JP2009190921A - 高圧二酸化炭素の濾過方法及び濾過装置 - Google Patents

高圧二酸化炭素の濾過方法及び濾過装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高圧二酸化炭素を高圧状態のままで処理し、微粒子を除去して高い清浄度の高圧二酸化炭素とすることのできる濾過方法及び該濾過装置を目的とする。
【解決手段】高圧二酸化炭素をフィルタ12により濾過して清浄化する方法であって、フィルタ12を通過する高圧二酸化炭素の温度Tを、濾過後にユースポイント17に供給する時の温度Tよりも高温にする高圧二酸化炭素の濾過方法。また、高圧二酸化炭素を濾過するフィルタ12と、フィルタ12を通過する高圧二酸化炭素の温度Tを供給時の温度Tよりも高温にする温度調整手段40とを備えた高圧二酸化炭素の濾過装置1。
【選択図】図1

Description

本発明は、高圧二酸化炭素の濾過方法及び濾過装置に関する。
半導体デバイス等の製造においては、被処理体が微細構造を有していることから、製品の品質維持、歩留まり向上を達成するためには製造工程において被処理体を高度に清浄化する必要がある。被処理体の清浄方法としては、超純水や薬液等を用いたウェット洗浄方法が挙げられる。しかし、洗浄後に乾燥工程が必須であること等から、高度化した被処理体を用いた量産プロセス等への適用には限界がある。
そこで、低粘度、かつ高拡散性であり、浸透力に優れ、汚れ成分を拡散しやすい点から、超臨界流体の利用が注目されている。なかでも、超臨界二酸化炭素は、自然界に多量に存在し、かつ臨界点(温度31℃、圧力7.4MPa)が比較的低いために取り扱いやすいという利点がある。
超臨界二酸化炭素のような高圧二酸化炭素を用いる洗浄方法では、高度に集積化、微細化された被処理体を扱うため、洗浄流体である高圧二酸化炭素の清浄度が極めて重要である。
そのため、高圧二酸化炭素中に含まれる極微量の微粒子を除去して高い清浄度で供給する方法が検討されている。例えば、流体を臨界圧力以上にする加圧手段と臨界温度以上にする加熱手段とを備えた常時循環系から、超臨界状態の高圧二酸化炭素をフィルタにより濾過して供給するシステムが示されている(特許文献1)。
また、超臨界状態にある洗浄流体を減圧気化して気体状態としてフィルタにより濾過し、その後に超臨界状態として使用する装置が示されている(特許文献2)。
特開2006−326429号公報 特開平10−50648号公報 第68回応用物理学会予稿集、No.2、6p-ZF-15、p.759
特許文献1のような超臨界状態の高圧二酸化炭素をフィルタにより濾過する方法は、高圧二酸化炭素の清浄化方法として知られている。しかし、被処理体の集積化、微細化がさらに高度になっていくにつれて、高圧二酸化炭素に求められる清浄度がさらに高くなる。従来では、高圧二酸化炭素中の微粒子計測に適した計測器がなかったため、高圧二酸化炭素中における微粒子挙動に関する検討が充分になされていなかった。近年、本発明者等により高圧二酸化炭素中の微粒子計測に好適な光散乱式パーティクルカウンタ(非特許文献1)が報告されており、このパーティクルカウンタによる測定から特許文献1のような清浄化方法では除粒子性能が充分でない場合があることがわかった。
また、特許文献2の装置では、減圧気化した気体状態の洗浄流体をフィルタ処理することで除粒子性能を高めている。しかし、この方法ではフィルタ処理後に再度昇圧して臨界状態としなければならないために工程が煩雑であり、エネルギー的に不利である。
そのため、高圧二酸化炭素を高圧状態のままで高度に清浄化できる方法が望まれている。
そこで本発明は、高圧二酸化炭素を高圧状態のままで処理し、微粒子を除去して高い清浄度とすることができる濾過方法、及び該濾過装置を目的とする。
本発明の高圧二酸化炭素の濾過方法は、高圧二酸化炭素をフィルタにより濾過して清浄化する方法において、前記フィルタを通過する高圧二酸化炭素の温度Tを、濾過後にユースポイントに供給する時の温度Tよりも高温にすることを特徴とする方法である。
