JP2009193337A - ページメモリコントローラ - Google Patents

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Abstract

【課題】画像処理装置において、FIFOメモリを実装する構成からページメモリを実装する構成への回路変更が容易に行えるようにする。
【解決手段】ページメモリを接続するページメモリ接続部と、画像処理回路を接続する画像処理回路接続部と、カラー撮像素子を接続したFIFOメモリコントローラに接続し、該FIFOメモリコントローラからのコマンド信号を受け取るためのFIFOコマンド入力部と、ページメモリにアドレス信号と、書き込み、読み出し信号を所定のタイミングで送出して、ページメモリの書き込み、読み出し制御を行うメモリ制御部とを備え、メモリ制御部は、コマンド信号に基づいて、カラー撮像素子から時系列的に送出されて来る色成分信号を、ページメモリに送出するアドレス信号を所定の順序で変化させながら、ページメモリに逐次書き込んだ後に、該ページメモリから読み出す遅延処理動作を循環的に行うことで、同一画素に対して種別の異なる色成分信号の時間差を調整して画像処理回路に送出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばコピー装置やファクシミリ装置等の画像処理装置においてページメモリと画像処理回路とを接続するためのページメモリコントローラの改良に関する。
上記のような画像処理装置等で用いられるCCD(チャージカップルドデバイス)等によるカラー撮像素子は、R(レッド)、B(ブルー)、G(グリーン)用の3つのライン型センサを副走査方向に所定の間隔(ギャップ)で配置する構成が一般的である。
図9は、上記所定の間隔を4ラインとしたカラー撮像素子の概略図である。このカラー撮像素子11は、主走査方向に長いライン型センサで構成されており、矢印で示した副走査方向に移動しながら原稿を撮影するので、R用ライン型センサが撮影した原稿の同一ラインを、G用ライン型センサは4ライン遅れて撮影し、B用ライン型センサは8ライン遅れて撮影する。従来、このようなカラー撮像素子11が出力するR、G、Bの色成分信号の時間差は、以下に説明するように、FIFO(ファーストインファーストアウト)メモリによって調整していた。
図10は、従来の画像処理装置のカラー撮像素子11から画像処理回路16に至る色成分信号処理系統の概略ブロック図で、この処理系統は、R、G、B用の独立したライン型センサを有したカラー撮像素子11と、Rの色成分信号を8ライン分遅延させるためのR用FIFOメモリ17#1と、Gの色成分信号を4ライン分遅延させるためのG用FIFOメモリ17#2と、それらのFIFOメモリ17を制御するFIFOメモリコントローラ12と、画像処理回路16とで構成されている。
また、そのような構成ではなく、ページメモリを有し、そのページメモリを活用してより高度な画像処理を行う画像処理装置もあり、そのページメモリによって同一画素に対するR、G、Bの色成分信号の時間差を調整することも知られている。例えば、次の特許文献1には、ページメモリをライン画像信号の格納手段とし、この格納手段に書込む際のアドレス制御によって色成分間の位置ずれが補正された状態でライン画像信号を格納する技術が開示されている。
特開2006-025269公報
図10に示したような画像処理装置にページメモリを付加し高機能化を図る場合、特許文献1に開示されているような技術を採用すれば、ページメモリによって色成分信号の時間差を調整することができるので、FIFOメモリが不要になる。しかし、そのような回路変更では、FIFOメモリコントローラを取り除き、その替わりに、ページメモリをFIFOメモリのように扱える機能を有した制御回路等を設ける等、大幅な変更が必要であり、開発コストもかさんでいた。
本発明は、このような問題の解決を課題とし、画像処理装置において、FIFOメモリを実装する構成からページメモリを実装する構成への回路変更が容易に行えるページメモリコントローラを提供する。
