JP2009191670A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】停止する際の騒音の発生を抑制し、高い信頼性を備えた密閉型圧縮機を提供する。
【解決手段】密閉容器101と電動圧縮要素105の密閉容器101近傍との間に、密閉容器101に対する電動圧縮要素105の回転を規制する線細工ばね132を配置したので、ばね力により密閉容器101と電動圧縮要素105とが当たることを防止し、停止する際における騒音の発生を抑制することができ、また電動圧縮要素105の並進運動の振れ回りを抑制し、部品の疲労破壊を防止して信頼性を高くすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍冷蔵庫等の冷凍サイクルに用いられる密閉型圧縮機に関するものである。
近年、家庭用冷凍冷蔵庫や自動販売機、エアコン等の冷凍サイクル装置に使用される密閉型圧縮機は高効率、低騒音で且つ高い信頼性が求められている。
従来の密閉型圧縮機としては、起動停止時に電動圧縮要素が振れ回ることで起こる騒音の発生や、ディスチャージライン等の疲労破損といった問題に対して、密閉容器に備えたフランジ規制部によって起動停止時の電動圧縮要素の動きを規制するものがある(例えば、特許文献1参照)。
以下、図面を参照しながら上記従来の密閉型圧縮機を説明する。
図4は従来の密閉型圧縮機のボア部を側面とした縦断面図である。図5は従来の密閉型圧縮機のボア部を正面とした縦断面図である。
図4、図5において密閉容器1は、上シェル2と下シェル3を嵌合し、溶接して形成され、下シェル3の内壁に取り付けられた支持装置4は、電動圧縮要素5を支持用コイルばね6によって弾性的に支持している。
電動圧縮要素5は電動要素11と圧縮要素12とで構成され、電動要素11は密閉容器1の上方に配置され、固定子13と回転子14とで構成されている。
圧縮要素12は、密閉容器1の下方に配置され、主軸15と偏心軸16を有するクランクシャフト17と、主軸15を回転軸支するとともにボア部18を有したシリンダブロック19と、ボア部18内を往復運動するピストン20と、クランクシャフト17の偏心軸16に連結されるとともに回転運動をピストン20へ伝達する伝達手段21と、ボア部18近傍に設けられたフランジ部22とを備えている。
回転子14はクランクシャフト17の主軸15に圧入固定され、固定子13はシリンダブロック19に固着されている。
規制部30は、下シェル3のフランジ部22に対向する位置に絞り成形によって設けられ、起動停止時に電動圧縮要素5が振れ回った時に一番初めにフランジ部22が当たる位置に設けられている。規制部30のある密閉容器の外壁には防振材31が貼ってある。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下その動作を説明する。
電動要素11の回転子14はクランクシャフト17を回転させ、偏心軸16の回転運動が伝達手段21を介してピストン20に伝えられることでピストン20はボア部18を往復運動する。それにより、冷媒ガスは冷却システム(図示せず)からボア部18内へ吸入、圧縮された後、ディスチャージライン32を通り再び冷却システムへと吐き出される。
起動の際には、回転子14と固定子13との間には相互に反対方向の回転トルクが発生し、その力によって電動圧縮要素5は回転子14の回転方向と反対方向へと振れ回り、その後回転方向と反回転方向に交互に振れ回りながら次第に減衰し、電動圧縮要素5の振れ回りは収束する。
また停止の際には、回転子14と固定子13間の相互回転トルクが消滅するが、慣性力によって回転子14は回転を続け、圧縮行程に入った際にボア部18内で内圧が発生することでピストン20が押し戻される。このピストン20の反力によって、回転子14の回転は急激に停止する。
その結果、回転子14の回転エネルギーはクランクシャフト17、伝達手段21、ピストン20を経て、ボア部18より電動圧縮要素5へと伝達される。この振れ回りのエネルギーによって、電動圧縮要素5は回転方向と反回転方向に交互に振れ回りながら支持用コイルばね6のばね力によって、動きを規制され次第に減衰しながら静止する。
電動圧縮要素5の振れ回りが大きくなると、ボア部18近傍に設けたフランジ部22が一番初めに規制部30に当たることで振れ回りを規制し、かつ規制部30の外部に防振材31を貼ることで、フランジ部22と規制部30が当たる時に発生する騒音を小さくしている。