また、本発明の濾過方法は、前記フィルタを加熱して高圧二酸化炭素の温度Tを温度Tよりも高温にすることが好ましい。
また、前記フィルタにより濾過した高圧二酸化炭素をフィルタの二次側で冷却することが好ましい。
また、前記フィルタの二次側で高圧二酸化炭素中の微粒子測定を行うことが好ましい。
また、前記微粒子測定の結果に基づいて高圧二酸化炭素の温度Tを変化させることが好ましい。
また、前記微粒子測定を光散乱式パーティクルカウンタにより行うことが好ましい。
本発明の高圧二酸化炭素の濾過装置は、高圧二酸化炭素を濾過して清浄化する装置であって、前記高圧二酸化炭素を濾過するフィルタと、前記フィルタを通過する高圧二酸化炭素の温度Tを、濾過後にユースポイントに供給する時の高圧二酸化炭素の温度Tよりも高温にする温度調整手段とを備えていることを特徴とする装置である。
また、本発明の濾過装置は、前記温度調整手段が、前記フィルタを加熱して高圧二酸化炭素の温度Tを温度Tよりも高温にする手段であることが好ましい。
また、前記フィルタの二次側に高圧二酸化炭素を冷却する冷却手段を備えていることが好ましい。
また、前記フィルタの二次側に高圧二酸化炭素中の微粒子数量を測定する微粒子測定手段を備えていることが好ましい。
また、前記微粒子測定手段が光散乱式パーティクルカウンタであることが好ましい。
また、前記微粒子測定手段による微粒子数量の測定結果に基づいて高圧二酸化炭素の温度Tを変化させる手段を備えていることが好ましい。
本発明の濾過方法及び濾過装置によれば、高圧二酸化炭素を高圧状態のままで処理して微粒子を大幅に低減させ、高い清浄度の高圧二酸化炭素とすることができる。
以下、本発明の高圧二酸化炭素の濾過方法及び濾過装置について詳細に説明する。
本発明の高圧二酸化炭素の濾過方法は、高圧二酸化炭素をフィルタにより濾過して清浄化する方法であって、フィルタを通過する高圧二酸化炭素の温度Tを、濾過後にユースポイントに供給する時の温度Tよりも高温にすることを特徴とする方法である。
また、本発明の高圧二酸化炭素の濾過装置は、高圧二酸化炭素を濾過するフィルタと、前記フィルタを通過する高圧二酸化炭素の温度Tを、濾過後にユースポイントに供給する時の温度Tよりも高温にする温度調整手段とを備えていることを特徴とする装置である。
本発明における高圧二酸化炭素とは、圧力が1MPa以上の二酸化炭素である。また、高圧二酸化炭素の圧力は4MPa以上であることが好ましく、本発明は特に超臨界状態の高圧二酸化炭素を供給することが主な目的である点から、7.4MPa(臨界圧)以上であることがより好ましい。
高圧二酸化炭素中には、洗浄対象や用途に合わせて溶剤等を含有させていてもよい。通常、半導体デバイス等の製造工程では、ウエハや基盤等の被処理体表面の汚染物を除去するために、溶剤等を添加した高圧二酸化炭素を使用することがある。
溶剤としては、例えば、エタノール、メタノール、イソプロピルアルコール等のアルコール類が挙げられる。また、界面活性剤やエッチング剤、水素等のガスを含有させてもよい。
[第1実施形態]
本発明の高圧二酸化炭素の濾過方法及び濾過装置の一例である第1実施形態について、図1に基づいて詳細に説明する。
(濾過装置)
本実施形態の濾過装置1は、高圧二酸化炭素源11(以下、高圧CO源11という)、フィルタ12、冷却手段13、微粒子測定手段14、及び流量計15を備えている。
高圧CO源11とフィルタ12とが配管21で連結されており、フィルタ12と冷却手段13とが配管22で連結されており、冷却手段13とユースポイント17とが配管23で連結されている。また、配管23から配管24が分岐しており、配管24には弁31が設置されており、配管24は配管23と逆側の端で微粒子測定手段14に接続されている。また、微粒子測定手段14と流量計15とが配管25で連結されており、流量計15には配管26が接続されている。
流量計15には流量制御装置16が設置されており、配管26に設置された流量調整弁32を制御して微粒子測定手段14への流量を調整できるようになっている。また、配管26には流量調整弁32の二次側に保圧弁33が設置されており、流量調整弁32と保圧弁33との間で配管26が配管27に分岐している。配管27には弁34が設置されており、配管27は配管26と逆側の端で高圧CO源11に連結されている。
