JP2009190272A - ガラスインサート成形用金型 - Google Patents

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Abstract

【課題】平面板の移動を防止し、ゲート位置の設計自由度を高めるガラスインサート成形用金型を提供する。
【解決手段】型締めによって可動型との間に平面板5を挟持するとともに、平面板5の端面5aに接当することにより型締め方向への移動を許容しかつ型締め方向に直交する方向への移動を規制するように平面板5の位置を位置決め自在なスライドコア4と、溶融樹脂をキャビティ内に充填自在なゲート10と、エアを吸引することにより平面板5を吸着固定自在な吸引部とを固定型2に備え、スライドコア4を平面板5の端面5aに接当する平面板位置決め位置と、平面板5の端面5aに接当しないキャビティ形成位置とに位置変更自在とし、平面板5を吸着固定した状態において、平面板5の端面5aと固定型側対向面との境界部に形成した面取り部5cに接当して型締め方向に直交する方向への移動を規制する位置決め部材35を固定型2に設けてある。
【選択図】図6

Description

本発明は、型締めによって固定型と可動型との間にガラス板を主構成とする平面板を挟持するとともに、前記平面板の端部が臨むキャビティを形成するガラスインサート成形用金型に関する。
かかるガラスインサート成形用金型は、型締めによって固定型と可動型との間に平面板を挟持し、平面板の端部が臨むキャビティに溶融樹脂を充填することにより、平面板の端部に樹脂枠を一体成形(ガラスインサート成形)できるようにしたものである。
そして、そのような成形品は、例えばバックケースと一体化されて、それら成形品及びバックケースにて形成される内部空間に液晶パネル等の表示装置や電子部品を配置した基板等を保持することにより、携帯電話や録音プレーヤー等の各種デジタル機器を構成することになる。
従来、この種のガラスインサート成形用金型では、図19に示すように、固定型2に、溶融樹脂8を射出することによりキャビティ20内に溶融樹脂8を充填自在なゲート10と、エアを吸引することにより平面板5を吸着固定自在な吸引部6と、先端に略L字状に切除して段差を形成した切り欠き部37を有しかつ型締め方向に出退自在なスライドコア4とを備えるものがあった(国際特許出願第PCT/JP2007/068271号参照)。
そして、平面板5の端部に樹脂枠21を一体成形する工程として、図19(a)に示されるように、固定型2に平面板5を配置する。このとき、スライドコア4は、可動型3側に突出移動した状態にあり、配置した平面板5の端面5a及び固定型対向面の周縁部5bがスライドコアの切り欠き部37に係合して平面板5の位置決めがなされる。吸引部6にてエアを吸引することによって平面板5を固定型2に吸着固定して、可動型3を固定型2に向って近接移動させるとともに、スライドコア4を固定型2側に後退移動させる。このとき、平面板5の端面5a及び固定型対向面の周縁部5bとスライドコアの切り欠き部37との係合が解除されて平面板5のスライドコア4による位置決めが解除される。型締めによって固定型2と可動型3との間に平面板5を挟持するとともに、平面板5の端部が臨むキャビティ20を形成する。そして、図19(b)に示されるように、ゲート10にて溶融樹脂8を射出することによってキャビティ20内に溶融樹脂8を充填して平面板5の端部に樹脂枠21を一体成形する。
尚、図19は、従来のガラスインサート成形用金型において、平面板の端部に、樹脂枠が形成される際の当該平面板の端部付近を概略的に示した縦断側面図であり、図19(a)は、スライドコアによって平面板の位置決めがなされる状態を示しており、図19(b)は、溶融樹脂がキャビティ内に充填された状態を示している(図19中の破線の矢印はスライドコアの移動方向を示しており、白抜きの矢印は可動型の移動方向を示している)。
ゲートにて溶融樹脂を射出するにあたり、例えば、型締め方向視にてゲートを平面板の外方側に設けると、射出された溶融樹脂は、キャビティにおける可動型側の面に当たってキャビティ内を型締め方向に直交する方向に流動して平面板の端面に当たることになる。
