JP2009188881A - 半導体装置 - Google Patents

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仁博 遠山
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英樹 大坂
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Abstract

【課題】半導体装置において、ユーザボードの違いや製造ばらつきがあっても、電源共振ノイズによる問題を回避することができる技術を提供する。
【解決手段】半導体装置内の電源ノイズを観測する電源ノイズ観測回路1と、電源ノイズ観測回路1の出力に基づいて、生成クロック301の周波数が変化するクロック生成回路2と、生成クロック301が入力される演算回路ブロック3と、を備える。そして、前記電源ノイズ観測回路1によって観測される電源ノイズが低減するように、生成クロック301の周波数が調整される。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置に関し、特にパーソナルコンピュータ、サーバ、ルータ、ストレージなどの情報処理機器、車載用情報端末、及びテレビ、カメラなどの情報家電等を構成する汎用チップや汎用メモリに関する。
本発明者が検討した技術として、半導体装置においては、例えば、以下の技術が考えられる。
汎用チップやメモリはユーザの使用環境が多岐にわたる。その一例として、汎用チップが搭載されたプリント基板の概略図を図13に示す。
図13に示すように、汎用チップ10が載ったパッケージ20−1がユーザボード30に搭載されている。同様にして、他の機能を提供する他チップ11−1,11−2がそれぞれ載ったパッケージ20−2,20−3もユーザボード30に搭載されている。汎用チップ10はユーザボード30からパッケージ20−1を通して給電されるが、ユーザが求める機能は製品毎に異なるため、給電系もユーザボード毎に異なる。また、他チップ11−1,11−2の組み合わせもユーザ製品の仕様に依るため、他チップ11−1,11−2に起因する電源ノイズもユーザ製品によって異なる。これらに加えて、半導体チップには製造ばらつきがあるため、ユーザが製品を組み立てた後に、半導体チップ設計時には想定していなかった電源共振ノイズが発生することがあり、動作不良や電磁放射などの問題を引き起こす場合があった。
電源共振ノイズは複数の半導体チップを1つのパッケージ上に載せるSIP(System In Package)やPOP(Package On Package)などの高密度実装で一層顕在化している。
図14にSIPの一例を示す。SIPは、図13のパッケージ20−1と同様にユーザボード30に搭載されるパッケージであるが、複数の半導体チップが1つのパッケージに載っている点が異なっている。汎用チップ10がパッケージ20−4上に搭載され、ボンディングワイヤ25によってパッケージ20−4に接続される。また、汎用チップ10上部に他の機能を提供する他チップ11−1,11−2が積層され、同様にボンディングワイヤ25によってパッケージ20−4に接続される。これによって、ユーザボードに接続される半田ボール26からパッケージ20−4の内部配線を通して、汎用チップ10及び他チップ11−1,11−2に給電が行われる。SIPの場合、パッケージの給電系を汎用チップ10と他チップ11−1,11−2で共有するため、汎用チップ10は他チップ11−1,11−2による電源ノイズの影響を受けやすく、後で詳述するように電源共振ノイズが発生しやすい。
また、図15にPOPの一例を示す。POPも、図13のパッケージ20−1と同様にユーザボード30に搭載されるパッケージであるが、パッケージの上にパッケージが積層されている点が異なっている。パッケージ20−5上に半田ボール26を挟んで、パッケージ20−6が積層されている。図示されていないが、パッケージ20−5上に汎用チップ10が搭載され、パッケージ20−6上に他の機能を提供する他チップ11−1が搭載される。POPもSIPと同様に汎用チップ10と他チップ11−1がパッケージの給電系を共有するため、他チップ11−1の動作ノイズの影響を受けやすく、電源共振ノイズが発生しやすい。
以上の問題を解決する方法が特許文献1で開示されている。特許文献1では、チップ内に電源共振による電圧変動を検出するモニタリング回路と可変容量部を搭載し、モニタリング回路で電源共振を検知すると、可変容量部の容量を変化させることで、給電系の反共振点の周波数を移動させる。これによって、製品個体毎に給電系インピーダンスのばらつきがあっても、チップ動作によって流れる電流の周波数と、給電系インピーダンスの反共振周波数をずらすことができるため、電源共振ノイズを低減することができる。しかし、給電系インピーダンスの反共振点の周波数を移動させるためには、変化させるキャパシタンス量を大きなものとする必要があり、チップ上で可変容量部には大きな面積が必要になる。このため、他の回路を搭載可能なエリアの面積が縮小されてチップ設計が困難になったり、チップサイズが増大してコスト増加を招いたりする問題がある。
