JP2009194367A - 半導体発光素子およびその製造方法 - Google Patents

半導体発光素子およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009194367A
JP2009194367A JP2008309420A JP2008309420A JP2009194367A JP 2009194367 A JP2009194367 A JP 2009194367A JP 2008309420 A JP2008309420 A JP 2008309420A JP 2008309420 A JP2008309420 A JP 2008309420A JP 2009194367 A JP2009194367 A JP 2009194367A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
metal layer
metal
forming
type semiconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008309420A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5340712B2 (ja
Inventor
Nobuaki Matsui
宣明 松井
Yasuo Nakanishi
康夫 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP2008309420A priority Critical patent/JP5340712B2/ja
Priority to US12/318,831 priority patent/US8115222B2/en
Publication of JP2009194367A publication Critical patent/JP2009194367A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5340712B2 publication Critical patent/JP5340712B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】製造歩留りが向上し、外部発光効率を向上した半導体発光素子およびその製造方法を提供する。
【解決手段】基板10上のp型半導体層14上に配置され、第1のパターン幅W1を有する第1の金属層20と、第1の金属層上に配置された第2の金属層22と、第2の金属層およびp型半導体層上に配置され、第2の金属層上に第2のパターン幅W2でパターニングされた開口部を有する透明電極層24と、透明電極層上および第2の金属層上に配置され、第2の金属層上に第3のパターン幅W3でパターニングされた開口部を有する絶縁膜26と、絶縁膜上に配置され、第2の金属層上に第3のパターン幅W3でパターニングされた開口部を有する反射積層膜28と、反射積層膜および第3のパターン幅W3でパターニングされた開口部の第2の金属層上に配置された第3の金属層30と、第3の金属層上に配置された第4の金属層32とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体発光素子およびその製造方法に係り、特に、外部発光効率を向上した半導体発光素子およびその製造方法に関する。
発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)などに、III族窒化物系半導体からなる半導体発光素子が使用されている。III族窒化物系半導体の例としては、窒化アルミニウム(AlN)、窒化ガリウム(GaN)、窒化インジウム(InN)などがある。代表的なIII族窒化物系半導体は、AlxInyGa1-x-yN(0≦x≦1, 0≦y≦1, 0≦x+y≦1)で表される。
III族窒化物系半導体を用いた半導体発光素子は、例えば、基板上にn型のIII族窒化物系半導体層(n型半導体層)、活性層(発光層)およびp型のIII族窒化物系半導体層(p型半導体層)をこの順に積層した構造を有する。そして、p型半導体層から供給された正孔(ホール)とn型半導体層から供給された電子が活性層で再結合して発生する光を外部に出力する(例えば、特許文献1参照。)。
活性層として、井戸層(ウェル層)をウェル層よりもバンドギャップの大きなバリア層(バリア層)でサンドイッチ状に複数層挟んだ多重量子井戸(MQW:Multi-Quantum Well)構造が採用可能である(例えば、特許文献2参照。)。
一方、p型半導体層を発光観測面側とする窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の外部量子効率を向上させると共に、主としてワイヤボンディング時にp型半導体層のp側電極、およびボンディング用の電極の剥がれをなくして信頼性を向上する発光素子も開示されている(例えば、特許文献3参照。)。
均一発光の得られる大型の発光素子を得るために、最外径が700μm以上の素子において、n側電極から最も離れたp側電極の点までの距離を500μm以内に収めることを特徴とするIII族窒化物系化合物半導体素子も開示されている(例えば、特許文献4参照。)。
特開平10−284802号公報 特開2004−55719号公報 特許第2697572号公報 特開2001−345480号公報
本発明の目的は、製造歩留りが向上し、かつ外部発光効率を向上した半導体発光素子およびその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の一態様によれば、基板と、前記基板上に配置され、n型不純物が不純物添加されたn型半導体層と、前記n型半導体層上に配置された活性層と、前記活性層上に配置され、p型不純物が不純物添加されたp型半導体層と、前記p型半導体層上に配置され、第1のパターン幅を有する第1の金属層と、前記第1の金属層上に配置された第2の金属層と、前記第2の金属層および前記p型半導体層上に配置され、前記第2の金属層上に第2のパターン幅でパターニングされた開口部を有する透明電極層と、前記透明電極層上および前記第2の金属層上に配置され、前記第2の金属層上に第3のパターン幅でパターニングされた開口部を有する絶縁膜と、前記絶縁膜および前記第3のパターン幅でパターニングされた開口部の前記第2の金属層上に配置された第3の金属層と、前記第3の金属層上に配置された第4の金属層とを備える半導体発光素子が提供される。
本発明の他の態様によれば、基板と、前記基板上に配置され、n型不純物が不純物添加されたn型半導体層と、前記n型半導体層上に配置された活性層と、前記活性層上に配置され、p型不純物が不純物添加されたp型半導体層と、前記p型半導体層上に配置され、第1のパターン幅を有する第1の金属層と、前記第1の金属層上に配置された第2の金属層と、前記第2の金属層上に配置された第1のNi層と、前記第1のNi層および前記p型半導体層上に配置され、前記第1のNi層上に第2のパターン幅でパターニングされた開口部を有する透明電極層と、前記透明電極層上および前記第1のNi層上に配置され、前記第1のNi層上に第3のパターン幅でパターニングされた開口部を有する絶縁膜と、前記絶縁膜および前記第3のパターン幅でパターニングされた開口部の前記第1のNi層上に配置された第3の金属層と、前記第3の金属層上に配置された第2のNi層と、前記第2のNi層上に配置された第4の金属層と
を備える半導体発光素子が提供される。
本発明の他の態様によれば、基板と、前記基板上に配置され、n型不純物が不純物添加されたn型半導体層と、前記n型半導体層上に配置された活性層と、前記活性層上に配置され、p型不純物が不純物添加されたp型半導体層と、前記p型半導体層上に配置され、第1のパターン幅を有する第1の金属層と、前記第1の金属層上に配置された第1のNi層と、前記第1のNi層上に配置された第2の金属層と、前記第2の金属層および前記p型半導体層上に配置され、前記第2の金属層上に第2のパターン幅でパターニングされた開口部を有する透明電極層と、前記透明電極層上および前記第2の金属層上に配置され、前記第2の金属層上に第3のパターン幅でパターニングされた開口部を有する絶縁膜と、前記絶縁膜および前記第3のパターン幅でパターニングされた開口部の前記第2の金属層上に配置された第3の金属層と、前記第3の金属層上に配置された第2のNi層と、前記第2のNi層上に配置された第4の金属層と
を備える半導体発光素子が提供される。
本発明の他の態様によれば、基板上に、n型不純物が不純物添加されたn型半導体層を形成する工程と、前記n型半導体層上に活性層を形成する工程と、前記活性層上に、p型不純物が不純物添加されたp型半導体層を形成する工程と、前記p型半導体層上に第1の金属層を形成する工程と、前記第1の金属層上に第2の金属層を形成する工程と、前記第1の金属層および前記第2の金属層を第1のパターン幅でパターニングする工程と、前記第2の金属層および前記p型半導体層上に透明電極層を形成後、前記第2の金属層上に第2のパターン幅でパターニングされた開口部を形成する工程と、前記透明電極層上および前記第2の金属層上に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜をパターニング後、前記第2の金属層上に第3のパターン幅を有する開口部を形成する工程と、前記第3のパターン幅を有する開口部の前記第2の金属層上に第3の金属層を形成する工程と、前記第3の金属層上に第4の金属層を形成する工程とを有する半導体発光素子の製造方法が提供される。
本発明の他の態様によれば、基板上に、n型不純物が不純物添加されたn型半導体層を形成する工程と、前記n型半導体層上に活性層を形成する工程と、前記活性層上に、p型不純物が不純物添加されたp型半導体層を形成する工程と、前記p型半導体層上に第1の金属層を形成する工程と、前記第1の金属層上に第2の金属層を形成する工程と、前記第2の金属層上に第1のNi層を形成する工程と、前記第1の金属層、前記第2の金属層および前記第1のNi層を第1のパターン幅でパターニングする工程と、前記第1のNi層および前記p型半導体層上に透明電極層を形成後、前記第1のNi層上に第2のパターン幅でパターニングされた開口部を形成する工程と、前記透明電極層上および前記第1のNi層上に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜をパターニング後、前記第1のNi層上に第3のパターン幅を有する開口部を形成する工程と、前記第3のパターン幅を有する開口部の前記第1のNi層上に第3の金属層を形成する工程と、前記第3の金属層上に第2のNi層を形成する工程と、前記第2のNi層上に第4の金属層を形成する工程とを有する半導体発光素子の製造方法が提供される。
