JP2009190100A - 部品の共通化を図った工具用スピンドル及びチャック用スピンドル - Google Patents

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Abstract

【課題】一部の部品を取り替えるだけで、工具用スピンドルとしてもチャック用スピンドルとしても使用可能なスピンドル本体を提供する。またそのようなスピンドルを取り付けた主軸ユニットを提供する。
【解決手段】スピンドル本体1を共通にし、軸6の中心を貫通する空洞部6gに押しロッドとドローバの両方とも挿入可能にし、共に連結ドローバを介して回転シリンダで押し引きする。軸6の前側の端部に位置決溝6hと軸インロー部6bと取付面6aを設け、軸6の空洞部6gの前方の端部近傍をテーパー穴6cとし、その後側に大径部6dと小径部6fを設ける。工具用スピンドルの場合は押しロッド使用し、押しロッドの先端に設けたボールを大径部6dと小径部6fの間で前進・後退させる。チャック用スピンドルの場合はドローバを使用してこれを前進・後退させる。
【選択図】図1

Description

本発明は工作機械の主軸ユニットに使用するスピンドルに係り、特に部品の一部を取り替えるだけで工具用スピンドルとしてもチャック用スピンドルとしても使用可能なスピンドルに関するものである。
従来から工具用スピンドルに関する発明があった(例えば、特許文献1参照。)。しかしこれらの発明は工具ホルダのプルスタッドを保持することはできても、チャックを取り付けることはできなかった。
またチャック用スピンドルに関する発明もあった(例えば、特許文献2参照。)。しかしこれらの発明はチャックを取り付けることはできても、工具ホルダのプルスタッドを保持することはできなかった。
従来ではフライス盤など主軸に工具を取り付けて加工する工作機械と、旋盤や研削盤など主軸に工作物を取り付けて加工する工作機械は別の機械と考えられており、それぞれの使用目的と用途に合わせた主軸の構成にしていたからである。
しかし機械の使用目的や用途に応じて専用の主軸を設計製作する従来技術の場合、工作機械の設計と製造工程における作業の複雑化と部品の多様化による、作業負担とコスト負担が過大になる問題があった。
またそれぞれ異なる構成の複数の機械を設備して加工部品を生産する工場においては、異なる主軸毎に複数の予備品を用意する必要があるため管理負担が過大になる問題と、工具用スピンドルを取り付けた工作機械とチャック用スピンドルを取り付けた工作機械との間で、一方を他方に改造することが容易でないため、工作機械の応用性が低く留まる問題があった。
特開2005−279874号公報 特許第3724240号公報
本発明は、上記した従来技術の欠点を除くためなされたものであって、その目的とするところは、工作機械の設計と製造工程における作業負担と、工作機械の使用工程における管理負担を軽減し、さらに工作機械の応用性を高めるため、大半の部品を共通にした工具用スピンドル及びチャック用スピンドルを提供することにある。
またそのような工具用スピンドルやチャック用スピンドルを使用した主軸ユニットを提供することにある。
スピンドル本体の軸及び軸の回転機構を共通にし、軸の中心を貫通する空洞部を設け、工具用スピンドルに使用する押しロッドとチャック用スピンドルに使用するドローバを、両方とも挿入可能な構成とする。
また工具ホルダを把捉したりチャックを取り付ける側となる前側の端部において、軸に位置決溝と軸インロー部と取付面を設け、軸の前方の端部近傍の空洞部をテーパー穴とし、テーパー穴より後側の空洞部に小径部と比べて径の大きな大径部及び小径部を設ける。
また軸の位置決溝に工具キーを取り付けた場合は、工具キーと工具ホルダの溝とを合致させることにより、工具ホルダと軸との間の回転方向の相対的な位置決めを可能な構成とし、かつ、工具キーを取り付けずに軸インロー部に対してチャック本体のインロー部を嵌め合わせながら、チャック本体を軸の取付面に取り付け可能な構成とする。