また、第2の方法として特許文献2で開示されている方法では、チップ内に電圧比較器を搭載し、チップ内の電源−グラウンド間に可変抵抗を配置する。そして、動作時に当該電圧比較器で電源共振ノイズを検知したとき、当該可変抵抗の抵抗値を小さくすることで、反共振点のインピーダンス値を下げる。これにより電源共振ノイズを小さくし、電源ノイズを低減する。しかし、この方法では電源共振ノイズが発生するたびに、チップ内の電源とグラウンドの間に大きな電流を流すことになるため、消費電力が増大するという問題がある。
特開2007−221046号公報 特開2003−258612号公報
ところで、前記のような半導体装置の技術について、本発明者が検討した結果、以下のようなことが明らかとなった。
例えば、汎用チップや汎用メモリは半導体の製造ばらつきに加えて、ユーザの使用条件が多岐に渡るため、設計時には想定できない電源共振ノイズが発生し、動作不良や電磁放射などを引き起こす問題がある。
そこで、本発明の1つの目的は、半導体装置において、ユーザボードの違いや製造ばらつきがあっても、電源共振ノイズによる問題を回避することができる技術を提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される実施例のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
すなわち、代表的な実施例による半導体装置は、半導体装置内の電源ノイズを観測する電源ノイズ観測回路と、前記電源ノイズ観測回路の出力に基づいて、生成クロックの周波数が変化するクロック生成回路と、前記生成クロックが入力される回路ブロックと、を備えたものである。そして、前記電源ノイズ観測回路によって観測される電源ノイズが低減するように、前記生成クロックの周波数が調整される。
また、他の代表的な実施例による半導体装置は、半導体装置内の電源ノイズを観測する第1の電源ノイズ観測回路と、前記第1の電源ノイズ観測回路の出力に基づいて、生成クロックの周波数が変化するクロック生成回路と、前記生成クロックが入力される回路ブロックと、を含む第1半導体チップと、第2の電源ノイズ観測回路を含み、前記生成クロックが入力される第2半導体チップと、を備えたものである。そして、前記第1及び第2の電源ノイズ観測回路によって観測される電源ノイズが低減するように、前記生成クロックの周波数が調整される。
また、他の代表的な実施例による半導体装置は、半導体装置内の電源ノイズを観測する電源ノイズ観測回路を含む第3半導体チップと、前記電源ノイズ観測回路の出力に基づいて、生成クロックの周波数が変化するクロック生成回路と、前記生成クロックが入力される回路ブロックと、を含む第1半導体チップと、前記生成クロックが入力される第2半導体チップと、を備えたものである。そして、前記電源ノイズ観測回路によって観測される電源ノイズが低減するように、前記生成クロックの周波数が調整される。
代表的な実施例によれば、ユーザ製品組み立て後に、電源共振ノイズが十分小さくなるように動作周波数を調整するため、ユーザボードの違いや製造ばらつきがあっても、電源共振ノイズによる問題を回避することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1について、図1〜図8を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態1による半導体装置において、汎用チップの構成例を示すブロック図、図2(a),(b)は電源ノイズ観測回路に含まれる遅延観測回路の構成例及び動作例を示す図、図3は多段インバータ部の構成例を示す図、図4はユーザボードに搭載されたSIPの給電系等価回路を示す図、図5は本発明の前提として検討した汎用チップの給電系インピーダンスと電流スペクトルとノイズ電圧スペクトルとを示す図、図6はユーザ製品個体毎の給電系インピーダンスのばらつきを示す図、図7は本実施の形態1の給電系インピーダンスと電流スペクトルとノイズ電圧スペクトルとを示す図、図8は本実施の形態1の電源共振ノイズ低減プロセスのフローチャートを示す図である。