本発明の他の態様によれば、基板上に、n型不純物が不純物添加されたn型半導体層を形成する工程と、前記n型半導体層上に活性層を形成する工程と、前記活性層上に、p型不純物が不純物添加されたp型半導体層を形成する工程と、前記p型半導体層上に第1の金属層を形成する工程と、前記第1の金属層上に第1のNi層を形成する工程と、前記第1のNi層上に第2の金属層を形成する工程と、前記第1の金属層、前記第1のNi層および前記第2の金属層を第1のパターン幅でパターニングする工程と、前記第2の金属層および前記p型半導体層上に透明電極層を形成後、前記第2の金属層上に第2のパターン幅でパターニングされた開口部を形成する工程と、前記透明電極層上および前記第2の金属層上に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜をパターニング後、前記第2の金属層上に第3のパターン幅を有する開口部を形成する工程と、前記第3のパターン幅を有する開口部の前記第2の金属層上に第3の金属層を形成する工程と、前記第3の金属層上に第2のNi層を形成する工程と、前記第2のNi層上に第4の金属層を形成する工程とを有する半導体発光素子の製造方法が提供される。
本発明によれば、製造歩留りが向上し、外部発光効率を向上した半導体発光素子を提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
また、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の配置などを下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
以下の本発明の実施の形態に係る半導体発光素子において、「透明」とは、透過率が約50%以上であるものと定義する。「透明」とは、本発明の実施の形態に係る半導体発光素子において、可視光線に対して、無色透明という意味で使用する。可視光線は波長約360nm〜830nm程度、エネルギー約3.4eV〜1.5eV程度に相当し、この領域で吸収および反射,散乱を起こさなければ、透明である。
透明性はバンドギャップEgとプラズマ周波数ωpによって決定される。バンドギャップEgが約3.1eV以上である場合、可視光線では電子のバンド間遷移が起こらないため、可視光線を吸収せずに透過する。一方、プラズマ周波数ωpよりも低エネルギーの光は、プラズマ内部に進入できないため、プラズマとみなせるキャリアによって、反射される。プラズマ周波数ωpは、キャリア密度をn、電荷をq、誘電率をε、有効質量をm*とすると、ωp=(nq2/εm*1/2で表され、キャリア密度の関数である。
[第1の実施の形態]
(素子構造)
本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子は、図1〜図2に示すように、基板10と、基板10上に配置され、n型不純物が不純物添加されたn型半導体層12と、n型半導体層12上に配置された活性層13と、活性層13上に配置され、p型不純物が不純物添加されたp型半導体層14と、p型半導体層14上に配置され、第1のパターン幅W1を有する第1の金属層20と、第1の金属層20上に配置された第2の金属層22と、第2の金属層22およびp型半導体層14上に配置され、第2の金属層22上に第2のパターン幅W2でパターニングされた開口部を有する透明電極層24と、透明電極層24上および第2の金属層22上に配置され、第2の金属層22上に第3のパターン幅W3でパターニングされた開口部を有する絶縁膜26と、絶縁膜26上に配置され、第2の金属層22上に第3のパターン幅W3でパターニングされた開口部を有するた反射積層膜28と、反射積層膜28および第3のパターン幅W3でパターニングされた開口部の第2の金属層22上に配置された第3の金属層30と、第3の金属層30上に配置された第4の金属層32とを備える。
また、本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子は、図1〜図2に示すように、p型半導体層14と活性層13とn型半導体層12の一部をエッチングにより除去したn型半導体層12上に配置された第5の金属層33と、第5の金属層33上に配置された第3のNi層34と、第3のNi層上に配置された第6の金属層35と、第6の金属層35上に配置された第7の金属層36とを備えていても良い。
また、本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子においては、第1の金属層20は、例えば、厚さ約200nm程度のTi層で形成され、また、第3の金属層30も、例えば、厚さ約200nm程度のTi層で形成される。
絶縁膜26として使用するSiO2膜と第4の金属層32として使用するAu層との密着性が悪いため、第3の金属層30としてTi層を介在することによって、密着性を確保することができるからである。
また、第2の金属層22は、例えば、厚さ約200nm程度のAu層で形成される。また、第4の金属層32は、例えば、厚さ約1500nm程度のAu層で形成される。
また、本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子においては、第5の金属層33は、例えば、厚さ約1600nm程度のAl層で形成され、第6の金属層35は、例えば、厚さ約200nm程度のTi層で形成され、第7の金属層36は、例えば、厚さ約1500nm程度のAu層で形成される。また、第3のNi層34の厚さは、例えば約200nm程度である。
また、第7の金属層36上に、例えば、Au―Sn合金層からなる第8の金属層38を配置しても良い。或いはまた、第4の金属層32上にもAu―Sn合金層を配置しても良い。
透明電極層24は、ZnO、ITO若しくはガリウム或いはアルミニウムを含有するZnOのいずれかを含むことを特徴とする。透明電極層24として、ZnOを適用する場合、厚さは例えば約400nm程度である。
また、透明電極層24は、図1〜図2に示すように、p型半導体層14上に延在して配置されたことを特徴とする。
また、絶縁膜26は、図1〜図2に示すように、透明電極層24上および透明電極層24の側壁部上を被覆して配置されたことを特徴とする。例えば、透明電極層24としてZnO等を使用する際、その後のプロセスで使用する酸性、アルカリ性のエッチング液等の薬品に対して、エッチングされ易いことから、絶縁膜26によって、図1〜図2に示すように、透明電極層24上および透明電極層24の側壁部上を被覆することで、製造歩留りを向上することができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子においては、図1〜2に示すように、透明電極層24に第2のパターン幅W2の開口部を形成してp側電極層を形成することで、p側電極層を直接透明電極層24上に配置した場合に生ずる透明電極層24におけるクラックの発生を回避することができる。
ここで、絶縁膜26としてSiO2膜を使用する場合の厚さは、例えば約400nm程度である。
また、第1のパターン幅W1は、例えば約140μm程度、第2のパターン幅W2は、例えば約120μm程度、第3のパターン幅W3は、例えば約100μm程度である。
ワイヤボンディング等で使用される第4の金属層32の幅は、例えば約130μm程度である。
基板10には、例えば、c面(0001),0.25°オフのサファイア基板などが採用可能である。n型半導体層12、活性層13及びp型半導体層14はそれぞれIII族窒化物系半導体からなり、基板10上にバッファ層16、n型半導体層12、活性層13及びp型半導体層14が順次積層される。
(AlNバッファ層)
本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子においては、図1〜図2に示すように、基板10上にバッファ層16を介して、n型半導体層12を形成しても良い。
バッファ層16は、例えば、厚さ約1〜5nm程度のAlN層で形成される。AlNバッファ層16を結晶成長させる場合、例えば、約900℃〜950℃程度の温度範囲の高温において成長させる。
トリメチルアルミニウム(TMA)と、アンモニア(NH3)を、H2ガスをキャリアとして、反応室に供給することによって、厚さ約1〜5nm程度の薄いAlNバッファ層16を、高速に成長させることができ、しかも結晶性も良好に保ちつつ形成することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子法によれば、高温AlNバッファ層上に形成されるIII族窒化物系半導体の結晶性および表面モフォロジーを改善することができる。
(n型半導体層)
n型半導体層12は、電子を活性層13に供給し、p型半導体層14は、正孔(ホール)を活性層13に供給する。供給された電子及び正孔が活性層13で再結合することにより、光が発生する。
n型半導体層12は、シリコン(Si)等のn型不純物を不純物添加した膜厚1〜6μm程度のIII族窒化物系半導体、例えばAlGaN層等が採用可能である。
(活性層)
活性層13は、バリア層とそのバリア層よりバンドギャップが小さい井戸層が交互に配置された積層構造を有する。以下において、活性層13に含まれるバリア層を総称して「バリア層」という。また、活性層13に含まれるすべての井戸層を総称して「井戸層」という。
活性層13は、AlxInyGa1-x-yN層(0<x≦y<1, 0<x+y<1) からなる井戸層を井戸層よりもバンドギャップの大きなAlxGa1-xN層(0<x<1)からなるバリア層でサンドイッチ状に挟んだ量子井戸構造を単位ペア構造とし、この単位ペア構造をn回積層したnペア構造を有する。
また、AlxGa1-xN層(0<x<1)からなるバリア層と、AlxInyGa1-x-yN層(0<x≦y<1, 0<x+y<1) からなる井戸層には、いずれもn型不純物が不純物添加されていても良い。例えば、n型不純物としてSi原子が、例えば約5×1016程度不純物添加されていても良い。
また、多重量子井戸層のペア数は、例えば、2〜8であることを特徴とする。なお、井戸層のインジウム(In)の比率{y/(1−x―y)}は、発生させたい光の波長に応じて適宜設定される。
例えば、Inの組成比yは、約0.15程度、Alの組成比は、例えば、約0.01〜0.1程度である。
また、井戸層の厚さは、例えば、約2〜3nm程度、望ましくは、約2.8nm程度であり、バリア層の厚さは約7〜18nm程度、望ましくは、約16.5nm程度であることを特徴とする。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子においては、n型半導体層12から供給される電子と、p型半導体層14から供給されるホールが活性層13において効率よく再結合するための活性層13内のMQWペア数を最適化することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子においては、活性層13として、AlxInyGa1-x-yN層(0<x≦y<1, 0<x+y<1) からなる井戸層と、AlxInyGa1-x-yN層(0<x≦y<1, 0<x+y<1)よりもバンドギャップの大きなAlxGa1-xN層(0<x<1)からなるバリア層を有することから、発光波長に対する透明性を向上し、かつその後の高温プロセスに対する熱ダメージに対する耐性を向上することができる。
(p型半導体層)
p型半導体層14は、p型不純物を不純物添加した膜厚0.05〜1μm程度のIII族窒化物系半導体、例えばp型AlxGa1-xN層(0<x<1)等が採用可能である。p型不純物としては、マグネシウム(Mg)、亜鉛(Zn)、カドミウム(Cd)、カルシウム(Ca)、ベリリウム(Be)、炭素(C)等が使用可能である。