そして工具用スピンドルとする場合は軸の空洞部に押しロッドを挿入する。押しロッドの前側の端部近傍に複数のボールを取り付け法線方向に移動可能に保持し、ボールの後側に頭部空間を設ける。また押しロッドに連結ドローバを連結し、回転シリンダにより連結ドローバを介して押しロッドを押し引きする。
さらにボールが軸の大径部の中に位置するまで押した開放状態において、工具ホルダの頭部が押しロッドの頭部空間の中まで挿入可能に構成する。また押しロッドのボールが軸の小径部に位置するまで引いた把捉状態において、ボールが工具ホルダの頭部を把捉するよう構成する。
一方、チャック用スピンドルとする場合は軸の空洞部にドローバを挿入する。ドローバの前側の端部に前ネジ部を、後側の端部近傍に後ネジ部をそれぞれ設ける。ドローバの後ネジ部に連結ドローバを連結し、回転シリンダにより連結ドローバを介してドローバを押し引きする。
さらに軸の軸インロー部とチャック本体のインロー部とを合致させて軸の取付面にチャック本体を取り付け、ドローバの前ネジ部にボルトをねじ込むことにより、ドローバにチャックのジョースライド機構を取り付け可能に構成する。
スピンドルケースと、スピンドルケースに取り付けた軸受と、軸受により回転自由に保持した軸と、スピンドルケースの前面に取り付けた前カバと、スピンドルケースの後面に取り付けた後カバとからなるスピンドル本体とする。
また軸は前カバ及び後カバより外に突出し、軸の中心を貫通する空洞部を有するものとし、軸の前側の端部に位置決溝と軸インロー部と取付面を設け、さらに軸の前側の端部近傍の空洞部をテーパー穴とし、テーパー穴より後側の空洞部に比較的大きな直径の大径部と、比較的小さな直径の小径部を設けたスピンドル本体とする。
軸の位置決溝にはネジ穴を明けておき、工具キーをボルト締めにより取り付る構成が好ましい。工具キーと工具ホルダの溝を合致させることにより、工具ホルダと軸との間に回転方向の相対的な位置ずれを発生させない構成とし、一方工具キーを取り外した場合は、軸インロー部に対してチャック本体のインロー部を嵌め合わせ、チャック本体を軸の取付面に取り付けることが可能になるからである。
軸を駆動する構成については、スピンドルの軸にプーリを取り付けて、モータの軸に取り付けたプーリとの間をベルトで連結し駆動する構成が考えられる。またスピンドルの軸にビルトインモータを取り付けて直接駆動する構成も考えられる。
また上記したスピンドル本体であって、軸の後側の端部近傍に連結リングを取り付け、連結リングの端面を連結面としてネジ穴を設け、凹部と段差面を有する連結シャフトを連結リングに結合可能に構成したスピンドル本体とする。
本発明は軸に取り付けた連結リングを介して連結シャフトを結合することにより、連結シャフトとモータの出力軸をカップリングで直結する構成、若しくはプーリとベルトを介して連結し駆動する構成、又はビルトインモータにより連結シャフトを直接駆動する構成の、いずれも可能な構成としたものである。
連結リングとの取り付け部の外径を大きくして連結シャフトに凹部を設けたのは、連結リングから後側に突出した軸やナットなどとの干渉を避け、連結シャフトの凹部の外周と中央部の外周との段差面からボルトを挿入し、連結リングの連結面のネジ穴にねじ込む構成としたものである。
上記したいずれかのスピンドル本体と、軸の空洞部に挿入する押しロッドと、軸の前側の位置決溝に取り付ける工具キーとからなる工具用スピンドルとする。そして押しロッドの後側の端部近傍に、連結ドローバを取り付けるための他ネジ部及び連結ドローバの受容部に挿入する挿入部を設ける。
また押しロッドの中心を貫通する穴を設け、押しロッドの前側の端部近傍に複数のボールを取り付け法線方向に移動可能に保持する。そしてボールの後側に頭部空間を設け、ボールが軸の大径部の中に位置するまで押しロッドを挿入した開放状態において、他ネジ部及び挿入部は軸の空洞部の外に位置するよう構成する。
このようにすることにより、押しロッドを前進端である開放状態の位置に挿入したときに、他ネジ部と挿入部が軸の空洞部の外に位置するようになり、押しロッドと連結ドローバとの結合を軸の外部で行うことが可能になるからである。
また開放状態に押しロッドをおいて、軸に工具ホルダのプルスタッドを挿入したときに、工具ホルダの頭部が押しロッドのボールを押し広げて通過し、軸のテーパー穴に対して工具ホルダのテーパーシャンクを合わせたときに、工具ホルダの頭部が押しロッドの頭部空間の中まで入るようにする。