また、本実施形態の濾過装置1は、フィルタ12に、フィルタ12の温度を調整する温度調整手段40が設けられている。温度調整手段40は、フィルタ12を加熱する加熱手段41、フィルタ12を通過する高圧二酸化炭素の温度を測定する温度測定器42、及び温度測定器42の測定温度から加熱手段41による加熱を調整する調整装置43を有する。
本実施形態の濾過装置1では、フィルタ12を加熱して、フィルタ12を通過する高圧二酸化炭素の温度を調整するため、高圧二酸化炭素の温度を安定して温度Tに調整しやすい。これにより、フィルタ12を通過する高圧二酸化炭素の温度Tを、濾過後にユースポイント17に供給する時の温度T(図1のa地点(供給点)での温度)よりも高温に調整できる。
また、フィルタ12の一次側で高圧二酸化炭素を加熱してもよいが、この場合はフィルタ12の一次側の配管等に高圧二酸化炭素がフィルタ12に到達するまで温度を維持するための保温設備が必要となったり、フィルタ12の一次側の高圧二酸化炭素の温度を予め温度Tよりも高温としておく必要が生じたりする場合がある。しかし、濾過装置1ではフィルタ12を直接加熱して高圧二酸化炭素の温度を調整するため、前記のような設備や操作を必要としない。
高圧CO源11は、特に限定されず、例えば、特許文献1(特開2006−326429号公報)に記載された常時循環系を有する高圧二酸化炭素供給システムと、配管21と連結させて用いることができる。また、高圧ガス用ボンベ、極低温容器、液化貯蔵槽等の従来公知の容器を用いることもできる。
フィルタ12は、通常、高圧二酸化炭素の濾過に用いられるフィルタを用いることができ、例えば、GFT03W(商品名、日本精線(株)製、ガス中除粒子性能0.3μm)、GFD1N(商品名、日本精線(株)製、ガス中除粒子性能1μm)等が挙げられる。フィルタ12は、フィルタ12を通過する高圧二酸化炭素の温度調整を容易にする点、エネルギー消費を低減する点から、保温手段が設けられていてもよい。
冷却手段13は、フィルタ12を通過した高圧二酸化炭素の温度を供給時に温度Tとなるように冷却できるものであれば特に限定されない。冷却手段13としては、例えば、空冷式熱交換器、二重管型水冷式熱交換器等が挙げられる。
濾過装置1に冷却手段13が備えられていれば、フィルタ12を通過する高圧二酸化炭素の温度Tを、ユースポイント17に供給する温度Tよりも大幅に高くできるため、高い清浄度の高圧二酸化炭素を供給しやすくなる。
微粒子測定手段14は、高圧二酸化炭素中の微粒子数量を測定する手段である。微粒子測定手段14は特に限定されないが、例えば、流路、フローセル等が高圧二酸化炭素の圧力に耐え得る構造を有する微粒子測定器が使用できる。具体的には、耐圧性が1MPa以上の微粒子測定器を用いることができ、耐圧性は5MPa以上であることが好ましく、7.4MPa以上であることが特に好ましい。
微粒子測定手段14としては、非特許文献1(第68回応用物理学会予稿集、No.2、6p-ZF-15、p.759)に記載の光散乱式パーティクルカウンタや、JIS K0554に準じた直検法の適用が好ましく、オンラインで計測、管理が同時に行える光散乱式パーティクルカウンタの適用がより好ましい。
本実施形態の濾過装置1のように微粒子測定装置14が備えられていれば、フィルタ12で濾過した高圧二酸化炭素中の微粒子数量を測定しながら、その測定結果に基づいてフィルタ12を加熱して、フィルタ12を通過する高圧二酸化炭素の温度Tを変化させることができる。そのため、フィルタ12の交換や洗浄を行うことなく、容易に高い清浄度を有する高圧二酸化炭素を継続的かつ安定的にユースポイント17に供給できる。また、充分な清浄度が発揮されているときは、フィルタ12の加熱を抑えてフィルタ12を通過する高圧二酸化炭素の温度Tを最適値まで下げることで消費エネルギーを低減できる。