本発明は、画素情報を一時的に蓄積保持するページメモリを制御するためのメモリコントローラであって、前記ページメモリを接続するページメモリ接続部と、画像処理回路を接続する画像処理回路接続部と、カラー撮像素子を接続したFIFOメモリコントローラに接続し、該FIFOメモリコントローラからのコマンド信号を受け取るためのFIFOコマンド入力部と、前記ページメモリにアドレス信号と、書き込み、読み出し信号を所定のタイミングで送出して、前記ページメモリの書き込み、読み出し制御を行うメモリ制御部とを備え、前記メモリ制御部は、前記コマンド信号に基づいて、前記カラー撮像素子から時系列的に送出されて来る色成分信号に所定の遅延処理を施すことで、同一画素に対して種別の異なる色成分信号の時間差を調整して前記画像処理回路に送出する構成としている。ここに遅延処理では、前記ページメモリに送出するアドレス信号を所定の順序で変化させながら、上記ページメモリに逐次書き込んだ後に、該ページメモリから読み出す動作を循環的に行う。
また、前記ページメモリには、画像情報を構成する、それぞれの画素に対応した色成分信号を、それぞれの色種別に区分して一時的に蓄積保存する色区分ページエリア部と、上記カラー撮像素子から時系列的に送出されて来る色成分信号を、それぞれの色種別に区分して一時的に蓄積保存するための色区分時間差調整エリア部とが予め設定されると共に、上記色区分時間差調整エリア部には、同じ画素の色成分信号について、同じアドレスが、少なくとも1以上の画素を含む所定のワード単位で設定されており、前記ページメモリコントローラは、上記ページメモリに送出するアドレス信号を所定の順序で循環的に変化させて、上記遅延処理動作を行うようにしてもよい。
あるいは、前記ページメモリは、画像情報を構成する、それぞれの画素に対応した色成分信号の色種別に区分されて構成されており、色成分信号の種別に区分されたそれぞれのページメモリは、画像情報を構成する、それぞれの画素に対応した色成分信号を一時的に蓄積保存する色区分ページエリア部と、上記カラー撮像素子から時系列的に送出されて来る色成分信号を一時的に蓄積保存する構成とされており、前記ページメモリコントローラは、上記アドレス信号を上記ページメモリを指定するイネーブル信号とともに所定の順序で循環的に変化させて、上記遅延処理動作を行うようにしてもよい。
本発明は、FIFOメモリコントローラに接続して、FIFOメモリコントローラから受信したFIFOメモリを制御するためのコマンド信号に基づいてページメモリを制御する構成としている。そのため、FIFOメモリを実装する構成からページメモリを実装する構成に画像処理装置を機種展開する場合は、FIFOメモリを取り去って本発明のメモリコントローラとページメモリを追加する回路変更だけでよいので変更部分が少なくなり、開発コストが抑えられるという効果がある。
また、ページメモリの本来の用途に使われる色区分ページエリア部以外の領域、つまり従来であれば余剰となる領域に、色区分時間差調整エリア部を設定しているので、同一画素に対して種別の異なる色成分信号の時間差を調整する処理のために専用メモリを設ける必要がない。そのため、回路構成が簡単になり、メモリのコストも抑えられる。
特に、区分ページエリア部、色区分時間差調整エリア部のそれぞれに、同じ画素の色成分信号について、同じアドレスが、少なくとも1以上の画素を含む所定のワード単位で設定されている構成では、色区分時間差調整エリアに対する1回の書き込み、あるいは読み出しで、カラー撮像素子から時系列的に送出されて来る色成分信号を少なくとも1画素以上処理できるので、アクセス回数が少なくて済み、消費電力が抑えられる。
以下、本発明の実施例を図に従って説明する。
図1は、例えばコピー装置やファクシミリ装置等の画像処理装置に本発明を適用した部分構成、すなわちカラー撮像素子から画像処理回路に至る色成分信号処理系統の概略ブロック図である。