さらに押しロッドを開放状態において、軸のテーパー穴に対して工具ホルダのテーパーシャンクを合わせたときに、押しロッドのボールと工具ホルダの頭部との間に隙間を設け、押しロッドを引いたときにボールが軸の大径部の位置から小径部の位置まで移動可能となるような余裕を持たせる。
上記したいずれかのスピンドル本体と、軸の空洞部に挿入するドローバとからなるチャック用スピンドルとする。そしてドローバの前側の端部に前ネジ部を設け、さらに連結ドローバを取り付けるための後ネジ部をドローバの後側の端部近傍に設ける。
また軸の空洞部にドローバを挿入して、ドローバの前側の端部と軸インロー部の端面の位置を揃えたときに、後ネジ部は軸の空洞部の外に位置するよう構成したチャック用スピンドルとする。
本発明はチャック本体を軸の取付面に取り付け、ドローバの前ネジ部にボルトをねじ込むことにより、チャックのジョースライド機構をドローバに取り付ける構成としたものである。また後ネジ部が軸の空洞部の外に出るようにして、ドローバと連結ドローバとの結合を軸の外部で行うことを可能にしたものである。
上記したいずれかの工具用スピンドル又はチャック用スピンドルであって、押しロッドの他ネジ部とドローバの後ネジ部とが同じネジであって、押しロッドを開放状態においた場合の他ネジ部の位置と、ドローバを前進端の位置に置いた場合の後ネジ部の位置とが、同一の位置になるように構成した工具用スピンドル又はチャック用スピンドルとする。
このように構成することにより、同一の連結ドローバに取り付け可能な工具用スピンドルとチャック用スピンドルを得ることが可能になるからである。
上記したいずれかの工具用スピンドルと、工具用スピンドルを取り付ける主軸ケースと、工具用スピンドルの軸を回転駆動するモータと、中心部に穴を設けた連結ドローバであって、前側の端部近傍にネジ部と受容部を設け、受容部にOリングを取り付けた連結ドローバと、連結ドローバを押し引きする回転シリンダと、回転シリンダに取り付けた回転継手等からなる主軸ユニットとする。
工具用スピンドルの軸を駆動する構成については、スピンドルの軸にプーリを取り付けて、モータの軸に取り付けたプーリとの間をベルトで連結し駆動する構成が考えられる。またスピンドルの軸にビルトインモータを取り付けて直接駆動する構成も考えられる。
また工具用スピンドルの軸に連結リングを取り付け、中空穴と凹部と段差面を設けた連結シャフトを連結リングに連結し、連結シャフトをビルトインモータなどで駆動する構成にすると、主軸ユニットをコンパクトな主軸ケースの中に収容することが可能になりさらに好ましい。
そして主軸ケースの取り付け面にボルト穴を明けておき、本発明に係る工具用スピンドルを主軸ケースの中に挿入し、スピンドルケースのフランジにボルトを挿入して主軸ケースのボルト穴にねじ込むことにより、主軸ケースに取り付ける構成が好ましい。
また工具用スピンドルの押しロッドの挿入部を、連結ドローバの受容部の中に挿入し、押しロッドの他ネジ部に連結ドローバのネジ部をねじ込んで結合する。そして回転シリンダで押したときに押しロッドが開放状態の位置になり、回転シリンダで引いたときに押しロッドが把捉状態の位置になるように構成する。
本発明では回転継手、回転シリンダ及び連結ドローバの穴を通じて圧縮空気又はクーラント水を押しロッドに供給し、さらに押しロッドの穴を通して工具ホルダに供給する構成とするが、ドローバの受容部に取り付けたOリングの中に挿入部を挿入することにより、圧縮空気やクーラント水が途中で漏れないようにしたものである。
また把捉状態まで押しロッドを引いたときに、ボールが小径部に移動して法線方向の内側に拘束されて、押しロッドのボールにより頭部空間に入った工具ホルダの頭部が把捉される状態になるように構成する。
上記したいずれかのチャック用スピンドルと、チャック用スピンドルを取り付ける主軸ケースと、チャック用スピンドルの軸を回転駆動するモータと、前側の端部にネジ部を設けた連結ドローバと、連結ドローバを押し引きする回転シリンダ等からなる主軸ユニットとする。