まず、図1により、本実施の形態1による半導体装置の構成を説明する。本実施の形態1の汎用チップ10は、本発明の前提として検討した図14のパッケージ20−4に搭載された汎用チップ10に相当し、実装条件に関しては図14と同じなので、説明の繰り返しを省略する。また、汎用チップ10は、図13のユーザボードや図15のPOPの汎用チップに応用しても同じ効果を有する。なお、汎用チップ10は、本実施の形態1による半導体装置を構成する半導体チップであり、周知の半導体製造技術により、1つの半導体基板上に集積回路が形成されたものである。
図1は本実施の形態1の汎用チップ10の概略図である。汎用チップ(第1半導体チップ)10は、後述する電源ノイズ観測回路1と、クロック生成回路2と、演算回路ブロック3と、を有している。電源ノイズ観測回路1と演算回路ブロック3は、チップ内電源電圧分配線400及びチップ内グラウンド電圧分配線401により、電源及びグラウンドを共有しているので、電源ノイズ観測回路1は演算回路ブロック3が影響を受ける電源ノイズを測定することができる。そして、電源ノイズ観測回路1は、測定したノイズ情報200をクロック生成回路2に送信する。クロック生成回路2は、ノイズ情報200を基に生成クロック301の周波数を決定し、外部クロックφから生成クロック301を生成して、演算回路ブロック3に生成クロック301を供給する。なお、演算回路ブロック3は、論理演算回路、ロジック回路及びアナログ回路等の回路である。
続いて、電源ノイズ観測回路1の具体例を示すが、これ以外の観測回路を用いても本発明は実施可能であり、本発明はこの回路に制限されるものではない。
電源ノイズ観測回路1としては、直列にCMOSインバータ回路を接続した多段インバータ部を、信号が通過するのに要する時間を測定する遅延観測回路が、回路面積が小さく時間分解能が高いという点で、本発明に適している。
ここで遅延観測回路について詳述する。CMOSインバータはゲートへの入力信号を反転して次段へと反転論理を伝える回路であるが、信号伝達のためにはインバータの負荷容量のチャージ・ディスチャージが必要なために、一定の遅延時間を要する。この遅延時間は電源−グラウンドの電圧差に依存するため、インバータの遅延時間を測定することで、電源電圧の変動を知ることができる。この特性を用いて電源ノイズを測定するのが遅延観測回路である。
図2(a)に、電源ノイズ観測回路1に含まれる遅延観測回路の概略図を示す。また、遅延観測回路によって得られる波形を図2(b)に示す。波形入力ポイント106に入力された入力ステップ波形110は、多段インバータ100を通過後にEXOR回路120で入力ステップ波形110と排他的論理和がとられる。入力ステップ波形110と多段インバータ100を通過したステップ波形111の排他的論理和をとることで、多段インバータ100を通過するのに要した遅延時間の幅を持ったパルス波形113が得られる。パルス波形113のパルス幅をパルス幅測定回路124で測定し、これから電源電圧変動に換算することで、多段インバータ100を信号が伝わる時刻における電源ノイズ電圧を取得することができる。なお、パルス幅測定回路124は外部クロックに対する入力信号の位相差を測定する回路などで実現できる。
また、多段インバータ100は、図3のように構成しても良い。図3の多段インバータ100は、セレクタ122−1〜122−4によって、多段インバータ100をインバータブロック101〜104に分割しており、その段数を段数セレクト信号132−1〜132−4に応じて切り替えられるようになっている。これは、遅延観測回路には、インバータ段数を増やすと電圧分解能が向上する一方で、時間分解能が低下するというトレードオフがあるため、観測したいノイズの電圧レベルと時間幅に応じてインバータ段数を切り替えられるようにしてある。ただし、測定した遅延時間にセレクタ122−1〜122−4通過による遅延時間も含まれてしまうため、セレクタ122−1〜122−4のみを通過させ、セレクタ122−1〜122−4通過に必要な時間を求めて、差し引くことが可能にしてある。すなわち、複数のセレクタ122−1〜122−4の設定により、信号が通過するインバータ段数を0にすることができ、セレクタ122−1〜122−4を通過するのに要する時間を求めて、多段インバータ部通過に要するその時間から差し引くことができる。
次に、汎用チップ10が電源共振ノイズを低減する方法について説明する。
まず、電源共振ノイズについて詳述する。図4は、SIPがユーザボードに搭載されているシステムの給電系を電気的等価回路で表現したものである。ユーザボード30の等価回路30aは電源の電圧源V1とインダクタンスL1,L2及びキャパシタンスC1で構成され、パッケージ20の等価回路20aはインダクタンスL3〜L6とキャパシタンスC2で構成される。また、汎用チップ10の等価回路10aは電流源I1とキャパシタンスC3で構成され、他の機能を提供する他チップ11−1,11−2の等価回路11a−1,11a−2は電流源I2,I3とインダクタンスL7〜L10及びキャパシタンスC4,C5で構成される。