この処理系等は、原稿を電子撮影するカラー撮像素子11と、カラー撮像素子11が出力した種別が異なる色成分信号の信号間の時間差をFIFOメモリによって調整する機能を有したFIFOメモリコントローラ12と、例えばSRAM(スタティック・ランダム・アクセス・メモリ)あるいはSDRAM(シンクロナス・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)で構成されたページメモリ13を制御するページメモリコントローラ14と、所定の画像処理、例えばシェーディング処理を行う画像処理回路16とからなる。画像処理回路16は、ローカルバスおよびページメモリコントローラ14を通じてページメモリ13に画像を構成する色成分信号をページ単位で蓄積し参照する。
カラー撮像素子11は、図9に示したように、R、G、B用の独立した3つのライン型センサで構成され、各ライン型センサは、主走査方向に平行に、副走査方向に所定の間隔(ギャップ)で配置されている。撮影時には、カラー撮像素子11が原稿に対して相対的に副走査方向に移動するが、各ライン型センサは副走査方向に所定の間隔で配置されているため、3つのライン型センサが原稿の異なる部分(ライン)を同時に撮影することになる。例えば、R、G、Bのライン型センサがその順序で4ライン毎に並べられている場合は、先頭にあるR用ライン型センサが撮影したラインは、その後副走査が4ラインだけ進んだ時点でG用ライン型センサによって撮影され、更にその後副走査が4ラインだけ進んだ時点でB用ライン型センサによって撮影される。従って、このようなカラー撮像素子11が出力するR、G、Bの色成分信号の信号間には固有の時間差が生じている。
FIFOメモリコントローラ12は、従来と同様の構成であり、そのR、G、Bの色成分信号の信号間の時間差をFIFOメモリによって調整する機能を有している。すなわち、従来構成(図?参照)では、このFIFOメモリコントローラ12にFIFOメモリ17を接続し、R、G、Bの色成分信号のうち、同一画素に対して時間的に先行して出力された色成分信号をFIFOメモリ17に一時的に蓄積して、その先行時間が経過した時点で読み出すことで、信号間の時間差を調整していた。
また、任意の容量のFIFOメモリを制御できるように、例えば、FIFOメモリに対するコマンド信号として、データの書き込みを初期化するための信号wrst、データの読み出しを初期化するための信号rrst、制御クロック等を生成する。これに対して、FIFOメモリは、例えば、信号wrstを受けると、それ以降、制御クロック毎に、その内部に設けられた記憶領域の先頭から順にデータを書き込んでいき、また、信号rrstを受けると、それ以降、制御クロック毎に、記憶領域の先頭から順にデータを読み出していく構成となっている。従って、信号wrstと、信号rrstとの時間差が、書き込まれたデータが読み出されるまでの遅延時間となる。
ページメモリコントローラ14は、FIFOメモリコントローラ12に接続するためのFIFOコマンド入力部(端子)14aと、ページメモリ13に接続するためのページメモリ接続部(端子)14bと、画像処理回路16に接続するための画層処理回路接続部(端子)14cと、ページメモリにアドレス信号と、書き込み、読み出し信号を所定のタイミングで送出して、前記ページメモリの書き込み、読み出し制御を行うメモリ制御部14jとを備え、画像処理回路16がページメモリ13をアクセスするためのインタフェースとしての基本機能と、同一画素に対して種別の異なる色成分信号の時間差を調整する遅延処理機能とを有している。なお、メモリ制御部14jは、ページメモリ13を制御するためのページメモリ制御信号を生成するタイミング制御部14dと、ページメモリ13に供給するアドレス信号を生成するアドレス制御部14eと、FIFOメモリコントローラ接続部14aとページメモリ接続部14bとの間に介在するデータバッファ回路部14fとで構成されている。