このとき、スライドコアによる平面板の位置決めが解除されており、平面板はエアの吸引により固定型に吸着固定されているだけなので、型締め方向に直交する方向に流動する溶融樹脂が平面板の端面に当たると、平面板が型締め方向とは直交する方向に移動する虞がある。
そこで、従来では、型締め方向視にてゲートを平面板周縁部よりは内方側に設けることにより、平面板が型締め方向に直交する方向に移動する虞を防止するようにしていた。つまり、射出された溶融樹脂は、平面板の裏面周縁部に当たってキャビティ内を型締め方向に直交する方向に流動することになるので、型締め方向に直交する方向に流動する溶融樹脂が平面板の端面に直接当たらないようにして、平面板が型締め方向に直交する方向に移動する虞を防止するようにしていた。
しかしながら、型締め方向視にてゲートを平面板の内方側に設けると、ゲートを設ける位置が平面板の周縁部に限定されるものとなり、設計の自由度が低くなる不都合があった。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、平面板の移動を防止するにあたり、ゲートを設ける位置を限定すること無く設計の自由度を高めることができるガラスインサート成形用金型を提供する点にある。
本発明のガラスインサート成形用金型は、型締めによって固定型と可動型との間にガラス板を主構成とする平面板を挟持するとともに、前記平面板の端部が臨むキャビティを形成するものであって、その第1特徴構成は、前記固定型が、前記平面板の端面に接当することにより型締め方向への移動を許容しかつ前記型締め方向に直交する方向への移動を規制するように前記平面板の位置を位置決め自在なスライドコアと、溶融樹脂を射出することにより前記キャビティ内に前記溶融樹脂を充填自在なゲートと、前記平面板を挟持する面に設けられて吸引することにより前記平面板を吸着固定自在な吸引部とを備え、前記スライドコアを前記型締め方向に出退自在に前記固定型に設けて、前記平面板の端面に接当する平面板位置決め位置と、前記キャビティが形成されて前記平面板の端面に接当していないキャビティ形成位置とに位置変更自在に構成してあり、前記平面板を吸着固定した状態において、前記平面板の端面と前記平面板の固定型側対向面との境界部に形成した面取り部に接当して前記型締め方向に直交する方向への移動を規制する位置決め部材を前記固定型に設けてある点にある。
すなわち、固定型に平面板を配置するとき、スライドコアによって平面板の位置決めがなされる。吸引部にて吸引することによって平面板を固定型に吸着固定する。このとき、位置決め部材は、平面板の端面と平面板の固定型側対向面との境界部に形成した面取り部に接当して、型締め方向とは直交する方向への移動を規制する。可動型を固定型に向って近接移動させるとともに、スライドコアを固定型側に後退移動させる。このとき、スライドコアによる平面板の位置決めが解除されるものの、位置決め部材によって平面板の位置決めがなされた状態を維持する。そして、位置決め部材によって平面板の位置決めがなされた状態でゲートにて溶融樹脂を射出することによってキャビティ内に溶融樹脂を充填して平面板の端部に樹脂枠を一体成形する。
このように、位置決め部材によって平面板の位置決めがなされた状態でゲートにて溶融樹脂を射出するので、型締め方向とは直交する方向に流動する溶融樹脂が平面板の端面に当たったとしても、平面板が型締め方向とは直交する方向に移動する虞をなくすことができるものとなり、ゲートを設ける位置が平面板の周縁部に限定されることが無い等、設計の自由度を高めることができる。
本発明の第2特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、前記位置決め部材が、前記平面板の面取り部に接当する位置決め突部と、前記平面板の固定型側対向面の周縁部に接触する平面部とを備えるものである点を特徴とする。