次に、図4に示した給電系において、電源共振ノイズが発生する仕組みを説明する。図5(a)は汎用チップの等価回路10aの位置で測定した給電系インピーダンス140を周波数に対してとったものであり、図5(b)は汎用チップ10の動作によって電流源I1を流れる電流の電流スペクトル141であり、図5(c)は汎用チップ10での電源のノイズ電圧スペクトル142である。前述したように、汎用チップ10の給電系はインダクタンスとキャパシタンスによって構成されているため、給電系インピーダンス140は反共振周波数fで反共振点60を持つ。他方で、汎用チップ10の電流スペクトル141は動作周波数fの電流成分70とその整数倍および整数分の1倍の周波数の高調波の電流成分71−1〜71−6を持っている。ここで、ノイズ電圧は電流とインピーダンスの積であるため、動作周波数fの電流成分70及び高調波の電流成分71−1〜71−6の周波数と反共振周波数fが一致すると、大きな共振ノイズ成分75が発生する。
この電源共振ノイズを低減するには、反共振周波数fと、動作周波数fの電流成分70及び高調波の電流成分71−1〜71−6の周波数が一致しないようにすれば良い。しかし、前述したように、ユーザ製品毎にユーザボードの等価回路30aは異なるため、インダクタンスL1,L2とキャパシタンスC1の値はユーザ製品毎に異なる。また、半導体チップの製造ばらつきによってキャパシタンスC3〜C5の値がばらつく。これより、図6に示すように、製品個体毎に反共振周波数fはさまざまな周波数をとる。このため、製品組み立て前の時点で反共振周波数fと動作周波数fの電流成分70及び高調波の電流成分71−1〜71−6の周波数を一致しないようにする確実な手段がない。
そこで本実施の形態1では、図7に示すように製品組み立て後に製品個体毎にチップの動作周波数を変化させることで、電源共振ノイズを低減する。図7(a)は、ある製品個体の給電系インピーダンス140を示しており、給電系インピーダンス140は反共振周波数fで反共振点60を持つ。図7(b)に示したのは、汎用チップ10を流れる電流スペクトル141であるが、動作周波数fを変化させることで、動作周波数fの電流成分70だけでなく、動作周波数fの整数倍及び整数分の1倍の周波数を持った高調波の電流成分71−1〜71−6の周波数も変化する。
図5に示した例では、高調波の電流成分71−3が反共振周波数fと一致していたが、動作周波数fを僅かに高くシフトさせることで、高調波の電流成分71−3の周波数も高い方へ移動し、図7(c)のノイズ電圧スペクトル142に示すように、電源共振を起因とした共振ノイズ成分75を大きく低減することができる。
次に、動作周波数fを決定する手法の一例を示す。ただし、本発明の実施の形態における汎用チップ10は、これ以外の手法を採ることも可能であり、本発明はこれに制限されるものではない。
図8は、汎用チップ10の起動時に動作周波数fを決定するためのフローチャートである。Step1−1では電源が投入される。Step1−2では電源電圧の安定を待ち、クロック生成を開始するなどのチップ動作準備を行う。また、製品の給電系インピーダンスは大きく変化することはないので、2回目以降の場合は動作周波数fとして前回起動時の周波数を使用すればよく、このステップで汎用チップ10内のEPROMから前回のクロック周波数を読み出して適用する。Step1−3では、初めての起動かどうかを判定しており、2回目以降なら動作周波数fの決定プロセスStep1−4〜Step1−8は省略する。Step1−4では、演算回路ブロック3でノイズ発生テスト動作を開始する。ノイズ発生テスト動作とは、演算回路ブロック3の回路を一斉に動作させ、ワーストケースの電源ノイズを発生させるためのテスト動作であり、もし、反共振周波数fと電流成分の周波数が一致しているならば、電源共振ノイズが発生する。Step1−5では電源ノイズ観測回路1で、電源の電圧変動をモニタリングし、その最大値を汎用チップ10内のメモリに記録する。Step1−6では、一通りノイズ電圧観測したら、当該ノイズ発生テスト動作を終了する。Step1−7では、Step1−5で記録したノイズ電圧最大値が基準値以下かどうかを判定する。基準値よりも大きければ、電源共振ノイズが発生していたと判断し、Step1−10に進む。Step1−10ではノイズ情報200によりクロック生成回路2の生成クロック301の周波数をシフトさせ、Step1−4に戻る。このループを繰り返して電源共振ノイズが基準値以下になったら、Step1−8に進み、動作周波数を決定するとともに、決定した動作周波数を汎用チップ10内のEPROMに書き込む。Step1−9では次の起動処理へ進む。なお、汎用チップ10内のEPROMは、書き換え可能な不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ等の他のメモリであってもよい。