なお、上記遅延処理では、上記コマンド信号に基づいて、カラー撮像素子11から時系列的に送出されてくる色成分信号を、ページメモリ13に送出するアドレス信号を所定の順序で変化させながら、ページメモリ13に逐次書き込んだ後に、ページメモリ13から読み出す遅延処理動作を循環的に行うことで、同一画素に対して種別の異なる色成分信号の時間差を調整して画像処理回路16に送出させる。
次いで、ページメモリコントローラ14の遅延処理動作動作を簡略化した例について説明する。ここでは、説明を簡略化するため、アクセスの単位となるワードは8ビットであり、R、G、Bの色成分信号のデータ幅も8ビットであると想定する。また、カラー撮像素子は、R、G、Bのライン型センサがその順序で4ライン毎に並べられており、1ラインは1画素からなると想定する。この場合、同一画素に対してRの色成分信号は、Bの色成分信号より8ライン分の先行して出力され、Gの色成分信号は4ライン分の時間差(Bの色成分信号に対して4ライン分先に出力される)と想定する。
図2は、ページメモリ13における各種エリアの設定を説明するマップ図である。
ページメモリ13のアドレス下位側のエリアには、1画像を構成する、それぞれの画素に対応した色成分信号を、それぞれの色種別に区分して一時的に蓄積保存する色区分ページエリア部13aが設定されている。このような色区分ページエリア部13aは、複数画像分準備してもよい。また、アドレス上位側には余剰エリアがあり、ここにカラー撮像素子11から時系列的に送出されて来る色成分信号を、それぞれの色種別に区分して一時的に蓄積保存するための色区分時間差調整エリア部13bが設定されている。具体的には、R用の色区分時間差調整エリアは、例えばアドレス値R−1からアドレス値R−10の10ライン分のエリアであり、G用の色区分時間差調整エリアは、例えばアドレス値G−1からアドレス値G−10までの10ライン分のエリアである。
図3は、遅延処理動作動作の基本例を説明するためのタイミング図で、コマンド信号wrstR、rrstR、wrstG、rrstG、カラー撮像素子から送信されてきたRの色成分信号、Gの色成分信号、Bの色成分信号、ページメモリ13に対するアドレスのアドレス値、ページメモリ13を制御するための制御信号である信号r/w(リードライト)、ページメモリ13に対する書き込み、読み出しデータの内容を示している。
ここで、タイミング制御部14dは、例えば信号wrstR等のコマンド信号に基、de(データイネーブル)等を生成し、アドレス制御部14eは、ページメモリ13に供給するアドレス値として、R−1からR−10の各値と、G−1からG−10までの各値を所定の順序で循環的に選択する。
具体的には、信号wrstRを受けてから、カラー撮像素子11からRの色成分信号が送信されてくる毎に、アドレス値R−1、R−2、・・・、Rー10を指定して、送信されてきたRの色成分信号をページメモリ13に書き込んでいくと共に、信号rrstRを受けてから、カラー撮像素子11からRの色成分信号が送信されてくる毎に、アドレス値R−1、R−2、・・・、Rー10を指定して、ページメモリ13からRの色成分信号を読み出していく。ここで、信号rrstRは、信号wrstRを出力してから8ライン分遅れて出力するようにしている。また、信号wrstGを受けてから、カラー撮像素子11からGの色成分信号が送信されてくる毎に、アドレス値G−1、G−2、・・・、Gー10を指定して、送信されてきたGの色成分信号をページメモリ13に書き込んでいくと共に、信号rrstGを受けてから、カラー撮像素子11からGの色成分信号が送信されてくる毎に、アドレス値G−1、G−2、・・・、Gー10を指定して、ページメモリ13からGの色成分信号を読み出していく。ここで、信号wrstRは、信号wwrstRを出力してから4ライン分遅れて出力するようにしている。また、信号rrstRは、信号wrstRを出力してから4ライン分遅れて出力するようにしている。