すなわち、位置決め突部が平面板の面取り部に接当するとともに、平面部が平面板の固定型側対向面の周縁部に接触するので、平面板の面取り部及び裏面周縁部からなる凸部と位置決め部材の位置決め突部及び平面部からなる凹部とが嵌まり合って、平面板が型締め方向とは直交する方向に移動する虞を一層なくすことができる。
本発明の第3特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、前記位置決め部材が、前記平面板の面取り部に接当する位置決め突部と、前記平面板の固定型側対向面の周縁部との間に間隔を隔てる平面部とを備えるものである点を特徴とする。
すなわち、位置決め突部が平面板の面取り部に接当するので、平面板が型締め方向に直交する方向に移動する虞をなくすことができながらも、平面部と平面板の固定型側対向面の周縁部との間にもキャビティが形成されるので、樹脂枠にて平面板を良好に支持することができる。
本発明の第4特徴構成は、上記第1〜第3特徴構成のいずれかに加えて、前記位置決め部材を前記固定型から突出自在に前記固定型に設けてある点を特徴とする。
すなわち、前記位置決め部材を前記固定型から突出自在に前記固定型に設けてあるので、可動型を固定型から離間した後に、位置決め部材を突出移動させることにより、成形品を固定型から引き離すことができ、平面板の位置決めをおこなう位置決め部材を成形品を固定型から引き離すエジェクターピンとして用いることができる。
〔第1実施の形態〕
以下、本発明に係るガラスインサート成形用金型について説明する。
図1〜図10に示すように、本発明のガラスインサート成形用金型1は、固定型2及び可動型3を備えて構成されるものであり、型締めによって固定型2と可動型3との間に矩形状のガラス板を主構成とする平面板5を挟持し、その平面板5の端部が臨むキャビティ20に溶融樹脂8を充填して、平面板5の端部に樹脂枠21を一体成形(ガラスインサート成形)することになる。
<可動型の構成>
前記可動型3は、図4、図5に示すように、キャビティ20を形成するための凹部16、及び凹部16の外側を構成する可動型側のパーティング面14bを備えて構成されており、図示しない駆動機構によって、固定型2と接触又は離間し得るように型締め方向(左右方向)に移動可能に構成してある。又、凹部16の深さH(パーティング面14bから凹部16の底面までの距離)は、平面板5の厚みと略同じ長さに設定しており、凹部16の内周面には、成形品の離型を容易にするための抜き勾配17が設けられている。
尚、図4は、本発明のガラスインサート成形用金型の可動型3を、固定型2側から見たときの様子を概略的に示した図であり、図5は、図4の矢視線V−Vにおける縦断側面図である。
<固定型の構成>
前記固定型2は、図1〜図3、図11〜図13に示すように、第1対面形成部材11及び第2対面形成部材12を備えて構成されており、固定型2には、平面板5を主に挟持する対面部分7、その対面部分7の外側を構成する固定型側のパーティング面14a、平面板5の端面5aに接当することにより型締め方向への移動を許容しかつ型締め方向に直交する方向への移動を規制するように平面板5の位置を位置決め自在なスライドコア4、溶融樹脂8を射出することによりキャビティ20内に溶融樹脂8を充填自在なゲート10、対面部分7に配置されてエアを吸引することにより平面板5を吸着固定自在な吸引部の一例としてのスリット6、平面板5を吸着固定した状態において、平面板5の端面5aと固定型側対向面(裏面)との境界部に形成した面取り部5cに接当して型締め方向に直交する方向への移動を規制する位置決め部材35、平面板5における固定型側対向面の周縁部5bに臨むようにキャビティ20の一部を形成する段部9、及び、スライドコア4がキャビティ形成位置まで後退移動したときに、スライドコア4の傾斜面4bと面一となるスライドコア引退面29が設けられている。
尚、図1は、本発明のガラスインサート成形用金型1の固定型2を、可動型3側から見たときの様子を概略的に示した図であり、図2及び図3はそれぞれ、図1の矢視線II−II及び矢視線III−IIIにおける縦断側面図である。