p型半導体層14の構成例は、さらに詳細には以下の通りである。すなわち、p型半導体層14は、活性層13の上部に配置され、p型不純物が不純物添加されたAlxGa1-xN層(0<x<1)からなる電子バリア層と、電子バリア層上に配置され、p型不純物が不純物添加されたAlxGa1-xN層(0<x<1)からなる電子キャップ層と、電子キャップ層上に配置され、p型不純物が不純物添加されたAlxGa1-xN層(0<x<1)からなる第1窒化物系半導体層と、第1窒化物系半導体層上に配置され、第1窒化物系半導体層のp型不純物よりも低濃度のp型不純物が不純物添加されたAlxGa1-xN層(0<x<1)からなる第2窒化物系半導体層と、第2窒化物系半導体層上に配置され、第2窒化物系半導体層のp型不純物よりも高濃度のp型不純物が不純物添加されたAlxGa1-xN層(0<x<1)からなる第3窒化物系半導体層と、第3窒化物系半導体層上に配置され、第3窒化物系半導体層のp型不純物よりも低濃度のp型不純物が不純物添加されたAlxGa1-xN層(0<x<1)からなる第4窒化物系半導体層とを備える。
第2窒化物系半導体層の厚さは、第1窒化物系半導体層、或いは第3窒化物系半導体層乃至第4窒化物系半導体層の厚さよりも厚く形成される。
ここで、具体的に各層の材料と厚さを説明する。活性層13の上部に配置されるp型不純物を含む第1窒化物系半導体層は、例えばMgを不純物添加された約1.3×1020cm-3、厚さ約40nm程度のp型AlxGa1-xN層(0<x<1)で形成される。
第1窒化物系半導体層上に配置され、第1窒化物系半導体層のp型不純物よりも低濃度のp型不純物を含む第2窒化物系半導体層は、例えばMgを不純物添加された約2.7×1019cm-3、厚さ約90nm程度のp型AlxGa1-xN層(0<x<1)で形成される。
第2窒化物系半導体層上に配置され、第2窒化物系半導体層のp型不純物よりも高濃度のp型不純物を含む第3窒化物系半導体層は、例えばMgを不純物添加された約1.2×1020cm-3、厚さ約20nm程度のp型AlxGa1-xN層(0<x<1)で形成される。
第3窒化物系半導体層上に配置され、第3窒化物系半導体層のp型不純物よりも低濃度のp型不純物を含む第4窒化物系半導体層は、例えばMgを不純物添加された約5×1019cm-3未満程度、厚さ約5nm程度のp型AlxGa1-xN層(0<x<1)で形成される。第4窒化物系半導体層は、p型コンタクト層として機能する。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子において、活性層13の上に形成されるp型半導体層14は、上記のように、Mg濃度の異なる構造のp型AlxGa1-xN層(0<x<1)からなり、上記の濃度でドーピングされている。p型AlxGa1-xN層(0<x<1)は、活性層13への熱ダメージを低減させるために、約800℃〜900℃の低温で成長する。
活性層13に一番近い第1窒化物系半導体層は、Mg濃度が高いほど発光強度が高くなるため、Mg濃度は高ければ高いほど望ましい。
第2窒化物系半導体層は、Mgを不純物添加しすぎると、Mgに起因する結晶欠陥が増加し、膜の抵抗が高くなるため、1019cm-3台の半ば程度のMg濃度とすることが望ましい。
第3窒化物系半導体層は、活性層13への正孔注入量を決める層であるため、第2窒化物系半導体層よりはやや高めのMg濃度とすることが望ましい。
第4窒化物系半導体層は、透明電極層24とのオーミックコンタクトを取るためのp型AlGaN層であり、実質的に空乏化されている。透明電極層24として、例えば、GaまたはAlが1×1019 〜5×1021cm-3程度不純物添加されたZnO電極を用いた場合、半導体発光素子の順方向電圧Vfを最も下げる時のMg濃度となるように、第4窒化物系半導体層には、Mgが不純物添加される。
p型AlxGa1-xN層(0<x<1)を成長させる場合、p側電極(20、22、30、32)に近い第3窒化物系半導体層、第4窒化物系半導体層は、膜中の正孔濃度を上昇させる必要があるため、キャリアガス中のH2ガス量を多くする。また、活性層13に近い第1窒化物系半導体層、第2窒化物系半導体層は、キャリアガス中のH2ガス量を多くする必要はなく、活性層13をN2キャリアガスで成長させているその延長で結晶成長させる。これらのp型AlxGa1-xN層(0<x<1)を成長させる時は、V/III比をなるべく高くした方がより低抵抗な膜を成長させることができ、発光素子の順方向電圧(Vf)を下げることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子によれば、低温でp型半導体層を形成して活性層への熱ダメージを低減させ、p型半導体層をGaN層よりもバンドギャップの広いAlxGa1-xN層(0<x<1)で形成することで、発光波長に対する透明性を向上し、かつ順方向電圧(Vf)を低下させ、発光効率を向上させることができる。
(反射積層膜)
反射積層膜28はλ/4n1とλ/4n2の積層構造(n1,n2は積層する層の屈折率)を有する。積層構造に用いる材料としては、例えばλ=450nmの青色光に対して、ZrO2(n=2.12)とSiO2(n=1.46)からなる積層構造を用いることができる。この場合の各層の厚さは、ZrO2を、例えば約57nm、SiO2を、例えば約75nmとしている。積層構造を形成するための他の材料としては、TiO2,Al23などを用いることもできる。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子によれば、反射積層膜28により活性層13内で発光した光を、n側電極(33,34,35,36,38)で吸収されることなく、基板10側から外部に取り出すことができるため、外部発光効率を向上することができる。
AlGaN層側からサファイア基板10を介して外部へ光を取り出す経路となるフリップチップ構造が、特に外部発光効率を向上させ得る点で有効である。異種基板10上へ部分的に屈折率の異なる保護膜を形成した基板を作成し、その上にAlGaN層を上記の基板10へエピタキシャル成長させ、発光素子を形成することにより、エピタキシャル成長層ー基板界面に凹凸を形成でき、光の散乱・回折が生じ、光取り出し効率が向上することも可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子によれば、n型半導体層12、活性層13、p型半導体層14にAlを添加し、熱ダメージを減少すると共に、発光波長に対する透過性を向上し、かつ、反射積層膜28により活性層13内で発光した光を、n側電極(33,34,35,36,38)で吸収されることなく外部に取り出すことができるため、外部発光効率を向上することができる。
(ワイヤボンディング構造)
図1〜図2に示す構造において、第8の金属層38を形成しない場合には、第4の金属層32の表面と第7の金属層36の表面には、段差が生じる構造となる。この場合、ワイヤボンディングによって、n側電極、p側電極の電極付けおよび実装化を図ることができる。或いはまた、図1〜図2に示すように、例えば、Au―Sn合金層からなる第8の金属層38を形成した場合においても、ワイヤボンディングによってn側電極、p側電極の、電極付けおよび実装化を図ることができることは明らかである。
図3に示すように、n型半導体層12上には、第5の金属層33が配置され、第3のNi層34および第6の金属層35(いずれも図3では図示省略)を介して、第7の金属層36が配置されている。
また、図3に示すように、p型半導体層14上には、透明電極層24が延在して配置され、絶縁膜26および反射積層膜28(いずれも図3では図示省略)を介して、第3のパターン幅W3でパターニングされた開口部上に第4の金属層32が配置されている。図3上では、第1の金属層20、第2の金属層22および第3の金属層30は図示を省略している。
図3に示される第4の金属層32の形状は、第7の金属層36との間で電界集中を緩和するための構造を採用している。
図3に示す平面パターン構成において、長辺は、短辺よりも例えば、約2.0〜2.8倍の長さを有する長方形状が示されている。図3に示すように、短辺と平行方向に長辺を二分する中心線CLを挟み、互いに反対側に形成された第4の金属層32からなる第1パッド(p側)電極と、第7の金属層36からなる第2パッド(n側)電極が配置されている。
また、図3に示す平面パターン構成において、第7の金属層36からなる第2パッド(n側)電極と、透明電極層24(またはメサエッチング段差部)との間は、略円形の曲線形状を有し、その間隔は距離tで略一定距離を有している。それぞれの電極の短辺方向と平行方向の幅LaとLbは、La>Lbの関係を有しており、より電流拡がりが均一になるように配置されている。
図4に示すように、n型半導体層12上には、第5の金属層33が配置され、図3と同様に、第3のNi層34および第6の金属層35(いずれも図3では図示省略)を介して、第7の金属層36が配置されている。
また、図4に示すように、p型半導体層14上には、透明電極層24が延在して配置され、絶縁膜26および反射積層膜28(いずれも図3では図示省略)を介して、第3のパターン幅W3でパターニングされた開口部上に第4の金属層32が配置されている。
また、図4に示すように、p型半導体層14上には、第1の金属層20も延在して配置されている。図4上では、第2の金属層22および第3の金属層30は図示を省略している。
図4上において、II−II線に沿う模式的断面構造が、図2に示されている。
図4において、第1の金属層20のストライプと第5の金属層33のストライプ間の距離を比べると、第4の金属層32から離隔するにつれて、狭くなるように配置している。例えば、図4において、距離L1<L2<L3としている。p側電極層となる第4の金属層32から離隔した位置において、対向する第1の金属層20のストライプと第5の金属層33のストライプ間の距離を短くなるように設定している。このような配置パターンを採用することによって、半導体発光素子表面上で、広い範囲にわたって、第1の金属層20のストライプと第5の金属層33のストライプ間の電界集中を緩和し、しかも均一化することができる。
図4に示す平面パターン構成において、第7の金属層36からなる第2パッド(n側)電極から伸びる第5の金属層33は、第2パッド電極が配置されている四辺のうちの一辺の端部かつ一辺の中央部に延伸して配置された金属配線33aと、そこから第1パッド(p側)電極方向に略90度曲がったn本(nは偶数)の金属配線33bとを有する。
また、図4に示す平面パターン構成において、第4の金属層32からなる第1パッド(p側)電極から伸びる第1の金属層20は、第2パッド電極に対向する四辺の内、第1パッド電極が配置されている一辺の中央部から一辺の端部全辺に延伸して配置された金属配線20aと、そこから第2パッド電極方向に略90度曲がった(n+1)本(nは偶数)の金属配線20bとを有する。
また、図4に示す平面パターン構成において、n本の金属配線33bと、(n+1)本(nは偶数)の金属配線20bは、櫛の歯状に交互に配置されている構造を有し、各ストライプ構造の金属配線間の距離L1、L2、L3は、L1<L2<L3の関係を有している。すなわち、第4金属配線20bと第2金属配線33b近傍の透明電極層24間の距離をL1、第2金属配線33b近傍の透明電極層24と中央部の第4金属配線20b間の距離をL2、第2金属配線33b近傍の透明電極層24と第3金属配線20a間の距離をL3とすると、L1<L2<L3の関係を有することを特徴とする。