特開2004−332648号公報
しかしながら、このような従来の構成においては、停止する際の吐出圧力が高圧になり電動圧縮要素5の振れ回りが特に大きくなる場合などには、フランジ部22と規制部30が当たることで電動圧縮要素5の急速な振れ回りを規制しようとするため、防振材31を用いても当たり音を十分に抑制することができない可能性があるという課題を有していた。
また、起動時においても、電動圧縮要素5の振れ回りが特に大きい場合には、同様にフランジ部22と規制部30が当たる際の当たり音を十分に抑制することができない可能性があるという課題を有していた。
また、ディスチャージライン32の不均等なばね力や電動圧縮要素5の重量の不均等により生じる電動圧縮要素5の並進運動の振れ回りを抑制することができず、ディスチャージライン32等の部品の疲労破壊を招く可能性があるという課題を有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、停止する際の騒音の発生を抑制し、高い信頼性を備えた密閉型圧縮機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の密閉型圧縮機は、密閉容器と電動圧縮要素の密閉容器近傍との間に、密閉容器に対する電動圧縮要素の回転を規制する線細工ばねを配置したので、線細工ばねのばね力により密閉容器と電動圧縮要素とが当たることを防止し、また電動圧縮要素の並進運動の振れ回りを抑制するという作用を有する。
本発明の密閉型圧縮機は、停止する際における当たり音の発生を防止できるので、騒音の発生を抑制することができ、また振れ回り量を小さくできるので、部品の疲労破壊を防止して信頼性を高くすることができる。
本発明の請求項1に記載の発明は、密閉容器内に潤滑油を貯留するとともに、電動要素と圧縮要素とで構成された電動圧縮要素を支持用コイルばねによって弾性的に支持し、前記電動要素は、回転子と固定子とで構成され、前記圧縮要素は、略鉛直方向に配設され前記回転子を固定したクランクシャフトと、前記クランクシャフトを軸支する軸受部と圧縮室を形成するシリンダを備えたブロックと、前記シリンダ内を往復動するピストンとを備えるとともに、前記密閉容器と前記電動圧縮要素の密閉容器近傍との間に、前記密閉容器に対する前記電動圧縮要素の回転を規制する線細工ばねを配置したものであり、線細工ばねのばね力により密閉容器と電動圧縮要素とが当たることを防止し、起動停止時の騒音の発生を抑制することができるとともに、また電動圧縮要素の並進運動の振れ回りを抑制することができるので、ディスチャージライン等の部品の疲労破壊を防止して信頼性を高くすることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、線細工ばねは、回転子の回転方向と反対向きに巻かれたコイルばねの一端が延長された外周方向延長部を形成し、前記外周方向延長部が前記密閉容器と接触することで前記密閉容器に対する電動圧縮要素の回転を規制するとしたものであり、起動停止時における電動圧縮要素の振れ回りの回転力を、回転中心より離れた位置で受けるので、小さな力で回転方向の振れ回りを抑制することができるため、請求項1に記載の発明の効果に加えて、線細工ばねやディスチャージライン等の部品の寿命が長くなり、さらに信頼性を高くすることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、コイルばねがねじられるとともに外周方向延長部が変形することで線細工ばねにねじり荷重が蓄えられ、ねじり荷重により電動圧縮要素の回転が規制されるものであり、請求項2に記載の発明の効果に加えて、線細工ばねに生じる応力を分散させることで低減することができ、線細工ばねの寿命が長くなり、さらに信頼性を高くすることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、線細工ばねは、支持用コイルばねと一体に形成されたものであり、単一のばね線材から容易に形成することができるので、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、さらに部品数を増やすことなく生産性を良くすることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