前記対面部分7は、平面視でほぼ矩形であり、第1対面形成部材11の第1対面部分7a、第2対面形成部材12の第2対面部分7bから構成されており、平面板5を対面部分7に配置した際、平面板5の固定型側対向面が、対面部分7に面するように構成されている。第1対面形成部材11は、第2対面形成部材12の内部に形成されている中空部内に、第1対面形成部材11の外周面11aと、中空部に面する第2対面形成部材12の内周面12aとの間にスリット6を設けた状態で設置されている。スリット6は、型締め方向視において略ロ字状に形成されており、図示しない空気吸引装置によってエアを吸引することにより、平面板5を吸着固定したり、エアの吸引を停止することにより平面板5の吸着固定を解除するように構成されている。したがって、第1対面形成部材11の外周面11aと第2対面形成部材12の内周面12aとの間に設けられたスリット6が、エアを吸引することにより平面板5を吸着固定自在な吸引部を構成することになる。
しかも、前記固定型2を、第1対面形成部材11及び第2対面形成部材12によって構成し、第1対面形成部材11と第2対面形成部材12との対向面の間にスリット6を設けて吸引部を形成することによって、例えば、吸引部を、対面部分7に円形の吸引孔を設けて構成するような場合と比べて、当該吸引部の幅をより小さく構成することが可能となり、例えば、溶融樹脂8を空打ち(金型内に平面板5を配置せず溶融樹脂8を射出すること)する際、対面部分7に溶融樹脂8の一部が流れ込んだとしても、その溶融樹脂8がスリット6内に侵入し難くなるため、スリット6が、溶融樹脂8によって閉塞される心配も少ないものとなる。
前記段部9は、図1、図2、図6に示すように、平面視でほぼ矩形の対面部分7の周縁部のほぼ全周に亘って設けられており、対面部分7に配置された平面板5における固定型側対向面の周縁部5bのほぼ全周に亘ってキャビティ20の一部を形成し得るように構成されている。尚、段部9の底面7cは、対面部分7の一部を構成するものである。
前記ゲート10は、図3、図7〜図10に示すように、固定型側のパーティング面14aにおける平面視でほぼ矩形の対面部分7の短辺部分に対応する部分と抜き勾配17及び可動型側のパーティング面14bの境界部に対応する部分とで囲まれる領域36(キャビティ20における固定型側の面)に夫々設けられている。ゲート10に通じるランナ15は、型締め方向に形成されており、溶融樹脂8は、ランナ15内を移動して、ゲート10からキャビティ20内に射出される構成となっている。
<スライドコアの構成>
図1〜図3、図6、図11〜図13に示すように、前記平面視でほぼ矩形の対面部分7の前記短辺部分及び長辺部分における両端側の箇所の夫々に、固定型2内の型締め方向に形成されたスライドコア用孔13の夫々が外側より接して設けてある。そして、それらスライドコア用孔13の内部を型締め方向に出退自在なスライドコア4が設けられている。スライドコア4は、対面部分7側の側面4a及び先端側の傾斜面4bを有しており、図示しない駆動機構によって、対面部分7に配置された平面板5の端面5aに側面4aが接触し得る位置(平面板位置決め位置)と、キャビティ20が形成されて平面板5の端面5aに側面4aが接触していない位置(キャビティ形成位置)とに位置変更自在に構成されている。
尚、キャビティ形成位置において、傾斜面4bの対面部分7側が底面7cと屈曲状に接続するとともに、傾斜面4bの対面部分7とは反対側が固定型側のパーティング面14aと屈曲状に接続するように構成してある。
<位置決め部材の構成>
前記位置決め部材35は、図1〜図3、図6、図11〜図13に示すように、前記対面部分7の前記短辺部分及び前記長辺部分における中央の箇所の夫々に外側より接して設けてある。そして、位置決め部材35が、平面板5の面取り部5cに接当する位置決め突部35aと、平面板5の固定型側対向面の周縁部5bに接触する平面部35bとを備えている。説明を加えると、位置決め突部35aは、対面部分7の外周に沿って突出する状態で形成され、その突出断面は三角状に構成されている。又、位置決め突部35aにおいて、平面板5の面取り部5cと接触する面と先端を介して連続する面は平面板5の端面5aに平行である。
<平面板の端部に樹脂枠を一体成形する構成>