また、微粒子測定装置14が前記光散乱式パーティクルカウンタであれば、高圧二酸化炭素中の微粒子測定がオンラインで直ちに行えるため、その測定結果に基づいたフィルタ12の温度調整が適切でより優れたものとなり、より高い清浄度の高圧二酸化炭素を供給しやすくなる。
濾過装置1は、前記のような理由から、微粒子測定装置14の測定結果に基づいて温度調整手段40による高圧二酸化炭素の温度Tを変化させる手段が設けられていることが好ましい。
流量計15は、高圧二酸化炭素の質量流量を測定できるものを用いる。このような流量計15としては、例えば、コリオリ式マスフロメータ等が挙げられる。流量調整弁32は特に限定されず、流量計15の測定値にしたがって流量制御装置16により流量調整ができるものであればよい。流量制御装置16は、自動で制御するものであっても、手動で制御するものであってもよい。また、流量調整弁32を手動で調整するものであってもよい。
これら流量計15、流量制御装置16、流量調整弁32を設けることにより、微粒子測定装置14に送られてくる高圧二酸化炭素を所定の流量にできる。
保圧弁33は特に限定されず、バネで機械的に圧力保持を行う既存の保圧弁を使用することができる。
また、微粒子測定手段14の二次側、特に配管25上に圧力計を設置してもよく、その場合は既存の圧力計を使用することができる。圧力計を微粒子測定手段14の二次側に配置すれば、圧力計から発塵が起こった場合であっても微粒子測定結果に影響がない点で好ましい。また、圧力計を設置する場合は、微粒子測定後の高圧二酸化炭素は配管26から保圧弁33により排出するか、又は、弁34により配管27から高圧CO源11に戻すことが好ましい。
また、ユースポイント17は高圧二酸化炭素により被処理体の洗浄等を行うところであり、特に限定はない。ユースポイント17としては、例えば、高圧容器等の洗浄槽等が挙げられる。
また、本実施形態の濾過装置1では、冷却手段13とユースポイント17とが配管23で連結されている形態を例示したが、濾過装置1がユースポイント17に直接連結されていなくてもよい。その場合であってもフィルタ12を通過する高圧二酸化炭素の温度Tが供給時の温度Tよりも高温であればよい。
温度調整手段40における加熱手段41は、フィルタ12を加熱できるものであれば特に限定されず、例えば、二重管式熱交換器、電気炉、電気ヒータ等が挙げられる。加熱手段41がフィルタ12に直接設置されている場合は、フィルタ12を通過する高圧二酸化炭素の温度調整を容易にする点、エネルギー消費を低減する点等から、加熱手段41とフィルタ12とが共に保温手段により保温されていてもよい。
また、温度測定器42は、特に限定されず、フィルタ12の内温を測定するものであってもよく、外温を測定するものであってもよい。また、フィルタ12を通過する高圧二酸化炭素の温度を直接測定できるものであってもよい。また、フィルタ12近傍の配管(配管21もしくは配管22)の内温又は外温を測定するものであってもよい。温度測定器42は、周りの環境温度の影響を避けるため、断熱材により覆われていることが好ましい。
また、調整装置43も特に限定されず、自動で調整するものであっても手動で調整するものであってもよい。
(濾過方法)
以下、本実施形態の濾過装置1を用いた高圧二酸化炭素の濾過方法について説明する。
高圧二酸化炭素を、高圧CO源11から配管21を通じてフィルタ12へと送る。フィルタ12は、フィルタ12を通過する高圧二酸化炭素の温度Tが、ユースポイント17に供給する時の温度Tよりも高温になるように、温度調整手段40の加熱手段41により加熱される。
フィルタ12による濾過は、通過する高圧二酸化炭素の温度Tが高いほど除粒子性能が高い。そのため、高圧二酸化炭素がフィルタ12を通過する際の温度Tは、周囲環境温度以上であることが好ましく、30℃以上であることがより好ましく、50℃以上であることが特に好ましい。また、前記温度Tは、温度が高すぎると配管やフィルタ等が耐熱性を向上させるために肉厚になりすぎ、濾過装置1が大型化しすぎる点や、気密シール性の点から、200℃以下であることが好ましい。
