辺の道路事情を含めて目的地までの経路を知っている場合は必ずしも必要な機能とはいえない。つまり、過剰な情報を提供する経路案内となることがある。
【0006】
また、ユーザが目的地までの経路を知っている場合に経路案内を利用する理由としては、特許文献1に示された走行予定距離の他に、目的地までの所要時間が知りたいときである。
【0007】
従来のナビゲーション装置では、これらの機能の中からユーザが必要な機能を選択して利用していたが、目的地を設定する度にそれらの機能も設定し直さなければ所望の経路案内が行われず、操作が煩雑で使い勝手の悪いものであった。
【0008】
本発明は、上記の問題点に鑑み、ユーザの所望の機能を自動的に判断して最適な経路案内を行うナビゲーション装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、地図上に現在地を重ねて表示し、現在地から目的地までの経路案内を行うナビゲーション装置において、複数のガイド機能を組み合わせて詳細な経路案内を行う詳細ガイドモードと、前記複数のガイド機能の中から1以上の機能を用いて経路案内を行う簡易ガイドモードとを備えたことを特徴とするものである。
【0010】
この構成により、簡易ガイドモード又は詳細ガイドモードを使い分けることにより、ユーザの所望する最適な経路案内を行うことができる。
【0011】
上記のナビゲーション装置において、前記複数のガイド機能とは、走行予定経路の表示、到着予想時間、音声ガイド、交差点ガイドを含み、前記簡易ガイドモードには、前記走行予定経路の表示と到着予想時間とを用いることができる。
【0012】
これにより、詳細ガイドモードは全てのガイド機能を用いてユーザを確実に目的地に誘導でき、一方、簡易ガイドモードは最小限の情報のみを提供し、ユーザは快適に走行できる。
【0013】
また上記のナビゲーション装置において、目的地の履歴を記憶しておき、所定回数以上設定された目的地へ経路案内する場合は、前記簡易ガイドモードを実行し、所定回数未満設定された目的地又は初めて設定された目的地へ経路案内する場合は、前記詳細ガイドモードを実行することができる。
【0014】
このように、ナビゲーション装置は、所定回数以上設定された目的地へ経路案内する場合は、ユーザが経路を覚えていると判断して簡易ガイドモードを実行し、所定回数未満設定された目的地又は初めて設定された目的地へ経路案内する場合は、ユーザが経路を知らないと判断して詳細ガイドモードを実行するので、ユーザの所望のモードで最適な経路案内を行うことができる。
【0015】
また上記のナビゲーション装置において、予めユーザにより登録された地点が目的地として設定された場合は、前記簡易ガイドモードを実行し、予めユーザにより登録された地点以外の地点が目的地として設定された場合は、前記詳細ガイドモードを実行することができる。
【0016】
このように、ナビゲーション装置が目的地が登録された地点であるか否かに基づいてガイドモードを決定することにより、ユーザの所望のモードで最適な経路案内を行うことができる。
【0017】
また上記のナビゲーション装置において、目的地までの経路が既知の経路として登録された経路である場合は、前記簡易ガイドモードを実行し、
目的地までの経路が既知の経路として登録されていない経路である場合は、前記詳細ガイドモードを実行することができる。
【0018】
このように、ナビゲーション装置が既知又は未知のどちらの経路として登録されているかに基づいてガイドモードを決定することにより、ユーザの所望のモードで最適な経路案内を行うことができる。
【0019】
また上記のナビゲーション装置において、予めユーザにより登録された地点が目的地として設定された場合は、前記簡易ガイドモードを実行し、予めユーザにより登録された地点以外の地点が目的地として設定された場合であって、経由地をまだ通過しておらず、経由地が予めユーザにより登録された地点である場合は、前記簡易ガイドモードを実行し、経由地をまだ通過しておらず、経由地が予めユーザにより登録された地点以外の地点である場合、又は経由地を既に通過している場合は、前記詳細ガイドモードを実行することことができる。
【0020】
このように経由地を設定した場合、ナビゲーション装置が目的地や経由地が登録された地点であるか否かに基づいてガイドモードを決定することにより、ユーザの所望のモードで最適な経路案内を行うことができる。
【0021】
また上記のナビゲーション装置において、予めユーザにより登録された地点が目的地として設定された場合は、前記簡易ガイドモードを実行し、予めユーザにより登録された地点以外の地点が目的地として設定された場合であって、走行予定経路上の任意の地点を中心とした所定距離の範囲内に、予めユーザにより登録された地点がある場合は、該地点付近を通過して前記所定距離の範囲外となるまでは前記簡易ガイドモードを実行し、その後目的地までは前記詳細ガイドモードを実行し、走行予定経路上の任意の地点を中心とした所定距離の範囲内に、予めユーザにより登録された地点がない場合は、前記詳細ガイドモードを実行することができる。
