JP2009198388A - 超音波流量計 - Google Patents

超音波流量計 Download PDF

Info

Publication number
JP2009198388A
JP2009198388A JP2008041883A JP2008041883A JP2009198388A JP 2009198388 A JP2009198388 A JP 2009198388A JP 2008041883 A JP2008041883 A JP 2008041883A JP 2008041883 A JP2008041883 A JP 2008041883A JP 2009198388 A JP2009198388 A JP 2009198388A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic
flow velocity
calculating
velocity distribution
reflector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008041883A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Tezuka
英昭 手塚
Harutsugu Mori
治嗣 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Power Co Inc filed Critical Tokyo Electric Power Co Inc
Priority to JP2008041883A priority Critical patent/JP2009198388A/ja
Publication of JP2009198388A publication Critical patent/JP2009198388A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Abstract

【目的】被測定流体の流速が速い場合や被測定流体の流れる配管の口径が大きい場合においても、ADコンバータのメモリ容量を超えて、高精度な測定を可能にする相関法を利用した反射型超音波流量計および流量測定方法を提供する。
【構成】超音波エコー信号をデジタル信号へ変換し記憶するADコンバータの前段に、指定された時間帯のみADコンバータへの入力を許す信号選択手段を備え、配管の部分的なの流速分布を複数回測定し、測定で得られた複数の流速分布から配管全体の流速分布を合成する相関法を利用した反射型超音波流量計および流量測定方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は、超音波パルスを利用して流体の流速分布および流量を測定する超音波流速分布および流量計に係り、特に、比較的クリーンな流体を含む種々の流体の流速分布および流量を非接触測定できる相関法を利用した反射型超音波流量計に関する。
相関法を利用した反射型超音波流量計として特許文献1、特許文献2、特許文献3に開示された技術がある。
特開2003−344131 特開2004−333260 特開2005−208068
相関法を利用した反射型超音波流量計は、異なるパルスに対する同一の反射体からのエコー信号を波形の相関から探し出して、その時間差から反射体の速度を算出し、その速度を用いて流速分布や流量を測定するものである。
図6に相関法を利用した反射型超音波流量計の測定形態を示す。配管20の中の流体に対して、トランスジューサ17から超音波パルスを複数回入射し、このエコーを解析することで、測定線(ML)に沿った流速分布を求める。
図7はトランスジューサ17から入射された超音波ビーム30と流体中の気泡等の反射体40の関係を説明するものである。反射体40は流れに沿って移動するため、ある超音波パルスが衝突した位置をAとすると、その後の超音波パルスとはBのように下流で衝突する。
このため、トランスジューサ17との距離が異なるため、図8のように、入射波である超音波パルスと受信波である超音波エコーとの時間差がパルスによって異なる、という現象が起こる。図8では、時刻tで発振した超音波パルスとΔt後の発振したパルスの間に、反射体40はΔx、反射体41はΔxだけ変位するが、これは、受信波形では、それぞれ、Δτ、Δτとして観測される。
以上から式(1)、(2)により、トランスジューサ17からの距離xとその位置での流速u(x)を求めることができる。
ここで超音波パルスを発振してから反射波を受信するまでの時間をτ、超音波の速度をcとしている。
このように、同一の反射体からのエコー信号を特定することができれば、その時間差から反射体の速度、すなわち流速を求めることができる。この同一の反射体からのエコーを探すために、エコー信号から特定の時間帯の波形を切り出し(参照波)、このエコー信号の他の部分からこれと同じ波形(探索波)を、相関法を利用して探索するのが、自己相関法を利用した反射型超音波流量計である。
相関法を利用した反射型超音波流量計の基本的な構成は図9に示すようなものである。トリガ発信ボード12と超音波発信・受信手段であるパルサーレシーバ14、トランスジューサ17、受信した超音波エコー信号をサンプリングしてデジタル信号に変換するADコンバータ15、ADコンバータのメモリ22、デジタル化された超音波エコー信号を処理して流速分布および流量を算出する信号処理手段であるパーソナルコンピューター(パソコン)11からなる。