また、フィルタ12を通過する高圧二酸化炭素の温度Tは、濾過後にユースポイント17に供給する時の温度Tよりも5℃以上高くなるように調整されることが好ましい。また、温度Tは温度Tよりも10℃以上高くなるように調整されることがより好ましい。
本実施形態の方法では、フィルタ12を直接加熱することにより、フィルタ12を通過する高圧二酸化炭素の温度を調整するため、温度調整を安定して行いやすい。また、フィルタ12の一次側で加熱しないため、高圧二酸化炭素がフィルタ12に到達するまで温度を維持するフィルタ12の一次側の保温設備も必要なく、温度低下を考慮してフィルタ12の一次側で高圧二酸化炭素の温度を予め温度Tよりも高温としておく必要もない。
本発明の方法では、フィルタ12により濾過された高圧二酸化炭素を、フィルタ12の二次側で冷却手段13により冷却した後にユースポイント17に温度Tで供給することが好ましい。冷却手段13による冷却工程を設けることにより、ユースポイント17に適切な温度の高圧二酸化炭素を供給できる。また、高圧二酸化炭素をより高い温度Tでフィルタ12により濾過することができるため、高い清浄度の高圧二酸化炭素を供給しやすくなる。
また、弁31を開いて、フィルタ12で濾過された高圧二酸化炭素の一部を配管24に導き、微粒子測定手段14により微粒子数量を測定することが好ましい。微粒子測定手段14による測定を行うことにより、その測定結果に基づいてフィルタ12の温度調整を行うことができるため、高い清浄度の高圧二酸化炭素を供給しやすくなる。また、充分な清浄度が発揮されていれば、フィルタ12の加熱を抑えて、フィルタ12を通過する高圧二酸化炭素の温度を最適値まで下げることで消費エネルギーを低減できる。
また、測定を行う微粒子測定手段14を前述の光散乱式パーティクルカウンタとすれば、さらに温度調整が適切で優れたものとなるため、供給する高圧二酸化炭素の清浄度をより向上させやすくなる。
また、微粒子測定手段14に送られる高圧二酸化炭素の流量は、流量計15の測定値により流量制御装置16から流量調整弁32に電気信号を伝達して所定の流量に調整する。また、流量計15の測定値を目視によりモニタリングしながら手動で流量調整弁32を調整する方法であってもよい。このように流量を調整することにより、微粒子測定手段14による測定点での高圧二酸化炭素の状態変化を最小限に抑えることができるため、微粒子測定の精度が向上する。
微粒子測定手段14により測定を行った高圧二酸化炭素は、保圧弁33により配管26から濾過装置1外に排出される。微粒子測定手段14の二次側の圧力は、流量調整弁32と保圧弁33により維持される。
また、測定後の高圧二酸化炭素は、弁34により、配管27から高圧CO源11に回収して再利用してもよい。
また、ユースポイント17に供給する高圧二酸化炭素の温度Tと、該高圧二酸化炭素を実際に使用する際の温度Tとの関係は特に限定はなく、同温であっても温度差(T>T又はT>T)があってもよい。
[第2実施形態]
以下、本発明の濾過装置及び濾過方法の他の実施形態例である第2実施形態について、図2に基づいて説明する。ただし、図2に例示する濾過装置2において濾過装置1と同じものについては、同符号を付して説明を省略する。
(濾過装置)
本発明の高圧二酸化炭素の濾過装置は、図2に示すような濾過装置2であってもよい。
濾過装置2は、高圧CO源11、フィルタ12、冷却手段13、微粒子測定手段14、及び流量計15を備えている。また、濾過装置2は、フィルタ12の一次側で高圧二酸化炭素を加熱する加熱手段51、フィルタ12を通過する高圧二酸化炭素の温度を測定する温度測定器52、及び温度測定器52の測定温度から加熱手段51による加熱を調整する調整装置53を有する温度調整手段50を備えている。
高圧CO源11と加熱手段51とが配管21aで連結されており、加熱手段51とフィルタ12とが配管21bで連結されており、フィルタ12と冷却手段13とが配管22で連結されており、冷却手段13とユースポイント17とが配管23で連結されている。また、配管23から配管24が分岐しており、配管24には弁31が設置されており、配管24は配管23と逆側の端で微粒子測定手段14に接続されている。また、微粒子測定手段14と流量計15とが配管25で連結されており、流量計15には配管26が接続されている。