また、図4に示す平面パターン構成において、第1パッド電極から延伸する第1の金属層20は、四辺の外周に一番近い2本の金属配線20bにおいては、透明電極層24と金属配線20bとの距離L11が、L11<L1の関係にあり、外周部以外では、透明電極層24と金属配線20bとの距離L22が、L22=L2の関係にある。
また、図5に示す平面パターン構成において、第7の金属層36からなる第2パッド(n側)電極から伸びる第5の金属層33は、第2パッド電極が配置されている四辺のうちの一辺の端部かつ一辺の略全辺に延伸して配置された金属配線33aと、そこから第1パッド(p側)電極方向に略90度曲がったn本(nは偶数)の金属配線33bとを有する。
また、図5に示す平面パターン構成において、第4の金属層32からなる第1パッド(p側)電極から伸びる第1の金属層20は、第2パッド電極に対向する四辺の内、第1パッド電極が配置されている一辺の中央部から一辺の端部全辺に延伸して配置された金属配線20aと、そこから第2パッド電極方向に略90度曲がった(n+1)本(nは偶数)の金属配線20bとを有する。
また、図5に示す平面パターン構成において、n本の金属配線33bと、(n+1)本(nは偶数)の金属配線20bは、櫛の歯状に交互に配置されている構造を有し、各ストライプ構造の金属配線間の距離L1、L2、L3は、L1<L2<L3の関係を有している。すなわち、第4金属配線20bと第2金属配線33b近傍の透明電極層24間の距離をL1、第2金属配線33b近傍の透明電極層24と中央部の第4金属配線20b間の距離をL2、第2金属配線33b近傍の透明電極層24と第3金属配線20a間の距離をL3とすると、L1<L2<L3の関係を有することを特徴とする。
また、図5に示す平面パターン構成において、第1パッド電極から延伸する第1の金属層20は、四辺の外周に一番近い2本の金属配線20bにおいては、透明電極層24と金属配線20bとの距離L11が、L11<L1の関係にあり、外周部以外では、透明電極層24と金属配線20bとの距離L22が、L22=L2の関係にある。
また、図6は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子のワイヤボンディング構成による模式的平面パターン構成の具体例であって、図6(a)は、WA=1mm角の模式的平面パターン構成例、図6(b)は、WB=0.6mm角の模式的平面パターン構成例、図6(c)は、WC=1mm角の別の模式的平面パターン構成例、図6(d)は、WD=0.4mm角の模式的平面パターン構成例をそれぞれ示す。図6(a)のパターン構成例は、図4の構成例に対応している。
ワイヤボンディング構造の場合、ボンディングパッド領域を確保する必要があるため、第4の金属層32および第7の金属層36のサイズは、半導体発光素子のチップの縮小化に比べて、
同等のスケールダウンによって縮小化することはできないが、例えば、約1mm〜0.4mm程度まで縮小化された半導体発光素子を実装化可能である。
(フリップチップ構造)
図11は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子のフリップチップ構成による模式的平面パターン構成図を示す。また、図12は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子の別のフリップチップ構成による模式的平面パターン構成図を示す。図11は、半導体発光素子のチップサイズが約1mm角の例である。一方、図12は、チップサイズが約0.6mm角の例である。
図11に示すように、n型半導体層12上には、第5の金属層33が配置され、Ni層34および第6の金属層35(いずれも図11では図示省略)を介して、第8の金属層381,382,および383が配置されている。フリップチップ構造においては、例えば、図1に示すように、基板10から図った第4の金属層32の表面の高さと、第8の金属層38の表面の高さを略同等に配置する。
また、図11に示すように、p型半導体層14上には、透明電極層24が延在して配置され、絶縁膜26および反射積層膜28(いずれも図11では図示省略)を介して、第3のパターン幅W3でパターニングされた開口部上に第4の金属層321,322,323が配置されている。
また、図11に示すように、p型半導体層14上には、第1の金属層20も延在して配置されている。図11上では、第2の金属層22および第3の金属層30は図示を省略している。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子においては、図11に示すように、フリップチップ構造を備えることによって、電極付けによる実装化が容易となる。また、第4の金属層321,322,および323、また第8の金属層381,382,および383が複数個に分離されたことによって、半導体発光素子のチップ全体に渡って、電流を略均一化して導通させることができるようになる。
また、図11〜図12に示す平面パターン構成をワイヤボンディングに使用する場合においても、複数の箇所にボンディングパッドを有することから、接続時の安定性が向上する。また、ボンディングパッドが複数のため、ワイヤ外れなどに対する信頼性が向上する。さらに、ボンディングパッドが複数のため、電流が分散するため、ワイヤ切れ等に対する信頼性も向上する。
また、フリップチップ構造によって、反射積層膜28で反射された光は、基板10側から効率よく取り出される。
また、図3〜図6、或いは図11〜図12に示されるように、n側電極層のためのパッド形状と、p側電極層のためのパッド形状とを異なる形状に形成することで、パッド認識のための区別が容易となり、パッド認識率が向上する。
さらにまた、図11の平面パターン構成においても、金属配線パターンは図4〜図5と同様に配置すると共に、パッド電極数を、互いに対向する四辺のうち二辺の端部に平行方向に、例えば約300〜500μm毎にパッド電極が1個の割合で、パッド電極を配置しても良い。
(製造方法)
本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子の製造方法は、図1〜図2に示すように、基板10上に、n型不純物が不純物添加されたn型半導体層12を形成する工程と、n型半導体層12上に活性層13を形成する工程と、活性層13上に、p型不純物が不純物添加されたp型半導体層14を形成する工程と、p型半導体層14上に第1の金属層20を形成する工程と、第1の金属層20上に第2の金属層22を形成する工程と、第1の金属層20および第2の金属層22を第1のパターン幅W1でパターニングする工程と、第2の金属層22およびp型半導体層14上に透明電極層24を形成後、第2の金属層22上に第2のパターン幅W2でパターニングされた開口部を形成する工程と、透明電極層24上および第2の金属層22上に絶縁膜26を形成する工程と、絶縁膜26上に反射積層膜28を形成する工程と、絶縁膜26および反射積層膜28をパターニング後、第2の金属層22上に第3のパターン幅W3を有する開口部を形成する工程と、反射積層膜28および第3のパターン幅W3を有する開口部の第2の金属層22上に第3の金属層30を形成する工程と、第3の金属層30上に第4の金属層32を形成する工程とを有する。
また、本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子の製造方法は、図1〜図2に示すように、p型半導体層14と活性層13とn型半導体層12の一部をエッチングにより除去したn型半導体層12上に第5の金属層33を形成する工程と、第5の金属層33上に第3のNi層34を形成する工程と、第3のNi層34上に第6の金属層35を形成する工程と、第6の金属層35上に第7の金属層36を形成する工程とを有する。
また、第5の金属層33はAl層で形成され、第6の金属層35はTi層で形成され、第7の金属層36はAu層で形成されたことを特徴とする。
また、第1の金属層20および第3の金属層30はTi層で形成され、第2の金属層22および第4の金属層32はAu層で形成されたことを特徴とする。
以下に、図1に示した本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子の製造方法の例を説明する。なお、以下に述べる半導体発光素子の製造方法は一例であり、この変形例を含めて、これ以外の種々の製造方法により実現可能であることは勿論である。ここでは、基板10にサファイア基板を適用する例を説明する。
(a)まず、良く知られた有機金属気相成長(MOCVD)法等で露出されたサファイア基板10上にAlNバッファ層16を成長させる。例えば、約900℃〜950℃程度の高温において、トリメチルアルミニウム(TMA)と、アンモニア(NH3)を、H2ガスをキャリアとして、反応室に供給することによって、厚さ約10〜50オングストローム程度の薄いAlNバッファ層16を、短時間に成長させる。
(b)次に、AlNバッファ層16上に、MOCVD法などにより、横方向エピタキシャル成長層となるAlxGa1-xN層(0<x<1)を成長させる。例えば、AlNバッファ層16を形成した基板10をサーマルクリーニングした後、基板温度を1000°C程度に設定して、AlNバッファ層16上に、n型不純物を不純物添加した横方向エピタキシャル成長層を1〜5μm程度成長させる。横方向エピタキシャル成長層には、例えばn型不純物としてSiを3×1018cm-3程度の濃度で不純物添加する。Siを不純物添加する場合は、トリメチルガリウム(TMG)、アンモニア(NH3)及びシラン(SiH4)を原料ガスとして供給して、横方向エピタキシャル成長層を形成する。横方向エピタキシャル成長層となるAlxGa1-xN層(0<x<1)中には、貫通転位が発生している。
(c)次に、横方向選択エピタキシャル成長(ELO)によって、リカバリー層を形成する。横方向選択エピタキシャル成長面であるm面若しくはa面上に横方向選択エピタキシャル成長層が形成されて、リカバリー層が、横方向に選択エピタキシャル成長される。結果として、貫通転位も曲げられて、保護膜の中央部近傍において左右からの選択エピタキシャル成長面が合体し、同時に貫通転位もつながる。
さらに、リカバリー層を形成する圧力および成長温度条件を変化させて、何回かのステップにわけることも可能であり、例えば、積層構造のn型半導体層12を形成することもできる。このようにすることによって、n型半導体層12の表面モフォロジ―が改善され、結晶性を向上することができる。
(d)次に、活性層13をn型半導体層12上に形成する。例えば、AlxGa1-xN層(0<x<1)からなるバリア層とAlxInyGa1-x-yN層(0<x≦y<1, 0<x+y<1)からなる井戸層を交互に積層して、活性層13が形成される。具体的には、活性層13を形成する際の基板温度及び原料ガスの流量を調整しながら、バリア層と井戸層を交互に連続して成長させ、バリア層と井戸層が積層してなる活性層13が形成される。即ち、基板温度及び原料ガスの流量を調節することによって井戸層及び井戸層よりバンドギャップが大きいバリア層を積層する工程を単位工程とし、この単位工程をn回、例えば8回程度繰り返して、バリア層と井戸層が交互に積層された積層構造を得る。
