JP2009195189A - 多糖類からの単糖またはオリゴ糖の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】弱酸性の有機酸を含有させた、圧力0.2〜100MPa、温度120〜300℃の熱水中で、水熱反応により多糖類を加水分解する単糖またはオリゴ糖の製造方法。
【選択図】なし
Description
(1)の酸加水分解法は、塩酸、硫酸等の酸を用いて分解する方法である。この方法では、常温付近あるいは若干加温することにより常圧で操作することができるが、処理時間が比較的長く、処理後に酸の除去または中和、脱塩操作が必要である。
(1)弱酸性の有機酸を含有させた、圧力0.2〜100MPa、温度120〜300℃の熱水中で、水熱反応により多糖類を加水分解することを特徴とする単糖またはオリゴ糖の製造方法、
(2)前記多糖類が、セルロースであることを特徴とする(1)項に記載の単糖またはオリゴ糖の製造方法、
(3)前記有機酸の25℃におけるpKaが、1〜6であることを特徴とする(1)または(2)項に記載の単糖またはオリゴ糖の製造方法、
(4)前記有機酸が、カルボン酸化合物であることを特徴とする(1)〜(3)のいずれか1項に記載の単糖またはオリゴ糖の製造方法、
(5)前記有機酸の濃度が、0.001〜50質量%であることを特徴とする(1)〜(4)のいずれか1項に記載の単糖またはオリゴ糖の製造方法、
(6)前記有機酸が、ギ酸、酢酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グリコール酸、乳酸、ケイ皮酸、及びガラクツロン酸からなる群から選択される少なくとも1つの化合物であることを特徴とする(1)〜(5)のいずれか1項に記載の単糖またはオリゴ糖の製造方法、
(7)前記ギ酸の濃度が、0.001〜20質量%であることを特徴とする(6)項に記載の単糖またはオリゴ糖の製造方法、および
(8)原料の前記多糖類として、セルロースを含む農業生産物、食品廃棄物、木材または紙類を用いることを特徴とする(1)〜(7)のいずれか1項に記載の単糖またはオリゴ糖の製造方法
を提供するものである。
さらに、本発明では弱酸性有機酸を用いるため、反応器の腐食を抑制することができる。また、無機酸を用いた加水分解方法と比べて、酸の分離除去が容易であり、操作負担および環境負担が低減され、しかも副反応が起こりにくい。
さらに、本発明の方法によれば、セルロースを含む農業生産物、農業廃棄物、食品廃棄物、木材などの材産資源と林産廃棄物または紙類から単糖類やオリゴ糖を短い時間で効率良く製造することができる。
さらに本発明によれば、セルロースを含む農業生産物、農業廃棄物、食品廃棄物、木材または紙類をグルコースまで低分子化することにより、エタノール醗酵、乳酸醗酵、メタン醗酵等の醗酵原料に転換でき、農業生産物、食品廃棄物、農業廃棄物、木材または紙類を資源化することができるという優れた効果を奏する。
本発明は、弱酸性の有機酸を含有させた、圧力0.2〜100MPa、温度120〜300℃の熱水中で、水熱反応により多糖類を加水分解することを特徴とする単糖またはオリゴ糖の製造方法である。
本発明において「多糖類」とは、加水分解によって単糖類を生ずる高分子化合物をいい、具体的には、でんぷん、寒天、グアーガム、セルロース、グルコマンナン及びキシラン等が挙げられる。中でも、本発明はセルロースについて適用するのが好ましい。
本発明において、有機酸としてギ酸を使用する場合のギ酸濃度としては、好ましくは0.001〜50質量%であり、より好ましくは0.01〜20質量%であり、さらに好ましくは0.05〜10質量%である。
したがって、本発明では、反応後に行う酸処理操作の負担を低減でき、プロセスを簡略化することができ、コストやエネルギーを削減することができる。