項記載の発明において、線細工ばねの外周方向延長部は曲線部を備え、前記曲線部の曲率は密閉容器の内周壁面の曲率よりも大きいものであり、密閉容器の内周壁面と外周方向延長部の曲線部の接触箇所が移動するので、線細工ばねのばね定数が変化し、ばね力が増大することで、電動圧縮要素の振れ回り量を大幅に抑制することができるとともに、線細工ばねおよび密閉容器が摩耗することを抑制できるので、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、さらに信頼性を高くすることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の発明において、クランクシャフトは給油手段を備え、前記給油手段は潤滑油の少なくとも一部を密閉容器の内周壁面に供給するものであり、密閉容器の内周壁面と外周方向延長部の曲線部の接触箇所に給油することができるので、請求項1から5のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、潤滑油が介在することで、接触箇所での擦れ音の発生を抑制するとともに、線細工ばねおよび密閉容器が摩耗することを抑制できるので、さらに騒音の増大を抑制し信頼性を高くすることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の発明において、ねじり荷重の中心軸は、固定子と圧縮要素を締結するボルトの中心軸と同じであるものであり、部品数を少なくできるとともに輸送時に電動要素が密閉容器に接触を防止できるので、請求項1から6のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、さらにコストを低くすることができる。
以下、本発明による密閉型圧縮機の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の縦断面図、図2は、同実施の形態における密閉型圧縮機の密閉容器を切り欠いて内部構造を示した切欠き上面図、図3は、同実施の形態における密閉型圧縮機の線細工ばねの斜視図である。
図1から図3において、密閉容器101内に潤滑油102を貯留するとともに、電動要素103と圧縮要素104とで構成された電動圧縮要素105を収容している。
電動要素103は、回転子111と固定子112とで構成されている。
圧縮要素104は、略鉛直方向に配設され回転子111を固定した主軸部113と偏心軸部114とを備えたクランクシャフト115と、クランクシャフト115の主軸部113を軸支する軸受部116と圧縮室117を形成するシリンダ118を備えたブロック119と、連結手段120と、シリンダ118内を往復動するピストン121と、ディスチャージライン122とを備えている。
クランクシャフト115は給油手段123を備え、給油手段123は密閉容器101内に潤滑油102を飛散させるといった手段により、潤滑油102の少なくとも一部を密閉容器101の内周壁面124に供給するよう構成されている。
電動圧縮要素105は支持用コイルばね131によって弾性的に支持され、密閉容器101と電動圧縮要素105の密閉容器101近傍との間に、密閉容器101に対する電動圧縮要素105の回転を規制する線細工ばね132を配置している。
線細工ばね132は、支持用コイルばね131と一体に形成され、回転子111の回転方向(図2中の矢印方向)と反対向き(反時計方向)に巻かれたコイルばね141の一端142に延長された外周方向延長部143を形成し、他端144を密閉容器101のスナブバ145に圧入固定している。
そして、外周方向延長部143が密閉容器101と接触することで密閉容器101に対する電動圧縮要素105の回転を規制する際、コイルばね141がねじられるとともに外周方向延長部143が変形することで線細工ばね132にねじり荷重が蓄えられるように構成されている。
コイルばね141のねじり荷重の中心軸160は、固定子112と圧縮要素104を締結するボルト146の中心軸161と同じに構成されている。
また、線細工ばね132は、密閉容器101近傍である反シリンダ118側で圧縮行程時に偏心軸部114がある上方側(図2中の左上方)と、それに対向する位置(図2中の右下方)の回転方向に対して対向する2箇所に、線細工ばね132の外周方向延長部143と密閉容器101の内周壁面124との間に隙間を設けて配置している。