バリア層を形成する場合は、原料ガスとして、例えばTMGガス、TMAガス、NH3ガスをそれぞれ成膜用の処理装置に供給する。一方、井戸層を形成する場合は、原料ガスとして、例えばTMGガス、TMAガス、トリメチルインジウム(TMI)ガス、NH3ガスをそれぞれ処理装置に供給する。なお、TMGガスはGa原子の原料ガス、TMIガスはIn原子の原料ガス、TMAガスはAl原子の原料ガス、NH3ガスは窒素原子の原料ガスとして供給される。
(e)次いで、基板温度を800℃〜900℃程度にして、活性層13上に、p型不純物を不純物添加したp型半導体層14を0.05〜1μm程度形成する。
p型不純物として、Mgを不純物添加する場合は、TMGガス、TMAガス、NH3ガス及びビスシクロペンタジエニルマグネシウム(Cp2Mg)ガスを原料ガスとして供給して、p型半導体層14を形成する。
(f)次に、p型半導体層14の上部に蒸着、スパッタリング技術などによって、Ti層からなる第1の金属層20およびAu層からなる第2の金属層22を形成後、第1のパターン幅W1を有するようにパターニングする。
(g)次に、透明電極層24を形成し、パターニング後、第2の金属層22上に第2のパターン幅W2を有する開口部を形成する。透明電極層24としては、例えば、ZnO、ITO若しくはインジウムを含有するZnOのいずれかを用いることができる。さらに、GaあるいはAlなどのn型不純物を1×1019 〜5×1021cm-3程度まで高濃度に不純物添加しても良い。
(h)次に、透明電極層24を覆うように絶縁膜26を形成し、パターニング後、第2の金属層22上に第3のパターン幅W3を有する開口部を形成する。
(i)次に、絶縁膜26上に発光する光の波長λに対して反射する反射積層膜28を蒸着、スパッタリング技術などによって形成する。
(j)次に、反射積層膜28およびp型半導体層14〜n型半導体層12の途中までを、反応性イオンエッチング(RIE:Reactive Ion Etching)などのエッチング技術を用いて、メサエッチングして除去し、n型半導体層12の表面を露出させる。
(k)次に、露出したn型半導体層12の表面に、第5の金属層33および第3のNi層34を蒸着、スパッタリング技術などにより形成する。
(l)次いで、絶縁膜26および反射積層膜28をパターニング後、第2の金属層22上に第3のパターン幅W3を有する開口部を形成する。
(m)次に、反射積層膜28および第3のパターン幅W3を有する開口部の第2の金属層22上に、例えばTi層からなる第3の金属層30を形成し、同時に第3のNi層34上に、例えばTi層からなる第6の金属層35を、蒸着、スパッタリング技術などにより形成する。
(n)次に、第3の金属層30上に、例えばAu層からなる第4の金属層32を形成し、同時に、第6の金属層35上に、例えばAu層からなる第7の金属層36を、蒸着、スパッタリング技術などにより形成して、図2、或いは図4に示した半導体発光素子が完成する。
本発明の第1の実施の形態によれば、透明電極層をp型半導体層上に延在して形成し、かつ透明電極層を絶縁膜で被覆した構造を備えることによって、製造歩留りが向上し、かつ外部発光効率を向上した半導体発光素子およびその製造方法を提供することができる。
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態に係る半導体発光素子は、図7〜図8に示すように、基板10と、基板10上に配置され、n型不純物が不純物添加されたn型半導体層12と、n型半導体層12上に配置された活性層13と、活性層13上に配置され、p型不純物が不純物添加されたp型半導体層14と、p型半導体層14上に配置され、第1のパターン幅W1を有する第1の金属層20と、第1の金属層20上に配置された第2の金属層22と、第2の金属層22上に配置された第1のNi層23と、第1のNi層23およびp型半導体層14上に配置され、第1のNi層23上に第2のパターン幅W2でパターニングされた開口部を有する透明電極層24と、透明電極層24上および第1のNi層23上に配置され、第1のNi層23上に第3のパターン幅W3でパターニングされた開口部を有する絶縁膜26と、絶縁膜26上に配置され、第1のNi層23上に第3のパターン幅W3でパターニングされた開口部を有する反射積層膜28と、反射積層膜28および第3のパターン幅W3でパターニングされた開口部の第1のNi層23上に配置された第3の金属層30と、第3の金属層30上に配置された第2のNi層31と、第2のNi層31上に配置された第4の金属層32とを備える。
また、本発明の第2の実施の形態に係る半導体発光素子は、図7〜図8に示すように、p型半導体層14と活性層13とn型半導体層12の一部をエッチングにより除去したn型半導体層12上に配置された第5の金属層33と、第5の金属層33上に配置された第3のNi層34と、第3のNi層34上に配置された第6の金属層35と、第6の金属層35上に配置された第7の金属層36とを備える。
各部の構成は、第1の実施の形態と実質的に同様である。したがって、詳細な説明は省略する。
(製造方法)
本発明の第2の実施の形態に係る半導体発光素子の製造方法は、図7〜図8に示すように、 基板10上に、n型不純物が不純物添加されたn型半導体層12を形成する工程と、n型半導体層12上に活性層13を形成する工程と、活性層13上に、p型不純物が不純物添加されたp型半導体層14を形成する工程と、p型半導体層14上に第1の金属層20を形成する工程と、第1の金属層20上に第2の金属層22を形成する工程と、第2の金属層22上に第1のNi層23を形成する工程と、第1の金属層20、第2の金属層22および第1のNi層23を第1のパターン幅W1でパターニングする工程と、第1のNi層23およびp型半導体層14上に透明電極層24を形成後、第1のNi層23上に第2のパターン幅W2でパターニングされた開口部を形成する工程と、透明電極層24上および第1のNi層23上に絶縁膜26を形成する工程と、絶縁膜26上に反射積層膜28を形成する工程と、絶縁膜26および反射積層膜28をパターニング後、第1のNi層23上に第3のパターン幅W3を有する開口部を形成する工程と、反射積層膜28および第3のパターン幅W3を有する開口部の第1のNi層23上に第3の金属層30を形成する工程と、第3の金属層30上に第2のNi層31を形成する工程と、第2のNi層31上に第4の金属層32を形成する工程とを有する。
また、本発明の第2の実施の形態に係る半導体発光素子の製造方法は、図7〜図8に示すように、p型半導体層14と活性層13とn型半導体層12の一部をエッチングにより除去したn型半導体層12上に第5の金属層33を形成する工程と、第5の金属層33上に第3のNi層34を形成する工程と、第3のNi層34上に第6の金属層35を形成する工程と、第6の金属層35上に第7の金属層36を形成する工程とを有する。
各工程は、第1の実施の形態と実質的に同様である。したがって、詳細な説明は省略する。
本発明の第2の実施の形態によれば、透明電極層をp型半導体層上に延在して形成し、かつ透明電極層を絶縁膜で被覆した構造を備えることによって、製造歩留りが向上し、かつ外部発光効率を向上した半導体発光素子およびその製造方法を提供することができる。
[第3の実施の形態]
本発明の第3の実施の形態に係る半導体発光素子は、図9〜図10に示すように、基板10と、基板10上に配置され、n型不純物が不純物添加されたn型半導体層12と、n型半導体層12上に配置された活性層13と、活性層13上に配置され、p型不純物が不純物添加されたp型半導体層14と、p型半導体層14上に配置され、第1のパターン幅W1を有する第1の金属層20と、第1の金属層20上に配置された第1のNi層23と、第1のNi層23上に配置された第2の金属層22と、第2の金属層22およびp型半導体層14上に配置され、第2の金属層22上に第2のパターン幅W2でパターニングされた開口部を有する透明電極層24と、透明電極層24上および第2の金属層22上に配置され、第2の金属層22上に第3のパターン幅W3でパターニングされた開口部を有する絶縁膜26と、絶縁膜26上に配置され、第2の金属層22上に第3のパターン幅W3でパターニングされた開口部を有する反射積層膜28と、反射積層膜28および第3のパターン幅W3でパターニングされた開口部の第2の金属層22上に配置された第3の金属層30と、第3の金属層30上に配置された第2のNi層31と、第2のNi層31上に配置された第4の金属層32とを備える。
また、本発明の第3の実施の形態に係る半導体発光素子は、図9〜図10に示すように、p型半導体層14と活性層13とn型半導体層12の一部をエッチングにより除去したn型半導体層12上に配置された第5の金属層33と、第5の金属層33上に配置された第3のNi層34と、第3のNi層34上に配置された第6の金属層35と、第6の金属層35上に配置された第4のNi層37と、第4のNi層37上に配置された第7の金属層36とを備える。
各部の構成は、第1の実施の形態と実質的に同様である。したがって、詳細な説明は省略する。
(製造方法)
本発明の第3の実施の形態に係る半導体発光素子の製造方法は、図9〜図10に示すように、基板10上に、n型不純物が不純物添加されたn型半導体層12を形成する工程と、n型半導体層12上に活性層13を形成する工程と、活性層13上に、p型不純物が不純物添加されたp型半導体層14を形成する工程と、p型半導体層14上に第1の金属層20を形成する工程と、第1の金属層20上に第1のNi層23を形成する工程と、第1のNi層23上に第2の金属層22を形成する工程と、第1の金属層20、第1のNi層23および第2の金属層22を第1のパターン幅W1でパターニングする工程と、第2の金属層22およびp型半導体層14上に透明電極層24を形成後、第2の金属層22上に第2のパターン幅W2でパターニングされた開口部を形成する工程と、透明電極層24上および第2の金属層22上に絶縁膜26を形成する工程と、絶縁膜26上に反射積層膜28を形成する工程と、絶縁膜26および反射積層膜28をパターニング後、第2の金属層22上に第3のパターン幅W3を有する開口部を形成する工程と、反射積層膜28および第3のパターン幅W3を有する開口部の第2の金属層22上に第3の金属層30を形成する工程と、第3の金属層30上に第2のNi層31を形成する工程と、第2のNi層31上に第4の金属層32を形成する工程とを有する。 また、本発明の第3の実施の形態に係る半導体発光素子の製造方法は、図9〜図10に示すように、p型半導体層14と活性層13とn型半導体層12の一部をエッチングにより除去したn型半導体層12上に第5の金属層33を形成する工程と、第5の金属層33上に第3のNi層34を形成する工程と、第3のNi層34上に第6の金属層35を形成する工程と、第6の金属層35上に第4のNi層37を形成する工程と、第4のNi層37上に第7の金属層36を形成する工程とを有する。
各工程は、第1の実施の形態と実質的に同様である。したがって、詳細な説明は省略する。
本発明の第3の実施の形態によれば、透明電極層をp型半導体層上に延在して形成し、かつ透明電極層を絶縁膜で被覆した構造を備えることによって、製造歩留りが向上し、かつ外部発光効率を向上した半導体発光素子およびその製造方法を提供することができる。
[第4〜第6の実施の形態]
第4の実施の形態に係る半導体発光素子の断面構造であって、図1および図2において、反射積層膜28を省略した構造に対応する模式的断面構造は、図13および図14に示すように表される。第4の実施の形態においても反射積層膜28以外の構成は、第1の実施の形態と同様である。