本明細書において「熱水」とは、圧力が0.2〜100MPa、好ましくは0.5〜50MPa、より好ましくは1〜30MPaで、かつ、120℃以上、好ましくは140〜300℃、より好ましくは150〜300℃の条件の水をいう。本明細書において「超臨界水」とは、臨界点(375℃、22MPa)以上の条件の水をいい、「亜臨界水」とは、圧力が8.5〜22MPaで、かつ、300℃を超え375℃未満の条件の水をいう。したがって、本明細書では、熱水は、超臨界水または亜臨界水とは明確に区別される。多糖類の分解の場合、処理温度が高いほど、多糖類ならびに生成物の単糖及びオリゴ糖は変性しやすい。熱水中で加水分解を行う本発明では、超臨界水や亜臨界水よりも反応温度、圧力が低いため、多糖類などの変性が少ないという利点がある。
本発明において、水熱反応時の反応温度は120〜300℃が好ましく、140〜300℃がより好ましく、150〜300℃がさらに好ましい。特にセルロースについて処理を行う場合は、180〜300℃が好ましく、200〜300℃がさらに好ましい。
本発明ではオリゴ糖とは、好ましくは重合度30程度以下のもの、さらに好ましくは単糖を2〜6個ほど縮合重合したものをいう。
セルロース含有農業廃棄物や食品廃棄物、木材もしくは紙類を原料として上記の加水分解方法を行うことにより、グルコース及びそれらのオリゴ糖を製造することができる。
セルロース含有農業廃棄物の具体例としては、例えば、米や麦、とうもろこし、芋等の穀物の茎、葉、殻などや、りんご、みかん等の果実類の果皮、また、きのこ類等が挙げられる。
また、セルロースを含む農業廃棄物や食品廃棄物、木材または紙類をグルコース及びそのオリゴ糖に変換し、醗酵原料へ変換することもできる。具体的には、エタノール醗酵、乳酸醗酵、メタン醗酵の原料を製造することができる。
なお、実施例中のセルロース試料は脱脂綿(日本薬局方;重合度DP=12000;結晶化度xcr=80%)を用いた。
(ギ酸水溶液と酢酸水溶液との対比)
半回分式反応器として管型反応器(内容積3.5mL)を用い、室温の反応器内に0.5gのセルロース試料をゆるやかに充填した。溶媒タンクから送液ポンプで、濃度が約0.1質量%の有機酸水溶液を流速15ml/分で反応器に連続的に供給するとともに、反応器を250℃に保たれてある溶融塩恒温槽(温度変動±1℃以下)に投入し水熱反応を開始させた。なお、反応器内に挿入してある熱電対を用いた反応器内温度の経時変化測定より、いずれの反応温度においても反応器内温度はおよそ30秒以内で設定温度に達していることを確認した。反応器内の圧力は流路出口に設定されている圧力調整弁により10MPa(圧力変動±0.1MPa以下)に保った。一定の時間間隔で、反応液を取り出し溶媒冷却装置で急冷して反応を停止させた後、背圧弁出口から反応液を採取し、液体クロマトグラフィーで糖化収率、単糖収率を測定した。
糖化収率(質量%):
(単糖及びオリゴ糖(重合度DP=1〜9)中の炭素質量(g)/セルロースの炭素質量(g))×100
(ここで、糖化収率とは炭素重量基準での単糖から重合度DP=9までの単糖・オリゴ糖の積算合計収率を表す。)
単糖収率(質量%):
(グルコースの炭素質量(g)/セルロースの炭素質量(g))×100
の数式より求めた。
(温度の効果)
実施例1と同様に、反応器に0.5gのセルロース試料を充填し、濃度0.1質量%のギ酸水溶液を流速15ml/分で反応器に連続的に供給し水熱反応を行った。反応器内の圧力は10MPaに保った。反応器の温度は、230℃から270℃の範囲で20℃毎にそれぞれ設定した。一定時間間隔で反応液を採取し、各温度における糖化収率と単糖収率をそれぞれ測定した。結果をそれぞれ図3と図4に示す。
270℃で反応させた場合、反応開始から15分経過後の糖化収率はほぼ85%、単糖収率は40%に達しており、比較的短い反応時間で高い糖化収率が得られることがわかった。
270℃で60分間反応後であっても5−HMF収率はほぼ1%程度であり、非常に生成量が抑制されていた。発酵阻害物質である5−HMFが低濃度に抑えられていることは、発酵処理の観点から非常に好ましいといえる。
(ギ酸濃度の影響)
実施例1と同様の反応装置を用い、0.5gのセルロース試料を充填し、種々の濃度のギ酸水溶液を流速15ml/分で反応器に連続的に供給し、反応温度250℃で水熱反応を行った。反応器内の圧力は10MPaに保った。糖化収率と単糖収率の経時変化をそれぞれ図7と図8に示す。なお、ギ酸濃度0質量%は蒸留水を示す。