線細工ばね132の外周方向延長部143は曲線部150を備え、曲線部150の曲率は密閉容器101の内周壁面124の曲率よりも大きく構成されている。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
電動要素103の回転子111はクランクシャフト115を回転させ、偏心軸部114の回転運動が連結手段120を介してピストン121に伝えられることでピストン121はシリンダ118を往復運動する。それにより、冷媒ガスは冷却システム(図示せず)から圧縮室117内へ吸入、圧縮された後、ディスチャージライン122を通り再び冷却システムへと吐き出される。
密閉型圧縮機の電源が切れて停止する際ついて説明すると、回転子111と固定子112間の相互回転トルクが消滅するが、回転子111は慣性力によって回転を続け、圧縮行程に入った際に圧縮室117内で内圧が発生することでピストン121が押し戻される。このピストン121の反力によって、回転子111の回転は停止する。
その結果、回転子111の回転エネルギーはクランクシャフト115、連結手段120、ピストン121を経て、圧縮要素104へと伝達される。この振れ回りのエネルギーによって、電動圧縮要素105は回転方向と反回転方向に交互に振れ回りながら支持用コイルばね131のばね力によって、動きを規制され次第に減衰しながら静止する。
この際、吐出圧力および吸入圧力が高くなるほど、またピストン121の外径が大きい機種では回転している回転子111は急激に停止するため、電動圧縮要素105の振れ回り量が大きくなる。
振れ回りが大きい場合には、支持用コイルばね131のばね力に加えて、線細工ばね132の外周方向延長部143が密閉容器101の内周壁面124と接触し、コイルばね141がねじられるとともに外周方向延長部143が変形することで線細工ばね132にねじり荷重が蓄えられ、このねじり荷重により密閉容器101に対する電動圧縮要素105の回転を規制することができる。
そのため、密閉容器101と電動圧縮要素105とが当たることを防止し、停止する際の騒音の発生を抑制することができる。
また、線細工ばね132のねじり荷重を利用するため、線細工ばね132に生じる応力を分散して低減することができ、線細工ばねの寿命が長くなり、さらに信頼性を高くすることができる。
また、ディスチャージライン122の形状が回転子111の回転中心に対して非対称であるために生じる不均等なばね力や、電動圧縮要素105の重心の回転中心からのずれにより、電動圧縮要素105の振れ回りは回転運動のみでなく、並進方向の運動をする。
この並進方向の運動時においても、上述した通り、線細工ばね132が密閉容器101と接触して変形することでばね力(線細工ばね132に蓄えられるねじり荷重)が発生し、電動圧縮要素105の並進方向の振れ回り量を小さくすることができるので、線細工ばね132やディスチャージライン122等の部品の疲労破壊を防止して信頼性を高くすることができる。
また、電動圧縮要素105の回転運動の振れ回りを、回転子111の回転中心より離れた位置で外周方向延長部143が密閉容器101と接触し、変形することでばね力を発生するので、小さなばね力で回転方向の振れ回り量を抑制できるため、線細工ばね132やディスチャージライン122等の部品にかかる最大応力が低くなり、寿命が長くなるので、さらに信頼性を高くすることができる。
また、電動圧縮要素105の振れ回り量に応じて、外周方向延長部143の変形が大きくなると、他端144が圧入固定されているため、コイルばね141がねじられるとともに外周方向延長部143が変形することで線細工ばね132にねじり荷重が蓄えられる。
そのため線細工ばね132に生じる応力を分散することで低くすることができ、線細工ばね132の寿命を長く設定できるので、さらに信頼性を高くすることができる。
また、線細工ばね132は支持用コイルばね131と一体に単一のばね線材から容易に形成することができるので、さらに安価で生産性を良くすることができるとともに、部品数を増加させることがない。