【0022】
このように、走行予定経路付近にユーザが登録した地点があるか否かに基づいてナビゲーション装置がガイドモードを決定することにより、ユーザの所望のモードで最適な経路案内を行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は通信により地図情報を取得するナビゲーション装置の構成を示す図、図2は記録媒体より地図情報を読み出すナビゲーション装置の構成を示す図である。
【0024】
図1のナビゲーション装置10において、11はGPS受信機、速度センサ、及びジャイロ等を用いて現在地、進行方向、速度、及び高度等の情報を得る現在地検出部であり、12はサーバ装置(不図示)との通信を制御する通信制御部、13は通信制御部12に接続され無線通信するためのアンテナである。
【0025】
なお、サーバ装置はナビゲーション装置10からの要求により、データベース(不図示)から地図情報を読み出してナビゲーション装置10へ送信する。ここで、ナビゲーション装置10とサーバ装置間の通信は無線通信できれば特に限定はなく、例えば、インターネットを介して通信する場合は、自動車電話や携帯電話等の電話網を利用することができる。
【0026】
14は地図情報や現在地を表示する液晶ディスプレイ等からなる表示部であり、15はユーザが目的地等の設定等の入力を行う入力部、16は地図情報を記憶する地図情報記憶部、17はユーザにより任意に登録される地点の位置情報や目的地の履歴等を記憶する登録情報記憶部、18は目的地や走行予定経路等を一時記憶するRAM、19はナビゲーション装置10の動作に必要なプログラムを記憶しているROM、20はROM19のプログラムに基づいてナビゲーション装置10を制御するマイクロコンピュータ等で構成された制御部である。
【0027】
この構成により、ナビゲーション装置10は必要なときに必要な量だけサーバ装置から地図情報を受信し、表示部14に現在地を表示したり、目的地までの経路案内を行うことができる。
【0028】
またナビゲーション装置の構成としては、図2に示すように、記録媒体より地図情報を読み出す構成としてもよい。図2のナビゲーション装置21が図1のナビゲーション装置10と異なる点は、図1の通信制御部12、アンテナ13、地図情報記憶部16の替わりに記録媒体再生部22を備えることである。記録媒体再生部22は地図情報等を記録したCDやDVD等の記録媒体を再生する。
【0029】
この構成により、ナビゲーション装置21は必要なときに必要な量だけ記録媒体から地図情報を読み出し、表示部14に現在地を表示したり、目的地までの経路案内を行うことができる。
【0030】
また、本発明のナビゲーション装置は図1の構成に記録媒体再生部22を加えた構成としてもよい。
【0031】
図3は、経路案内時のナビゲーション装置10の動作を示すフローチャートである。ユーザによりナビゲーション装置10の入力部15が操作されて目的地が入力され、経路探索実行キー(不図示)が押下されると、ステップS10において、ナビゲーション装置10は目的地をRAM18に記憶する。ここで、目的地は地図上で指定するだけでなく、予めユーザにより登録された地点(自宅や勤務先等の普段よく行く地点)から選択することもできる。そして、ステップS11へ進んで現在地から目的地までの経路を探索し、ステップS12へ進んで表示部14に走行予定経路を表示する。
【0032】
その後、ステップ13へ進んで走行予定経路に基づいて経路案内を行う。この経路案内は、現在地の移動とともに表示画面をスクロールして目的地まで案内する処理であり、表示画面上で走行予定経路の色を区別して表示したり、音声ガイド等の機能を併用することができる。
【0033】
次に、ステップS13の経路案内の処理の実施形態について説明する。
〈第1の実施形態〉
図4は、第1の実施形態におけるナビゲーション装置10の動作を示すフローチャートである。まずステップS20において、過去に設定された目的地の履歴を読み出す。ナビゲーション装置10は目的地の設定がある度にその位置情報を保存して履歴を作成しているものとする。
【0034】
次に、ステップS21へ進んで今回設定された目的地が以前に所定回数(例えば3回)以上、目的地として設定されているか否かを履歴から判断する。この所定回数はユーザがその目的地までの経路を覚えたと考えられる回数とする。
【0035】
ステップS21において、所定回数以上設定されていれば、ステップS22へ進んで簡易ガイドモードで経路案内する。一方、ステップS21において、所定回数に達していなければ、詳細ガイドモードで経路案内する。
【0036】