従って、このような遅延処理動作では、Gの色成分信号が8ライン分だけ遅延し、Gの色成分信号が4ライン分だけ遅延することになり、その結果、同一の画素に対して、R、G、Bの色成分信号が同期する。
なお、ページメモリ13から読み出されたR、Gの色成分信号は、ページメモリコントローラから画像処理回路16に直接転送してもよいが、FIFOメモリコントローラを介して画像処理回路16に転送してもよい。
このように本発明では、ページメモリコントローラ14をFIFOメモリコントローラ12に接続し、FIFOメモリコントローラ12から受信したコマンド信号に基づいてページメモリ13を制御する構成としているので、画像処理装置の機種展開において、FIFOメモリ17を実装する構成からページメモリ13を実装する構成への回路変更が極めて容易になり、開発コストが抑えられるという効果がある。
次いで本発明の変形例を図に従って説明する。
図4は、変形例であるページメモリコントローラを含んだ画像処理装置の色成分信号処理系統の回路ブロック図である。以下、図1と共通した構成要素には同一の参照符号を付けて説明を省略する。
メモリ制御部14jを構成する入出力データバッファ回路14fはそれぞれ3段のシフトレジスタによって構成されており、時系列的に入力されたデータを同時に出力する機能、あるいは、同時に入力されたデータを時系列的に出力する機能を有する。
ここに14gは、アドレス制御部14dが生成したアドレス信号と、画像処理回路16からローカルバスを介して送られてきたアドレス信号とのいずれかを選択する入力選択回路である。
また14hは、ページメモリ13に書き込むべきデータとして、ローカルバスを介して画像処理回路16から送られてきた1画像を形成する、それぞれの画素の色成分信号と、R用の入力データバッファ回路14fに保持された3画素分のRの色成分信号と、G用の入力データバッファ回路14fに保持された3画素分のGの色成分信号とのいずれかを選択する入力選択回路である。
14iは、ページメモリ13から読み出されたデータの出力先として、ローカルバスと、R用の出力データバッファ回路14fと、G用の出力データバッファ回路14fとのいずれかを選択する選択回路である。ページメモリ13から同時に読み出された3画素分のR、Gの色成分信号は、それぞれR用、G用の出力データバッファ回路14fに保持され、1画素分ずつ時系列的に取り出される。
ページメモリ13には、1画像を構成する、それぞれの画素に対応した色成分信号を、それぞれの色種別に区分して一時的に蓄積保存する色区分ページエリア部13aと、カラー撮像素子から時系列的に送出されてくる色成分信号を、それぞれの色種別に区分して一時的に蓄積保存するための色区分時間差調整エリア部13bとが予め設定されている。更に、色区分時間差調整エリア部13bには、同じ画素の色成分信号について、同じアドレス値が、少なくとも1以上の画素を含む所定のワード単位で設定されている。例えば、1つのアドレス値に割りあれられた1つのワードデータ中には、3画素分のRの色成分信号、あるいは3画素分のGの色成分信号がまとめて格納される。
図5は、この変形例における遅延処理動作を説明するための図面であり、カラー撮像素子11から時系列的に送出されて来るR、Gの色成分信号のページメモリ13に対する書き込み、読み出しの順序を示している。ページメモリコントローラ14は、ページメモリ13に送出するアドレス信号のアドレス値を所定の順序で循環的に変化させて、上記遅延処理動作を行う。
すなわち、書き込みでは、Rの色成分信号、Gの色成分信号をそれぞれ3画素分ずつ1ワードのデータとしてまとめてページメモリに書き込んでいく。ここで、Rの色成分信号は8ライン分、Gの色成分信号は4ライン分蓄積した後、最初に戻るようにアドレス値を選択して循環的に書き込みを行う。
一方、読み出しでは、ページメモリ13に書き込んだRの色成分信号、Gの色成分信号が循環によって上書きされる直前に、上書きされる前のRの色成分信号、Gの色成分信号を読み出して、その時点でカラー撮像素子11から送出されてきたB成分と組み合わせて、画像処理回路に転送する。このようにして、Rの色成分信号は8ライン分、Gの色成分信号は4ラインの遅延処理が行われる。
