JP2009196734A - 重送検出装置、重送検出方法 - Google Patents

重送検出装置、重送検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高精度の重送検出を行うことが可能な重送検出装置、重送検出方法を提供することを目的としている。
【解決手段】本発明の重送検出装置100は、送信センサ120から超音波を送信してシート材を振動させ、シート材の振動により発生する信号を受信センサ130及び受信回路190で受信し、処理回路200による重送判定処理によりシート材との間に空間があることを検出し、シート材の重送を検出する。
【選択図】図3

Description

本発明は、送信センサと受信センサとの間を搬送されるシード材等の重送を検出する重送検出装置、重送検出方法に関する。
従来の複合機等では、記録紙等を給紙トレイから供給する際に、複数の記録紙が重なって供給されることを防止するための重送検出装置が備えられている場合がある。重送検出装置では、超音波を送信する送信センサと、送信センサから送信された超音波を受信する受信センサとを有し、送信センサと受信センサの間を記録紙が搬送された際に、超音波が記録紙を透過することにより生じる超音波の減衰量に基づき重送を検出する。
例えば特許文献1には、超音波発信部と超音波受信部を有し、超音波受信部により受信した超音波の減衰量に基づき重送を検出する超音波を利用したシート材の重送検出装置が記載されている。
特許第3890766号公報
しかしながら上記従来の技術では、厚さの薄い記録紙や、超音波の透過率が高い記録紙を用いた場合、複数の記録紙が密着して重なっていた場合等に超音波が十分に減衰せず、重送を検出できないという問題点がある。
本発明は、上記事情を鑑みてこれを解決するためになされたものであり、高精度の重送検出を行うことが可能な重送検出装置、重送検出方法を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために以下の如き構成を採用した。
本発明は、シート材(150、160)の重送を検出する重送検出装置(100)であって、
前記シート材(150、160)を振動させるための超音波を送信する送信センサ(120)と、
前記超音波により生じる前記シート材(150、160)の振動により発生する信号を受信する受信センサ(130)と、
前記受信センサ(130)により受信された信号の減衰に基づき、前記シート材(150、160)が前記送信センサ(120)と前記受信センサ(130)との間を搬送される際の前記シート材(150、160)の重送を検出する処理を行う処理手段(200)とを有する構成とした。
また本発明の重送検出装置(100)において、前記処理手段(200)は、
前記受信センサ(130)により受信された信号のレベルが、予め設定された所定値よりも小さくなったとき、前記シート材(150、160)の重送を検出する構成としても良い。
また本発明の重送検出装置(100)において、前記送信センサ(120)と前記受信センサ(130)は、
前記送信センサ(120)から送信される超音波の伝搬方向が、前記シート材(150、160)の搬送方向に対して傾斜するように配置される構成としても良い。
本発明の重送検出方法は、超音波を送信する送信センサ(120)と、前記超音波により生じる信号を受信する受信センサ(130)と、前記受信センサ(130)により受信された信号の処理を行う処理手段(200)とを有し、前記送信センサ(120)と前記受信センサ(130)との間を搬送されるシート材(150、160)の重送を検出する重送検出装置(100)による重送検出方法であって、
前記送信センサ(120)により前記シート材(150、160)を振動させるための超音波を送信し、
前記受信センサ(130)により前記シート材(150、160)の振動により発生した信号を受信し、
前記処理手段(200)により前記受信センサ(130)が受信した信号の減衰に基づき前記シート材(150、160)の重送を検出する方法とした。
なお、上記参照符号はあくまでも参考であり、これによって特許請求の範囲の記載が限定されるものではない。
本発明によれば、高精度の重送検出を行うことができる。
本発明の重送検出装置では、被検出対象のシート材が重なっていた場合に、1枚目のシート材と2枚目のシート材との間に空間があることを検出し、重送を検出する。具体的には本発明の重送検出装置は、超音波を送信してシート材を振動させ、シート材の振動により発生する信号の減衰量に基づき、シート材の重送を検出する。
(実施形態)
以下に図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の重送検出装置100の斜視図である。
本発明の重送検出装置100は、ケース体110に超音波を送信する送信センサ120と、超音波を受信する受信センサ130とが収納されている。ケース体110には、重送検出の対象となるシート材が搬送される際に通過するスリット140が形成されている。送信センサ120と受信センサ130は、スリット140を介してケース体110内に配置されており、シート材がスリット140を通過した際に送信センサ120から送信された超音波がシート材に照射される。
尚本実施形態の送信センサ120と受信センサ130は、例えば圧電素子等により実現される。また本実施形態のシート材とは、例えば一般のコピー用紙、OHP(OverHead Projector)シート等であり、ケース体110のスリット140を通過可能なものであれば良い。
ここで図2を参照して本発明の重送検出装置100における重送検出の概念について説明する。図2は、本発明の重送検出装置100における重送検出について説明する図である。図2(A)は、スリット140を1枚のシート材が通過した場合を説明する図であり、図2(B)は、スリット140を2枚のシート材が重なって通過した場合を説明する図である。
始めに図2(A)を参照して1枚のシート材がスリット140を通過する場合(以下、通常状態)について説明する。本発明の重送検出装置100では、送信センサ120が超音波を送信し、シート材150を振動させる。受信センサ130は、シート材150の振動により発生する信号を受信し、受信した信号を電圧信号に変換して出力する。