以上のような手法で、電源共振ノイズを低減する動作周波数を求める。他にも、動作周波数fを掃引しながらノイズを測定することで、ノイズが最小になる動作周波数を探索する方法が考えられる。
したがって、本実施の形態1による半導体装置によれば、ユーザ製品による給電系の違いや、チップ製造ばらつきがあっても、汎用チップ10の電源共振ノイズを確実に低減することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2について、図9を用いて説明する。図9は、本発明の実施の形態2による半導体装置において、SIPに搭載された汎用チップ10と他の機能を提供する他チップ11−1,11−2との接続関係を示す図である。
本実施の形態2は、汎用チップ10自身の動作周波数に加えて、メモリなど他の機能を提供する他チップへ供給するクロックの周波数も調整する点が、前記実施の形態1と異なる。
図9は、SIPに搭載された汎用チップ(第1半導体チップ)10と他の機能を提供する他チップ(第2半導体チップ)11−1,11−2の接続関係を示しており、汎用チップ10は、本発明の前提として検討した図14の汎用チップ10に相当するものである。このため、実装条件は図14と同じであるので、説明を省く。また、本実施の形態2の汎用チップ10は、図13のユーザボード30や図15のPOPに搭載しても、同じ効果を有する。
図9に示すように、本実施の形態2による半導体装置において、パッケージ20−4に搭載された汎用チップ10、メモリ等の他チップ11−1,11−2は、パッケージ上の電源電圧分配線410と、パッケージ上のグラウンド電圧分配線411と、を共有している。汎用チップ10は、電源ノイズ観測回路1と、クロック生成回路2と、演算回路ブロック3と、を有している。電源ノイズ観測回路1は、演算回路ブロック3の感じる電源ノイズを測定して、ノイズ情報200をクロック生成回路2に送信する。クロック生成回路2は、ノイズ情報200を基にクロック周波数を決定し、外部クロックφから、チップ内の生成クロック301と、他チップ向けクロック302,303と、を生成する。他方で、汎用チップ10と他チップ11−1,11−2は通信バス80で接続されており、汎用チップ10が他チップ11−1,11−2の動作を制御する。
次に、本実施の形態2の電源共振ノイズ低減方法について説明する。前述したように、汎用チップ10と他チップ11−1,11−2はパッケージ上の電源電圧分配線410とパッケージ上のグラウンド電圧分配線411を共有しているため、汎用チップ10内の電源ノイズ観測回路1によって、汎用チップ10及び他チップ11−1,11−2を含めた系の電源ノイズを観測することができる。他方で、他チップ11−1,11−2の動作周波数は、汎用チップ10内のクロック生成回路2による他チップ向けクロック302,303によって決定される。
また、汎用チップ10が他チップ11−1,11−2の動作を制御するため、前記実施の形態1の図7及び図8で示した手法を、他チップ11−1,11−2を含めた系で汎用チップ10が実行することで、当該系全体に対して電源共振ノイズの低減をすることができる。例えば、図8のフローチャートに示した方法では、Step1−4でのノイズ発生テスト動作を汎用チップ10が演算回路ブロック3に命じるとともに、通信バス80を通して、他チップ11−1,11−2に対してもノイズ発生テスト動作を命じることで、当該系全体での電源共振ノイズをテストすることができる。これにより、当該系全体の電源共振ノイズを低減することができる。また、他チップ11−1,11−2がメモリである場合は、当該ノイズ発生テスト動作は、メモリに対して読み書きを行うことで実現される。この場合、メモリに特殊な回路や動作モードは必要なく、汎用メモリを使用することができる。
したがって、本実施の形態2による半導体装置によれば、他の機能を提供する他チップ11−1,11−2と汎用チップ10を含めた系全体の電源共振ノイズを低減することができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3について、図10を用いて説明する。図10は、本発明の実施の形態3による半導体装置において、SIPに搭載された汎用チップ10と他の機能を提供する他チップ11−1,11−2との接続関係を示す図である。
本実施の形態3による半導体装置は、複数のチップを含めた系の電源共振ノイズを低減する点は前記実施の形態2と同じだが、汎用チップ10上だけではなく他の機能を提供する他チップ11−1,11−2上でも電源ノイズを観測する点が、前記実施の形態2と異なっている。