上述のように構成された本発明のガラスインサート成形用金型1を用いて、ガラスインサート成形を行う方法を説明する。
尚、図6は、本発明のガラスインサート成形用金型1において、固定型2に平面板5を配置する様子を概略的に示した斜視図である。尚、図6中の矢印は、平面板5の移動方向を示す。図7は、本発明のガラスインサート成形用金型1において、型締めによって固定型2と可動型3との間に平面板5を挟持する様子を概略的に示した縦断面図である(図2の矢視線II−IIに相当する部分のガラスインサート成形用金型1の縦断面図)。尚、図7中の矢印は空気の吸引方向を示しており、白抜きの矢印は可動型3の移動方向を示す。図8は、本発明のガラスインサート成形用金型1において、固定型2と可動型3とが互いに当接して平面板の端部が臨むキャビティ20が形成された様子を概略的に示した縦断面図である(図2の矢視線II−IIに相当する部分のガラスインサート成形用金型1の縦断面図)。尚、図8中の矢印は、空気の吸引方向を示す。図9は、本発明のガラスインサート成形用金型1において、形成されたキャビティ20に溶融樹脂8を充填して平面板5の端部に樹脂枠21が形成された様子を概略的に示した縦断面図である(図2の矢視線II−IIに相当する部分のガラスインサート成形用金型1の縦断面図)。尚、図9中の矢印は、空気の吸引方向を示す。図10は、本発明のガラスインサート成形用金型1において、平面板5の端部に樹脂枠21を形成した成形品19を取り出す様子を概略的に示した縦断面図である(図2の矢視線II−IIに相当する部分のガラスインサート成形用金型1の縦断面図)。図11、図12、及び図13はそれぞれ、図7、図8、及び図9におけるスライドコア4付近を拡大した図である。
先ず、図7、図11に示すように、スライドコア4を、その側面4aが平面板5の端面5aに接触する位置(平面板位置決め位置)まで十分に突出させた状態で、固定型2の対面部分7に平面板5を配置する。即ち、平面板5は、その端面5aがスライドコアの側面4aに接触することによって平面板5の位置決めがなされた状態で対面部分7に配置される。
尚、本発明のガラスインサート成形用金型1においては、スライドコア4の平面板位置決め位置における固定型2からの突出量を、自在に調節するように構成することが可能であり、スライドコア4の突出量を大きくすればそれだけ、平面板5の端面5aと接触する側面4aの幅(t)が大きくなり、平面板5を配置し易くなる。
次いで、対面部分7に設けられているスリット6から、図示しない空気吸引装置によって空気を吸引することによって平面板5を対面部分7に吸着固定する。このとき、位置決め突部35aが平面板5の端面5aと平面板5の固定型側対向面との境界部に形成した面取り部5cに接当するとともに、平面部35bが平面板5の固定型側対向面の周縁部5bに接触するので、平面板5の面取り部5c及び固定型側対向面の周縁部5bからなる凸部と位置決め突部35aにおける対面部分7と反対側の面及び平面部35bとからなる凹部とが嵌まり合って、平面板5が型締め方向とは直交する方向に移動する虞を一層なくすことができる。
前記可動型3を、平面板5を吸着した固定型2に向って近接移動させると共に、スライドコア4を、その側面4aが平面板5の端面5aに接触していない位置(キャビティ形成位置)まで、固定型2側に後退移動させる。このとき、スライドコア4による平面板5の位置決めが解除されるものの、位置決め部材35によって平面板5の位置決めがなされた状態を維持する。
そして、図8及び図12に示すように、型締めによって、固定型2の対面部分7と、可動型3における凹部16の底面との間に平面板5を挟持すると、固定型2及び可動型3の互いのパーティング面14が当接し、平面板5の端部が臨むキャビティ20が内部に形成される。そして、図9及び図13に示すように、位置決め部材35によって平面板5の位置決めがなされた状態でゲート10から溶融樹脂8を射出してキャビティ20内に充填することによって、平面板5の外周に樹脂枠21が一体形成される。