このように、ナビゲーション装置10は、所定回数以上設定された目的地へ経路案内する場合は、ユーザが経路を覚えていると判断して簡易ガイドモードを実行し、所定回数未満設定された目的地又は初めて設定された目的地へ経路案内する場合は、ユーザが経路を知らないと判断して詳細ガイドモードを実行するので、ユーザの所望のモードで最適な経路案内を行うことができる。
【0037】
図5は、簡易ガイドモードを説明するフローチャートである。まずステップS30において、ナビゲーション装置10はVICS(vehicle information communication system)からの情報を受信して目的地までの所要時間(到着予想時間)を算出する。そして、ステップS31へ進んで到着予想時間を表示部14に表示する。
【0038】
次に、ステップS32へ進んで新たに現在地を取得して表示部14の現在位置を更新する。そして、ステップS33へ進んで目的地へ到着したか否かを判別する。これは現在地と目的地の座標が誤差範囲内で一致するか否かにより判別する。ステップS33において、まだ目的地に到着していない場合はステップS30に戻る。一方、ステップS33において目的地に到着したと判断した場合は経路案内を終了する。
【0039】
なお、簡易ガイドモード実行中にユーザが走行予定経路の表示を不要とする場合は、所定のキー操作により走行予定経路を非表示に切り替えられるものとする。
【0040】
この簡易ガイドモードは、自宅等のよく知っている目的地へ向かう場合に到着予想時刻等の最小限の情報のみを知ることができ、ユーザに情報が過剰に供給されないので快適に走行できる。
【0041】
図6は、詳細ガイドモードを説明するフローチャートである。まず簡易ガイドモードと同様にステップS30、S31により到着予想時間を表示する。次に、ステップS31からステップS40へ進んで、前方の所定距離内に交差点があるか否かを判別する。
【0042】
ステップS40において交差点がある場合は、ステップS41へ進んで交差点ガイドを行う。この交差点ガイドは交差点を拡大表示して矢印等で進路を示す機能である。交差点を通過し、ステップS41が完了すると、ステップS32、S33と進み、目的地へ到着すれば経路案内を終了する。
【0043】
一方、ステップS40において交差点がない場合は、ステップS32へ進む。
【0044】
なお、詳細ガイドモードにおいては、適時、音声ガイドを併用することにより、ユーザが表示部を注視しなくても経路を分かり易く説明する。
【0045】
この詳細ガイドモードは、知らない場所へ向かうときにナビゲーション装置の機能を最大限に活用して経路案内するので、ユーザはナビゲーション装置の誘導に従って確実に目的地に到着できる。
【0046】
また、簡易ガイドモードと詳細ガイドモードとは、ユーザのキー操作により随時切り替え可能とする。更に、走行予定経路の表示、到着予想時間、音声ガイド、交差点ガイド等の機能の中からユーザが所望する機能を選択して経路案内するモードを設けてもよい。
〈第2の実施形態〉
図7は、第2の実施形態におけるナビゲーション装置10の動作を示すフローチャートである。ステップS50において、目的地が予めユーザにより登録された地点であるか否か判別する。
【0047】
ステップS50において目的地が登録された地点である場合は、ユーザが目的地までの経路を知っているものとみなし、ステップS22へ進んで簡易ガイドモードを実行する。一方、ステップS50において目的地が登録された地点でない場合、つまり地図上で指定したり、住所から指定した場合は、ユーザが目的地までの経路を知らないものとみなし、ステップS23へ進んで詳細ガイドモードを実行する。
【0048】
このように、ナビゲーション装置10が目的地が登録された地点であるか否かに基づいてガイドモードを決定することにより、ユーザの所望のモードで最適な経路案内を行うことができる。
〈第3の実施形態〉
図8は、第3の実施形態におけるナビゲーション装置10の動作を示すフローチャートである。ステップS50において、目的地が予めユーザにより登録された地点であるか否か判別する。
【0049】
ステップS50において目的地が登録された地点である場合は、ステップS60へ進んでその登録内容から既知の経路として登録されているか未知の経路として登録されているかを判別する。
【0050】
ステップS60において既知の経路として登録されている場合は、ステップS22へ進んで簡易ガイドモードを実行する。一方、ステップS60において未知の経路として登録されている場合は、ステップS23へ進んで詳細ガイドモードを実行する。
【0051】
ところで、ステップS50において目的地が登録された地点でない場合は、ステップS23へ進んで詳細ガイドモードを実行する。
【0052】
なお、未知の経路として登録されている場合でも、第1の実施形態のように、所定回数以上、目的地として設定された場合には既知の経路とみなし、簡易ガイドモードを実行するようにしてもよい。これにより、ユーザが登録内容を変更する手間が省ける。
【0053】