まず、トリガ発信ボード12がトリガ信号を生成し、これに従いパルサーレシーバ14が電気パルス信号を生成する。この電気パルス信号をトランスジューサ17が超音波パルスに変換して発振する。
トリガ信号は、ADコンバータ15にも同期をとるために送信される。
トランスジューサ17は、超音波パルスのビームを金属配管20内に投入射する一方、超音波パルスの発振後、測定対象流体に混在する反射体からの反射波である、超音波エコー信号を受信する。受信した超音波エコー信号は、トランスジューサ17からパルサーレシーバ14を介してADコンバータ15に送られる。ADコンバータ15はトリガ信号に同期してサンプリングを行い、変換したデジタルエコー信号をパソコン11に送信する。
図10に、超音波パルスおよび超音波エコー信号とADコンバータ15のサンプリングのタイミングとの関係を説明する説明図を示す。
図10において、横軸は時間軸であり、上段は超音波パルス波形、中段は超音波エコー信号受信波形、下段はADコンバータ15のサンプリングのタイミングである。図10の上段に示すように超音波パルスは、例えば、Δt間隔の2パルスが繰り返し出力されている。このタイミングに合わせてADコンバータ15のサンプリングのタイミングが制御される。
ADコンバータ15は、図10の下段のタイミングで超音波エコー信号を極めて短時間幅、例えば1μs毎にデジタルサンプリング処理して、デジタル超音波エコー信号を生成する。ADコンバータ15においては、連続する2パルスに対する超音波エコー信号を1系列としてデジタル信号へ変換しメモリ22で記憶する。通常、1系列は、トランスジューサ17と反対側の配管壁からのエコーを十分受信できる程度の長さを持つ。ADコンバータ15が、所要系列数分の時系列データの取得を完了すると、パソコン11による解析等の処理が行われる。
ADコンバータにて変換されたデジタル超音波エコー信号は、信号処理手段であるパソコン11で処理され、流速分布、流量が求められる。
さて、相関法を利用した反射型超音波流量計では、2つの超音波パルスが同一の反射体に衝突する必要がある(以下、先のパルスを第1パルス、それに続くパルスを第2パルスと呼ぶ)。このため、被測定流体の流速が速くなると、当然に反射体の移動速度も上がるため、第1パルスと第2パルスの発信間隔を短くする必要が生じる。なぜなら、間隔が長いと第2パルスの発信時には反射体が超音波ビームの外、観測領域外へ行ってしまうからである。
パルスの間隔を短くすると、短い区間のデータを精密に処理する必要があるため、ADコンバータは短いサンプリング時間で変換することが求められる。
一方で、被測定流体が流れる配管口径が大きい場合には、第1パルスを発信してから、トランスジューサ17と反対側の配管壁付近の反射体による第2パルスの反射波が戻ってくるまでには時間がかかるので、長時間観測を継続する必要が生じる。このためADコンバータは長時間データを蓄積する必要がある。
大口径配管中を高速で流れる流体の流速を測定するには、短いサンプリング時間と長い蓄積時間という、相反する条件が重なり、膨大なデータの蓄積がADコンバータに求められるが、一般にADコンバータのメモリには限りがあり、おのずと測定することができる限界の流速と配管径がでてくる。
本願発明は、ADコンバータのメモリ容量に制限されず、被測定流体の流速が速い場合や被測定流体の流れる配管の口径が大きい場合においても、高精度な測定を可能にする技術を提供することを目的とする。
すなわち、本発明とは以下のものである
(1)
トリガ信号を出力するトリガ発振手段と、
超音波パルスを配管内の流体に向けて発信する超音波発振手段と、
流体内の反射体による超音波パルスの反射波を受信し超音波エコー信号へ変換する超音波パルス受信手段と、
超音波エコー信号をデジタル信号へ変換し記憶するADコンバータと、
トリガ信号に対してADコンバータの動作開始を遅延させる信号選択手段と、
前記遅延時間を調整する制御手段と、
デジタル化された超音波エコー信号を処理して流速分布を算出する信号処理手段を備えた超音波流速分布計のうち、
前記信号処理手段は所定の時間間隔をもって発振された2つの超音波パルスからの反射波であるデジタル信号へ変換された1つの超音波エコー信号を参照波及び探索波として扱い自己相関を計算して、その相関値のピーク位置を検出し、これらの波の位相差から前記測定線に沿う超音波反射体の位置及び速度を算出して配管中の流体の流速分布を算出する超音波流速分布及び流量計であって、
前記遅延時間を変化させて複数回超音波流速分布を測定し、
前記複数の流速分布から1の流速分布を合成することを特徴とする
超音波流速分布計
(2)
トリガ信号を出力するトリガ発振手段と、
超音波パルスを配管内の流体に向けて発信する超音波発振手段と、
流体内の反射体による超音波パルスの反射波を受信し超音波エコー信号へ変換する超音波パルス受信手段と、
超音波エコー信号をデジタル信号へ変換し記憶するADコンバータと、
トリガ信号に対してADコンバータの動作開始を遅延させる信号選択手段と、
前記遅延時間を調整する制御手段と、
デジタル化された超音波エコー信号を処理して流速分布を算出する信号処理手段を備えた超音波流量計のうち、
前記信号処理手段は所定の時間間隔をもって発振された2つの超音波パルスからの反射波であるデジタル信号へ変換された1つの超音波エコー信号を参照波及び探索波として扱い自己相関を計算して、その相関値のピーク位置を検出し、これらの波の位相差から前記測定線に沿う超音波反射体の位置及び速度を算出して配管中の流体の流速分布を算出する超音波流速分布及び流量計であって、