このように、位置決め部材35によって平面板5の位置決めがなされた状態でゲート10にて溶融樹脂8を射出するので、型締め方向とは直交する方向に流動する溶融樹脂8が平面板5の端面5aに当たったとしても、平面板5が型締め方向とは直交する方向に移動する虞をなくすことができるものとなり、ゲート10を設ける位置が平面板5の周縁部に限定されることが無い等、設計の自由度を高めることができる。
ちなみに、例えば、位置決め部材35を設けずに、一方のゲート10とそのゲート10に対向する平面板5の端面5aと他方のゲート10とそのゲート10に対向する平面板5の端面5aとの距離とをほぼ同じにする状態で設けることにより、平面板5の移動を防止することも考えられるが、射出された溶融樹脂8が平面板5の端面5aに当たるタイミングを一致させる必要があり、実用し難いものである。
そして、可動型3を固定型2から離間するように後退移動、すなわち型開きした後、スリット6からの空気吸引を停止し、図10に示すように、スライドコア4を突出移動させる。これにより、スライドコア4が、エジェクターピンの役割を果たし、成形品19は、固定型2から良好に引離されることになり、本発明のガラスインサート成形用金型1から容易に取り外すことが可能になる。
前記成形品19は、平面板5とその平面板5に一体形成された樹脂枠21とを備えて構成されており、成形品19の周縁部の樹脂枠21は、平面板5の端面5aと裏面周縁部5bとを覆うように形成されている。樹脂枠21は、平面板5を固定型2の対面部分7に配置したときに対面部分7の段部9に面する平面板5の固定型側対向面の周縁部5bと、その固定型側対向面の周縁部5bに面取り部5cを介して連続する端面5aにわたって形成されたものであり、樹脂枠21bが形成されることによって、平面板5と形成された樹脂枠21とがより強固に一体化され得る。つまり、樹脂枠21における裏面周縁部5bを覆う部分が平面板5の受け部として機能することにより、平面板5の表面側から押圧力が加わっても、平面板5が樹脂枠21によって支持されるからである。
尚、本実施形態における樹脂枠21は、成形品19の裏側の断面が傾斜状に形成されており、これによって、形成される樹脂枠21の急激な肉厚変化を回避し得る。
〔別実施の形態〕
(1)上記構成では、位置決め部材35が、平面板5の面取り部5cに接当する位置決め突部35aと、平面板5の固定型側対向面の周縁部5bに接触する平面部35bとを備えている構成を例示したが、図14、図15に示すように、位置決め部材35が、平面板5の面取り部5cに接当する位置決め突部35aと、平面板5の固定型側対向面の周縁部との間に間隔を隔てる平面部35bとを備えるものであってもよい。これにより、平面部35bと平面板5の固定型側対向面の周縁部との間にもキャビティ20が形成されるので、平面板5の固定型側対向面の周縁部に樹脂枠21の非存在箇所が生じないようにして、樹脂枠21にて平面板5を良好に支持することができる。
(2)上記構成では、位置決め部材35を固定型2に固定してある構成を例示したが、位置決め部材35を固定型2から突出自在に固定型2に設けてある構成としてもよい。これにより、平面板の位置決めをおこなう位置決め部材を成形品を固定型から引き離すエジェクターピンとして用いることが可能となる。
(3)上記構成では、固定型2が第1対面形成部材11及び第2対面形成部材12を備える構成を例示したが、上記構成に限定されるものではなく、固定型2がさらにより多くの対面形成部材を備えるものであって、対面部分7が、さらにより多くの対面形成部材によって構成されるようにしてもよく、あるいは、固定型2が一つの対面形成部材を備える構成としてもよい。この場合、空気を吸引し得る複数の吸引孔を当該対面形成部材に設けて、吸引部を構成するようにしても良い。
(4)上記構成では、第1対面部分7aの全周にわたってスリット6を設ける構成を示しているが、この構成に限定されるものではなく、第1対面部分7aの外周の一部分にスリット6を設ける構成としても良い。