チャック用スピンドルの軸を駆動する構成については、スピンドルの軸にプーリを取り付けて、モータの軸に取り付けたプーリとの間をベルトで連結し駆動する構成や、スピンドルの軸にビルトインモータを取り付けて直接駆動する構成など考えられる。
さらにチャック用スピンドルの軸に連結リングを取り付け、中空穴と凹部と段差面を設けた連結シャフトを連結リングに連結し、連結シャフトをビルトインモータなどで駆動する構成にすると、主軸ユニットをコンパクトな主軸ケースの中に収容することが可能になり好ましい。
そして主軸ケースの取り付け面にボルト穴を明けておき、本発明に係るチャック用スピンドルを主軸ケースの中に挿入し、スピンドルケースのフランジにボルトを挿入して主軸ケースのボルト穴にねじ込むことにより、主軸ケースに取り付ける構成が好ましい。
さらに軸インロー部とチャック本体のインロー部とを合致させ、軸の取付面にチャック本体を取り付け可能に構成する。あらかじめ軸の取付面にネジ穴を設けておき、チャック本体からボルトをねじ込んで取り付ける構成が好ましい。
またドローバの前ネジ部にボルトをねじ込むことにより、チャックのジョースライド機構をドローバに取り付ける構成とする。そしてドローバの後ネジ部に連結ドローバのネジ部をねじ込んで結合し、連結ドローバを介して回転シリンダによりドローバを押し引きすることにより、チャックのジョーをスライドさせる。
以下スピンドル本体の実施例1を図1に示し説明する。スピンドル本体1のスピンドルケース7は前側の端面にフランジ部7aを設け、フランジ部7a以外は概略円筒形状を有するものとした。また前側の軸受ケース部にはカラー14を挟んで2個の軸受11を取り付け、後側の軸受けケース部には1個の軸受12を取り付けた。
また軸受11、12により回転自由に軸6を取り付け、スピンドルケース7の前面には前カバ21を後面には後カバ22をそれぞれ取り付け、軸6は前カバ21及び後カバ22を貫通して外に突出させた。
軸6の前側先端部にテーパー形状を有する軸インロー部6bと平面形状を有する取付面6aを設け、軸インロー部6bにチャック本体のインロー部9aを嵌め合わせて、チャック本体9を取付面6aに取り付ける構成とし、チャック本体9を取り付けるためのネジ穴を取付面6aに明けた。さらに軸インロー部6bの先端面には位置決溝6hを設け、位置決溝6hの底にネジ穴を明け、工具キー18をボルト締めにより取り付け可能にした。
軸6の中心を貫通する空洞部6gを設け、前側の先端部近傍をテーパー穴6cとし、テーパー穴6cの角度を工具ホルダ8のテーパーシャンク8aの角度と一致させた。テーパー穴6cの後側に大径部6dと小径部6fを設け、大径部6dと小径部6fの間の段差を面取部6eとして滑らかに形状変更するようにした。
また工具ホルダ8を挿入してテーパーシャンク8aとテーパー穴6cを一致させたときに、工具ホルダ8の頸部8bが大径部6dから小径部6fの前側の範囲に位置し、小径部6fの内面と頸部8bと頭部8cの間で構成する空間に、押しロッド4のボール4aがはまるように構成した。
そして内側の軸受11と軸受12との間にカラー15を、軸受12と連結リング17との間にカラー16をそれぞれ取り付け、軸6の後側端部近傍に設けたネジ部にナット20をねじ込むことにより軸6とスピンドルケース7との軸方向の固定を行った。また連結リング17と軸6との間にキー17bを取り付け、連結リング17の端面を連結面17aとして連結シャフト25を取り付けるためのネジ穴を設けた。
工具用スピンドルの実施例2を図2に示し説明する。実施例2の工具用スピンドル2はスピンドル本体1の軸の空洞部6gに押しロッド4を取り付けたものである。重複した記載を避けるため実施例1に追加した構成と、工具用スピンドルを有する主軸ユニットの構成について記載する。
押しロッド4は中心を貫通する穴4cを有するものとし、前側端部に複数のボール4aを法線方向に移動可能に保持させ、ボール4aの後側に頭部空間4bを設け、開放状態に押しロッド4を挿入したときに、工具ホルダ8の頭部8cがボール4aを押し広げて通過するよう、ボール4aが法線方向に移動する余裕を持たせ、また頭部8cが頭部空間4bの中まで入るようにすると共に、頭部8cが頭部空間4bに入った状態で、ボール4aが大径部6dから小径部6fまで移動可能な余裕を頭部空間4bにもたせた。