尚本実施形態におけるシート材150の振動により発生する信号とは、シート材150の振動により、シート材150と受信センサ130との間の空間に生じる空気の振動により発生する信号である。
次に図2(B)を参照して2枚のシート材が重なってスリット140を通過する場合(以下、重送状態)について説明する。本発明の重送検出装置100では、シート材150とシート材160との間の空気層170におけるシート材150の振動から発生する信号の減衰により重送を検出する。
シート材150は、送信センサ120により送信された超音波(以下、送信波)により振動する。この振動は、空気層170で吸収された後にシート材160に到達する。よってシート材160に到達した振動は、シート材150の振動よりも小さい振動となる。このためシート材160の振動により発生する信号は微弱なものとなる。受信センサ130では、受信した微弱な振動を電圧信号に変換して出力する。
このように本発明の重送検出装置100では、空気層170が存在することにより生じるシート材150の振動の減衰に基づき重送を検出する。尚本実施形態の送信センサ120と受信センサ130は、送信波の伝搬方向がシート材150、160の搬送方向と直交しないように配置されることが好ましい。例えば図2(A)、(B)において矢印がシート材150、160の搬送方向とした場合、送信センサ120と受信センサ130は、送信波がシート材150、160に対して垂直に照射されないように配置される。
このように配置することにより、送信波によりシート材150に与えられるエネルギーは、シート材150の搬送方向にも分散する。よってシート材150とシート材160との間に空気層170を形成することができる。このため正確に重送を検出することができる。
尚本実施形態の送信センサ120から送信される超音波の周波数は、例えばシート材150を振動させることが可能なエネルギーを供給可能な周波数であることが好ましい。送信センサ120から送信される超音波の周波数は、本実施形態の重送検出装置100による重送の検出対象となるシート材の材質等に基づき予め決められても良い。本実施形態では、送信センサ120から送信される超音波の周波数は、400KHz程度とした。
次に図3を参照して本発明の重送検出装置100の構成について説明する。図3は、本発明の重送検出装置100の構成を説明する図である。
本実施形態の重送検出装置100は、送信センサ120、受信センサ130の他に、駆動回路180、受信回路190、処理回路200を有する。
駆動回路180は、送信センサ120から所定周波数の超音波を送信させるための駆動信号を送信センサ120に供給する。尚本実施形態の駆動回路180から供給される駆動信号は、間欠的に出力されるパルス信号とした。受信回路190は、受信センサ130が受信した超音波を電圧信号に変換する。本実施形態の受信回路190は、図示しない増幅回路、フィルタ回路、積分回路等により構成され、受信した超音波を電圧信号に変換して出力する。
処理回路200は、受信回路190から出力される電圧信号に基づき、重送の検出を行う。以下に図4を参照して本実施形態の処理回路200の機能について説明する。図4は、処理回路200の機能を説明する機能ブロック図である。
本実施形態の処理回路200は、演算処理部210と記憶部220とを有するマイクロコンピュータ等により実現される。
演算処理部210は、信号取得部211、信号比較部212、重送判定部213を有する。信号取得部211は、受信回路190から出力される電圧信号を所定間隔で取得する。信号比較部212は、信号取得部211により取得した電圧信号のレベルと、後述する所定値とを比較する。重送判定部213は、信号比較部212による比較結果に基づき重送状態か否かを判定する。
記憶部220は、予め設定された所定値が格納されている。本実施形態の所定値とは、重送状態と判定するか否かの閾値電圧の値である。本実施形態の所定値は、例えば本実施形態の重送検出装置100で重送を検出するシート材の材質等により、予め決定されているものとした。
ここで図5を参照して本実施形態における重送検出についてさらに説明する。図5は、処理回路200における重送検出を説明する図である。図5(A)は、通常状態において受信回路190から出力される電圧信号の波形を示し、図5(B)は、重送状態において受信回路190から出力される電圧信号の波形を示す。
本実施形態では、信号比較部212は、受信回路190から出力される電圧信号の波形のピーク値と、所定値とを比較するものとした。例えば図5(A)では、受信回路190から出力される電圧信号の波形のピーク値は、所定値THを超えている。よって重送判定部213は、通常状態と判定し、重送を検出しない。
また図5(B)では、受信回路190から出力される電圧信号の波形のピーク値は、所定値TH以下である。よって重送判定部213は、重送状態と判定する。処理回路200は、重送判定部213により重送状態と判定されると、重送を検出したことを示す信号を出力する。尚処理回路200から出力される信号は、例えば本実施形態の重送検出装置100が搭載された装置本体の制御を行う本体制御回路等に供給されても良い。
このように本実施形態の重送検出装置100では、処理回路200が内蔵されているため、受信センサ130により受信した信号から重送状態を検出したことを示す信号を出力することができる。このため、例えば本実施形態の重送検出装置100を複合機等の本体装置に搭載させる場合に、本体装置側で重送検出のためのファームウェアの設計等を行う必要がない。よって本実施形態によれば、本体装置側に本実施形態の重送検出装置100を搭載するだけで、本体装置に重送検出機能を追加することができる。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
本発明の重送検出装置100の斜視図である。 本発明の重送検出装置100における重送検出について説明する図である。 本発明の重送検出装置100の構成を説明する図である。 処理回路200の機能を説明する機能ブロック図である。 処理回路200における重送検出を説明する図である。
符号の説明
100 重送検出装置
110 ケース体
120 送信センサ
130 受信センサ
140 スリット
150、160 シート材
170 空気層
180 駆動回路
190 受信回路
200 処理回路
210 演算処理部
220 記憶部