前記遅延時間を変化させて複数回超音波流速分布を測定し、
前記複数の流速分布から1の流速分布を合成し、
前記合成された流速分布を用いて流量を算出することを特徴とする
超音波流量計
(3)
トリガ信号からADコンバータが動作するまでの遅れ時間を設定するステップと、
トリガ信号を出力するトリガ発信ステップと、
前記トリガ信号により超音波パルスを配管内を流れる流体の測定線に向けて複数回発振する超音波パルス発振ステップと、
前記流体の中の反射体による超音波パルスの反射波を受信し超音波エコー信号へ変換する超音波パルス受信ステップと、
設定された遅れ時間とサンプリング時間に応じて前記超音波エコー信号をアナログ−デジタル変換して記憶するAD変換ステップと、
記憶したデジタル超音波エコー信号の1つのエコー信号を参照波および探索波として扱い自己相関を計算する相関計算ステップと、
前記参照波および探索波の相関値がピーク位置の場合に同一の反射体からの反射波とみなす位相特定ステップと、
前記位相特定ステップにより特定した参照波および探索波の位相差を計算する位相差計算ステップと、
前記位相差計算ステップにより求まる位相差から前記測定線に沿う超音波反射体の速度を算出する速度算出ステップと、
前記超音波パルスと探索波の時間差から測定線上の反射体の位置を特定する位置特定ステップと、
前記算出された速度と位置から流速分布を算出する流速分布算出ステップと、
前記算出した流速分布を記憶する記憶ステップを備えた超音波流速分布測定方法であって、
トリガ信号からADコンバータが動作するまでの遅れ時間を変更して複数回測定を行うとともに、
取得した複数の流速分布を1の流速分布へ合成することを特徴とする
超音波流速分布測定方法
(4)
トリガ信号からADコンバータが動作するまでの遅れ時間を設定するステップと
トリガ信号を出力するトリガ発信ステップと
前記トリガ信号により超音波パルスを配管内を流れる流体の測定線に向けて複数回発振する超音波パルス発振ステップと、
前記流体の中の反射体による超音波パルスの反射波を受信し超音波エコー信号へ変換する超音波パルス受信ステップと、
設定された遅れ時間とサンプリング時間に応じて前記超音波エコー信号をアナログ−デジタル変換して記憶するAD変換ステップと、
記憶したデジタル超音波エコー信号の1つのエコー信号を参照波および探索波として扱い自己相関を計算する相関計算ステップと、
前記参照波および探索波の相関値がピーク位置の場合に同一の反射体からの反射波とみなす位相特定ステップと、
前記位相特定ステップにより特定した参照波および探索波の位相差を計算する位相差計算ステップと、
前記位相差計算ステップにより求まる位相差から前記測定線に沿う超音波反射体の速度を算出する速度算出ステップと
前記超音波パルスと探索波の時間差から測定線上の反射体の位置を特定する位置特定ステップと
前記算出された速度と位置から流速分布を算出する流速分布算出ステップと
前記算出した流速分布を記憶する記憶ステップと超音波流量測定方法であって、
トリガ信号からADコンバータが動作するまでの遅れ時間を変更して複数回測定を行うとともに、
取得した複数の流速分布を1の流速分布へ合成し
前記合成された流速分布から流量を算出することを特徴とする超音波流量測定方法
(5)
繰り返し回数を受け付けるステップと、
トリガ信号からADコンバータが動作するまでの遅れ時間を設定するステップと、
トリガ信号を出力するトリガ発信ステップと、
前記トリガ信号により超音波パルスを配管内を流れる流体の測定線に向けて複数回発振する超音波パルス発振ステップと、
前記流体の中の反射体による超音波パルスの反射波を受信し超音波エコー信号へ変換する超音波パルス受信ステップと、
設定された遅れ時間とサンプリング時間に応じて前記超音波エコー信号をアナログ−デジタル変換して記憶するAD変換ステップと、
記憶したデジタル超音波エコー信号の1つのエコー信号を参照波および探索波として扱い自己相関を計算する相関計算ステップと、
前記参照波および探索波の相関値がピーク位置の場合に同一の反射体からの反射波とみなす位相特定ステップと、
前記位相特定ステップにより特定した参照波および探索波の位相差を計算する位相差計算ステップと、
前記位相差計算ステップにより求まる位相差から前記測定線に沿う超音波反射体の速度を算出する速度算出ステップと、
前記超音波パルスと探索波の時間差から測定線上の反射体の位置を特定する位置特定ステップと、
前記算出された速度と位置から流速分布を算出する流速分布算出ステップと、
前記算出した流速分布を記憶する記憶ステップとコンピュータプログラムであって、
前記受け付けた回数に達するまではトリガ信号からADコンバータが動作するまでの遅れ時間を変更して繰り返し測定を行うように判断するステップと、
取得した複数の流速分布を1の流速分布へ合成するステップを備えた
コンピュータプログラム
(6)
繰り返し回数を受け付けるステップと、
トリガ信号からADコンバータが動作するまでの遅れ時間を設定するステップと
トリガ信号を出力するトリガ発信ステップと
前記トリガ信号により超音波パルスを配管内を流れる流体の測定線に向けて複数回発振する超音波パルス発振ステップと、
前記流体の中の反射体による超音波パルスの反射波を受信し超音波エコー信号へ変換する超音波パルス受信ステップと、