流量計15には流量制御装置16が設置されており、配管26に設置された流量調整弁32を制御して微粒子測定手段14への流量を調整できるようになっている。また、配管26には流量調整弁32の二次側に保圧弁33が設置されており、流量調整弁32と保圧弁33との間で配管26が配管27に分岐している。配管27には弁34が設置されており、配管27は配管26と逆側の端で高圧CO源11に連結されている。
本実施形態の濾過装置2は、フィルタ12の一次側において高圧二酸化炭素を加熱することで、フィルタ12を通過する高圧二酸化炭素の温度Tを濾過後にユースポイント17に供給する時の温度Tよりも高温にすることができる。
フィルタ12の一次側を加熱する場合は、フィルタ12を通過する高圧二酸化炭素の温度をTに維持しておくために、フィルタ12の一次側に充分な保温設備が必要となったり、ある程度の温度低下を考慮してフィルタ12の一次側の高圧二酸化炭素の温度を予め温度Tよりも高温に加熱しておく必要が生じたりすることがある点から、加熱手段51による加熱をフィルタ12にできるだけ近い場所で行うことが好ましい。濾過装置2のようなフィルタ12の一次側における高圧二酸化炭素の加熱は、装置構成・配置の自由度が高くなる点で好ましい。
温度調整手段50における加熱手段51は、高圧二酸化炭素を加熱できるものであればよく、濾過装置1における加熱手段41と同じものが挙げられる。また、温度測定器52も、フィルタ12を通過する高圧二酸化炭素の温度を測定できるものであればよく、濾過装置1における温度計測器42と同じものが挙げられる。また、調整装置53も特に限定されず、濾過装置1における調整装置43と同じものが挙げられる。
(濾過方法)
高圧二酸化炭素を、高圧CO源11から配管21aを通じて加熱手段51へと送って加熱する。加熱手段51による加熱は、フィルタ12を通過する高圧二酸化炭素の温度Tが濾過後にユースポイント17に供給する時の温度Tよりも高温となるように行う。加熱後、高圧二酸化炭素は配管21bを通じてフィルタ12へと送られて濾過される。
フィルタ12による濾過は通過する高圧二酸化炭素の温度Tが高いほど除粒子性能が高く、第1実施形態における温度調整と同様に行えばよい。また、好ましい態様も同じである。
以下、第1実施形態と同様にして高圧二酸化炭素のユースポイント17への供給を行うことができ、好ましい態様も同じである。
フィルタ12により濾過された高圧二酸化炭素は、フィルタ12の二次側で冷却手段13により冷却された後にユースポイント17に温度Tで供給されることが好ましい。また、濾過装置1の場合と同じ理由から、弁31を開いて、フィルタ12で濾過された高圧二酸化炭素の一部を配管24に導き、微粒子測定手段14により微粒子数量を測定することが好ましい。
また、微粒子測定手段14に送られる高圧二酸化炭素の流量は、流量計15、流量制御装置16、及び流量調整弁32により所定の流量に調整することにより、微粒子測定の精度が向上する。
微粒子測定手段14により測定を行った高圧二酸化炭素は、保圧弁33により配管26から濾過装置2外に排出される。微粒子測定手段14の二次側の圧力は、流量調整弁32と保圧弁33により維持される。
また、測定後の高圧二酸化炭素は、弁34により、配管27から高圧CO源11に回収して再利用してもよい。
以上説明した本発明の高圧二酸化炭素の濾過方法及び濾過装置は、高圧二酸化炭素を高圧状態のままで処理し、微粒子を除去して高い清浄度とすることができる。
フィルタの除粒子性能は濾過する流体によって異なり、一般に液体よりも気体の方がフィルタによる除粒子性能が高い。液体では篩い分けが主な除粒子メカニズムであり、気体ではさえぎり効果と拡散吸着が主な除粒子メカニズムであると言われている。この差は、流体の密度差が影響していると考えられる。