(5)上記構成では、矩形状のガラス板を主構成とする平面板5を例示したが、平面板5を構成するガラス板としては、例えば、普通板ガラス、強化板ガラス、磨き板ガラス等を用いることができる。また、前記平面板5は、ガラス板の表面又は/及び裏面に予め加飾が施されたものであっても良い。例えば、得られるガラスインサート成形品が、表示装置を備えた電子機器の筐体である場合、ガラス板に、少なくとも表示装置のための表示窓部を除いて予め加飾を施しておくと良い。また、平面板5は、その平面板5と樹脂枠21との密着力を向上させるための層を有していても良い。
(6)上記構成では、平面板5の端部が臨むキャビティ20に溶融樹脂8を充填する構成を例示したが、溶融樹脂8の材料としては、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、AN樹脂などの汎用樹脂を挙げることができる。また、ポリフェニレンオキシド・ポリスチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリカーボネート変性ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、超高分子量ポリエチレン樹脂などの汎用エンジニアリング樹脂やポリスルホン樹脂、ポリフェニレンサルファイド系樹脂、ポリフェニレンオキシド系樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリイミド樹脂、液晶ポリエステル樹脂、ポリアリル系耐熱樹脂などのスーパーエンジニアリング樹脂を使用することもできる。
(7)上記構成では、段部9は、対面部分7の周縁部のほぼ全周に亘って設けられる構成を例示したが、これに限られるものではなく、段部9は、対面部分7の周縁部の一部に設けられる構成としてもよい。
又は、段部9は、対面部分7の前記長辺部分に沿ってそれぞれ設けられる構成としたり、対面部分の前記短辺部分に沿ってそれぞれ設けられる構成としてもよい。これにより、成形品の短辺又は長辺の樹脂枠の裏側は、平面板と面一となっており段差がないので、成形品の裏側に対する飛散防止シートや静電センサー等の貼り合わせが容易となる。
(8)上記構成では、スライドコア4は、対面部分7の前記短辺部分及び前記長辺部分における両端側の箇所の夫々に外側より接して設けられている構成を例示したが、これに限られるものではなく、スライドコア4は、対面部分7の前記短辺部分及び前記長辺部分における中央以外の複数箇所の夫々に外側より接して設けられている構成でもよく、あるいは、対面部分7の全周を、その外側より接してスライドコア4で囲うように設けてもよい。
(9)上記構成では、位置決め部材35は、対面部分7の前記短辺部分及び前記長辺部分における中央の箇所の夫々に外側より接して設けられている構成を例示したが、これに限られるものではなく、位置決め部材35は、対面部分7の前記短辺部分及び前記長辺部分における中央側の複数箇所の夫々に外側より接して設けられている構成でもよく、あるいは、対面部分7の全周を、その外側より接して位置決め部材35で囲うように設けてもよい。
(10)上記構成では、平面板5の面取り部5cと接触する面と先端を介して連続する面が平面板5の端面5aに平行である構成を例示したが、これに限られるものではなく、図16に示すように、平面板5の面取り部5cと接触する面と先端を介して連続する面が平面板5の端面5aに対して傾斜する構成としたり、図17に示すように、位置決め突部35aは、台形状に構成されてもよい。これにより、位置決め突部35aの先端が磨耗し難くすることができる。又、図18に示すように、位置決め部材35が、平面視にて平面板5の固定型側対向面の周縁部5bに重複しない構成としてもよい。
(11)上記構成では、スライドコア4は、先端側の傾斜面4bを有する構成を例示したが、これに限られるものではなく、スライドコア4の先端側が型締め方向に直交する面を有する構成であってもよく、あるいは、先端に略L字状に切除して段差を形成した切り欠き部を有する構成であってもよい。
(12)上記構成では、スリット6がエアの吸引により平面板5を吸着固定する構成を例示したが、これに限られるものではなく、吸盤が押し付けにより平面板5を吸着固定する構成や、静電チャックが静電力により平面板5を吸着固定する構成としてもよい。