設定された遅れ時間とサンプリング時間に応じて前記超音波エコー信号をアナログ−デジタル変換して記憶するAD変換ステップと、
記憶したデジタル超音波エコー信号1つのエコー信号を参照波および探索波として扱い自己相関を計算する相関計算ステップと、
前記参照波および探索波の相関値がピーク位置の場合に同一の反射体からの反射波とみなす位相特定ステップと、
前記位相特定ステップにより特定した参照波および探索波の位相差を計算する位相差計算ステップと、
前記位相差計算ステップにより求まる位相差から前記測定線に沿う超音波反射体の速度を算出する速度算出ステップと
前記超音波パルスと探索波の時間差から測定線上の反射体の位置を特定する位置特定ステップと
前記算出された速度と位置から流速分布を算出する流速分布算出ステップと
前記算出した流速分布を記憶する記憶ステップとコンピュータプログラムであって、
前記受け付けた回数に達するまではトリガ信号からADコンバータが動作するまでの遅れ時間を変更して繰り返し測定を行うように判断するステップと、
取得した複数の流速分布を1の流速分布へ合成するステップと、
前記合成された流速分布から流量を算出するステップを備えた
コンピュータプログラム
本発明によれば、ADコンバータのメモリ容量の制限を越えて、サンプリング時間を短く保ったままで大口径の配管中を高速で流れる流体の流量を測定することができる。
本発明に係る超音波流速分布および流量計の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る超音波流速分布および流量計の一実施形態を概略的に示す測定システムである。
この超音波流速分布および流量計10は、制御手段、信号処理手段としてのパーソナルコンピュータ(パソコン)11に流体の流速分布および流量計測機能を付加したものである。
超音波流速分布および流量計10は、パソコン11と、トリガ信号を出力するトリガ発振手段としてのトリガ発振ボード12と、超音波発振手段としてのパルサーレシーバ14、トランスジューサ17を備える。パルサーレシーバ14はコネクタケーブル13を介してトリガ発振ボード12に接続され、トランスジューサ17はコネクタケーブル16を介してパルサーレシーバ14に接続される。トランスジューサ17とパルサーレシーバ14は超音波パルス受信手段も兼ねている。
さらに、超音波流速分布および流量計10は前段に信号選択手段であるディレイ回路23を備えたADコンバータ15を有する。トリガ発振ボード12はパルサーレシーバ14およびADコンバータ15の信号授受タイミングを制御しており、トリガ信号の出力波形は、予め設定されたソフトウエアのプログラムにより任意に設定できる。また、ディレイ回路23はパソコン11からの制御により、ADコンバータの動作開始時間に任意の遅れ時間を生じさせる。
パルサーレシーバ14は、トリガ発振ボード12からのトリガ信号を入力して超音波パルス発振信号をトランスジューサ17に出力する。パルサーレシーバ14は、デジタルシンセサイザを内蔵し、50kHzから20MHzまでの超音波パルス発振信号の出力が可能であり、様々な発振周波数特性を有するトランスジューサ17に対応できる。
一方、トランスジューサ17は、パルサーレシーバ14から出力される超音波パルス発振信号を超音波パルスに変換し、測定線MLに沿って入射する。トランスジューサ17は被測定流体を案内する流体配管20に所定の設置角度θをなして外側から設置される。
トランスジューサ17から発振された超音波パルスは流体配管20内を流れる被測定流体中に入射され、懸濁する(混在する)超音波反射体により反射される。その反射波はトランスジューサ17に戻り、このトランスジューサ17にて反射波の大きさに応じた超音波エコー信号に変換される。超音波パルスの反射波である超音波エコー信号は続いてパルサーレシーバ14に送られ、パルサーレシーバ14に内蔵されたローパスおよびハイパスフィルタ、またはバンドパスフィルタにより反射波である超音波エコー信号をフィルタリングし、使用超音波パルスの周波数帯のみを抽出し、ノイズの悪影響を抑制している。
パルサーレシーバ14でフィルタリングされたアナログ式の超音波エコー信号は続いてADコンバータ15に送られる。このADコンバータ15は超音波エコー信号をデジタル信号に変換している。ADコンバータ15で変換されたデジタル超音波エコー信号はADコンバータ15のボード上のメモリ22に蓄えられ、パソコン11のハードディスクへの保存が可能となる。
ADコンバータ15の解像度は、例えば8bitでサンプリング周波数が500MHzまで可能である。
本発明においては、ADコンバータ15がサンプリングを継続する時間はパルサーレシーバ14から超音波エコー信号が出力される時間よりも短いことを前提にしており、ディレイ回路23によりADコンバータ15の動作開始時間を調整することで任意の時間帯の超音波エコー信号を選択的にデジタル変換、記憶する構成となっている。
信号処理手段であるパソコン11は、超音波パルスの反射波である超音波エコー信号を信号処理して解析し、前記超音波反射体あるいは超音波反射体群の位置と速度を求め、流体の流速分布および流量を算出するようになっている。
本発明における信号処理手段であるパソコン11は、ディレイ回路23の遅れ時間を変化させて繰り返し測定を実施する機能、流速分布を内蔵するメモリに記憶する機能、および一旦記憶した複数の流速分布をメモリから呼び出してこれらを合成して新たな流速分布を生成する機能を有する。
次に、本発明にかかる超音波流速分布測定方法、流量測定方法の処理を説明する。