Claims (4)

  1. シート材の重送を検出する重送検出装置であって、
    前記シート材を振動させるための超音波を送信する送信センサと、
    前記超音波により生じる前記シート材の振動により発生する信号を受信する受信センサと、
    前記受信センサにより受信された信号の減衰に基づき、前記シート材が前記送信センサと前記受信センサとの間を搬送される際の前記シート材の重送を検出する処理を行う処理手段とを有することを特徴とする重送検出装置。
  2. 前記処理手段は、
    前記受信センサにより受信された信号のレベルが、予め設定された所定値よりも小さくなったとき、前記シート材の重送を検出することを特徴とする請求項1記載の重送検出装置。
  3. 前記送信センサと前記受信センサは、
    前記送信センサから送信される超音波の伝搬方向が、前記シート材の搬送方向に対して傾斜するように配置されることを特徴とする請求項1又は2記載の重送検出装置。
  4. 超音波を送信する送信センサと、前記超音波により生じる信号を受信する受信センサと、前記受信センサにより受信された信号の処理を行う処理手段とを有し、前記送信センサと前記受信センサとの間を搬送されるシート材の重送を検出する重送検出装置による重送検出方法であって、
    前記送信センサにより前記シート材を振動させるための超音波を送信し、
    前記受信センサにより前記シート材の振動により発生した信号を受信し、
    前記処理手段により前記受信センサが受信した信号の減衰に基づき前記シート材の重送を検出することを特徴とする重送検出方法。
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