気体二酸化炭素の除粒子性能は、液体二酸化炭素の除粒子性能よりも高いことは知られている(特開平10−50648号公報等)が、超臨界二酸化炭素中の除粒子性能と除粒子メカニズムは解明されておらず、実際の除粒子性能が液体に近いか気体に近いかも不明であった。
本発明における検討によれば、フィルタを通過する高圧二酸化炭素の温度を上げることで除粒子性能の向上が見られたのは、高圧二酸化炭素の密度が低下したためであると考えられる。特に、超臨界二酸化炭素は温度を上げても気体状態にはならないものの、密度が低下し、その物性が気体に近づく方向へ変化したため除粒子性能が向上したと考えられる。
尚、本発明の高圧二酸化炭素の濾過装置は、図1及び図2に例示したものには限定されない。
例えば、冷却手段13を備えていない装置であってもよい。高圧二酸化炭素のフィルタ通過時の温度Tと供給時の温度Tと温度差が小さければ、自然冷却を利用して冷却してもよい。
また、微粒子測定手段14を備えていない濾過装置であってもよく、配管27を備えていない濾過装置であってもよい。
また、本発明の濾過方法は、図1及び図2に例示した濾過装置を用いる方法には限定されない。
本発明の濾過方法は、フィルタで濾過した高圧二酸化炭素を冷却しない方法であってもよく、フィルタで濾過した高圧二酸化炭素の微粒子測定を行わない方法であってもよい。
以下、実施例及び比較例を示して本発明を詳細に説明する。ただし、本発明は以下の記載によっては限定されない。
本実施例では、図3に示す濾過装置3を用いてフィルタの除粒子性能を評価した。
濾過装置3は、高圧CO源11とフィルタ12と微粒子測定手段14と温度調整手段40を有しており、高圧CO源11とフィルタ12とが配管61で連結されており、フィルタ12と微粒子測定手段14とが配管62で連結されている。また、配管61と配管62との間にバイパス管63が設けられている。配管61には弁71、配管62には弁72、バイパス管63には弁73が設置されている。
[実施例1]
高圧CO源11から、平均粒子径1μmのシリカ粒子(SiO粉末、商品名:SS−010、(株)トクヤマ製)を含む、室温、15MPaの高圧二酸化炭素をフィルタ12へと供給した。また、フィルタ12を加熱して、フィルタ12を通過する高圧二酸化炭素の温度を60℃に調整して濾過を行った。高圧二酸化炭素の流量は2g−CO/分とした。
フィルタ12は、日本精線(株)製のGFT03W(ガス中除粒子性能0.3μm)を用いた。加熱手段41によるフィルタ12の加熱は、フィルタ12を設置した配管継ぎ手周辺のフィルタ12本体外周部に電気ヒータを巻いて行った。温度測定器42による温度測定は、熱伝対によりフィルタ12を設置した配管継ぎ手周辺のフィルタ12本体の外温を測定し、その測定温度を、フィルタ12を通過する高圧二酸化炭素の温度Tとした。また、パーティクルカウンタは、非特許文献1(第68回応用物理学会予稿集、No.2、6p-ZF-15、p.759)に記載の光散乱式パーティクルカウンタを用いた。
除粒子性能の評価は、光散乱式パーティクルカウンタの測定結果(純水中PSL(単一粒径ポリスチレンラテックス)粒子相当径0.5μm以上)を用いて下式により除去率(単位:%)を算出することにより行った。
(除去率)=(Y−X)/Y×100
式中、Xはフィルタ12で濾過した高圧二酸化炭素中の微粒子数量、Yはバイパス管63を通過させた高圧二酸化炭素中の微粒子数量である。尚、評価期間中、バイパス管63を通過させたときの微粒子数量は4000〜5000個/分であった。
[実施例2]
フィルタ12を通過する高圧二酸化炭素の温度を100℃とした以外は実施例1と同様にして除粒子性能を評価した。
[実施例3]
用いたフィルタ12を日本精線(株)製のGFD1N(ガス中除粒子性能1μm)とした以外は実施例1と同様にして除粒子性能を評価した。
[実施例4]
用いたフィルタ12を日本精線(株)製のGFD1N(ガス中除粒子性能1μm)とし、フィルタ12を通過する高圧二酸化炭素の温度を100℃とした以外は実施例1と同様にして除粒子性能を評価した。
[参考例1]
フィルタ12の温度を調整せずに室温(24.5〜27.2℃)とした以外は実施例1と同様にして除粒子性能を評価した。
[参考例2]