本発明の特徴は、図2に示すように、配管の測定線を幾つかに分割してそれぞれ流速分布を測定し、これをあとから合成して配管全体の流速分布を求める点にある。
まずディレイ1だけADコンバータ15のサンプリング開始を遅延させると、サンプリング1によりML1の領域の流速分布51が求まる。次に、ディレイ2だけ遅延させると、サンプリング2によりML2の領域の流速分布52が求まる。同様にサンプリング3によりML3の流速分布53が求まる。このように、ディレイ時間を変化させて繰り返し測定を行うことで、配管中の部分的な測定領域についてそれぞれ別個に流速分布を求める。これを最後に合成して配管全体の流速分布を算出する。
図3に、本発明にかかる流量測定方法のフローを示す。まず、パソコン11は配管を何分割して流速分布を計測するか(繰り返し回数)の入力を受け付ける(S1)。パソコン11は分割数に応じて各測定回のディレイ時間を設定し、都度ディレイ回路23へ送信する(S2)。
トリガ発振ボード12からトリガ発振信号がパルサーレシーバ14とADコンバータ15に送られると(S3)、パルサーレシーバ14から超音波パルス発振のための電気信号がトランスジューサ17に送信され、トランスジューサ17は、超音波パルス発振信号を受信して所要周波数、例えば4MHzの正弦波状の超音波バースト信号に変換し、超音波パルスの発振を行なう(S4)。
トランスジューサ17は超音波パルスのビームを流体配管20内に投影する一方、超音波パルスの発振後、測定対象流体19に混在する気泡やパーティクル粒子等の超音波反射体からの反射波の受信を開始し、得られた反射波の超音波エコー信号をパルサーレシーバ14に返信させる(S5)。この超音波の反射波は、パルサーレシーバ14の機能により、超音波周波数に応じたバイパスおよびローパスフィルタにより信号処理される(S6)。その後、ディレイ時間を経過している場合には(S7)ADコンバータ15に転送され、高速でデジタルサンプリング処理され、デジタル化される(S8)。ディレイ時間を経過する前はADコンバータはサンプリング処理を行なわない。
サンプリング処理されたデジタル超音波エコー信号は信号処理手段であるパソコン11に入力される(S10)。パソコン11が入力されたデジタル超音波エコー信号を解析することにより、配管20中を流動する流体の流速分布を算出する(S11)。
算出した流速分布は、PC11が備えているメモリに記憶する(S12)。
測定回数が分割数に達するまでは、遅れ時間を変化させて測定を繰り返す(S13)。各回の測定の遅れ時間は図2のディレイ1、ディレイ2、ディレイ3のように、配管中の測定線全体を網羅するよう調整される。その後、記憶した複数の流速分布を合成して配管全体の流速分布を生成し(S14)、これに基づき、流量を算出する(S15)。
ステップS15では、合成された流速分布データを配管20の内部面積に沿う積分演算を行うことで流量を算出する。
図2に示すように、本発明では、配管の測定線を幾つかに分割して(図2ではML1,ML2、ML3)部分的な流速分布を測定し、これを合成して配管全体の流速分布とする。これにより、ADコンバータのメモリ容量の制限を越えて、サンプリング時間を短く保ったままで大口径の配管中を高速で流れる流体の流量を測定することができる。
パソコン11による流速分布算出ステップS11は、図4に示すように、自己相関計算処理ステップ(ステップS21)と、探索波特定ステップ(ステップS22)、位相差計算ステップ(ステップS23)と、位置・速度算出ステップ(ステップS24)と、流速分布算出ステップ(ステップS25)等からなる。
まず、ステップS21では、自己相関計算処理ステップがなされ、デジタル超音波エコー信号から抽出された参照波について、同一系列から探索される探索波の相互相関を計算し相関値を算出する。
図5に参照波と探索波の関係を示す。例えば、デジタル超音波エコー信号から抽出した参照波Aについて、同一系列(図の探索範囲)中の任意の波形との相関が計算される。ここで、相関係数のピーク位置を同一の超音波パルスからの反射波と判断する(S22)。結果的に相関の高い波形として探索波Aが探索される。
ステップS23の位相差計算ステップでは、特定した探索波の位相と参照波の位相との位相差を計算する。図5においては、参照波Aと探索波A、参照波Bと探索波Bの位相差である、Δτ、Δτを計算することに該当する。
ステップS24の位置・速度算出ステップでは、計算した位相差(時間差、図5ではΔτまたはΔτ)から反射体の速度を算出し、また超音波パルスから超音波エコーまでの時間(図5ではτまたはτ)から反射体の位置を算出する。
ステップS24の位置・速度算出が、系列中の全探索範囲について完了したと判断したら(S25)、流速分布算出ステップ(S26)がなされる。流速分布算出ステップでは、反射体群位置および速度から超音波反射体群の位置と速度との関係、すなわち、流速分布が算出される。流速分布算出の際は、各系列における同じ対応時刻において同位置で取得された全ての超音波反射体の速度を加算平均又は2乗平均して算出する。
本願発明は、流量計や流速計の製造業、流量計や流速計の販売業やメンテナンス業、プラントの保守・メンテナンス業、プラントの制御に関わるコンピュータプログラムの製作・メンテナンス業などにおいて、利用可能性がある。