また、曲線部150の曲率は密閉容器101の内周壁面124の曲率よりも大きくしているので、電動圧縮要素105の振れ回り量に応じて、密閉容器101の内周壁面124と外周方向延長部143の曲線部150との接触箇所は、コイルばね141の軸心へ近づく方向へと変化するので、線細工ばね132のばね定数が変化し、ばね力が増大することで、電動圧縮要素105の振れ回り量を大幅に抑制することができるとともに、外周方向延長部143と密閉容器101との接触箇所が擦れて摩耗することを防止できるので、さらに信頼性を高くすることができる。
また、クランクシャフト115は給油手段123を備えており、潤滑油102の少なくとも一部を密閉容器101の内周壁面124に供給するので、密閉容器101の内周壁面124と外周方向延長部143の曲線部150の接触箇所に給油することができるので、潤滑油102が介在することで、接触箇所での擦れ音の発生を抑制するとともに、線細工ばね132および密閉容器101が摩耗することを抑制できるので、さらに騒音の増大を抑制し信頼性を向上することができる。
また、ねじり荷重の中心軸160は、固定子112と圧縮要素104を締結するボルト146の中心軸161と同じであるとしているので、部品数を少なくできるとともに輸送時に電動要素103が密閉容器101に接触を防止できるので、さらにコストを低くすることができる。
本発明の密閉型圧縮機は、騒音の発生を抑制することができ、部品の疲労破壊を防止して信頼性を高くすることができるので、冷蔵庫以外にも自販機や空調機器の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の縦断面図 同実施の形態における密閉型圧縮機の内部構造を示す切欠き上面図 同実施の形態における密閉型圧縮機の線細工ばねの斜視図 従来の密閉型圧縮機のボア部を側面とした縦断面図 従来の密閉型圧縮機のボア部を正面とした縦断面図
符号の説明
101 密閉容器
102 潤滑油
103 電動要素
104 圧縮要素
105 電動圧縮要素
111 回転子
112 固定子
115 クランクシャフト
116 軸受部
117 圧縮室
118 シリンダ
119 ブロック
121 ピストン
123 給油手段
124 内周壁面
131 支持用コイルばね
132 線細工ばね
141 コイルばね
143 外周方向延長部
146 ボルト
150 曲線部
160 ねじり荷重の中心軸
161 ボルトの中心軸

Claims (7)

  1. 密閉容器内に潤滑油を貯留するとともに、電動要素と圧縮要素とで構成された電動圧縮要素を支持用コイルばねによって弾性的に支持し、前記電動要素は、回転子と固定子とで構成され、前記圧縮要素は、略鉛直方向に配設され前記回転子を固定したクランクシャフトと、前記クランクシャフトを軸支する軸受部と圧縮室を形成するシリンダを備えたブロックと、前記シリンダ内を往復動するピストンとを備えるとともに、前記密閉容器と前記電動圧縮要素の前記密閉容器近傍との間に、前記密閉容器に対する前記電動圧縮要素の回転を規制する線細工ばねを配置した密閉型圧縮機。
  2. 線細工ばねは、回転子の回転方向と反対向きに巻かれたコイルばねの一端が延長された外周方向延長部を形成し、前記外周方向延長部が前記密閉容器と接触することで前記密閉容器に対する電動圧縮要素の回転を規制する請求項1に記載の密閉型圧縮機。
  3. コイルばねがねじられるとともに外周方向延長部が変形することで線細工ばねにねじり荷重が蓄えられ、ねじり荷重により電動圧縮要素の回転が規制される請求項2に記載の密閉型圧縮機。
  4. 線細工ばねは、支持用コイルばねと一体に形成された請求項1から3のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
  5. 線細工ばねの外周方向延長部は曲線部を備え、前記曲線部の曲率は密閉容器の内周壁面の曲率よりも大きい請求項1から4のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
  6. クランクシャフトは給油手段を備え、前記給油手段は潤滑油の少なくとも一部を密閉容器の内周壁面に供給する請求項1から5のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
  7. ねじり荷重の中心軸は、固定子と圧縮要素を締結するボルトの中心軸と同じである請求項1から6のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
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