第5の実施の形態に係る半導体発光素子の断面構造であって、図7および図8において、反射積層膜28を省略した構造に対応する模式的断面構造は、図15および図16に示すように表される。第5の実施の形態においても反射積層膜28以外の構成は、第2の実施の形態と同様である。
第6の実施の形態に係る半導体発光素子の断面構造であって、図9および図10において、反射積層膜28を省略した構造に対応する模式的断面構造は、図17および図18に示すように表される。第6の実施の形態においても反射積層膜28以外の構成は、第3の実施の形態と同様である。
特に、反射積層膜28を備えない構造においても、フリップチップ構造を備え、光は、基板側から取り出すことができる。
反射積層膜28以外の各部の構成は、第1〜第3の実施の形態と実質的に同様である。したがって、詳細な説明は省略する。
また、反射積層膜28の製造工程以外の製造方法の各工程は、第1〜第3の実施の形態と実質的に同様である。したがって、詳細な説明は省略する。
本発明の第4〜第6の実施の形態によれば、透明電極層をp型半導体層上に延在して形成し、かつ透明電極層を絶縁膜で被覆した構造を備えることによって、製造歩留りが向上し、かつ外部発光効率を向上した半導体発光素子およびその製造方法を提供することができる。
[その他の実施の形態]
上記のように、本発明は第1〜第6の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の半導体発光素子は、窒化物系半導体発光素子全般に適用可能であり、CD、DVD、DVD−ROM、データ書込み可能なCD−RW等のピックアップ用のLD素子、プリンター用のLD素子、光通信用のLD素子として適用可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子の断面構造であって、図3のI−I線およびIII−III線に沿う模式的断面構造図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子の断面構造であって、図4のII−II線、或いは図3のIII−III線に沿う模式的断面構造図。 本発明の第1〜第3の実施の形態に係る半導体発光素子のワイヤボンディング構成による模式的平面パターン構成図。 本発明の第1〜第3の実施の形態に係る半導体発光素子のワイヤボンディング構成による別の模式的平面パターン構成図。 本発明の第1〜第3の実施の形態に係る半導体発光素子のワイヤボンディング構成による更に別の模式的平面パターン構成図。 本発明の第1〜第3の実施の形態に係る半導体発光素子のワイヤボンディング構成による模式的平面パターン構成であって、(a)WA=1mm角の模式的平面パターン構成例、(b)WB=0.6mm角の模式的平面パターン構成例、(c)WC=1mm角の別の模式的平面パターン構成例、(d)WD=0.4mm角の模式的平面パターン構成例。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体発光素子の断面構造であって、図3のI−I線およびIII−III線に沿う模式的断面構造図。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体発光素子の断面構造であって、図4のII−II線、或いは図3のIII−III線に沿う模式的断面構造図。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体発光素子の断面構造であって、図3のI−I線およびIII−III線に沿う模式的断面構造図。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体発光素子の断面構造であって、図4のII−II線、或いは図3のIII−III線に沿う模式的断面構造図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子のフリップチップ構成による模式的平面パターン構成図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体発光素子の別のフリップチップ構成による模式的平面パターン構成図。 本発明の第4の実施の形態に係る半導体発光素子の断面構造であって、図1において、反射積層膜28を省略した構造に対応する模式的断面構造図。 本発明の第4の実施の形態に係る半導体発光素子の断面構造であって、図2において、反射積層膜28を省略した構造に対応する模式的断面構造図。 本発明の第5の実施の形態に係る半導体発光素子の断面構造であって、図7において、反射積層膜28を省略した構造に対応する模式的断面構造図。 本発明の第5の実施の形態に係る半導体発光素子の断面構造であって、図8において、反射積層膜28を省略した構造に対応する模式的断面構造図。 本発明の第6の実施の形態に係る半導体発光素子の断面構造であって、図9において、反射積層膜28を省略した構造に対応する模式的断面構造図。 本発明の第6の実施の形態に係る半導体発光素子の断面構造であって、図10において、反射積層膜28を省略した構造に対応する模式的断面構造図。
符号の説明
10…基板
12…n型半導体層
13…活性層
14…p型半導体層
16…バッファ層
20…第1の金属層
20a,20b,33a,33b…金属配線
22…第2の金属層
23…第1のNi層
24…透明電極層
26…絶縁膜
28…反射積層膜
30…第3の金属層
31…第2のNi層
32,321,322,323…第4の金属層
33…第5の金属層
34…第3のNi層
35…第6の金属層
36…第7の金属層
37…第4のNi層
38,381,382,383…第8の金属層
W1…第1のパターン幅
W2…第2のパターン幅
W3…第3のパターン幅
La,Lb,t,L1,L2,L3,L11,L22…距離

Claims (27)

  1. 基板と、
    前記基板上に配置され、n型不純物が不純物添加されたn型半導体層と、
    前記n型半導体層上に配置された活性層と、
    前記活性層上に配置され、p型不純物が不純物添加されたp型半導体層と、
    前記p型半導体層上に配置され、第1のパターン幅を有する第1の金属層と、
    前記第1の金属層上に配置された第2の金属層と、
    前記第2の金属層および前記p型半導体層上に配置され、前記第2の金属層上に第2のパターン幅でパターニングされた開口部を有する透明電極層と、
    前記透明電極層上および前記第2の金属層上に配置され、前記第2の金属層上に第3のパターン幅でパターニングされた開口部を有する絶縁膜と、
    前記絶縁膜および前記第3のパターン幅でパターニングされた開口部の前記第2の金属層上に配置された第3の金属層と、
    前記第3の金属層上に配置された第4の金属層と
    を備えることを特徴とする半導体発光素子。
  2. 前記絶縁膜上に前記第3の金属層との間に配置され、前記第2の金属層上に前記第3のパターン幅でパターニングされた開口部を有する反射積層膜を備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体発光素子。
  3. 基板と、
    前記基板上に配置され、n型不純物が不純物添加されたn型半導体層と、
    前記n型半導体層上に配置された活性層と、
    前記活性層上に配置され、p型不純物が不純物添加されたp型半導体層と、
    前記p型半導体層上に配置され、第1のパターン幅を有する第1の金属層と、
    前記第1の金属層上に配置された第2の金属層と、
    前記第2の金属層上に配置された第1のNi層と、
    前記第1のNi層および前記p型半導体層上に配置され、前記第1のNi層上に第2のパターン幅でパターニングされた開口部を有する透明電極層と、
    前記透明電極層上および前記第1のNi層上に配置され、前記第1のNi層上に第3のパターン幅でパターニングされた開口部を有する絶縁膜と、
    前記絶縁膜および前記第3のパターン幅でパターニングされた開口部の前記第1のNi層上に配置された第3の金属層と、
    前記第3の金属層上に配置された第2のNi層と、
    前記第2のNi層上に配置された第4の金属層と
    を備えることを特徴とする半導体発光素子。
  4. 前記絶縁膜上に第1のNi層との間に配置され、前記第2の金属層上に前記第3のパターン幅でパターニングされた開口部を有する反射積層膜を備えることを特徴とする請求項3に記載の半導体発光素子。
  5. 基板と、
    前記基板上に配置され、n型不純物が不純物添加されたn型半導体層と、
    前記n型半導体層上に配置された活性層と、
    前記活性層上に配置され、p型不純物が不純物添加されたp型半導体層と、
    前記p型半導体層上に配置され、第1のパターン幅を有する第1の金属層と、
    前記第1の金属層上に配置された第1のNi層と、
    前記第1のNi層上に配置された第2の金属層と、
    前記第2の金属層および前記p型半導体層上に配置され、前記第2の金属層上に第2のパターン幅でパターニングされた開口部を有する透明電極層と、
    前記透明電極層上および前記第2の金属層上に配置され、前記第2の金属層上に第3のパターン幅でパターニングされた開口部を有する絶縁膜と、
    前記絶縁膜および前記第3のパターン幅でパターニングされた開口部の前記第2の金属層上に配置された第3の金属層と、
    前記第3の金属層上に配置された第2のNi層と、
    前記第2のNi層上に配置された第4の金属層と
    を備えることを特徴とする半導体発光素子。
  6. 前記絶縁膜上に前記第3の金属層との間に配置され、前記第2の金属層上に前記第3のパターン幅でパターニングされた開口部を有する反射積層膜を備えることを特徴とする請求項5に記載の半導体発光素子。
  7. 前記p型半導体層と前記活性層と前記n型半導体層の一部をエッチングにより除去した前記n型半導体層上に配置された第5の金属層と、
    前記第5の金属層上に配置された第3のNi層と、
    前記第3のNi層上に配置された第6の金属層と、
    前記第6の金属層上に配置された第7の金属層と
    を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
  8. 前記第6の金属層と前記第7の金属層との間に配置された第4のNi層を備えることを特徴とする請求項7に記載の半導体発光素子。
  9. 前記第5の金属層はAl層で形成され、前記第6の金属層はTi層で形成され、前記第7の金属層はAu層で形成されたことを特徴とする請求項7または8のいずれかに記載の半導体発光素子。
  10. 前記半導体発光素子は、フリップチップ構造を備え、光は、基板側から取り出されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
  11. 平面パターン構成において、長辺は、短辺よりも、2.0〜2.8倍の長さを有する長方形状を有し、短辺と平行方向に長辺を二分する中心線を挟み、互いに反対側に配置された前記第4の金属層からなる第1パッド電極と前記第7の金属層からなる第2パッド電極とを備えることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