本発明にかかる超音波流速分布計および流量計の機能ブロック図。 測定線を分割して流速分布を測定する手順の概念図。 本発明にかかる超音波流速分布および流量測定方法のフロー図。 相関法による流速分布算出ステップのフロー図。 参照波と探索波の関係を説明する図。 反射型超音波流量計の概念図。 超音波ビーム中を移動する反射体を説明する図。 超音波ビーム中の反射体の位置と超音波エコー信号を説明する図。 相関法を利用した反射型超音波流量計の構成を説明する図。 トリガ信号および超音波エコー信号受信波形とADコンバータのサンプリングのタイミングとの関係を説明する説明図。
符号の説明
10 超音波流量計
11 パーソナルコンピューター
12 トリガ発振ボード
13 コネクタケーブル
14 パルサーレシーバ
15 ADコンバータ
16 コネクタケーブル
20 配管
22 メモリ
23 ディレイ回路
30 超音波ビーム
40 反射体
41 反射体
51 部分的な流速分布
52 部分的な流速分布
53 部分的な流速分布

Claims (6)

  1. トリガ信号を出力するトリガ発振手段と、
    超音波パルスを配管内の流体に向けて発信する超音波発振手段と、
    流体内の反射体による超音波パルスの反射波を受信し超音波エコー信号へ変換する超音波パルス受信手段と、
    超音波エコー信号をデジタル信号へ変換し記憶するADコンバータと、
    トリガ信号に対してADコンバータの動作開始を遅延させる信号選択手段と、
    前記遅延時間を調整する制御手段と、
    デジタル化された超音波エコー信号を処理して流速分布を算出する信号処理手段を備えた超音波流速分布計のうち、
    前記信号処理手段は所定の時間間隔をもって発振された2つの超音波パルスからの反射波であるデジタル信号へ変換された1つの超音波エコー信号を参照波及び探索波として扱い自己相関を計算して、その相関値のピーク位置を検出し、これらの波の位相差から前記測定線に沿う超音波反射体の位置及び速度を算出して配管中の流体の流速分布を算出する超音波流速分布及び流量計であって、
    前記遅延時間を変化させて複数回超音波流速分布を測定し、
    前記複数の流速分布から1の流速分布を合成することを特徴とする
    超音波流速分布計
  2. トリガ信号を出力するトリガ発振手段と、
    超音波パルスを配管内の流体に向けて発信する超音波発振手段と、
    流体内の反射体による超音波パルスの反射波を受信し超音波エコー信号へ変換する超音波パルス受信手段と、
    超音波エコー信号をデジタル信号へ変換し記憶するADコンバータと、
    トリガ信号に対してADコンバータの動作開始を遅延させる信号選択手段と、
    前記遅延時間を調整する制御手段と、
    デジタル化された超音波エコー信号を処理して流速分布を算出する信号処理手段を備えた超音波流量計のうち、
    前記信号処理手段は所定の時間間隔をもって発振された2つの超音波パルスからの反射波であるデジタル信号へ変換された1つの超音波エコー信号を参照波及び探索波として扱い自己相関を計算して、その相関値のピーク位置を検出し、これらの波の位相差から前記測定線に沿う超音波反射体の位置及び速度を算出して配管中の流体の流速分布を算出する超音波流速分布及び流量計であって、
    前記遅延時間を変化させて複数回超音波流速分布を測定し、
    前記複数の流速分布から1の流速分布を合成し、
    前記合成された流速分布を用いて流量を算出することを特徴とする
    超音波流量計
  3. トリガ信号からADコンバータが動作するまでの遅れ時間を設定するステップと、
    トリガ信号を出力するトリガ発信ステップと、
    前記トリガ信号により超音波パルスを配管内を流れる流体の測定線に向けて複数回発振する超音波パルス発振ステップと、
    前記流体の中の反射体による超音波パルスの反射波を受信し超音波エコー信号へ変換する超音波パルス受信ステップと、
    設定された遅れ時間とサンプリング時間に応じて前記超音波エコー信号をアナログ−デジタル変換して記憶するAD変換ステップと、
    記憶したデジタル超音波エコー信号の1つのエコー信号を参照波および探索波として扱い自己相関を計算する相関計算ステップと、
    前記参照波および探索波の相関値がピーク位置の場合に同一の反射体からの反射波とみなす位相特定ステップと、
    前記位相特定ステップにより特定した参照波および探索波の位相差を計算する位相差計算ステップと、
    前記位相差計算ステップにより求まる位相差から前記測定線に沿う超音波反射体の速度を算出する速度算出ステップと、
    前記超音波パルスとそれに対する超音波エコーの時間差から測定線上の反射体の位置を特定する位置特定ステップと、
    前記算出された超音波反射体の速度と位置から流速分布を算出する流速分布算出ステップと、
    前記算出した流速分布を記憶する記憶ステップを備えた超音波流速分布測定方法であって、
    トリガ信号からADコンバータが動作するまでの遅れ時間を変更して複数回測定を行うとともに、
    取得した複数の流速分布を1の流速分布へ合成することを特徴とする
    超音波流速分布測定方法
  4. トリガ信号からADコンバータが動作するまでの遅れ時間を設定するステップと
    トリガ信号を出力するトリガ発信ステップと
    前記トリガ信号により超音波パルスを配管内を流れる流体の測定線に向けて複数回発振する超音波パルス発振ステップと、
    前記流体の中の反射体による超音波パルスの反射波を受信し超音波エコー信号へ変換する超音波パルス受信ステップと、