更に、他の変形例を図面に従って説明する。
図6は、他の変形例であるページメモリコントローラを含んだ画像処理装置の色成分信号処理系統の回路ブロック図である。以下、図1と共通した構成要素には同一の参照符号を付けて説明を省略する。
ここに、メモリ制御部14jを構成する入出力データバッファ回路14fはそれぞれレジスタによって構成されている。
また、14gは、アドレス制御部14dが生成したアドレス信号と、画像処理回路16からローカルバスを介して送られてきたアドレス信号とのいずれかを選択する入力選択回路である。
また14hは、ページメモリ13に書き込むべきデータとして、ローカルバスを介して画像処理回路16から送られてきた1画像を構成する、それぞれの画素の色成分信号と、R用、G用の入力データバッファ回路14fに保持されたR、Gの色成分信号とのいずれかを選択する入力選択回路である。14iは、ページメモリ13から読み出されたデータの出力先として、ローカルバスと、R用、G用の出力データバッファ回路14fとのいずれかを選択する選択回路である。
ページメモリ13は、3個のメモリ素子で構成され、共通のアドレス信号が与えられるが、素子毎に書き込み、読み出し制御が可能である。また、ページメモリ13には、1画像を構成するそれぞれの画素に対応した色成分信号を、それぞれの色種別に区分して一時的に蓄積保存する色区分ページエリア部13aと、カラー撮像素子11から時系列的に送出されて来る色成分信号を、それぞれの色種別に区分して一時的に蓄積保存するための色区分時間差調整エリア部13bとが予め設定される。そして更に、色区分時間差調整エリア部13bには、同じ画素の色成分信号について、同じアドレスが、少なくとも1以上の画素を含む所定のワード単位で設定されている。
図7は、この変形例における遅延処理動作の一例を説明するための図面で、カラー撮像素子11から時系列的に送出されて来る色成分信号のページメモリ13に対する書き込み、読み出しの順序を示している。ページメモリコントローラ14は、ページメモリ13に送出するアドレス信号を所定の順序で循環的に変化させて、上記遅延処理動作を行う。
すなわち、書き込みでは、カラー撮像素子11から同時に送られてきたRの色成分信号、Gの色成分信号を組み合わせてページメモリ13に同一アドレス値のワードデータとして書き込んでいく。R、Gの色成分信号の各々に対して、それぞれ色区分時間差調整エリアとして8ライン分が設定されており、ページメモリコントローラは、R、Gの色成分信号を8ライン分書き込むと、最初に戻るように制御する。
一方読み出しでは、書き込んだRの色成分信号が更に上書きされる直前のタイミングで、その上書きされる前のRの色成分信号と、そのRの色成分信号よりも4ライン分後方の後ろのGの色成分信号を読み出し(例えば、アドレス値R−1のRの色成分信号と、アドレス値G−5のGの色成分信号とを読み出すというように)、このタイミングで送られてきたBの色成分信号と組み合わせて転送する。このようにして、Rの色成分信号は8ライン分、Gの色成分信号は4ラインの遅延処理が行われる。
図8は、この変形例における遅延処理動作の他例を説明するための図面である。
書き込みでは、カラー撮像素子11から同時に送られてきたR、Gの色成分信号をページメモリ13にそれぞれ異なるアドレスのワードデータとして書き込んでいく。すなわち、Gの色成分信号が書き込まれるワードのアドレス値は、Rの色成分信号が書き込まれるワードのアドレス値より4ライン分だけ後方である。なお、R、Gの色成分信号のどちらも、8ライン分を書き込むと、最初に戻るように制御する。
一方読み出しでは、書き込んだRの色成分信号が更に上書きされる直前のタイミングで、上書きされる前のRの色成分信号と、Gの色成分信号とを同一のアドレス値のワードデータとして同時に読み出し、このタイミングで送られてきたB成分と組み合わせて転送する。このようにして、Rの色成分信号は8ライン分、Gの色成分信号は4ラインの遅延処理が行われる。