  12. 平面パターン構成において、前記第2パッド電極と前記透明電極との間は、略円形の曲線形状を有し、その間隔は略一定距離を有し、前記第1パッド電極および前記第2パッド電極の短辺方向と平行方向の幅LaおよびLbは、La>Lbの関係を有することを特徴とする請求項11に記載の半導体発光素子。
  13. 平面パターン構成において、前記第5の金属層は、前記第7の金属層からなる第2パッド電極が配置されている四辺のうちの一辺の端部かつ一辺の中央部に延伸して配置された第1金属配線と、前記第1金属配線から前記第4の金属層からなる第1パッド電極方向に略90度曲がったn本(nは偶数)の第2金属配線とを備え、
    前記第1の金属層は、前記第2パッド電極に対向する四辺の内、前記第1パッド電極が配置されている一辺の中央部から一辺の端部全辺に延伸して配置された第3金属配線と、前記第3金属配線から前記第2パッド電極方向に略90度曲がった(n+1)本(nは偶数)の第4金属配線とを備えることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
  14. 平面パターン構成において、前記第5の金属層は、前記第7の金属層からなる第2パッド電極が配置されている四辺のうちの一辺の端部かつ一辺の略全辺に延伸して配置された第1金属配線と、前記第1金属配線から前記第4の金属層からなる第1パッド電極方向に略90度曲がったn本(nは偶数)の第2金属配線とを備え、
    前記第1の金属層は、前記第2パッド電極に対向する四辺の内、前記第1パッド電極が配置されている一辺の中央部から一辺の端部全辺に延伸して配置された第3金属配線と、前記第3金属配線から前記第2パッド電極方向に略90度曲がった(n+1)本(nは偶数)の第4金属配線とを備えることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
  15. n本の前記第2金属配線と、(n+1)本(nは偶数)の前記第4金属配線は、櫛の歯状に交互に配置され、前記第4金属配線と前記第2金属配線近傍の前記透明電極層間の距離をL1、前記第2金属配線近傍の前記透明電極層と中央部の前記第4金属配線間の距離をL2、前記第2金属配線近傍の前記透明電極層と前記第3金属配線間の距離をL3とすると、L1<L2<L3の関係を有することを特徴とする請求項13または14に記載の半導体発光素子。
  16. 平面パターン構成において、前記第1の金属層は、四辺の外周に一番近い2本の前記第4金属配線と前記透明電極との距離をL11とすると、L11<L1の関係を有し、外周部以外では、前記第4金属配線と前記透明電極との距離をL22とすると、L22=L2の関係を有することを特徴とする請求項15に記載の半導体発光素子。
  17. 互いに対向する四辺のうち二辺の端部に平行方向に、約300〜500μm毎に1個の割合で、前記第1パッド電極および前記第2パッド電極を配置することを特徴とする請求項13〜16のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
  18. 基板上に、n型不純物が不純物添加されたn型半導体層を形成する工程と、
    前記n型半導体層上に活性層を形成する工程と、
    前記活性層上に、p型不純物が不純物添加されたp型半導体層を形成する工程と、
    前記p型半導体層上に第1の金属層を形成する工程と、
    前記第1の金属層上に第2の金属層を形成する工程と、
    前記第1の金属層および前記第2の金属層を第1のパターン幅でパターニングする工程と、
    前記第2の金属層および前記p型半導体層上に透明電極層を形成後、前記第2の金属層上に第2のパターン幅でパターニングされた開口部を形成する工程と、
    前記透明電極層上および前記第2の金属層上に絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜をパターニング後、前記第2の金属層上に第3のパターン幅を有する開口部を形成する工程と、
    前記第3のパターン幅を有する開口部の前記第2の金属層上に第3の金属層を形成する工程と、
    前記第3の金属層上に第4の金属層を形成する工程と
    を有することを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  19. 前記絶縁膜上に反射積層膜を形成する工程をさらに有することを特徴とする請求項18に記載の半導体発光素子の製造方法。
  20. 基板上に、n型不純物が不純物添加されたn型半導体層を形成する工程と、
    前記n型半導体層上に活性層を形成する工程と、
    前記活性層上に、p型不純物が不純物添加されたp型半導体層を形成する工程と、
    前記p型半導体層上に第1の金属層を形成する工程と、
    前記第1の金属層上に第2の金属層を形成する工程と、
    前記第2の金属層上に第1のNi層を形成する工程と、
    前記第1の金属層、前記第2の金属層および前記第1のNi層を第1のパターン幅でパターニングする工程と、
    前記第1のNi層および前記p型半導体層上に透明電極層を形成後、前記第1のNi層上に第2のパターン幅でパターニングされた開口部を形成する工程と、
    前記透明電極層上および前記第1のNi層上に絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜をパターニング後、前記第1のNi層上に第3のパターン幅を有する開口部を形成する工程と、
    前記第3のパターン幅を有する開口部の前記第1のNi層上に第3の金属層を形成する工程と、
    前記第3の金属層上に第2のNi層を形成する工程と、
    前記第2のNi層上に第4の金属層を形成する工程と
    を有することを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  21. 前記絶縁膜上に反射積層膜を形成する工程をさらに有することを特徴とする請求項20に記載の半導体発光素子の製造方法。
  22. 基板上に、n型不純物が不純物添加されたn型半導体層を形成する工程と、
    前記n型半導体層上に活性層を形成する工程と、
    前記活性層上に、p型不純物が不純物添加されたp型半導体層を形成する工程と、
    前記p型半導体層上に第1の金属層を形成する工程と、
    前記第1の金属層上に第1のNi層を形成する工程と、
    前記第1のNi層上に第2の金属層を形成する工程と、
    前記第1の金属層、前記第1のNi層および前記第2の金属層を第1のパターン幅でパターニングする工程と、
    前記第2の金属層および前記p型半導体層上に透明電極層を形成後、前記第2の金属層上に第2のパターン幅でパターニングされた開口部を形成する工程と、
    前記透明電極層上および前記第2の金属層上に絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜をパターニング後、前記第2の金属層上に第3のパターン幅を有する開口部を形成する工程と、
    前記第3のパターン幅を有する開口部の前記第2の金属層上に第3の金属層を形成する工程と、
    前記第3の金属層上に第2のNi層を形成する工程と、
    前記第2のNi層上に第4の金属層を形成する工程と
    を有することを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  23. 前記絶縁膜上に反射積層膜を形成する工程をさらに有することを特徴とする請求項22に記載の半導体発光素子の製造方法。
  24. 前記p型半導体層と前記活性層と前記n型半導体層の一部をエッチングにより除去した前記n型半導体層上に第5の金属層を形成する工程と、
    前記第5の金属層上に第3のNi層を形成する工程と、
    前記第3のNi層上に第6の金属層を形成する工程と、
    前記第6の金属層上に第7の金属層を形成する工程と
    を有することを特徴とする請求項18〜23のいずれか1項に記載の半導体発光素子の製造方法。
  25. 前記第6の金属層と前記第7の金属層との間に第4のNi層を形成する工程を有することを特徴とする請求項24に記載の半導体発光素子の製造方法。
  26. 前記第5の金属層はAl層で形成され、前記第6の金属層はTi層で形成され、前記第7の金属層はAu層で形成されたことを特徴とする請求項24または25のいずれかに記載の半導体発光素子の製造方法。
  27. 前記第1の金属層および前記第3の金属層はTi層で形成され、前記第2の金属層および前記第4の金属層はAu層で形成されたことを特徴とする請求項18〜26のいずれか1項に記載の半導体発光素子の製造方法。
JP2008309420A 2008-01-16 2008-12-04 半導体発光素子およびその製造方法 Active JP5340712B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008309420A JP5340712B2 (ja) 2008-01-16 2008-12-04 半導体発光素子およびその製造方法
US12/318,831 US8115222B2 (en) 2008-01-16 2009-01-09 Semiconductor light emitting device and fabrication method for the semiconductor light emitting device

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008007130 2008-01-16
JP2008007130 2008-01-16
JP2008309420A JP5340712B2 (ja) 2008-01-16 2008-12-04 半導体発光素子およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009194367A true JP2009194367A (ja) 2009-08-27
JP5340712B2 JP5340712B2 (ja) 2013-11-13

Family

ID=41076071

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008309420A Active JP5340712B2 (ja) 2008-01-16 2008-12-04 半導体発光素子およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5340712B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011108859A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Toyoda Gosei Co Ltd Iii族窒化物化合物半導体発光素子
JP2011187842A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Toyoda Gosei Co Ltd 半導体発光素子及びその製造方法
JP2013135234A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Lg Innotek Co Ltd 発光素子