    設定された遅れ時間とサンプリング時間に応じて前記超音波エコー信号をアナログ−デジタル変換して記憶するAD変換ステップと、
    記憶したデジタル超音波エコー信号1つのエコー信号を参照波および探索波として扱い自己相関を計算する相関計算ステップと、
    前記参照波および探索波の相関値がピーク位置の場合に同一の反射体からの反射波とみなす位相特定ステップと、
    前記位相特定ステップにより特定した参照波および探索波の位相差を計算する位相差計算ステップと、
    前記位相差計算ステップにより求まる位相差から前記測定線に沿う超音波反射体の速度を算出する速度算出ステップと
    前記超音波パルスとそれに対する超音波エコーの時間差から測定線上の反射体の位置を特定する位置特定ステップと
    前記算出された超音波反射体の速度と位置から流速分布を算出する流速分布算出ステップと
    前記算出した流速分布を記憶する記憶ステップと超音波流量測定方法であって、
    トリガ信号からADコンバータが動作するまでの遅れ時間を変更して複数回測定を行うとともに、
    取得した複数の流速分布を1の流速分布へ合成し
    前記合成された流速分布から流量を算出することを特徴とする超音波流量測定方法
  5. 繰り返し回数を受け付けるステップと、
    トリガ信号からADコンバータが動作するまでの遅れ時間を設定するステップと、
    トリガ信号を出力するトリガ発信ステップと、
    前記トリガ信号により超音波パルスを配管内を流れる流体の測定線に向けて複数回発振する超音波パルス発振ステップと、
    前記流体の中の反射体による超音波パルスの反射波を受信し超音波エコー信号へ変換する超音波パルス受信ステップと、
    設定された遅れ時間とサンプリング時間に応じて前記超音波エコー信号をアナログ−デジタル変換して記憶するAD変換ステップと、
    記憶したデジタル超音波エコー信号1つのエコー信号を参照波および探索波として扱い自己相関を計算する相関計算ステップと、
    前記参照波および探索波の相関値がピーク位置の場合に同一の反射体からの反射波とみなす位相特定ステップと、
    前記位相特定ステップにより特定した参照波および探索波の位相差を計算する位相差計算ステップと、
    前記位相差計算ステップにより求まる位相差から前記測定線に沿う超音波反射体の速度を算出する速度算出ステップと、
    前記超音波パルスとそれに対する超音波エコーの時間差から測定線上の反射体の位置を特定する位置特定ステップと、
    前記算出された超音波反射体の速度と位置から流速分布を算出する流速分布算出ステップと、
    前記算出した流速分布を記憶する記憶ステップとコンピュータプログラムであって、
    前記受け付けた回数に達するまではトリガ信号からADコンバータが動作するまでの遅れ時間を変更して繰り返し測定を行うように判断するステップと、
    取得した複数の流速分布を1の流速分布へ合成するステップを備えた
    コンピュータプログラム
  6. 繰り返し回数を受け付けるステップと、
    トリガ信号からADコンバータが動作するまでの遅れ時間を設定するステップと
    トリガ信号を出力するトリガ発信ステップと
    前記トリガ信号により超音波パルスを配管内を流れる流体の測定線に向けて複数回発振する超音波パルス発振ステップと、
    前記流体の中の反射体による超音波パルスの反射波を受信し超音波エコー信号へ変換する超音波パルス受信ステップと、
    設定された遅れ時間とサンプリング時間に応じて前記超音波エコー信号をアナログ−デジタル変換して記憶するAD変換ステップと、
    記憶したデジタル超音波エコー信号1つのエコー信号を参照波および探索波として扱い自己相関を計算する相関計算ステップと、
    前記参照波および探索波の相関値がピーク位置の場合に同一の反射体からの反射波とみなす位相特定ステップと、
    前記位相特定ステップにより特定した参照波および探索波の位相差を計算する位相差計算ステップと、
    前記位相差計算ステップにより求まる位相差から前記測定線に沿う超音波反射体の速度を算出する速度算出ステップと
    前記超音波パルスとそれに対する超音波エコーの時間差から測定線上の反射体の位置を特定する位置特定ステップと
    前記算出された超音波反射体の速度と位置から流速分布を算出する流速分布算出ステップと
    前記算出した流速分布を記憶する記憶ステップとコンピュータプログラムであって、
    前記受け付けた回数に達するまではトリガ信号からADコンバータが動作するまでの遅れ時間を変更して繰り返し測定を行うように判断するステップと、
    取得した複数の流速分布を1の流速分布へ合成するステップと、
    前記合成された流速分布から流量を算出するステップを備えた
    コンピュータプログラム
JP2008041883A 2008-02-22 2008-02-22 超音波流量計 Pending JP2009198388A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008041883A JP2009198388A (ja) 2008-02-22 2008-02-22 超音波流量計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008041883A JP2009198388A (ja) 2008-02-22 2008-02-22 超音波流量計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009198388A true JP2009198388A (ja) 2009-09-03