そして押しロッド4の後側の端部近傍に挿入部4eと他ネジ部4dを設け、開放状態において挿入部4eと他ネジ部4dは共に軸の空洞部6gの外に位置するようにした。また軸6の位置決溝6hに工具キー18をはめ込みボルト締めして取り付けた。
工具用スピンドル2は主軸ユニットの構成単位として使用する。主軸ユニットは主軸ケース、ビルトインモータ、ビルトインモータに駆動される連結シャフト25、回転シリンダ、回転シリンダに押し引きされる連結ドローバ26及び回転シリンダに取り付けた回転継手等からなるものとした。
連結シャフト25は中空穴25cと凹部25aを有するものとし、凹部25aの外周と中央部の外周との間の段差面25bからボルト25dを差し込み、連結リング17の連結面17aのネジにボルト25dをねじ込むことにより、連結リング17と連結シャフト25とを連結した。このとき軸6の後側端部とナット20は連結シャフト25の凹部25aに収まり干渉しない。
連結ドローバ26は中心部に穴26cを有し、前側の端部近傍にネジ部26aと受容部26dを有するものとし、受容部26dにOリング26bを取り付けた。連結ドローバ26を連結シャフト25の中空穴25cに通し、押しロッド4の挿入部4eを連結ドローバ26の受容部26d及びOリング26bの中に挿入し、押しロッド4の他ネジ部4dに連結ドローバ26のネジ部26aをねじ込んで結合した。
そして回転シリンダで押したときに、押しロッド4のボール4aが大径部6dに位置して開放状態になり、また回転シリンダで引いたときに、押しロッド4のボール4aが小径部6fに位置して把捉状態になるように構成した。
また主軸ケースの取り付け面にボルト穴を明けておき、工業用スピンドル2を主軸ケースの中に挿入し、スピンドルケース7のフランジ7aにボルトを挿入して主軸ケースのボルト穴にねじ込むことにより、主軸ケースに工業用スピンドル2を取り付けた。
工業用スピンドル2を取り付けた主軸ユニットでは、押しロッド4を開放状態の位置において、工具を取り付けた工具ホルダ8を軸6のテーパー穴6cに挿入する。このとき工具ホルダ8のキー溝が工具キー18に嵌るため、工具ホルダ8に軸6の回転力を確実に伝えることができる。
工具ホルダ8の頭部8cは押しロッド4のボール4aを法線方向に押し退けながら通過し、工具ホルダ8のテーパーシャンク8aと軸6のテーパー穴6cとがぴったり一致した状態になったときに、工具ホルダ8の頭部8cは押しロッド4の頭部空間4bに入る。
本実施例では圧縮空気を回転継手に供給し回転シリンダ及び連結ドローバの穴を通じて圧縮空気を押しロッドに供給し、さらに押しロッドの穴を通して噴出させる構成としたので、テーパー穴6cに切り子などのゴミが付着することを防ぐことができる。
その後回転シリンダにより連結ドローバ26を引くと押しロッド4は後退して、ボール4aが小径部6fに入り把捉状態の位置に移動する。開放状態のときに大径部6dにあって法線方向に移動可能な状態に保持されていたボール4aは、把捉状態のときは外側を小径部6fに内側を頸部8bにそれぞれ拘束され固定される。
この場合においては、工具ホルダ8のテーパーシャンク8aを軸6のテーパー穴6cによって受け、回転シリンダによって頭部8cを引っ張る状態となり、工具ホルダ8は工業用スピンドル2に把捉される。
本実施例の主軸ユニットにより、工具を取り付けた工具ホルダを把捉した状態でビルトインモータを回転し、主軸ユニットを移動させ又は工作物を移動させて、工作物と工具との間に相対的な送り運動と切込運動を与えることにより、切削加工や研削加工などを行うことができる。
加工後に回転シリンダにより連結ドローバ26を押すと、押しロッド4は前進してボール4aが大径部6dに入り、開放状態となって工具ホルダ8を抜き取ることができる。
チャック用スピンドルの実施例3を図3に示し説明する。実施例3のチャック用スピンドル3はスピンドル本体1の軸の空洞部6gに押しロッド4ではなくドローバ5を取り付けたものである。重複した記載を避けるため実施例2と異なる構成のみ記載する。