JP2014063862A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Toshiba Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2015082612A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 旭化成株式会社 窒化物発光素子および窒化物発光素子の製造方法
JP2015133477A (ja) * 2013-12-09 2015-07-23 日亜化学工業株式会社 発光素子
WO2016099743A1 (en) * 2014-12-17 2016-06-23 Apple Inc. Micro-led with dielectric side mirror and an electronic device comprising a plurality of micro-leds
WO2016064134A3 (en) * 2014-10-21 2017-05-04 Seoul Viosys Co., Ltd. Light emitting device and method of fabricating the same
US9761761B2 (en) 2015-02-13 2017-09-12 Nichia Corporation Light-emitting element
KR101938731B1 (ko) 2012-08-08 2019-01-15 엘지이노텍 주식회사 발광 소자
US10297722B2 (en) 2015-01-30 2019-05-21 Apple Inc. Micro-light emitting diode with metal side mirror
KR102056619B1 (ko) 2012-05-17 2019-12-18 삼성전자주식회사 반도체 발광소자
US10950756B2 (en) 2016-12-06 2021-03-16 Lg Innotek Co., Ltd. Light emitting device including a passivation layer on a light emitting structure
JP7307662B2 (ja) 2019-10-31 2023-07-12 日機装株式会社 半導体発光素子および半導体発光素子の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09129933A (ja) * 1995-10-31 1997-05-16 Sanyo Electric Co Ltd 発光素子

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09129933A (ja) * 1995-10-31 1997-05-16 Sanyo Electric Co Ltd 発光素子

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011108859A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Toyoda Gosei Co Ltd Iii族窒化物化合物半導体発光素子
JP2011187842A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Toyoda Gosei Co Ltd 半導体発光素子及びその製造方法
US10128412B2 (en) 2011-12-26 2018-11-13 Lg Innotek Co., Ltd. Light emitting device
JP2013135234A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Lg Innotek Co Ltd 発光素子
KR102056619B1 (ko) 2012-05-17 2019-12-18 삼성전자주식회사 반도체 발광소자
KR101938731B1 (ko) 2012-08-08 2019-01-15 엘지이노텍 주식회사 발광 소자
JP2014063862A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Toshiba Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2015082612A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 旭化成株式会社 窒化物発光素子および窒化物発光素子の製造方法
JP2015133477A (ja) * 2013-12-09 2015-07-23 日亜化学工業株式会社 発光素子
US10403796B2 (en) 2014-10-21 2019-09-03 Seoul Viosys Co., Ltd. Light emitting device and method of fabricating the same
WO2016064134A3 (en) * 2014-10-21 2017-05-04 Seoul Viosys Co., Ltd. Light emitting device and method of fabricating the same
WO2016099743A1 (en) * 2014-12-17 2016-06-23 Apple Inc. Micro-led with dielectric side mirror and an electronic device comprising a plurality of micro-leds
US10297722B2 (en) 2015-01-30 2019-05-21 Apple Inc. Micro-light emitting diode with metal side mirror
US9761761B2 (en) 2015-02-13 2017-09-12 Nichia Corporation Light-emitting element
US10950756B2 (en) 2016-12-06 2021-03-16 Lg Innotek Co., Ltd. Light emitting device including a passivation layer on a light emitting structure
JP7307662B2 (ja) 2019-10-31 2023-07-12 日機装株式会社 半導体発光素子および半導体発光素子の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5340712B2 (ja) 2013-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5340712B2 (ja) 半導体発光素子およびその製造方法
US9911894B2 (en) Nitride-based III-V group compound semiconductor
US8115222B2 (en) Semiconductor light emitting device and fabrication method for the semiconductor light emitting device
US8779441B2 (en) Semiconductor light emitting element with first and second electrode openings arranged at a constant distance
US7999249B2 (en) Nitride semiconductor light emitting device with surface texture and its manufacture
US9054269B2 (en) Semiconductor light-emitting device
US20110244610A1 (en) Method for producing group iii nitride semiconductor light-emitting device
JP5045418B2 (ja) GaN系LED素子、GaN系LED素子の製造方法およびGaN系LED素子製造用テンプレート
JP2007184411A (ja) 発光ダイオードおよびその製造方法ならびに集積型発光ダイオードおよびその製造方法ならびに発光ダイオードバックライトならびに発光ダイオード照明装置ならびに発光ダイオードディスプレイならびに電子機器ならびに電子装置およびその製造方法
KR20080109835A (ko) GaN계 반도체 발광 소자의 제조 방법 및 램프
KR20100079843A (ko) 복수개의 비극성 발광셀들을 갖는 발광 소자 및 그것을 제조하는 방법
KR20120092326A (ko) 광 결정 구조를 갖는 비극성 발광 다이오드 및 그것을 제조하는 방법
US11482642B2 (en) Light emitting element
KR20100036617A (ko) 발광 소자 및 그것을 제조하는 방법
JP2011060917A (ja) 半導体発光素子
US20100181588A1 (en) Semiconductor light emitting device
US7973321B2 (en) Nitride semiconductor light emitting device having ridge parts
JP2009302314A (ja) GaN系半導体装置
JP5366518B2 (ja) 半導体発光素子およびその製造方法
US20100224897A1 (en) Semiconductor optoelectronic device and method for forming the same
KR101425167B1 (ko) 질화물 반도체 발광소자 제조방법 및 이에 의해 제조된질화물 반도체 발광소자
JP3951973B2 (ja) 窒化物半導体素子
JP2009070893A (ja) 発光装置及びその製造方法
US20100224900A1 (en) Semiconductor optoelectronic device and method for making the same
JP3216118B2 (ja) 窒化物半導体素子及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130507

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130625

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130709

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130807

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5340712

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250