このように、ナビゲーション装置10が既知又は未知のどちらの経路として登録されているかに基づいてガイドモードを決定することにより、ユーザの所望のモードで最適な経路案内を行うことができる。
〈第4の実施形態〉
図9は、第4の実施形態におけるナビゲーション装置10の動作を示すフローチャートである。ステップS50において、目的地が予めユーザにより登録された地点であるか否か判別する。
【0054】
ステップS50において目的地が登録された地点である場合は、ステップS22へ進んで簡易ガイドモードを実行する。一方、ステップS50において目的地が登録された地点でない場合は、ステップS70へ進んで経由地を通過したか否かを判別する。なお、経由地の設定は図3のステップS10で目的地の設定と同時に行うようにすることができる。
【0055】
ステップS70において経由地を既に通過している場合は経由地の存在を考慮する必要がないのでステップS23へ進んで詳細ガイドモードを実行する。一方、ステップS70において経由地をまだ通過していない場合は、ステップS71へ進んで経由地が予めユーザにより登録された地点であるか否か判別する。
【0056】
ステップS71において経由地が登録された地点である場合は、ユーザが経由地までの経路を知っているものとみなし、ステップS22へ進んで簡易ガイドモードを実行する。ここで、簡易ガイドモードは図5のステップS33で目的地へ到着していない場合、図9のステップS50へ戻るものとする。一方、ステップS71において経由地が登録された地点でない場合は、ユーザが目的地までの経路を知らないものとみなし、ステップS23へ進んで詳細ガイドモードを実行する。
【0057】
なお、経由地は複数設定できるようにしてもよい。その際は各経由地毎に通過したか否かを判別して経路案内処理を行えばよい。
【0058】
このように経由地を設定した場合、ナビゲーション装置10が目的地や経由地が登録された地点であるか否かに基づいてガイドモードを決定することにより、ユーザの所望のモードで最適な経路案内を行うことができる。
〈第5の実施形態〉
図10は、第5の実施形態におけるナビゲーション装置10の動作を示すフローチャートである。ステップS50において、目的地が予めユーザにより登録された地点であるか否か判別する。
【0059】
ステップS50において目的地が登録された地点である場合は、ステップS22へ進んで簡易ガイドモードを実行する。一方、ステップS50において目的地が登録された地点でない場合は、ステップS80へ進んで走行予定経路上の任意の地点を中心とした所定距離の範囲内に、登録された地点があるか否かを判別する。つまり、走行予定経路付近に登録された地点があるか否かを判別する。
【0060】
ステップS80において走行予定経路付近に登録された地点がある場合は、ステップS81へ進んでその登録された地点付近を既に通過して所定距離の範囲外となったか否かを判別する。ステップS81においてまだその地点付近を通過していない場合は、ユーザがその登録された地点付近までの経路を知っているものとみなし、ステップS22へ進んで簡易ガイドモードを実行する。ここで、簡易ガイドモードは図5のステップS33で目的地へ到着していない場合、図10のステップS50へ戻るものとする。一方、ステップS81においてその登録された地点付近を通過して所定距離の範囲外となった場合は、ユーザが現在地から目的地までの経路を知らないものとみなし、ステップS23へ進んで詳細ガイドモードを実行する。
【0061】
ところで、ステップS80において走行予定経路付近に登録された地点がない場合は、ステップS23へ進んで詳細ガイドモードを実行する。
【0062】
このように、走行予定経路付近にユーザが登録した地点があるか否かに基づいてナビゲーション装置10がガイドモードを決定することにより、ユーザの所望のモードで最適な経路案内を行うことができる。
【0063】
なお本発明において、走行予定経路の表示、到着予想時間、音声ガイド、交差点ガイド等の機能は、ユーザにより適時ON/OFFを手動で切り替えられるようにすることができる。
【0064】
本発明のナビゲーション装置は、ポータブル用、車載用をはじめ、携帯電話、PDA(携帯情報端末)、パーソナルコンピュータ等に搭載することができる。
【0065】
【発明の効果】
本発明によれば、簡易ガイドモード又は詳細ガイドモードのどちらで経路案内するかを目的地や経由地の登録情報に基づいて自動的に判断するので、ユーザは経路案内の度にどのようなガイドモードを望むのか設定する必要がなく、ユーザの所望のモードで最適な経路案内を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信により地図情報を取得するナビゲーション装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の記録媒体より地図情報を読み出すナビゲーション装置の構成を示す図である。