用いたフィルタ12を日本精線(株)製のGFD1N(ガス中除粒子性能1μm)とし、フィルタ12の温度を調整せずに室温(24.5〜27.2℃)とした以外は実施例1と同様にして除粒子性能を評価した。
実施例1〜4及び参考例1〜2における除粒子性能の評価結果を表1に示す。
Figure 2009190921
表1に示すように、本発明の方法である実施例1〜4では、高圧二酸化炭素に対する除粒子性能が高く、高度に清浄化された高圧二酸化炭素が得られた。また、同じフィルタを用いた場合には、フィルタの温度が高温に調整されている方が優れた除粒子性能を示した。
また、実施例1及び2では、同じフィルタを用いた参考例1に比べて除粒子性能が優れていた。また、実施例3及び4も同様に、同じフィルタを用いた参考例2に比べて除粒子性能が優れていた。
本発明の方法及び装置は、高度に清浄化した高圧二酸化炭素を供給することができる。そのため、気体、液体、又は超臨界状態の高圧二酸化炭素を用いる様々な分野に好適に使用できる。例えば、半導体、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)を始めとする電子部品製造工程の他、超臨界二酸化炭素又はその元となる液体二酸化炭素中の微粒子除去が求められるすべての分野(例えば、RESS法(Rapid Expansion of Supercritical Solutions)等)等に好適に使用できる。
本発明の濾過装置の一実施形態例を示した模式図である。 本発明の濾過装置の他の実施形態例を示した模式図である。 本実施例おいて除粒子性能の評価に使用した装置の模式図である。
符号の説明
1 濾過装置 2 濾過装置 12 フィルタ 13 冷却手段 14 微粒子測定手段 17 ユースポイント 40 温度調整手段 50 温度調整手段

Claims (12)

  1. 高圧二酸化炭素をフィルタにより濾過して清浄化する方法において、
    前記フィルタを通過する高圧二酸化炭素の温度Tを、濾過後にユースポイントに供給する時の温度Tよりも高温にすることを特徴とする高圧二酸化炭素の濾過方法。
  2. 前記フィルタを加熱して高圧二酸化炭素の温度Tを温度Tよりも高温にする、請求項1に記載の高圧二酸化炭素の濾過方法。
  3. 前記フィルタにより濾過した高圧二酸化炭素をフィルタの二次側で冷却する、請求項1又は2に記載の高圧二酸化炭素の濾過方法。
  4. 前記フィルタの二次側で高圧二酸化炭素中の微粒子測定を行う、請求項1〜3のいずれかに記載の高圧二酸化炭素の濾過方法。
  5. 前記微粒子測定の結果に基づいて高圧二酸化炭素の温度Tを変化させる、請求項4に記載の高圧二酸化炭素の濾過方法。
  6. 前記微粒子測定を光散乱式パーティクルカウンタにより行う、請求項4又は5に記載の高圧二酸化炭素の濾過方法。
  7. 高圧二酸化炭素を濾過して清浄化する装置であって、前記高圧二酸化炭素を濾過するフィルタと、前記フィルタを通過する高圧二酸化炭素の温度Tを、濾過後にユースポイントに供給する時の温度Tよりも高温にする温度調整手段とを備えていることを特徴とする高圧二酸化炭素の濾過装置。
  8. 前記温度調整手段が、前記フィルタを加熱して高圧二酸化炭素の温度Tを温度Tよりも高温にする手段である、請求項7に記載の高圧二酸化炭素の濾過装置。
  9. 前記フィルタの二次側に高圧二酸化炭素を冷却する冷却手段を備えた、請求項7又は8に記載の高圧二酸化炭素の濾過装置。
  10. 前記フィルタの二次側に高圧二酸化炭素中の微粒子数量を測定する微粒子測定手段を備えた、請求項7〜9のいずれかに記載の高圧二酸化炭素の濾過装置。
  11. 前記微粒子測定手段が光散乱式パーティクルカウンタである、請求項10に記載の高圧二酸化炭素の濾過装置。
  12. 前記微粒子測定手段による微粒子数量の測定結果に基づいて高圧二酸化炭素の温度Tを変化させる手段を備えた、請求項10又は11に記載の高圧二酸化炭素の濾過装置。
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