図10は、SIPに搭載された汎用チップ10と他の機能を提供する他チップ11−1,11−2の接続関係を示しているが、他チップ11−1,11−2内にそれぞれ電源ノイズ観測回路1−1,1−2が搭載されている点を除いて、図9と同じ構成になっている。このため、チップ間の接続と電源・グラウンドの接続に関しては図9と同じであり、説明を省略する。
電源ノイズ観測回路1−1,1−2は、それぞれ他チップ11−1,11−2の位置で感じる電源ノイズを測定する。そして、他チップ11−1,11−2は、それぞれ通信バス80を介して、ノイズ情報200−1,200−2を汎用チップ10へ送信する。汎用チップ10は、自チップ内の電源ノイズ観測回路1によるノイズ情報200と、他チップ11−1,11−2によるノイズ情報200−1,200−2に応じて、外部クロックφからクロックを生成し、演算回路ブロック3と他チップ11−1,11−2に生成クロック301と他チップ向けクロック302,303を供給する。
本実施の形態3による半導体装置は、前記実施の形態2と異なり、汎用チップ10だけではなく、他チップ11−1,11−2の位置での電源ノイズを観測することができる。
したがって、本実施の形態3の半導体装置によれば、前記実施の形態2よりも正確に、汎用チップ10と、他チップ11−1,11−2を含めた系全体での電源ノイズを測定することができ、当該系全体の電源共振ノイズ低減を正確に行うことが可能になる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4について、図11及び図12を用いて説明する。図11は、本発明の実施の形態4による半導体装置において、そのチップ及びパッケージの断面図を示しており、図12はチップ間の接続を示している。
本実施の形態4は、複数のチップを含めた系の電源共振ノイズを低減する点は前記実施の形態2と同じだが、電源ノイズ観測回路1が、汎用チップ10上ではなく電源ノイズ観測チップ(第3半導体チップ)12上に搭載されている点が異なっている。
図11は、本実施の形態4の半導体装置を、SIPに適用した場合の断面図を示す。ただし、本実施の形態4は、本発明の前提として検討した図13のユーザボードや、図15のPOPに適用した場合も同じ効果を有する。
本実施の形態4の半導体装置は、パッケージ20−7上に汎用チップ10が搭載され、その上に他の機能を提供する他チップ11−1,11−2が積層されている。汎用チップ10、他チップ11−1,11−2は、ボンディングワイヤ25でパッケージ20−7に接続されている。また、他チップ11−2の上に電源ノイズ観測チップ12が搭載されており、電源ノイズ観測チップ12は、ボンディングワイヤ25でパッケージ20−7に接続される。
次に、図12により、本実施の形態4による半導体装置のチップ間の接続を説明する。電源の接続とクロックの供給関係については、前記実施の形態2の図9と同じであるため、説明を省略する。図9と異なる点は、電源ノイズ観測回路1が電源ノイズ観測チップ12内に配置されている点であり、電源ノイズ観測回路1で観測されたノイズ情報は、通信バス80を介して、汎用チップ10に送信される。電源ノイズ観測チップ12は、給電系のインピーダンスが大きく、大きなノイズを発生する他チップ11−2の近くに設置されるため、当該SIPの全体で一番大きな電源ノイズを測定することができる。このため、当該ノイズ情報を基に汎用チップ10内のクロック生成回路2がクロックを生成し、汎用チップ10内の演算回路ブロック3と他チップ11−1,11−2に生成クロックを供給することで、当該SIP全体で一番電源ノイズが深刻な場所での電源共振ノイズを低減することができる。なお、電源ノイズ観測チップ12を複数配置して、電源ノイズを低減させる位置を増やすことも可能である。
したがって、本実施の形態4の半導体装置によれば、汎用チップ10と電源ノイズ観測チップ12により、SIP、POP及びユーザボードにおいて、もっとも深刻な電源ノイズを低減することができる。よって、全ての半導体チップに電源ノイズ観測回路を搭載しなくても、効果的に電源ノイズを低減することができる。
以上、本発明者によってなされた発明をその実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。また、前記実施の形態1〜4をそれぞれ適宜組み合わせてもよい。
本発明により、半導体装置の製造ばらつきやユーザボードや他チップとの相性によらず、電源共振ノイズを確実に防ぐことができるため、動作不良や電磁放射といった問題を回避することができる。また、パッケージ設計時にユーザボードの給電系インピーダンス変化分と半導体装置の製造ばらつき分を考慮して、動作周波数と反共振点を余分に離しておく必要がなくなるため、パッケージ設計の自由度向上とコストダウンが可能となる。