ドローバ5の前側の端部に前ネジ部5aを、後側の端部近傍に連結ドローバ26を取り付けるための後ネジ部5bをそれぞれ設ける。
またチャック本体9を軸の取付面6aに取り付け、ドローバ5の前ネジ部5aにボルト9bをねじ込むことにより、チャックのジョースライド機構をドローバ5に取り付けるが、このときに後ネジ部5bが軸6の空洞部6gの外に出るようにすると共に、押しロッド4の他ネジ部4dとドローバ5の後ネジ部5bが同じネジであって、押しロッド4を開放状態に置いたときの他ネジ部4dの位置と、ドローバ5を前進端の位置に置いたときの後ネジ部5bの位置が同一の位置になるように構成した。
このように構成することにより実施例2と同一の連結ドローバ26を使用することが可能になる。そこで連結ドローバ26を連結シャフト25の中空穴25cに通し、ドローバ5の後ネジ部5bに連結ドローバ26のネジ部26aをねじ込んで結合した。
実施例2では押しロッド4に穴4cを設けたが、実施例3のチャック用スピンドル3ではドローバ5に空気を通すための穴を設けず、連結ドローバ26の穴26cに圧縮空気を供給することもしない。
チャック用スピンドル3は主軸ユニットの構成単位として使用する。主軸ユニットは主軸ケース、ビルトインモータ、ビルトインモータに駆動される連結シャフト25、回転シリンダ及び回転シリンダに押し引きされる連結ドローバ26等からなるものとした。
チャック用スピンドル3を取り付けた主軸ユニットでは、軸6のインロー部6bにチャック本体9のインロー部9aを嵌め合わせて位置決めし、チャック本体9側からボルトを差し込んで、軸の取付面6aに明けたネジ穴にボルトをねじ込んでチャック本体9を軸の取付面6aに取り付ける。
またドローバ5を前進端の位置において、ドローバ5の前ネジ部5aにボルト9bをねじ込むことにより、チャックのジョースライド機構をドローバ5に取り付け、回転シリンダでドローバ5を引いたときに、チャックのジョーを内側にスライドさせて工作物を保持し、回転シリンダでドローバ5を押したときに、チャックのジョーを外側にスライドさせて工作物を開放するように構成した。
本実施例の主軸ユニットのチャックにより工作物を保持した状態でビルトインモータを回転し、工作物を回転させながら主軸ユニットを移動させ又は工具を移動させて、工作物と工具との間に相対的な送り運動と切込運動を与えることにより、切削加工や研削加工などを行うことができる。
本発明は、工具用スピンドルやチャック用スピンドルを製造販売する産業や、工作機械を製造販売する産業や、工作機械を使用して機械加工を行う産業などで利用される。
スピンドル本体の構成を表した断面図である。 工具用スピンドルの構成を表した断面図である。 チャック用スピンドルの構成を表した断面図である。
符号の説明
1 :スピンドル本体 2 :工具用スピンドル 3 :チャック用スピンドル
4 :押しロッド 4a:ボール 4b:頭部空間
4c:穴 4d:他ネジ部 4e:挿入部
5 :ドローバ 5a:前ネジ部 5b:後ネジ部
6 :軸 6a:取付面 6b:軸インロー部
6c:テーパー穴 6d:大径部 6e:面取部
6f:小径部 6g:空洞部 6h:位置決溝
7 :スピンドルケース 7a:フランジ部 8 :工具ホルダ
8a:テーパーシャンク 8b:頸部 8c:頭部
9 :チャック本体 9a:インロー部 9b:ボルト
11 :軸受 12 :軸受 14 :カラー
15 :カラー 16 :カラー 17 :連結リング
17a:連結面 17b:キー 18 :工具キー
20 :ナット 21 :前カバ 22 :後カバ
25 :連結シャフト 25a:凹部 25b:段差面
25c:中空穴 25d:ボルト 26 :連結ドローバ
26a:ネジ部 26b:Oリング 26c:穴
26d:受容部

Claims (7)

  1. スピンドルケースと、前記スピンドルケースに取り付けた軸受と、前記軸受により回転自由に保持した軸と、前記スピンドルケースの前面に取り付けた前カバと、前記スピンドルケースの後面に取り付けた後カバとからなるスピンドル本体であって、