画像処理装置に本発明を適用した部分構成を説明する概略ブロック図である。 ページメモリのエリア割当てを説明するメモリマップ図である。 遅延処理動作を説明するためのタイミング図である。 変形例であるページメモリコントローラを含んだ画像処理装置の回路ブロック図である。 変形例における遅延処理動作を説明するための図面である。 他の変形例であるページメモリコントローラを含んだ画像処理装置の色成分信号処理系統の回路ブロック図である。 他の変形例における遅延処理動作の一例を説明するための図面である。 他の変形例における遅延処理動作の他例を説明するための図面である。 カラー撮像素子の概略図である。 従来の画像処理装置のカラー撮像素子から画像処理回路に至る撮影信号処理系統の概略ブロック図である。
符号の説明
11 カラー撮像素子
12 FIFOメモリコントローラ部
13 ページメモリ
13a 色区分ページエリア部
13b 色区分時間差調整エリア部
14 ページメモリコントローラ
14a FIFOコマンド入力部
14b ページメモリ接続部
14c 画像処理回路接続部
14j メモリ制御部

Claims (3)

  1. 画素情報を一時的に蓄積保持するページメモリを制御するためのメモリコントローラであって、
    前記ページメモリに接続されるページメモリ接続部と、
    画像処理回路に接続される画像処理回路接続部と、
    カラー撮像素子を接続したFIFOメモリコントローラに接続され、該FIFOメモリコントローラからのコマンド信号を受け取るためのFIFOコマンド入力部と、
    前記ページメモリにアドレス信号と、書き込み、読み出し信号を所定のタイミングで送出して、前記ページメモリの書き込み、読み出し制御を行うメモリ制御部とを備え、
    前記メモリ制御部は、
    前記コマンド信号に基づいて、前記カラー撮像素子から時系列的に送出されて来る色成分信号を、前記ページメモリに送出するアドレス信号を所定の順序で変化させながら、上記ページメモリに逐次書き込んだ後に、該ページメモリから読み出す遅延処理動作を循環的に行うことで、同一画素に対して種別の異なる色成分信号の時間差を調整して前記画像処理回路に送出するようにした、ページメモリコントローラ。
  2. 請求項1において、
    前記ページメモリには、画像情報を構成する、それぞれの画素に対応した色成分信号を、それぞれの色種別に区分して一時的に蓄積保存する色区分ページエリア部と、
    上記カラー撮像素子から時系列的に送出されて来る色成分信号を、それぞれの色種別に区分して一時的に蓄積保存するための色区分時間差調整エリア部とが予め設定されると共に、
    上記色区分時間差調整エリア部には、同じ画素の色成分信号について、同じアドレスが、少なくとも1以上の画素を含む所定のワード単位で設定されており、
    前記ページメモリコントローラは、上記ページメモリに送出するアドレス信号を所定の順序で循環的に変化させて、上記遅延処理動作を行うようにしている、ページメモリコントローラ。
  3. 請求項1において、
    前記ページメモリは、画像情報を構成する、それぞれの画素に対応した色成分信号の色種別に区分された構成になっており、
    色成分信号の種別に区分されたそれぞれのページメモリは、画像情報を構成する、それぞれの画素に対応した色成分信号を一時的に蓄積保存する色区分ページエリア部と、上記カラー撮像素子から時系列的に送出されて来る色成分信号を一時的に蓄積保存する構成とされており、
    前記ページメモリコントローラは、上記アドレス信号を上記ページメモリを指定するイネーブル信号とともに所定の順序で循環的に変化させて、上記遅延処理動作を行うようにしている、ページメモリコントローラ。
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