本発明の実施の形態1による半導体装置において、汎用チップの構成例を示すブロック図である。 (a)は本発明の実施の形態1による半導体装置において、電源ノイズ観測回路に含まれる遅延観測回路の概略構成を示す図、(b)は遅延観測回路の動作例を示す波形図である。 本発明の実施の形態1による半導体装置において、遅延観測回路の多段インバータ部の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態1による半導体装置において、ユーザボードに搭載されたSIPの給電系の電気的等価回路を示す図である。 (a)は本発明の前提として検討した半導体装置において、チップの位置で測定した給電系インピーダンスを示す図、(b)はチップを流れる電流スペクトルを示す図、(c)はノイズ電圧スペクトルを示す図である。 本発明の前提として検討した半導体装置において、ユーザボードの違いと半導体の製造ばらつきによって反共振点が変化する様子を示す図である。 (a)は本発明の実施の形態1による半導体装置において、チップの位置で測定した給電系インピーダンスを示す図、(b)はチップを流れる電流スペクトルを示す図、(c)はノイズ電圧スペクトルを示す図である。 本発明の実施の形態1による半導体装置において、電源共振ノイズ低減プロセスを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2による半導体装置において、その構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3による半導体装置において、その構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態4による半導体装置において、その構成例を示す断面図である。 本発明の実施の形態4による半導体装置において、その構成例を示すブロック図である。 本発明の前提として検討した半導体装置において、チップが搭載されたユーザボードの構成例を示す斜視図である。 本発明の前提として検討した半導体装置において、System In Packageの構成例を示す斜視図である。 本発明の前提として検討した半導体装置において、Package On Packageの構成例を示す斜視図である。
符号の説明
1 電源ノイズ観測回路
2 クロック生成回路
3 演算回路ブロック
10 汎用チップ
10a 汎用チップの等価回路
11 他チップ
11a 他チップの等価回路
12 電源ノイズ観測チップ
20 パッケージ
20a パッケージの等価回路
25 ボンディングワイヤ
26 半田ボール
30 ユーザボード
30a ユーザボードの等価回路
40 メモリバス
50 電源ライン
51 グラウンドライン
60 反共振点
70 動作周波数の電流成分
71−1〜71−6 高調波の電流成分
75 共振ノイズ成分
80 通信バス
81 クロック配線
100 多段インバータ
101〜104 インバータブロック
105 ショートパス
106 波形入力ポイント
107 EOR出力信号
110 入力ステップ波形
111,112 ステップ波形
113 パルス波形
120 EXOR回路
121 AND回路
122 セレクタ
123 インバータ
124 パルス幅測定回路
130 ステップ波形入力端子
131 非動作選択信号入力端子
132 段数セレクト信号
130 ステップ波形入力端子
130 ステップ波形入力端子
130 ステップ波形入力端子
140 給電系インピーダンス
141 電流スペクトル
142 ノイズ電圧スペクトル
200 ノイズ情報
210 I/O信号
300 外部クロック入力信号
301 生成クロック
302,303 他チップ向けクロック
400 チップ内電源電圧分配線
401 チップ内グラウンド電圧分配線
402 アナログ信号用電源配線
403 アナログ用グラウンド電源配線
410 パッケージ上の電源電圧分配線
411 パッケージ上のグラウンド電圧分配線
C1〜C5 キャパシタンス
動作周波数
反共振周波数
L1〜L10 インダクタンス
I1〜I3 電流源
V1 電圧源

Claims (11)

  1. 半導体装置内の電源ノイズを観測する電源ノイズ観測回路と、
    前記電源ノイズ観測回路の出力に基づいて、生成クロックの周波数が変化するクロック生成回路と、
    前記クロック生成回路から出力された前記生成クロックが入力される回路ブロックと、を有し、