    前記軸は前記前カバ及び前記後カバより外に突出し、前記軸の中心を貫通する空洞部を有するものとし、前記軸の前側の端部に位置決溝と軸インロー部と取付面を設け、さらに前記軸の前側の端部近傍の前記空洞部をテーパー穴とし、前記テーパー穴より後側の空洞部に大径部と小径部を設けたことを特徴とするスピンドル本体。
  2. 請求項1に記載したスピンドル本体であって、軸の後側の端部近傍に連結リングを取り付け、前記連結リングの端面を連結面としてネジ穴を設け、凹部と段差面を有する連結シャフトを前記連結リングに結合可能に構成したことを特徴とするスピンドル本体。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載したスピンドル本体と、軸の空洞部に挿入する押しロッドと、軸の前側の位置決溝に取り付ける工具キーとからなる工具用スピンドルであって、
    前記押しロッドの後側の端部近傍に、連結ドローバを取り付けるための他ネジ部及び前記連結ドローバの受容部に挿入する挿入部を設け、前記押しロッドの中心を貫通する穴を設け、前記押しロッドの前側の端部近傍に複数のボールを取り付け法線方向に移動可能に保持し、前記ボールの後側に頭部空間を設け、
    前記ボールが前記軸の大径部の中に位置するまで前記押しロッドを挿入した開放状態において、前記軸に工具ホルダを挿入したときに、前記工具ホルダの頭部が押しロッドの前記ボールを押し広げて通過し、前記軸のテーパー穴に対して前記工具ホルダのテーパーシャンクを合わせたときに、工具ホルダの前記頭部が押しロッドの前記頭部空間の中まで入るよう構成したことを特徴とする工具用スピンドル。
  4. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載したスピンドル本体と、軸の空洞部に挿入するドローバとからなるチャック用スピンドルであって、前記ドローバの前側の端部に前ネジ部を設け、さらに連結ドローバを取り付けるための後ネジ部を前記ドローバの後側の端部近傍に設けたことを特徴とするチャック用スピンドル。
  5. 請求項3又は請求項4のいずれかに記載した工具用スピンドル又はチャック用スピンドルであって、押しロッドの他ネジ部とドローバの後ネジ部とを同じネジとし、前記押しロッドを開放状態においた場合の前記他ネジ部の位置と、前記ドローバを前進端の位置に置いた場合の前記後ネジ部の位置とが、同一の位置になるように構成したことを特長とする工具用スピンドル又はチャック用スピンドル。
  6. 請求項3又は請求項5のいずれかに記載した工具用スピンドルと、前記工具用スピンドルを取り付ける主軸ケースと、前記工具用スピンドルの軸を回転駆動するモータと、
    中心部に穴を設けた連結ドローバであって、前側の端部近傍にネジ部と受容部を設け、前記受容部にOリングを取り付けた前記連結ドローバと、前記連結ドローバを押し引きする回転シリンダと、前記回転シリンダに取り付けた回転継手等からなる主軸ユニットであって、
    前記工具用スピンドルの押しロッドの挿入部を、前記連結ドローバの前記受容部の中に挿入し、前記押しロッドの他ネジ部に連結ドローバの前記ネジ部をねじ込んで結合し、前記回転シリンダで押したときに前記押しロッドが開放状態の位置になり、前記回転シリンダで引いたときに前記押しロッドの前記ボールが前記軸の小径部に移動して、把捉状態になるように構成したことを特徴とする主軸ユニット。
  7. 請求項4又は請求項5のいずれかに記載したチャック用スピンドルと、前記チャック用スピンドルを取り付ける主軸ケースと、前記チャック用スピンドルの軸を回転駆動するモータと、
    前側の端部にネジ部を設けた連結ドローバと、前記連結ドローバを押し引きする回転シリンダ等からなる主軸ユニットにおいて、前記チャック用スピンドルのドローバの後ネジ部に連結ドローバの前記ネジ部をねじ込んで結合し、
    前記軸の軸インロー部とチャック本体のインロー部とを合致させ、前記軸の取付面に前記チャック本体を取り付け、前記ドローバの前ネジ部にボルトをねじ込むことにより、前記ドローバにチャックのジョースライド機構を取り付け可能に構成したことを特長とする主軸ユニット。
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