ギ酸濃度の上昇とともに、糖化収率および単糖収率は増加した。1質量%のギ酸濃度では反応時間20分で90%以上の糖化収率を得ることができ、単糖収率も60%に達した。1質量%より低濃度のギ酸でも、時間の増加とともに一律に反応は進行し、処理時間は長くなるものの、ギ酸を添加しない場合とくらべて高い糖化収率および単糖収率を得ることができた。
(無機酸との比較)
実施例1と同様の反応装置を用い、0.5gのセルロース試料を充填し、種々の濃度の酸水溶液を流速15ml/分で反応器に連続的に供給し、反応温度250℃で水熱反応を行った。反応器内の圧力は10MPaに保った。酸水溶液がギ酸と強酸の無機酸である硫酸の場合について、各濃度における糖化収率とグルコース収率の経時変化を比較した。結果を図11および図12に示す。
0.01質量%(1mM)硫酸水溶液の場合、25分以降、溶液がオレンジ色に着色されているのが観察され、反応後40分での糖化収率は80%であった。ここで、オレンジ色への変色は、反応器の内壁が腐食していることを示すものである。また、40分経過後には、溶液中の積算全有機炭素量はほぼ100%となり、セルロース試料はほぼ100%可溶化されていることがわかった。一方、1質量%(217mM)ギ酸溶液の場合、60分経過しても溶液は無色透明で、糖化収率は95.4%を得た。さらに、グルコース収率についても、40分経過後の収率は、0.01質量%硫酸水溶液の場合では40%程度であるが、1質量%ギ酸水溶液の場合の収率は65%と高かった。すなわち、0.01質量%硫酸水溶液では、反応後40分でセルロース試料がほぼ完全に可溶化されているにもかかわらず、糖化収率および単糖収率が低くなっており、これは生成した単糖やオリゴ糖が副反応により二次分解されてしまうためと考えられる。
さらに、硫酸水溶液を用いた場合は、0.01質量%と低濃度であっても反応器の内部に腐食が見られたが、ギ酸水溶液の場合にはこのような腐食は見られず、ギ酸水溶液を用いることで反応器の腐食を抑制できることがわかった。
(マロン酸の場合)
実施例1と同様の反応装置を用い、0.5gのセルロース試料を充填し、0.226質量%(21.7mM)マロン酸水溶液を流速15ml/分で反応器に連続的に供給し、反応温度250℃で水熱反応を行った。反応器内の圧力は10MPaに保った。糖化収率とグルコース収率の経時変化を図13に示す。この結果、マロン酸もセルロースの糖化に有効であることが分かった。
Claims (8)
- 弱酸性の有機酸を含有させた、圧力0.2〜100MPa、温度120〜300℃の熱水中で、水熱反応により多糖類を加水分解することを特徴とする単糖またはオリゴ糖の製造方法。
- 前記多糖類が、セルロースであることを特徴とする請求項1記載の単糖またはオリゴ糖の製造方法。
- 前記有機酸の25℃におけるpKaが、1〜6であることを特徴とする請求項1または2に記載の単糖またはオリゴ糖の製造方法。
- 前記有機酸が、カルボン酸化合物であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の単糖またはオリゴ糖の製造方法。
- 前記有機酸の濃度が、0.001〜50質量%であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の単糖またはオリゴ糖の製造方法。
- 前記有機酸が、ギ酸、酢酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グリコール酸、乳酸、ケイ皮酸、及びガラクツロン酸からなる群から選択される少なくとも1つの化合物であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の単糖またはオリゴ糖の製造方法。
- 前記ギ酸の濃度が、0.01〜20質量%であることを特徴とする請求項6に記載の単糖またはオリゴ糖の製造方法。
- 原料の前記多糖類として、セルロースを含む農業生産物、食品廃棄物、木材または紙類を用いることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の単糖またはオリゴ糖の製造方法。
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