(13)本発明のガラスインサート成形用金型は、前述の実施形態における前記可動型3と、前記平面板5を吸着した状態の前記固定型2との間に、転写フィルムを挟み込み可能である成形同時絵付け手段を備えていても良い。この場合、前記可動型3と、前記平面板5を吸着した状態の前記固定型2との間に転写フィルムを挟み込む工程を経た後に型締めすることにより、溶融樹脂の射出と同時に前記転写フィルムの絵付け部分を前記平面板5に一体化された前記樹脂枠21に転写することができる。即ち、本発明のガラスインサート成形用金型に、成形同時転写用金型としての働きもさせるものである。
固定型を、可動型側から見たときの様子を概略的に示した図 図1の矢視線II−IIにおける縦断側面図 図1の矢視線矢視線III−IIIにおける縦断側面図 可動型を固定型側から見たときの様子を概略的に示した図 図4の矢視線V−Vにおける縦断側面図 固定型に平面板を配置する様子を概略的に示した斜視図 型締めによって固定型と可動型との間に平面板を挟持する様子を概略的に示した縦断面図 固定型と可動型とが互いに当接して平面板の端部が臨むキャビティが形成された様子を概略的に示した縦断面図 形成されたキャビティに溶融樹脂を充填して平面板の端部に樹脂枠が形成された様子を概略的に示した縦断面図 平面板の端部に樹脂枠を形成した成形品を取り出す様子を概略的に示した縦断面図 図7におけるスライドコア付近を拡大した図 図8におけるスライドコア付近を拡大した図 図9におけるスライドコア付近を拡大した図 別実施形態におけるスライドコア及び位置決め部材の要部斜視図 別実施形態における固定型と可動型とが互いに当接して平面板の端部が臨むキャビティが形成された様子を概略的に示した縦断面図 別実施形態における位置決め部材の構成を示した図 別実施形態における位置決め部材の構成を示した図 別実施形態における位置決め部材の構成を示した図 従来のガラスインサート成形用金型の構成を示した図
符号の説明
1 ガラスインサート成形用金型
2 固定型
3 可動型
4 スライドコア
5 平面板
5a 端面
5b 周縁部
5c 面取り部
6 吸引部
8 溶融樹脂
10 ゲート
20 キャビティ
35 位置決め部材
35a 位置決め突部
35b 平面部

Claims (4)

  1. 型締めによって固定型と可動型との間にガラス板を主構成とする平面板を挟持するとともに、前記平面板の端部が臨むキャビティを形成するガラスインサート成形用金型であって、
    前記固定型が、前記平面板の端面に接当することにより型締め方向への移動を許容しかつ前記型締め方向に直交する方向への移動を規制するように前記平面板の位置を位置決め自在なスライドコアと、溶融樹脂を射出することにより前記キャビティ内に前記溶融樹脂を充填自在なゲートと、前記平面板を挟持する面に設けられて吸引することにより前記平面板を吸着固定自在な吸引部とを備え、
    前記スライドコアを前記型締め方向に出退自在に前記固定型に設けて、前記平面板の端面に接当する平面板位置決め位置と、前記キャビティが形成されて前記平面板の端面に接当していないキャビティ形成位置とに位置変更自在に構成してあり、
    前記平面板を吸着固定した状態において、前記平面板の端面と前記平面板の固定型側対向面との境界部に形成した面取り部に接当して前記型締め方向に直交する方向への移動を規制する位置決め部材を前記固定型に設けてあるガラスインサート成形用金型。
  2. 前記位置決め部材が、前記平面板の面取り部に接当する位置決め突部と、前記平面板の固定型側対向面の周縁部に接触する平面部とを備えるものである請求項1に記載のガラスインサート成形用金型。
  3. 前記位置決め部材が、前記平面板の面取り部に接当する位置決め突部と、前記平面板の固定型側対向面の周縁部との間に間隔を隔てる平面部とを備えるものである請求項1に記載のガラスインサート成形用金型。
  4. 前記位置決め部材を前記固定型から突出自在に前記固定型に設けてある請求項1〜3のいずれか1項に記載のガラスインサート成形用金型。
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