【図3】本発明の経路案内時のナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施形態におけるナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の簡易ガイドモードを説明するフローチャートである。
【図6】本発明の詳細ガイドモードを説明するフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施形態におけるナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第3の実施形態におけるナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第4の実施形態におけるナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第5の実施形態におけるナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10、21 ナビゲーション装置
11 現在地検出部
12 通信制御部
13 アンテナ
14 表示部
15 入力部
16 地図情報記憶部
17 登録情報記憶部
18 RAM
19 ROM
20 制御部
22 記録媒体再生部

Claims (7)

  1. 地図上に現在地を重ねて表示し、現在地から目的地までの経路案内を行うナビゲーション装置において、
    複数のガイド機能を組み合わせて詳細な経路案内を行う詳細ガイドモードと、
    前記複数のガイド機能の中から1以上の機能を用いて経路案内を行う簡易ガイドモードとを備えたことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記複数のガイド機能とは、走行予定経路の表示、到着予想時間、音声ガイド、交差点ガイドを含み、前記簡易ガイドモードには、前記走行予定経路の表示と到着予想時間とを用いることを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  3. 目的地の履歴を記憶しておき、
    所定回数以上設定された目的地へ経路案内する場合は、前記簡易ガイドモードを実行し、
    所定回数未満設定された目的地又は初めて設定された目的地へ経路案内する場合は、前記詳細ガイドモードを実行することを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  4. 予めユーザにより登録された地点が目的地として設定された場合は、前記簡易ガイドモードを実行し、
    予めユーザにより登録された地点以外の地点が目的地として設定された場合は、前記詳細ガイドモードを実行することを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  5. 目的地までの経路が既知の経路として登録された経路である場合は、前記簡易ガイドモードを実行し、
    目的地までの経路が既知の経路として登録されていない経路である場合は、前記詳細ガイドモードを実行することを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  6. 予めユーザにより登録された地点が目的地として設定された場合は、前記簡易ガイドモードを実行し、
    予めユーザにより登録された地点以外の地点が目的地として設定された場合であって、
    経由地をまだ通過しておらず、経由地が予めユーザにより登録された地点である場合は、前記簡易ガイドモードを実行し、
    経由地をまだ通過しておらず、経由地が予めユーザにより登録された地点以外の地点である場合、又は経由地を既に通過している場合は、前記詳細ガイドモードを実行することを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  7. 予めユーザにより登録された地点が目的地として設定された場合は、前記簡易ガイドモードを実行し、
    予めユーザにより登録された地点以外の地点が目的地として設定された場合であって、
    走行予定経路上の任意の地点を中心とした所定距離の範囲内に、予めユーザにより登録された地点がある場合は、該地点付近を通過して前記所定距離の範囲外となるまでは前記簡易ガイドモードを実行し、その後目的地までは前記詳細ガイドモードを実行し、
    走行予定経路上の任意の地点を中心とした所定距離の範囲内に、予めユーザにより登録された地点がない場合は、前記詳細ガイドモードを実行することを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
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