Family

ID=41142025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008041883A Pending JP2009198388A (ja) 2008-02-22 2008-02-22 超音波流量計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009198388A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015031627A (ja) * 2013-08-05 2015-02-16 横河電機株式会社 超音波流量計
JPWO2021220371A1 (ja) * 2020-04-27 2021-11-04

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10281832A (ja) * 1997-04-08 1998-10-23 Hitachi Ltd パルスドップラ式超音波流量計
JP2004333260A (ja) * 2003-05-06 2004-11-25 Keio Gijuku 超音波流速分布計及び流量計、超音波流速分布及び流量測定方法並びに超音波流速分布及び流量測定処理プログラム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10281832A (ja) * 1997-04-08 1998-10-23 Hitachi Ltd パルスドップラ式超音波流量計
JP2004333260A (ja) * 2003-05-06 2004-11-25 Keio Gijuku 超音波流速分布計及び流量計、超音波流速分布及び流量測定方法並びに超音波流速分布及び流量測定処理プログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015031627A (ja) * 2013-08-05 2015-02-16 横河電機株式会社 超音波流量計
JPWO2021220371A1 (ja) * 2020-04-27 2021-11-04
WO2021220371A1 (ja) * 2020-04-27 2021-11-04 日本電信電話株式会社 配管検査システム、配管検査装置、及び配管検査方法
JP7380855B2 (ja) 2020-04-27 2023-11-15 日本電信電話株式会社 配管検査システム、配管検査装置、及び配管検査方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3669580B2 (ja) 超音波流速分布及び流量計
US10928414B2 (en) Signal travel time flow meter
JP4953001B2 (ja) 流量計測装置、流量測定方法およびコンピュータプログラム
JP3795510B2 (ja) 超音波流速分布計及び流量計、超音波流速分布及び流量測定方法並びに超音波流速分布及び流量測定処理プログラム
JP2005241546A (ja) ドップラー式超音波流量計、その演算処理装置、プログラム
US7409300B2 (en) Ultrasonic flow-velocity distribution meter/flowmeter, method of ultrasonically measuring flow velocity distribution/flowrate, program for ultrasonically measuring flow velocity distribution/flowrate
JP2009198388A (ja) 超音波流量計
JP3350501B2 (ja) 流量測定装置
JP2008157677A (ja) 流量計測システム、流量計測方法、コンピュータプログラムおよび超音波トランスデューサ
JP5239438B2 (ja) 流速測定装置および流速測定方法
JP2009236595A (ja) 超音波流量計測方法およびプログラム
JP5516783B2 (ja) 流速測定装置および流速測定方法
JP2008232965A (ja) 超音波流量計、流量測定方法およびコンピュータプログラム
JP5418982B2 (ja) 超音波流量計
Hayashida et al. Velocity Profile Measurements of Two-Phase Flow in Rectangular Channel Using Ultrasonic Time-Domain Correlation Method
JP2009243985A (ja) ドップラ式超音波流量計、流速算出ユニット、流量計測方法およびコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110627

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110629

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111107