    前記電源ノイズ観測回路によって観測される電源ノイズが低減するように、前記クロック生成回路から出力される前記生成クロックの周波数が調整される機能を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記電源ノイズ観測回路は、インバータ回路を直列に接続した多段インバータ部を有し、前記多段インバータ部を通過した信号と前記多段インバータ部に入力した信号とを比較することで、前記多段インバータ部を信号が通過するのに要する遅延時間を求め、その遅延時間から電源電圧変動を検知する機能を有することを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項2記載の半導体装置において、
    前記多段インバータ部は、複数の多段インバータと複数のセレクタとを有し、
    前記複数のセレクタによって、前記信号が通過するインバータ段数を切り替える機能を有することを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項3記載の半導体装置において、
    前記多段インバータ部は、前記複数のセレクタの設定により、前記信号が通過するインバータ段数を0にすることができ、前記複数のセレクタを通過するのに要する時間を求める機能を有することを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項2記載の半導体装置において、
    前記多段インバータ部通過後の信号と前記多段インバータ部の入力信号の排他的論理和をとることで、前記遅延時間をパルス幅に変換する機能を有することを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記回路ブロックで電源ノイズを発生させるテスト動作を実行し、前記電源ノイズ観測回路によって前記電源ノイズを測定し、その電源ノイズ情報を基に前記クロック生成回路で生成する前記生成クロックの周波数を変化させる処理を繰り返し、前記電源ノイズが低減される前記生成クロックの周波数を決定する機能を有することを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項6記載の半導体装置において、
    書き換え可能な不揮発性メモリをさらに有し、
    初回起動時にのみ、前記生成クロックの周波数を変化させる処理を実行し、決定された前記生成クロックの周波数を前記不揮発性メモリに記録し、
    2回目以降の起動時は、前記不揮発性メモリから前記生成クロックの周波数を読み出して使用する機能を有することを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項6記載の半導体装置において、
    前記電源ノイズ観測回路と、前記クロック生成回路と、前記回路ブロックと、を含む第1半導体チップと、
    前記第1半導体チップと電源配線を共有し、前記クロック生成回路が出力する前記生成クロックが入力される第2半導体チップと、を有し、
    前記第2半導体チップで電源ノイズを発生させるテスト動作を実行し、前記電源ノイズ観測回路によって前記電源ノイズを測定し、その電源ノイズ情報を基に前記クロック生成回路で生成する前記生成クロックの周波数を変化させる処理を繰り返し、前記電源ノイズが低減される前記生成クロックの周波数を決定する機能を有することを特徴とする半導体装置。
  9. 半導体装置内の電源ノイズを観測する第1の電源ノイズ観測回路と、前記第1の電源ノイズ観測回路の出力に基づいて、生成クロックの周波数が変化するクロック生成回路と、前記クロック生成回路から出力された前記生成クロックが入力される回路ブロックと、を含む第1半導体チップと、
    前記半導体装置内の電源ノイズを観測する第2の電源ノイズ観測回路を含み、前記クロック生成回路が出力する前記生成クロックが入力される第2半導体チップと、を有し、
    前記第1及び第2の電源ノイズ観測回路によって観測される電源ノイズが低減するように、前記クロック生成回路から出力される前記生成クロックの周波数が調整される機能を有することを特徴とする半導体装置。
  10. 半導体装置内の電源ノイズを観測する電源ノイズ観測回路を含む第3半導体チップと、
    前記電源ノイズ観測回路の出力に基づいて、生成クロックの周波数が変化するクロック生成回路と、前記クロック生成回路から出力された前記生成クロックが入力される回路ブロックと、を含む第1半導体チップと、
    前記クロック生成回路が出力する前記生成クロックが入力される第2半導体チップと、を有し、
    前記電源ノイズ観測回路によって観測される電源ノイズが低減するように、前記クロック生成回路から出力される前記生成クロックの周波数が調整される機能を有することを特徴とする半導体装置。
  11. 請求項8〜10のいずれか1項に記載の半導体装置において、
    前記第2半導体チップはメモリであることを特徴とする半導体装置。
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